JPH0811163B2 - キシレン異性体混合物からエチルベンゼン又はエチルベンゼンとパラキシレン混合物を分離する方法 - Google Patents

キシレン異性体混合物からエチルベンゼン又はエチルベンゼンとパラキシレン混合物を分離する方法

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JPH0811163B2
JPH0811163B2 JP3348259A JP34825991A JPH0811163B2 JP H0811163 B2 JPH0811163 B2 JP H0811163B2 JP 3348259 A JP3348259 A JP 3348259A JP 34825991 A JP34825991 A JP 34825991A JP H0811163 B2 JPH0811163 B2 JP H0811163B2
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駿 嵩 談
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台湾▲笨▼乙▲希▼工業股▲分▼有限公司
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキシレン異性体混合物の
分離方法に関する詳しくは、二酸化炭素を担体及び
剤とし、高Si/Al比ゼオライトを吸着剤とし、キ
シレン異性体混合物からエチルベンゼン又はエチルベン
ゼンとパラキシレン混合物を分離する方法に関する。
【0002】
【発明の背景】キシレン異性体混合物は一般ナフサ分
解工場とリホーミング工場で発生するが、その成分には
o−キシレン(OX)、m−キシレン(MX)、p−キ
シレン(PX)、及びエチルベンゼン(EB)等の4種
の重要な石油化学原料を含み、OXは無水フタル酸の原
料であり、MXはイソフタル酸の原料であり、異性化し
てp−キシレンにすることもでき、PXはポリエステル
繊維の原料であり、EBはスチレンの原料である。キシ
レン異性体混合物中各成分の沸点はかなり接近している
(EB,136.2°C;PX,138.1°C;M
X,139.1°C;OX,144.4°C)ので、蒸
留法では分離しにくい。従来の方法に冷凍結晶法でキシ
レン異性体混合物を分離するに、この混合物を冷凍し、
先ずp−キシレンを結晶させ、その他の成分は液相に残
すが、この冷凍結晶法には多くの欠点がある。例えば、
かなり多くのエネルギーを要し、液・固相均衡の制限に
よりp−キシレンの収率はせいぜい73%しか達しな
い。
【0003】現在工業上、キシレン異性体の分離工程に
おいて、ゼオライトを吸着剤として、液相又は気相にて
操作する選択性吸着法が最も経済性があると認められて
いる、例えば、米国特許第3,558,732; 3,943,183; 4,05
1,192; 4,326,091; 4,439,535 等が挙げられる。これら
の方法には、通常脱着剤を必要とする。最も常用の脱着
剤としてイソプロピルベンゼン、バラジエチルベンゼ
ン、トルエン等が挙げられる。詳しい内容はD. M. Ruth
ven の「Principles of Adsorption and Adsorption Pr
ocesses 」, John Wiley & Sons New York (1984) を参
照されたい。Sautacesaria, E.らは「Separation of Xy
lenes on Y Zeolites, in the Vapor Phase. 1. Determ
ination of the Adsorption Equilibrium Parameters a
nd of theKenetic Regime 」, Ind. Eng. chem. Proces
s Dev. 24, 78-83 (1985) にて、Yゼオライトで気相状
態下、キシレン異性体の分離を開示し、気相で分離する
と液相で分離するより優れていて、且つ脱着剤の使用量
も少ないことが分かった。
【0004】上記いくつかの分離方法はいずれも脱着
を蒸留で回収する必要があるので、相当多くのエネルギ
ーを必要とする。
【0005】本発明者の1人である談駿嵩及び蔡正雷は
