JPH08108351A - 混流生産システム - Google Patents
混流生産システムInfo
- Publication number
- JPH08108351A JPH08108351A JP6330280A JP33028094A JPH08108351A JP H08108351 A JPH08108351 A JP H08108351A JP 6330280 A JP6330280 A JP 6330280A JP 33028094 A JP33028094 A JP 33028094A JP H08108351 A JPH08108351 A JP H08108351A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing
- workpiece
- stocker
- machining
- line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
Landscapes
- General Factory Administration (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 1つの加工ラインで多品種の工作物の生産を
行う場合、発生するラインバランスロス、一部の工作機
械が停止してしまう稼働ロスを最小限に止める。 【構成】 加工ラインの中間に工作物用のストッカST
2,ST3を配設し、それを工作機械M1〜M3ごとの
加工時間の差によって発生するラインバランスロスを吸
収するためのストッカとして使用したり、1つの加工ラ
インを複数の独立した加工ラインとして用いるためのス
トッカとして使用する。
行う場合、発生するラインバランスロス、一部の工作機
械が停止してしまう稼働ロスを最小限に止める。 【構成】 加工ラインの中間に工作物用のストッカST
2,ST3を配設し、それを工作機械M1〜M3ごとの
加工時間の差によって発生するラインバランスロスを吸
収するためのストッカとして使用したり、1つの加工ラ
インを複数の独立した加工ラインとして用いるためのス
トッカとして使用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数種の加工物を同一
の加工ラインで加工する混流生産システムに関し、より
詳細には、加工物によって加工ステーションの工程数が
異なったり、加工ステーションでの加工時間に差がある
ために、ラインバランスが悪い加工物を生産する場合の
加工ラインの有効活用に関するものである。
の加工ラインで加工する混流生産システムに関し、より
詳細には、加工物によって加工ステーションの工程数が
異なったり、加工ステーションでの加工時間に差がある
ために、ラインバランスが悪い加工物を生産する場合の
加工ラインの有効活用に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の加工ラインにおいては、各
加工ステーションに自動加工機を配設し、加工ステーシ
ョン間の搬送を自動で行い、その投入部分と排出部分に
ストッカを配設している。そして加工物が各加工ステー
ションを順次搬送されていくに従って一連の加工処理を
完了することで、連続して加工物を加工する生産システ
ムが構成される。(例えば「産業用ロボット導入便覧」
製造業1992(社)日本産業用ロボット工業会P55
7“ロボットによるシリンダバレル加工ライン自動化シ
ステム”参照。)
加工ステーションに自動加工機を配設し、加工ステーシ
ョン間の搬送を自動で行い、その投入部分と排出部分に
ストッカを配設している。そして加工物が各加工ステー
ションを順次搬送されていくに従って一連の加工処理を
完了することで、連続して加工物を加工する生産システ
ムが構成される。(例えば「産業用ロボット導入便覧」
製造業1992(社)日本産業用ロボット工業会P55
7“ロボットによるシリンダバレル加工ライン自動化シ
ステム”参照。)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の加工ラインでは、各加工ステーションの加工時間が異
なる加工物の加工を行うと、ラインバランスのロスが発
生し、自動加工機の稼働率が低下するという問題点があ
った。
の加工ラインでは、各加工ステーションの加工時間が異
なる加工物の加工を行うと、ラインバランスのロスが発
生し、自動加工機の稼働率が低下するという問題点があ
った。
【0004】また、加工ステーション数よりも工程数が
