JPH08108366A - 移動式ショットブラスト設備 - Google Patents
移動式ショットブラスト設備Info
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- JPH08108366A JPH08108366A JP6270581A JP27058194A JPH08108366A JP H08108366 A JPH08108366 A JP H08108366A JP 6270581 A JP6270581 A JP 6270581A JP 27058194 A JP27058194 A JP 27058194A JP H08108366 A JPH08108366 A JP H08108366A
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- sieve
- shots
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/10—Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
Landscapes
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回収物から剥離物等の不純物を適確に除去す
ることができる分離機構を備えた移動式ショットブラス
ト設備を提供する。 【構成】 分離機構4は、ショット排出口13aからの
回収物を下方へ案内する案内部材15と、案内部材から
放出された回収物から比較的大きな不純物を篩い分け除
去する第1篩16と、第1篩より篩目が小さい第2篩1
7と、案内部材と第1篩と第2篩とを内装させかつ着脱
可能に取付けるとともに取付けられた時に少なくともシ
ョット排出口と案内部材との間部分および第2篩の下方
部分を開口した有蓋箱状の支持部材18と、第2篩から
落下したショットをショット貯蔵タンク5へ導入すると
ともに集塵機6へ流れる気流が貫流する貫通孔19を備
えた風選機構20と、を備えいてる。
ることができる分離機構を備えた移動式ショットブラス
ト設備を提供する。 【構成】 分離機構4は、ショット排出口13aからの
回収物を下方へ案内する案内部材15と、案内部材から
放出された回収物から比較的大きな不純物を篩い分け除
去する第1篩16と、第1篩より篩目が小さい第2篩1
7と、案内部材と第1篩と第2篩とを内装させかつ着脱
可能に取付けるとともに取付けられた時に少なくともシ
ョット排出口と案内部材との間部分および第2篩の下方
部分を開口した有蓋箱状の支持部材18と、第2篩から
落下したショットをショット貯蔵タンク5へ導入すると
ともに集塵機6へ流れる気流が貫流する貫通孔19を備
えた風選機構20と、を備えいてる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床面上を移動しかつ床
面にショットを投射するとともに投射したショットを回
収しながら床面をショットブラストする移動式ショット
ブラスト設備の改良に関する。
面にショットを投射するとともに投射したショットを回
収しながら床面をショットブラストする移動式ショット
ブラスト設備の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動式ショットブラスト
設備の一つとして、ショット投射装置とショット回収ケ
ース装置とを概略V字状に接合して自走装置に装着し、
ショット回収ケース装置のショット排出口とショット投
射装置のショット供給口との間に、回収物をショットと
剥離物とに分離する分離機構を付設したショット貯蔵タ
ンクを配設し、さらにショット貯蔵タンクを集塵機に連
通させたものがある。
設備の一つとして、ショット投射装置とショット回収ケ
ース装置とを概略V字状に接合して自走装置に装着し、
ショット回収ケース装置のショット排出口とショット投
射装置のショット供給口との間に、回収物をショットと
剥離物とに分離する分離機構を付設したショット貯蔵タ
ンクを配設し、さらにショット貯蔵タンクを集塵機に連
通させたものがある。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかし、従来の移動式
ショットブラスト設備における分離機構は、密閉構造の
箱の中に篩い網を設けただけのものであるため、ショッ
