JPH0810917Y2 - キーシリンダ連動スイッチ - Google Patents
キーシリンダ連動スイッチInfo
- Publication number
- JPH0810917Y2 JPH0810917Y2 JP1989106023U JP10602389U JPH0810917Y2 JP H0810917 Y2 JPH0810917 Y2 JP H0810917Y2 JP 1989106023 U JP1989106023 U JP 1989106023U JP 10602389 U JP10602389 U JP 10602389U JP H0810917 Y2 JPH0810917 Y2 JP H0810917Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- key cylinder
- switch
- switch device
- door lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Push-Button Switches (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、キーシリンダへのキー操作に連動してス
イッチングがなされるキーシリンダ連動スイッチに関す
る。
イッチングがなされるキーシリンダ連動スイッチに関す
る。
従来の技術 車両用ドアのロック、アンロックを行うキーシリンダ
には、ロック、アンロック状態を検出するスイッチを有
するものがあり、例えば運転席側ドアのキーシリンダを
ロック操作すると上記スイッチがONとなり、他のドアの
ロックが自動的になされるような場合に用いられる。
には、ロック、アンロック状態を検出するスイッチを有
するものがあり、例えば運転席側ドアのキーシリンダを
ロック操作すると上記スイッチがONとなり、他のドアの
ロックが自動的になされるような場合に用いられる。
この種のキーシリンダスイッチとしては、例えば第1
3,14図に示すように、キーシリンダ1にマグネット2付
のレバー3を取り付ける一方、ドアアウトサイドハンド
ル側にリードスイッチ(図示せず)を2個取り付けて、
ロック又はアンロック操作時に対応するリードスイッチ
がONするものである。この構造は、例えば実開昭58-159
360号公報に示されている。
3,14図に示すように、キーシリンダ1にマグネット2付
のレバー3を取り付ける一方、ドアアウトサイドハンド
ル側にリードスイッチ(図示せず)を2個取り付けて、
ロック又はアンロック操作時に対応するリードスイッチ
がONするものである。この構造は、例えば実開昭58-159
360号公報に示されている。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のキーシリンダ連動スイッチ
にあっては、マグネット2及びリードスイッチを使用す
るものであるため構造が複雑なものとなると共にリード
スイッチから引き出すハーネスHが長く必要となりコス
トアップにつながるという問題がある。
にあっては、マグネット2及びリードスイッチを使用す
るものであるため構造が複雑なものとなると共にリード
スイッチから引き出すハーネスHが長く必要となりコス
トアップにつながるという問題がある。
そこで、この考案は、構造が簡単で、かつハーネス類
の短縮化を図ることができるキーシリンダ連動スイッチ
を提供するものである。
の短縮化を図ることができるキーシリンダ連動スイッチ
を提供するものである。
課題を解決するための手段 ドア本体に一端を回動自在に支持したホルダの表面側
に、ドアロックラッチ本体の操作ロッドの先端を連係す
るとともに、上記ホルダの他端をリンクを介してキーシ
リンダに連係してなるドアロック機構において、上記ド
アロックラッチ本体に、上記ホルダに隣接するスイッチ
装置を取り付け、上記ホルダの裏面にロック用係止部と
アンロック用係止部を設ける一方、上記スイッチ装置に
は、上記ホルダのロック用係止部又はアンロック用係止
部に当接して可動する可動体を設け、該可動体の変位に
よって上記スイッチ装置を切り替え作動させるようにし
た。
に、ドアロックラッチ本体の操作ロッドの先端を連係す
るとともに、上記ホルダの他端をリンクを介してキーシ
リンダに連係してなるドアロック機構において、上記ド
アロックラッチ本体に、上記ホルダに隣接するスイッチ
装置を取り付け、上記ホルダの裏面にロック用係止部と
アンロック用係止部を設ける一方、上記スイッチ装置に
は、上記ホルダのロック用係止部又はアンロック用係止
部に当接して可動する可動体を設け、該可動体の変位に
よって上記スイッチ装置を切り替え作動させるようにし
た。
作用 キーシリンダを操作すると、リンクを介してホルダが
揺動する。このホルダの揺動によりホルダのロック用係
止部又はアンロック用係止部がスイッチ装置の接点を動
かしON,OFF状態にする。
揺動する。このホルダの揺動によりホルダのロック用係
止部又はアンロック用係止部がスイッチ装置の接点を動
かしON,OFF状態にする。
実施例 以下この考案の実施例を図面と共に説明する。第1〜
11図において、ドア本体には、キーシリンダ1に連係す
るリンク2を介してホルダ3が揺動自在に設けられてい
る。尚、4はリンク2とホルダ3との間に取り付けたク
リップを示す。
11図において、ドア本体には、キーシリンダ1に連係す
るリンク2を介してホルダ3が揺動自在に設けられてい
る。尚、4はリンク2とホルダ3との間に取り付けたク
