JPH08110891A - 電子編集システムにおけるネットワークの制御方法 - Google Patents

電子編集システムにおけるネットワークの制御方法

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JPH08110891A
JPH08110891A JP6268175A JP26817594A JPH08110891A JP H08110891 A JPH08110891 A JP H08110891A JP 6268175 A JP6268175 A JP 6268175A JP 26817594 A JP26817594 A JP 26817594A JP H08110891 A JPH08110891 A JP H08110891A
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host
data
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network
image
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JP6268175A
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Tetsuya Sano
哲也 佐野
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワークアドレスが動的に変化する通信
回線を有する電子編集システムにおいて、受信したメッ
セージのホストをそれぞれ個別に特定して、きめ細かな
リモートジョブコントロール可能なネットワークの制御
方法を提供する。 【構成】 レコーダサーバ側でホストから出力指示メッ
セージを受信した場合、ホストのキーワードを問合わせ
るプロトコルをブロードキャストし、各ホストから出力
されるキーワードに基づいて、キーワード−ネットワー
クアドレスの対応表を作成し、所定のキーワードを持つ
ホストに対してのみ前記メッセージの応答動作を実行す
ることにより上記目的は達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、印刷製版分野等で利
用される電子編集システムにおいて使用されるネットワ
ークの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷製版用の電子編集システムに
おいて、高解像度高品質のカラー連続階調画像を出力機
にプリント出力する場合、各ホストからレコーダサーバ
等のプリント制御装置にアップルトーク等のネットワー
ク接続を実行し、接続されたネットワークを介してPD
L(Page Description Langua
ge)ファイルを転送し、その後、ホストとプリント制
御装置とのネットワーク接続は解除し、プリント制御装
置でPLDデータをラスター画像データに展開し、指示
された出力機にプリント出力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来のネットワ
ークでは、例えばPDL展開中にエラーが発生した場
合、ホストからレコーダサーバにプリント制御メッセー
ジを送った後、ネットワークの接続は解除されてしまう
ので、送信元のホストのネットワークアドレスが時間的
に変化してしまい、例えば、PDL展開中にエラーが発
生した場合、レコーダサーバ側でネットワーク接続解除
前に記憶していたネットワークアドレスでは送信元のホ
ストを特定できないという問題点があった。このため、
ホスト側から一度発行した自分のプリントジョブだけを
取消したり、一度発行した自分のプリントジョブの優先
順位を変更しようとしても、レコーダサーバ側でこのよ
うな個別ホスト毎のジョブの排他制御要求に応答できな
い問題点もあった。
【0004】この発明は上述のような事情よりなされた
ものであり、この発明の目的は、電子編集システムにお
いて上述のレコーダサーバ側でネットワークから受信し
たメッセージのホストをそれぞれ個別に特定できるよう
にし、各ホストからきめ細かいリモートジョブコントロ
ール可能なネットワークの制御方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明はネットワーク
アドレスが動的に変化する通信回線を有する電子編集シ
ステムにおけるネットワークの制御方法に関し、この発
