JPH08326095A - 供給通路を掘削するための吸い込み設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸い込み設備を改良して、改善された収集容
器を備えた吸い込み設備を提供する。 【解決手段】 収集容器６の下面１０に荷降ろし装置が
設けられていて、閉鎖プレート１２が収集容器の下面頂
部１３から側方に斜め上方に向かって延びており、前記
収集容器には、下面頂部から側方の間隔をおいて、下方
に突出する荷降ろし支持部材１６が取り付けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、供給通路を掘削す
るための吸い込み設備であって、車両に可動のジブが組
み付けられていて、該ジブには収集容器が懸吊されてお
り、該収集容器の下面には可動の閉鎖プレートが備えら
れていて、前記収集容器が吸い込みファンに接続されて
おり、前記収集容器には、吸い込み先端装置を有する吸
い込みホースが設けられていて、内部に分離装置が備え
られている形式のものに関する。

【０００２】

【従来の技術】このような形式の公知の吸い込み設備
（ドイツ連邦共和国特許出願公開第４１３８６１９号明
細書参照）では、収集容器が、直立の中心軸線を備えた
樽のように配置されている。閉鎖プレートは、樽の下方
の端壁若しくは底面を形成して、１つの扁平な面で延び
ている。この平らな閉鎖プレートの下面は、荷降ろし装
置として設けられている。収集容器が、その他の吸い込
み設備から引き離されて荷降ろしされると、この収集容
器は閉鎖プレート上に設置される。このことは、吸い込
み設備が操作される苛酷な操作状況のため、閉鎖プレー
トの損傷につながる。この閉鎖プレートは、旋回軸を中
心として旋回可能に支承されていて、開放のために下方
に向かってフラップ式に開閉される。閉鎖プレートがフ
ラップ開放されている場合には、収集容器の全高さは、
閉鎖プレートに相当する寸法だけ高くなる。このこと
は、ジブの高さ方向可動性を制限するので不都合であ
る。吸い込みホースは、収集容器に隣接して位置するほ
ぼ１つの延在平面で延びていて、吸い込みホースは収集
容器をほぼ通過して、Ｌ字形に屈曲された端部材によっ
て収集容器内に案内される。吸い込みホースの収集容器
内への入り口では、まず最初に遠心分離装置が設けられ
る。この遠心分離装置は、螺旋状に案内されたガイドプ
レートに移行する。空気は真ん中の進入管に流れ、この
中に、分離装置として作用するスリットを通って流入す
る。この場合、収集容器から出口に向かって９０゜の変
向が行われる。この分離機構の分離作用は不完全である
ので、過剰なダストが吸い込みファンに到達してしま
う。吸い込み先端装置は、軸方向にだけ開かれた管片で
ある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、冒頭で述べた形式の吸い込み設備を改良して、改善
された収集容器を備えた吸い込み設備を提供することで
ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、収集容器の下面に荷降ろし装置が
設けられていて、閉鎖プレートが収集容器の下面頂部か
ら側方に斜め上方に向かって延びており、前記収集容器
には、下面頂部から側方の間隔をおいて、下方に突出す
る荷降ろし支持部材が取り付けられているようにした。

【０００５】

【発明の効果】収集容器は付加的な荷降ろし支持部材上
に降ろされるので、閉鎖プレートが荷降ろしにより損傷
される恐れはない。閉鎖された閉鎖プレートは、収集容
器が荷降ろしされる土台に下面頂部の領域でしか近づか
ず、この土台から側面に向かっては、増大する間隔を有
している。

【０００６】設定された課題を解決するように改良され
た吸い込み設備は、収集容器が、鉛直方向で環状に延び
る容器周壁と、鉛直方向の端壁とを形成していて、中心
軸線が水平になるように配置されており、閉鎖プレート
が、環状に延びる前記容器周壁に配置されていて、前記
収集容器の下面頂部から側方に斜め上方に向かって延び
ていることを特徴とする。閉鎖された閉鎖プレートの輪
郭は下面頂部から側面方向で上方に向かって後退してい
る。閉鎖プレートが開放位置へ動かされると、下面頂部
に隣接して位置する領域はごく僅かに比較的下方に動か
される。開放された閉鎖プレートは、下面頂部から全く
若しくは殆ど突出することはないので、収集容器の全高
さは、閉鎖プレートの開放により全く若しくは殆ど拡大
されることはない。

