JP2001069459A - カウントダウン音声作成装置、及びカウントダウン音声作成システム - Google Patents

カウントダウン音声作成装置、及びカウントダウン音声作成システム

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JP2001069459A
JP2001069459A JP2000185255A JP2000185255A JP2001069459A JP 2001069459 A JP2001069459 A JP 2001069459A JP 2000185255 A JP2000185255 A JP 2000185255A JP 2000185255 A JP2000185255 A JP 2000185255A JP 2001069459 A JP2001069459 A JP 2001069459A
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countdown
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Kazuya Fujimura
一哉 藤村
Tetsuyuki Nakayasu
哲行 中安
Toshihisa Abe
敏久 阿部
Soichiro Fujioka
総一郎 藤岡
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カウントダウン音声により、予め設定された
時間的タイミングを知らしめるカウントダウン音声作成
装置、及びカウントダウン音声作成システムを提供す
る。 【解決手段】 所定の時間的同期関係が保たれた映像と
時間情報とを含むデータを再生する再生手段11と、再
生手段11で再生された映像を出力する映像出力手段1
4と、再生手段11で再生された時間情報が、予め設定
されたカウントダウン終了時間から所定時間前より、カ
ウントダウン終了時間までカウントダウン音声を作成す
るカウントダウン音声作成手段12と、カウントダウン
音声作成手段12の作成したカウントダウン音声を出力
する音声出力手段13とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カウントダウン音
声を作成するカウントダウン音声作成装置に関し、特
に、カウントダウン音声により予め設定された所定の時
間を知らしめることができるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁気テープに既に記録されて
いる映像音声素材のある区間に対して、ナレーション音
声を挿入させる機能を有するVTR(ビデオテープレコ
ーダー)が用いられている。
【0003】ナレーターは、このVTRの機能を用い
て、既に記録されている映像音声素材を再生させ、所望
の区間にナレーションを吹き込む。この場合、ナレータ
ーが話し始めるタイミングをつかむための手段として、
映像音声素材の再生時にタイムコードを再生映像にスー
パーインポーズして表示する方法が知られている。すな
わち、ナレーターは、ナレーションの吹き込み開始点の
タイムコードを覚えておき、タイムコードがスーパーイ
ンポーズされた再生映像画面を見ながら、話し始めるタ
イミングをつかむ。しかし、この方法では何時何分何秒
何フレームといった開始点のタイムコードをナレーター
が記憶しておく必要があり、煩わしいものであった。
【0004】このような問題点に対して、例えば特開平
10−222967号公報には、ナレーションの吹き込
み開始点に至るまでの区間の映像音声素材の再生映像画
面に、「5」、「4」、「3」、「2」、「1」といっ
たカウントダウンを表示させる方法が開示されている。
この特開平10−222967号公報に開示される方法
によれば、ナレーターがナレーションの吹き込み開始点
のタイムコードを覚えておくという煩わしさは解消され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
ナレーターは、紙に書かれたナレーション原稿に注意を
向けていることが多いため、画面とナレーション原稿の
両方を見比べながら、話し始めるタイミングを計らなけ
ればならないという煩わしさがあった。
【0006】本発明は、これら問題点を解決するために
なされたものであり、カウントダウン音声により予め設
定された時間的タイミングを知らしめることのできるカ
ウントダウン音声作成装置、及びカウントダウン音声作
成システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるカウントダウン音声作成装置は、所定
の時間的同期関係が保たれた映像信号と時間情報とを再
生する再生手段と、前記再生手段により再生された再生
映像信号を出力する映像出力手段と、前記再生手段によ
り再生された時間情報が予め設定されたカウントダウン
終了時間となることを通知するカウントダウン音声信号
を作成するカウントダウン音声作成手段と、前記カウン
トダウン音声作成手段により作成されたカウントダウン
音声信号を出力する音声出力手段とを備えたことを特徴
とするものである。
【0008】本発明によるカウントダウン音声作成装置
は、前記カウントダウン音声作成装置において、前記カ
ウントダウン音声作成手段が、時間情報が前記カウント
ダウン終了時間より所定時間前になったときから前記カ
ウントダウン音声信号を作成することを特徴とするもの
である。
【0009】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置は、前記カウントダウン音声作成装置において、
前記カウントダウン音声作成手段が、前記カウントダウ
ン終了時間まで前記カウントダウン音声信号を作成する
ことを特徴とするものである。
【0010】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置は、前記カウントダウン音声作成装置において、
所定の文字原稿に記載された内容と等価な内容を表すテ
キスト映像信号を作成するテキスト映像作成手段と、前
記テキスト映像信号と前記再生映像信号とを合成する映
像合成手段とをさらに備え、前記映像出力手段が前記映
像合成手段により合成された合成映像信号を出力するこ
とを特徴とするものである。
【0011】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置は、前記カウントダウン音声作成装置において、
前記再生手段が音声信号をも再生し、前記音声出力手段
が、前記再生手段により再生された再生音声信号をさら
に出力することを特徴とするものである。
【0012】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置は、前記カウントダウン音声作成装置において、
前記再生音声信号と前記カウントダウン音声信号とを重
畳する音声重畳手段をさらに備え、前記音声出力手段
が、前記音声重畳手段により重畳された前記再生音声信
号と前記カウントダウン音声信号とを出力することを特
徴とするものである。
【0013】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置は、前記カウントダウン音声作成装置において、
前記カウントダウン音声作成装置の外部から音声信号が
入力される外部音声入力手段と、前記外部音声入力手段
に入力された外部音声信号を記録する記録手段とをさら
に備え、前記音声出力手段が、前記外部音声信号をさら
に出力することを特徴とするものである。
【0014】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置は、前記カウントダウン音声作成装置において、
前記カウントダウン音声信号と前記外部音声信号とを重
畳する音声重畳手段をさらに備え、前記音声出力手段
が、前記音声重畳手段により重畳された前記カウントダ
ウン音声信号と前記外部音声信号とを出力することを特
徴とするものである。
【0015】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置は、前記カウントダウン音声作成装置において、
前記記録手段が、前記再生手段により再生された再生映
像信号をも記録することを特徴とするものである。
【0016】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置は、前記カウントダウン音声作成装置において、
前記再生手段が音声信号をも再生し、前記音声出力手段
が、前記再生手段により再生された再生音声信号をさら
に出力することを特徴とするものである。
【0017】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置は、前記カウントダウン音声作成装置において、
前記外部音声信号と前記再生音声信号とを重畳する第1
の音声重畳手段と、前記第1の音声重畳手段により重畳
された音声信号と前記カウントダウン音声信号とを重畳
する第2の音声重畳手段とをさらに備え、前記音声出力
手段が、前記第1の音声重畳手段と前記第2の音声重畳
手段とにより重畳された前記カウントダウン音声信号と
前記外部音声信号と前記再生音声信号とを出力すること
を特徴とするものである。
【0018】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置は、前記カウントダウン音声作成装置において、
前記記録手段が、前記再生音声信号をも記録することを
特徴とするものである。
【0019】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置は、前記カウントダウン音声作成装置において、
前記外部音声信号と前記再生音声信号とを重畳する第1
の音声重畳手段と、前記第1の音声重畳手段により重畳
された音声信号と前記カウントダウン音声信号とを重畳
する第2の音声重畳手段とをさらに備え、前記音声出力
手段が、前記第1の音声重畳手段と前記第2の音声重畳
手段とにより重畳された前記カウントダウン音声信号と
前記外部音声信号と前記再生音声信号とを出力し、前記
記録手段が、前記第1の音声重畳手段により重畳された
前記外部音声信号と前記再生音声信号とを記録すること
を特徴とするものである。