明の上記目的は、ホストからのメッセージをレコーダサ
ーバ側で受信した場合、このレコーダサーバから受信中
のホストに関するキーワードをブロードキャストして問
い合わせ、各ホストから出力される当該ネットワーク上
の唯一のキーワードとネットワークアドレスの対応表を
作成し、所定のキーワードを持つホストに対してのみ前
記メッセージの応答動作を実行することによって達成さ
れる。
【0006】
【作用】この発明のネットワークの制御方法では、レコ
ーダサーバ側でホストからメッセージを受信した場合、
レコーダサーバから各ホスト毎にネットワーク上の唯一
のキーワードをブロードキャストして問い合わせ、各ホ
ストから出力されるキーワードに基づいてキーワードと
ネットワークアドレスの対応表を作成するようにしてい
るので、所定のキーワードを持つホストが発行したジョ
ブのみに対して、リモートジョブコントロールすること
ができる。
【0007】
【実施例】本発明の前提となる画像処理システムを図に
示して説明する。
【0008】図1は画像処理システムの全体構成の一例
を示しており、複数台の編集用ワークステーション10
がEthernetを介して相互に接続されていると共
に、その中の1台のワークステーション10には比較的
低画質のゲラ印刷を行なうゲラプリンタ20が接続され
ている。Ethernetには更に、データサーバ及び
レコーダサーバ機能を有するサーバ用のワークステーシ
ョン30が接続されており、サーバ用ワークステーショ
ン30には、プリント用の割付台紙を読取って入力する
ための台紙入力機40が入力コントローラ40Aを介し
て接続されると共に、絵柄、文字、図形等のカラー画像
又はモノクロ画像をカラー分解して読取って入力する複
数のカラースキャナ50、50が複数の入力コントロー
ラ50A、50Aを介して接続されている。更にサーバ
用ワークステーション30には、伸長、網伏せ、マージ
(線画と連続階調(モノトーン)画像の)、バッファリ
ングの機能を有して同期をとる出力同期用バッファ70
を介して高画質画像を出力するフィルムプリンタ60が
接続されている。
【0009】図1は、複数台の編集用ワークステーショ
ン10と1台のサーバ用ワークステーション30とをシ
ステム的に結合した例であるが、図2のように1台の編
集/サーバワークステーション30Aでスタンドアロー
ン構成とすることも可能である。又、各ワークステーシ
ョンには、更に外部より他の情報(例えばLAN(Lo
cal Area Network)の情報、他のコン
ピュータシステムからの情報等)を取込んで処理する機
能が具備されている。尚、図1及び図2の構成例におい
て、出力同期用バッファ70はサーバ用ワークステーシ
ョン30とフイルムプリンタ60との間に介挿されてい
るが、フイルムプリンタ60内に内蔵させることも可能
である。
【0010】編集用ワークステーション10とサーバ用
ワークステーション30とはシステム構成により種々の
形態を取り得るが、ここでは便宜上同一ハード構成の例
を、図3にその詳細を示して説明する。ワークステーシ
ョン30(又は10)は全体の制御を行なうCPU30
1と、必要な情報を格納するハードディスク302とを
有すると共に、表示手段としてのCRT303と、入力
操作手段としてのキーボード304及びマウス305、
ディジタイザ306、トラックボール、ジョイスティッ
ク等のポインティング手段とを有し、記憶手段としての
フロッピーディスク(FD)307を装填できるように
なっている。
【0011】図4は、図1のシステム全体の構成をブロ
ック図で示しており、台紙入力機40で読取られた台紙
情報KS(1ビット)は入力コントローラ40Aを経て
ワークステーション30に送られるようになっており、
複数のカラースキャナ50、50で読取られた4色のC
MYK(Cyan, Magenta, Yello
w, Black)のカラー情報CL1、CL2(=3
2ビット;又はKのモノカラー情報=8ビット)は入力
コントローラ50A、50Aを経てワークステーション
30に送られる。入力コントローラ40A(50A)
は、高画質処理のための高密度データ処理と表示等のた
めの粗密度データ処理とを同時に並行処理するようにな
っており、全体的に高速化を実現すると共に、効率的な
データ処理を実現している。入力コントローラ40A、
50Aは同一構成であり、間引き部401はフィードバ
ック的に繰返して間引きを行ない、例えば1/2、1/
