JPH0811090A - 製図・作図用紙自動カッティング装置 - Google Patents
製図・作図用紙自動カッティング装置Info
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- JPH0811090A JPH0811090A JP14614494A JP14614494A JPH0811090A JP H0811090 A JPH0811090 A JP H0811090A JP 14614494 A JP14614494 A JP 14614494A JP 14614494 A JP14614494 A JP 14614494A JP H0811090 A JPH0811090 A JP H0811090A
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- cutting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】カッティング動作が進行するに従って分断され
る製図用紙、作図用紙等のカッティングすべき用紙を、
カッター刃先の移動に伴って、用紙載置テーブル上にて
位置ずれさせたり曲げたりしないようにすることにあ
る。 【構成】用紙載置テーブルAと、X−Y方向リニア移動
型の可動体に取付け支持された製図・作図ヘッドBと、
カッティングヘッドCとを備えた製図・作図用紙カッテ
ィング装置において、カッティングヘッドCは、カッタ
ー刃15の進行方向両側に相当する用紙aを用紙載置面
1に押圧し且つカッター刃の進行方向と反対方向に付勢
ドライブする押圧ドライブ機構17を備え、押圧ドライ
ブ機構17によりカッター進行方向に位置ずれする用紙
を元の位置に戻す方向に修正する。
る製図用紙、作図用紙等のカッティングすべき用紙を、
カッター刃先の移動に伴って、用紙載置テーブル上にて
位置ずれさせたり曲げたりしないようにすることにあ
る。 【構成】用紙載置テーブルAと、X−Y方向リニア移動
型の可動体に取付け支持された製図・作図ヘッドBと、
カッティングヘッドCとを備えた製図・作図用紙カッテ
ィング装置において、カッティングヘッドCは、カッタ
ー刃15の進行方向両側に相当する用紙aを用紙載置面
1に押圧し且つカッター刃の進行方向と反対方向に付勢
ドライブする押圧ドライブ機構17を備え、押圧ドライ
ブ機構17によりカッター進行方向に位置ずれする用紙
を元の位置に戻す方向に修正する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CAD方式、CAM方
式によって製図・作図入力処理されたデータを、自動製
図装置又は自動作図装置等によって、製図・作図用紙に
出力し、出力された用紙を、平坦な定盤上に載置して、
出力図形に対応して、所定のサイズや形状にカッティン
グするための製図・作図用紙自動カッティング装置に関
する。
式によって製図・作図入力処理されたデータを、自動製
図装置又は自動作図装置等によって、製図・作図用紙に
出力し、出力された用紙を、平坦な定盤上に載置して、
出力図形に対応して、所定のサイズや形状にカッティン
グするための製図・作図用紙自動カッティング装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CAD(Computer−
aided design;コンピューター援用設計)
方式、CAM(Computer−aided man
ufacturing;コンピューター援用生産)方式
として、自動製図装置又は自動作図装置等が使用されて
いる。上記自動製図装置又は自動作図装置等により製図
・作図された用紙は、自動用紙カッティング装置を使用
して、製図・作図された図形の形状に対応する所定のサ
イズや形状にカッティングされる。
aided design;コンピューター援用設計)
方式、CAM(Computer−aided man
ufacturing;コンピューター援用生産)方式
として、自動製図装置又は自動作図装置等が使用されて
いる。上記自動製図装置又は自動作図装置等により製図
・作図された用紙は、自動用紙カッティング装置を使用
して、製図・作図された図形の形状に対応する所定のサ
イズや形状にカッティングされる。
【0003】例えば、自動製図装置は、製図用紙を平ら
な製図盤上に平坦に載置し、該製図盤に主として備える
真空吸引機構による用紙載置固定手段により、製図用紙
を全面的に平坦に吸着して動かないように固定し、また
必要に応じて、補助的に、重り、接着テープ等によって
固定した後に、製図盤上方に架設されたX−Y方向に自
在に駆動移動可能なX−Y方向リニア移動型の可動体
(X−Y座標位置検出用エンコーダ付き)に取付け支持
された製図筆記用ペンヘッド(プロッター)のペン先を
用紙面に下降させ、コンピュータ制御により所定のシー
ケンスプログラムに基づいて、ペンヘッド(プロッタ
ー)を用紙面上にてX−Y方向に適宜移動走査すること
により、用紙に所定図面を製図している。
な製図盤上に平坦に載置し、該製図盤に主として備える
真空吸引機構による用紙載置固定手段により、製図用紙
を全面的に平坦に吸着して動かないように固定し、また
必要に応じて、補助的に、重り、接着テープ等によって
固定した後に、製図盤上方に架設されたX−Y方向に自
在に駆動移動可能なX−Y方向リニア移動型の可動体
(X−Y座標位置検出用エンコーダ付き)に取付け支持
された製図筆記用ペンヘッド(プロッター)のペン先を
用紙面に下降させ、コンピュータ制御により所定のシー
ケンスプログラムに基づいて、ペンヘッド(プロッタ
ー)を用紙面上にてX−Y方向に適宜移動走査すること
により、用紙に所定図面を製図している。
【0004】上記のようにして製図された後は、ペンヘ
ッド(プロッター)のペン先を、製図用紙面より上方又