【0020】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置は、所定の時間的同期関係が保たれた音声信号と
時間情報とを再生する再生手段と、前記再生手段により
再生された時間情報が予め設定されたカウントダウン終
了時間より所定時間前になったときから、カウントダウ
ン終了時間になるまでカウントダウン音声信号を作成す
るカウントダウン音声作成手段と、前記カウントダウン
音声作成装置の外部から音声信号が入力される外部音声
入力手段と、前記カウントダウン音声信号と前記再生手
段により再生された再生音声信号と前記外部音声入力手
段に入力された外部音声信号とを出力する音声出力手段
とを備えたことを特徴とするものである。
【0021】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置は、前記カウントダウン音声作成装置において、
前記カウントダウン音声作成手段が、前記再生手段によ
り再生された再生音声の拍に基づいて前記カウントダウ
ン音声信号を作成することを特徴とするものである。
【0022】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置は、前記カウントダウン音声作成装置において、
前記再生手段が映像信号をも再生し、前記再生手段によ
り再生された再生映像信号を出力する映像出力手段をさ
らに備えたことを特徴とするものである。
【0023】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置は、前記カウントダウン音声作成装置において、
前記外部音声信号と前記再生音声信号とを重畳する第1
の音声重畳手段と、前記第1の音声重畳手段により重畳
された音声信号と前記カウントダウン音声とを重畳する
第2の音声重畳手段とをさらに備え、前記音声出力手段
が、前記第1の音声重畳手段と前記第2の音声重畳手段
とにより重畳された前記カウントダウン音声信号と前記
外部音声信号と前記再生音声信号とを出力することを特
徴とするものである。
【0024】また、本発明によるカウントダウン音声作
成システムは、カウントダウン音声作成装置、及び音声
送受信装置からなるカウントダウン音声作成システムで
あって、前記カウントダウン音声作成装置は、所定の時
間的同期関係が保たれた音声信号と時間情報とを再生す
る再生手段と、前記再生手段により再生された時間情報
が予め設定されたカウントダウン終了時間より所定時間
前になったときから、カウントダウン終了時間になるま
でカウントダウン音声信号を作成するカウントダウン音
声作成手段と、前記カウントダウン音声作成装置の外部
から音声信号が入力される第1の外部音声入力手段と、
前記カウントダウン音声信号と前記再生手段により再生
された再生音声信号と前記第1の外部音声入力手段に入
力された外部音声信号とを前記音声送受信装置に送信
し、前記音声送受信装置から送信された音声信号を受信
する第1の送受信手段と、前記カウントダウン音声信
号、前記再生音声信号、前記外部音声信号、及び前記第
1の送受信手段の受信した音声信号を出力する第1の音
声出力手段とを有し、前記音声送受信装置は、前記音声
送受信装置の外部から音声信号が入力される第2の外部
音声入力手段と、前記カウントダウン音声作成装置から
送信された音声信号を受信し、前記第2の外部音声入力
手段に入力された外部音声信号を前記カウントダウン音
声作成装置に送信する第2の送受信手段と、前記第2の
送受信手段により受信された音声信号と前記第2の外部
音声入力手段に入力された前記外部音声信号とを出力す
る第2の音声出力手段とを有することを特徴とするもの
である。
【0025】また、本発明によるカウントダウン音声作
成システムは、前記カウントダウン音声作成システムに
おいて、前記カウントダウン音声作成手段が、前記再生
手段により再生された再生音声の拍に基づいて前記カウ
ントダウン音声信号を作成することを特徴とするもので
ある。
【0026】また、本発明によるカウントダウン音声作
成システムは、前記カウントダウン音声作成システムに
おいて、一のカウントダウン音声作成装置に対して、複
数の音声送受信装置が対応することを特徴とするもので
ある。
【0027】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1によるカウントダウン音声作成装置につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施の形
態1によるカウントダウン音声作成装置の構成を示すブ
ロック図である。図1において、カウントダウン音声作
成装置は、再生手段11と、カウントダウン音声作成手
段12と、音声出力手段13と、映像出力手段14とを
備える。
【0028】再生手段11は、所定の時間的同期関係が
保たれた映像信号と音声信号と時間情報とから構成され
る映像音声信号を、その信号の記録された記憶媒体から
再生する。そして、時間情報をカウントダウン音声作成
手段12に出力し、再生した映像信号を映像出力手段1
4に出力する。ここで、時間情報とは、映像や音声の所
定の位置を基準として、映像や音声の進行時間を示す情
報であり、例えば、1時23分45秒06フレーム(以
下、“01:23:45:06”とする)と表示され
る。なお、本実施の形態1においては、再生手段11の
再生する信号が音声信号を含まなくてもよい。
【0029】カウントダウン音声作成手段12は、再生
手段11からの時間情報を受け取り、その時間情報が予
め設定されたカウントダウン終了時間となることをユー
ザに通知するカウントダウン音声信号を作成する。すな
わち、時間情報が予め設定されたカウントダウン終了時
間より所定時間前になったときから、カウントダウン終
了時間になるまでカウントダウン音声信号を作成し、音
声出力手段13に出力する。ここで、カウントダウン音
声とは、カウントダウン終了時間をユーザに示すために
発せられる音であり、例えば、BEEP音等が用いられ
る。BEEP音を作成するには、イコライザー等の複雑
な音声処理回路を必要としないため、安価な回路でカウ
ントダウン音声を作成することができる。また、カウン
トダウン終了時間とは、ユーザに認識させるべき所定の
時間であり、カウントダウン音声作成手段12に予め設
定されている。
【0030】なお、カウントダウン音声作成手段12へ
のカウントダウン終了時間の設定は、ユーザがテンキー
などを用いて手入力で設定してもよく、あるいは、再生
手段11の再生する記憶媒体の映像音声信号にカウント
ダウン終了時間が重畳されており、再生手段11がその
カウントダウン終了時間をも記憶媒体から読み出してカ
ウントダウン音声作成手段12に出力することにより、
カウントダウン終了時間が設定されてもよい。
【0031】音声出力手段13は、カウントダウン音声
作成手段12からカウントダウン音声信号を受け取り、
ヘッドフォン(図示せず)や、スピーカ(図示せず)に
出力するインターフェースである。映像出力手段14
は、再生手段11からの再生映像信号を受け取り、外部
モニタ(図示せず)に出力する。
【0032】次に、カウントダウン音声作成装置の動作
について説明する。再生手段11は、記憶媒体に記録さ
れた映像信号と時間情報とを再生し、再生映像信号を映
像出力手段14に出力し、時間情報をカウントダウン音
声作成手段12に出力する。そして、映像出力手段14
は、入力された映像信号を外部モニタに出力し、外部モ
ニタに映像が表示される。
【0033】図2は、カウントダウン音声信号の作成タ
イミングを説明するための図である。図2において、再
生映像は、再生手段11で再生され、映像出力手段14
から外部モニタに出力される映像信号を示す。また、カ
ウントダウン音声は、カウントダウン音声作成手段12
で作成される音声信号を示す。
【0034】カウントダウン音声作成手段12には、カ
ウントダウン音声信号の作成を終了する時間として、予
めカウントダウン終了時間B0が設定されている。そし
て、カウントダウン音声作成手段12は、再生手段11
からの時間情報を受け取り、その時間情報の示す時間が
カウントダウン終了時間B0より時間間隔T1前(時間
B3)よりカウントダウン音声としての時間間隔T3の
BEEP音を作成する。
【0035】また、カウントダウン音声作成手段12
は、時間B3より時間間隔T2経過した後(時間B2)
に、カウントダウン音声としての時間間隔T3のBEE
P音を作成し、さらに、時間B2より時間間隔T2経過
した後(時間B1)に、カウントダウン音声としての時
間間隔T3のBEEP音を作成する。このように、時間
B3、B2、B1に所定の時間間隔(T3)ずつ作成さ
れ、音声出力手段13を経て発せられるBEEP音が、
カウントダウン音声である。このカウントダウン音声を
聞いているユーザは、カウントダウン音声としてのBE
EP音が3回鳴ることにより、カウントダウン音声作成
手段12に予め設定されたカウントダウン終了時間(B
0)を知ることができる。なお、上述の説明で用いた時
間間隔T1、T2、及びT3も、カウントダウン音声作
成手段12に、予め設定されている。
【0036】次に、カウントダウン音声作成装置の動作
について、具体例を用いて説明する。この具体例におい
ては、既に映像信号が記録されている磁気テープのある
区間に、ナレーション音声を挿入するときのナレーショ
ンの開始点の特定にカウントダウン音声作成装置を用い
る場合を想定して説明する。すなわち、カウントダウン
終了時間が、ナレーションの開始時間に相当し、その開
始時間から、ナレーターがナレーション原稿の朗読を開
始する。
【0037】カウントダウン音声作成手段12には、予
め、ナレーションの開始時間(カウントダウン終了時間
B0)として、“00:45:35:05”が設定され
ていたとする。ナレーターは、映像信号と時間情報のみ
の記録された磁気テープを再生装置(図示せず)にセッ
トする。そして、映像信号と時間情報の再生を開始する
と、再生手段11(例えば、再生装置の再生ヘッド)が
磁気テープに記録された映像信号と時間情報を“00:
45:35:05”より充分前から再生し、再生映像信
号を映像出力手段14に出力し、時間情報をカウントダ
ウン音声作成手段12に出力する。ナレーターは、再生
された映像を、映像出力手段14に接続されたモニタ