トと一緒に回収されてきた、床面からの比較的大きな剥
離物が、篩網の上に残留してその網目を塞ぐとともにそ
の篩い分け機能を阻害し、これに伴って回収されたショ
ットが篩網を通過することができなくなり、ショットを
十分な量ショット投射装置に供給することが不可能にな
る問題があった。また、この種の分離機構においては、
いわゆる風選機構も備えていて、集塵機へ流れる気流に
より、回収物から砂等も除去することができるようにな
っているが、一度に比較的大量の回収物が風選機構へ送
り込まれるため、砂等を十分に除去することができず、
その砂等がショットと一緒にショット投射装置に導入さ
れてインペラブレード等を早期に摩耗させるなどの問題
もあった。本発明は上記の事情に鑑みて為されたもの
で、回収物から剥離物、砂等の不純物を適確に除去する
ことができる分離機構を備えた移動式ショットブラスト
設備を提供することを目的とする。
ショットブラスト設備における分離機構は、密閉構造の
箱の中に篩い網を設けただけのものであるため、ショッ
トと一緒に回収されてきた、床面からの比較的大きな剥
離物が、篩網の上に残留してその網目を塞ぐとともにそ
の篩い分け機能を阻害し、これに伴って回収されたショ
ットが篩網を通過することができなくなり、ショットを
十分な量ショット投射装置に供給することが不可能にな
る問題があった。また、この種の分離機構においては、
いわゆる風選機構も備えていて、集塵機へ流れる気流に
より、回収物から砂等も除去することができるようにな
っているが、一度に比較的大量の回収物が風選機構へ送
り込まれるため、砂等を十分に除去することができず、
その砂等がショットと一緒にショット投射装置に導入さ
れてインペラブレード等を早期に摩耗させるなどの問題
もあった。本発明は上記の事情に鑑みて為されたもの
で、回収物から剥離物、砂等の不純物を適確に除去する
ことができる分離機構を備えた移動式ショットブラスト
設備を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明における移動式ショットブラスト設備は、シ
ョット投射装置とショット回収ケース装置とを概略V字
状に接合して自走装置に装着し、前記ショット回収ケー
ス装置のショット排出口と前記ショット投射装置のショ
ット供給口との間に、ショットと剥離物とを相互に分離
する分離機構を付設したショット貯蔵タンクを配設し、
さらにこのショット貯蔵タンクを集塵機に連通させて、
床面上を移動させかつ投射したショットを回収しながら
床面を処理するようにした移動式ショットブラスト設備
において、前記分離機構は、前記ショット回収ケース装
置の前記ショット排出口に対向して配設されて回収物を
下方へ案内する案内部材と、この案内部材の直下方位置
にその上部が配置されかつ所要の角度で下流下がり状に
傾斜されて前記案内部材から放出された回収物から比較
的大きな剥離物を篩い分け除去する第1篩と、この第1
篩の下方に第1篩と対向しかつ所要の角度で下流下がり
状に傾斜されて配設されかつ第1篩より篩目が小さい第
2篩と、前記案内部材と前記第1篩と前記第2篩とを内
装させかつ着脱可能に取付けられるとともに取り付けら
れた時に少なくとも前記ショット排出口と前記案内部材
との間に位置する部分および前記第2篩の下方に位置す
る部分を開口した箱状の支持部材と、前記第2篩の下方
位置に配設され第2篩から落下したショットを前記ショ
ット貯蔵タンク内へ導入するとともに前記集塵機へ流れ
る気流が貫流する貫通孔を備えた風選機構と、を具備し
たことを特徴とする。
めに本発明における移動式ショットブラスト設備は、シ
ョット投射装置とショット回収ケース装置とを概略V字
状に接合して自走装置に装着し、前記ショット回収ケー
ス装置のショット排出口と前記ショット投射装置のショ
ット供給口との間に、ショットと剥離物とを相互に分離
する分離機構を付設したショット貯蔵タンクを配設し、
さらにこのショット貯蔵タンクを集塵機に連通させて、
床面上を移動させかつ投射したショットを回収しながら
床面を処理するようにした移動式ショットブラスト設備
において、前記分離機構は、前記ショット回収ケース装
置の前記ショット排出口に対向して配設されて回収物を
下方へ案内する案内部材と、この案内部材の直下方位置
にその上部が配置されかつ所要の角度で下流下がり状に
傾斜されて前記案内部材から放出された回収物から比較
