JPH0419697Y2 - - Google Patents
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- JPH0419697Y2 JPH0419697Y2 JP1982136458U JP13645882U JPH0419697Y2 JP H0419697 Y2 JPH0419697 Y2 JP H0419697Y2 JP 1982136458 U JP1982136458 U JP 1982136458U JP 13645882 U JP13645882 U JP 13645882U JP H0419697 Y2 JPH0419697 Y2 JP H0419697Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- cam
- push button
- lock plate
- lock
- Prior art date
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- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ONされたスイツチを手動操作と
共にソレノイドにより自動的に解除するようにし
た二輪車のハンドルスイツチに関する。
共にソレノイドにより自動的に解除するようにし
た二輪車のハンドルスイツチに関する。
一般に自動二輪車等において、ヘツドライト、
ウインカ、ホーン等のON−OFFスイツチや切換
スイツチはハンドルグリツプ近傍にハンドルスイ
ツチとして集束して設けられる。第1図乃至第2
図は押ボタンスイツチによる上記ハンドルスイツ
チの一例を示すもので、二輪車のハンドルバー1
のハンドルグリツプ2(図は左手側を示す)の近
傍にスイツチハウジング3が取付けられ、この前
面に単一作動式のパツシングライトスイツチ4、
ホーンスイツチ5およびビームの切換えを行うラ
イト切換スイツチ6の各押ボタン4a,5a,6
aおよびロツクレリーズ式のL(左)ウインカス
イツチ7,R(右)ウインカスイツチ8の各ON
押ボタン7a,8aと、ONされたLウインカス
イツチ7,Rウインカスイツチ8を解除する
OFFスイツチ9のOFF押ボタン9aが指先で操
作し易い大きさ及び配置で配設されている。上記
ロツクレリーズ式のウインカスイツチの詳細は第
2図に示すように、Lウインカスイツチ7および
Rウインカスイツチ8はそれぞれ頭部のON押ボ
タン7a,8a、該押ボタン7a,8aと共にス
ライドされるカムロツド7b,8b、カムロツド
7b,8bに連動して電気接点がON・OFFされ
る接点部7c,8cおよびON押ボタン7a,8
aを突出方向、即ちスイツチのOFF方向に付勢
するスプリング7d,8dより成る。OFFスイ
ツチ9は頭部のOFF押ボタン9a、該押ボタン
9aと共にスライドされるカムロツド9b、およ
びOFF押ボタン9aを突出方向に付勢するスプ
リング9cより成る。各スイツチのカムロツド7
b,8b,9bは一線状に並列し、かつ軸方向に
スライド可能にスイツチホルダ10に支持され、
スイツチホルダ10はハウジング3にビス11に
より固定されている。スイツチホルダ10内には
上下に平行する2枚のロツクプレート12,13
がそれぞれ長辺方向にスライド可能に設けられて
いる。上部のロツクプレート12には、Lウイン
カスイツチ7のカムロツド7bに形成された、斜
面と段部より成るカム7eに係合するカム孔12
a,Rウインカスイツチ8のカムロツド8bを挿
通する逃げ孔12b,OFFスイツチ9の斜面で
成る上部のカム9dに係合するカム孔12cが形
成されている。下部のロツクプレート13にはL
ウインカスイツチ7のカムロツド7bを挿通する
逃げ孔13a,Rウインカスイツチ8のカムロツ
ド8bに形成された、斜面と段部より成るカム8
eに係合するカム孔13b,OFFスイツチ9の
斜面で成る下部のカム9eに係合するカム孔13
cが形成されている。また上下のロツクプレート
12,13の間にはスプリング14が縮設され、
上部のロツクプレート12のカム孔12aおよび
12cの内面をカムロツド7b,9bのカム7
e,9d側に当接させ、下部のロツクプレート1
3のカム孔13b,13cの内面をカムロツド8
b,9bのカム8e,9e側に当接させるように
上下のロツクプレート12,13を互いに逆方向
に付勢している。OFFスイツチ9のカムロツド
