JPH08111838A - 映像記録再生システム - Google Patents

映像記録再生システム

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JPH08111838A
JPH08111838A JP6244242A JP24424294A JPH08111838A JP H08111838 A JPH08111838 A JP H08111838A JP 6244242 A JP6244242 A JP 6244242A JP 24424294 A JP24424294 A JP 24424294A JP H08111838 A JPH08111838 A JP H08111838A
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JP6244242A
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Hiroyuki Kuriyama
裕之 栗山
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像、音声と共に、風、気温、湿度、光、振
動等の環境情報をも記録再現可能とし、臨場感のある映
像情報を伝達可能な映像記録再生システム。 【構成】 マイク104からの音声情報、風速センサ1
01により収集され、電圧−周波数変換装置102を介
した風速情報は、映像情報と共に、ビデオカメラ103
内の記録媒体である磁気テープ等の2つの音声信号チャ
ンネルのそれぞれに記録される。また、再生時、映像と
音声とは、ビデオデッキ108より再生されテレビ受像
機109により映像化、音声化されて出力される。風速
情報は、周波数−電圧変換装置106を介して、ファン
駆動アンプ107により電流変化に変換されてファン1
05を駆動制御するために使用される。これにより、風
速の情報は、ファン105の回転により再び風となって
再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像記録再生システム
に係り、特に、映像、音声情報以外に、その映像、音声
を採取した場所で同時に採取した環境情報、例えば、風
量(風速)、気温、湿度、光量(照度)、振動等の情報
を各種センサーからを用いて採取し、これらの情報を映
像、音声に同期して記録し、これらの情報を映像、音声
の再生に同期して再生することを可能とした映像記録再
生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】風景、あるいは、ある場所で起きた出来
事等を記録し、再びそれを再現することのできる映像記
録再生システムに関する従来技術として、商品化されて
いる各種のビデオレコーダが知られている。
【0003】これらのビデオレコーダ等の従来技術によ
る映像記録再生システムは、テレビカメラ及び記録装置
を備える撮像装置と、この撮像装置により記録された映
像、音声を再生する再生装置と、表示装置、スピーカ等
の出力装置とにより構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、風景等の撮影
を行おうとする場合、撮影者は、その場所から見ること
のできる風景、音声だけでなく、その場所の風、気温、
湿度、光、振動等の人間が五感の全てによって、その場
所の環境や空間を把握している。
【0005】しかし、前述した従来技術は、映像及び音
声の情報のみを記録し再生するためのものであり、映像
及び音声以外の前述したような情報を映像及び音声と同
時に採取記録し、これらを映像及び音声の再生に同期し
て再生するという点について配慮されていない。
【0006】すなわち、前記従来技術は、人間が常に五
感の全てによって環境や空間を把握しているのに対し、
視覚と聴覚との情報しか伝達することができないため、
撮影した映像を再生した場合、自分があたかもその場所
にいるような臨場感を得ることができないという問題点
を有している。
【0007】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決し、映像、音声に加えてその場所で吹いていた風、
気温、湿度、光、振動等の環境情報をも同時に記録して
おき、これを再生することにより、映像、音声と共に、
撮影場所の風、気温、湿度、光、振動等の環境をも再現
可能として、あたかも自分がその映像の撮影場所にいる
ような臨場感のある映像、音声を出力することができる
映像記録再生システムを提供することにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、前述の映像記
録再生システムの各種応用技術、例えば、空調装置、歩
行訓練装置、ランニングマシン等への応用技術を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、映像及び音声情報を記録する記録装置と、記録され
た映像及び音声情報を再生する再生装置とにより構成さ
れる映像記録再生システムにおいて、前記記録装置が、
映像及び音声の記録と同時に、映像及び音声を記録した
場所の環境情報、すなわち、映像及び音声を記録した場