3、…、1/6、…、1/nのように整数比で入力デー
タKS(CL1、CL2)を間引くが、高画質出力のた
めに必要な高密度データに対しては当然間引きは実行さ
れない。又、入力コントローラ40A(50A)ではデ
ータの間引きと共にデータ圧縮が圧縮部402で実行さ
れ、間引き及び圧縮されたデータはバッファ(図示せ
ず)に一時保存されるようになっている。
【0012】入力コントローラ40A(50A)に一時
保存されたデータ(1ビット(線画情報),8ビット
(モノカラー),32ビット(フルカラー))は入力情
報INSとしてサーバ用ワークステーション30に入力
され、外部システムに接続された他のパソコン等からの
外部情報EXSもサーバ用ワークステーション30に入
力される。サーバ用ワークステーション30は各入力情
報のフォーマットを変換して画像登録するためスキャン
サーバ320を有し、更に出力ジョブの管理を実行する
レコーダサーバ310を具備しており、レコーダサーバ
310からの割付け情報(企画に従って文字、図、表、
写真等の配置、大きさ等を指定するための情報)PSD
がラスタイメージ処理部(PSRIP)312に入力さ
れる。又、サーバ用ワークステーション30は画像デー
タを記憶するデータディスク311を具備しており、デ
ータディスク311から読出された画像データIGSが
画像差し換え部(Open PrePress Int
erface)313に入力される。画像差し換え部3
13で差し換えられた画像データIGSAはラスタイメ
ージ処理部312に入力され、ラスタイメージ処理部3
12でラスタイメージ化されると共に画像データの内の
絵柄等は網点化され、必要な場合にはデータ圧縮された
ラスタデータRDが出力同期用バッファ70に入力され
る。出力同期用バッファ70はフィルムプリンタ60の
印刷速度にデータ出力を同期させると共に、データ圧縮
されたデータに対しては必要な伸長を行なって,更には
マージや網伏せを行ってフィルムプリンタ60に伝送す
る。
【0013】図5はサーバ用ワークステーション30の
詳細なソフトウェア構成を示しており、入力情報INS
及び外部情報EXSはスキャンサーバ320内のフォー
マット変換部321に入力され、フォーマット変換され
たデータは表示画像作成部322で表示用の画像(表示
画像)を作成され、更にアイコン用の画像(アイコン画
像)を作成されると共に、画像登録部324において画
像の登録処理が行なわれる。スキャンサーバ320から
出力される表示画像及びアイコン画像の登録データSS
Dはデータベースマネージャ330に入力されてデータ
格納されるが、画像データIGはデータディスク311
へ入力され、割付けデータ(PostScript D
ata)PSは出力ジョブの管理を行なうレコーダサー
バ310に入力される。データベースマネージャ330
には、各ページの面付けを行なうための大貼りモジュー
ル340と、線画前処理(ノイズ除去、回転等)、連続
階調画像のレタッチや切抜き処理等を行なう画像処理モ
ジュール350と、台紙配置、画像配置、図形生成、網
伏せ等の画像データの集版を行なう集版モジュール36
0と、出力ジョブ管理やデータ管理等を行なうデータ管
理モジュール370と、カラー編集、ハッチング編集や
地絞登録等を行なう操作データ制御モジュール380と
がソフトウェア的に接続されている。
【0014】ここで、データベースマネージャ330の
処理動作を図6のフローチャートを参照して説明する
と、スキャンサーバ320より伝送されて来る台紙や部
品画像等の登録データSSDが入力されると(ステップ
S1)、データベースマネージャ330を経由して画像
データIGとしてデータディスク311に格納される
(ステップS2)。データ修正時、データベースマネー
ジャ330はデータディスク311より画像データを読
出し、画像処理モジュール350でレタッチ(色、階
調、キズ等を修正する目的で行なう修正作業)、ゴミ取
り、切抜き等を行ない、データベースマネージャ330
を経由してデータディスク311に格納する(ステップ
S3)。次にデータベースマネージャ330は集版処理
(台紙を配置し、台紙に沿って各部品を配置、文字加工
を行なうことによって、文字、図形、画像等の部品を指
示されたレイアウト通りに合成する)を行なうが(ステ
ップS4)、先ずデータベースマネージャ330はデー
タディスク311より画像データIGを読出し、集版モ
ジュール360で集版作業を行なった後、データベース
マネージャ330を経由してデータディスク311に処