「Separation of Xylene Isomers on Silicalite in Su
percritical and Gaseous Carbon Dioxide」, Ind. En
g. chem. Res.,Vol. 29, 502-504(1990) にて、高Si
/Al比ゼオライト(silicalite) すなわちシリカ含有
比の高いゼオライト吸着剤及び、気体と超臨界(superc
ritical)二酸化炭素を担体として、等重量のパラキシレ
ンとメタキシレン異性体混合物を分離し、気体二酸化炭
素は超臨界二酸化炭素より優れた分離効果を示すことを
開示し、又温度、圧力及び流速の分離効果に対する影
響も検討し、体積が1cm 3 のプルスフィード(a Puls
e of1.0cm3 of Xylene Isomers Feed)、及び39.5g
の高Si/Al比ゼオライト吸着剤にて、最も適する操
作条件は温度が約358°Kで、圧力が約47.6at
mで、流速が約15.0cm3 /分である。
【0006】本発明の主な目的は二酸化炭素を担体及び
脱着剤とし、キシレン異性体混合物に対して吸着分離を
行う方法を提供することにある。好ましくは、前記二酸
化炭素を等温、等圧吸着工程で回収し再循環する。従っ
て、従来の吸着分離方法における脱着剤は使用されず、
エネルギー消費が莫大な脱着剤の蒸留分離工程が省か
【0007】
【発明の要旨】上記目的を達成する為、本発明はキシレ
ン異性体混合物からエチルベンゼンとパラキシレン混合
物を分離する方法を提供する、高圧気体二酸化炭素を担
体とし、前記キシレン異性体混合物を高Si/Al比
オライト吸着剤床に送り、吸着を行い、前記吸着剤床を
通過したメタキシレンとオルトキシレンが多く含まれる
第1製品流を得て、前記製品流に前記混合物中のエチル
ベンゼンとパラキシレン混合物が出始めてから、更に高
圧の超臨界二酸化炭素を導入し、前記吸着剤床を脱着
せ、エチルベンゼンとパラキシレンが多く含まれる第2
製品流が得られる。好ましくは、第1製品流と第2製品
流をそれぞれ異なる活性炭吸着剤床に送り、等温等圧に
てこれらのキシレン異性体製品を吸着させて、これらの
活性炭吸着剤床を通した実質上純粋な二酸化炭素を再循
環使用する。又前記高圧気体二酸化炭素の吸着も任意に
前記混合物中の全てのメタキシレン、オルトキシレン及
びパラキシレンが殆ど析出するまで行ってから、前記
臨界二酸化炭素を導入し、前記吸着剤床を脱着させ、エ
チルベンゼンが多く含まれる第2製品流を得ることもで
きる。
【0008】上記本発明の方法は、二酸化炭素の圧力を
変更させることにより、吸着剤の吸着力を変化させ、
剤を使用しないので、脱着剤の蒸留回収の問題が避け
られる。又、前記二酸化炭素は好ましくは、等温等圧に
てキシレン異性体製品と分離することができるので、温
度と圧力を加えなくとも直接回収し再循環使用すること
ができる。従って、従来の方法のように、減圧により製
品と担体気液分離する際、更にエネルギー消費が大き
い増圧工程を加えなければ、前記二酸化炭素担体を再循
環使用することができないという欠点が避けられる。
【0009】
【発明の詳細な内容】本発明はキシレン異性体混合物か
らエチルベンゼンとパラキシレン混合物を分離する方法
を提供する、前記混合物には他にメタキシレンとオルト
キシレンが含まれている、この方法には:(a) 高圧
気体二酸化炭素流を担体とし、一定量の前記キシレン異
性体混合物を高Si/Al比ゼオライト吸着剤床に送
り、吸着を行い、前記吸着剤床を通過したメタキシレン
とオルトキシレンが多く含まれる第1製品流を得て、
(b) 前記混合物フィード中のメタキシレンとオルト
キシレンが殆ど析出してから、より高圧な超臨界二酸化
炭素流を導入し、前記吸着剤床を脱着させ、パラキシレ
ンとエチルベンゼンが多く含まれる第2製品流を得て、
(c) 前記第2製品流を第1活性炭吸着剤床に送り、
ほぼ等温等圧にてその内のパラキシレンとエチルベンゼ
ンを吸着させて、これらの第1活性炭吸着剤床を通した
高純度の二酸化炭素流を(b)の超臨界二酸化炭素流に
再循環させ、(d) 前記第1活性炭吸着剤床を脱着
せ、パラキシレンとエチルベンゼンの製品混合物が得ら
れ、(e) 前記第1製品流を第2活性炭吸着剤床に送