所の風速、気温、照度、湿度、振動等を、映像及び音声
の記録と同期して採取して記録し、前記再生装置が、記
録された映像及び音声を再生すると共に、記録されてい
る環境情報に基づいて、その環境を再現するようにする
ことにより達成される。
【0010】
【作用】風速、気温、照度、湿度、振動等の環境情報
は、それぞれに対応するセンサを用いて、風景等の記録
と同時に採取して記録される。これらの情報の記録は、
例えば、各センサにより検出された情報を、交流周波数
信号に変換して映像記録装置の音声記録用のチャンネル
に記録することにより行うことができる。
【0011】また、記録された風速、気温、照度、湿
度、振動等の環境情報は、これらの情報により送風機、
空調機、照明器具等を制御することにより再現すること
ができる。
【0012】このような本発明によれば、映像情報を記
録したときその場に吹いていたと同様の風、気温、光等
を、その映像、音声の再生と共に、映像、音声に同期さ
せて再現することができ、このような映像、音声を見る
人に、あたかも、映し出される風景の中に居るような感
覚を与えることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明による映像記録再生システムの
一実施例を図面により詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例による映像記録再
生システムの構成を示すブロック図、図2は図1に示す
本発明の一実施例の応用例を説明する図、図3は図1に
示す本発明の一実施例の他の応用例を説明する図であ
る。図1〜図3において、101は電子風速計、102
は電圧−周波数変換装置、103はビデオカメラ、10
4はマイク、105はファン、106は周波数−電圧変
換装置、107はファン駆動アンプ、108はビデオデ
ッキ、109はテレビ受像機、301は空調機、302
はモニタである。
【0015】本発明の一実施例による映像記録再生シス
テムは、図1(a)に示す記録装置と、図1(b)に示
す再生装置とにより構成される。そして、この本発明の
一実施例は、映像及び音声以外の人間が感じる環境情報
として、風の状態即ち風速の情報を記録、再現するよう
にしたものである。
【0016】映像記録時の機器構成である図1(a)に
示す記録装置は、映像を撮影記録するビデオカメラ10
3、音声を収録するマイク104、風速の情報を収集す
る電子風速計101、風速計101からの出力直流電圧
を音声帯域の交流信号に変換する電圧−周波数変換装置
102を備えて構成される。そして、マイク104から
の音声情報、電圧−周波数変換装置102からの風速情
報は、映像情報と共に、ビデオカメラ103内の記録媒
体である磁気テープ等の2つの音声信号チャンネルのそ
れぞれに記録される。
【0017】前述における電子風速計101の電圧変化
の仕様は、例えば、風速0m/sのときに0V、20m
/sのときに12Vの直流電圧を直線的に変化させて出
力するものであり、また、電圧−周波数変換装置102
は、電子風速計101の出力をビデオの磁気テープに記
録できる音声周波数帯の300Hzから10kHzの間
で変化させるものとした。
【0018】図1(a)に示す記録装置は、風景等を撮
影しようとしたときに、映像、音声に同期して、風速の
情報を記録することができる。
【0019】映像再生時の機器構成である図1(b)に
示す再生装置は、記録装置により磁気テープ等に記録さ
れた映像、音声、風速の情報を示す交流信号を再生する
ビデオデッキ108、映像出力のためのディスプレイと
音声出力用のスピーカとを有するテレビ受像機109、
風速の情報を示す交流信号を直流電圧信号に変換する周
波数−電圧変換装置106、この周波数−電圧変換装置
106からの出力電圧に基づいてファン105を駆動制
御するファン駆動アンプ107、及び、実際に風を起す
ファン105を備えて構成される。
【0020】前述の構成を備える再生装置を使用するこ
とにより、記録時に記録された映像と音声とは、ビデオ
デッキ108より再生されテレビ受像機109により映
像化、音声化されて出力される。また、風速情報は、周
波数−電圧変換装置106により再び電圧変化に変換さ
れた後、ファン駆動アンプ107により電流変化に変換
されてファン105を駆動制御するために使用される。
これにより、風速の情報は、ファン105の回転により
再び風となって再生される。
【0021】前述した本発明の一実施例によれば、映像
情報を記録したときその場に吹いていたと同様の風を、
その映像、音声の再生と共に、映像、音声に同期させて
起すことができ、このような映像、音声を見る人に、あ
たかも、映し出される風景の中に居るような感覚を与え
ることができる。
【0022】前述した本発明の一実施例は、映像、音
声、風速の記録手段としてビデオテープを使用するビデ
オカメラを使用するとして説明したが、本発明は、記録
媒体として、光磁気記録、半導体メモリ等を応用した記
録媒体を使用することもできる。また、ビデオカメラ等
の映像記録手段が、音声信号等をデジタル信号として記
録できるものである場合、風速情報を電圧−周波数変換
ではなく、アナログ−デジタル変換により符号化して記
録するようにすることができる。