リップを示す。
ホルダ3の基部には扇形状の凹部5が形成され、この
凹部5に、ドアロックラッチ本体6の操作ロッド7の曲
折端7aが臨設されている。
凹部5に、ドアロックラッチ本体6の操作ロッド7の曲
折端7aが臨設されている。
したがって、キーシリンダ1を操作すると、リンク2
を介してホルダ3が揺動し、ホルダ3の凹部5の上側縁
又は下側縁が操作ロッド7の曲折端7aを押圧して操作ロ
ッド7を回動させ、ロック、アンロックを行うのであ
る。
を介してホルダ3が揺動し、ホルダ3の凹部5の上側縁
又は下側縁が操作ロッド7の曲折端7aを押圧して操作ロ
ッド7を回動させ、ロック、アンロックを行うのであ
る。
尚、第9図はロック作動、第8図はアンロック作動状
態、第10図はロック状態(キーシリンダ1はニュートラ
ル位置)を示す。
態、第10図はロック状態(キーシリンダ1はニュートラ
ル位置)を示す。
ここで、第1〜3図に示すように、ホルダ3の裏面に
は、ロック用係止部としての凸部Bとアンロック用係止
部としての凸部Aとが設けられている。凸部Aのホルダ
3の中心Cから半径をR1、凸部Bのホルダ3の中心Cか
らの半径をR2とすると、R1>R2+Δ(Δ=凸部Bの中心
C方向への幅)なる関係に設定してある。
は、ロック用係止部としての凸部Bとアンロック用係止
部としての凸部Aとが設けられている。凸部Aのホルダ
3の中心Cから半径をR1、凸部Bのホルダ3の中心Cか
らの半径をR2とすると、R1>R2+Δ(Δ=凸部Bの中心
C方向への幅)なる関係に設定してある。
そして、上記ドアロックラッチ本体6には、ホルダ3
の裏面に隣接するスイッチ装置8が取り付けられてい
る。
の裏面に隣接するスイッチ装置8が取り付けられてい
る。
このスイッチ装置8は、スイッチ本体9とコネクタ部
10とで構成されスイッチ本体9には2個の位置決め用の
ボス11と、スイッチ本体9の厚さ方向にオフセットした
ノブA1とノブB1とを有する接点としての可動体12が回動
自在に取り付けられている。
10とで構成されスイッチ本体9には2個の位置決め用の
ボス11と、スイッチ本体9の厚さ方向にオフセットした
ノブA1とノブB1とを有する接点としての可動体12が回動
自在に取り付けられている。
上記可動体12の裏側には第11図に示すようにコンタク
タ13が設けられ、蓋体12の回動によってCOMMON端子とLO
CK端子、あるいはCOMMON端子とUNLOCK端子とを接続する
ようになっている。
タ13が設けられ、蓋体12の回動によってCOMMON端子とLO
CK端子、あるいはCOMMON端子とUNLOCK端子とを接続する
ようになっている。
ここで上記ノブA1,B1は各々ホルダ3の凸部A,Bに対応
し、凸部A,Bによって押圧されて可動体12が回動するの
である。
し、凸部A,Bによって押圧されて可動体12が回動するの
である。
上記実施例構造によればキーシリンダ1をロック方向
に回動させると、第8図に示すようにホルダ3は時計回
りに揺動する。すると同図に示すようにホルダ3の凹部
5の下側縁によって操作ロッド7が回動し、ロックがな
される。
に回動させると、第8図に示すようにホルダ3は時計回
りに揺動する。すると同図に示すようにホルダ3の凹部
5の下側縁によって操作ロッド7が回動し、ロックがな
される。
このときホルダ3の揺動によって凸部Bがスイッチ装
置8のノブB1を押圧し、可動体12を回動させるため、コ
ンタクタ13がCOMMON端子とROCK端子を導通させる。
置8のノブB1を押圧し、可動体12を回動させるため、コ
ンタクタ13がCOMMON端子とROCK端子を導通させる。
一方、これとは逆にキーシリンダ1をアンロック方向
に回動させると、反時計回りにホルダ3が揺動するた
め、ホルダ3の凸部Aがスイッチ装置8のノブA1を押圧
して可動体12を回動させるため、コンタクタ13はCOMMON
端子とUNROCK端子とを導通する。
に回動させると、反時計回りにホルダ3が揺動するた
め、ホルダ3の凸部Aがスイッチ装置8のノブA1を押圧
して可動体12を回動させるため、コンタクタ13はCOMMON
端子とUNROCK端子とを導通する。
ここで、上記ホルダ3の凸部Aと凸部Bとは同一半径
上に位置しておらず、これら凸部Aと凸部Bに対応する
スイッチ装置8のノブA1とノブB1もオフセット配置して
あるため互いに干渉して誤作動を生ずるようなことはな
い。
上に位置しておらず、これら凸部Aと凸部Bに対応する
スイッチ装置8のノブA1とノブB1もオフセット配置して
あるため互いに干渉して誤作動を生ずるようなことはな
い。
そして、キーシリンダ1操作により必ず揺動するホル
ダ3にスイッチ装置8を隣接して配置したため、キーシ
リンダ1にアームを介してマグネットを取り付け、この
マグネットに対応してリードスイッチを設けた場合に比
較して構造が簡単でコンパクトになりハーネス類の短縮
化が図れる。
ダ3にスイッチ装置8を隣接して配置したため、キーシ
リンダ1にアームを介してマグネットを取り付け、この
マグネットに対応してリードスイッチを設けた場合に比
較して構造が簡単でコンパクトになりハーネス類の短縮
化が図れる。
尚、この考案は上記実施例に限られるものでなく、例
えば、第12図に示すようにホルダ3の裏面に弧状の溝a,
bを各々ホルダ3の中心Cから半径R1の位置と半径R2の
位置に形成し、これら各溝a,bの端末A2,B2を各々アンロ
ック用係止部とロック用係止部として構成しても良い。
えば、第12図に示すようにホルダ3の裏面に弧状の溝a,