り、ほぼ等温等圧にてその内のメタキシレン、オルトキ
シレンを吸着させて、第2活性炭吸着剤床を通した高純
度の二酸化炭素流を(a)の気体二酸化炭素流再循環
させ、前記第2活性炭吸着剤床を脱着させ、メタキシレ
ンとオルトキシレンの混合物製品が得られる。
【0010】又本発明はキシレン異性体混合物からエチ
ルベンゼンを分離する方法を提供する、前記混合物には
他にメタキシレン、オルトキシレン及びパラキシレンが
含まれている、この方法には:(a)’高圧気体二酸化
炭素流を担体とし、一定量の前記キシレン異性体混合物
を高Si/Al比ゼオライト吸着剤床に送り、エチルベ
ンゼンの吸着を行い、前記吸着剤床を通過した実質上エ
チルベンゼンを含まない第1製品流を得て、(b)’
混合物フィード中のエチルベンゼンの他の異性体
ど析出してから、より高圧な超臨界二酸化炭素流を導入
し、前記吸着剤床を脱着させ、エチルベンゼンが多く含
まれる第2製品流を得て、(c)’前記第2製品流を第
1活性炭吸着剤床に送り、ほぼ等温等圧にてその内のエ
チルベンゼンを吸着させて、第1活性炭吸着剤床を通し
た高純度の二酸化炭素流を(b)’の超臨界二酸化炭素
流に再循環させ、(d)’前記第1活性炭吸着剤床を
させ、エチルベンゼンの製品が得られる、(e)’
第1製品流を第2活性炭吸着剤床に送り、ほぼ等温等
圧にてその内のキシレン異性体を吸着させて、第2活性
炭吸着剤床を通した高純度の二酸化炭素流を(a)’の
気体二酸化炭素流再循環させ、前記第2活性炭吸着剤
床を脱着させ、それらのキシレン異性体が得られる。
【0011】本発明方法で使用するキシレン異性体混合
物は、石油化学工業にて大量得られるキシレン異性体
混合物が好ましい、例えば、ナフサ分解工場又はリホー
ミング工場で発生するo−、m−、p−キシレン及びエ
チルベンゼンの4種の成分を含むもので、一般的に、
の組成はエチルベンゼン575重量%、メタキシレン
1045重量%、オルトキシレン545重量%、パ
ラキシレン525重量%である。本発明の好ましい実
施例は重量組成がエチルベンゼン54.55%、メタ
キシレン26.43%、パラキシレン10.10%、オ
ルトキシレン8.92%の混合物を原料とする。但し、
上記4種キシレン異性体成分の3種又は2種成分の混合
物も本発明方法に適用できる。
【0012】本発明で使用される高Si/Al比ゼオラ
イトのSi/Al比は500以上で大きいほど分離効
果がよい。本発明の実施例に使用したSi/Al値が1
040のものは540のものより分離効果がよい。基本
的には、吸着剤の形状とサイズには特に制限がないが、
我々は2432メッシュの粉状高Si/Al比ゼオラ
イトは、直径1.55mm,長さ6.2mmの円柱状高
Si/Al比ゼオライトより分離効果がよいことを見出
した。本発明の目的から言えば、気体二酸化炭素にてキ
シレン異性体を分離する能力があり、超臨界二酸化炭素
の洗浄により脱着を行えるゼオライトなら、いずれも本
発明の高Si/Al比ゼオライトと効能又は操作上同等
物と見做すべきである。
【0013】上記(a)と(a)’段階にて、高圧気体
二酸化炭素で吸着分離を行う場合、その操作温度は32
399°K,好ましくは約340360°Kで、
操作圧力は約34.0〜約54.4atm 、好ましくは
40.8〜約47.6atm である。
【0014】上記(b)と(b)’段階にて、更に高圧
の超臨界二酸化炭素で脱着を行う場合、その操作圧力は
72.7atm 以上であるべきである。原則として、圧
力が高いほど脱着が速いが、圧力を増加すると設備と操
作コストも増加する。従って約81.6〜約102atm
位の圧力が好ましい。
【0015】基本上、上記(c)と(c)’段階に使用
される第1活性炭吸着剤床の活性炭使用量は(b)と
(b)’段階にて発生した第2製品流中のキシレン異性
体製品を完全吸着収集するに充分であるべきである。同
じく、前記(e)と(e)’段階にて使用した第2活性
炭吸着剤床の活性炭使用量は(a)と(a)’段階にて
発生した第1製品流中のキシレン異性体製品を完全吸着
収集するに充分であるべきである。
【0016】上記(d)と(d)’、(e)と(e)’
段階にて活性炭吸着剤床を脱着させるには、従来技術中
のいかなる公知の活性炭再生技術、例えば水蒸気洗浄、