少ない加工物の生産を行った場合には、使用しない加工
ステーションの自動加工機が停止して稼働ロスが発生す
るという問題点もあった。
少ない加工物の生産を行った場合には、使用しない加工
ステーションの自動加工機が停止して稼働ロスが発生す
るという問題点もあった。
【0005】そして、これらのロスを排除するのは原理
的に難しかった。
的に難しかった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、混流生産におい
て、加工工程数が異なる加工物、ラインバランスが悪い
工作物の加工を行っても、加工ラインの稼働ロスの発生
を少なくすることにある。
のであり、その目的とするところは、混流生産におい
て、加工工程数が異なる加工物、ラインバランスが悪い
工作物の加工を行っても、加工ラインの稼働ロスの発生
を少なくすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の混流生産システムでは、複数の加工ステーシ
ョンに配設された自動加工機と、加工物の識別装置と、
各加工ステーションに加工物を順次搬送する搬送装置
と、加工物を供給・排出するために加工ステーション群
の供給部と排出部に設けられたストッカとからなる加工
ラインで複数種の加工物に加工を施す混流生産システム
において、前記加工ラインの加工ステーション間にも加
工物を一時保管するストッカと、加工物を必要工程に応
じた加工経路に供給できるよう制御する制御装置を備え
たことを特徴とする。
に本発明の混流生産システムでは、複数の加工ステーシ
ョンに配設された自動加工機と、加工物の識別装置と、
各加工ステーションに加工物を順次搬送する搬送装置
と、加工物を供給・排出するために加工ステーション群
の供給部と排出部に設けられたストッカとからなる加工
ラインで複数種の加工物に加工を施す混流生産システム
において、前記加工ラインの加工ステーション間にも加
工物を一時保管するストッカと、加工物を必要工程に応
じた加工経路に供給できるよう制御する制御装置を備え
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明は、各加工ステーションに加工物を順次
搬送する搬送装置と各加工ステーションに配設された自
動加工機と、加工物の識別装置と、加工物を供給・排出
する際に加工物を一時保管しておくストッカと、加工ス
テーションの間にも配設されたストッカとから構成され
る加工ラインにおいて、加工ステーション数より加工工
程数が少ない加工物の生産を行う場合、加工ステーショ
ンの間に設置されたストッカを投入、あるいは排出のス
トッカとして使用し、1つの加工ラインを2本、3本の
個別の加工ラインとして使用する。
搬送する搬送装置と各加工ステーションに配設された自
動加工機と、加工物の識別装置と、加工物を供給・排出
する際に加工物を一時保管しておくストッカと、加工ス
テーションの間にも配設されたストッカとから構成され
る加工ラインにおいて、加工ステーション数より加工工
程数が少ない加工物の生産を行う場合、加工ステーショ
ンの間に設置されたストッカを投入、あるいは排出のス
トッカとして使用し、1つの加工ラインを2本、3本の
個別の加工ラインとして使用する。
【0009】加工ステーションのサイクルタイムが異な
り、ラインバランスが悪い加工物の生産を行う場合は、
加工ステーションの間に設置されたストッカをラインバ
ランスロス吸収用のストッカとして使用する。
り、ラインバランスが悪い加工物の生産を行う場合は、
加工ステーションの間に設置されたストッカをラインバ
ランスロス吸収用のストッカとして使用する。
【0010】前工程より後工程のサイクルタイムが長い
場合、その加工ステーションの間のストッカに加工物を
貯める。そのストッカより前の工程が終了してもストッ
カには加工物が貯められているので、ストッカより後工
程の加工は、続行されることになる。
場合、その加工ステーションの間のストッカに加工物を
貯める。そのストッカより前の工程が終了してもストッ
カには加工物が貯められているので、ストッカより後工
程の加工は、続行されることになる。
【0011】これにより、加工が完了している前工程の
加工ステーションを用いてそのステーション数で加工が
完了する加工物の生産を同時に行うことが可能となる。
加工ステーションを用いてそのステーション数で加工が
完了する加工物の生産を同時に行うことが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明に係る混流
