JPH0810993A - タイル成形金型 - Google Patents
タイル成形金型Info
- Publication number
- JPH0810993A JPH0810993A JP17739394A JP17739394A JPH0810993A JP H0810993 A JPH0810993 A JP H0810993A JP 17739394 A JP17739394 A JP 17739394A JP 17739394 A JP17739394 A JP 17739394A JP H0810993 A JPH0810993 A JP H0810993A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- die
- tile
- corners
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28B—SHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
- B28B3/00—Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor
- B28B3/02—Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor wherein a ram exerts pressure on the material in a moulding space; Ram heads of special form
- B28B3/021—Ram heads of special form
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】裏型の摩耗を少なくし、長寿命化が得られるタ
イル成形金型の提供を目的とする。 【構成】タイル裏面を成形する裏型の成形面角部に、タ
ングステンカーバイト等の超硬チップを取り付けたこと
を特徴とするタイル成形金型である。
イル成形金型の提供を目的とする。 【構成】タイル裏面を成形する裏型の成形面角部に、タ
ングステンカーバイト等の超硬チップを取り付けたこと
を特徴とするタイル成形金型である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、タイル裏面を成形する
裏型の特に摩耗の激しい成形面角部に、超硬チップを取
り付けることで、耐久性を向上させるようにした技術に
関するものである。
裏型の特に摩耗の激しい成形面角部に、超硬チップを取
り付けることで、耐久性を向上させるようにした技術に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】通常、タイル成形金型は、図２に示すよ
うに、タイル表面を成形する表型（この場合、上型であ
る）１と、タイル裏面を成形する裏型（この場合、下型
である）２と、枠型３とで構成されている。またタイル
裏面を成形する裏型２の表面には、タイルの裏足を蟻足
状に成形するためにラバーコート４が施されている。
うに、タイル表面を成形する表型（この場合、上型であ
る）１と、タイル裏面を成形する裏型（この場合、下型
である）２と、枠型３とで構成されている。またタイル
裏面を成形する裏型２の表面には、タイルの裏足を蟻足
状に成形するためにラバーコート４が施されている。
【０００３】而して、タイルの加圧成形は、先ず、裏型
２と枠型３とにより形成される成形空間５へ坏土６を充
填し、表型１を下降させて前記坏土６を加圧することに
より行う。これにより、所定形状のタイル生素地が得ら
れる。成形されたタイル生素地は、裏型２が枠型３と同
じ高さ位置まで上昇した後、蹴り出されて取り出され
る。そして、乾燥、素焼き工程を経た後、施釉、焼成が
行われ、製品としてのタイルが得られる。
２と枠型３とにより形成される成形空間５へ坏土６を充
填し、表型１を下降させて前記坏土６を加圧することに
より行う。これにより、所定形状のタイル生素地が得ら
れる。成形されたタイル生素地は、裏型２が枠型３と同
じ高さ位置まで上昇した後、蹴り出されて取り出され
る。そして、乾燥、素焼き工程を経た後、施釉、焼成が
行われ、製品としてのタイルが得られる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
タイルの加圧成形は、一つの成形金型で数万回の成形サ
イクルが行われる。その都度、裏型２は下降及び上昇を
する。そのため、特に、枠型３のコーナー部分におい
て、裏型２と枠型３との間に坏土６が噛み込み、成形サ
イクルが増えるに連れて裏型２の成形面角部７が摩耗
し、Ｒ面になるという欠点があった。
タイルの加圧成形は、一つの成形金型で数万回の成形サ
イクルが行われる。その都度、裏型２は下降及び上昇を
する。そのため、特に、枠型３のコーナー部分におい
て、裏型２と枠型３との間に坏土６が噛み込み、成形サ
イクルが増えるに連れて裏型２の成形面角部７が摩耗
し、Ｒ面になるという欠点があった。
【０００５】Ｒ面が形成されると、該部分へ坏上６が充
填され、タイル生素地の裏面隅角部にバリが形成される
ようになる。そして、このバリは、脱型時に枠型３の成
形空間５へ面する内周面壁と接触し、タイル裏面に欠損
を発生させ、不良品を多く発生するという重大な問題が
あった。そのため、従来では、裏型２の全体を早期に交
換することで、前記バリによるタイルの欠損事故を防止
するようにしていた。然しながら、これであると裏型２
の寿命が短くなり、却ってコスト高になると共に、交換
のための成形金型の運転を停止している時間が長くな
り、生産効率が悪いという弊害もあった。
填され、タイル生素地の裏面隅角部にバリが形成される
ようになる。そして、このバリは、脱型時に枠型３の成
形空間５へ面する内周面壁と接触し、タイル裏面に欠損
を発生させ、不良品を多く発生するという重大な問題が
あった。そのため、従来では、裏型２の全体を早期に交
換することで、前記バリによるタイルの欠損事故を防止
するようにしていた。然しながら、これであると裏型２
の寿命が短くなり、却ってコスト高になると共に、交換
のための成形金型の運転を停止している時間が長くな
り、生産効率が悪いという弊害もあった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、裏型の摩耗
を少なくし、長寿命化が得られる金型を提供せんとする
ものである。
に鑑みてこれを改良除去したものであって、裏型の摩耗