(図示せず)により見ることができる。
【0038】図2で示される時間間隔T1、T2、T3
として、それぞれ、3秒、1秒、0.1秒が設定されて
いる場合には、カウントダウン音声作成手段12は、時
間情報が“00:45:32:05”となったときに、
まず、0.1秒間のBEEP音を作成し、さらに続け
て、時間情報が、“00:45:33:05” 、“0
0:45:34:05”になったときも、それぞれ、
0.1秒間のBEEP音を作成する。そして、その作成
されたBEEP音の音声信号は、音声出力手段13に出
力され、ナレーターは、そのBEEP音をヘッドフォン
(図示せず)により聞くことができる。そして、BEE
P音が3回鳴った後に、ナレーション原稿の朗読を開始
すれば、ナレーターは、紙に書かれた原稿を見ながらナ
レーションの開始点を知ることができ、ナレーション開
始時間“00:45:35:05”から、容易にナレー
ション原稿の朗読を開始することができる。ナレーター
の朗読した内容であるナレーション音声は、マイクロフ
ォン(図示せず)、及び音声記録手段(図示せず)によ
り、所望の記憶媒体(図示せず)に記録され、その後の
編集に用いられる。
【0039】以上のように、本実施の形態1によるカウ
ントダウン音声作成装置によれば、予め決められた時間
より所定時間以前から、その決められた時間までカウン
トダウン音声信号を作成するカウントダウン音声作成手
段12を備えたことで、予め決められた時間をカウント
ダウン音声により容易に特定することができる効果が得
られる。例えば、ナレーションの吹き込みにカウントダ
ウン音声作成装置を用いた場合には、ナレーションの吹
き込みに不慣れなナレーターでも、ナレーション原稿に
集中しながら、カウントダウン音声によりナレーション
開始タイミングを計ることができる。
【0040】また、この場合には、ナレーターがカウン
トダウン音声をヘッドフォンで聞くことにより、カウン
トダウン音声がナレーション音声に混入することを防止
できる。
【0041】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2によるカウントダウン音声作成装置について、図面
を参照しながら説明する。図3は、本実施の形態2によ
るカウントダウン音声作成装置の構成を示すブロック図
である。図3において、カウントダウン音声作成装置
は、再生手段21と、カウントダウン音声作成手段12
と、音声出力手段22と、映像出力手段14とを備え
る。なお、再生手段21、及び音声出力手段22に関わ
る部分以外の構成は、実施の形態1によるカウントダウ
ン音声作成装置と同様であり、説明を省略する。
【0042】再生手段21は、所定の時間的同期関係が
保たれた映像信号と音声信号と時間情報とから構成され
る映像音声信号を、その信号の記録された記憶媒体から
再生する。そして、時間情報をカウントダウン音声作成
手段12に出力し、再生した映像信号を映像出力手段1
4に出力し、再生した音声信号を音声出力手段22に出
力する。
【0043】音声出力手段22は、カウントダウン音声
作成手段12からのカウントダウン音声信号と、再生手
段21からの再生音声信号とを受け取り、ヘッドフォン
(図示せず)や、スピーカ(図示せず)に出力するイン
ターフェースである。ヘッドフォン(あるいは、スピー
カ)への出力においては、音声出力手段22は、例え
ば、カウントダウン音声作成手段12からのカウントダ
ウン音声信号を、右耳側(あるいは、右側のスピーカ)
に出力し、再生手段21からの再生音声信号を左耳側
(あるいは、左側のスピーカ)に出力する。
【0044】なお、カウントダウン音声作成装置の動作
に関しては、再生手段21が音声信号をも再生し、音声
出力手段22が、再生手段21からの再生音声信号をも
出力する以外は、実施の形態1によるカウントダウン音
声作成装置の動作と同様であり、説明を省略する。
【0045】以上のように、本実施の形態2によるカウ
ントダウン音声作成装置によれば、再生手段21が音声
信号をも再生し、音声出力手段22に出力する構成とし
たことで、実施の形態1と同様の効果に加え、カウント
ダウン音声作成装置のユーザは、カウントダウン音声と
ともに再生された音声をも聞くことができるため、さら
に容易に、予め決められた時間を確認することができる
効果も得られる。例えば、ナレーションの吹き込みにカ
ウントダウン音声作成装置を用いた場合には、ナレータ
ーは、カウントダウン音声とともに再生音声をも聞くこ
とができるため、より容易にナレーション開始タイミン
グを計ることができる。
【0046】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3によるカウントダウン音声作成装置について、図面
を参照しながら説明する。図4は、本実施の形態3によ
るカウントダウン音声作成装置の構成を示すブロック図
である。図4において、カウントダウン音声作成装置
は、再生手段31と、カウントダウン音声作成手段12
と、音声出力手段13と、映像出力手段14と、音声重
畳手段32とを備える。なお、再生手段31、及び音声
重畳手段32に関わる部分以外の構成は、実施の形態1
によるカウントダウン音声作成装置と同様であり、説明
を省略する。
【0047】再生手段31は、所定の時間的同期関係が
保たれた映像信号と音声信号と時間情報とから構成され
る映像音声信号を、その信号の記録された記憶媒体から
再生する。そして、時間情報をカウントダウン音声作成
手段12に出力し、再生した映像信号を映像出力手段1
4に出力し、再生した音声信号を音声重畳手段32に出
力する。
【0048】音声重畳手段32は、カウントダウン音声
作成手段12からのカウントダウン音声信号と、再生手
段31からの再生音声信号とを受け取り、両者を一定の
利得で重畳して音声出力手段13に出力する。音声出力
手段13は、音声重畳手段32により重畳されたカウン
トダウン音声信号と再生音声信号とをヘッドフォン(図
示せず)や、スピーカ(図示せず)に出力する。
【0049】なお、カウントダウン音声作成装置の動作
に関しては、再生手段31が音声信号をも再生し、音声
重畳手段32が、カウントダウン音声信号と、再生手段
31からの再生音声信号とを重畳し、音声出力手段13
が、音声重畳手段32により重畳された音声信号を出力
する以外は、実施の形態1によるカウントダウン音声作
成装置の動作と同様であり、説明を省略する。
【0050】以上のように、本実施の形態3によるカウ
ントダウン音声作成装置によれば、再生手段31が音声
信号をも再生し、再生音声信号とカウントダウン音声信
号との重畳された音声信号が出力される構成としたこと
で、実施の形態1と同様の効果に加え、カウントダウン
音声作成装置のユーザは、カウントダウン音声とともに
再生された音声をも聞くことができるため、さらに容易
に、予め決められた時間を確認することができる効果も
得られる。例えば、ナレーションの吹き込みにカウント
ダウン音声作成装置を用いた場合には、ナレーターは、
カウントダウン音声とともに再生音声をも聞くことがで
きるため、より容易にナレーション開始タイミングを計
ることができる。
【0051】(実施の形態4)以下、本発明の実施の形
態4によるカウントダウン音声作成装置について、図面
を参照しながら説明する。図5は、本実施の形態4によ
るカウントダウン音声作成装置の構成を示すブロック図
である。図5において、カウントダウン音声作成装置
は、再生手段41と、カウントダウン音声作成手段12
と、音声出力手段13と、映像出力手段14と、外部音
声入力手段42と、第1の音声重畳手段43と、第2の
音声重畳手段44と、記録手段45とを備える。なお、
再生手段41、外部音声入力手段42、第1の音声重畳
手段43、第2の音声重畳手段44、及び記録手段45
に関わる部分以外の構成は、実施の形態1によるカウン
トダウン音声作成装置と同様であり、説明を省略する。
【0052】再生手段41は、所定の時間的同期関係が
保たれた映像信号と音声信号と時間情報とから構成され
る映像音声信号を、その信号の記録された記憶媒体から
再生する。そして、時間情報をカウントダウン音声作成
手段12に出力し、再生した映像信号を映像出力手段1
4に出力し、再生した音声信号を第1の音声重畳手段4
3に出力する。
【0053】外部音声入力手段42は、カウントダウン
音声作成装置の外部からの外部音声信号の入力を受け付
けるインターフェースである。例えば、マイクロフォン
(図示せず)などからの音声信号が入力される。入力さ
れた外部音声信号は、第1の音声重畳手段43に出力さ
れる。
【0054】第1の音声重畳手段43は、再生手段41
からの再生音声信号と外部音声入力手段42からの外部
音声信号とを受け取り、両者を一定の利得で重畳する。
その重畳された音声信号は、記録手段45と、第2の音
声重畳手段44とに送られる。
【0055】第2の音声重畳手段44は、カウントダウ
ン音声作成手段12からのカウントダウン音声信号と、
第1の音声重畳手段43からの重畳音声信号とを受け取
り、両者を一定の利得で重畳する。その重畳された音声
信号は、音声出力手段13に送られる。
【0056】記録手段45は、第1の音声重畳手段43
により重畳された再生音声信号と外部音声信号とを所定
の記憶媒体に記録する。音声信号の記録される記憶媒体
としては、例えば、磁気テープ、磁気ディスク、光磁気
ディスク、あるいはRAM等が用いられる。
【0057】次に、カウントダウン音声作成装置の動作
について説明する。再生手段41、カウントダウン音声
作成手段12、音声出力手段13、及び映像出力手段1
4の動作に関しては、再生手段41が音声信号をも再生
し、音声出力手段13が第2の音声重畳手段44により
重畳された信号を出力する以外は、実施の形態1におけ
る動作と同様であり、説明を省略する。
【0058】外部音声入力手段42には、マイクロフォ
ンなどにより、カウントダウン音声作成装置の外部から
音声信号が入力される。外部音声入力手段42は、入力
された外部音声信号を第1の音声重畳手段43に出力す
る。第1の音声重畳手段43は、再生手段41からの再
生音声信号と、外部音声入力手段42からの外部音声信
号とを一定の利得で重畳し、その重畳された音声信号を
第2の音声重畳手段44と、記録手段45とに出力す
る。記録手段45は、第1の音声重畳手段43により重