生産システムの実施例を説明する。図1は混流生産シス
テムの構成を示すブロック図である。
生産システムの実施例を説明する。図1は混流生産シス
テムの構成を示すブロック図である。
【0013】図示を省略した工作物W1は、旋盤加工を
2工程、マシニングセンタ加工を1工程経ることによっ
て加工が完了するものとする。
2工程、マシニングセンタ加工を1工程経ることによっ
て加工が完了するものとする。
【0014】工作物投入用ストッカST1にストックさ
れた工作物W1は、図示を省略した搬送手段によって搬
送装置1に運ばれる。
れた工作物W1は、図示を省略した搬送手段によって搬
送装置1に運ばれる。
【0015】搬送装置1で搬送が行われている間に、画
像処理装置2によって工作物の種別がなされる。加工ラ
イン制御用コンピュータ4は加工ライン全体の制御を行
うコンピュータであり、5はその制御プログラムの記憶
装置である。
像処理装置2によって工作物の種別がなされる。加工ラ
イン制御用コンピュータ4は加工ライン全体の制御を行
うコンピュータであり、5はその制御プログラムの記憶
装置である。
【0016】加工ライン制御用コンピュータ4は、工作
物識別の情報を、各加工ステーションの数値制御装置N
C1,NC2,NC3に伝達する。数値制御装置NC
1,NC2,NC3は、工作物識別の信号により、予め
記憶している工作物W1の加工プログラムを呼び出す。
物識別の情報を、各加工ステーションの数値制御装置N
C1,NC2,NC3に伝達する。数値制御装置NC
1,NC2,NC3は、工作物識別の信号により、予め
記憶している工作物W1の加工プログラムを呼び出す。
【0017】工作物W1は、図示を省略した搬送手段と
搬送装置1により、旋盤M1、旋盤M2、および、マシ
ニングセンタM3に順に搬送され加工を完了する。
搬送装置1により、旋盤M1、旋盤M2、および、マシ
ニングセンタM3に順に搬送され加工を完了する。
【0018】加工が完了した工作物W1は、図示を省略
した搬送手段と搬送装置1によって加工完了工作物用ス
トッカST4に納められる。
した搬送手段と搬送装置1によって加工完了工作物用ス
トッカST4に納められる。
【0019】旋盤M2とマシニングセンタM3の間に配
設された中間ストッカST2・ST3は、上記の加工の
場合には使用しない。
設された中間ストッカST2・ST3は、上記の加工の
場合には使用しない。
【0020】以上が図1の加工ラインの構成、および、
通常の生産システムである。
通常の生産システムである。
【0021】この加工ラインでは、加工工程数がライン
の工程数より少ない工作物の生産を行う場合、以下のよ
うな生産システムで対応する。
の工程数より少ない工作物の生産を行う場合、以下のよ
うな生産システムで対応する。
【0022】図示を省略した工作物W2は、旋盤加工を
2工程経ることによって加工が完了する工作物である。
2工程経ることによって加工が完了する工作物である。
【0023】ストッカST1にストックされた工作物W
2は、画像処理装置2によって工作物の種別が行われ、
加工ライン制御用コンピュータ4により、数値制御装置
NC1,NC2、および、搬送装置1に情報が伝達され
る。加工が完了した工作物W2は、ストッカST2に納
められる。
2は、画像処理装置2によって工作物の種別が行われ、
加工ライン制御用コンピュータ4により、数値制御装置
NC1,NC2、および、搬送装置1に情報が伝達され
る。加工が完了した工作物W2は、ストッカST2に納
められる。
【0024】工作物W2を生産する場合は、マシニング
センタM3を使用しないので、マシニングセンタ加工、
1工程で加工が完了する図示を省略した工作物W3の生
産を工作物W2と同時に行うことが可能である。
センタM3を使用しないので、マシニングセンタ加工、
1工程で加工が完了する図示を省略した工作物W3の生
産を工作物W2と同時に行うことが可能である。
【0025】工作物W3は、ストッカST3にストック
される。工作物W3は画像処理装置3によって工作物の
種別が行われ、CPU4により数値制御装置NC3およ
び搬送装置1に情報が伝達される。マシニングセンタM
3の加工が完了した工作物W3は、図示を省略した搬送
手段と搬送装置1によってストッカST4に納められ
る。
される。工作物W3は画像処理装置3によって工作物の
種別が行われ、CPU4により数値制御装置NC3およ
び搬送装置1に情報が伝達される。マシニングセンタM
3の加工が完了した工作物W3は、図示を省略した搬送