を少なくし、長寿命化が得られる金型を提供せんとする
ものである。
【０００７】而して、前記課題を解決するために本発明
が採用した手段は、タイル裏面を成形する裏型の成形面
角部に、タングステンカーバイト等の超硬チップを取り
付けたことを特徴とするタイル成形金型である。
が採用した手段は、タイル裏面を成形する裏型の成形面
角部に、タングステンカーバイト等の超硬チップを取り
付けたことを特徴とするタイル成形金型である。
【０００８】
【作用】本発明にあっては、タイル裏面を成形する裏型
の最も摩耗の激しい部位である成形面角部に、タングス
テンカーバイト等の超硬チップを取り付けている。その
ため、該部分では殆ど摩耗が発生しなくなり、裏型の長
寿命化が可能である。また成形されたタイル裏面にバリ
が発生することもなく、歩留りの向上が得られる。更に
は、金型停止時間の削減に伴う生産効率の向上も得られ
る。
の最も摩耗の激しい部位である成形面角部に、タングス
テンカーバイト等の超硬チップを取り付けている。その
ため、該部分では殆ど摩耗が発生しなくなり、裏型の長
寿命化が可能である。また成形されたタイル裏面にバリ
が発生することもなく、歩留りの向上が得られる。更に
は、金型停止時間の削減に伴う生産効率の向上も得られ
る。
【０００９】
【実施例】以下に、本発明の構成を図面に示す実施例に
基づいて説明すると次の通りである。なお、従来の場合
と同一符号は同一部材である。図１は、本発明の一実施
例に係るタイる成形金型８を示す分解斜視図である。同
図に示すように、この実施例にあっては、裏型２の成形
面角部７に、凹部９を形成し、該凹部９にタングステン
カーバイト（炭化タングステン）等よりなる超硬チップ
１０を配設し、裏面側からボルト１１で裏型２へ固定す
るようにしている。
基づいて説明すると次の通りである。なお、従来の場合
と同一符号は同一部材である。図１は、本発明の一実施
例に係るタイる成形金型８を示す分解斜視図である。同
図に示すように、この実施例にあっては、裏型２の成形
面角部７に、凹部９を形成し、該凹部９にタングステン
カーバイト（炭化タングステン）等よりなる超硬チップ
１０を配設し、裏面側からボルト１１で裏型２へ固定す
るようにしている。
【００１０】超硬チップ１０は、炭化タングステン，炭
化チタン等の非常にかたい化合物の粉末と、コバルト等
の金属粉末を結合剤として高圧で圧縮し、金属が溶けな
い程度の高温に加熱して焼結、成形してなる超硬合金の
チップを用いるようにすればよい。
化チタン等の非常にかたい化合物の粉末と、コバルト等
の金属粉末を結合剤として高圧で圧縮し、金属が溶けな
い程度の高温に加熱して焼結、成形してなる超硬合金の
チップを用いるようにすればよい。
【００１１】このような超硬チップ１０を裏型２の成形
面角部７に取り付けることにより、裏型２の上下動に伴
って、枠型３のコーナー部分との間に坏土６が噛み込ん
でも前記超硬チップ１０の摩耗はほとんど無いに等し
い。そのため、裏型２の成形面角部７が摩耗して早期に
Ｒ面になるということは無くなる。つまり、裏型２の長
寿命化が可能である。
面角部７に取り付けることにより、裏型２の上下動に伴
って、枠型３のコーナー部分との間に坏土６が噛み込ん
でも前記超硬チップ１０の摩耗はほとんど無いに等し
い。そのため、裏型２の成形面角部７が摩耗して早期に
Ｒ面になるということは無くなる。つまり、裏型２の長
寿命化が可能である。
【００１２】また成形サイクル数が数万回を越えた状態
で超硬チップ１０に、摩耗が見られるようであれば、こ
の超硬チップ１０のみを交換するだけでよく、従来のよ
うに裏型２の全体を交換する必要がないので、費用及び
交換に要する手間等を削減することも可能である。
で超硬チップ１０に、摩耗が見られるようであれば、こ
の超硬チップ１０のみを交換するだけでよく、従来のよ
うに裏型２の全体を交換する必要がないので、費用及び
交換に要する手間等を削減することも可能である。
【００１３】ところで、本発明は上述した実施例に限定
されるものではなく、適宜の変更が可能である。例え
ば、超硬チップ１０の形状は、その外側面が枠型３の内
壁面に沿ったものであればよく、平面視した状態で直角
二等辺三角形を呈する三角柱体状のものであっても、ま
た裏型２と接触する側面部分が平面視した状態で円弧状
のものであってもよい。
されるものではなく、適宜の変更が可能である。例え
ば、超硬チップ１０の形状は、その外側面が枠型３の内
壁面に沿ったものであればよく、平面視した状態で直角
二等辺三角形を呈する三角柱体状のものであっても、ま
た裏型２と接触する側面部分が平面視した状態で円弧状
のものであってもよい。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
裏型の成形面角部に超硬チップを取り付けたから、該部
分の摩耗が著しく低減され、タイル生素地にバリが発生
することはない。そのため、タイル生素地の不良品の発
生を少なくすることができ、歩留りの向上が得られる。
裏型の成形面角部に超硬チップを取り付けたから、該部
分の摩耗が著しく低減され、タイル生素地にバリが発生
することはない。そのため、タイル生素地の不良品の発
生を少なくすることができ、歩留りの向上が得られる。
【００１５】また数万回の成形サイクルを経た後、超硬
チップが摩耗した場合は、該超硬チップのみを交換すれ
ばよく、従来のように裏型の全体を交換する必要がない
ので、その交換に要する費用及び手間の削減と、運転を
停止している時間の短縮等が得られ、生産性に優れてい
る。
チップが摩耗した場合は、該超硬チップのみを交換すれ
ばよく、従来のように裏型の全体を交換する必要がない
ので、その交換に要する費用及び手間の削減と、運転を
停止している時間の短縮等が得られ、生産性に優れてい
る。
【図１】本発明の一実施例に係るタイル成形金型の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図２】従来のタイル成形金型を示す縦断面図である。
【図３】従来のタイル成形金型の裏型を示す斜視図であ
る。
る。
１…表型 ２…裏型 ３…枠型 ４…裏型のラバー
コート ５…成形空間 ６…坏土 ７…裏型の成形面角部 ８…タイル成形金
型 ９…凹部 １０…超硬チップ １１…ボルト
コート ５…成形空間 ６…坏土 ７…裏型の成形面角部 ８…タイル成形金
型 ９…凹部 １０…超硬チップ １１…ボルト
Claims (1)
- 【請求項１】タイル裏面を成形する裏型の成形面角部
に、タングステンカーバイト等の超硬チップを取り付け