【0023】次に、前述で説明した本発明の一実施例の
応用例を図面を参照して説明する。
【0024】図2に示す応用例は、予め、映像、音声、
風速の情報が記録されたビデオテープを家庭で楽しむた
めのものである。図2において、ビデオデッキ108
は、テレビ受像機109と周波数−電圧変換装置付きの
ファン105に接続されている。予め作成されるビデオ
テープは、図1(a)で説明した記録装置と同等の装置
により作成することができる。
【0025】このような応用例において、ファン105
は、単に、定常流の風を発生させるだけでなく、テレビ
受像機109に映出される風景等の映像に合わせて、そ
の風に揺らぎを生じさせることができる。これにより、
出力される映像を見る人は、あたかも自分がその場にい
るような臨場感のある映像を楽しむことができる。
【0026】このとき、風を発生させる手段であるファ
ン105としては、エアコンの送風機構を利用すること
が可能であり、また、テレビ受像機109にファンを予
め内蔵させて使用するようにしてもよい。エアコンの送
風機構を利用する場合、映像の記録時に、気温の情報を
も記録しておき、エアコンの送風温度を映像と同期して
記録された気温となるように制御するようにすることが
でき、出力される映像を見る人は、より臨場感の大きい
映像を楽むことができる。
【0027】図3に示す応用例は、エレベーターの乗り
かごのように狭い空間の空調設備に本発明を応用した例
である。図3に示す応用例では、エレベーターの乗りか
ごの壁面にモニタ302を設置し、その上部に空調機3
01の送風口が設けられている。そして、モニタ302
への映像、音声の出力、空調機の制御は、図1(a)に
より説明したように、あるいは、図2の応用例の場合と
同様に行われる。
【0028】この応用例の場合、エレベーターに乗った
乗客は、乗りかごの壁面のモニタ302に映る映像を楽
しみながら、その映像に同期した揺らぎを持つ空調機3
01からの風を受けることになる。これにより、乗客
は、臨場感のある映像を楽しむことができるだけでな
く、映像を見ることにより揺らいでいる送風を自然で快
適なものと感じることができる。また、乗客は、映像と
風とによる臨場感により、狭いエレベーターの乗りかご
内が実際よりも広いように感じることができる。なお、
この効果は、エレベーターの乗りかご内の照明がある程
度暗いほうよい。
【0029】図4は本発明の他の実施例の構成を示すブ
ロック図、図5は図4に示す本発明の他の実施例の応用
例を説明する図である。図4、図5において、401は
スクリーン、402はプロジェクタ、403、404は
スピーカ、405は照明器具、406は空調機、407
は映像再生手段、408、409は周波数−電圧変換手
段、502は大画面プロジェクションモニタである。
【0030】図4に示す本発明の他の実施例は、再生装
置の構成のみを示したものであり、また、映像再生手段
407は、放送局用のビデオレコーダのように4つ以上
の独立した音声信号チャンネルを持つものとする。そし
て、記録時には、映像信号と共に、音声信号チャンネル
のそれぞれに、左右のステレオの音声信号、風速信号、
及び、風速信号と同様に照度センサにより得られた照度
信号を周波数変換したものを同期して記録する。このよ
うな記録を行う装置は、図1(a)の場合と同様に構成
することができる。
【0031】図4において、映像再生手段407により
再生された映像信号は、プロジェクタ402によってス
クリーン401に投影される。また、音声信号は、スピ
ーカ403、404により出力される。また、再生され
た風速信号は、周波数−電圧変換装置409を介し空調
機406のファンを駆動するために使用され、同様に、
照度信号は、周波数−電圧変換装置408を介し照明器
具405の照度を変化させるために使用される。なお、
図4では図示を省略しているが、必要に応じファン駆動
と照明変化とのため、それぞれ電圧−電流変換をするた
めのアンプが設けられる。
【0032】図4に示す本発明の実施例によれば、映
像、ステレオ音声、風速に加えて照度まで映像に同期し
て変化させることができ、映像を見る人に、画面に映る
映像を見せるだけでなく、空間全体を変化させて感じさ
せることができるので、より臨場感のある映像を楽しま
せることができる。
【0033】前述の図4に示す実施例は、映像、音声の
他に風速、照度を再現するとして説明したが、本発明
は、センサと再生手段とさえあれば、同様の手法で他の
環境情報、例えば、温度、湿度、振動等の情報を映像と
共に採取し、再現するようにすることができる。この場
合、空調機は、風、温度、湿度を同時に制御することが
可能なため、本発明における環境情報の再現装置として
極めて利用価値の高いものである。
【0034】図5に示す前述の実施例の応用例は、イベ
ント会場、公共施設等における娯楽設備として図4によ
り説明した実施例を利用した例である。この応用例で
は、図4におけるスクリーン401を大画面プロジェク
ションモニタ502としており、モニタ502の上部に
空調機406の吹き出し口が設けられている。そして、
この応用例は、大画面プロジェクションモニタ502に
映像を映し出し、スピーカからステレオ音声を出力する
と共に、空調機501からの気温、湿度を調整した風、