畳された再生音声信号と、外部音声信号とを所定の記憶
媒体に記録する。また、第2の音声重畳手段44に出力
された再生音声信号と外部音声信号との重畳された音声
信号は、さらに、カウントダウン音声信号と重畳され、
音声出力手段13に出力される。
【0059】次に、カウントダウン音声作成装置の動作
について、具体例を用いて説明する。本実施の形態4に
おける具体例においても、実施の形態1の具体例と同様
に、既に映像信号が記録されている磁気テープのある区
間に、ナレーション音声を挿入するときのナレーション
の開始点の特定にカウントダウン音声作成装置を用いる
場合を想定して説明する。なお、カウントダウン音声信
号の作成タイミングに関しては、実施の形態1の具体例
と同様であり、説明を省略する。
【0060】本実施の形態4によるカウントダウン音声
作成装置は、マイクロフォンに入力されたナレーション
を、再生された音声信号とともに記録できるものであ
る。ナレーターは、再生された映像を外部モニタ(図示
せず)で見ながら、再生された音声をヘッドフォンで聞
くことができる。そして、所定の時間(例えば、“0
0:45:32:05”)からカウントダウン音声が鳴
り出すと、そのカウントダウン音声をヘッドフォンによ
り聞くことで、ナレーションの開始時間(例えば、“0
0:45:35:05”)から、ナレーションの朗読を
開始することができる。ナレーターの朗読した内容であ
るナレーション音声は、マイクロフォンと外部音声入力
手段42とを経て第1の音声重畳手段43と、第2の音
声重畳手段44とにより、再生音声信号、及びカウント
ダウン音声信号と重畳され、ナレーターは、ナレーショ
ン音声を再生音声、及びカウントダウン音声とともに聞
くことができる。また、第1の音声重畳手段43により
再生音声信号と重畳されたナレーション音声信号は記録
手段45において所定の記憶媒体に記録される。この記
録された音声信号は、その後の編集に用いられる。
【0061】以上のように、本実施の形態4によるカウ
ントダウン音声作成装置によれば、再生手段41が音声
信号をも再生し、ユーザが再生音声とカウントダウン音
声との重畳された音声を聞くことができるため、実施の
形態1と同様の効果に加え、予め決められた時間をさら
に容易に確認することができる効果が得られる。また、
ユーザは、再生音声、及びカウントダウン音声ととも
に、外部から入力された外部音声をも聞くことができ
る。さらに、再生音声信号と外部音声信号とを記録する
記録手段45を備えたことで、記憶媒体に記録された再
生音声信号と外部音声信号とをその後の編集に用いるこ
とができる。例えば、ナレーションの吹き込みにカウン
トダウン音声作成装置を用いた場合には、再生音声信号
とナレーション音声信号が重畳された記憶媒体を作成す
ることができ、後に、その記憶媒体を別の編集作業に用
いることができる。
【0062】なお、本実施の形態4では、外部音声信号
と再生音声信号とカウントダウン音声信号とが第1の音
声重畳手段43、及び第2の音声重畳手段44により重
畳された音声信号を音声出力手段13に出力するとした
が、これは一例であって、音声出力手段13が、実施の
形態2の音声出力手段22のように、カウントダウン音
声信号と、その他の重畳音声信号とを別々に出力する構
成としてもよい。また、その出力を2つに分ける組み合
わせは、外部音声信号と、その他の重畳音声信号、ある
いは、再生音声信号と、その他の重畳音声信号でもよ
い。
【0063】また、本実施の形態4では、再生手段41
が音声信号を再生し、音声出力手段13が、再生手段4
1からの再生音声信号を出力するとしたが、これは一例
であって、例えば、再生音声信号が出力されない構成と
してもよい。
【0064】また、本実施の形態4では、記録手段45
が、再生手段41からの再生音声信号と、外部音声入力
手段42からの外部音声信号とが重畳された音声信号を
記録するとしたが、これは一例であって、例えば、外部
音声入力手段42からの外部音声信号のみを記録手段4
5が記憶媒体に記録する構成としてもよい。このように
して記憶媒体に記録された外部音声信号は、ノンリニア
編集などにおいて用いることができる。
【0065】図6は、再生音声が出力されず、外部音声
のみが記録されるカウントダウン音声作成装置の構成を
示すブロック図である。図6で示されるカウントダウン
音声作成装置は、第1の音声重畳手段43を備えず、再
生手段41が音声信号を再生しない再生手段41aとな
った以外は、図5で示されるカウントダウン音声作成装
置と同様であり、説明を省略する。
【0066】図7は、外部音声のみが記録されるカウン
トダウン音声作成装置の構成を示すブロック図である。
図7で示されるカウントダウン音声作成装置は、第1の
音声重畳手段43が、第1の音声重畳手段43aとなっ
た以外は、図5で示されるカウントダウン音声作成装置
と同様であり、説明を省略する。
【0067】また、再生手段41と記録手段45が、そ
れぞれ、再生プレーヤと録音機であり、再生手段41の
再生する記憶媒体と、記録手段45の記録する記憶媒体
とが異なったものでもよく、あるいは、再生手段41と
記録手段45が、再生録音機のヘッドの再生部と記録部
であり、同一の記憶媒体に対して再生し、記録するもの
であってもよい。また、再生手段41の再生した映像
も、記録手段により再生音声信号と外部音声信号ととも
に記録される構成としてもよい。また、カウントダウン
終了時間以降は、ユーザが外部音声に集中できるよう
に、再生音声のレベルを下げて出力する構成としてもよ
い。
【0068】(実施の形態5)以下、本発明の実施の形
態5によるカウントダウン音声作成装置について、図面
を参照しながら説明する。図8は、本実施の形態5によ
るカウントダウン音声作成装置の構成を示すブロック図
である。図8において、カウントダウン音声作成装置
は、再生手段51と、カウントダウン音声作成手段12
と、音声出力手段13と、映像出力手段14と、テキス
ト映像作成手段52と、映像合成手段53とを備える。
なお、再生手段51、テキスト映像作成手段52、及び
映像合成手段53に関わる部分以外の構成は、実施の形
態1によるカウントダウン音声作成装置と同様であり、
説明を省略する。
【0069】再生手段51は、所定の時間的同期関係が
保たれた映像信号と音声信号と時間情報とから構成され
る映像音声信号を、その信号の記録された記憶媒体(図
示せず)から再生する。そして、時間情報をカウントダ
ウン音声作成手段12とテキスト映像作成手段52に出
力し、再生した映像を映像出力手段14に出力する。な
お、本実施の形態5においては、再生手段51の再生す
る信号は、音声信号を含まなくてもよい。
【0070】テキスト映像作成手段52は、再生手段5
1からの時間情報を受け取り、その時間情報が予め設定
されたカウントダウン終了時間より所定時間前になった
ときから、所定の文字原稿に記載された内容と等価な内
容を表すテキスト映像信号を作成する。なお、テキスト
映像作成手段52へのカウントダウン終了時間の設定
も、カウントダウン音声作成手段12への設定と同様に
なされる。映像合成手段53は、再生手段51からの再
生映像信号と、テキスト映像作成手段52からのテキス
ト映像信号とを受け取り、両者を合成して映像出力手段
14に出力する。
【0071】次に、カウントダウン音声作成装置の動作
について説明する。カウントダウン音声の作成、及び出
力に関しては、実施の形態1によるカウントダウン音声
作成装置の動作と同様であり、説明を省略する。テキス
ト映像作成手段52は、再生手段51からの時間情報を
受け取り、その時間情報が予め設定されたカウントダウ
ン終了時間より所定時間前になったときから、所定の文
字原稿に記載された内容と等価な内容を表すテキスト映
像信号を作成する。作成されたテキスト映像信号は、映
像合成手段53に出力され、再生手段51からの再生映
像信号に合成されて映像出力手段14に出力される。そ
して、映像出力手段14は、入力された合成映像信号を
外部モニタ(図示せず)に出力する。外部モニタには、
再生映像と、テキスト映像との合成された映像が表示さ
れる。
【0072】次に、カウントダウン音声作成装置の動作
について、具体例を用いて説明する。本実施の形態5に
おける具体例においても、実施の形態1の具体例と同様
に、既に映像信号が記録されている磁気テープのある区
間に、ナレーション音声を挿入するときのナレーション
の開始点の特定にカウントダウン音声作成装置を用いる
場合を想定して説明する。なお、カウントダウン音声信
号の作成タイミングに関しては、実施の形態1の具体例
と同様であり、説明を省略する。
【0073】ナレーターは、ナレーション原稿のテキス
トデータが記録された記憶媒体を予めテキスト映像作成
手段52に装着しておく。また、テキスト映像作成手段
52にも、カウントダウン音声作成手段12と同様に、
ナレーションの開始時間が予め設定されているとする。
テキスト映像作成手段52は、再生手段51からの時間
情報がナレーションの開始時間から所定時間前になるま
では、テキスト映像信号を作成しない。したがって、映
像合成手段53には、再生された映像信号のみが入力さ
れるだけであるので、映像出力手段14には、その再生
映像のみが出力される。
【0074】テキスト映像作成手段52は、再生手段5
1からの時間情報が、ナレーションの開始時間から所定
時間前より、テキストデータの記録された記憶媒体から
テキストデータを読み取り、そのテキストデータの内容
のテキスト映像信号を作成し、映像合成手段53に出力
する。すると、映像合成手段53は、テキスト映像信号
と、再生映像信号とを合成して映像出力手段14に出力
する。映像出力手段14は、その合成映像を外部モニタ
に表示し、ナレーターは、ナレーション原稿の内容をそ
の外部モニタにより確認することができる。そして、音
声出力手段13からのカウントダウン音声によりナレー
ションの開始点を知り、外部モニタに表示されたナレー
ション原稿の内容の朗読を始めることができる。
【0075】次に、ハンバーガショップのCM映像にナ
レーションを吹き込む場合について説明する。図9は、
モニタに表示された再生映像とテキスト映像との一例を
示す図である。図9で示されるように、モニタの上部に
はCMの再生映像が表示され、モニタの下部にはナレー
ション原稿の内容であるテキスト映像が表示される。モ
ニタの下部には、ナレーション原稿の一部しか表示する
