JPH08110745A - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JPH08110745A
JPH08110745A JP6245146A JP24514694A JPH08110745A JP H08110745 A JPH08110745 A JP H08110745A JP 6245146 A JP6245146 A JP 6245146A JP 24514694 A JP24514694 A JP 24514694A JP H08110745 A JPH08110745 A JP H08110745A
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JP
Japan
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developing
process cartridge
toner container
toner
image forming
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JP6245146A
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English (en)
Inventor
Kanji Yokomori
幹詞 横森
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 トナー容器と現像枠体との分離が可能である
と共に、トナー容器のトナー排出開口の再シールを容易
に行うことが可能なプロセスカートリッジ及びこれを用
いる画像形成装置を提供する。 【構成】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカー
トリッジにおいて、少なくとも現像手段10を有し、前
記現像手段10はトナー収納部及びトナー排出開口を有
するトナー容器12と、現像部材を保持するための現像
枠体13と、前記トナー容器のトナー排出開口を封鎖す
るためのシール部材とを有し、前記トナー容器12と現
像枠体13とを前記シール部材を挟んで着脱可能に結合
して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式を用いて画
像を形成するためのプロセスカートリッジ及び画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ等の画像形成装置は、帯電器に
よって一様に帯電させた像担持体に選択的な露光をして
潜像を形成し、現像器によって前記潜像をトナーで顕像
化すると共に、該トナー像を記録媒体に転写して画像記
録を行う。このような装置にあっては、各部材のメンテ
ナンスは専門のサービスマンが行わざるをえなかった。
【0003】そこで、前記像担持体、帯電器、現像器、
クリーニング部等を一体構造にまとめてカートリッジ化
することにより、ユーザが前記カートリッジを装置本体
に装填することによって、トナーの補給や寿命に達した
像担持体の部品交換可能とし、メンテナンスを容易にし
たものが実用化されている。
【0004】このようなカートリッジの中には、現像器
をトナーを収納するトナー容器と、現像ローラ等の現像
部材を保持する現像枠体の2枠体で構成しているものが
ある。この現像器は、トナー容器の開口にシール部材を
熱溶着してシールした後にトナーを充填し、このトナー
容器と現像枠体とを超音波溶着等して分離不能に結合す
ることによって構成している。
【0005】このカートリッジを使用する場合には、前
記シール部材を剥離してトナー容器内のトナーを現像枠
体に保持されている現像部材へ供給するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記プロセスカートリ
ッジは近年の地球環境保護の高まりから、省資源、省エ
ネルギー、ゴミの低減を目的として、部品の再生、再利
用がされ始めている。
【0007】例えば、プロセスカートリッジにあっては
帯電ローラ、現像ローラ等のローラ類のような部品は製
品寿命が長く、カートリッジ内の現像剤を使用した後も
使用可能な場合がある。そのため最近では現像剤使用後
のカートリッジを回収し、前記ローラ類等の部品を取り
出して再生、再利用(リサイクル)するようになってき
た。
【0008】しかしながら、トナー容器と現像枠体とを
分離不能に溶着していると、使用済のカートリッジを回
収して再生する場合に、前記溶着部分の分解作業が困難
であり、またトナー容器と現像枠体を分解せずにトナー
容器の開口をシールすることは容易でなかった。