手段と搬送装置1によってストッカST4に納められ
る。
【0026】このように、図1の加工ラインは、1つの
加工ラインであるが、2つの独立した加工ラインとして
も使用することができる。
加工ラインであるが、2つの独立した加工ラインとして
も使用することができる。
【0027】次に、ラインバランスが悪い工作物の生産
を行う場合の生産システムについて説明する。
を行う場合の生産システムについて説明する。
【0028】図示を省略した工作物W4は、旋盤加工を
2工程、マシニングセンタ加工を1工程経ることによっ
て加工が完了する工作物である。
2工程、マシニングセンタ加工を1工程経ることによっ
て加工が完了する工作物である。
【0029】この工作物W4の各工程のラインバランス
は非常に悪く、旋盤工程M1,M2に対して、マシニン
グセンタ工程M3のサイクルタイムが長くなっている。
は非常に悪く、旋盤工程M1,M2に対して、マシニン
グセンタ工程M3のサイクルタイムが長くなっている。
【0030】工作物投入用ストッカST1にストックさ
れた工作物W4は、図示を省略した搬送手段によって搬
送装置1に運ばれる。
れた工作物W4は、図示を省略した搬送手段によって搬
送装置1に運ばれる。
【0031】搬送装置1で搬送が行われている間に、画
像処理装置2によって工作物の種別がなされる。工作物
に種別信号の流れは、前述の通りであるので省略する。
像処理装置2によって工作物の種別がなされる。工作物
に種別信号の流れは、前述の通りであるので省略する。
【0032】工作物W4は、旋盤M1、旋盤M2の順に
加工が行われた後、図示を省略した搬送手段によりスト
ッカST3に一時保管される。
加工が行われた後、図示を省略した搬送手段によりスト
ッカST3に一時保管される。
【0033】これは、前記の通り、旋盤工程よりマシニ
ングセンタ工程の方が加工サイクルタイムが長いためで
ある。
ングセンタ工程の方が加工サイクルタイムが長いためで
ある。
【0034】マシニングセンタM3の加工サイクルが完
了して加工可能状態になると、ストッカST3に一時保
管されていた旋盤工程完了の工作物W4が、図示を省略
した搬送手段と搬送装置1によってマシニングセンタM
3に搬送され加工が行われる。加工が完了した工作物W
4は、図示を省略した搬送手段と搬送装置1によって加
工完了工作物用ストッカST4に納められる。
了して加工可能状態になると、ストッカST3に一時保
管されていた旋盤工程完了の工作物W4が、図示を省略
した搬送手段と搬送装置1によってマシニングセンタM
3に搬送され加工が行われる。加工が完了した工作物W
4は、図示を省略した搬送手段と搬送装置1によって加
工完了工作物用ストッカST4に納められる。
【0035】上記のように、この工作物W4の生産を行
っている間は、旋盤M2とマシニングセンタM3の間に
設けたストッカST3に、工作物W4が徐々に溜まって
いくことになる。
っている間は、旋盤M2とマシニングセンタM3の間に
設けたストッカST3に、工作物W4が徐々に溜まって
いくことになる。
【0036】工作物投入用ストッカST1にストックさ
れた工作物W4の全てが、旋盤M1,M2の加工を完了
した時点では、ストッカST3に工作物W4がストック
されているので、マシニングセンタM3による加工は続
行される。
れた工作物W4の全てが、旋盤M1,M2の加工を完了
した時点では、ストッカST3に工作物W4がストック
されているので、マシニングセンタM3による加工は続
行される。
【0037】加工ラインが上記の状態になったとき、旋
盤M1,M2は別の工作物の加工が可能な状態にあるの
で、工作物投入用ストッカST1、旋盤M1,M2、加
工完了工作物のストッカとして用いるST2を使用し
て、図示を省略した工作物W5の生産を行う。
盤M1,M2は別の工作物の加工が可能な状態にあるの
で、工作物投入用ストッカST1、旋盤M1,M2、加
工完了工作物のストッカとして用いるST2を使用し
て、図示を省略した工作物W5の生産を行う。
【0038】工作物W5は、旋盤2工程で加工が完了す
る工作物である。
る工作物である。
【0039】工作物投入用ストッカST1にストックさ
れた工作物W5は、図示を省略した搬送手段によって搬
送装置1に運ばれる。
れた工作物W5は、図示を省略した搬送手段によって搬
送装置1に運ばれる。
【0040】搬送装置1で搬送が行われている間に、画
像処理装置2によって工作物の種別がなされる。工作物
の種別信号の流れは、前述の通りであるので省略する。
像処理装置2によって工作物の種別がなされる。工作物