理済データを格納する。そして、更にデータディスク3
11より画像データIGを読出し、大貼りモジュール3
40を用いて面付けの指示、作業を行ない、面付けデー
タをデータベースマネージャ330を経由してデータデ
ィスク311に格納して面付けを行ない(ステップS
5)、次にデータディスク311よりデータベースマネ
ージャ330にデータを取出してレコーダサーバ310
で出力処理を行なう(ステップS6)。
【0015】図7は、入力データの対象(2値データ、
割付け情報、ビットマップデータ、連続階調画像)と工
程(入力、集版/編集、出力)との関係を、オペレータ
が意識するデータ、機能の流れとして示しており、線
画、台紙等の2値データは台紙入力機40又はカラース
キャナ50で読取られて、ゴミ取り、レタッチ、回転、
拡大/縮小の処理を施されて画像編集データとなり、P
ostScript情報はRIP(Raster Im
age Processor;PostScript等
のページ記述言語で表現されたデータを展開し、ビット
マップデータ等に変換する)で処理されて画像編集デー
タとなる。又、ビットマップデータはフィルタでフォー
マット変換されて画像編集データとなり、連続階調画像
はカラースキャナ50で読取られて、又は直接入力され
てレタッチ、切抜き、画像処理を施されて画像編集デー
タとなる。データ管理情報としてのキーワード、画像
名、ジョブ名も画像編集データに取り込まる。画像編集
データは台紙加工(閉領域自動認識)、作図、オブジェ
クト編集、合成、変形、回転、網伏せ/属性変更、レイ
アウト、写真はめ込み等の処理を施されると共に、ヒス
トリー画像表示変更、分散編集、データ保存を実行され
る。上記各処理の後、分版、特色版、トラッピングを行
ない、更にページ単位の面付けを行なって集版/編集を
終了する。「特色版」は、通常のCMYK以外のインク
で印刷するための版のことであり、例えば(1)2色刷
りの際における墨と金赤の「金赤」、(2)金色、銀色
用、(3)写真の中の女性の口紅の色を彩かに表現する
際、口紅の部分だけ別の版にして通常のCMYKにプラ
スして重ねてインクを載せる、等に使用する。又、「ト
ラッピング」は、具体的には毛抜き合せで配置する際、
印刷のずれによる白抜けの防止のために少しずつ重ねて
おくことをいう。サーバ用ワークステーション30で集
版/編集処理されたデータは、ゲラプリンタ20でのゲ
ラ出力、PDL(Page Description
Language;例えばPostScript)出
力、又はフィルムプリンタ60でのフィルム出力で出力
される。
【0016】図5に対応させて示す図8はデータベース
マネージャ330とレコーダサーバ310、非文書処理
モジュール600a乃至600m及び文書処理モジュー
ル500a乃至500nの間のデータベースネットワー
クの関係を示すもので、それぞれ同一の番号を付した装
置は同一の機能を果たすと共に、レコーダサーバ310
の内部にPSRIP312が内臓されており、レコーダ
サーバ310はデータベースネットワークとデータベー
ス通信部550を介してネットワーク通信を行なうよう
になっている。しかして、レコーダサーバ310ではネ
ットワークから転送されてきた出力データがスプーラ7
20に一時保存された後、再配置処理部730によりフ
ァイル等へのプリント配置が再構成され、その後、PS
RIP312により実際のプリント画像データに展開さ
れてOPIディスク313に出力スプールとして格納さ
れる。かくして、プリント画像データが準備できると、
プリント制御部740a乃至740kを介して出力処理
同期用バッファ701〜70kにプリント画像データが
出力されゲラプリンタ20やフイルムプリンタ60にプ
リント画像が出力される。尚、ネットワークからの出力
データ受信プロセスから出力処理同期用バッファへプリ
ント画像データを送信するプリントデータ出力プロセス
まで、各プロセスはジョブ管理部710の制御に基づい
て、順次、実行されるようになっている。
【0017】また、データベースネットワークには1個
又は複数個の文書処理モジュール500a乃至500n
を接続することが可能であり、個々の文書処理モジュー
ルには、図9に示すように、マウス操作やキー入力を処
理する操作入力処理部510と、データベースネットワ
ークとの通信を制御する文書管理部540と、実際のデ
ータ処理を行うデータ処理部520と、処理した結果を
表示装置700a乃至700nに表示する表示処理部5