【０００７】設定された課題を解決するように改良され
た吸い込み設備は、吸い込みホースが、１つの延在平面
で直接的に収集容器に接続されていて、吸い込みホース
の収集容器への入り口では、まず最初に接線方向の搬送
案内装置を備えた遠心分離装置が設けられていて、その
後、収集容器から出口に向かう９０゜変向装置と、少な
くとも１つの別の分離装置とが設けられており、遠心分
離装置が、衝撃分離装置によって制限されていて、該衝
撃分離装置に、拡大された室を備えた重力分離装置が続
いていることを特徴とする。吸い込みホースの収集容器
へのこのような配属と、このような分離機構において
は、収集容器の分離作用が著しく改善される。横断面で
見て円形の収集容器の水平な配置は、一連の種々異なる
分離装置に関して特に有利である。

【０００８】改良された３つの構成は、組み合わせにお
いて特に有利である。収集容器の水平な配置は、荷降ろ
し支持部材の全高さを小さくするだけでなく、簡単な構
成方法で、遠心分離装置を、直接的に収集容器に接続さ
れている吸い込み管に接続できるようにする。

【０００９】荷降ろし支持部材が閉鎖プレートに取り付
けられていると特に有利である。荷降ろし支持部材のこ
のような取り付けの際には、この荷降ろし支持部材が、
開閉する閉鎖プレートと一緒に動き、危険にさらされた
部分、例えば本体部分を、運動する閉鎖プレートの直接
的な作用から離隔するように保持する。

【００１０】下面に２つの閉鎖プレートが、１つの下面
頂部の両側に設けられていても有利である。閉鎖プレー
トが旋回可能に取り付けられている場合に、閉鎖プレー
ト開放時の収集容器の全高さがさらに低くされる。

【００１１】閉鎖プレートが平らであって旋回可能に枢
着されているとさらに有利である。このことは単数若し
くは複数の閉鎖プレートの構成と操作とを簡単にする。

【００１２】収集容器内に、９０゜変向装置に続いて別
の変向分離装置が設けられているとさらに有利である。
これにより、分離機構の分離作用がさらに改善される。

【００１３】吸い込みファンに、ダストのための分離装
置が後置されていると同様に特に有利である。これによ
り、吸い込み設備からは、ほぼ清浄な搬送空気が流出さ
れる。このダストのための分離装置には、収集室が配属
されている。

【００１４】収集容器の水平方向の全寸法が、鉛直方向
の全寸法よりも大きいと、さらに有利である。これによ
り、分離装置と収集室のための十分なスペースが得られ
る。

【００１５】車両は例えば、パワーショベル又はトラッ
クである。可動のジブには、ジブを動かすための液圧装
置が設けられている。ダストのための後置された分離装
置は、例えば吸い込みファンと一緒に構造的に纏められ
て構成されている。この吸い込みファンは、車両に配置
されているか又は収集容器と一緒に纏められて構成され
ている。この吸い込み設備は、土材料又は砂利材料のた
めの真空吸い込み搬送設備である。閉鎖プレートは液圧
装置によって操作される。

【００１６】

【発明の実施の形態】次に図面につき本発明の実施の形
態を説明する。

【００１７】図１の吸い込み設備は車両１を有してい
る。この車両１は、走行機構２によって地面上に立って
いて、ボディ３が設けられている。このボディ３には、
枢着結合するように分割されたジブ４も属していて、こ
のジブ４の自由端部は、液圧装置５によって３つ全ての
座標方向で運動可能である。ジブ４の自由端部には、収
集容器６がリング７によって懸吊されている。