の種別信号の流れは、前述の通りであるので省略する。
【0041】工作物W5は、旋盤M1、旋盤M2の順に
加工が行われた後、図示を省略した搬送手段により加工
完了品ストッカST2に納められる。
加工が行われた後、図示を省略した搬送手段により加工
完了品ストッカST2に納められる。
【0042】このような状態では、1つの加工ラインで
2種類の工作物を同時に加工していることになる。
2種類の工作物を同時に加工していることになる。
【0043】次に、前述の構成の生産システムの制御シ
ステムについて、旋盤M1・旋盤M2・マシニングセン
タM3の工程を経て加工が完了する生産の事例を用い
て、その作用を図2により説明する。
ステムについて、旋盤M1・旋盤M2・マシニングセン
タM3の工程を経て加工が完了する生産の事例を用い
て、その作用を図2により説明する。
【0044】ストッカS1にストックされた図示を省略
した工作物は、画像処理装置2によって工作物の種別情
報が加工ライン制御用コンピュータ4に伝達され品種の
認識の後、現在加工している機種と同じものかどうかの
判断を行う(ステップ#10〜#20)。
した工作物は、画像処理装置2によって工作物の種別情
報が加工ライン制御用コンピュータ4に伝達され品種の
認識の後、現在加工している機種と同じものかどうかの
判断を行う(ステップ#10〜#20)。
【0045】工作物が現在加工している機種と同じ場合
は、数値制御装置NC1・NC2・NC3に工作物の種
別情報を伝達する(ステップ#70)。
は、数値制御装置NC1・NC2・NC3に工作物の種
別情報を伝達する(ステップ#70)。
【0046】工作物が現在加工しているものと違う場合
は、N/C加工情報フィルを制御プログラム記憶装置5
より検索し、旋盤M1・旋盤M2の加工時間とマシニン
グセンタM3の加工時間の比較を行う(ステップ#30
〜#40)。
は、N/C加工情報フィルを制御プログラム記憶装置5
より検索し、旋盤M1・旋盤M2の加工時間とマシニン
グセンタM3の加工時間の比較を行う(ステップ#30
〜#40)。
【0047】マシニングセンタM3の加工時間の方が旋
盤M1・旋盤M2の加工時間より長い場合は、中間スト
ッカST3の収納スペースの空きを確認する(ステップ
#50)。
盤M1・旋盤M2の加工時間より長い場合は、中間スト
ッカST3の収納スペースの空きを確認する(ステップ
#50)。
【0048】収納スペースに空きがない場合は、加工待
ちの状態にし(ステップ#60)、一定時間経過後に再
度中間ストッカST3の収納スペースの空きを確認する
(ステップ#50)。
ちの状態にし(ステップ#60)、一定時間経過後に再
度中間ストッカST3の収納スペースの空きを確認する
(ステップ#50)。
【0049】収納スペースに空きがある場合は、数値制
御装置NC1・NC2・NC3に種別情報を伝達する
(ステップ#70)。
御装置NC1・NC2・NC3に種別情報を伝達する
(ステップ#70)。
【0050】サイクルタイム比較(ステップ#40)
で、旋盤M1・旋盤M2の加工時間が、マシニングセン
タM3の加工時間と同じ、または、大きい場合は、数値
制御装置NC1・NC2・NC3に種別情報を伝達する
(ステップ#70)。
で、旋盤M1・旋盤M2の加工時間が、マシニングセン
タM3の加工時間と同じ、または、大きい場合は、数値
制御装置NC1・NC2・NC3に種別情報を伝達する
(ステップ#70)。
【0051】最後に、加工信号を数値制御装置NC1・
NC2・NC3に伝達し、数値制御装置NC1・NC2
・NC3の加工指示数のカウンタを1つ加算する。
NC2・NC3に伝達し、数値制御装置NC1・NC2
・NC3の加工指示数のカウンタを1つ加算する。
【0052】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば以下のような変形を加えてもよい。
のではなく、例えば以下のような変形を加えてもよい。
【0053】(1)上記実施例では加工工程間の中間ス
トッカを第2工程と第3工程の間に配設したが、加工ラ
インの全工程間に配設してもよい。
トッカを第2工程と第3工程の間に配設したが、加工ラ
インの全工程間に配設してもよい。
【0054】(2)上記実施例では、画像処理装置によ
って工作物の種別を認識したが、バーコードやICカー
ド、各種センサなどで識別してもよい。
って工作物の種別を認識したが、バーコードやICカー
ド、各種センサなどで識別してもよい。
【0055】(3)上記実施例は、各加工ステーション