30とが設けられている。しかして、データ処理部52
0にはデータ処理の履歴を記録・再生する処理履歴管理
部650や、閉領域認識処理部640や、CT画像境界
抽出部660や、PDL生成部670や、編集対象をツ
リー型データとして管理するパス管理部620及び連続
階調画像データを処理する画像キャッシュ管理部630
から成るオブジェクト管理部610等が設けられてお
り、これらのデータ処理部構成要素は単独で又は複数個
適宜組合わせて使用することが可能なソフトウエア構成
となっている。尚、文書処理モジュールの代表例として
は図5に示す集版モジュール360がある。
【0018】更に、データベースネットワークには、1
個又は複数個の非文書処理モジュール600a乃至60
0mも接続することが可能であり、個々の非文書処理モ
ジュールには、図10に示すように、マウス操作やキー
入力を処理する操作入力処理部510と、データベース
ネットワークとの通信を制御するデータベース通信部5
50と、実際のデータ処理を行うデータ処理部520
と、処理した結果を表示装置700等に表示する表示処
理部530とが設けられている。しかして、データ処理
部520にはデータ処理の履歴を記録・再生する処理履
歴管理部650や、閉領域認識処理部640や、CT画
像境界抽出部660や、PDL生成部670や編集対象
をツリー型データとして管理するパス管理部620及び
連続階調画像データを処理する画像キャッシュ管理部6
30から成るオブジェクト管理部610等が設けられて
おり、これらのデータ処理部構成要素は単独で又は複数
個適宜組合わせて使用することが可能なソフトウエア構
成となっている。尚、非文書処理モジュールとしては図
5に示す大貼りモジュール340、画像処理モジュール
350及び切抜きモジュール等がある。
【0019】尚、上述の文書処理モジュール500a乃
至500nと非文書処理モジュール600a乃至600
mとの違いはデータベースネットワークとの通信を文書
管理部540を介して行なうか、データベース通信部5
50を介して行なうかの点にあり、データベース通信部
550を介してネットワークに接続すると、通常の接続
処理しか実行できないが、文書管理部540を介してネ
ットワークに接続すると分散編集処理が実行できる点が
主な相違点である。
【0020】かかる構成において、ホストからリモート
ジョブコントロール可能なこの発明のネットワークの制
御方法に関して次に詳細に説明する。図8に対応させて
示す図11はこの発明のレコーダサーバ310の更に詳
細なハードウエア構成の一例を示す図で、図8と同一の
番号を付した装置はそれぞれ同一の機能を果たすと共
に、レコーダサーバ310に接続される出力機のPDL
展開条件情報が図23に示すように予めジョブ管理部7
10の制御のもとに磁気ディスク,光ディスク、フラッ
シュメモリ等の記憶手段750に登録され、展開条件情
報750は再配置処理部730及びPSRIP312に
より参照されるようになっている。また、図11のレコ
ーダサーバ310内で、実線はPDLデータ等の画像デ
ータ信号の流れを示し、点線はその制御信号を現わして
いる。更に、スプーラ720、OPIディスク313及
び記憶手段750は図面ではそれぞれ別個の記憶手段と
して描かれているが、磁気ディスク等の大容量記憶手段
では同一のハードウエア内に全て格納できることは当業
者には明らかである。
【0021】かかる構成において、この発明のネットワ
ークの制御動作を図12乃至図13のフローチャートを
参照して更に詳しく説明する。さて、図11の文書処理
モジュール500a等において高解度高品質のカラー連
続階調画像が電子編集され、データディスク311に予
めPDLファイルとして登録されているものとし、この
PDLファイルを出力機へプリント指示する出力指示操
作から説明する。この出力指示操作では先ず、オペレー
タにより表示装置700aに表示されている図18に示
すようなメインメニューD2の中からマウス操作により
「ファイル」メニューが選択されると、図19に示すよ
うなファイルメニューの一覧表が現れるので、更にこの
中から出力コマンドD14を選択すると画面に図20に
示すような出力機ダイアログD700が現れる。そこ
で、PDLファイルのファイルタD22,デイレクトリ
D24,ファイル名D26等を適宜選択又はキーボード
から文字入力すると、セレクションD28に所望のPD
Lファイル名が設定できる。更に、出力機選択欄D70