【0009】本発明は従来の上記課題を解決するもので
あり、その目的とするところは、トナー容器と現像枠体
との分離が可能であると共に、トナー容器のトナー排出
開口の再シールを容易に行うことが可能なプロセスカー
トリッジ及びこれを用いる画像形成装置を提供せんとす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、画像形成装置本体に着
脱可能なプロセスカートリッジにおいて、少なくとも現
像手段を有し、前記現像手段はトナー収納部及びトナー
排出開口を有するトナー容器と、現像部材を保持するた
めの現像枠体と、前記トナー容器のトナー排出開口を封
鎖するためのシール部材とを有し、前記トナー容器と現
像枠体とを前記シール部材を挟んで着脱可能に結合して
構成したことを特徴としてなる。
【0011】
【作用】上記構成にあっては、トナー容器と現像枠体と
を着脱可能に結合してあるために、回収したプロセスカ
ートリッジを分解する場合に、トナー容器と現像枠体と
を容易に分離出来、またシール部材は前記両部材間に挟
んで取り付けるために、シール部材による再シールも容
易になし得るものである。
【0012】
【実施例】次に本発明の好適な実施例として、まず第1
実施例を説明し、次に他の実施例について説明する。
【0013】〔第1実施例〕図1乃至図5を参照して第
1実施例に係るプロセスカートリッジ及び画像形成装置
を説明する。尚、ここでは説明の順序として、図1乃至
図3を参照して画像形成装置A及びプロセスカートリッ
ジBの全体構成を説明し、次に図4及び図5を参照して
プロセスカートリッジのトナー容器と現像枠体の結合構
成について説明する。
【0014】{全体構成}図1はプロセスカートリッジ
を装着した画像形成装置の構成説明図であり、図2はプ
ロセスカートリッジの構成説明図、図3はプロセスカー
トリッジの装着構成説明図である。
【0015】この画像形成装置Aは、図1に示すよう
に、光学系1から画像情報に基づいたレーザー光像を照
射して像担持体である感光体ドラムにトナー像を形成す
る。そして前記トナー像の形成と同期して、記録媒体2
を給紙カセット3aからピックアップローラ3b及び給
送ローラ対3c、搬送ローラ対3d、レジストローラ対
3e等からなる搬送手段3で搬送し、且つプロセスカー
トリッジBとしてカートリッジ化された画像形成部にお
いて、前記感光体ドラムに形成したトナー像を転写手段
としての転写ローラ4に電圧印加することによって記録
媒体2に転写し、その記録媒体2をガイド板3fでガイ
ドして定着手段へと搬送する。この定着手段5は駆動ロ
ーラ5a及びヒータ5bを内蔵する定着ローラ5cから
なり、通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加して転写
トナー像を定着する。そしてこの記録媒体2を排出ロー
ラ対3g,3hで搬送し、反転搬送経路を通して排出部
6へと排出如く構成している。尚、この画像形成装置A
は、手差しトレイ3i及びローラ3jによって手差し給
送も可能となっている。
【0016】一方、前記画像形成部を形成するプロセス
カートリッジBは、図2に示すように、感光層を有する
感光体ドラム7を回転し、その表面に帯電手段である帯
電ローラ8へ電圧印加によって一様に帯電し、前記光学
系1からの光像を開口部9を介して感光体ドラム7に露
光して潜像を形成し、現像手段10によって現像するよう
に構成している。
【0017】前記現像手段10は、トナー収納部10a内の
トナーを送り部材10bで送り出し、固定磁石10cを内蔵
した現像ローラ10dを回転させると共に、現像ブレード
10eによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ロ
ーラ10dの表面に形成し、そのトナーを前記潜像に応じ
て感光体ドラム7へ転移させることによってトナー像を
形成して可視像化するものである。そして転写ローラ4
に前記トナー像と逆極性の電圧を印加してトナー像を記
録媒体2に転写した後は、クリーニングブレード11aに
よって感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落とすと
共に、スクイシート11bによってすくい取り、廃トナー
溜め11cへ集めるクリーニング手段11によって感光体ド
ラム7上の残留トナーを除去するように構成している。
【0018】尚、前記感光体ドラム7等の各部材は、ト
ナーを収納するトナー容器12と、現像ローラ10d等の現
像部材を保持する現像フレーム13とを着脱可能に結合し
て現像ユニットを構成し、これをクリーニング枠体14に
感光体ドラム7やクリーニング手段11等を取り付けたク