9bの下端部、即ちハウジング3の底部には往復
動式のソレノイド15の軸15aが連結され、ハ
ンドルバー1の戻し角等を検知して自動的に
OFFスイツチ9を押下する方向に作動させるよ
うにしている。
ウインカ、ホーン等のON−OFFスイツチや切換
スイツチはハンドルグリツプ近傍にハンドルスイ
ツチとして集束して設けられる。第1図乃至第2
図は押ボタンスイツチによる上記ハンドルスイツ
チの一例を示すもので、二輪車のハンドルバー1
のハンドルグリツプ2(図は左手側を示す)の近
傍にスイツチハウジング3が取付けられ、この前
面に単一作動式のパツシングライトスイツチ4、
ホーンスイツチ5およびビームの切換えを行うラ
イト切換スイツチ6の各押ボタン4a,5a,6
aおよびロツクレリーズ式のL(左)ウインカス
イツチ7,R(右)ウインカスイツチ8の各ON
押ボタン7a,8aと、ONされたLウインカス
イツチ7,Rウインカスイツチ8を解除する
OFFスイツチ9のOFF押ボタン9aが指先で操
作し易い大きさ及び配置で配設されている。上記
ロツクレリーズ式のウインカスイツチの詳細は第
2図に示すように、Lウインカスイツチ7および
Rウインカスイツチ8はそれぞれ頭部のON押ボ
タン7a,8a、該押ボタン7a,8aと共にス
ライドされるカムロツド7b,8b、カムロツド
7b,8bに連動して電気接点がON・OFFされ
る接点部7c,8cおよびON押ボタン7a,8
aを突出方向、即ちスイツチのOFF方向に付勢
するスプリング7d,8dより成る。OFFスイ
ツチ9は頭部のOFF押ボタン9a、該押ボタン
9aと共にスライドされるカムロツド9b、およ
びOFF押ボタン9aを突出方向に付勢するスプ
リング9cより成る。各スイツチのカムロツド7
b,8b,9bは一線状に並列し、かつ軸方向に
スライド可能にスイツチホルダ10に支持され、
スイツチホルダ10はハウジング3にビス11に
より固定されている。スイツチホルダ10内には
上下に平行する2枚のロツクプレート12,13
がそれぞれ長辺方向にスライド可能に設けられて
いる。上部のロツクプレート12には、Lウイン
カスイツチ7のカムロツド7bに形成された、斜
面と段部より成るカム7eに係合するカム孔12
a,Rウインカスイツチ8のカムロツド8bを挿
通する逃げ孔12b,OFFスイツチ9の斜面で
成る上部のカム9dに係合するカム孔12cが形
成されている。下部のロツクプレート13にはL
ウインカスイツチ7のカムロツド7bを挿通する
逃げ孔13a,Rウインカスイツチ8のカムロツ
ド8bに形成された、斜面と段部より成るカム8
eに係合するカム孔13b,OFFスイツチ9の
斜面で成る下部のカム9eに係合するカム孔13
cが形成されている。また上下のロツクプレート
12,13の間にはスプリング14が縮設され、
上部のロツクプレート12のカム孔12aおよび
12cの内面をカムロツド7b,9bのカム7
e,9d側に当接させ、下部のロツクプレート1
3のカム孔13b,13cの内面をカムロツド8
b,9bのカム8e,9e側に当接させるように
上下のロツクプレート12,13を互いに逆方向
に付勢している。OFFスイツチ9のカムロツド
9bの下端部、即ちハウジング3の底部には往復
動式のソレノイド15の軸15aが連結され、ハ
ンドルバー1の戻し角等を検知して自動的に
OFFスイツチ9を押下する方向に作動させるよ
うにしている。
上記構成による従来のハンドルスイツチでは、
スイツチハウジングの背部方向にソレノイドが配
設されるためソレノイドを含めたハウジングの前
後幅が厚くなつて嵩張り、かつ外観を悪くしてし
まう。
スイツチハウジングの背部方向にソレノイドが配
設されるためソレノイドを含めたハウジングの前
後幅が厚くなつて嵩張り、かつ外観を悪くしてし
まう。
本考案は、上記の点に鑑みてなされ、二輪車の
ハンドルグリツプ近傍にハウジング内に収められ
た押ボタンスイツチを設け、該押ボタンスイツチ
はON押ボタンを押下することによりロツクプレ
ートが係合して押ボタンスイツチをON状態に保
持し、OFF押ボタンを押下することにより押ボ
タンスイツチのロツクが解除されてOFF状態に
復帰する二輪車のハンドルスイツチにおいて、前
記ロツクプレートの面に平行し、かつロツクプレ
ートの作業方向に対して直角に軸を配置し、該軸
には前記ロツクプレート又はOFF押ボタンスイ
ツチと係合しその回動により前記押ボタンスイツ