【００１８】収集容器６は、容器周壁８と２つの端壁９
とから成るケーシングを形成する。このケーシングの下
面１０には排出開口部が設けられていて、この排出開口
部は、外方に向かってフランジ１１によって制限されて
いて、２つの閉鎖プレート１２によって遮蔽可能であ
る。閉鎖位置にあるこれら２つの閉鎖プレート１２は、
一方では下方で、下面頂部１３を形成しながら互いに突
き合わせられていて、他方では上方で、旋回軸１４を中
心としてプラップ式に開閉可能に枢着されている。閉鎖
プレート１２の旋回若しくはフラップ式の開閉は、液圧
装置１５によって行われる。この液圧装置１５は、図示
されてない方法で、ジブ４を介して車両１のボディ３に
接続されている。各閉鎖プレート１２には荷降ろし支持
部材１６が取り付けられていて、この荷降ろし支持部材
１６は、下面頂部１３よりも下方に向かって幾分深く突
出していて、脚部として形成されている。

【００１９】地面に設けられた供給通路から、吸い込み
ホース１８のノズルである吸い込み先端部材１７におい
て搬送物が吸い込まれる。吸い込みホース１８はほぼ一
面でしか延びておらず、収集容器６の背面に接近する。
収集容器６は、吸い込みホース１８の反対側の端壁９
に、吸い込み物と空気との混合物のための排出口１９を
形成している。この端壁９では、収集容器６に吸い込み
ファン２０が接続されている。この吸い込みファン２０
には、ダストのための分離装置２１が後置されている。
ダストのための分離装置２１の下流で、ほぼ清浄な空気
が外方に流出する。

【００２０】空気と搬送物とから成る搬送容積物が、吸
い込みホース１８から収集容器６内に至り、この場合、
吸い込みホース１８は、収集容器６の端壁９の比較的上
方に延びている。その後、搬送容積物は、湾曲された変
向板２２に至る。この変向板２２は、搬送容積物を下方
に案内し、遠心分離装置２３を成している。即ち、搬送
物がまっすぐ引き続き飛行されるのに対し、空気は下方
に吸い込まれるからである。遠心分離装置２３には、搬
送物の飛行方向で、衝撃分離装置２４が続いている。こ
の衝撃分離装置２４は、壁２５でシャフトつまりたて穴
を仕切っていて、このシャフトは下方に向かって、横断
面で拡大する室２６に移行している。これにより、重力
分離装置２７が形成される。この室の領域で、空気流が
９０゜変向装置２８によって変向されて、この場合、空
気流は、上方に向かう運動から前方に向かう運動に移行
される。前方に向かって延びる９０゜変向装置２８に、
上下方向に延びている変向分離装置２９が続いていて、
この変向分離装置２９は、前方に向けられた排出口１９
に移行する。

【００２１】吸い込み物（土、砂、石）の吸い込みは、
吸い込み先端装置１７の、下方に向けられた真ん中の開
口部によって行われる。吸い込み先端装置におけるガイ
ドプレート３１を備えた側方の開口部により、接線方向
の空気流入と、高速の吸い込み物加速度という効果を伴
う吸い込み流の渦流運動とが生ぜしめられる。吸い込み
導管として、フレキシブルな吸い込みホース１８が設け
られている。吸い込みホース１８のための、収集容器６
への接続管片３２にはクランプ装置３３が設けられてい
る。吸い込みホース１８は、接続管片３３に差し込まれ
ている。縁部への材料の付着はこれにより回避される。
前分離装置として働く遠心分離装置２３の可動変向板２
２は、吸い込み物速度を低下させる。この可動変向板２
２は、自動的に搬送流に適合される。吸い込み物の付着
は、変向板の運動により削減される。吸い込み物は収集
容器６内で下方に収集される。この吸い込み物と搬送空
気とは、前分離装置である遠心分離装置２３で分離され
て、搬送空気は２つの側に向かって２つの吸い込み室３
４内に導入される。２つの吸い込み室３４内のガイドプ
レート３５，３６，３７が空気流を変向させて、空気渦
を削減し、吸い込まれた吸い込み物を部分的に搬送空気
から分離する。