は上側方に離間させ、前記製図盤上に架設されたX−Y
方向リニア移動型の可動体に取付けたカッティング用ヘ
ッド(カッター)のカッター刃先を、製図用紙面に下降
させ、コンピュータ制御により所定のシーケンスプログ
ラムに基づいてカッティング用ヘッド(カッター)の刃
先を、用紙面上にてX−Y方向に適宜移動走査すること
により、製図内容に対応した、例えば、製図された図面
の図形外側、あるいは図形に沿った形状に、用紙をカッ
ティングするものである。
ッド(プロッター)のペン先を、製図用紙面より上方又
は上側方に離間させ、前記製図盤上に架設されたX−Y
方向リニア移動型の可動体に取付けたカッティング用ヘ
ッド(カッター)のカッター刃先を、製図用紙面に下降
させ、コンピュータ制御により所定のシーケンスプログ
ラムに基づいてカッティング用ヘッド(カッター)の刃
先を、用紙面上にてX−Y方向に適宜移動走査すること
により、製図内容に対応した、例えば、製図された図面
の図形外側、あるいは図形に沿った形状に、用紙をカッ
ティングするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記カッティング用ヘ
ッド(カッター)の刃先を、X−Y方向に移動走査して
製図用紙をカッティングする際は、カッティング動作が
進行するに従って、製図用紙は分断される。そのため、
真空吸引機構による吸着固定だけでは、分断された用紙
を十分に保持することができなくなり、カッター刃先の
移動に伴って、カッティングされた用紙が、適正な位置
よりずれたり、曲がったりし易くなるものである。
ッド(カッター)の刃先を、X−Y方向に移動走査して
製図用紙をカッティングする際は、カッティング動作が
進行するに従って、製図用紙は分断される。そのため、
真空吸引機構による吸着固定だけでは、分断された用紙
を十分に保持することができなくなり、カッター刃先の
移動に伴って、カッティングされた用紙が、適正な位置
よりずれたり、曲がったりし易くなるものである。
【0006】本発明は、カッティング動作が進行するに
従って分断される製図用紙、作図用紙等のカッティング
すべき用紙を、カッター刃先の移動に伴って、カッティ
ング盤上にて位置ずれさせたり、曲げたりしないように
することにある。
従って分断される製図用紙、作図用紙等のカッティング
すべき用紙を、カッター刃先の移動に伴って、カッティ
ング盤上にて位置ずれさせたり、曲げたりしないように
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、用紙載置テー
ブルAと、該用紙載置テーブルA上に架設されたX−Y
方向リニア移動型の可動体に取付け支持されたカッティ
ングヘッドCとを備えた製図・作図用紙カッティング装
置において、カッティングヘッドCは、カッター刃の進
行方向両側にて用紙を用紙載置面に押圧し且つカッター
刃の進行方向と反対方向に付勢ドライブするための押圧
ドライブ機構を備え、押圧ドライブ機構によりカッター
進行方向に位置ずれする用紙を保持し且つ元の位置に戻
す方向に修正するようにしたことを特徴とする製図・作
図用紙自動カッティング装置である。
ブルAと、該用紙載置テーブルA上に架設されたX−Y
方向リニア移動型の可動体に取付け支持されたカッティ
ングヘッドCとを備えた製図・作図用紙カッティング装
置において、カッティングヘッドCは、カッター刃の進
行方向両側にて用紙を用紙載置面に押圧し且つカッター
刃の進行方向と反対方向に付勢ドライブするための押圧
ドライブ機構を備え、押圧ドライブ機構によりカッター
進行方向に位置ずれする用紙を保持し且つ元の位置に戻
す方向に修正するようにしたことを特徴とする製図・作
図用紙自動カッティング装置である。
【0008】
【実施例】本発明の製図・作図用紙自動カッティング装
置を、実施例に従って以下に詳細に説明する。
置を、実施例に従って以下に詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の製図・作図用紙自動カッ
ティング装置の一実施例を示す斜視図であり、図中、A
は用紙載置テーブル、1は平坦な用紙載置面、2は用紙
載置面1に孔設された真空吸着用のエアー吸引小孔、3
はエアー吸引管である。また5はX−Y方向リニア移動
型の可動体(可動フレーム)であり、また、該可動体5
は、Z方向(用紙載置盤1に対して垂直方向)にも上
昇、下降動作できるようにしてもよい。
ティング装置の一実施例を示す斜視図であり、図中、A
は用紙載置テーブル、1は平坦な用紙載置面、2は用紙
載置面1に孔設された真空吸着用のエアー吸引小孔、3
はエアー吸引管である。また5はX−Y方向リニア移動
型の可動体(可動フレーム)であり、また、該可動体5
は、Z方向(用紙載置盤1に対して垂直方向)にも上
昇、下降動作できるようにしてもよい。
【0010】上記可動体5は、X方向移動体に保持され
たY方向移動体に取付支持されているものであり、入力
処理された製図・作図用の出力データ(図形出力デー
タ)に対応する所定のカッティング処理データ(X−Y
方向のカッティング開始位置、カッティング終了位置等
の指示座標データと、シーケンス制御データ等)に基づ
いて、コンピュータのプログラム演算制御により、用紙
積載面1上を、X−Y方向に移動動作するものである。
たY方向移動体に取付支持されているものであり、入力
処理された製図・作図用の出力データ(図形出力デー
タ)に対応する所定のカッティング処理データ(X−Y
方向のカッティング開始位置、カッティング終了位置等
の指示座標データと、シーケンス制御データ等)に基づ
いて、コンピュータのプログラム演算制御により、用紙
積載面1上を、X−Y方向に移動動作するものである。
【0011】上記可動体5には、製図・作図ヘッドB
