JPH08108321A - 放電加工機の放電状態検出装置 - Google Patents

放電加工機の放電状態検出装置

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JPH08108321A
JPH08108321A JP7189351A JP18935195A JPH08108321A JP H08108321 A JPH08108321 A JP H08108321A JP 7189351 A JP7189351 A JP 7189351A JP 18935195 A JP18935195 A JP 18935195A JP H08108321 A JPH08108321 A JP H08108321A
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integrating
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circuit
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電加工の放電状態における正常放電パルス
を的確に検出すること。 【解決手段】 電極2と被加工物3との加工間隙におけ
る放電電圧または放電電流に重畳する高周波成分を検出
するハイパスフィルタ4と、前記高周波成分を整流した
整流分vrec を出力する整流回路5と、その整流分vre
c を積分する積分回路8と、基準電圧vref を出力する
基準電圧出力回路40と、基準電圧vrefを積分する積
分回路8Bと、積分回路8による積分値Vint と積分回
路8Bによる積分値VintBとを比較する比較器10と、
積分回路8及び積分回路8Bの開始及び終了を制御する
放電発生検出回路6、ロジック回路62、遅延回路7及
びリセット回路9,9Bとからなる。これにより、放電
加工機の放電状態が正常放電パルスかアーク放電パルス
等の異常放電パルスかを判定するためのきめ細かな基準
値としての積分値VintBが設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電加工機の放電
加工における放電状態を検出する放電加工機の放電状態
検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、放電電圧波形の高周波成分の大小
を検出することで放電加工機の放電加工における放電状
態を判定できることが知られている。この放電電圧波形
は高周波成分を含む極めて複雑な波形である。したがっ
て、この放電電圧波形からその特徴波形成分だけを確実
に、且つ、高速に検出する技術は非常に重要である。
【0003】ここで、放電加工機の放電状態検出装置に
関連する先行技術文献としては、特開平5−29371
4号公報にて開示されたものが知られている。上記先行
技術文献と実質的に同一の構成からなる回路を示す図1
1を参照してその動作を説明する。図11において、2
は放電加工機の電極、3は被加工物であり、電極2と被
加工物3とにより加工間隙が形成される。1は放電加工
機の加工電源であり、この加工電源1から電極2と被加
工物3との加工間隙にパルス状の放電電圧が供給され
る。4は放電電圧の高周波成分を検出するハイパスフィ
ルタ、5はハイパスフィルタ4からの高周波成分を整流
する整流回路であり、整流回路5からは出力信号vrec
が出力される。また、6は電極2と被加工物3との加工
間隙の放電発生検出回路であり、放電発生検出回路6は
電極2と被加工物3との加工間隙の放電電圧を検出する
放電電圧検出回路60及び電極2と被加工物3との加工
間隙の放電電流を検出する放電電流検出回路61からな
る。
【0004】放電発生検出回路6の放電電圧検出回路6
0の出力信号60s 及び放電電流検出回路61の出力信
号61s はロジック回路62に入力される。7は遅延回
路であり、遅延回路7はハイパスフィルタ4の時定数t
H を計測する時定数回路70とロジック回路72とから
なる。ロジック回路62からの出力信号63は遅延回路
7の時定数回路70及びロジック回路72に入力され、
また、時定数回路70からの出力信号71はロジック回
路72に入力される。8は積分回路であり、積分回路8
は演算増幅器80、その演算増幅器80の反転(−)入
力側と出力側との間に接続されるコンデンサC1 及び整
流回路5の出力側と演算増幅器80の反転(−)入力側
との間に直列接続される抵抗R1 からなる。なお、演算
増幅器80の非反転(+)入力側はアースされている。
【0005】9はリセット回路であり、リセット回路9
はコンデンサC1 の両端子間にコレクタ−エミッタが接
続されたトランジスタからなる。遅延回路7のロジック