及び、室内照明を、映し出される映像と同期させて変化
させることができるため、より迫力のある映像空間を作
り出すことができる。
【0035】図6は本発明のさらに他の実施例の構成を
示すブロック図、図7は図6に示す本発明の実施例の使
用状態を説明する図である。図6、図7において、60
1は訓練者、602はトレッドミル、603は速度セン
サ、604は脈拍センサ、605はモニタ、606は送
風機、607はスピーカ、608は映像、音声、風の再
生手段、609は画像合成回路、610は加算回路、6
11は同期信号発生回路である。
【0036】図6に示す本発明の実施例は、本発明をリ
ハビリテーション等の歩行訓練装置に応用した例であ
り、歩行面が前後に回転移動するコンベア状のトレッド
ミル602と、このトレッドミルの速度を検出する速度
センサ603と、訓練者の脈拍数を検出する脈拍センサ
604と、トレッドミルの速度に合わせて映像の再生速
度を変化させるための同期信号発生回路611と、映
像、音声、風の再生手段608と、映像の中に脈拍数を
表示させるための画像合成回路609と、再生される風
速にトレッドミルの速度を加算する加算機610と、モ
ニタ605と、送風機606と、スピーカ607とを備
えて構成される。
【0037】そして、この実施例は、訓練者601に、
モニタ605に映し出される映像を見ながら歩行面が前
後に回転移動するコンベア状のトレッドミル602上で
リハビリテーションのために歩行訓練を行わせるもので
ある。このとき、訓練者は、映し出される風景等の映像
に同期したスピーカ607からの音声を聞き、送風機6
06からの風を感じることにより、あたかも、映し出さ
れる風景の中で訓練を行っているように感じることがで
きる。
【0038】前述において、モニタ605上に得られる
映像は、例えば、訓練者が一歩進む毎に映像内の風景が
少しづつ近づいてくる等、歩行訓練の進捗に応じて変化
するものとされている。このため、図示実施例は、トレ
ッドミル602に装着された速度センサ603からの速
度情報が、映像、音声、風の再生手段608にフィード
バックされ、進んだ距離に応じてモニタ605に出力す
る映像を変化させるようにしている。
【0039】従って、映像、音声、風再生手段608
は、ビデオテープのように予め記録されたものを再生す
るものか、コンピュータグラフィックスのように風景画
像を生成するもので、速度センサ603からのフィード
バック量に応じて同期信号発生回路611により映像の
変化量を調整できるものである。
【0040】また、送風機606からの風は、映像と同
期した風速に速度センサ603からのフィードバックに
より歩行速度に対応して変化する風速が加算回路610
により加味されて決定される。このため、訓練者は、訓
練者が立ち止まれば、そのときモニタ605に映し出さ
れている場所に吹いている風のみを受け、早く歩けばよ
り強い風を受けることになる。
【0041】スピーカ607からは、映し出されている
その場所の環境音、音楽等が出力され、訓練者は、これ
らを聞くことができる。また、訓練者には、脈拍センサ
604が取り付けられており、単位時間当りの脈拍数が
画像合成回路609により映像と合成されモニタ605
に表示される。これにより、訓練者は、自分の運動量を
把握しながら訓練を続けることができる。
【0042】図6により説明した本発明の実施例は、図
7に示すような使用状態で、訓練者601が、モニタ6
05を見ながらトレッドミル602上で歩行訓練を行う
ことができる。モニタ605の下には送風機606の送
風口があり、映像及び歩行速度に応じた風が送出されて
くる。また、訓練者601の右手に取り付けられた脈拍
センサ604の情報は、モニタ605内の画面右下に脈
拍数として表示されている。図には示していないが、モ
ニタ605には、脈拍数以外に、訓練を開始してからの
経過時間、累積歩行距離等を表示することも可能であ
る。
【0043】前述した図6、図7により説明した実施例
によれば、従来単調で苦痛となりがちな歩行訓練を、訓
練者が自分で歩く毎に変化する美しい風景等の映像を見
ながら、しかも、映像に対応した、あるいは、歩行速度
に応じた風を受けることができるので、あたかも、その
場所を散歩しているような気分で行うことができ、楽し
く訓練を行うことができる。
【0044】また、前述したような本発明の実施例を適
用した歩行訓練装置は、訓練者がこの送出を使用して訓
練を行うことにより、早く良くなって本当にこのような
美しい風景の場所を散歩したい等と感じながらリハビリ
テーションを行うことができ、予後の自分の生活イメー
ジを明確に持つことができるので治療効果の促進を図る
ことができる。
【0045】なお、前述した図6、図7に示す本発明の
実施例における送風機は、空調機であってよい。また、
図6、図7に示す本発明の実施例は、図示のまま、ラン
ニングマシンとして使用することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、映
像、音声に加えてその場所で吹いていた風、気温、光等
の環境情報をも同時に記録しておき、これを再生するこ
とができるので、映像、音声の再生時に、映像、音声と
共に、撮影場所の風、気温、光等の環境をも再現するこ