的大きな剥離物を篩い分け除去する第1篩と、この第1
篩の下方に第1篩と対向しかつ所要の角度で下流下がり
状に傾斜されて配設されかつ第1篩より篩目が小さい第
2篩と、前記案内部材と前記第1篩と前記第2篩とを内
装させかつ着脱可能に取付けられるとともに取り付けら
れた時に少なくとも前記ショット排出口と前記案内部材
との間に位置する部分および前記第2篩の下方に位置す
る部分を開口した箱状の支持部材と、前記第2篩の下方
位置に配設され第2篩から落下したショットを前記ショ
ット貯蔵タンク内へ導入するとともに前記集塵機へ流れ
る気流が貫流する貫通孔を備えた風選機構と、を具備し
たことを特徴とする。
【0006】
【作用】次にこのように構成されたものの作用について
説明すると、集塵機の吸引作用により、ショット回収ケ
ース装置をもって回収されてショット排出口から放出さ
れた回収物は、まず、案内部材により下方へ向けられて
第1篩の上部に落下し、第1篩により比較的大きな剥離
物を除去されると同時に第1篩に沿って分散されながら
第2篩上に落下し、第2篩によりショットより大きな剥
離物を除去され、その後風選機構により、ショットより
比重の小さい砂や粉塵が除去され、その結果、ショット
貯蔵タンクすなわちショット投射装置にはほとんどショ
ットだけが回収供給されることとなる。
説明すると、集塵機の吸引作用により、ショット回収ケ
ース装置をもって回収されてショット排出口から放出さ
れた回収物は、まず、案内部材により下方へ向けられて
第1篩の上部に落下し、第1篩により比較的大きな剥離
物を除去されると同時に第1篩に沿って分散されながら
第2篩上に落下し、第2篩によりショットより大きな剥
離物を除去され、その後風選機構により、ショットより
比重の小さい砂や粉塵が除去され、その結果、ショット
貯蔵タンクすなわちショット投射装置にはほとんどショ
ットだけが回収供給されることとなる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例について図1〜図3に基づ
き詳細に説明する。正面図である図2に示すように、本
発明の分離機構を適用した移動式ショットブラスト設備
は、自走装置1と、ショット投射装置2と、ショット回
収ケース装置3と、分離機構4付きショット貯蔵タンク
5と、集塵機6とで構成してある。そして、自走装置1
においては、駆動輪7がショット回収ケース装置3に、
また2個の従動輪8がショット投射装置2にそれぞれ装
着してある。
き詳細に説明する。正面図である図2に示すように、本
発明の分離機構を適用した移動式ショットブラスト設備
は、自走装置1と、ショット投射装置2と、ショット回
収ケース装置3と、分離機構4付きショット貯蔵タンク
5と、集塵機6とで構成してある。そして、自走装置1
においては、駆動輪7がショット回収ケース装置3に、
また2個の従動輪8がショット投射装置2にそれぞれ装
着してある。
【0008】また、前記ショット投射装置2において
は、ショット案内ケース10が水平面に対してほぼ60
度傾斜して設けてあり、ショット案内ケース10の下側
壁にはモータ11が装着してあり、モータ11の出力軸
には、供給されるショットを遠心力により投射するイン
ぺラ12がショット案内ケース10内に位置して取り付
けてある。
は、ショット案内ケース10が水平面に対してほぼ60
度傾斜して設けてあり、ショット案内ケース10の下側
壁にはモータ11が装着してあり、モータ11の出力軸
には、供給されるショットを遠心力により投射するイン
ぺラ12がショット案内ケース10内に位置して取り付
けてある。
【0009】また、前記ショット回収ケース装置3にお
いては、くの字状を成すショット回収ケース本体13の
下部が、前記ショット投射装置2のショット案内ケース
10の下部にこれと概略V字状を成すように傾斜して接
合してある。そして、ショット案内ケース10とショッ
ト回収ケース本体13との接合部には、補助ケース14
が装着してありかつゴム製のシール(図示せず)が取り
付けてある。また、ショット回収ケース本体13の上端
部には前記分離機構4の左側上部が気密に貫通して装着
してある。
いては、くの字状を成すショット回収ケース本体13の
下部が、前記ショット投射装置2のショット案内ケース
10の下部にこれと概略V字状を成すように傾斜して接
合してある。そして、ショット案内ケース10とショッ
ト回収ケース本体13との接合部には、補助ケース14
