JPH0811041Y2 - 回転検出器 - Google Patents

回転検出器

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JPH0811041Y2
JPH0811041Y2 JP1990023716U JP2371690U JPH0811041Y2 JP H0811041 Y2 JPH0811041 Y2 JP H0811041Y2 JP 1990023716 U JP1990023716 U JP 1990023716U JP 2371690 U JP2371690 U JP 2371690U JP H0811041 Y2 JPH0811041 Y2 JP H0811041Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
stator
rotation
rotation detector
transformer
rotor
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990023716U
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English (en)
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JPH03117362U (ja
Inventor
毅 菅沼
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、回転検出器に関し、特に、ステータ回転ト
ランスを、断面形状がほぼL字形をなす一対のステータ
片で構成することにより、位置決めカラーを一体とし、
組立精度の向上及びコストの低減を得るための新規な改
良に関する。
b.従来の技術 従来、用いられていたこの種の回転検出器としては種
々あるが、その中で代表的な構成について述べると、第
2図で示す実開昭62−161573号公報の構成を挙げること
ができる。
すなわち、図において符号1で示されるものは、全体
形状が筒形をなすケーシングであり、このケーシング1
の内壁1aには、ステータ回転トランス用巻線2を有する
ステータ回転トランス3が、接着等によって固定され、
このステータ回転トランス3の下方には、位置決めカラ
ー4を介して、ステータ回転検出器巻線5を有するステ
ータ回転検出器鉄芯6が固定されている。
前記ケーシング1内の中心位置には、中空軸形の回転
軸7が回転自在に設けられており、この回転軸7の前記
ステータ回転トランス3に対応する高さ位置には、ロー
タ回転トランス巻線8を有するロータ回転トランス9が
固定されている。
前記ロータ回転トランス9の下方には、前記ステータ
回転検出器鉄芯6に対応する位置に、ロータ回転検出器
巻線10を有するロータ回転検出器鉄芯11が固定されてい
る。
従って、前述のステータ回転検出器巻線5及びロータ
回転検出器巻線10によって回転検出部12を構成し、この
回転検出部12から得られた回転検出信号は、ロータ回転
トランス9及びステータ回転トランス3を介して、外部
に取出される。
c.考案が解決しようとする課題 従来の回転検出器は、以上のように構成されていたた
め、次のような課題が存在していた。
すなわち、ステータ回転トランスの形状が断面コの字
形の輪体であったため、製造コストを低減することがで
きず、低価格化への大きい障害となっていた。
さらに、ステータ回転トランスとステータ回転検出器
鉄芯間に、位置決め用の位置決めカラーを別体で設けな
ければならず、この別体の位置決めカラーの取付位置が
バラツクことにより、ステータ回転検出器鉄芯の取付位
置がバラツクことになり、回転検出器の検出精度が低下
することになっていた。
本考案は、以上のような課題を解決するためになされ
たもので、特に、ステータ回転トランスを、断面形状が
ほぼL字形をなす一対のステータ片で構成することによ
り、位置決めカラーを一体とし、組立精度の向上及びコ
ストの低減を得るようにした回転検出器を提供すること
を目的とする。
d.課題を解決するための手段 本考案による回転検出器は、ケーシング内に回転自在
に設けられた回転軸に設けられたロータ回転トランス及
びロータ回転検出器鉄芯と、前記ケーシングの内壁でか
つその軸方向に沿ってカラーを介して設けられたステー
タ回転トランス及びステータ回転検出器鉄芯とを備えた
回転検出器において、前記ステータ回転トランスに設け
られ断面形状がほぼL字形をなすように互いに一体に形
成された第1ステータ片及び第2ステータ片と、前記ロ
ータ回転トランスの下部に一体に垂下して形成された位
置決め鍔部とを備え、前記位置決めカラーは前記第2ス
テータ片の下部に一体に垂下して形成され、前記第1ス
テータ片の下端と前記第2ステータ片の上端とは互いに
当接し、前記各ステータ片は前記軸方向に沿って直列配
置され、前記位置決め鍔部と前記回転軸とは一体に形成
されている構成である。
e.作用 本考案による回転検出器においては、ステータ回転ト
ランスが、断面形状L字形をなす一対のステータ片で構
成されているため、全く同一形状のステータ片を組合わ
せるだけでステータ回転トランスを構成することができ
る。
また、各ステータ片の一方のステータ片には、位置決
めカラーが一体に形成されているため、ステータ回転ト
ランスをケーシングに取付けると、位置決めカラーの位
置が自動的に決まり、ステータ回転検出器鉄芯の位置決
めが極めて容易且つ高精度となる。
f.実施例 以下、図面と共に本考案による回転検出器の好適な実
施例について詳細に説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分については、同一符号
を用いて説明する。
第1図は、本考案による回転検出器を示す半断面図で
ある。
図において符号1で示されるものは、全体形状が筒形
をなすケーシングであり、このケーシング1の内壁1aに
は、ステータ回転トランス用巻線2を有するステータ回
転トランス3が、接着等によって固定されている。
前記ステータ回転トランス3は、断面形状がほぼL字