チのロツクを解除するカムを設け、該カムを回動
させる回動式ソレノイドを前記ハウジング内に設
けたことを特徴とする二輪車のハンドルスイツチ
を提供することを目的とする。
ハンドルグリツプ近傍にハウジング内に収められ
た押ボタンスイツチを設け、該押ボタンスイツチ
はON押ボタンを押下することによりロツクプレ
ートが係合して押ボタンスイツチをON状態に保
持し、OFF押ボタンを押下することにより押ボ
タンスイツチのロツクが解除されてOFF状態に
復帰する二輪車のハンドルスイツチにおいて、前
記ロツクプレートの面に平行し、かつロツクプレ
ートの作業方向に対して直角に軸を配置し、該軸
には前記ロツクプレート又はOFF押ボタンスイ
ツチと係合しその回動により前記押ボタンスイツ
チのロツクを解除するカムを設け、該カムを回動
させる回動式ソレノイドを前記ハウジング内に設
けたことを特徴とする二輪車のハンドルスイツチ
を提供することを目的とする。
以下、本考案の実施例を第3図乃至第5図に基
づいて説明する。尚本考案の正面図は第1図に示
した従来のハンドルスイツチの正面図と同様であ
り、また第3図乃至第5図において前記第1図お
よび第2図に示したハンドルスイツチと同一の部
材は同一の符号をもつて示してある。本考案では
ソレノイドは回転式ソレノイド15′を用い、第
3図に示すようにその回動軸15′aを、平行す
るロツクプレート12,13の中間においてロツ
クプレート12,13の面に平行に、かつロツク
プレート12,13の作動方向に対して直角の方
向に配置する。回動軸15′aには偏平形のカム
16を装着し、一方上下のロツクプレート12,
13のそれぞれに上記カム16に従動する突面1
2d,13dを形成する。回動軸15′aのカム
16は、ソレノイド15′の不作動時には長径方
向がロツクプレート12,13に対して垂直にな
り、短径方向の両面にロツクプレート12,13
の各突面12d,13dが接するように位置す
る。そして回動軸15′aが図上反時計方向に所
定角度回動することによりスプリング14の張力
に抗して突面12d,13dの間隔を広げ、Lウ
インカスイツチ7およびRウインカスイツチ8の
ロツクを解除する方向、即ち図上、上部のロツク
プレート12を左方、下部のロツクプレート13
を右方へ同時にスライドさせる。
づいて説明する。尚本考案の正面図は第1図に示
した従来のハンドルスイツチの正面図と同様であ
り、また第3図乃至第5図において前記第1図お
よび第2図に示したハンドルスイツチと同一の部
材は同一の符号をもつて示してある。本考案では
ソレノイドは回転式ソレノイド15′を用い、第
3図に示すようにその回動軸15′aを、平行す
るロツクプレート12,13の中間においてロツ
クプレート12,13の面に平行に、かつロツク
プレート12,13の作動方向に対して直角の方
向に配置する。回動軸15′aには偏平形のカム
16を装着し、一方上下のロツクプレート12,
13のそれぞれに上記カム16に従動する突面1
2d,13dを形成する。回動軸15′aのカム
16は、ソレノイド15′の不作動時には長径方
向がロツクプレート12,13に対して垂直にな
り、短径方向の両面にロツクプレート12,13
の各突面12d,13dが接するように位置す
る。そして回動軸15′aが図上反時計方向に所
定角度回動することによりスプリング14の張力
に抗して突面12d,13dの間隔を広げ、Lウ
インカスイツチ7およびRウインカスイツチ8の
ロツクを解除する方向、即ち図上、上部のロツク
プレート12を左方、下部のロツクプレート13
を右方へ同時にスライドさせる。
上記構成の他は前記従来のハンドルスイツチと
同様であるので、その説明を省略する。
同様であるので、その説明を省略する。
上述した本考案において、Lウインカスイツチ
7,Rウインカスイツチ8,OFFスイツチ9を
操作しない状態では、各押ボタン7a,8a,9
aはスプリング7d,8d,9cにより押上げら
れてハウジング3の上面に突出した位置にあり、
Lウインカスイツチ7,Rウインカスイツチ8の
接点部7c,8cはOFFとなつている。そして
上下のロツクプレート12,13はスプリング1
4の張力により互いに逆方向に付勢され、上部の
ロツクプレート12のカム孔12aをLウインカ
スイツチ7のカムロツド7bのカム7e側に、下
部のロツクプレート13のカム孔13aはRウイ
ンカスイツチ8のカムロツド8bのカム8e側に
当接させている。またソレノイド15′のロツド