【００２２】２つの開口部３８によって搬送空気が後分
離装置３９内に導入される。ここでは、搬送空気と一緒
に吸い込まれた吸い込み物が、引き続き分離される。２
つの狭められた通路が搬送空気を加速する。搬送空気が
９０゜変向されることにより、搬送空気から微ダスト部
分が分離される。吸い込みファン２０に前置されたルー
バ４１により、空気流が鎮静化され、配向される。吸い
込まれた微ダストは、ホッパ４２の後分離装置３９の底
部で集積する。ルーバ４３が傾斜して配置されているこ
とにより、ホッパ４２内のダストの吹き上がりが回避さ
れる。吸い込みファン２０は、後分離装置３９に直接的
に取り付けられている。排出空気は、ケーシング４４内
に案内される。ケーシングからの空気の流出が、ケーシ
ング４４における前方に向かう大きな開口部によって行
われる。ケーシング４４の開口部に設けられたフィルタ
４５は、さらにダストを抑留し、流出空気の騒音レベル
を低下させる。分離された微ダストは、下方に取り付け
られた集塵室４６内に集積する。排塵はフラップ４７を
介して行われる。吸い込みファン出口で付加的な微ダス
ト防止が行われる。吸い込みファン２０を通過したダス
ト部分がダスト捕集装置４８内に案内された後、空気が
フィルタ４５に到達する。ダスト捕集室４８はケーシン
グ４４に結合されていて、ダストを集塵室４６内に案内
する。

【図面の簡単な説明】

【図１】供給通路を掘削するための吸い込み設備を示す
図である。

【図２】図１の吸い込み設備の収集容器を示す斜視図で
ある。

【図３】内部を透視して示した図２の収集容器を示す側
面図である。

【図４】内部を透視して示した図２の収集容器の正面図
である。

【図５】内部を透視して示した図２の収集容器の背面図
である。

【符号の説明】

１ 車両、 ２ 走行機構、 ３ ボディ、 ４ ジ
ブ、 ５ 液圧装置、６ 収集容器、 ７ リング、
８ 容器周壁、 ９ 端壁、 １０ 下面、１１ フラ
ンジ、 １２ 閉鎖プレート、 １３ 下面頂部、 １
４ 旋回軸、１５ 液圧装置、 １６ 荷降ろし支持部
材、 １７ 吸い込み先端装置、１８ 吸い込みホー
ス、 １９ 排出口、 ２０ 吸い込みファン、 ２１
分離装置、 ２２ 変向板、 ２３ 遠心分離装置、
２４ 衝撃分離装置、 ２５ 壁、 ２６ 室、 ２
７ 重力分離装置、 ２８ 変向装置、 ２９ 変向分
離装置、 ３０ 開口部、 ３１ ガイドプレート、
３２ 接続管片、 ３３ クランプ装置、 ３４ 吸い
込み室、 ３５，３６，３７ ガイドプレート、 ３８
開口部、 ３９ 後分離装置、 ４０ 通路、 ４１
ルーバ、 ４２ ホッパ、 ４３ ルーバ、 ４４
ケーシング、 ４５ フィルタ、 ４６集塵室、 ４７
フラップ、 ４８ ダスト捕集装置