回路72からの出力信号73はリセット回路9に入力さ
れる。そして、10は比較器であり、積分回路8の演算
増幅器80からの出力信号である積分出力値Vint は比
較器10の反転(−)入力側に入力され、比較回路10
の非反転(+)入力側には基準電圧Vref が入力され
る。
【0006】図12は図11の要部における入出力信号
波形であり、図12のAは電極2と被加工物3との加工
間隙の放電電圧波形、図12のBはハイパスフィルタ4
の出力信号波形、図12のIはロジック回路72の出力
信号波形、図12のFは積分回路8の積分出力信号波形
である。
【0007】次に、その動作について図11及び図12
を参照して説明する。図11及び図12において、20
は電極2と被加工物3との加工間隙の放電電圧波形、T
onは放電パルス幅、Toff は休止時間である。電極2と
被加工物3との加工間隙に電圧が印加されたのち放電が
発生すると、放電電圧検出回路60及び放電電流検出回
路61からの出力信号は共にH(High:高)レベルとな
る。それらの出力信号はロジック回路62に入力され、
ロジック回路62ではそれらの入力信号が共にHレベ
ル、即ち、電極2と被加工物3との加工間隙に放電が発
生されると、L(Low:低)レベルが出力される。この時
刻を放電検出時刻t1 とする。t2 は放電検出時刻t1
を起点としてハイパスフィルタ4の時定数tH 後の時刻
(t2 =t1 +tH )、21は放電電圧の高周波成分、
22はハイパスフィルタ4の過渡特性に起因する外乱波
形をそれぞれ示し、時定数回路70ではロジック回路6
2の出力信号63の立下がりの時刻を起点としてtH 時
間、Hレベルが出力される。また、ロジック回路72に
はロジック回路62の出力信号63と時定数回路70の
出力信号71とが入力され、図12のIに示す出力信号
73が出力される。この出力信号73の立上がりの時刻
を図12のIにおいてt2 として示している。リセット
回路9ではロジック回路72の出力信号73がHレベル
の期間、積分回路8がリセットされる。即ち、ロジック
回路72の出力信号73がLレベルの期間のみ積分回路
8で整流回路5からの出力信号vrec が積分される。比
較器10では基準電圧Vref と図12のFに示す積分出
力Vint とが比較され、放電パルス幅Tonの終了時点で
積分出力Vint が基準電圧Vref よりも大きいときには
正常放電パルス、逆のときにはアーク放電パルス等の異
常放電パルスと判定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の放電
加工機においては、以下に述べるような不具合を有して
いた。まず、第1の不具合について図13を用いて説明
する。図13は同一加工電流値を選択した場合の放電電
圧波形20と積分出力値Vint との関係を示すタイムチ
ャートである。なお、図13(a)は放電パルス幅が大
きなTon1 の場合、図13(b)は放電パルス幅が小さ
なTon2 の場合をそれぞれ示す。積分回路8からの積分
出力値Vint は次式(1)で表される。 Vint =vrec ×Ton/(R1 ×C1 ) ・・・(1) ここで、vrec は整流回路5からの出力信号であり、T
onは放電パルス幅、また、R1 は積分回路8の積分ゲイ
ンを決定する抵抗値、C1 は積分回路8の積分ゲインを
決定する静電容量値である。放電電圧の高周波成分の大
きさは加工電流の大きさに依存することが知られてい
る。ところが、加工条件として同一の加工電流値を選択
しても、式(1)から明らかなように、積分出力値Vin
t は放電パルス幅Tonに比例している。
【0009】図13(a)及び図13(b)の積分出力
信号波形Fに示されるように、加工条件として設定する
放電パルス幅Tonに応じて基準値Vref を変更設定する
必要がある。放電パルス幅Tonは、最小2μsec 程度か
ら最大4096μsec 程度まで幅広い値が加工条件とし
て設定される。そして、式(1)に表されたように積分
出力値Vint は放電パルス幅Tonに比例するため、基準
電圧Vref も放電パルス幅Tonに対応する、図14に示
すような、データテーブルを用いて出力していた。この
ため、例えば、1025〜2048μsec の放電パルス
幅に対しては基準値としてVref11 を出力するというよ
うに、きめ細かな設定とはなっていなかった。
【0010】また、基準値Vref と比較する時刻を、放
電パルス幅によらず放電パルス幅が小さな場合のTon2
として一律とすることも可能であるが、放電パルス幅が
大きい場合に積分出力値Vint のS/N比が低下し検出
精度が低下することとなる。
【0011】次に、第2の不具合について図15、図1
6、図17を用いて説明する。図15は実公昭57−3
3949号公報に示される加工電源の回路図である。B