15′aに装着されたカム16は短径方向の両面
で上下のロツクプレート12,13の突面12
d,13dに接している。ここで例えばLウイン
カスイツチ7のON押ボタン7aをスプリング7
dの張力に抗して押下すると、カム7eの斜面が
上部のロツクプレート12をスプリング14の張
力に抗して図上左方にスライドさせた後、カム7
eの段部に至つてスプリング14の張力でロツク
プレート12を復帰させ、Lウインカスイツチ7
を押下した位置にロツクする。この位置で接点部
7cはONになり左側のウインカは点滅する。
ONされたLウインカスイツチ7を手動でOFFに
する時は、OFFスイツチ9のOFF押ボタン9a
をスプリング9cの張力に抗して押下すると、カ
ムロツド9bの上部のカム9dの斜面が上部のロ
ツクプレート12をスプリング14の張力に抗し
て図上左方にスライドさせ、Lウインカスイツチ
7のロツクを解除し、接点部7cをOFFにして
左側ウインカの点滅を消滅させる。
7,Rウインカスイツチ8,OFFスイツチ9を
操作しない状態では、各押ボタン7a,8a,9
aはスプリング7d,8d,9cにより押上げら
れてハウジング3の上面に突出した位置にあり、
Lウインカスイツチ7,Rウインカスイツチ8の
接点部7c,8cはOFFとなつている。そして
上下のロツクプレート12,13はスプリング1
4の張力により互いに逆方向に付勢され、上部の
ロツクプレート12のカム孔12aをLウインカ
スイツチ7のカムロツド7bのカム7e側に、下
部のロツクプレート13のカム孔13aはRウイ
ンカスイツチ8のカムロツド8bのカム8e側に
当接させている。またソレノイド15′のロツド
15′aに装着されたカム16は短径方向の両面
で上下のロツクプレート12,13の突面12
d,13dに接している。ここで例えばLウイン
カスイツチ7のON押ボタン7aをスプリング7
dの張力に抗して押下すると、カム7eの斜面が
上部のロツクプレート12をスプリング14の張
力に抗して図上左方にスライドさせた後、カム7
eの段部に至つてスプリング14の張力でロツク
プレート12を復帰させ、Lウインカスイツチ7
を押下した位置にロツクする。この位置で接点部
7cはONになり左側のウインカは点滅する。
ONされたLウインカスイツチ7を手動でOFFに
する時は、OFFスイツチ9のOFF押ボタン9a
をスプリング9cの張力に抗して押下すると、カ
ムロツド9bの上部のカム9dの斜面が上部のロ
ツクプレート12をスプリング14の張力に抗し
て図上左方にスライドさせ、Lウインカスイツチ
7のロツクを解除し、接点部7cをOFFにして
左側ウインカの点滅を消滅させる。
Rウインカスイツチ8の押ボタン8aを押下す
る時は、カム8eが下部のロツクプレート13を
作動させてRウインカスイツチ8をロツクし、
OFFスイツチ9のカムロツド9bの下部のカム
9eが下部のロツクプレート13を解除の方向に
作動させるもので、作動機構はLウインカスイツ
チの場合と全く同様である。OFFスイツチ9は
カム9d,9eに段部がない為、押下を止めれば
スプリング9cにより直ちに突出位置に復帰す
る。
る時は、カム8eが下部のロツクプレート13を
作動させてRウインカスイツチ8をロツクし、
OFFスイツチ9のカムロツド9bの下部のカム
9eが下部のロツクプレート13を解除の方向に
作動させるもので、作動機構はLウインカスイツ
チの場合と全く同様である。OFFスイツチ9は
カム9d,9eに段部がない為、押下を止めれば
スプリング9cにより直ちに突出位置に復帰す
る。
ONされたLウインカスイツチ7あるいはRウ
インカスイツチ8を自動的に解除させる場合、例
えば二輪車が右、左折後ハンドルバー1の戻し角
等の検知信号がソレノイド15′に入力されると
ソレノイド15′が図上反時計方向に所定角度回
動し、ロツド15′aのカム16を回動させて上
下のロツクプレート12,13の突面12d,1
3dの間隔を広げる。この結果OFFスイツチ9
のカム9d,9eと同様、上下のロツクプレート
12,13を互いに逆方向にスライドさせてLウ
インカスイツチ7あるいはRウインカスイツチ8
のロツクを解除する。
インカスイツチ8を自動的に解除させる場合、例
えば二輪車が右、左折後ハンドルバー1の戻し角
等の検知信号がソレノイド15′に入力されると
ソレノイド15′が図上反時計方向に所定角度回
動し、ロツド15′aのカム16を回動させて上