2乃至D70kの中からフイルムプリンタ60、ゲラプ
リンタ20等の出力機を適宜選択し、優先権付き出力か
通常の出力かを出力ID設定欄D712に設定し、出力
ページの再配置を指示する再配置制御情報も適宜ボタン
D714又はD716に設定する。その後、出力機ダイ
アログD700の下段に設けられた実行ボタンD30を
押すと、文書処理モジュール500aのデータ処理部5
20からレコーダサーバ310に図14に示すようなデ
ータ構造の出力指示情報1000が転送される。すなわ
ち、出力指示情報1000は、出力機を特定するプリン
タ名1002、PDLファイル名等で構成されるジョブ
名1004、プリント出力、ジョブ一覧作成、ジョブ削
除、ジョブ中止、優先出力等のコマンド1006、プリ
ント出力の優先順位1008、再配置制御情報101
0、セレクションD28で指定されたファイル名のPD
Lデータ1100等で一般に構成されている。
【0022】一方、レコーダサーバ310側では、先
ず、データベース通信部550を介して外部からの出力
指示情報1000が受信される(図12のステップS1
2)と、ジョブ管理部710により、出力指示情報受信
プロセスが開始され(図12のステップS10)、先ず
出力機名,コマンド,優先順位,再配置制御情報,PD
Lファイル名等がジョブ管理部710に転送される。次
に、ジョブ管理部710の制御のもとに、データベース
通信部550を介してレコーダサーバ310から各ホス
トのワークステーションに対して、ネットワーク上の唯
一のキーワード(例えばホスト名)の出力要求がブロー
ドキャストされる(図12のステップS14)。尚、ア
ップルトーク通信回線ではこの出力要求は一般にNBP
(NameBinding Protocol)と呼ば
れるプロトコルを利用する。しかして、例えば、このN
BPを利用したブロードキャストを“Work Sta
tion”というエンティティのタイプで出力すると、
現在ネットワークに接続中の各ホストはそれぞれオーバ
ーラップしないように予め定められた一意のキーワード
をレコーダサーバ310に返すので、ジョブ管理部71
0では図15に示すようなホスト名−ネットワークアド
レス対応表を作成/更新することができ、現在接続中の
ホストとネットワークアドレスとをキーワードを介して
特定できる(図12のステップS16)。
【0023】続いて、ジョブ管理部710により出力指
示情報1000のコマンド1006が解読される(図1
2のステップS20)。そして、コマンド1006が出
力要求であれば(図12のステップS30)、出力指示
情報1000のプリンタ名1002で指定され出力機の
プリンタキューにジョブ名1004と共にホストのキー
ワードが図16(A)又は(B)のように追加される
(図12のステップS32)。その後、再配置制御情報
1010により更に再配置指示が有るか否かチェックさ
れ(図12のステップS50)、再配置指示有りの場合
には、ジョブ管理部710から再配置処理部730にプ
リンタ名1002と共に再配置用ファイル名が渡され、
再配置処理が開始される。しかして、再配置処理部73
0では、先ず、プリンタ名1002に対応した図23に
示すようなPDL展開条件情報が記憶手段750から読
出され、出力メディアのプリント範囲データが取出され
ると共に、PDLファイルから出力ページの縦及び横幅
情報が自動抽出され、次に、PDL画像を出力メディア
の縦方向に詰めて並べた場合と、PDL画像を横方向に
詰めて並べた場合のプリント枚数が演算され、少ないプ
リント枚数となる方向に平行移動しPDLファイル内の
PDLデータを更新して並び変える再配置処理が行なわ
れる(図12のステップS60)。また、再配置指示が
無い場合には次のPDL展開プロセスに移る。
【0024】かくしてPDL展開可能な条件が整うと、
ジョブ管理部710からPSRIP312へプリンタ名
1002、PDLファイル名と共にPDL展開起動指令
が出力される。しかしてPSRIP312では、先ず、
記憶手段750から出力機名に対応した図23に示すよ
うなPDL展開条件情報が読出され、プリント範囲、解
像度、RGB/CMYK等のカラーモデル、網情報、フ
ォント等が初期設定される。続いて、図21(A)に示
すような折れ線図形の場合、図22に示すようなPDL
データがスプーラ720又は再配置部730からPSR
IP312により読出され、上述の初期設定された展開
条件に従って図21(B)に示すようなラスター画像デ
ータに展開されてOPIディスク313に書込まれる