と、カッティングヘッドCが、それぞれ一体的に取付け
支持されている。なお、本発明の製図・作図用紙カッテ
ィング装置装置においては、製図・作図ヘッドBは省略
することも可能である。
と、カッティングヘッドCが、それぞれ一体的に取付け
支持されている。なお、本発明の製図・作図用紙カッテ
ィング装置装置においては、製図・作図ヘッドBは省略
することも可能である。
【0012】本発明の製図・作図用紙自動カッティング
装置は、予め入力したデータを演算処理し、演算処理さ
れた処理データを、カッティングヘッドCの動作制御信
号として出力するコンピューター制御処理手段(CP
U、内部記憶部(演算制御プログラム・シーケンスプロ
グラム等の記憶部)、外部記録部、処理データ出力部)
を備えるものであるが、本発明においては、コンピュー
ター制御処理手段についての説明は省略する。
装置は、予め入力したデータを演算処理し、演算処理さ
れた処理データを、カッティングヘッドCの動作制御信
号として出力するコンピューター制御処理手段(CP
U、内部記憶部(演算制御プログラム・シーケンスプロ
グラム等の記憶部)、外部記録部、処理データ出力部)
を備えるものであるが、本発明においては、コンピュー
ター制御処理手段についての説明は省略する。
【0013】また、本発明の製図・作図用紙自動カッテ
ィング装置に、製図・作図ヘッドBを併設して、自動製
図・作図装置及び製図・作図用紙自動カッティング装置
として併用する場合には、予め入力したデータを演算処
理し、演算処理された処理データを、製図・作図ヘッド
Bの動作制御信号及びカッティングヘッドCの動作制御
信号として出力するコンピューター制御処理手段(CP
U、内部記憶部(演算制御プログラム・シーケンスプロ
グラム等の記憶部)、外部記録部、制御信号出力部)を
備えるものであるが、本発明においは、コンピューター
制御処理手段についての説明は省略する。
ィング装置に、製図・作図ヘッドBを併設して、自動製
図・作図装置及び製図・作図用紙自動カッティング装置
として併用する場合には、予め入力したデータを演算処
理し、演算処理された処理データを、製図・作図ヘッド
Bの動作制御信号及びカッティングヘッドCの動作制御
信号として出力するコンピューター制御処理手段(CP
U、内部記憶部(演算制御プログラム・シーケンスプロ
グラム等の記憶部)、外部記録部、制御信号出力部)を
備えるものであるが、本発明においは、コンピューター
制御処理手段についての説明は省略する。
【0014】上記製図・作図ヘッドBは、上記可動体5
に、用紙載置面1に対して垂直方向に一体的に取付け固
定する取付固定軸6と、該取付固定軸6の下部に、一体
的に備える製図・作図用のペンホルダー部7と、該ペン
ホルダー部7に下向きに取付けられたペン8から構成さ
れる。
に、用紙載置面1に対して垂直方向に一体的に取付け固
定する取付固定軸6と、該取付固定軸6の下部に、一体
的に備える製図・作図用のペンホルダー部7と、該ペン
ホルダー部7に下向きに取付けられたペン8から構成さ
れる。
【0015】上記ペン8は、製図・作図用インキにより
図面を描画するための筆記ペン(プロッティングペ
ン)、あるいは加熱発色する作図用紙を用いて製図・作
図する場合には、レーザー光線発光ペン等であって、ホ
ルダー部7に内装する電磁マグネット等によって、上昇
・下降動作でき、用紙載置盤1上の用紙a面に対して、
コンピュータ制御により、載置盤1上のX−Y方向の所
定座標位置にて離間・接触できるようになっている。
図面を描画するための筆記ペン(プロッティングペ
ン)、あるいは加熱発色する作図用紙を用いて製図・作
図する場合には、レーザー光線発光ペン等であって、ホ
ルダー部7に内装する電磁マグネット等によって、上昇
・下降動作でき、用紙載置盤1上の用紙a面に対して、
コンピュータ制御により、載置盤1上のX−Y方向の所
定座標位置にて離間・接触できるようになっている。
【0016】上記カッティングヘッドCは、上記可動体
5に、用紙載置面1に対して垂直方向に、ベアリング等
の軸受を介して一体的に回転可能に取付け支持された回
転支軸部18を備える。上記回転支軸部18は、電動モ
ーター12(例えば、直流サーボモーター、あるいはパ
ルスモーター)の出力回転軸12aに軸支固定した駆動
ギア12bによって、中間ギア12cを介して噛合す
る、若しくは、直接噛合する回転する動力ギア18bに
より、適宜回転角度θを以て駆動回転(回動)する。な
お、前記電動モーター12には、これと連動する回転速
度検出器11(回転速度メーター)と、回転方向検出器
13(ロータリーエンコーダーなど)を備える。なお1
3aは回転方向検出器13の入力回転軸、13bは入力
回転軸13aに軸支した入力回転ギア、13cは駆動ギ
ア12bより回転力を伝達する入力中間ギアである。
5に、用紙載置面1に対して垂直方向に、ベアリング等
の軸受を介して一体的に回転可能に取付け支持された回
転支軸部18を備える。上記回転支軸部18は、電動モ
ーター12(例えば、直流サーボモーター、あるいはパ
ルスモーター)の出力回転軸12aに軸支固定した駆動
ギア12bによって、中間ギア12cを介して噛合す
る、若しくは、直接噛合する回転する動力ギア18bに
より、適宜回転角度θを以て駆動回転(回動)する。な
お、前記電動モーター12には、これと連動する回転速
度検出器11(回転速度メーター)と、回転方向検出器
13(ロータリーエンコーダーなど)を備える。なお1
3aは回転方向検出器13の入力回転軸、13bは入力
回転軸13aに軸支した入力回転ギア、13cは駆動ギ
ア12bより回転力を伝達する入力中間ギアである。
【0017】上記回転支軸部18の下部には、一体的に
取付けられたカッターホルダー部14と、該カッターホ
ルダー部14に、下向きに取付け取外し自在に支持され
たカッター刃15と、前記カッターホルダー部14の上
