JPH08111901A - 電気自動車試験設備のモータ運転方法 - Google Patents

電気自動車試験設備のモータ運転方法

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Publication number
JPH08111901A
JPH08111901A JP6245885A JP24588594A JPH08111901A JP H08111901 A JPH08111901 A JP H08111901A JP 6245885 A JP6245885 A JP 6245885A JP 24588594 A JP24588594 A JP 24588594A JP H08111901 A JPH08111901 A JP H08111901A
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JP
Japan
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temperature
motor
drive
restarting
upper limit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6245885A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Nouchi
努 野内
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度の異常な上昇を防いで電気自動車試験設
備を自動で運転する。 【構成】 モータの温度を監視周期t、監視項目1〜n
で監視しながら運転を行い、異常があった際には冷却運
転を行った後に再度運転を行うと共に、同一の運転ステ
ップで2回異常が起きた際には自動的に次の運転ステッ
プでモータを運転し、温度の異常な上昇を防いで電気自
動車試験設備を自動で運転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気自動車試験設備のモ
ータ運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】公害を発生しない自動車として電気自動
車が開発されている。この電気自動車は、内燃機関型の
エンジンに代えてモータによって駆動力を得るようにし
たものである。電気自動車も一般の自動車と同様に、運
転状況を再現して各種の試験が行われている。従来の電
気自動車試験設備におけるモータの運転方法は、例えば
モータの温度を監視し、モータの温度が予め設定された
上限値及び下限値を越えた場合に異常と判断してモータ
を停止させるようにしていた。異常の原因が解消された
後、作業者によってモータを再スタートさせて試験を再
開する。尚、異常の原因としては、温度異常の他に、非
常停止等の接点入力の異常等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気自動車試験
設備におけるモータの運転方法では、異常が発生した際
にはモータが停止するようになっているものの、運転の
再開は作業者によって行う必要があった。このため、監
視を行う作業員を必要とし、完全な自動運転(無人運
転)を行うことができなかった。
【0004】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、電気自動車試験設備の自動運転を可能にしたモータ
の運転方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
の本発明の電気自動車試験設備のモータ運転方法は、複
数のステップの運転状況を再現して電気自動車の試験を
行う試験設備におけるモータの運転方法において、モー
タの温度が設定範囲から外れた際に該モータを停止させ
て温度制御を行うと共に温度が該設定範囲となった際に
該モータの運転を再開し、前記モータの運転再開後に同
一ステップ内で該モータの温度が前記設定範囲から再度
外れた際は次のステップで該モータの運転を再開するこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】モータの温度が設定範囲から外れた際にモータ
を停止させて温度制御を行うと共に温度が設定範囲とな
った際にモータの運転を再開することにより、異常な温
度上昇を防止し、モータの運転再開後に同一ステップ内
でモータの温度が設定範囲から再度外れた際は次のステ
ップでモータの運転を再開することにより、所定の試験
が最後まで実施される。
【0007】
【実施例】図1には本発明の一実施例に係る電気自動車
試験設備のモータ運転方法を説明するブロック図、図2
にはモータの運転状況と温度の関係を表すタイムチャー
トを示してある。
【0008】電気自動車は、モータの駆動によって駆動
輪の駆動回転を行う。試験設備には駆動輪によって回転
される動力計のローラを備え、動力計によって電気自動
車の動力や馬力を測定する。試験設備での試験は、複数
の運転ステップの運転状況を再現して各運転ステップで
の動力等を測定する。
【0009】図1に示すように、試験設備で運転中のモ
ータの温度は、監視周期t(sec)、監視項目(監視部
位)1〜nで常時監視されている。異常とされるモータ
の温度の上限値(設定範囲)が予め設定され、監視項目
のいずれか一つでも上限値以上になると、異常と判断さ
れると共に温度異常検出制御信号が出力されてモータが
停止する。温度が上限値以上になってモータが停止する
と、モータの温度が運転再開下限温度に達するまで冷却
運転を行う。冷却運転によってモータの温度が運転再開
下限温度に達すると運転が再開され、同一の運転ステッ
プで試験設備での運転が継続される。運転が継続されて
同一の運転ステップ内で再び監視項目の温度が上限値以
上になると、上述同様に冷却運転を行い、次の運転ステ
ップで運転が再開される。
【0010】この状況を図2に基づいて説明する。図2
において、〜は運転ステップの区切りで、(A) 〜
(D) は温度監視にかかる冷却ステップ運転である。運転
ステップがからまで進み、運転ステップで監視項
目の温度が上限値(温度上限)に達すると、モータが停
止すると共に冷却ステップ運転が開始する。冷却ステッ
プ運転によってモータの温度が降下して運転再開下限温
度に達すると、運転ステップでの運転が再開される。こ
の時の運転ステップの戻りは、運転ステップで1回目
の温度監視にかかった場合は運転ステップの先頭にな
る。また、運転ステップで2回目の温度監視にかかっ
た場合は運転ステップの先頭になる。これにより、温
度監視により運転が次の運転ステップに進まなくなるこ
とはない。データの取込みは、図2の場合2度収録し、
サンプリング回数をみることで、運転中の運転ステップ
が〜(A) 間か〜間かが判る。
【0011】上述した電気自動車試験設備のモータ運転
方法によると、モータの温度を常時監視しながら運転を
行い、異常があった際には冷却運転を行った後に再度運
転を行うため、モータ温度の異常な上昇を防ぐことがで
きる。また、同一の運転ステップで2回異常が起きた際
には自動的に次のステップでモータを運転するようにし
たので、自動運転自体は正常に最後まで運転される。
【0012】
【発明の効果】本発明の電気自動車試験設備のモータ運
転方法は、モータの温度を常時監視しながら運転を行
い、異常があった際には冷却運転を行った後に再度運転
を行うと共に、同一の運転ステップで2回異常が起きた
際には自動的に次のステップでモータを運転するように
したので、温度の異常な上昇を防いで電気自動車試験設
備を自動で運転することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電気自動車試験設備の
モータ運転方法を説明するブロック図。
【図2】モータの運転状況と温度の関係を表すタイムチ
ャート。
【符号の説明】
1 〜n 監視項目(監視部位) t 監視周期 〜 運転ステップ (A) 〜(D) 温度監視にかかる冷却ステップ運転

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のステップの運転状況を再現して電
    気自動車の試験を行う試験設備におけるモータの運転方
    法において、モータの温度が設定範囲から外れた際に該
    モータを停止させて温度制御を行うと共に温度が該設定
    範囲となった際に該モータの運転を再開し、前記モータ
    の運転再開後に同一ステップ内で該モータの温度が前記
    設定範囲から再度外れた際は次のステップで該モータの
    運転を再開することを特徴とする電気自動車試験設備の
    モータ運転方法。
JP6245885A 1994-10-12 1994-10-12 電気自動車試験設備のモータ運転方法 Withdrawn JPH08111901A (ja)

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JP6245885A JPH08111901A (ja) 1994-10-12 1994-10-12 電気自動車試験設備のモータ運転方法

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Publication Number Publication Date
JPH08111901A true JPH08111901A (ja) 1996-04-30

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ID=17140259

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JP6245885A Withdrawn JPH08111901A (ja) 1994-10-12 1994-10-12 電気自動車試験設備のモータ運転方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013205306A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Ono Sokki Co Ltd 試験手順作成装置及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013205306A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Ono Sokki Co Ltd 試験手順作成装置及びプログラム

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Effective date: 20020115