ことができないが、ナレーション原稿のテキストが右か
ら左にスクロールされることで、ナレーターはテキスト
を順番に読むことができる。このスクロールのスピード
は、予め1秒に何文字と決めていてもよいが、ナレータ
ーが、そのスピードをテキスト映像作成手段52の外部
からコントロールできる構成としてもよい。あるいは、
スクロールのスピードは、ナレーションの終了時間から
逆算して設定されるものであってもよい。そして、ナレ
ーターは、カウントダウン音声を聞いてナレーションの
開始点を知り、モニタに表示されたテキストを読むこと
により、ナレーション原稿の朗読を開始することができ
る。そのナレーションは、マイクロフォン(図示せ
ず)、及び音声記録手段(図示せず)により、所望の記
憶媒体(図示せず)に記録され、その後の編集に用いら
れる。
【0076】以上のように、本実施の形態5によるカウ
ントダウン音声作成装置によれば、再生映像信号にテキ
スト映像信号を合成して出力する構成としたことで、実
施の形態1と同様の効果に加え、ユーザが、再生映像と
テキスト映像とを同時に見ることができる効果も得られ
る。例えば、ナレーションの吹き込みにカウントダウン
音声作成装置を用いた場合には、ナレーターは紙に書か
れた原稿に注視する必要がなく、モニタにのみ集中して
ナレーションの朗読を行うことができる。
【0077】なお、本実施の形態5では、テキスト映像
作成手段52には記憶媒体に記録されたテキストデータ
が提供され、テキスト映像作成手段52はそのテキスト
データからテキスト映像信号を作成するとしたが、これ
は一例であって、例えば、テキスト映像作成手段52
に、テキストが紙原稿のまま、すなわちイメージデータ
として提供され、テキスト映像作成手段52がそのイメ
ージデータを映像合成手段53に出力する構成としても
よい。
【0078】また、本実施の形態5では、カウントダウ
ン終了時間から一定時間以前より、テキスト映像信号を
映像出力手段14に出力するとしたが、これは一例であ
って、例えば、最初に表示するテキスト部分を始めから
表示しておき、カウントダウン終了時間から、表示した
テキスト映像のスクロールを開始してもよい。
【0079】また、本実施の形態5では、実施の形態1
によるカウントダウン音声作成装置にテキスト映像作成
手段52を備えた構成としたが、これは一例であって、
例えば、実施の形態2ないし4によるカウントダウン音
声作成装置にテキスト映像作成手段52を備えた構成と
してもよい。
【0080】(実施の形態6)以下、本発明の実施の形
態6によるカウントダウン音声作成装置について、図面
を参照しながら説明する。図10は、本実施の形態6に
よるカウントダウン音声作成装置の構成を示すブロック
図である。図10において、カウントダウン音声作成装
置は、再生手段61と、カウントダウン音声作成手段1
2と、音声出力手段13と、映像出力手段14と、外部
音声入力手段62と、第1の音声重畳手段63と、第2
の音声重畳手段64とを備える。なお、再生手段61、
外部音声入力手段62、第1の音声重畳手段63、及び
第2の音声重畳手段64に関わる部分以外の構成は、実
施の形態1によるカウントダウン音声作成装置と同様で
あり、説明を省略する。
【0081】再生手段61は、所定の時間的同期関係が
保たれた映像信号と音声信号と時間情報とから構成され
る映像音声信号を、その信号の記録された記憶媒体から
再生する。そして、時間情報をカウントダウン音声作成
手段12に出力し、再生した映像信号を映像出力手段1
4に出力し、再生した音声信号を第1の音声重畳手段6
3に出力する。
【0082】外部音声入力手段62は、カウントダウン
音声作成装置の外部からの外部音声信号の入力を受け付
けるインターフェースである。例えば、マイクロフォン
(図示せず)などからの音声信号が入力される。入力さ
れた外部音声信号は、第1の音声重畳手段63に出力さ
れる。
【0083】第1の音声重畳手段63は、再生手段61
からの再生音声信号と、外部音声入力手段62からの外
部音声信号とを受け取り、両者を一定の利得で重畳す
る。その重畳された音声信号は、第2の音声重畳手段6
4に送られる。
【0084】第2の音声重畳手段64は、カウントダウ
ン音声作成手段12からのカウントダウン音声信号と、
第1の音声重畳手段63からの重畳音声信号とを受け取
り、両者を一定の利得で重畳する。その重畳された音声
信号は、音声出力手段13に送られる。
【0085】次に、カウントダウン音声作成装置の動作
について説明する。再生手段61、カウントダウン音声
作成手段12、音声出力手段13、及び映像出力手段1
4の動作に関しては、再生手段61が音声信号をも再生
し、音声出力手段13が音声重畳手段により重畳された
信号を出力する以外は、実施の形態1における動作と同
様であり、説明を省略する。
【0086】外部音声入力手段62には、マイクロフォ
ンなどにより、カウントダウン音声作成装置の外部から
音声信号が入力される。外部音声入力手段62は、入力
された外部音声信号を第1の音声重畳手段63に出力す
る。第1の音声重畳手段63は、再生手段61からの再
生音声信号と、外部音声入力手段62からの外部音声信
号とを一定の利得で重畳し、その重畳された音声信号を
第2の音声重畳手段64に出力する。また、第2の音声
重畳手段64に出力された再生音声信号と外部音声信号
との重畳された音声信号は、さらに、カウントダウン音
声信号と重畳され、音声出力手段13に出力される。
【0087】次に、カウントダウン音声作成装置の動作
について、具体例を用いて説明する。この具体例におい
ては、カウントダウン音声作成装置をカラオケの歌い出
しの指示に用いる場合を想定して説明する。なお、カウ
ントダウン音声信号の作成タイミングの説明としては、
図2を用いる。
【0088】カウントダウン音声作成手段12には、予
め、カラオケの歌い出し点の時間、すなわち、カウント
ダウン音声信号を終了する時間であるカウントダウン終
了時間B0として、“00:00:35:00”が設定
されていたとする。ユーザは、映像信号とカラオケの音
楽信号と時間情報の記録された磁気テープを再生装置
(図示せず)にセットする。そして、映像信号とカラオ
ケの音楽と時間情報の再生を開始すると、再生手段61
(例えば、再生装置の再生ヘッド)が磁気テープに記録
された映像信号と音楽信号と時間情報を“00:00:
00:00”より再生し、再生映像信号を映像出力手段
14に出力し、再生音声信号を音声出力手段13に出力
し、時間情報をカウントダウン音声作成手段12に出力
する。ユーザは、再生映像を映像出力手段14に接続さ
れたモニタ(図示せず)により見ることができ、再生音
楽を音声出力手段13に接続されたスピーカ(図示せ
ず)により聞くことができる。
【0089】図2の時間間隔T1、T2、T3として、
それぞれ、3秒、1秒、0.1秒が設定されている場合
には、カウントダウン音声作成手段12は、時間情報が
“00:00:32:00”となったときに、まず、
0.1秒間のBEEP音を作成し、さらに続けて、時間
情報が、“00:00:33:00” 、“00:0
0:34:00”になったときも、それぞれ、0.1秒
間のBEEP音を作成する。そして、その作成したBE
EP音は、音声出力手段13に出力され、ユーザは、そ
のBEEP音をスピーカから聞くことができる。そし
て、3回BEEP音が鳴った後に歌い出せば、予め決め
られた歌い出し点の時間“00:00:35:00”か
ら、容易に歌い出すことができる。
【0090】以上のように、本実施の形態6によるカウ
ントダウン音声作成装置によれば、外部音声入力手段6
2を備え、外部音声信号と再生音声信号とカウントダウ
ン音声信号とが重畳されて出力されることで、実施の形
態1と同様の効果に加え、ユーザが外部入力された音声
と再生された音声とをカウントダウン音声とともに聞く
ことができる効果も得られる。例えば、カラオケにカウ
ントダウン音声作成装置を用いた場合には、歌い出しの
タイミングを取るのが苦手な人も、カウントダウン音声
を聞くことにより、容易に歌い出しタイミングを計るこ
とができる。
【0091】なお、カラオケの上級者であって、歌い出
しの指示が不要である場合には、カウントダウン音声作
成手段12がカウントダウン音声を作成しないように設
定できるようにしてもよい。このようにすることで、上
級者と初心者の両方がカラオケを楽しむことができる。
【0092】また、本実施の形態6では、カウントダウ
ン音声作成装置が映像をも出力する構成としたが、本実
施の形態6によるカウントダウン音声作成装置では、映
像出力手段14は必須のものではなく、映像出力手段1
4を備えない構成としてもよい。
【0093】(実施の形態7)以下、本発明の実施の形
態7によるカウントダウン音声作成システムについて、
図面を参照しながら説明する。図11は、本実施の形態
7によるカウントダウン音声作成システムの構成を示す
ブロック図である。図11において、カウントダウン音
声作成システムは、通信回線77を介してつながってい
るカウントダウン音声作成装置と、音声送受信装置とか
ら構成される。カウントダウン音声作成装置は、再生手
段72と、カウントダウン音声作成手段12と、音声出
力手段71と、外部音声入力手段62と、第1の音声重
畳手段63と、第2の音声重畳手段64と、送受信手段
73とを備える。音声送受信装置は、送受信手段74
と、音声出力手段75と、外部音声入力手段76とを備
える。なお、音声出力手段71、再生手段72、送受信
手段73、74、音声出力手段75、及び外部音声入力
手段76に関わる部分以外の構成は、実施の形態6によ
るカウントダウン音声作成装置と同様であり、説明を省
略する。
【0094】音声出力手段71は、第2の音声重畳手段
64からの重畳音声信号と送受信手段73からの音声信
号とを受け取り、ヘッドフォン(図示せず)や、スピー
カ(図示せず)などに出力するインターフェースであ
る。再生手段72は、再生映像信号を出力しない以外
は、実施の形態6の再生手段61と同様であり、説明を
省略する。
【0095】送受信手段73は、第2の音声重畳手段6
4からの重畳音声信号を受け取り、通信回線77を介し
て送受信手段74に送信する。また、送受信手段74か
ら送信される音声信号を受け取り、音声出力手段71に
出力する。ここで、通信回線としては、例えば、公衆電