に数値制御工作機械を配設した機械加工ラインである
が、各ステーションに自動組立機・自動電気実装機など
を含む自動加工機を配設したラインにも本発明は適用可
能である。
に数値制御工作機械を配設した機械加工ラインである
が、各ステーションに自動組立機・自動電気実装機など
を含む自動加工機を配設したラインにも本発明は適用可
能である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明の混流生産シ
ステムによれば、加工ラインの中間にも工作物用のスト
ッカを配設し、それを工作機械ごとの加工時間の差によ
って発生するラインバランスロスを吸収するためのスト
ッカとして使用したり、1つの加工ラインを複数の独立
した加工ラインとして用いるためのストッカとして使用
したりするので、1つの加工ラインで多品種の工作物の
生産を行う場合、発生するラインバランスロス、一部の
工作機械が停止してしまう稼働ロスを最小限に止めるこ
とができる。
ステムによれば、加工ラインの中間にも工作物用のスト
ッカを配設し、それを工作機械ごとの加工時間の差によ
って発生するラインバランスロスを吸収するためのスト
ッカとして使用したり、1つの加工ラインを複数の独立
した加工ラインとして用いるためのストッカとして使用
したりするので、1つの加工ラインで多品種の工作物の
生産を行う場合、発生するラインバランスロス、一部の
工作機械が停止してしまう稼働ロスを最小限に止めるこ
とができる。
【図1】本発明の実施例による混流生産システムの構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1の混流生産システムの動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
1 搬送装置 2 画像処理装置 3 画像処理装置 4 加工ライン制御用コンピュータ 5 制御プログラム記憶装置 M1 旋盤 M2 旋盤 M3 マシニングセンタ NC1〜3 数値制御装置 ST1 工作物投入用ストッカ ST2 中間ストッカ ST3 中間ストッカ ST4 加工完了工作物用ストッカ W1〜5 工作物
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の加工ステーションに配設された自
動加工機と、加工物の識別装置と、各加工ステーション
に加工物を順次搬送する搬送装置と、加工物を供給・排
出するために加工ステーション群の供給部と排出部に設
けられたストッカとからなる加工ラインで複数種の加工
物に加工を施す混流生産システムにおいて、前記加工ラ
インの加工ステーション間にも加工物を一時保管するス
トッカと、加工物を必要工程に応じた加工経路に供給で
きるよう制御する制御装置を備えたことを特徴とする混
流生産システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6330280A JPH08108351A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 混流生産システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6330280A JPH08108351A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 混流生産システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08108351A true JPH08108351A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=18230891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6330280A Withdrawn JPH08108351A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 混流生産システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08108351A (ja) |
-
1994
- 1994-10-05 JP JP6330280A patent/JPH08108351A/ja not_active Withdrawn
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