下のロツクプレート12,13の突面12d,1
3dの間隔を広げる。この結果OFFスイツチ9
のカム9d,9eと同様、上下のロツクプレート
12,13を互いに逆方向にスライドさせてLウ
インカスイツチ7あるいはRウインカスイツチ8
のロツクを解除する。
第4図に示す実施例は前記実施例のソレノイド
15′のカム16に対する従動側のロツクプレー
ト12,13の突面12d,13dを廃し、代り
にロツクプレート12,13に従動側のカム孔1
2eおよび13eを形成し、該カム孔12e,1
3eに直接カム16を係合させたもので、その作
動は第1の実施例と全く同様である。
15′のカム16に対する従動側のロツクプレー
ト12,13の突面12d,13dを廃し、代り
にロツクプレート12,13に従動側のカム孔1
2eおよび13eを形成し、該カム孔12e,1
3eに直接カム16を係合させたもので、その作
動は第1の実施例と全く同様である。
更に第5図は本考案の他の実施例を示すもの
で、回動式ソレノイド15′は、OFFスイツチ9
のカムロツド9bの下端部において、その回動軸
15′aをロツクプレート12,13の面に平行
に、かつロツクプレート12,13の作動方向に
直角の方向に配置する。回動軸15′aには前記
実施例と同様偏平形のカム16を装着し、一方カ
ムロツド9bの下端部に上記カム16に従動する
カム孔9fを形成してカム16に係合せしめる。
このようにしてカム16の長径をOFFスイツチ
9のカムロツド9bの軸線に対して直角方向から
適宜回動することにより、OFFスイツチ9は手
動でOFF押ボタン9aを押下したと同様に押下
され、Lウインカスイツチ7およびRウインカス
イツチ8をONからOFFに解除する。尚、上述の
実施例ではウインカスイツチについて説明した
が、二輪車に設けるロツクレリーズ式の他のスイ
ツチにも本考案が適用できることは云うまでもな
い。
で、回動式ソレノイド15′は、OFFスイツチ9
のカムロツド9bの下端部において、その回動軸
15′aをロツクプレート12,13の面に平行
に、かつロツクプレート12,13の作動方向に
直角の方向に配置する。回動軸15′aには前記
実施例と同様偏平形のカム16を装着し、一方カ
ムロツド9bの下端部に上記カム16に従動する
カム孔9fを形成してカム16に係合せしめる。
このようにしてカム16の長径をOFFスイツチ
9のカムロツド9bの軸線に対して直角方向から
適宜回動することにより、OFFスイツチ9は手
動でOFF押ボタン9aを押下したと同様に押下
され、Lウインカスイツチ7およびRウインカス
イツチ8をONからOFFに解除する。尚、上述の
実施例ではウインカスイツチについて説明した
が、二輪車に設けるロツクレリーズ式の他のスイ
ツチにも本考案が適用できることは云うまでもな
い。
以上説明したように本考案によれば、二輪車の
ハンドルグリツプ近傍に設けるロツクレリーズ式
の押ボタンスイツチにおいて、ロツクプレートの
面に平行し、かつロツクプレートの作動方向に直
角に軸を配置した回動式ソレノイドを設け、比較
的余裕のあるスイツチ列の側面方向のハウジング
内スペースを利用したからコンパクトな二輪車の
ハンドルスイツチを提供することができる。
ハンドルグリツプ近傍に設けるロツクレリーズ式
の押ボタンスイツチにおいて、ロツクプレートの
面に平行し、かつロツクプレートの作動方向に直
角に軸を配置した回動式ソレノイドを設け、比較
的余裕のあるスイツチ列の側面方向のハウジング
内スペースを利用したからコンパクトな二輪車の
ハンドルスイツチを提供することができる。
また、前記ソレノイドが直接目に入ることがな
く、外観性が向上する。
く、外観性が向上する。
第1図は従来のハンドルスイツチと、本考案の
ハンドルスイツチの実施例と共通の前面図、第2
図は従来のハンドルスイツチの第1図におけるA
−A線矢視断面図、第3図は本考案の実施例の第
1図におけるA−A線矢視断面図、第4図および
第5図は他の実施例を示し、第4図は要部断面
図、第5図は第1図におけるA−A線矢視断面図
である。 2……ハンドルグリツプ、3……スイツチハウ
ジング、7……L(左)ウインカスイツチ、7a,
8a……ON押ボタン、7b,8b,9b……カ
ムロツド、7c,8c……接点部、9……OFF
スイツチ、9a……OFF押ボタン、12,13
……ロツクプレート、15′……回動式ソレノイ
ド、15′a……回動軸、16……カム。