話回線、データ通信回線、あるいは通信ネットワークな
どが用いられる。
【0096】送受信手段74は、送受信手段73から送
信された音声信号を受け取り、音声出力手段75に出力
し、外部音声入力手段76に外部入力された音声信号
を、通信回線77を介して送受信手段73に送信する。
外部音声入力手段76は、マイクロフォン(図示せず)
などによる音声信号の入力を受け付けるインターフェー
スであり、入力された外部音声信号は、送受信手段74
と音声出力手段75とに出力される。音声出力手段75
は、送受信手段74からの音声信号と、外部音声入力手
段76からの音声信号とを重畳して出力する。
【0097】次に、カウントダウン音声作成システムの
動作について説明する。カウントダウン音声作成手段1
2、外部音声入力手段62、第1の音声重畳手段63、
及び第2の音声重畳手段64の動作に関しては、実施の
形態6における動作と同様であり、説明を省略する。ま
た、再生手段72の動作に関しては、映像信号を再生し
ない以外は、実施の形態6による再生手段61の動作と
同様であり、その説明を省略する。
【0098】第2の音声重畳手段64で重畳された音声
信号は、音声出力手段71と、送受信手段73とに出力
される。そして、音声出力手段71は、入力された音声
信号をスピーカ等に出力し、送受信手段73は、入力さ
れた音声信号を通信回線77で送信可能な形式に変換
し、その音声信号を通信回線77を介して、送受信手段
74に送信する。
【0099】送受信手段74は、送受信手段73から送
信された音声信号を受け取り、音声出力手段75に出力
可能な形式の信号に変換して音声出力手段75に出力す
る。また、外部音声入力手段76は、マイクロフォン
(図示せず)などからの外部音声信号の入力を受け付
け、入力された外部音声信号を送受信手段74と音声出
力手段75とに出力する。そして、音声出力手段75
は、送受信手段74からの音声信号と外部音声入力手段
76からの音声信号とを重畳してスピーカ等(図示せ
ず)に出力する。
【0100】送受信手段74は、外部音声入力手段76
からの外部音声信号を通信回線77で送信可能な形式に
変換し、その音声信号を通信回線77を介して、送受信
手段73に送信する。送受信手段73は、送受信手段7
4からの音声信号を受け取り、音声出力手段71に出力
可能な形式の信号に変換して音声出力手段71に出力す
る。音声出力手段71は、送受信手段73からの音声信
号を、第2の音声重畳手段64から受け付けた音声信号
に重畳して、スピーカなどに出力する。このようにし
て、カウントダウン音声作成システムの音声出力手段7
1からの出力音声を聞いているユーザは、再生音声と、
カウントダウン音声と、外部音声入力手段62、76に
入力された外部音声とをスピーカなどを通して聞くこと
ができる。また、カウントダウン音声作成システムの音
声出力手段75からの出力音声を聞いているユーザは、
再生音声と、カウントダウン音声と、外部音声入力手段
62、76に入力された外部音声とをスピーカなどを通
して聞くことができる。
【0101】次に、カウントダウン音声作成システムの
動作について、具体例を用いて説明する。この具体例に
おいては、カウントダウン音声作成システムを通信カラ
オケに用いる場合を想定して説明する。ここで、通信カ
ラオケとは、離れたところにいるユーザが、通信回線を
介して互いの歌声を聞きながら歌うカラオケのことであ
る。なお、カウントダウン音声の作成タイミングなどに
関しては、実施の形態6と同様であり、説明を省略す
る。
【0102】カウントダウン音声作成装置において再生
されたカラオケの音楽と、カウントダウン音声作成手段
12の作成した、カラオケの歌い出し位置を指定するカ
ウントダウン音声と、カウントダウン音声作成装置のユ
ーザの歌声とは、送受信手段73と、通信回線77とを
介して音声送受信装置に送信され、音声送受信装置のユ
ーザは、それらの音声を音声出力手段75と、スピーカ
等を介して聞くことができる。
【0103】また、外部音声入力手段76に入力され
た、音声送受信装置のユーザの歌声は、送受信手段74
により、カウントダウン音声作成装置に送信される。そ
して、カウントダウン音声作成装置のユーザは、音声作
成装置のユーザの歌声を、再生音声等と共に聞くことが
できる。
【0104】以上のように、本実施の形態7によるカウ
ントダウン音声作成システムによれば、送受信手段7
3、74を備え、カウントダウン音声信号、再生音声信
号、及び外部音声信号の重畳された音声信号を通信回線
77を介して送受信する構成としたことで、実施の形態
6と同様の効果に加え、離れたところにいるユーザどう
しが、同じタイミング音声としてのカウントダウン音声
を聞くことができ、さらに、入力された互いの外部音声
を聞くことができる効果も得られる。例えば、カウント
ダウン音声作成システムを、通信カラオケに用いた場合
には、離れたところにいる複数のユーザが、互いに相手
の歌声を聞きながら、デュエットを歌うことができ、そ
のときの歌い出し位置を、カウントダウン音声作成手段
12の作成するカウントダウン音声により指定すること
ができるため、カウントダウン音声作成手段のユーザ
と、音声送受信装置のユーザとは、歌い出し位置を容易
に特定することもできる効果が得られる。
【0105】なお、本実施の形態7では、カウントダウ
ン音声作成装置と、音声送受信装置とが一対一に対応し
ている場合について説明したが、これは一例であって、
一つのカウントダウン音声作成装置に対して、複数の音
声送受信装置が対応しているものであってもよい。この
場合には、例えば、離れたところにいる複数のユーザの
合奏、あるいは合唱の練習などにカウントダウン音声作
成システムを用いることができる。
【0106】また、実施の形態6及び7において、カウ
ントダウン音声作成手段12の作成するカウントダウン
音声の時間間隔T2としては、カウントダウン音声作成
装置をカラオケに適用した場合には、時間間隔T2をカ
ラオケで流れる曲の拍子に一致させ、また、カウントダ
ウン音声信号を作成する時間間隔T1をカラオケの曲の
1小節、あるいは複数小節とすることにより、カラオケ
での歌い出し点の確認がより容易になる。この場合は、
曲の拍子の時間間隔(T2)、あるいはカウントダウン
音声信号を作成する時間間隔(T1)が予めカウントダ
ウン音声作成手段12に登録されていてもよく、また
は、記憶媒体にT1やT2が記録されており、再生手段
61がそれらを読み出してカウントダウン音声作成手段
12に出力してもよい。T1やT2が記録されている音
楽データとしては、例えば、MIDI(Musical Instru
ment Digital Interface)で記述され、電子的に保存さ
れているものがある。MIDIでは、音楽データをコン
ピュータ読み取り可能な音符データの集まりに分解して
管理するため、歌い出しの位置の指定があれば、拍子の
間隔や、1小節前の位置、あるいはカウントダウン音声
の回数を決定することは容易である。
【0107】なお、実施の形態3、4、6、及び7で
は、音声重畳手段32、第1の音声重畳手段43、6
3、第2の音声重畳手段44、64が、一定の利得で音
声信号を重畳するとしたが、これは一例であって、音声
信号を重畳する利得が、時間とともに変化するものであ
ってもよい。
【0108】また、実施の形態1ないし7において、映
像出力手段14に、カウントダウン映像信号を出力する
カウントダウン映像作成手段を備えてもよい。ここで、
カウントダウン映像とは、カウントダウン終了時間をユ
ーザに知らせるために外部モニタに表示される映像であ
り、例えば、“5”、“4”、“3”、“2”、“1”
などの文字が用いられる。このカウントダウン映像は、
再生映像にスーパーインポーズされて映像出力手段に出
力される。
【0109】また、実施の形態1ないし7では、カウン
トダウン音声作成手段12に、予めカウントダウン終了
時間が設定されており、カウントダウン音声作成手段1
2は時間情報を参照して、時間情報がカウントダウン終
了時間より所定時間前からカウントダウン音声を作成す
るとしたが、これは一例であって、例えば、カウントダ
ウン終了時間がカウントダウン音声作成手段12に設定
されていない代りに、記憶媒体に記録された映像音声信
号のカウントダウン終了点(例えば、ナレーション開始
点)に、何らかのマークが挿入されており、再生手段が
映像音声を再生していてそのマークを検知すると、一定
時間だけプリロールしてから、もう一度再生を開始し、
そのマークの挿入されていた時間がカウントダウン終了
時間となるようにカウントダウン音声を作成する旨の命
令を再生手段がカウントダウン音声作成手段に出力する
構成としてもよい。
【0110】また、実施の形態1ないし7では、カウン
トダウン音声として、BEEP音を用いる場合について
説明したが、このBEEP音として、単一周波数のBE
EP音を用いると、カウントダウン音声作成手段12
を、安価な構成とすることができる。
【0111】また、カウントダウン音声作成装置では、
音声出力のレベル調整を行うための周波数1KHzの基
準信号発生器を備えていることが多いため、BEEP音
として、この1KHzの基準信号を用いてもよい。
【0112】また、図2で示される時間間隔T2とし
て、再生映像のフレーム周波数の逆数で与えられるフレ
ーム時間の整数倍の時間間隔を用いてもよい。例えば、
再生映像がNTSC信号の場合は、30フレーム分の時
間に設定することにより、あるいは、再生映像がPAL
信号の場合には、25フレーム分の時間に設定すること
により、時間間隔T2を、略1秒に設定することができ
る。
【0113】また、実施の形態1ないし7では、カウン
トダウン音声として、BEEP音を断続的に用いた場合
について説明したが、これは一例であって、カウントダ
ウン音声としては、例えば、図2で示される時間B3に
は3回のBEEP音、時間B2には2回のBEEP音、
時間B1には1回のBEEP音をカウントダウン音声と
して用いてもよく、あるいは、人間の声に似せて作成し
た“さん”、“に”、“いち”、“はい”といった音声
や、連続的な“今からですよ、はい”といった音声な
ど、カウントダウン終了時間を特定できるものであれ
ば、どのようなものにも限定されない。
【0114】また、本実施の形態1ないし7では、カウ
ントダウン音声作成手段12は、時間情報が、カウント
ダウン終了時間より所定時間前になったときから、カウ