部若しくは下部に、一体的に取付けられた圧力センサー
16とを備えている。
取付けられたカッターホルダー部14と、該カッターホ
ルダー部14に、下向きに取付け取外し自在に支持され
たカッター刃15と、前記カッターホルダー部14の上
部若しくは下部に、一体的に取付けられた圧力センサー
16とを備えている。
【0018】上記カッターホルダー部14の互いに対向
する両側方には、押圧ドライブ機構17を備え、上記回
転支軸部18の適宜角度の回転(回動)により、該支軸
部18を回転軸中心として、カッター刃15と一体的に
回転(回動)する。上記押圧ドライブ機構17は、カッ
ターホルダー部14の両側に、それぞれ支持アーム2
1,21を備え、各々アーム21の下部に、回転自在な
エンドレスベルト(ドライブ用ベルト)、あるいは回転
自在なロール(ドライブ用ロール)などのドライブ機構
17を備える。
する両側方には、押圧ドライブ機構17を備え、上記回
転支軸部18の適宜角度の回転(回動)により、該支軸
部18を回転軸中心として、カッター刃15と一体的に
回転(回動)する。上記押圧ドライブ機構17は、カッ
ターホルダー部14の両側に、それぞれ支持アーム2
1,21を備え、各々アーム21の下部に、回転自在な
エンドレスベルト(ドライブ用ベルト)、あるいは回転
自在なロール(ドライブ用ロール)などのドライブ機構
17を備える。
【0019】上記ドライブ機構17を、図1の一実施例
に従って説明すれば、各々アーム21,21の下部に一
体的に取付けた支持フレーム22に、一対のガイドロー
ル23a,23bを回転可能に軸支し、該一対のガイド
ロール23a,23bのうちいずれか一方を、駆動力接
触・離反用のクラッチ付きマイクロモーター等のドライ
ブ用電動モーターにて駆動回転させ、前記一対のガイド
ロール23a,23bに、ゴム製、金属製等のエンドレ
スベルト24を巻回したものである。なお、エンドレス
ベルト24は、少なくとも製図・作図用紙aと接触する
面が、摩擦係数の大きいものが適当であり、ゴム素材を
用いたベルト、あるいはゴムを貼り合わせたライニング
ベルト、あるいは接触面にローレット(凹凸状の刻設
部)を備えたベルト等が適当である。
に従って説明すれば、各々アーム21,21の下部に一
体的に取付けた支持フレーム22に、一対のガイドロー
ル23a,23bを回転可能に軸支し、該一対のガイド
ロール23a,23bのうちいずれか一方を、駆動力接
触・離反用のクラッチ付きマイクロモーター等のドライ
ブ用電動モーターにて駆動回転させ、前記一対のガイド
ロール23a,23bに、ゴム製、金属製等のエンドレ
スベルト24を巻回したものである。なお、エンドレス
ベルト24は、少なくとも製図・作図用紙aと接触する
面が、摩擦係数の大きいものが適当であり、ゴム素材を
用いたベルト、あるいはゴムを貼り合わせたライニング
ベルト、あるいは接触面にローレット(凹凸状の刻設
部)を備えたベルト等が適当である。
【0020】なお、本発明の他の実施例としては、各々
アーム21,21の下部に一体的に取付けた支持フレー
ム22に、互いにチェーン、ギア等にて連動回転可能
に、一対の摩擦ロール23a,23bを軸支し、該一対
の摩擦ロール23a,23bのうちいずれか一方を、駆
動力接触・離反用のクラッチ付きマイクロモーター等の
ドライブ用電動モーターにて駆動回転させるようにした
ものでもよい。
アーム21,21の下部に一体的に取付けた支持フレー
ム22に、互いにチェーン、ギア等にて連動回転可能
に、一対の摩擦ロール23a,23bを軸支し、該一対
の摩擦ロール23a,23bのうちいずれか一方を、駆
動力接触・離反用のクラッチ付きマイクロモーター等の
ドライブ用電動モーターにて駆動回転させるようにした
ものでもよい。
【0021】上記押圧ドライブ機構17は、前記電動モ
ーター12による回転支軸部18の駆動回転により、前
記カーター刃15と一体的に適宜角度θに回転でき、可
動体5によって、X−Y方向に移動動作し、また、前記
可動体5によって、Z方向(載置面1に対し垂直方向)
に用紙a面に下降動作することによって、カッター刃1
5の刃先は、用紙載置テーブルAの載置面1(載置面1
上の用紙a面)に対して押圧的に接触動作し、続いて、
前記X−Y方向に移動動作することにより、カッター刃
15の刃先15aによって用紙aのX方向乃至Y方向へ
のカッティングを開始する。
ーター12による回転支軸部18の駆動回転により、前
記カーター刃15と一体的に適宜角度θに回転でき、可
動体5によって、X−Y方向に移動動作し、また、前記
可動体5によって、Z方向(載置面1に対し垂直方向)
に用紙a面に下降動作することによって、カッター刃1
5の刃先は、用紙載置テーブルAの載置面1(載置面1
上の用紙a面)に対して押圧的に接触動作し、続いて、
前記X−Y方向に移動動作することにより、カッター刃
15の刃先15aによって用紙aのX方向乃至Y方向へ
のカッティングを開始する。
【0022】上記押圧ドライブ機構17は、上記カッタ
ー刃15の下降動作と同時に、カッター刃15のカッテ
ィング進行方向に対して直交する両側に、カッター刃1
5を挟むようにして、カッター刃15と一体的に、載置
面1(載置面1上の用紙a面)に対して押圧的に接触動
作して、カッター刃15の刃先15a両側の用紙a面を
押圧動作するものである。
ー刃15の下降動作と同時に、カッター刃15のカッテ
ィング進行方向に対して直交する両側に、カッター刃1
5を挟むようにして、カッター刃15と一体的に、載置
面1(載置面1上の用紙a面)に対して押圧的に接触動
作して、カッター刃15の刃先15a両側の用紙a面を
押圧動作するものである。
【0023】上記押圧ドライブ機構17における前記ド
ライブ用ベルト24の一対のガイドロール23a,23
b(若しくは一対のドライブ用ロール)は、クラッチの