ハンドルスイツチの実施例と共通の前面図、第2
図は従来のハンドルスイツチの第1図におけるA
−A線矢視断面図、第3図は本考案の実施例の第
1図におけるA−A線矢視断面図、第4図および
第5図は他の実施例を示し、第4図は要部断面
図、第5図は第1図におけるA−A線矢視断面図
である。 2……ハンドルグリツプ、3……スイツチハウ
ジング、7……L(左)ウインカスイツチ、7a,
8a……ON押ボタン、7b,8b,9b……カ
ムロツド、7c,8c……接点部、9……OFF
スイツチ、9a……OFF押ボタン、12,13
……ロツクプレート、15′……回動式ソレノイ
ド、15′a……回動軸、16……カム。
Claims (1)
- 二輪車のハンドルグリツプ近傍にハウジング内
に収められた押ボタンスイツチを設け、該押ボタ
ンスイツチはON押ボタンを押下することにより
該ON押ボタンと一体的に形成された斜面と段部
とからなるカムとロツクプレートが常態復帰用ス
プリングの付勢力に抗し係合して押ボタンスイツ
チをON状態に保持し、OFF押ボタンを押下する
ことにより該OFF押ボタンと一体的に形成され
た斜面からなるカムと前記ロツクプレートが常態
復帰用スプリングの付勢力に抗し係合して前記
ON状態に保持された押ボタンスイツチのロツク
が解除されてOFF状態に復帰する二輪車のハン
ドルスイツチにおいて、前記ロツクプレートの面
に平行し、かつロツクプレートの作動方向に対し
て直角に軸を配置し、該軸には前記ロツクプレー
ト又はOFF押ボタンと係合しその回動により前
記押ボタンスイツチのロツクを解除するカムを設
け、該カムを回動させる回動式ソレノイドを前記
ハウジング内に設けたことを特徴とする二輪車の
ハンドルスイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13645882U JPS5939832U (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 二輪車のハンドルスイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13645882U JPS5939832U (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 二輪車のハンドルスイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5939832U JPS5939832U (ja) | 1984-03-14 |
JPH0419697Y2 true JPH0419697Y2 (ja) | 1992-05-06 |
Family
ID=30306820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13645882U Granted JPS5939832U (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 二輪車のハンドルスイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5939832U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5227569A (en) * | 1976-08-20 | 1977-03-01 | Alps Electric Co Ltd | Lock release mechanism of push button switch and others |
-
1982
- 1982-09-08 JP JP13645882U patent/JPS5939832U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5227569A (en) * | 1976-08-20 | 1977-03-01 | Alps Electric Co Ltd | Lock release mechanism of push button switch and others |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5939832U (ja) | 1984-03-14 |
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