bを各々ホルダ3の中心Cから半径R1の位置と半径R2の
位置に形成し、これら各溝a,bの端末A2,B2を各々アンロ
ック用係止部とロック用係止部として構成しても良い。
考案の効果 以上説明してきたようにこの考案によればホルダの動
きによりキーシリンダのロック、アンロックを検出する
構造としてあるため、構造が簡単でコンパクト化が図れ
ハーネス類の配索長も短くして済むという効果がある。
きによりキーシリンダのロック、アンロックを検出する
構造としてあるため、構造が簡単でコンパクト化が図れ
ハーネス類の配索長も短くして済むという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1〜11図はこの考案の実施例を示し、第1図は要部説
明図、第2図は第1図のII矢視図、第3図はホルダの平
面図、第4図はスイッチ装置の平面図、第5図は同正面
図、第6図は全体構成図、第7図は第6図のVII矢視
図、第8図はロック作動説明図、第9図はアンロック作
動説明図、第10図はロック状態図、第11図は回路図、第
12図は他の実施例のホルダを示す説明図、第13,14図は
各々従来技術の斜視図と正面図である。 1……キーシリンダ、2……リンク、3……ホルダ、7
……ロッド、8……スイッチ装置、12……可動体、A…
…凸部(アンロック用係止部)、B……凸部(ロック用
係止部)。
明図、第2図は第1図のII矢視図、第3図はホルダの平
面図、第4図はスイッチ装置の平面図、第5図は同正面
図、第6図は全体構成図、第7図は第6図のVII矢視
図、第8図はロック作動説明図、第9図はアンロック作
動説明図、第10図はロック状態図、第11図は回路図、第
12図は他の実施例のホルダを示す説明図、第13,14図は
各々従来技術の斜視図と正面図である。 1……キーシリンダ、2……リンク、3……ホルダ、7
……ロッド、8……スイッチ装置、12……可動体、A…
…凸部(アンロック用係止部)、B……凸部(ロック用
係止部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−61281(JP,U) 実開 昭60−120172(JP,U) 実開 平1−176340(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】ドア本体に一端を回動自在に支持したホル
ダの表面側に、ドアロックラッチ本体の操作ロッドの先
端を連係するとともに、上記ホルダの他端をリンクを介
してキーシリンダに連係してなるドアロック機構におい
て、上記ドアロックラッチ本体に、上記ホルダに隣接す
るスイッチ装置を取り付け、上記ホルダの裏面にロック
用係止部とアンロック用係止部を設ける一方、上記スイ
ッチ装置には、上記ホルダのロック用係止部又はアンロ
ック用係止部に当接して可動する可動体を設け、該可動
体の変位によって上記スイッチ装置を切り替え作動させ
るようにしたことを特徴とするキーシリンダ連動スイッ
チ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989106023U JPH0810917Y2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | キーシリンダ連動スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989106023U JPH0810917Y2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | キーシリンダ連動スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0344839U JPH0344839U (ja) | 1991-04-25 |
JPH0810917Y2 true JPH0810917Y2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=31654770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989106023U Expired - Lifetime JPH0810917Y2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | キーシリンダ連動スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0810917Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5461281U (ja) * | 1977-10-08 | 1979-04-27 | ||
JPS60120172U (ja) * | 1984-01-23 | 1985-08-14 | 三菱自動車工業株式会社 | ドアロツク装置 |
JPH0715075Y2 (ja) * | 1988-06-01 | 1995-04-10 | 株式会社東海理化電機製作所 | 自動変速機用イグニッションスイッチ装置 |
-
1989
- 1989-09-08 JP JP1989106023U patent/JPH0810917Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0344839U (ja) | 1991-04-25 |
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