OFF(離反動作)によって、電動モーターの駆動力に
対して離反状態にすることにより、用紙a面に押圧的に
接触して、カッター15と共にカッティング方向(X−
Y方向)へ移動する際に、移動動作に追従して自由回転
できるようになっている。
ライブ用ベルト24の一対のガイドロール23a,23
b(若しくは一対のドライブ用ロール)は、クラッチの
OFF(離反動作)によって、電動モーターの駆動力に
対して離反状態にすることにより、用紙a面に押圧的に
接触して、カッター15と共にカッティング方向(X−
Y方向)へ移動する際に、移動動作に追従して自由回転
できるようになっている。
【0024】あるいは、本発明においては、上記押圧ド
ライブ機構17における前記ドライブ用ベルト24の一
対のガイドロール23a,23b(若しくは一対のドラ
イブ用ロール)は、常時クラッチのON(接触動作)、
若しくはクラッチを有しない電動モーターによって、常
時、上記押圧ドライブ機構17の用紙aと接触する面の
ドライブ送行速度(ベルト回転送行速度、あるいはロー
ル回転速度)を、カッター刃15のX−Y方向移動速度
と整合するように調整し、該押圧ドライブ機構17の用
紙aと接触する面のドライブ方向を、カッター刃15の
移動方向に対して正反対の方向に設定するようにしても
よい。
ライブ機構17における前記ドライブ用ベルト24の一
対のガイドロール23a,23b(若しくは一対のドラ
イブ用ロール)は、常時クラッチのON(接触動作)、
若しくはクラッチを有しない電動モーターによって、常
時、上記押圧ドライブ機構17の用紙aと接触する面の
ドライブ送行速度(ベルト回転送行速度、あるいはロー
ル回転速度)を、カッター刃15のX−Y方向移動速度
と整合するように調整し、該押圧ドライブ機構17の用
紙aと接触する面のドライブ方向を、カッター刃15の
移動方向に対して正反対の方向に設定するようにしても
よい。
【0025】上記本発明のカッティング装置の動作を、
図1に示す装置全体図、及び図2(a)〜(c)に示す
カッティングヘッドCの側面図に従って詳細に説明す
る。
図1に示す装置全体図、及び図2(a)〜(c)に示す
カッティングヘッドCの側面図に従って詳細に説明す
る。
【0026】まず、上記図1に示す可動体5を、用紙載
置面1に対して垂直方向のZ方向に下降動作して、予め
制御部に入力したカッティング動作指示データ(カッテ
ィング開始及び終了位置座標データ、カッティング移動
方向(方位角度)、移動距離データ)に基づいて、カッ
ティングヘッドCのカッター刃15及びそのカッター刃
15の刃先15a両側の用紙a面を押圧するための押圧
ドライブ機構17を、カッティング開始地点(所定座標
位置)にて、用紙載置面1上に真空吸着により固定され
ている用紙a面に押圧的に下降動作して、図2(a)に
示すように、刃先15aを用紙aに突き刺す。
置面1に対して垂直方向のZ方向に下降動作して、予め
制御部に入力したカッティング動作指示データ(カッテ
ィング開始及び終了位置座標データ、カッティング移動
方向(方位角度)、移動距離データ)に基づいて、カッ
ティングヘッドCのカッター刃15及びそのカッター刃
15の刃先15a両側の用紙a面を押圧するための押圧
ドライブ機構17を、カッティング開始地点(所定座標
位置)にて、用紙載置面1上に真空吸着により固定され
ている用紙a面に押圧的に下降動作して、図2(a)に
示すように、刃先15aを用紙aに突き刺す。
【0027】続いて、可動体5を、X方向及びY方向に
移動させて(図2(a)〜(c)においてはX方向への
移動を例にとって説明)、カッター刃15及び自由回転
するドライブ機構17(例えばドライブベルト24)
を、用紙a面上にて所定の移動速度vにて移動させなが
ら用紙aをカッティングするものである。ドライブベル
ト24は、用紙a面に押圧接触しつつ、前記移動速度v
にて追従回転送行する。
移動させて(図2(a)〜(c)においてはX方向への
移動を例にとって説明)、カッター刃15及び自由回転
するドライブ機構17(例えばドライブベルト24)
を、用紙a面上にて所定の移動速度vにて移動させなが
ら用紙aをカッティングするものである。ドライブベル
ト24は、用紙a面に押圧接触しつつ、前記移動速度v
にて追従回転送行する。
【0028】上記用紙aをカッティングしている途中に
おいて、図2(b)に示すように、刃先15aの移動動
作によって、用紙aに対して、移動方向への負荷(圧
力)が掛かる。その際に、用紙aは刃先15aの移動方
向にずれたり、又は、場合によって刃先15aの進行方
向前方の用紙aに多少の隆起が生じたりする。
おいて、図2(b)に示すように、刃先15aの移動動
作によって、用紙aに対して、移動方向への負荷(圧
力)が掛かる。その際に、用紙aは刃先15aの移動方
向にずれたり、又は、場合によって刃先15aの進行方
向前方の用紙aに多少の隆起が生じたりする。
【0029】そこで、図2(c)に示すように、上記用
紙aをカッティングしている途中において、カッター刃
15及びドライブ機構17を、前記移動速度vにて移動
させて用紙aをカッティングしながら、押圧ドライブ機
構17の電磁クラッチをON(閉接)動作させて、ドラ
イブベルト24(若しくはドライブロール)を、上記移
動速度vよりも僅かに大きい回転送行速度v1 にて駆動
回転させる。
紙aをカッティングしている途中において、カッター刃
15及びドライブ機構17を、前記移動速度vにて移動
させて用紙aをカッティングしながら、押圧ドライブ機
構17の電磁クラッチをON(閉接)動作させて、ドラ
イブベルト24(若しくはドライブロール)を、上記移
動速度vよりも僅かに大きい回転送行速度v1 にて駆動
回転させる。
【0030】これによって、上記カッター刃15の移動
速度vによる移動動作によって、用紙aに移動方向への