超臨界二酸化炭素洗浄等の類似技術で行うことができ
る。超臨界二酸化炭素で洗浄する場合、上記(c)段階
にて第1活性炭吸着剤床を通した高純度の二酸化炭素流
は、任意に(e)段階の第2活性炭吸着剤床の再生に使
用することができる。
【0017】〔実施例1〕:エチルベンゼンとメタキシ
レン混合物の分離 本実施例は図1に示す分離系を使用し、等重量のエチル
ベンゼンとメタキシレンを含む混合物を分離する。本実
施例で使用する吸着剤は高Si/Al比ゼオライトであ
り、米国ユニオンカーバイド社から得られたもので、そ
の構造はZSM−5と似ていて、孔径は約6Åで、Si
/Al値が1040ある。ZSM−5と高Si/Al比
ゼオライトの最も主な異なる点は、高Si/Al比ゼオ
ライトの結晶体のアルミニウムの含有量が少ない。前記
Si/Al比ゼオライトは直径約1.55mmで、長
さ約6.2mmのペレットであり、その物理性質は表1
の通りである。
【0018】
【表1】 表1中の表面積はBET(Brunaauer-Emmett-Teller)方
法により測定した、孔体積はそれぞれ窒素吸着法と水銀
法で測定した、このデータより大きい孔(>600Å)
比率は少なくないことを示す。
【0019】上記高Si/Al比ゼオライトは使用する
前に先ず120°Cの高温オーブンにて4時間乾燥させ
てから、更に600°Cまで温度を上げて24時間焼き
活性化させ、120°Cまで温度を下げてから、重量を
量り、迅速に吸着充填床11に置く。
【0020】充填床11は内径2.12cm、長さ25
cmの316ステンレス筒であり、この充填床11に約
39.5gの処理済高Si/Al比ゼオライトを高さ約
14cmに充填する。充填床を通した流に均一な分布が
得られるよう、前記Si/Al比ゼオライト充填区の
上下にはそれぞれ直径0.1cmのガラスビーズを6.
3cmと5.3cm充填した。
【0021】等重量の試薬級のエチルベンゼンとメタキ
シレンを混合し、分離しようとするフィード混合物を調
整した。図1に示す通り、この混合物はポンプ9により
6点サンプリング弁(Rheodyne) に送られる、その内サ
ンプリングループのフィード混合物体積は1.0mlで
ある。筒1内の純度が少なくとも99%以上の二酸化炭
素を先ずゼオライト4A床3に通して、存在し得る全て
の水蒸気と炭水化物を除去し、隔膜圧縮機4により圧縮
し、サージタンク5に送る。毎回測定毎に圧力を調節器
2により所望の値の±約0.34atm 内に調節し、温度
前記オイルバス13内の予熱コイルで所望の値の±
0.5°Cに調節する。
【0022】前記サンプリングループのフィード混合物
を吸着剤充填床11に注入する前、前記6点サンプリン
グ弁7を二酸化炭素が前記サンプリングループをバイパ
スするように回し、先に前記充填床に導入する。二酸化
炭素の流速が安定した操作流速に達するよう計量弁14
を調節してから、6点サンプリング弁7を回して二酸化
炭素が前記サンプリングループ内の混合物を携帯し前記
充填床11に注入させる。充填床11から流出した液体
は計量弁14の膨張を経て、約−20°Cの冷却収集瓶
15に流入させる。エチルベンゼンとメタキシレンは
冷却収集瓶15に収集され、前記冷却収集瓶15内に
は1.0Lの95%エチルアルコールを含み、氷浴に置
く。20分毎に冷却収集瓶15からサンプルを6.0μ
l取り、GC(Varian 3700)に送りその組成を分
析する。前記充填床11内の流速は湿式ガス流量計17
でガスの体積を測定して得た。
【0023】冷却収集瓶15で収集したEBとMXの総
量は前記冷却収集瓶15中の最終濃度を測定して得た。
この総量と濃度−時間曲線から積分計算により得られた
ものと良く一致していて、且つこの総量も最初注入量と
非常に近い(誤差は5%内である)。得た結果は表2の
通りであり、その内一部分テストの反応曲線は図3と5
に示す。
【0024】
【表2】
【数1】 表2中の平均保持時間tの定義は
【数2】 式中、Cは濃度、tは時間を示す。
【0025】表2中、MXの回収率は充填カラムから流
出したメタキシレンの純度が98%より大きい時に収集
した量をそのフィード量で割った%を指す。EB回収率
の定義も同じである。
【0026】平均保持時間と回収率の両因子を考慮し、
表2のデータより、圧力約40.8atm 、温度80°
