JPH0810868Y2 - 蓋体の開閉装置 - Google Patents

蓋体の開閉装置

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JPH0810868Y2
JPH0810868Y2 JP9048390U JP9048390U JPH0810868Y2 JP H0810868 Y2 JPH0810868 Y2 JP H0810868Y2 JP 9048390 U JP9048390 U JP 9048390U JP 9048390 U JP9048390 U JP 9048390U JP H0810868 Y2 JPH0810868 Y2 JP H0810868Y2
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JP
Japan
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damper
lid
control lever
gear
opening
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP9048390U
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English (en)
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JPH0449345U (ja
Inventor
繁義 寺前
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はカセット式テープレコーダ等の機器における
蓋体の開閉装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来、一般にカセット式のテープレコーダにおいては
カセット収納凹所に対して蓋体又はカセットホルダーが
開閉自在に設けられており、該蓋体又はカセットホルダ
ーには開放動作をゆっくり行わせるためのダンパー装置
が設けられている。
例えば、実公昭61−25091号(G11B 15/675)、実公昭
58−15694号(F16F 9/30)、等参照。
(ハ)考案が解決しようとする課題 上記の従来の蓋体開閉装置によれば、回転ギヤーを有
するダンパー装置は、予め所定の位置に固定して配置さ
れているので、蓋体の開放方向に沿った配置をしなけれ
ばならず、近年流行しているミニサイズの音響機器の小
スペース内には配置が困難になるという問題があった。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は上記の課題に鑑み、回転ギヤーを有する第1
ダンパー及び第2ダンパーと、 該第1ダンパーを固定して設けると共に前記第2ダン
パーを機器の前後方向に所定距離だけ移動可能に設けた
固定基板と、 前記第1ダンパーの回転ギヤーと噛合するラックギヤ
ーを設けると共に前後方向に延びた第1長孔、及び前記
第2ダンパーの回転ギヤーと噛合するラックギヤーを設
けると共に上下方向に延びた第2長孔を設けた制御レバ
ーと、 機器の凹所に対して開閉自在に設けられると共に前記
制御レバーと連結された蓋体とを具備し、 前記蓋体の開放に伴って前記制御レバーを前方向及び
上方向に移動させる際、第1及び第2長孔のラックギヤ
ーによって第1及び第2ダンパーの回転ギヤーを回転さ
せながら蓋体を開放させるように構成したことを特徴と
する蓋体の開閉装置を提供するものである。
(ホ)作用 上述の本考案装置によれば、蓋体の開放に伴って前記
制御レバーを前方向及び上方向に移動させる際、第1及
び第2長孔のラックギヤーによって第1及び第2ダンパ
ーの回転ギヤーを回転させながら蓋体を開放させるよう
に動作する。
(ヘ)実施例 以下、第1図に示す本考案装置の実施例について説明
する。
第1図は蓋体の閉成状態、第2図は蓋体の開放状態を
示す図である。
(1)は機器本体に形成された凹所に対して開閉自在に
設けられた蓋体であり、支軸(2)を支点にして回動す
るようになっている。
(3)は回転ギヤー(3′)を有する第1ダンパー、
(4)は回転ギヤー(4′)を有する第2ダンパーであ
り、該第1ダンパー(3)は固定基板(5)に固定して
設けられ、又前記第2ダンパー(4)は該固定基板
(5)に形成された長孔(5′)に沿って機器の前後方
向に所定距離だけ移動可能に設けられている。
(6)は前記第1ダンパー(3)の回転ギヤー(3′)
と噛合するラックギヤー(7a)を設けると共に前後方向
に延びた第1長孔(7)、及び前記第2ダンパー(4)
の回転ギヤー(4′)と噛合するラックギヤー(8a)を
設けると共に上下方向に延びた第2長孔(8)を設けた
