JP2767941B2 - カセット蓋ダンパー装置 - Google Patents

カセット蓋ダンパー装置

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JP2767941B2
JP2767941B2 JP1330762A JP33076289A JP2767941B2 JP 2767941 B2 JP2767941 B2 JP 2767941B2 JP 1330762 A JP1330762 A JP 1330762A JP 33076289 A JP33076289 A JP 33076289A JP 2767941 B2 JP2767941 B2 JP 2767941B2
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lid
cassette
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正已 高岡
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、降雨,洗車などの外的要因にさらされる自
動二輪車用のカーステレオ装置のカセットテープ挿入口
をおおって、水や塵埃の浸入を防止するカセット蓋装置
に関し、防水機能を妨げることなく、コンパクトかつ安
価なカセット蓋のダンパー機能を提供するものである。
従来の技術 カセット蓋の一般的なダンパー機構としては、第4図
に示すように、カセット蓋11から間欠ギア状のレバー12
を出し、それと噛み合うピニオン13と、ピニオン支軸14
との間に塗布された高粘度のグリスの粘性抵抗により、
ダンパー機能を与えるものが多い。
発明が解決しようとする課題 本発明の対象である自動二輪車のカーステレオ装置で
は、防水の要求を満たすために、第1図に示すように、
ロック板5を係止するロック機構(図示せず)以外は、
すべてキャビネット1の外部に設け、キャビネットの開
口部は、カセット蓋2にとりつけられたゴムパッキン4
でおおわれるカセットテープ挿入口6のみである。その
ためカセット蓋に前述のような間欠ギア状のギアを設
け、キャビネットに新たな開口部を追加し、あるいは既
存の開口部を拡張して、内部のピニオンと連絡すること
は、カセット蓋の防水性を阻害するとともに、全体寸法
が極めて大きくなるという問題があった。
課題を解決するための手段 本発明は上記従来の問題を解決するためになされたも
ので、回動軸を中心に回動可能に構成され前記カセット
テープ挿入口を開閉するカセット蓋と、前記回動軸とは
異なる位置の回動中心を有し前記カセット蓋を開く方向
に付勢すると共に当該カセット蓋の内面に摺動可能に作
用するバネとを備え、前記カセット蓋は、その内面に前
記摺動するバネを挟むように対向する2本のリブを設
け、前記バネは、その先端を前記一方のリブ方向に折り
曲げ形成し、当該折り曲げバネ部は、カセット蓋を閉じ
た状態から開く過程でリブに当接して摩擦力を発生しな
がらカセット蓋を開くように構成したものである。
作用 上記手段による作用は次のようになる。即ち、蓋開き
付勢バネの力でカセット蓋が開く時に、蓋開き付勢バネ
の先端に折り曲げ形成された折り曲げバネ部とカセット
蓋の1対のリブ間で、蓋開き付勢バネのバネ力と略直角
な方向のリブ方向への折り曲げ部のバネ力による摩擦力
が発生し、蓋開き運動のエネルギーを消費して、ダンパ
ー機能を発揮するものである。
実 施 例 本発明の実施例を第1図〜第3図に示す。
第1図はカセット蓋2が閉じた状態であり、蓋開き付
勢バネ3は、A部でカセット蓋内面と当接しており、こ
の付勢力により第1の機能としてはカセット蓋2を開く
作用を有している。また、蓋開き付勢バネ3は、A部か
ら先において、図示するように、閉蓋状態においてカセ
ット蓋2内面から離れる方向で、かつ紙面と鉛直方向に
適当な角度に折り曲げて第2のバネ部3aを形成してお
り、その状態を、カセット蓋2の内側、すなわち図中下
側より見た状態を第3図aを示す。第2図はカセット蓋
3が開いた状態であり、バネ3の蓋2との当接部Aは、
カセット蓋の回動軸8に近いポイントに移動している。
その状態を内側より見た図が第3図bである。
カセット蓋のロックが解除されて、カセット蓋が開き
始める時には、第3図aに示すようにバネ3の先端に折
り曲げバネ部として形成された第2のバネ部3aは、カセ
ット蓋内側天面のリブ2a,2bには当接せず、カセット蓋
2が開き始める時の抵抗とならず、スムーズな開き動作
が始まる。カセット蓋2が少し開いて第2のバネ部3aが
リブ2a,2bに挟持されるとバネは変位を受け、リブ2a,2b
に垂直な反力を発生し、それによりバネとリブの当接部
にはバネとリブの相対的な移動に抗する摩擦力が発生す
る。この摩擦力は、カセット蓋2が開ききり、第2図及
び第3図bに示す位置関係になるまで略一定であり、カ
セット蓋開き運動に対するダンパーとなって、開きスピ
ードのコントロールや、カセット蓋開き終端でのばたつ
きをなくすることができる。
発明の効果 上記のように、本発明は、ダンパー効果の発生に新た
な部品を追加することなく、簡単な構成で、しかも防水
機能を満足しやすい形で目的を達成でき、実用的な効果
が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動二輪車用カーステレオのカセット蓋に本発
明を採用した実施例の側方断面図でカセット蓋が閉じた
状態を示す。第2図は同断面図でカセット蓋が開いた状
態を示す。第3図a,bはそれぞれ第1図及び第2図にお
けるカセット蓋内側天面を内部から垂直方向に見た平面
図、第4図は一般的なカセット蓋ダンパー装置の側面図
である。 1……キャビネット、2……カセット蓋、2a,2b……リ
ブ、3……蓋開き付勢用バネ、3a……第2のバネ部、4
……ゴムパッキン、5……ロック板、6……カセットテ
ープ挿入口、7……ホルダ、8……回動軸。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセットテープ挿入口を有するステレオ装
    置の当該カセットテープ挿入口を開閉するカセット蓋の
    ダンパー装置であって、 回動軸を中心に回動可能に構成され前記カセットテープ
    挿入口を開閉するカセット蓋と、前記回動軸とは異なる
    位置の回動中心を有し前記カセット蓋を開く方向に付勢
    すると共に当該カセット蓋の内面に摺動可能に作用する
    バネとを備え、 前記カセット蓋は、その内面に前記摺動するバネを挟む
    ように対向する2本のリブを設け、 前記バネは、その先端を前記一方のリブ方向に折り曲げ
    形成し、当該折り曲げバネ部は、カセット蓋を閉じた状
    態から開く過程でリブに当接して摩擦力を発生しながら
    カセット蓋を開くように構成したことを特徴とするカセ
    ット蓋ダンパー装置。
JP1330762A 1989-12-19 1989-12-19 カセット蓋ダンパー装置 Expired - Lifetime JP2767941B2 (ja)

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