ずれが発生する前に、未然に、速度v1 (v1 >v)に
て回転送行する押圧ドライブ機構17のドライブベルト
24によって、用紙aを、移動方向手前(後方)方向に
引き戻すための引き戻し力を付与するものである。
速度vによる移動動作によって、用紙aに移動方向への
ずれが発生する前に、未然に、速度v1 (v1 >v)に
て回転送行する押圧ドライブ機構17のドライブベルト
24によって、用紙aを、移動方向手前(後方)方向に
引き戻すための引き戻し力を付与するものである。
【0031】上記ドライブ機構17によって、カッティ
ングヘッドC部分の移動方向に対して逆方向の力を、用
紙aに対して付勢することにより、ヘッドC部分のカッ
ター15の刃先15aの移動圧力によりカッティングす
べき用紙aに付勢されるずれ力を中和して、用紙aのず
れ移動を解消するものである。
ングヘッドC部分の移動方向に対して逆方向の力を、用
紙aに対して付勢することにより、ヘッドC部分のカッ
ター15の刃先15aの移動圧力によりカッティングす
べき用紙aに付勢されるずれ力を中和して、用紙aのず
れ移動を解消するものである。
【0032】本発明のカッティング装置においては、カ
ッター刃15を取付支持するカッターホルダー部14
に、圧力センサー16を備える。
ッター刃15を取付支持するカッターホルダー部14
に、圧力センサー16を備える。
【0033】上記圧力センサー16は、カッター15の
刃先15aに、異常負荷が掛かった場合には、異常圧力
検出信号を発信し、電磁クラッチをON(閉接)動作
し、上記押圧ドライブ機構17の電動モーターにより、
ドライブベルト24(若しくはドライブロール)を、速
度v1 (v1 >v)にて回転送行させて、用紙aを、移
動方向手前(後方)方向に引き戻すための引き戻し力を
付与するものである。
刃先15aに、異常負荷が掛かった場合には、異常圧力
検出信号を発信し、電磁クラッチをON(閉接)動作
し、上記押圧ドライブ機構17の電動モーターにより、
ドライブベルト24(若しくはドライブロール)を、速
度v1 (v1 >v)にて回転送行させて、用紙aを、移
動方向手前(後方)方向に引き戻すための引き戻し力を
付与するものである。
【0034】次に、本発明のカッティング装置の動作の
実施例を、図3のフローチャートに従って、以下に詳細
に説明する。
実施例を、図3のフローチャートに従って、以下に詳細
に説明する。
【0035】まず、作図(製図)指示データ(製図・作
図ヘッドBの動作指示データ)に基づき作図(製図)さ
れた図形に対応するカッティング動作指示データを予め
入力指示したコンピューター制御処理手段に、カッティ
ングコマンドを入力する。この際、作図(製図)された
用紙aは、用紙載置テーブルAの載置面1上における所
定位置に位置決めされて、真空吸引用の複数の小孔2
(若しくはスリット孔)からの真空吸着によって平坦に
固定されている。
図ヘッドBの動作指示データ)に基づき作図(製図)さ
れた図形に対応するカッティング動作指示データを予め
入力指示したコンピューター制御処理手段に、カッティ
ングコマンドを入力する。この際、作図(製図)された
用紙aは、用紙載置テーブルAの載置面1上における所
定位置に位置決めされて、真空吸引用の複数の小孔2
(若しくはスリット孔)からの真空吸着によって平坦に
固定されている。
【0036】なお、本発明カッティング装置に、製図・
作図ヘッドBを併設した場合には、作図(製図)指示デ
ータ(図形ラインの位置座標等、製図・作図ヘッドBの
動作指示データ)を予め入力指示したコンピューター制
御処理手段により、製図・作図ヘッドBをX−Y方向に
制御動作して用紙aに作図(製図)した後、カッティン
グコマンドを入力する。
作図ヘッドBを併設した場合には、作図(製図)指示デ
ータ(図形ラインの位置座標等、製図・作図ヘッドBの
動作指示データ)を予め入力指示したコンピューター制
御処理手段により、製図・作図ヘッドBをX−Y方向に
制御動作して用紙aに作図(製図)した後、カッティン
グコマンドを入力する。
【0037】上記カッティングコマンド入力によって、
Z方向の上昇位置に復帰している可動体5を、X−Y方
向に移動させ、カッティング開始位置若しくは動作原点
位置の所定位置にて停止させる。
Z方向の上昇位置に復帰している可動体5を、X−Y方
向に移動させ、カッティング開始位置若しくは動作原点
位置の所定位置にて停止させる。
【0038】続いて、カッターホルダー14を、カッテ
ィング開始位置での所定方位角度(カッティング移動方
向)回転動作させる。
ィング開始位置での所定方位角度(カッティング移動方
向)回転動作させる。
【0039】続いて、所定方位角度θに設定されたこと
を確認後に、可動体5を、Z方向に下降動作して、カッ
ター刃15及び押圧ドライブ機構17を用紙a面に下降
し、刃先15aを用紙a面に加圧して突き刺し、押圧ド
ライブ機構17によって刃先15a両側の用紙a面を押
圧保持する。
を確認後に、可動体5を、Z方向に下降動作して、カッ
ター刃15及び押圧ドライブ機構17を用紙a面に下降
し、刃先15aを用紙a面に加圧して突き刺し、押圧ド
ライブ機構17によって刃先15a両側の用紙a面を押
圧保持する。
【0040】この時、圧力センサー16により、刃先1
5aに掛かる圧力を検出し、検出が開始されていれば、
可動体5を、コンピューター制御処理手段から出力され
るカッティングヘッドCに対する制御動作信号に基づい
て、X−Y方向に、所定の移動速度vによって移動動作
して、用紙aのカッティングを開始し、一方、押圧ドラ
イブ機構17のドライブベルト24(若しくは、ドライ
ブロール)を、上記カッティング移動速度vと同一速度
で送行回転させて、刃先15a両側の用紙a面上を押圧
しながら移動させる。
5aに掛かる圧力を検出し、検出が開始されていれば、