C、流速15cm 3 /分間が好ましい操作条件であるこ
とを示す。
【0027】更に分離を完成する周期時間を短縮する
為、メタキシレンが流出した後、系圧力を速く約8
1.6atm まで上げ、二酸化炭素のエチルベンゼンに対
する溶解力を増加し、エチルベンゼンをより短時間内に
完全流出させる、図6参照。同じ原理により、後段のエ
チルベンゼンが流出する際、系圧力を更に増加する
と、分離の周期を更に短縮することができる。
【0028】〔実施例2〕:パラキシレンとエチルベン
ゼンの分離 等重量のパラキシレンとエチルベンゼンとの混合物をフ
ィード混合物とし、サンプリングループ中のフィード混
合物量を0.5mlとする他は、実施例1と同じく繰り
返す。その結果は表3の通りである。
【0029】表3より、温度が120°Cで、圧力が
47.6atm の時が好ましい操作条件であることを示
す。この操作条件にて、パラキシレンとエチルベンゼン
の回収率はそれぞれ68.4%と77.5%である。
【0030】
【表3】 a、bの説明は表2と同じである。
【0031】〔実施例3〕:四成分混合物の分離 組成がメタキシレン26.0重量%、オルトキシレン
8.8重量%、パラキシレン10.3重量%、エチルベ
ンゼン54.9重量%の四成分異性体混合物で実施例1
の二成分異性体混合物を代わりに分離を行い、実験前段
の操作温度は80°Cで、圧力は約40.8atm で、流
速15cm 3 /分間とし、操作時間が120分間の時に
圧力を約81.6atm まで上げる。実験の結果は図7の
通りである。
【0032】図7より、操作時間が350分間内に分離
が完成し、前段から流出した製品はメタキシレンとオル
トキシレンとの混合物であり、次はパラキシレンとエチ
ルベンゼンとの混合物で、最後に出てきたのは純粋なエ
チルベンゼン製品である。専らこの純エチルベンゼン製
品の量は最初のエチルベンゼンフィード量の34重量%
である。もし中段から出てきたパラキシレンとエチルベ
ンゼンとの混合物を上記実施例2の分離を行うと、更に
高い収率のエチルベンゼンが得られる。
【0033】又、図7より、前記四成分キシレン異性体
混合物は先ず両部分に分離することもできる。第1部分
はメタキシレンとオルトキシレンを含み、第2部分はパ
ラキシレンとエチルベンゼンを含む。このパラキシレン
とエチルベンゼンを含む第2部分の混合物は更に実施例
2の分離で純エチルベンゼンと純パラキシレンの製品が
得られる。
【0034】〔実施例4〕:四成分混合物から直接エチ
ルベンゼンを分離 組成がメタキシレン26.43重量%、オルトキシレン
8.92重量%、パラキシレン10.10重量%、エチ
ルベンゼン54.55重量%の四成分異性体混合液をフ
ィード原料とし、吸着剤量を37.63gとする他は、
実施例1と同じく繰り返す。
【0035】本実施例には操作変数、例えば温度、圧
力、昇圧、昇圧時間を変化して、エチルベンゼンのより
優れた収率が得られる操作条件を求める。その結果
4の通りである。
【0036】
【表4】 *分離に必要な操作時間 **エチルベンゼンを回収する開始時間 表4中、テスト17に使用された高Si/Al比ゼオ
ライトは直径約1.55mmで、長さ約6.2mmの
レットであり、テスト810に使用された高Si/A
l比ゼオライトはメッシュ2432(0.707
0.5mm)の粒子である。表4のデータより、後者の
方が明らかに優れた分離効果を示す。
【0037】又、表4中、テスト8のエチルベンゼンの
収率が最も高い(97.1%)が、操作時間(380分
間)はテスト9の280分間より明らかに長い。従っ
て、収率と回収周期の両因子を考慮すると、テスト9の
方が優れている。図8はテスト8の分離結果を示す。
【0038】〔実施例5〕:活性炭による等温等圧での
キシレン異性体製品の吸着 本実施例はキシレン異性体製品を含む高圧二酸化炭素流
は活性炭の等温等圧吸着によりその内のキシレン異性体
製品収集し、前記活性炭吸着剤床を通した純粋な二酸
化炭素は、加温加圧することなく直ちに再循環し、キシ
レン異性体混合物を吸着分離する方法における高圧気体
二酸化炭素担体又は超臨界二酸化炭素脱着剤とすること
ができる。
【0039】6gの810メッシュの活性炭顆粒を使
用し、100°C、約44.2atmで、異なる濃度のメ