リーニングユニットを結合して構成したカートリッジ枠
体に収納してカートリッジ化され、装置本体15に設けた
カートリッジ装着手段に対して着脱可能に装着される。
【0019】前記カートリッジ装着手段は、軸16aを中
心にして開閉部材16を開くと、図3に示すように、カー
トリッジ装着スペースの左右両側面にカートリッジ装着
ガイド部材17が対向して取り付けてあり(図3は一方側
面のみを図示)、この左右ガイド部材17にはプロセスカ
ートリッジBを挿入するときのガイドとなるガイド部17
aが対向して設けてある。このガイド部17aによってプ
ロセスカートリッジBをガイドして挿入し、開閉部材16
を閉じることによってプロセスカートリッジBを画像形
成装置Aに装着する。この装着によって感光体ドラム7
の長手方向端部に取り付けたドラムギア(図示せず)が
装置本体15に設けてある駆動伝達ギア(図示せず)と噛
合して感光体ドラム7へ駆動力が伝達されるものであ
る。
【0020】{トナー容器と現像枠体の構成}本実施例
に係るプロセスカートリッジBは、トナー容器12と現像
枠体13とを着脱可能に結合しているが、次にその構成に
ついて説明する。
【0021】トナー容器12は現像に使用するトナーを収
納するものであり、図4に示すように、トナー収納部10
aを有すると共に、一方側にトナー排出開口12aを有す
る容器形状をしており、開口12aの周囲にはフランジ部
12bが設けてある。このフランジ部12bの所定位置には
ネジ孔12cが螺設してあり、且つフランジ部12bの長手
方向の端部には縁部12dが形成してある。
【0022】一方、現像枠体13は現像ローラ10dや現像
ブレード10e等の現像部材を保持するものであり、トナ
ー容器12からのトナーを現像ローラ10dへ供給するため
の開口部13aが設けてある。そして前記現像ローラ10d
を保持する側と反対側には開口部13aの周囲にフランジ
部13bが設けてある。このフランジ部13bの短手方向長
さは、トナー容器12と結合したときに、該トナー容器12
のフランジ部12bに設けた縁部12d間に嵌合し得る長さ
になっている。
【0023】また前記現像枠体13のフランジ部13bには
トナー容器12に設けたネジ孔12cと対応する位置にネジ
挿通孔13cが設けてある。更に前記フランジ部13bの開
口周囲には発泡ポリウレタン等からなるトナー漏れ防止
シール13dが貼着してある。
【0024】前記トナー容器12と現像枠体13とを結合す
るに際し、トナー容器12のトナー排出開口12aをシール
するためのシール部材18をトナー容器12と現像枠体13の
相互のフランジ部12b,13b間に挟んで接合するように
している。このとき本実施例では、前記シール部材18を
開口規制部材19に取り付け、この開口規制部材19を前記
フランジ部12b,13b間に挟むようにしている。
【0025】前記開口規制部材19は、トナー容器12のト
ナー排出開口12aの開口領域を規制し、トナー容器12か
ら現像ローラ10dへ供給されるトナー量を適量に規制す
るためのものであり、厚さが約 0.3mm〜2mm程度のポリ
エステル板やポリエチレン板、ナイロン板、ABS板等
のプラスチック板をシール成形し、後に開口19aを中抜
きして作成するか、或いは通常のモールド成型によって
枠状に作成してなる。
【0026】前記開口規制部材19の開口19aを封鎖する
シール部材18は、前記開口19の長手方向長さの2倍以上
の長さを有している。そしてトナー容器12と現像枠体13
を結合するときに、前記開口規制部材19を両者間に挟む
が、図4及び図5に示すように、トナー容器12のフラン
ジ部12bには開口規制部材19の厚さと略同一の高さ及び
大きさを有する係止縁12eを設けてあり、開口規制部材
19の保持手段を構成している。開口規制部材19はトナー
容器12と現像枠体13を結合する前に、前記係止縁12eに
係止するように取り付け、シール部材18を折り返してお
く。
【0027】次にトナー容器12と現像枠体13との結合で
あるが、これは図4に示すように、トナー容器12の縁部
12d間に現像枠体13のフランジ部13bを嵌合し、ネジ20
をネジ挿通孔13cから挿通してネジ孔12cに螺合してト
ナー容器12と現像枠体13とを結合する。このときシール
部材18の端部が前記トナー容器12と現像枠体13の結合部
から外部へ突出するように露出させておく。
【0028】このように結合して現像手段10のハウジン
グを構成した後、トナー容器11の側面に設けたトナー充
填孔(図示せず)からトナーを充填して該充填孔をキャ
ップで閉塞する。更に現像枠体13に現像ローラ10d等の
現像部材を取り付け、感光体ドラム7や帯電ローラ8、