可動体5を、コンピューター制御処理手段から出力され
るカッティングヘッドCに対する制御動作信号に基づい
て、X−Y方向に、所定の移動速度vによって移動動作
して、用紙aのカッティングを開始し、一方、押圧ドラ
イブ機構17のドライブベルト24(若しくは、ドライ
ブロール)を、上記カッティング移動速度vと同一速度
で送行回転させて、刃先15a両側の用紙a面上を押圧
しながら移動させる。
【0041】カッティングを開始した後は、刃先15a
に掛かる負荷を、圧力センサー16によって継続的に検
出し、圧力センサー16が、異常負荷検出信号を発信し
ていない場合は、用紙aのカッティングを、カッティン
グ終了まで継続する。一方、圧力センサー16が、異常
負荷検出信号を発信した場合は、上記押圧ドライブ機構
17のドライブベルト24を、速度v1 (v1 >v)に
て回転送行させて、用紙aを、移動方向手前(後方)方
向に引き戻すための引き戻し力を付与する。
に掛かる負荷を、圧力センサー16によって継続的に検
出し、圧力センサー16が、異常負荷検出信号を発信し
ていない場合は、用紙aのカッティングを、カッティン
グ終了まで継続する。一方、圧力センサー16が、異常
負荷検出信号を発信した場合は、上記押圧ドライブ機構
17のドライブベルト24を、速度v1 (v1 >v)に
て回転送行させて、用紙aを、移動方向手前(後方)方
向に引き戻すための引き戻し力を付与する。
【0042】
【作用】本発明の用紙カッティング装置は、カッティン
グヘッドC部分の周辺に、押圧ドライブ機構17を設
け、このドライブ機構17から、ヘッドC部分の移動方
向に対して逆方向の力を、用紙aに対して付勢すること
により、ヘッドC部分のカッター刃先15aの移動圧力
により、カッティングすべき用紙aに付勢されたずれ力
を中和して、用紙aのずれ移動を解消させる作用があ
る。
グヘッドC部分の周辺に、押圧ドライブ機構17を設
け、このドライブ機構17から、ヘッドC部分の移動方
向に対して逆方向の力を、用紙aに対して付勢すること
により、ヘッドC部分のカッター刃先15aの移動圧力
により、カッティングすべき用紙aに付勢されたずれ力
を中和して、用紙aのずれ移動を解消させる作用があ
る。
【0043】カッター刃先15aによるカッティング操
作が進行して行くうちに、用紙aは分断されて、カッテ
ィング以前の単一枚の用紙面積よりも小さい面積の複数
枚に分断された複数の単一枚に相当する用紙が形成され
る。
作が進行して行くうちに、用紙aは分断されて、カッテ
ィング以前の単一枚の用紙面積よりも小さい面積の複数
枚に分断された複数の単一枚に相当する用紙が形成され
る。
【0044】分断された単一枚に相当する各用紙の面積
は減少するため、それぞれ真空吸引によって得られる載
置面1への吸着力(固定保持力)は不十分となる。ま
た、カッティングすべき用紙aの周辺部分に対する接着
テープ等による固定も意味が無くなる。
は減少するため、それぞれ真空吸引によって得られる載
置面1への吸着力(固定保持力)は不十分となる。ま
た、カッティングすべき用紙aの周辺部分に対する接着
テープ等による固定も意味が無くなる。
【0045】この結果、カッティングヘッドC部分の移
動に伴い、カッター刃先15aから用紙aに加えられる
圧力が、用紙吸着力を上回り、載置面1上の所定位置か
らずれることになる。
動に伴い、カッター刃先15aから用紙aに加えられる
圧力が、用紙吸着力を上回り、載置面1上の所定位置か
らずれることになる。
【0046】本発明装置においては、カッティングヘッ
ドC部分の周囲に設置した押圧ドライブ機構17によ
り、カッティングされる用紙aの両側を押圧保持するよ
うにしたので、分断された用紙aの両側は、押圧ドライ
ブ機構によって十分に保持されて、適正な位置よりずれ
たり曲がったりせずにカッティングされる。また、本発
明装置においては、カッティングヘッドC部分の周囲に
設置した押圧ドライブ機構17により、カッティング操
作と同時進行で、カッティングヘッドC部分の移動方向
とは逆方向のベクトル力を、カッティングすべき用紙a
に付与し、カッティングヘッドC部分のカッター刃先1
5aの移動により、用紙aに掛かる負荷によって、用紙
aがずれ移動する現象を抑制することができる。
ドC部分の周囲に設置した押圧ドライブ機構17によ
り、カッティングされる用紙aの両側を押圧保持するよ
うにしたので、分断された用紙aの両側は、押圧ドライ
ブ機構によって十分に保持されて、適正な位置よりずれ
たり曲がったりせずにカッティングされる。また、本発
明装置においては、カッティングヘッドC部分の周囲に
設置した押圧ドライブ機構17により、カッティング操
作と同時進行で、カッティングヘッドC部分の移動方向
とは逆方向のベクトル力を、カッティングすべき用紙a
に付与し、カッティングヘッドC部分のカッター刃先1
5aの移動により、用紙aに掛かる負荷によって、用紙
aがずれ移動する現象を抑制することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明の製図・作図用紙自動カッティン
グ装置は、カッティング動作が進行するに従って用紙が
分断されても、分断された用紙は、押圧ドライブ機構に
よって十分に保持されてカッティングされて行き、適正
な位置よりずれたり曲がったりすることを回避すること
ができ、また、カッター刃先に異常な負荷が掛かった際
には、その負荷を解消する方向に、用紙を付勢して、ず
れ移動を未然に防ぐことが可能になり、カッティング動
作が進行するに従って分断される製図用紙、作図用紙等
のカッティングすべき用紙を、製図・作図盤やカッティ
ング盤等の用紙載置固定テーブル上の初期の適正な位置
に保持できる効果がある。
グ装置は、カッティング動作が進行するに従って用紙が