タキシレン(二酸化炭素担体の流速15cm 3 /分間)
にて吸着収集を行うと、その突破曲線は図9の通りであ
る。これより、メタキシレンの濃度が221.9×10
-6g/mlの場合、150分間過ぎてからメタキシレン
が活性炭に吸着収集されななり始める。
【0040】図10は異なる濃度のエチルベンゼンの1
00°C、約102.0atm での突破曲線であり、これ
より、エチルベンゼンの入る濃度が7.84×10-4
/mlの場合、約15分間過ぎるとエチルベンゼンが活
性炭に吸着収集されななり始める。
【0041】実施例4の図8より、析出したメタキシレ
ンの最大濃度は約2.0×10-4g/mlで、その分離
析出時間は約250分間である。若し上記図9の突破曲
線から見ると、活性炭の量を10gまで増加すると、析
出時間250分間内にメタキシレンとオルトキシレンを
完全に吸着収集することができる。
【0042】実施例4の図8より、エチルベンゼンの分
離析出時間が約130分間であると、上記図10の突破
曲線より、活性炭の量が約54g以上でないと、エチル
ベンゼンを完全に吸着収集することができない。
【0043】〔実施例6〕:キシレン異性体混合物の分
離操作 実施例4と5のデータより、図2に示す系で混合物の分
離を行う、その内二酸化炭素は再循環して使用する。
【0044】図2に示す通り、先ず圧縮機4と熱交換器
50で二酸化炭素を約170.1atm 、100°Cまで
上げて、サージタンク5に貯蔵し、圧力調節弁R2,R
3で所望の操作圧力に調節し、循環ポンプ22で系統の
二酸化炭素流量を15ml/分間に安定するよう制御す
る。フィードの方法は二酸化炭素をサンプリング弁7を
通して、キシレン混合液を導入する。フィードの前に、
先ず固定床(I−V)入口の弁60を約44.2atm
圧力管に回して、出口の弁61をメタキシレン、オルト
キシレン、パラキシレンを吸着する活性炭床20に回
す。操作中、50分間毎に1個の固定床をフィードし、
単一固定床の操作時間が200分間に達した時、直ちに
入口の弁60を約102.0atm の圧力管に回し、且つ
出口の弁61をエチルベンゼンを吸着する活性炭床21
に回す、元来前記床に入った約44.2atm の二酸化炭
素(即ち還流した二酸化炭素)は他の固定床に送りフィ
ード流体とする、表5に示す通り、操作順序が5の時、
第V床フィード二酸化炭素はI床のフィード二酸化炭
として還流される。
【0045】
【表5】
【0046】図2の系統には計4個の活性炭床があり、
2組に分け、その内の1組の活性炭床21はエチルベン
ゼンを吸着収集し、他の1組20はメタキシレン、オル
トキシレン、パラキシレンを吸着収集する操作の際、1
組毎に只1個の活性炭床を使用し製品を収集し、吸着が
飽和に近づいたら再生を行い、このときに同組の他の1
個の活性炭床を交換し製品を収集し、連続的に操作でき
るようにする。例えば、エチルベンゼンを吸着収集する
活性炭及びメタキシレン、オルトキシレン及びパラキシ
レンを収集する活性炭床にそれぞれ10個の固定床か
分離した製品を完全に収集することができる活性炭を充
、10個の操作順序毎に活性炭を1回再生すれば
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法のより好ましい実施例で使用される
分離系を示す。
【図2】本発明方法の他のより好ましい実施例で使用さ
れる分離系を示す。
【図3】EBとMX混合物が異なる操作圧力にての反応
曲線。
【図4】EBとMX混合物が異なる操作温度にての反応
曲線。
【図5】EBとMX混合物が異なる二酸化炭素流速にて
の反応曲線。
【図6】EBとMX混合物が120分の時に操作圧力を
約44.2atm から約81.6atm に上げた場合の反応
曲線。
【図7】四成分キシレン異性体混合物の反応曲線。
【図8】四成分キシレン異性体混合物を325分の時に
操作圧力を約44.2atm から約102.0atm に上げ
た場合の反応曲線であり、使用した高Si/Al比ゼオ
ライトはメッシュ2432の粒子である。
【図9】100°Cと約44.2atm にて異なる濃度の
メタキシレンにおける活性炭床の突破曲線。
【図10】100°Cと約102.0atm にて異なる濃