が装着してありかつゴム製のシール(図示せず)が取り
付けてある。また、ショット回収ケース本体13の上端
部には前記分離機構4の左側上部が気密に貫通して装着
してある。
【0010】この分離機構4は、縦断面図である図1に
示すように、前記ショット回収ケース本体13のショッ
ト排出口13aに対向して配設されて回収物を下方へ案
内する案内部材15と、この案内部材15の直下方位置
に上部を配置されかつ回収物が滑降可能な所要の角度で
右下がり状に傾斜して前記案内部材15から放出された
回収物から比較的大きな剥離物を篩い分け除去する第1
篩としての格子部材16と、この格子部材16の下方に
これと対向しかつ回収物が滑降可能な所要の角度で右下
がり状に傾斜して配設されかつ格子部材16より網目が
小さい第2篩としての金網17と、前記案内部材15と
前記格子部材16と前記金網17とを内装させかつ着脱
可能に取り付けられるとともに取り付けられた時に少な
くとも前記ショット排出口13aと前記案内部材15と
の間に位置する部分および前記金網17の下方に位置す
る部分を開口した有蓋箱状の支持部材18と、前記金網
17の下方位置に配設され金網17から落下したショッ
トを前記ショット貯蔵タンク5へ導入するとともに前記
集塵機6へ流れる気流が貫流する貫通孔19を備えた風
選機構20と、で構成してある。
示すように、前記ショット回収ケース本体13のショッ
ト排出口13aに対向して配設されて回収物を下方へ案
内する案内部材15と、この案内部材15の直下方位置
に上部を配置されかつ回収物が滑降可能な所要の角度で
右下がり状に傾斜して前記案内部材15から放出された
回収物から比較的大きな剥離物を篩い分け除去する第1
篩としての格子部材16と、この格子部材16の下方に
これと対向しかつ回収物が滑降可能な所要の角度で右下
がり状に傾斜して配設されかつ格子部材16より網目が
小さい第2篩としての金網17と、前記案内部材15と
前記格子部材16と前記金網17とを内装させかつ着脱
可能に取り付けられるとともに取り付けられた時に少な
くとも前記ショット排出口13aと前記案内部材15と
の間に位置する部分および前記金網17の下方に位置す
る部分を開口した有蓋箱状の支持部材18と、前記金網
17の下方位置に配設され金網17から落下したショッ
トを前記ショット貯蔵タンク5へ導入するとともに前記
集塵機6へ流れる気流が貫流する貫通孔19を備えた風
選機構20と、で構成してある。
【0011】そして、支持部材18は前面側にフランジ
部18aを有していて、ショット貯蔵タンク5と集塵機
6との間位置に構成したケース21に前方側から挿入し
て収納した時、フランジ部18aがケース21の前端に
係合し、かつ前記ショット貯蔵タンク5の前面に上下回
動かつ固定可能に構成した帯板状の押え部材22により
固定されるようになっている。また、ケース21の右側
部には前記支持部材18の右外側壁とで連通管を構成す
る断面凹状の凹み21aが構成してあり、この凹み21
aの上端部は前記集塵機6に、また下端部は前記風選機
構20の貫通孔19にそれぞれ連通してある。また、前
記ショット貯蔵タンク5は、天井板が右下り状に傾斜し
かつ右端部に前記貫通孔19を有し、さらに左側壁の上
部に給気孔23が形成してあって、集塵機6の駆動によ
り、給気孔23から貫通孔19を貫流して集塵機6へ流
れる気流が発生するようになっている。
部18aを有していて、ショット貯蔵タンク5と集塵機
6との間位置に構成したケース21に前方側から挿入し
て収納した時、フランジ部18aがケース21の前端に
係合し、かつ前記ショット貯蔵タンク5の前面に上下回
動かつ固定可能に構成した帯板状の押え部材22により
固定されるようになっている。また、ケース21の右側
部には前記支持部材18の右外側壁とで連通管を構成す
る断面凹状の凹み21aが構成してあり、この凹み21
aの上端部は前記集塵機6に、また下端部は前記風選機
構20の貫通孔19にそれぞれ連通してある。また、前
記ショット貯蔵タンク5は、天井板が右下り状に傾斜し
かつ右端部に前記貫通孔19を有し、さらに左側壁の上
部に給気孔23が形成してあって、集塵機6の駆動によ
り、給気孔23から貫通孔19を貫流して集塵機6へ流
れる気流が発生するようになっている。
【0012】また、前記格子部材16の直下方位置に
は、前後方向へ延びるとともに左下がり状に傾斜する帯
板状の第1分散部材24が、格子部材16の長手方向へ