更にはクリーニングブレード11a等を取り付けたクリー
ニング枠体14を現像枠体13と結合してプロセスカートリ
ッジBを組み立てる。このプロセスカートリッジBを使
用するときは、前記シール部材18の突出端部を手で持っ
て引き抜き、トナー容器12のトナー排出開口12aを開封
した後、画像形成装置Aに装着して画像形成を行うもの
である。
【0029】前記のようにトナー容器12と現像枠体13と
を結合した場合、使用済カートリッジBを回収してリサ
イクルする際に、ネジ20を取り外すことによってトナー
容器12と現像枠体13とを簡単に分離することが出来、且
つ開口規制部材19も取り外すことが出来る。このため、
トナー容器12や現像枠体13を清掃し、トナー排出開口12
aに新しい開口規制部材19を取り付け、再びネジ20で結
合して使用することが出来、リサイクル効率を向上させ
ることが出来る。
【0030】尚、前記トナー容器12と現像枠体13とを結
合するときに、両者を接合したときの位置決めを容易に
するために、一方のフランジ部に位置決めボスを設け、
他方のフランジ部に前記ボスが嵌入し得る凹部を形成し
ておいてもよい。このようにすると、トナー容器12と現
像枠体13との接合位置決めが容易となり、組み立て作業
をより簡単に行うことが可能となる。
【0031】〔他の実施例〕本発明に係る他の実施例に
ついて、図6及びず7を参照して説明する。尚、前述し
た第1実施例と同一機能を有する部材は同一符号を付し
て重複する説明を略する。
【0032】{トナー容器と現像枠体の結合構成の他
例}前述した第1実施例では、トナー容器12と現像枠体
13の結合をネジ20によって行うようにした例を示した
が、図6に示すように、係止爪によって行うようにして
もよい。
【0033】図6のプロセスカートリッジBにあって
は、トナー容器12には開口12aを挟んで上下位置にそれ
ぞれ係止部21を設け、現像枠体13には開口13aを挟んで
上下位置にそれぞれ前記係止部21に係止し得る係止爪22
を設けてある。
【0034】これにより、前記係止爪22を係止部21に押
し込んで係止するだけで、所謂スナップフィットによ
り、トナー容器12と現像枠体13とを結合することが出来
る。このときトナー漏れ防止シール13dの反発力によ
り、トナー容器12と現像枠体13が離れる方向に付勢され
るため、前記係止爪22の爪部分の寸法精度を特に厳しく
しなくても、両者をガタなく結合することが出来る。
【0035】そして前記係止爪22の係止を解除させるこ
とにより、トナー容器12と現像枠体13とは容易に分離す
ることが出来る。
【0036】このように、所謂スナップフィットにより
結合するようにすれば、部品点数を減少させることが出
来ると共に、組み立ての手間を少なくしてコストダウン
を図ることが出来る。
【0037】またトナー容器12とち現像枠体13の結合構
成としては、図6に示したように開口12a,13aの上下
をスナップフィットによって結合する構成以外にも、例
えば図7に示すように、一方端を係止した後に他方端を
スナップフィットで結合するようにしてもよい。
【0038】図7にのプロセスカートリッジBにあって
は、トナー容器12には開口12aを挟んで上方に係止部23
aが設けてあり、下方には係止凸部24aが設けてある。
一方、現像枠体13には開口13aを挟んで情報には前記係
止部23aに係止可能な係止爪23bが設けてあり、下方に
は前記係止凸部24aが係止可能な係止孔部24bが設けて
ある。
【0039】これにより、まずトナー容器12の係止凸部
24aを現像枠体13の係止孔部24bに挿入して係止し、次
に係止爪24bを係止部24aに係止してトナー容器トナー
容器12と現像枠体13とを結合することが出来る。このよ
うにしても、トナー容器12と現像枠体13との結合、分離
が容易になし得、プロセスカートリッジBのリサイクル
効率をよくすることが出来る。
【0040】(開口規制部材の他例)前述した第1実施
例では、トナー容器12のトナー排出開口12aを封鎖する
に際し、シール部材18を開口規制部材19に取り付け、こ
の開口規制部材19をトナー容器12と現像枠体13間に挟む
ようにした例を示したが、この開口規制部材19は必ずし
も設けなくなもよい。即ち、トナー容器12のトナー排出
開口12aを現像ローラ10dへトナーを供給するのに適当
なサイズに構成し、シール部材18を直接トナー容器12と
現像枠体13とで挟むことにより、開口12aを封鎖するよ
うにしてもよい。この場合は、開口規制部材19が不要と
なり、また組み立て工数も減少するためはに、コストダ
ウンを図ることが可能となる。
【0041】(他の部材の他例)前述した本発明に係る
プロセスカートリッジBは前述のように単色の画像を形