たことを特徴とするタイル成形金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17739394A JPH0810993A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | タイル成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17739394A JPH0810993A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | タイル成形金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0810993A true JPH0810993A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=16030155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17739394A Pending JPH0810993A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | タイル成形金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810993A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6482349B1 (en) | 1998-11-02 | 2002-11-19 | Sumitomo Special Metals Co., Ltd. | Powder pressing apparatus and powder pressing method |
| WO2008071996A1 (en) * | 2006-12-15 | 2008-06-19 | Eco Filters Limited | A filter assembly for use in a press mould |
| KR100902258B1 (ko) * | 2007-10-18 | 2009-06-11 | 안병권 | 초경합금을 브레이징 하여 구비되는 바닥 타일재단기용 절단칼을 이용한 바닥 타일절단 방법 |
| ITBO20100385A1 (it) * | 2010-06-16 | 2011-12-17 | William Vacondio | Punzone per l'impiego in una pressa e per comprimere sostanze polverulenti e/o granulari ad ottenere agglomerati per la successiva formazione di piastrelle ceramiche |
| WO2012090302A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-05 | 小島プレス工業株式会社 | プレス成形装置 |
| CN103328123A (zh) * | 2010-12-28 | 2013-09-25 | 小岛冲压工业株式会社 | 冲压成型装置 |
| ITRE20130075A1 (it) * | 2013-10-18 | 2015-04-19 | Sacmi Molds & Dies S P A | Punzone per stampo ceramico |
-
1994
- 1994-06-23 JP JP17739394A patent/JPH0810993A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6482349B1 (en) | 1998-11-02 | 2002-11-19 | Sumitomo Special Metals Co., Ltd. | Powder pressing apparatus and powder pressing method |
| WO2008071996A1 (en) * | 2006-12-15 | 2008-06-19 | Eco Filters Limited | A filter assembly for use in a press mould |
| GB2458843A (en) * | 2006-12-15 | 2009-10-07 | Eco Filters Ltd | A filter assembly for use in a press mould |
| KR100902258B1 (ko) * | 2007-10-18 | 2009-06-11 | 안병권 | 초경합금을 브레이징 하여 구비되는 바닥 타일재단기용 절단칼을 이용한 바닥 타일절단 방법 |
| ITBO20100385A1 (it) * | 2010-06-16 | 2011-12-17 | William Vacondio | Punzone per l'impiego in una pressa e per comprimere sostanze polverulenti e/o granulari ad ottenere agglomerati per la successiva formazione di piastrelle ceramiche |
| WO2012090302A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-05 | 小島プレス工業株式会社 | プレス成形装置 |
| CN103328195A (zh) * | 2010-12-28 | 2013-09-25 | 小岛冲压工业株式会社 | 冲压成型装置 |
| CN103328123A (zh) * | 2010-12-28 | 2013-09-25 | 小岛冲压工业株式会社 | 冲压成型装置 |
| JPWO2012090302A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2014-06-05 | 小島プレス工業株式会社 | プレス成形装置 |
| ITRE20130075A1 (it) * | 2013-10-18 | 2015-04-19 | Sacmi Molds & Dies S P A | Punzone per stampo ceramico |
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