分断されても、分断された用紙は、押圧ドライブ機構に
よって十分に保持されてカッティングされて行き、適正
な位置よりずれたり曲がったりすることを回避すること
ができ、また、カッター刃先に異常な負荷が掛かった際
には、その負荷を解消する方向に、用紙を付勢して、ず
れ移動を未然に防ぐことが可能になり、カッティング動
作が進行するに従って分断される製図用紙、作図用紙等
のカッティングすべき用紙を、製図・作図盤やカッティ
ング盤等の用紙載置固定テーブル上の初期の適正な位置
に保持できる効果がある。
【図1】本発明の製図・作図用紙自動カッティング装置
の一実施例における全体斜視図である。
の一実施例における全体斜視図である。
【図2】(a)〜(c)は、本発明の製図・作図用紙自
動カッティング装置の押圧ドライブ機構を備えたカッテ
ィングヘッド及びその動作を説明する側面図である。
動カッティング装置の押圧ドライブ機構を備えたカッテ
ィングヘッド及びその動作を説明する側面図である。
【図3】本発明の製図・作図用紙自動カッティング装置
の動作を説明するフローチャート図である。
の動作を説明するフローチャート図である。
A…用紙載置テーブル B…製図・作図ヘッド C…カ
ッティングヘッド a…製図・作図用紙 1…用紙載置面 2…真空吸引用の小孔 3…真空吸引
管 5…可動体 6…支軸部 7…ペンホルダー 8…ペン 11…回転速度検出器 12…電動モーター 13…回
転方向検出器 14…カッターホルダー 15…カッター刃 16…圧
力センサー 17…押圧ドライブ機構 18…支軸部 21…支持アーム 22…支持フレーム 23a,23
b…ガイドロール 24…エンドレスベルト
ッティングヘッド a…製図・作図用紙 1…用紙載置面 2…真空吸引用の小孔 3…真空吸引
管 5…可動体 6…支軸部 7…ペンホルダー 8…ペン 11…回転速度検出器 12…電動モーター 13…回
転方向検出器 14…カッターホルダー 15…カッター刃 16…圧
力センサー 17…押圧ドライブ機構 18…支軸部 21…支持アーム 22…支持フレーム 23a,23
b…ガイドロール 24…エンドレスベルト
Claims (2)
- 【請求項1】用紙載置テーブルAと、該用紙載置テーブ
ルA上に架設されたX−Y方向リニア移動型の可動体に
取付け支持されたカッティングヘッドCとを備えた製図
・作図用紙カッティング装置において、カッティングヘ
ッドCは、カッター刃の進行方向両側にて用紙を用紙載
置面に押圧し且つカッター刃の進行方向と反対方向に付
勢ドライブするための押圧ドライブ機構を備え、押圧ド
ライブ機構によりカッター進行方向に位置ずれする用紙
を保持し且つ元の位置に戻す方向に修正するようにした
ことを特徴とする製図・作図用紙自動カッティング装
置。 - 【請求項2】前記X−Y方向リニア移動型の可動体に製
図・作図ヘッドBが取付け支持されている請求項1記載
の製図・作図用紙自動カッティング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14614494A JPH0811090A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 製図・作図用紙自動カッティング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14614494A JPH0811090A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 製図・作図用紙自動カッティング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0811090A true JPH0811090A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15401142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14614494A Pending JPH0811090A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 製図・作図用紙自動カッティング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0811090A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014226755A (ja) * | 2013-05-23 | 2014-12-08 | 富士通株式会社 | 柔軟物の切断方法及び切断装置 |
US20220258510A1 (en) * | 2021-02-16 | 2022-08-18 | Primera Technology, Inc. | Laser imaging printer and die cutter assembly |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP14614494A patent/JPH0811090A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014226755A (ja) * | 2013-05-23 | 2014-12-08 | 富士通株式会社 | 柔軟物の切断方法及び切断装置 |
US20220258510A1 (en) * | 2021-02-16 | 2022-08-18 | Primera Technology, Inc. | Laser imaging printer and die cutter assembly |
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