度のエチルベンゼンにおける活性炭床の突破曲線。
【符号の説明】
1 二酸化炭素筒 2 調節器 3 ゼオライト4A 4 圧縮機 5 サージタンク 6 圧力計 7 サンプリング弁 8 ニード
ル弁 9 配管ポンプ 10 キシ
レン異性体フィード 11 吸着剤充填床 12 熱電
対 13 オイルバス 14 計量
弁 15 冷却トラップ 15 電磁
攪拌機 17 湿式ガス流量計 20 活性
炭床 21 活性炭床 22 循環
ポンプ 50 熱交換器 60 三方
向弁 61 三方向弁 I−V 吸着剤充填床 R1、R2、R3 圧力調節器

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチルベンゼンの他にメタキシレン、オ
    ルトキシレン及びパラキシレンからなる群より選ばれる
    少なくとも一種を含むキシレン異性体混合物からエチル
    ベンゼンを分離する方法において、 (a) 約34.0atm 以上の圧力を有する高圧気体
    酸化炭素流を担体とし、一定量の前記キシレン異性体混
    合物を高Si/Al比ゼオライト吸着剤床に送り、エチ
    ルベンゼンの吸着を行い、前記吸着剤床を通過した第1
    製品流を得て、 (b) 前記第1製品流に含まれるキシレン異性体のエ
    チルベンゼン成分が予定する比率に達したら、より高圧
    な超臨界二酸化炭素流を導入し、前記吸着剤床を脱着
    せ、実質上純粋なエチルベンゼンを含第2製品流を得
    ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 (b)段階におけるエチルベンゼンの予
    定する比率は98重量%である請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記キシレン異性体混合物メタキシレ
    ン、オルトキシレン、パラキシレン及びエチルベンゼン
    を含請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 前記キシレン異性体混合物の重量組成が
    エチルベンゼン:パラキシレン:メタキシレン:オルト
    キシレン=575重量%:1045重量%:5
    5重量%:525重量%である請求項3の方法。
  5. 【請求項5】 前記キシレン異性体混合物パラキシレ
    ン及びエチルベンゼンを含請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 エチルベンゼンの他にメタキシレン、オ
    ルトキシレン及びパラキシレンからなる群から選ばれる
    少なくとも一種を含むキシレン異性体混合物からエチル
    ベンゼンを分離する方法において、 (a) 約34.0atm 以上の圧力を有する高圧気体
    酸化炭素流を担体とし、一定量の前記キシレン異性体混
    合物を高Si/Al比ゼオライト吸着剤床に送り、エチ
    ルベンゼンの吸着を行い、前記吸着剤床を通過した第1
    製品流を得て、 (b) 前記第1製品流に含まれるキシレン異性体のエ
    チルベンゼン成分が予定する比率に達したら、より高圧
    な超臨界二酸化炭素流を導入し、前記吸着剤床を脱着
    せ、実質上純粋なエチルベンゼンを含第2製品流を得
    て、 (c) 前記第2製品流を第1活性炭吸着剤床に送り、
    等温等圧にてその内の実質的純粋なエチルベンゼンを吸
    させて前記第1活性炭吸着剤床を通した高純度の二
    酸化炭素流を(b)段階の超臨界二酸化炭素流に再循環
    させ、 (d) 前記第1製品流を第2活性炭吸着剤床に送り、
    等温等圧にてその内の他のキシレン異性体を吸着させ
    前記第2活性炭吸着剤床を通した高純度の二酸化炭
    素流を(a)段階の気体二酸化炭素流再循環させ、
    第2活性炭吸着剤床を脱着させることを特徴とする方
    法。
  7. 【請求項7】 (b)段階におけるエチルベンゼンの予
    定する比率は98重量%である請求項6の方法。
  8. 【請求項8】 前記キシレン異性体混合物メタキシレ
    ン、オルトキシレン、パラキシレン及びエチルベンゼン
    を含請求項6の方法。