成する場合のみならず、現像手段を複数設け、複数色の
画像(例えば2色画像、3色画像或いはフルカラー等)
を形成するカートリッジにも好適に適用することが出来
る。
【0042】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0043】また像担持体としては、前記感光体ドラム
に限定されることなく、例えば次のものが含まれる。ま
ず感光体としては光導電体が用いられ、光導電体として
は例えばアモルファスシリコン、アモルファスセレン、
酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OPC)等が
含まれる。また前記感光体を搭載する形状としては、例
えばドラム状、ベルト状等の回転体及びシート状等が含
まれる。尚、一般的にはドラム状又はベルト状のものが
用いられており、例えばドラムタイプの感光体にあって
は、アルミ合金等のシリンダー上に光導電体を蒸着又は
塗工等を行ったものである。
【0044】また帯電手段の構成も、前述した第1実施
例では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングステンワイヤーの三方周囲
にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワ
イヤーに高電圧を印加することによって生じた正又は負
のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラムの
表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然で
ある。
【0045】尚、前記帯電手段としては前記ローラ型以
外にも、ブレード型(帯電ブレード)、パッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0046】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0047】また前述したプロセスカートリッジとは、
少なくともトナー容器と現像枠体とを結合してハウジン
グを構成する現像手段を有するものである。従って、前
述したように像担持体の周囲に帯電手段、現像手段、ク
リーニング手段を配置したもの以外にも、例えば現像手
段のみカートリッジ化して装置本体に着脱可能としたも
のであってもよい。
【0048】また像担持体と現像手段とをカートリッジ
化し、装置本体に着脱可能としたものであってもよい。
更に像担持体と現像手段とを有するプロセスカートリッ
ジの態様としては、帯電手段又はクリーニング手段のい
ずれかと像担持体及び現像手段をカートリッジ化して装
置本体に対して着脱可能としたものでもよい。
【0049】更に前述した実施例では画像形成装置とし
てレーザービームプリンタを例示したが、本発明はこれ
に限定する必要はなく、例えば電子写真複写機、ファク
シミリ装置、或いはワードプロセッサ等の他の画像形成
装置に使用することも当然可能である。
【0050】
【発明の効果】本発明は前述したように、 トナー容器
と現像枠体とをネジ止め、或いは係止爪等によって着脱
可能に結合してあるために、使用後に回収したプロセス
カートリッジを分解する場合に、トナー容器と現像枠体
とを容易に分離出来、またシール部材は前記両部材間に
挟んで取り付けるために、シール部材による再シールも
容易になし得るものである。
【0051】従って、像担持体や現像手段等を収容して
プロセスカートリッジを構成することにより、リサイク
ルが容易なプロセスカートリッジを提供することが出来
る。
【0052】これにより、前記プロセスカートリッジを
用いる電子写真複写機やレーザービームプリンタ等を構
成することにより、省資源による画像記録を行うことが
可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロセスカートリッジを装着した画像形成装置
の構成説明図である。
【図2】プロセスカートリッジの構成説明図である。
【図3】プロセスカートリッジの装着構成説明図であ
る。
【図4】トナー容器と現像枠体及びクリーニング枠体の
分離構成説明図である。
【図5】トナー容器と現像枠体を分離した斜視説明図で
ある。
【図6】トナー容器と現像枠体とを係止爪によって結合
する実施例の構成説明図である。
【図7】トナー容器と現像枠体とを係止爪及び係止凸部
等によって結合する実施例の構成説明図である。
【符号の説明】