(図12のステップS70)。かかるPDLデータの展
開処理が全てのプリント出力ページに対して実行される
と、PSRIP312からジョブ管理部710へPDL
展開プロセス終了信号が出力される。
【0025】次に、ジョブ管理部710ではPSRIP
312からPDL展開プロセス終了信号が受信される
と、対応する出力機kのプリンタ制御部740kの稼働
状態がチェックされ、プリンタ制御部740kが稼働中
でなければジョブ管理部710からプリンタ制御部74
0kにデバイス出力要求が出力されデバイス出力が開始
される。かくして、プリンタ制御部740kにデバイス
出力要求が出力されると、先ずOPIディスク313か
らラスター画像データが読出され、このプリンタ制御部
に接続されている出力機又は出力処理同期用バッファ7
0iのタイミングに同期させてラスター画像データがプ
リンタ制御部740kから出力される(図12のステッ
プS80)。
【0026】一方、出力指示情報1000のコマンド1
006が出力要求でなければ、ジョブ管理部710によ
りコマンド1006が更に解読され、ジョブ一覧取得コ
マンドであれば(図13のステップS100)、ジョブ
管理部710により各出力機毎に設けられている図16
(A)及び(B)に示すようなプリンタキューが全て読
出され、これらのプリンタキューが図17に示すように
合成されて(図13のステップS102)、レコーダサ
ーバ310から要求元のホストへ転送される(図13の
ステップS104)。また、コマンド1006がジョブ
優先順位変更コマンドであれば(図13のステップS1
10)、出力指示情報1000から優先順位1008が
読出され、プリンタ名1002で指定される出力機のプ
リンタキューに登録されているジョブ名1004の優先
順位が指定されたキュー位置に移動され変更される(図
13のテップS112)。
【0027】更に、コマンド1006がジョブ削除コマ
ンドであれば(図13のステップS120)、出力指示
情報1000からプリンタ名1002が読出され、この
プリンタ名のプリントキューに登録されているジョブの
中からジョブ名1004で指定されるジョブが削除され
る(図13のステップS122)。更にまた、コマンド
1006がジョブ中止コマンドであれば(図13のステ
ップS130)、出力指示情報1000からプリンタ名
1002が読出され、このプリンタ名のプリントキュー
に登録されているジョブの中からジョブ名1004で指
定されるジョブがサスペンドされ休止される(図13の
ステップS132)。尚、このサスペンドしたジョブを
復活させるためには、レジュームコマンドを発行すると
良い。かかる操作は、キーワードを基に各ホスト毎に排
他制御できる。従って、プリンタキューに出力ジョブ名
と共にこのジョブを発行したホストのキーワードを登録
しておくと、所定のホスト以外から発行された出力ジョ
ブに対しては削除、中止等を行なわせないようにするこ
とができる。
【0028】次に、コマンド1006がプリンタ使用制
御コマンドであれば(図13のステップS140)、コ
マンドの内容に応じてプリンタ名1002で指示される
出力機の使用を許可したり、禁止したりするようになっ
ている(図13のステップS142)。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明のネッ
トワークの制御方法によれば、レコーダサーバ側でホス
トから出力指示情報を受信すると、各ジョブを発行ホス
トを示すキーワードと共にプリンタキューに登録して管
理すると共に、キーワード出力要求をその都度ブロード
キャストして最新のキーワード−ネットワークアドレス
対応表をレコーダサーバ側に作成するので、各ホストが
自分が発行したジョブだけを削除、休止等排他的にリモ
ートジョブコントロールすることができる。また、プリ
ント出力が終了したり、プリントエラーが発生した場
合、これらのジョブを発行したホストに対してのみ終了
又はエラーメッセージをレコーダサーバ側から出力する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電子編集システムのハードウエア構
成の一例を示すシステム構成図である。
【図2】この発明の電子編集システムの別のシステム構
成の一例を示す図である。
【図3】この発明で使用する編集用ワークステーション
のハードウエアのブロック図である。
【図4】この発明の電子編集システムのソフトウエア構
成の一例を示すブロック図である。