適宜の間隔をおきこれに沿うようにして配設してある。
また、金網17の直下方位置には、前後方向へ延びると
ともに左下がり状に傾斜する帯板状の第2分散部材25
が、金網17の長手方向へ適宜の間隔をおきこれに沿う
ようにして配設してある。また、前記ショット貯蔵タン
ク5の下端はゲート26を介して前記ショット投射装置
2のショット供給口に連通している。
は、前後方向へ延びるとともに左下がり状に傾斜する帯
板状の第1分散部材24が、格子部材16の長手方向へ
適宜の間隔をおきこれに沿うようにして配設してある。
また、金網17の直下方位置には、前後方向へ延びると
ともに左下がり状に傾斜する帯板状の第2分散部材25
が、金網17の長手方向へ適宜の間隔をおきこれに沿う
ようにして配設してある。また、前記ショット貯蔵タン
ク5の下端はゲート26を介して前記ショット投射装置
2のショット供給口に連通している。
【0013】次にこのように構成した設備の作動につい
て説明する。集塵機6を駆動した状態のもとに、ショッ
ト投射装置2を駆動してショットを投射しながら本ショ
ットブラスト設備を床面C上を移動させる。すると、シ
ョット投射装置2から投射されたショットは、床面Cに
当たったのち、床面Cからの剥離物等と一緒に、ショッ
ト回収ケース装置3内を貫流する気流に乗って回収され
てショット排出口13aから排出される。
て説明する。集塵機6を駆動した状態のもとに、ショッ
ト投射装置2を駆動してショットを投射しながら本ショ
ットブラスト設備を床面C上を移動させる。すると、シ
ョット投射装置2から投射されたショットは、床面Cに
当たったのち、床面Cからの剥離物等と一緒に、ショッ
ト回収ケース装置3内を貫流する気流に乗って回収され
てショット排出口13aから排出される。
【0014】排出された回収物は、まず、案内部材15
により下方へ向けられて格子部材16の上部に投入さ
れ、格子部材16により、コンクリートの破片のように
比較的大きな剥離物を除去されると同時に格子部材16
に沿うように分散され、格子部材16を通過したショッ
ト等は第1分散部材24により、金網17の上流側であ
る左方へ向けられながら金網17上に落下し、金網17
によりショットより若干大きな剥離物を除去されると同
時に格子部材16に沿うように分散され、格子部材16
を通過したショット等は第2分散部材25により、上流
側である左方へ向けられながらショット貯蔵タンク5の
天井板上に落下し、その後、ショットはこの天井板上を
滑降したのち貫通孔19からショット貯蔵タンク5内に
入る際に、給気孔23から入って貫通孔19から出る気
流により、砂等のショットより比重の小さい不純物が除
去される。
により下方へ向けられて格子部材16の上部に投入さ
れ、格子部材16により、コンクリートの破片のように
比較的大きな剥離物を除去されると同時に格子部材16
に沿うように分散され、格子部材16を通過したショッ
ト等は第1分散部材24により、金網17の上流側であ
る左方へ向けられながら金網17上に落下し、金網17
によりショットより若干大きな剥離物を除去されると同
時に格子部材16に沿うように分散され、格子部材16
を通過したショット等は第2分散部材25により、上流
側である左方へ向けられながらショット貯蔵タンク5の
天井板上に落下し、その後、ショットはこの天井板上を
滑降したのち貫通孔19からショット貯蔵タンク5内に
入る際に、給気孔23から入って貫通孔19から出る気
流により、砂等のショットより比重の小さい不純物が除
去される。
【0015】こうして剥離物、不純物等を除去されたシ
ョットは貫通孔19からショット貯蔵タンク5内に回収
されて再びショット投射装置2により投射されることと
なる。一方、格子部材16および金網17により篩い分
けされた剥離物は、それらの上をそれぞれ滑降して支持
部材18内の右底部に溜る。そして、支持部材18を取
り出すことにより、その剥離物を廃棄することができ
る。
ョットは貫通孔19からショット貯蔵タンク5内に回収
されて再びショット投射装置2により投射されることと
なる。一方、格子部材16および金網17により篩い分
けされた剥離物は、それらの上をそれぞれ滑降して支持
部材18内の右底部に溜る。そして、支持部材18を取
り出すことにより、その剥離物を廃棄することができ
る。
【0016】前記実施例では格子部材16および金網1
7の下方に第1・第2分散部材24、25をそれぞれ設