ントダウン終了時間になるまでカウントダウン音声を作
成するとしたが、これは一例であって、例えば、カウン
トダウン終了時間までは、ユーザがカウントダウン終了
時間を特定できる“5”、“4”、“3”、“2”、
“1”といったカウントダウン音声を作成し、カウント
ダウン終了時間以降は、一定間隔でBEEP音を作成す
るようにしてもよい。このようにすることで、カウント
ダウン音声作成装置をナレーションの吹き込みに用いる
場合には、ナレーターは、ナレーションの朗読のスピー
ドの目安にこのカウントダウン音声としてのBEEP音
を用いることができる。
【0115】また、カウントダウン音声作成手段12が
カウントダウン音声を作成するのは、カウントダウン終
了時間の所定時間前よりとしたが、例えば、カウントダ
ウン音声作成装置を動作するとともにカウントダウン音
声を作成するなどのように、カウントダウン終了時間の
所定時間前からカウントダウン音声を作成するものでな
くてもよい。
【0116】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるカウントダウン音声作成装置によれば、所定の時
間的同期関係が保たれた映像信号と時間情報とを再生す
る再生手段により再生された時間情報が予め設定された
カウントダウン終了時間より所定時間前になったときか
ら、カウントダウン音声信号を作成するカウントダウン
音声作成手段を備えたことで、予め決められた時間をカ
ウントダウン音声により容易に特定することができる効
果が得られる。
【0117】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置によれば、所定の文字原稿に記載された内容と等
価な内容を表すテキスト映像信号を作成するテキスト映
像作成手段と、テキスト映像信号と再生映像信号とを合
成する映像合成手段とをさらに備え、映像出力手段が映
像合成手段により合成された合成映像信号を出力する構
成としたことで、ユーザが、再生映像とテキスト映像と
を同時に見ることができる効果も得られる。
【0118】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置によれば、再生手段が音声信号をも再生し、音声
出力手段が、再生手段により再生された再生音声信号を
さらに出力する構成としたことで、カウントダウン音声
作成装置のユーザは、カウントダウン音声とともに再生
された音声をも聞くことができるため、さらに容易に予
め決められた時間を確認することができる効果も得られ
る。
【0119】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置によれば、カウントダウン音声作成装置の外部か
ら音声信号が入力される外部音声入力手段と、外部音声
入力手段に入力された外部音声信号を記録する記録手段
とをさらに備え、音声出力手段が外部音声信号をも出力
する構成としたことで、ユーザは、外部音声をカウント
ダウン音声と共に聞くことができる。また、記録された
外部音声信号を後の編集等に用いることもできる。
【0120】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置によれば、記録手段が、再生手段により再生され
た再生映像信号をも記録する構成としたことで、外部音
声信号と再生映像信号との記録された記憶媒体を、後の
編集に用いることができる。
【0121】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置によれば、再生手段が音声信号をも再生し、音声
出力手段が再生手段により再生された再生音声信号をさ
らに出力する構成としたことで、ユーザは、カウントダ
ウン音声と再生音声と外部音声とをスピーカ等により聞
くことができる効果も得られる。
【0122】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置によれば、記録手段が再生音声信号をも記録する
ことで、ユーザは、記憶媒体に記録された再生音声信号
と外部音声信号とをその後の編集に用いることができ
る。
【0123】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置によれば、所定の時間的同期関係が保たれた音声
信号と時間情報とを再生する再生手段により再生された
時間情報が予め設定されたカウントダウン終了時間より
所定時間前になったときから、カウントダウン終了時間
になるまでカウントダウン音声信号を作成するカウント
ダウン音声作成手段と、外部から音声信号が入力される
外部音声入力手段と、カウントダウン音声信号と再生音
声信号と外部音声信号とを出力する音声出力手段とを備
えたことで、ユーザが外部音声と再生音声とをカウント
ダウン音声とともに聞くことができる効果も得られる。
例えば、このカウントダウン音声作成装置をカラオケに
用いた場合には、歌い出しのタイミングを取るのが苦手
な人も、カウントダウン音声を聞くことにより、容易に
歌い出しタイミングを計ることができる。
【0124】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置によれば、カウントダウン音声作成装置におい
て、カウントダウン音声作成手段が、再生手段により再
生された再生音声の拍に基づいて前記カウントダウン音
声信号を作成する構成としたことで、例えば、この装置
をカラオケに用いたときに、カラオケでの歌い出し点の
確認をより容易に行うことができる。
【0125】また、本発明によるカウントダウン音声作
成装置、及び音声送受信装置からなるカウントダウン音
声作成システムによれば、カウントダウン音声作成装置
を、所定の時間的同期関係が保たれた音声信号と時間情
報とを再生する再生手段と、前記再生手段により再生さ
れた時間情報が予め設定されたカウントダウン終了時間
より所定時間前になったときから、カウントダウン終了
時間になるまでカウントダウン音声信号を作成するカウ
ントダウン音声作成手段と、前記カウントダウン音声作
成装置の外部から音声信号が入力される第1の外部音声
入力手段と、前記カウントダウン音声信号と前記再生手
段により再生された再生音声信号と前記外部音声入力手
段に入力された外部音声信号とを前記音声送受信装置に
送信し、前記音声送受信装置から送信された音声信号を
受信する第1の送受信手段と、前記カウントダウン音声
信号、前記再生音声信号、前記外部音声信号、及び前記
第1の送受信手段の受信した音声信号を出力する第1の
音声出力手段とから構成し、前記音声送受信装置を、前
記音声送受信装置の外部から音声信号が入力される第2
の外部音声入力手段と、前記カウントダウン音声作成装
置から送信された音声信号を受信し、前記第2の外部音
声入力手段に入力された外部音声信号を前記カウントダ
ウン音声作成装置に送信する第2の送受信手段と、前記
第2の送受信手段により受信された音声信号と前記外部
音声信号とを出力する第2の音声出力手段とから構成し
たことで、離れたところにいるユーザどうしが、同じカ
ウントダウン音声を聞くことができ、さらに、入力され
た互いの外部音声を聞くことができる効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるカウントダウン音
声作成装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1によるカウントダウン音
声の作成タイミングを説明するための図である。
【図3】本発明の実施の形態2によるカウントダウン音
声作成装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態3によるカウントダウン音
声作成装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態4によるカウントダウン音
声作成装置の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態4によるカウントダウン音
声作成装置の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態4によるカウントダウン音
声作成装置の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態5によるカウントダウン音
声作成装置の構成を示すブロック図である。
【図9】モニタに表示された再生映像とテキスト映像の
一例を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態6によるカウントダウン
音声作成装置の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施の形態7によるカウントダウン
音声作成システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11、21、31、41、51、61、72 再生手段 12 カウントダウン音声作成手段 13、22、71、75 音声出力手段 14、72 映像出力手段 32 音声重畳手段 42、62、76 外部音声入力手段 43、63 第1の音声重畳手段 44、64 第2の音声重畳手段 45 記録手段 52 テキスト映像作成手段 53 映像合成手段 73、74 送受信手段 77 通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/7826 H04N 5/91 C 5/93 5/93 G G11B 27/02 C (72)発明者 阿部 敏久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤岡 総一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の時間的同期関係が保たれた映像信
    号と時間情報とを再生する再生手段と、 前記再生手段により再生された再生映像信号を出力する
    映像出力手段と、 前記再生手段により再生された時間情報が予め設定され
    たカウントダウン終了時間となることを通知するカウン
    トダウン音声信号を作成するカウントダウン音声作成手
    段と、 前記カウントダウン音声作成手段により作成されたカウ