1…光学系 2…記録媒体 3…搬送手段 4…転写手段 5…定着手段 7…感光体ドラム 8…帯電ローラ 10…現像手段 11…クリーニング手段 12…トナー容器 13…現像枠体 14…クリーニング枠体 15…装置本体 16…開閉部材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 少なくとも現像手段を有し、 前記現像手段はトナー収納部及びトナー排出開口を有す
    るトナー容器と、現像部材を保持するための現像枠体
    と、前記トナー容器のトナー排出開口を封鎖するための
    シール部材とを有し、前記トナー容器と現像枠体とを前
    記シール部材を挟んで着脱可能に結合して構成したこと
    を特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記シール部材は、開口を有する開口規
    制部材の前記開口を封鎖するようにシールし、前記開口
    規制部材を前記トナー容器と現像枠体で挟んで前記トナ
    ー容器のトナー排出開口をシールするよう構成したこと
    を特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記トナー容器はトナー排出開口の近傍
    に前記開口規制部材を保持する保持手段を有することを
    特徴とする請求項2記載のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記トナー容器と現像枠体は、ネジ止め
    により着脱可能に結合することを特徴とする請求項1記
    載のプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記トナー容器と現像枠体は、一方に設
    けた係止突起を他方に設けた係止部に係止して着脱可能
    に結合することを特徴とする請求項1記載のプロセスカ
    ートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記プロセスカートリッジは、像担持体
    と、少なくとも前記像担持体に作用する現像手段とを有
    することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1
    項記載のプロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手
    段又はクリーニング手段と、現像手段及び像担持体とし
    ての電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、こ
    のカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能と
    するものである請求項6記載のプロセスカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手
    段、クリーニング手段、現像手段及び像担持体としての
    電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形
    成装置本体に対して着脱可能とするものである請求項6
    記載のプロセスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 プロセスカートリッジを着脱可能であっ
    て、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、 像担持体と、前記像担持体に作用する現像手段とを有
    し、前記現像手段は、トナー収納部及びトナー排出開口
    を有するトナー容器と、現像部材を保持するための現像
    枠体と、前記トナー容器のトナー排出開口を封鎖するた
    めのシール部材とを有し、且つ前記トナー容器と現像枠
    体とを前記シール部材を挟んで着脱可能に結合したプロ
    セスカートリッジを装着するための装着手段と、 前記像担持体に形成した像を記録媒体に転写するための
    転写手段と、 記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記画像形成装置は、電子写真複写機
    であることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記画像形成装置は、レーザービーム
    プリンタであることを特徴とする請求項9記載の画像形
    成装置。
  12. 【請求項12】 前記画像形成装置は、ファクシミリ装
    置であることを特徴とする請求項9記載の画像形成装
    置。
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