【図5】この発明の電子編集システムのサーバ用ワーク
ステーションの一例を示すブロック図である。
【図6】この発明の電子編集システムの編集作業全体の
流れを示すフローチャートである。
【図7】この発明の電子編集システムにおける編集対象
データとソフトウエア工程との関係を示す図である。
【図8】この発明の電子編集システムにおけるデータベ
ース通信の構成を示すブロック図である。
【図9】この発明で使用する文書処理モジュールの構成
を示すブロック図である。
【図10】この発明で使用する非文書処理モジュールの
構成を示すブロック図である。
【図11】この発明のレコーダサーバの更に詳細な一構
成例である。
【図12】その動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図13】出力要求以外のコマンド動作を説明するため
のフローチャートである。
【図14】出力指示情報のデータ構造の一例である。
【図15】キーワード−ネットワークアドレス対応表の
一例である。
【図16】各出力機毎に設けられたプリンタキューの出
力例である。
【図17】ジョブ一覧リストの一例である。
【図18】この発明のメインメニューの表示画面の一例
である。
【図19】この発明のファイルメニュー画面の一例であ
る。
【図20】この発明の出力コマンドダイアログ画面の一
例である。
【図21】この発明のPDL図形表現の一例である。
【図22】そのPDL表現リストの一例である。
【図23】この発明の展開条件情報のデータ構造の一例
である。
【符号の説明】
10,30,30A ワークステーション 40 台紙入力機 50 カラースキャナ 40A,50A 入力コントローラ 60 フイルムプリンタ 70,70a,……70k 出力同期用バッファ 310 レコーダサーバ 311,313 データディスク 312 ラスタ画像処理装置(PSRIP) 320 スキャンサーバ 330 データベースマネージャ 500a,500b,……,500n 文書処理モジ
ュール 600a,600b,……,600m 非文書処理モ
ジュール 700a,700b,……,700n 表示装置 510,510a,510b,……,510n 操作
入力処理部 520,520a,520b,……,520n デー
タ処理部 530,530a,530b,……,530n 表示
処理部 540,540a,540b,……,540n 文書
管理部 550,550a,550b,……,550n デー
タベース通信部 610 オブジェクト管理部 640 閉領域認識処理部 650 処理履歴管理部 660 CT画像境界抽出部 670 PDL生成部 710 ジョブ管理部 720 スプーラ 730 再配置処理部 740a,……,740k プリンタ制御部 750 展開条件情報

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークアドレスが動的に変化する
    通信回線を有する電子編集システムにおいて、ホストか
    らのメッセージをレコーダサーバ側で受信した場合、こ
    のレコーダサーバから受信中のホストに関するキーワー
    ドをブロードキャストして問い合わせ、各ホストから出
    力される当該ネットワーク上の唯一のキーワードとネッ
    トワークアドレスの対応表を作成し、所定のキーワード
    を持つホストに対してのみ前記メッセージの応答動作を
    実行するようにしたことを特徴とする電子編集システム
    におけるネットワークの制御方法。
  2. 【請求項2】 前記レコーダサーバ側で各ホスト毎にキ
    ーワードと共にジョブ情報を管理し、各ホスト毎に排他
    的ジョブ制御を実行できるようにした請求項1に記載の
    電子編集システムにおけるネットワークの制御方法。
  3. 【請求項3】 前記キーワードがホスト名である請求項
    1又は2に記載の電子編集システムにおけるネットワー
    クの制御方法。
  4. 【請求項4】 前記ネットワークがアップルトーク通信
    回線である請求項1乃至3に記載の電子編集システムに
    おけるネットワークの制御方法。
JP6268175A 1994-10-07 1994-10-07 電子編集システムにおけるネットワークの制御方法 Pending JPH08110891A (ja)

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