    ントダウン音声信号を出力する音声出力手段と、 を備えたことを特徴とするカウントダウン音声作成装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカウントダウン音声作成
    装置において、 前記カウントダウン音声作成手段が、時間情報が前記カ
    ウントダウン終了時間より所定時間前になったときから
    前記カウントダウン音声信号を作成することを特徴とす
    るカウントダウン音声作成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のカウントダウン
    音声作成装置において、 前記カウントダウン音声作成手段が、前記カウントダウ
    ン終了時間まで前記カウントダウン音声信号を作成する
    ことを特徴とするカウントダウン音声作成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のカ
    ウントダウン音声作成装置において、 所定の文字原稿に記載された内容と等価な内容を表すテ
    キスト映像信号を作成するテキスト映像作成手段と、 前記テキスト映像信号と前記再生映像信号とを合成する
    映像合成手段とをさらに備え、 前記映像出力手段が前記映像合成手段により合成された
    合成映像信号を出力することを特徴とするカウントダウ
    ン音声作成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のカ
    ウントダウン音声作成装置において、 前記再生手段が音声信号をも再生し、 前記音声出力手段が、前記再生手段により再生された再
    生音声信号をさらに出力することを特徴とするカウント
    ダウン音声作成装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のカウントダウン音声作成
    装置において、 前記再生音声信号と前記カウントダウン音声信号とを重
    畳する音声重畳手段をさらに備え、 前記音声出力手段が、前記音声重畳手段により重畳され
    た前記再生音声信号と前記カウントダウン音声信号とを
    出力することを特徴とするカウントダウン音声作成装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし4のいずれかに記載のカ
    ウントダウン音声作成装置において、 前記カウントダウン音声作成装置の外部から音声信号が
    入力される外部音声入力手段と、 前記外部音声入力手段に入力された外部音声信号を記録
    する記録手段とをさらに備え、 前記音声出力手段が、前記外部音声信号をさらに出力す
    ることを特徴とするカウントダウン音声作成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のカウントダウン音声作成
    装置において、 前記カウントダウン音声信号と前記外部音声信号とを重
    畳する音声重畳手段をさらに備え、 前記音声出力手段が、前記音声重畳手段により重畳され
    た前記カウントダウン音声信号と前記外部音声信号とを
    出力することを特徴とするカウントダウン音声作成装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のカウントダウン音声作成
    装置において、 前記記録手段が、前記再生手段により再生された再生映
    像信号をも記録することを特徴とするカウントダウン音
    声作成装置。
  10. 【請求項10】 請求項7または9記載のカウントダウ
    ン音声作成装置において、 前記再生手段が音声信号をも再生し、 前記音声出力手段が、前記再生手段により再生された再
    生音声信号をさらに出力することを特徴とするカウント
    ダウン音声作成装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のカウントダウン音声
    作成装置において、 前記外部音声信号と前記再生音声信号とを重畳する第1
    の音声重畳手段と、 前記第1の音声重畳手段により重畳された音声信号と前
    記カウントダウン音声信号とを重畳する第2の音声重畳
    手段とをさらに備え、 前記音声出力手段が、前記第1の音声重畳手段と前記第
    2の音声重畳手段とにより重畳された前記カウントダウ
    ン音声信号と前記外部音声信号と前記再生音声信号とを
    出力することを特徴とするカウントダウン音声作成装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項10記載のカウントダウン音声
    作成装置において、 前記記録手段が、前記再生音声信号をも記録することを
    特徴とするカウントダウン音声作成装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のカウントダウン音声
    作成装置において、 前記外部音声信号と前記再生音声信号とを重畳する第1
    の音声重畳手段と、 前記第1の音声重畳手段により重畳された音声信号と前
    記カウントダウン音声信号とを重畳する第2の音声重畳
    手段とをさらに備え、 前記音声出力手段が、前記第1の音声重畳手段と前記第
    2の音声重畳手段とにより重畳された前記カウントダウ
    ン音声信号と前記外部音声信号と前記再生音声信号とを
    出力し、 前記記録手段が、前記第1の音声重畳手段により重畳さ
    れた前記外部音声信号と前記再生音声信号とを記録する
    ことを特徴とするカウントダウン音声作成装置。
  14. 【請求項14】 所定の時間的同期関係が保たれた音声
    信号と時間情報とを再生する再生手段と、 前記再生手段により再生された時間情報が予め設定され
    たカウントダウン終了時間より所定時間前になったとき
    から、カウントダウン終了時間になるまでカウントダウ
    ン音声信号を作成するカウントダウン音声作成手段と、 前記カウントダウン音声作成装置の外部から音声信号が
    入力される外部音声入力手段と、 前記カウントダウン音声信号と前記再生手段により再生
    された再生音声信号と前記外部音声入力手段に入力され
    た外部音声信号とを出力する音声出力手段と、 を備えたことを特徴とするカウントダウン音声作成装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のカウントダウン音声
    作成装置において、 前記カウントダウン音声作成手段が、前記再生手段によ
    り再生された再生音声の拍に基づいて前記カウントダウ
    ン音声信号を作成することを特徴とするカウントダウン
    音声作成装置。
  16. 【請求項16】 請求項14または15記載のカウント
    ダウン音声作成装置において、 前記再生手段が映像信号をも再生し、 前記再生手段により再生された再生映像信号を出力する
    映像出力手段をさらに備えたことを特徴とするカウント
    ダウン音声作成装置。
  17. 【請求項17】 請求項14ないし16のいずれかに記
    載のカウントダウン音声作成装置において、 前記外部音声信号と前記再生音声信号とを重畳する第1
    の音声重畳手段と、 前記第1の音声重畳手段により重畳された音声信号と前
    記カウントダウン音声とを重畳する第2の音声重畳手段
    とをさらに備え、 前記音声出力手段が、前記第1の音声重畳手段と前記第
    2の音声重畳手段とにより重畳された前記カウントダウ
    ン音声信号と前記外部音声信号と前記再生音声信号とを
    出力することを特徴とするカウントダウン音声作成装
    置。
  18. 【請求項18】 カウントダウン音声作成装置、及び音
    声送受信装置からなるカウントダウン音声作成システム
    であって、 前記カウントダウン音声作成装置は、 所定の時間的同期関係が保たれた音声信号と時間情報と
    を再生する再生手段と、 前記再生手段により再生された時間情報が予め設定され
    たカウントダウン終了時間より所定時間前になったとき
    から、カウントダウン終了時間になるまでカウントダウ
    ン音声信号を作成するカウントダウン音声作成手段と、 前記カウントダウン音声作成装置の外部から音声信号が
    入力される第1の外部音声入力手段と、 前記カウントダウン音声信号と前記再生手段により再生
    された再生音声信号と前記第1の外部音声入力手段に入
    力された外部音声信号とを前記音声送受信装置に送信
    し、前記音声送受信装置から送信された音声信号を受信
    する第1の送受信手段と、 前記カウントダウン音声信号、前記再生音声信号、前記
    外部音声信号、及び前記第1の送受信手段の受信した音
    声信号を出力する第1の音声出力手段とを有し、 前記音声送受信装置は、 前記音声送受信装置の外部から音声信号が入力される第
    2の外部音声入力手段と、 前記カウントダウン音声作成装置から送信された音声信
    号を受信し、前記第2の外部音声入力手段に入力された
    外部音声信号を前記カウントダウン音声作成装置に送信
    する第2の送受信手段と、 前記第2の送受信手段により受信された音声信号と前記
    第2の外部音声入力手段に入力された前記外部音声信号
    とを出力する第2の音声出力手段とを有することを特徴
    とするカウントダウン音声作成システム。
  19. 【請求項19】 請求項18記載のカウントダウン音声
    作成システムにおいて、 前記カウントダウン音声作成手段が、前記再生手段によ
    り再生された再生音声の拍に基づいて前記カウントダウ
    ン音声信号を作成することを特徴とするカウントダウン
    音声作成システム。
  20. 【請求項20】 請求項18または19記載のカウント
    ダウン音声作成システムにおいて、 一のカウントダウン音声作成装置に対して、複数の音声
    送受信装置が対応することを特徴とするカウントダウン
    音声作成システム。
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