形をなす輪状の第1ステータ片3a及び第2ステータ片3b
とからなり、各ステータ片3a,3bはケーシング1の内壁
に接着等によってその軸方向に沿って一体状に直列配置
で構成され、従来の構成と同様に断面コの字形を形成し
ている。すなわち、第1ステータ片3aの下端と第2ステ
ータ片の上端とは互いに当接している。
前記第2ステータ片3bの下部には、位置決めカラー4A
が一体に下方に垂下していると共に、ステータ回転検出
器鉄芯6が、前記位置決めカラー4Aの下部に接合して固
定されている。
前記ケーシング1内の中心位置には、中空軸形の回転
軸7が回転自在に設けられており、この回転軸7の前記
ステータ回転トランス3に対応する高さ位置には、ロー
タ回転トランス巻線8を有するロータ回転トランス9
が、回転軸7と一体に形成されている。
すなわち、ロータ回転トランス9は、回転軸7と同一
材質で一体に形成されており、このロータ回転トランス
9に前記ロータ回転トランス巻線8が巻回されている。
前記ロータ回転トランス9の下部には、回転軸7と一
体に形成された位置決め鍔部7aが一体に垂下して形成さ
れており、この位置決め鍔部7aの下方に位置する回転軸
7上には、前記ステータ回転検出器鉄芯6に対応して、
ロータ回転検出器巻線10を有するロータ回転検出器鉄芯
11が固定されている。
従って、前述のステータ回転検出器巻線5及びロータ
回転検出器巻線10によって回転検出部12を構成し、この
回転検出部12から得られた回転検出信号は、ロータ回転
トランス9及びステータ回転トランス3を介して外部に
取出される。
尚、前述の回転軸7は中空形に限らず、従来の柱状と
した場合も同一の作用効果を得ることができるものであ
る。
g.考案の効果 本考案による回転検出器は、以上のように構成されて
いるため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、ステータ回転トランスが、断面形状L字形
をなす輪状の一対のステータ片で構成されているため、
全く同一形状のステータ片を組合わせるだけでステータ
回転トランスを構成することができ、ステータ回転トラ
ンスの製造が著しく容易となり、大幅なコストダウンを
達成することができる。
また、一方のステータ片に位置決めカラーが一体に形
成されているため、ステータ回転検出器鉄芯の取付精度
が向上すると共に、その取付作業が容易となる。
さらに、位置決めカラーが一体に形成されていること
により、部品点数が1点少なくなり、組立工数を減少さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による回転検出器の半断面図、第2図
は従来の回転検出器を示す半断面図である。 1はケーシング、3はステータ回転トランス、3aは第1
ステータ片、3bは第2ステータ片、4Aは位置決めカラ
ー、6はステータ回転検出器鉄芯、7は回転軸、9はロ
ータ回転トランス、11はロータ回転検出器鉄芯である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシング(1)内に回転自在に設けられ
    た回転軸(7)に設けられたロータ回転トランス(9)
    及びロータ回転検出器鉄芯(11)と、前記ケーシング
    (1)の内壁でかつその軸方向に沿ってカラー(4A)を
    介して設けられたステータ回転トランス(3)及びステ
    ータ回転検出器鉄芯(6)とを備えた回転検出器におい
    て、 前記ステータ回転トランス(3)に設けられ断面形状が
    ほぼL字形をなすように互いに一体に形成された第1ス
    テータ片(3a)及び第2ステータ片(3b)と、前記ロー
    タ回転トランス(9)の下部に一体に垂下して形成され
    た位置決め鍔部(7a)とを備え、前記位置決めカラー
    (4A)は前記第2ステータ片(3b)の下部に一体に垂下
    して形成され、前記第1ステータ片(3a)の下端と前記
    第2ステータ片(3b)の上端とは互いに当接し、前記各
    ステータ片(3a,3b)は前記軸方向に沿って直列配置さ
    れ、前記位置決め鍔部(7a)と前記回転軸(7)とは一
    体に形成されている構成よりなる回転検出器。
JP1990023716U 1990-03-12 1990-03-12 回転検出器 Expired - Lifetime JPH0811041Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990023716U JPH0811041Y2 (ja) 1990-03-12 1990-03-12 回転検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990023716U JPH0811041Y2 (ja) 1990-03-12 1990-03-12 回転検出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03117362U JPH03117362U (ja) 1991-12-04
JPH0811041Y2 true JPH0811041Y2 (ja) 1996-03-29

Family

ID=31526700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990023716U Expired - Lifetime JPH0811041Y2 (ja) 1990-03-12 1990-03-12 回転検出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0811041Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0174570U (ja) * 1987-11-05 1989-05-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03117362U (ja) 1991-12-04

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