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 供給通路を掘削するための吸い込み設備
   であって、車両に可動のジブが組み付けられていて、該
   ジブには収集容器が懸吊されており、該収集容器の下面
   には可動の閉鎖プレートが備えられていて、前記収集容
   器が吸い込みファンに接続されており、前記収集容器に
   は、吸い込み先端装置を有する吸い込みホースが設けら
   れていて、内部に分離装置が備えられている形式のもの
   において、 収集容器（６）の下面（１０）に荷降ろし装置が設けら
   れていて、閉鎖プレート（１２）が収集容器の下面頂部
   （１３）から側方に斜め上方に向かって延びており、前
   記収集容器には、下面頂部から側方の間隔をおいて、下
   方に突出する荷降ろし支持部材（１６）が取り付けられ
   ていることを特徴とする、供給通路を掘削するための吸
   い込み設備。
2. 【請求項２】 特に請求項１に記載の、供給通路を掘削
   するための吸い込み設備であって、車両に可動のジブが
   組み付けられていて、該ジブには収集容器が懸吊されて
   おり、該収集容器の下面には可動の閉鎖プレートが備え
   られていて、前記収集容器が吸い込みファンに接続され
   ており、前記収集容器には、吸い込み先端装置を有する
   吸い込みホースが設けられていて、内部に分離装置が備
   えられている形式のものにおいて、 収集容器（６）が、鉛直方向で環状に延びる容器周壁
   （８）と、鉛直方向の端壁（９）とを形成していて、中
   心軸線が水平になるように配置されており、閉鎖プレー
   ト（１２）が、環状に延びる前記容器周壁に配置されて
   いて、前記収集容器の下面頂部（１３）から側方に斜め
   上方に向かって延びていることを特徴とする、特に請求
   項１に記載の、供給通路を掘削するための吸い込み設
   備。
3. 【請求項３】 特に請求項１又は２記載の、供給通路を
   掘削するための吸い込み設備であって、車両に可動のジ
   ブが組み付けられていて、該ジブには収集容器が懸吊さ
   れており、該収集容器の下面には可動の閉鎖プレートが
   備えられていて、前記収集容器が吸い込みファンに接続
   されており、前記収集容器には、吸い込み先端装置を有
   する吸い込みホースが設けられていて、内部に分離装置
   が備えられている形式のものにおいて、 吸い込みホース（１８）が、１つの延在平面で直接的に
   収集容器（６）に接続されていて、吸い込みホースの収
   集容器への入り口では、まず最初に接線方向の搬送案内
   装置（２２）を備えた遠心分離装置（２３）が設けられ
   ていて、その後、収集容器から出口（１９）に向かう９
   ０゜変向装置（２８）と、少なくとも１つの別の分離装
   置とが設けられており、遠心分離装置（２３）が、衝撃
   分離装置（２４）によって制限されていて、該衝撃分離
   装置（２４）に、拡大された室（２６）を備えた重力分
   離装置（２７）が続いていることを特徴とする、特に請
   求項１又は２記載の、供給通路を掘削するための吸い込
   み設備。
4. 【請求項４】 荷降ろし支持部材（１６）が閉鎖プレー
   ト（１２）に取り付けられている、請求項１から３まで
   のいずれか１項記載の吸い込み設備。
5. 【請求項５】 下面（１０）に２つの閉鎖プレート（１
   ２）が、１つの下面頂部（１３）の両側に設けられてい
   る、請求項１から４までのいずれか１項記載の吸い込み
   設備。
6. 【請求項６】 閉鎖プレート（１２）が平らであって、
   旋回可能に枢着されている、請求項１から５までのいず
   れか１項記載の吸い込み設備。
7. 【請求項７】 収集容器（６）内に、９０゜変向装置
   （２８）に続いて、別の変向分離装置（２９）が設けら
   れている、請求項１から６までのいずれか１項記載の吸
   い込み設備。
8. 【請求項８】 吸い込みファン(２０)に、ダストのため
   の分離装置（２１）が後置されている、請求項１から７
   までのいずれか１項記載の吸い込み設備。
9. 【請求項９】 収集容器（６）の水平方向の全寸法が、
   鉛直方向の全寸法よりも大きい、請求項１から８までの
   いずれか１項記載の吸い込み設備。
10. 【請求項１０】 吸い込みファン（２０）に、ダストの
    ためのフィルタ（４５）が後置されている、請求項１か
    ら９までのいずれか１項記載の吸い込み設備。
11. 【請求項１１】 吸い込み先端装置（１７）に、接線方
    向の空気流入のための側方の開口部（３０）とガイドプ
    レート（３１）とが設けられている、請求項１から１０
    までのいずれか１項記載の吸い込み設備。