けたが、第1・第2分散部材24、25を設けなくとも
剥離物を分散可能であるならこれらを省略してもよい。
7の下方に第1・第2分散部材24、25をそれぞれ設
けたが、第1・第2分散部材24、25を設けなくとも
剥離物を分散可能であるならこれらを省略してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
おける分離機構は、前記ショット回収ケース装置の前記
ショット排出口に対向して配設されて回収物を下方へ案
内する案内部材と、この案内部材の直下方位置にその上
部が配置されかつ所要の角度で下流下がり状に傾斜され
て前記案内部材から放出された回収物から比較的大きな
剥離物を篩い分け除去する第1篩と、この第1篩の下方
に第1篩と対向しかつ所要の角度で下流下がり状に傾斜
されて配設されかつ第1篩より篩目が小さい第2篩と、
前記案内部材と前記第1篩と前記第2篩とを内装させか
つ着脱可能に取付けられるとともに取り付けられた時に
少なくとも前記ショット排出口と前記案内部材との間に
位置する部分および前記第2篩の下方に位置する部分を
開口した箱状の支持部材と、前記第2篩の下方位置に配
設され第2篩から落下したショットを前記ショット貯蔵
タンク内へ導入するとともに前記集塵機へ流れる気流が
貫流する貫通孔を備えた風選機構と、を具備したから、
例えばコンクリートの破片等の比較的大きな剥離物は第
1篩により、またショットより若干大きな剥離物は第2
篩により、それぞれ篩い分け除去され、その後砂等の比
重の小さい剥離物は風選機構により、除去されるため、
砂等の剥離物の少ないショットを所要量適確にショット
投射装置に供給することができ、しかも、回収物は、第
1・第2篩により二段階に分散されながら篩い分けされ
るため、剥離物が一度に多量に回収されてきても、これ
らの篩の篩い分け機能が低下することもないなどの優れ
た効果を奏する。
おける分離機構は、前記ショット回収ケース装置の前記
ショット排出口に対向して配設されて回収物を下方へ案
内する案内部材と、この案内部材の直下方位置にその上
部が配置されかつ所要の角度で下流下がり状に傾斜され
て前記案内部材から放出された回収物から比較的大きな
剥離物を篩い分け除去する第1篩と、この第1篩の下方
に第1篩と対向しかつ所要の角度で下流下がり状に傾斜
されて配設されかつ第1篩より篩目が小さい第2篩と、
前記案内部材と前記第1篩と前記第2篩とを内装させか
つ着脱可能に取付けられるとともに取り付けられた時に
少なくとも前記ショット排出口と前記案内部材との間に
位置する部分および前記第2篩の下方に位置する部分を
開口した箱状の支持部材と、前記第2篩の下方位置に配
設され第2篩から落下したショットを前記ショット貯蔵
タンク内へ導入するとともに前記集塵機へ流れる気流が
貫流する貫通孔を備えた風選機構と、を具備したから、
例えばコンクリートの破片等の比較的大きな剥離物は第
1篩により、またショットより若干大きな剥離物は第2
篩により、それぞれ篩い分け除去され、その後砂等の比
重の小さい剥離物は風選機構により、除去されるため、
砂等の剥離物の少ないショットを所要量適確にショット
投射装置に供給することができ、しかも、回収物は、第
1・第2篩により二段階に分散されながら篩い分けされ
るため、剥離物が一度に多量に回収されてきても、これ
らの篩の篩い分け機能が低下することもないなどの優れ
た効果を奏する。
【図1】本発明の第1実施例の主要部を示す一部切欠き
正面図である。
正面図である。
【図2】本発明を適用した移動式ショットブラスト設備
の全体正面図である。
の全体正面図である。
【図3】図2の右側面図である。
【図4】本発明の主要部の斜視図である。
4 分離機構 5 ショット貯蔵タンク 6 集塵機 13a ショット排出口 15 案内部材 16 格子部材 17 金網 18 支持部材 19 貫通孔 20 風選機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋谷 邦光 愛知県豊川市穂ノ原3丁目1番地 新東工 業株式会社豊川製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 ショット投射装置とショット回収ケース
装置とを概略V字状に接合して自走装置に装着し、前記
ショット回収ケース装置のショット排出口と前記ショッ
ト投射装置のショット供給口との間に、回収物をショッ