  9. 【請求項9】 前記キシレン異性体混合物の重量組成が
    エチルベンゼン:パラキシレン:メタキシレン:オルト
    キシレン=575重量%:1045重量%:5
    5重量%:525重量%である請求項8の方法。
  10. 【請求項10】 前記キシレン異性体混合物パラキシ
    レン及びエチルベンゼンを含請求項6の方法。
  11. 【請求項11】 エチルベンゼン及びパラキシレンの他
    にメタキシレン及びオルトキシレンからなる群より選ば
    れる少なくとも一種を含むキシレン異性体混合物からエ
    チルベンゼン及びパラキシレンを分離する方法におい
    て、 (a) 約34.0atm 以上の圧力を有する高圧気体
    酸化炭素流を担体とし、一定量の前記キシレン異性体混
    合物を高Si/Al比ゼオライト吸着剤床に送り、エチ
    ルベンゼン及びパラキシレンの吸着を行い、前記吸着剤
    床を通過した第1製品流を得て、 (b) 前記第1製品流に含まれるキシレン異性体のエ
    チルベンゼン及びパラキシレン両成分が予定する比率
    達したら、より高圧な超臨界二酸化炭素流を導入し、
    吸着剤床を脱着させ、エチルベンゼン及びパラキシレ
    ンを含第2製品流を得ることを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 (b)段階におけるエチルベンゼン及
    びパラキシレン両成分の予定する比率は98重量%であ
    る請求項11の方法。
  13. 【請求項13】 記キシレン異性体混合物メタキシ
    レン、オルトキシレン、パラキシレン及びエチルベンゼ
    ンを含請求項11の方法。
  14. 【請求項14】 前記キシレン異性体混合物の重量組成
    がエチルベンゼン:パラキシレン:メタキシレン:オル
    トキシレン=575重量%:1045重量%:5
    45重量%:525重量%である請求項13の方法。
  15. 【請求項15】 エチルベンゼン及びパラキシレンの他
    にメタキシレン及びオルトキシレンからなる群より選ば
    れる少なくとも一種を含むキシレン異性体混合物からエ
    チルベンゼン及びパラキシレンを分離する方法におい
    て、 (a) 約34.0atm 以上の圧力を有する高圧気体
    酸化炭素流を担体とし、一定量の前記キシレン異性体混
    合物を高Si/Al比ゼオライト吸着剤床に送り、エチ
    ルベンゼン及びパラキシレンの吸着を行い、前記吸着剤
    床を通過した第1製品流を得て (b) 前記第1製品流に含まれるキシレン異性体のエ
    チルベンゼン及びパラキシレン両成分が予定する比率
    達したら、より高圧な超臨界二酸化炭素流を導入し、
    吸着剤床を脱着させ、エチルベンゼン及びパラキシレ
    ンを含第2製品流を得て、 (c) 前記第2製品流を第1活性炭吸着剤床に送り、
    等温等圧にてその内のエチルベンゼン及びパラキシレン
    を吸着させて、前記第1活性炭吸着剤床を通した高純度
    の二酸化炭素流を(b)段階の超臨界二酸化炭素流に再
    循環させ、 (d) 前記第1製品流を第2活性炭吸着剤床に送り、
    等温等圧にてその内他のキシレン異性体を吸着させ
    前記第2活性炭吸着剤床を通した高純度の二酸化炭
    素流を(a)段階の気体二酸化炭素流再循環させるこ
    とを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 (b)段階におけるエチルベンゼン及
    びパラキシレン両成分の予定する比率は98重量%であ
    る請求項15の方法。
  17. 【請求項17】 前記キシレン異性体混合物メタキシ
    レン、オルトキシレン、パラキシレン及びエチルベンゼ
    ンを含請求項15の方法。
  18. 【請求項18】 前記キシレン異性体混合物の重量組成
    がエチルベンゼン:パラキシレン:メタキシレン:オル
    トキシレン=575重量%:1045重量%:5
    45重量%:525重量%である請求項17の方法。
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