制御レバーである。
前記制御レバー(6)は前記蓋体(1)に設けられた
アーム(1′)と連結軸(6′)によって連結されてお
り、蓋体(1)の開放動作に伴って前記制御レバー
(6)は前方向に移動しながら上方向に移動するように
構成されている。
尚、前記第1ダンパー(3)及び第2ダンパー(4)
は第3図の断面図に示すように固定基板(5)に形成さ
れたオイル溜めに回転自在に篏合しており、その回転は
オイルによって緩く実行されるようになっているもので
ある。
本考案装置は上述のように構成されており、以下その
動作について説明する。
機器の凹所に対して蓋体(1)が閉成状態になってい
る第1図に示す状態では、第1ダンパー(3)はその回
転ギヤー(3′)が制御レバー(6)における第1長孔
(7)のラックギヤー(7a)に噛合しており、又第2ダ
ンパー(4)の回転ギヤー(4′)は固定基板(5)の
長孔(5′)の略中央に位置して制御レバー(6)にお
ける第2長孔(8)のラックギヤー(8a)に噛合してい
る。
この状態から、蓋体(1)を支軸(2)を支点にして
開放させるならば、該蓋体(1)のアーム(1′)は制
御レバー(6)を前方向に移動させながら上方向に移動
させる。従って、該制御レバー(6)の前方向への移動
によって第1ダンパー(3)の回転ギヤー(3′)はラ
ックギヤー(7a)によって反時計方向に回転し、その結
果、アーム(1′)によって前方向に移動する制御レバ
ー(6)の移動を緩やかにする。
一方、この時第2ダンパー(4)は固定基板(5)の
長孔(5′)に沿って前方向に移動するので、その後に
制御レバー(6)が上方向に移動するならば、ラックギ
ヤー(8a)が第2ダンパー(4)の回転ギヤー(4′)
を時計方向に回転させることになり、制御レバー(6)
の上方向への移動を緩やかにする。
従って、蓋体(1)の開放動作に伴う制御レバー
(6)の前方向及び上方向の移動は、第1ダンパー
(3)及び第2ダンパー(4)による各々のオイルダン
パー効果によって緩やかに行われることになる。
(ト)考案の効果 本考案は上述したように、構成されたものであるか
ら、蓋体の開放時に第1ダンパー及び第2ダンパーを同
時に動作させて、各ダンパーによって蓋体と一緒に前方
向並びに上方向に移動する制御レバーにダンパー効果を
付与することができ、蓋体に良好な調速効果を与えるこ
とができるものである。
又、本考案によれば、第1ダンパー及び第2ダンパー
を設けた固定基板をメカニズム等の後部に取り付けるこ
とができるので、制御レバーの厚み寸法を考慮するのみ
で小スペース内に配置することができるものである。
【図面の簡単な説明】 図は本考案装置の実施例を示し、第1図は蓋体の閉成状
態の側面図、第2図は蓋体の開放状態の側面図、第3図
は第1ダンパー及び第2ダンパーと制御レバーとの関係
を示す断面図である。 (1)…蓋体、(2)…支軸、(3)…第1ダンパー、
(3′)…回転ギヤー、(4)…第2ダンパー、
(4′)…回転ギヤー、(5)…固定基板、(5′)…
長孔、(6)…制御レバー、(7)…第1長孔、(7a)
…ラックギヤー、(8)…第2長孔、(8a)…ラックギ
ヤー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ギヤーを有する第1ダンパー及び第2
    ダンパーと、 該第1ダンパーを固定して設けると共に前記第2ダンパ
    ーを機器の前後方向に所定距離だけ移動可能に設けた固
    定基板と、 前記第1ダンパーの回転ギヤーと噛合するラックギヤー
    を設けると共に前後方向に延びた第1長孔、及び前記第
    2ダンパーの回転ギヤーと噛合するラックギヤーを設け
    ると共に上下方向に延びた第2長孔を設けた制御レバー
    と、 機器の凹所に対して開閉自在に設けられると共に前記制
    御レバーと連結された蓋体とを具備し、 前記蓋体の開放に伴って前記制御レバーを前方向及び上
    方向に移動させる際、第1及び第2長孔のラックギヤー
    によって第1及び第2ダンパーの回転ギヤーを回転させ
    ながら蓋体を開放させるように構成したことを特徴とす
    る蓋体の開閉装置。
JP9048390U 1990-08-28 1990-08-28 蓋体の開閉装置 Expired - Lifetime JPH0810868Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0449345U JPH0449345U (ja) 1992-04-27
JPH0810868Y2 true JPH0810868Y2 (ja) 1996-03-29

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