トと剥離物とに分離する分離機構を付設したショット貯
蔵タンクを配設し、さらにこのショット貯蔵タンクを集
塵機に連通させて、床面上を移動させかつ投射したショ
ットを回収しながら床面を処理するようにした移動式シ
ョットブラスト設備において、前記分離機構は、前記シ
ョット回収ケース装置の前記ショット排出口に対向して
配設されて回収物を下方へ案内する案内部材と、この案
内部材の直下方位置にその上部が配置されかつ所要の角
度で下流下がり状に傾斜されて前記案内部材から放出さ
れた回収物から比較的大きな剥離物を篩い分け除去する
第1篩と、この第1篩の下方に第1篩と対向しかつ所要
の角度で下流下がり状に傾斜されて配設されかつ第1篩
より篩目が小さい第2篩と、前記案内部材と前記第1篩
と前記第2篩とを内装させかつ着脱可能に取付けられる
とともに取り付けられた時に少なくとも前記ショット排
出口と前記案内部材との間に位置する部分および前記第
2篩の下方に位置する部分を開口した箱状の支持部材
と、前記第2篩の下方位置に配設され第2篩から落下し
たショットを前記ショット貯蔵タンク内へ導入するとと
もに前記集塵機へ流れる気流が貫流する貫通孔を備えた
風選機構と、を具備したことを特徴とする移動式ショッ
トブラスト設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6270581A JPH08108366A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 移動式ショットブラスト設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6270581A JPH08108366A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 移動式ショットブラスト設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08108366A true JPH08108366A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17488129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6270581A Pending JPH08108366A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 移動式ショットブラスト設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08108366A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005038141A1 (ja) * | 2003-10-22 | 2005-04-28 | Build Maintec Co., Ltd. | 路面の付着物除去装置並びに路面の付着物除去方法 |
KR101285772B1 (ko) * | 2012-09-24 | 2013-07-19 | 에프알앤디건설(주) | 표면처리장치 |
CN109834599A (zh) * | 2019-03-28 | 2019-06-04 | 江苏江大金属表面处理技术研究院有限公司 | 一种移动抛丸车系统 |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP6270581A patent/JPH08108366A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005038141A1 (ja) * | 2003-10-22 | 2005-04-28 | Build Maintec Co., Ltd. | 路面の付着物除去装置並びに路面の付着物除去方法 |
KR101285772B1 (ko) * | 2012-09-24 | 2013-07-19 | 에프알앤디건설(주) | 표면처리장치 |
CN109834599A (zh) * | 2019-03-28 | 2019-06-04 | 江苏江大金属表面处理技术研究院有限公司 | 一种移动抛丸车系统 |
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