とが可能となり、あたかも自分がその映像の撮影場所に
いるような臨場感のある映像、音声を出力することがで
きる。
【0047】また、このような本発明による映像記録再
生システムを、空調機、歩行訓練装置等と共に使用する
ことにより、それらの装置の使用感の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による映像記録再生システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す本発明の一実施例の応用例を説明す
る図である。
【図3】図1に示す本発明の一実施例の他の応用例を説
明する図である。
【図4】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】図4に示す本発明の他の実施例の応用例を説明
する図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】図6に示す本発明の実施例の使用状態を説明す
る図である。
【符号の説明】
101 電子風速計 102 電圧−周波数変換装置 103 ビデオカメラ 104 マイク 105 ファン 106 周波数−電圧変換装置 107 ファン駆動アンプ 108 ビデオデッキ 109 テレビ受像機 301、406 空調機 302、605 モニタ 401 スクリーン 402 プロジェクタ 403、404 スピーカ 405 照明器具 407 映像再生手段 408、409 周波数−電圧変換手段 502 大画面プロジェクションモニタ 602 トレッドミル 603 速度センサ 604 脈拍センサ 606 送風機 607 スピーカ 608 映像、音声、風の再生手段 609 画像合成回路 610 加算回路 611 同期信号発生回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/18 C D H05K 11/00 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像及び音声情報を記録する記録装置
    と、記録された映像及び音声情報を再生する再生装置と
    により構成される映像記録再生システムにおいて、前記
    記録装置は、映像及び音声の記録と同時に、映像及び音
    声を記録した場所の環境情報を、映像及び音声の記録と
    同期して採取記録し、前記再生装置は、記録された映像
    及び音声を再生すると共に、記録されている環境情報に
    基づいて、その環境を再現することを特徴とする映像記
    録再生システム。
  2. 【請求項2】 前記環境情報は、映像及び音声を記録し
    た場所の風速、気温、照度、湿度、振動の少なくとも1
    つであることを特徴とする請求項1記載の映像記録再生
    システム。
  3. 【請求項3】 前記環境情報として記録された風速、気
    温、湿度は、記録されているこれらの情報に基づいて、
    空調機を制御することにより再現されることを特徴とす
    る請求項2記載の映像記録再生システム。
  4. 【請求項4】 前記記録装置により記録された映像及び
    音声、これに伴う環境情報を再生する再生装置のモニタ
    が、再生された環境情報により制御される空調機または
    送風機の吹き出し口と共に、エレベーターの乗りかごの
    壁面に設けられることを特徴とする請求項1、2または
    3記載の映像記録再生システム。
  5. 【請求項5】 前記記録装置により記録された映像及び
    音声、これに伴う環境情報を再生する再生装置のモニタ
    が、再生された環境情報により制御される空調機または
    送風機の吹き出し口と共に、トレッドミルを備える歩行
    訓練装置、または、ランニングマシンに組み合わされて
    使用されることを特徴とする請求項1、2または3記載
    の映像記録再生システム。
  6. 【請求項6】 前記再生装置のモニタに映し出される映
    像が、歩行訓練装置、または、ランニングマシンの速度
    に同期して変化させられることを特徴とする請求項5記
    載の映像記録再生システム。
  7. 【請求項7】 前記再生装置のモニタに、歩行訓練装
    置、または、ランニングマシンの使用者の脈拍数、使用
    開始からの経過時間、使用開始からの走行距離の少なく
    とも1つを表示することを特徴とする請求項5または6
    記載の映像記録再生システム。
JP6244242A 1994-10-07 1994-10-07 映像記録再生システム Pending JPH08111838A (ja)

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JP6244242A JPH08111838A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 映像記録再生システム

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Cited By (10)

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