1 は直流電源、B2 は補助電源、S1 は第1のスイッ
チ、S2 は第2のスイッチ、D1 は第1のダイオード、
D2 は第2のダイオード、R2 は電流検出抵抗、C2 は
コンデンサ、L1 はリアクトル(Reactor)、400はパ
ルス発生器、300は第1のスイッチS1 の制御回路で
ある。
【0012】図16は図15の要部における入出力信号
波形である。第1のスイッチS1 と第2のスイッチS2
の1,0はそれぞれスイッチS1 、スイッチS2 のオン
/オフ状態をそれぞれ示し、iL1はリアクトルL1 に流
れる電流波形を示し、電流検出抵抗R2 により検出され
る。スイッチS2 は、放電パルス幅Tonの期間中オン状
態にある。制御回路300は出力電流が所定値になるよ
うにスイッチS1 を制御する。図16に示されるよう
に、スイッチS1 は放電パルス幅Tonの期間中に複数回
オン/オフ動作を繰返す。ここで、電流制限素子として
抵抗を使用した方式では抵抗で消費される電力が大きい
が、図15及び図16に示す方式はリアクトルL1 と制
御回路300により電流を制御する電流制御方式である
ため、回路内で消費される電力が極めて小さく優れた方
式であると言える。以下、このような加工電源をリアク
トル方式電源という。
【0013】図17は、図11に示す放電状態検出装置
でリアクトル方式電源を使用したときの要部の入出力信
号波形を示す。図17のAは放電電圧波形、図17のB
はハイパスフィルタ4の出力信号波形、図17のIはロ
ジック回路72の出力信号波形、図17のFは積分回路
8の出力信号波形である。図17のAにおいて、放電電
圧波形20には高周波成分21以外に、23で示される
ような、スイッチS1のオン/オフに同期したスパイク
状の電圧が現れる。このスパイク電圧23は放電加工現
象とは無関係にスイッチS1 の動作によって発生する高
周波成分であり、放電加工現象の高周波成分を検出する
ことを目的とする図11の放電状態検出装置ではスパイ
ク電圧23による誤検出が発生する。
【0014】以下、この誤検出の動作について説明す
る。図17のBのハイパスフィルタ4の出力信号波形に
も図17のAの放電電圧波形のスパイク電圧23の成分
がスパイク電圧24として現れる。スパイク電圧24が
出現する時間幅は、スイッチS1 のオン時にb1 、スイ
ッチS1 のオフ時にb2 であり、このスパイク電圧24
が出現する時間幅は加工電流の大きさに依存することが
知られている。図17のFは積分回路8の出力信号波形
を示すが、スパイク電圧24が発生する毎に実線で示す
ように、その積分出力値が大きくなっている。加工電源
としてリアクトル方式電源を使用した場合の積分出力値
Vint2、使用しない場合の積分出力値Vint1として示
す。積分出力値Vint2は積分出力値Vint1よりも十分大
きな値を示すため、検出すべき放電現象に起因する高周
波成分を正確に検出することができない。即ち、放電現
象としての高周波成分の積分出力値が小さく本来、アー
ク放電パルス等の異常放電パルスと判定されるべき放電
パルスを正常放電パルスと判定するような誤検出が発生
する。
【0015】そこで、本発明は、かかる不具合を解決す
るためになされたもので、放電加工の放電状態における
正常放電パルスを的確に検出することができる放電加工
機の放電状態検出装置の提供を課題としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる放電加
工機の放電状態検出装置は、電極と被加工物との加工間
隙における放電電圧または放電電流に重畳する高周波成
分を検出する高周波成分検出手段と、前記高周波成分検
出手段で検出された前記高周波成分の大きさを時間積分
する第1の積分手段と、基準電圧を出力する基準電圧出
力手段と、前記基準電圧出力手段から出力された前記基
準電圧の大きさを時間積分する第2の積分手段と、前記
第1の積分手段及び前記第2の積分手段における積分の
開始及び終了を制御する制御手段と、前記制御手段で制
御された前記第1の積分手段による積分値と前記第2の
積分手段による積分値とを比較する比較手段とを具備す
るものである。
【0017】請求項2にかかる放電加工機の放電状態検
出装置は、請求項1の前記第1の積分手段で時間積分す
る前記高周波成分の大きさを前記高周波成分を整流した
整流分の大きさとするものである。
【0018】請求項3にかかる放電加工機の放電状態検
出装置は、電極と被加工物との加工間隙における放電電
圧または放電電流に重畳する高周波成分を検出する高周
波成分検出手段と、前記高周波成分検出手段で検出され
た前記高周波成分を整流した整流分を出力する整流手段
と、前記整流手段から出力された前記整流分を積分する
第1の積分手段と、基準電圧を出力する基準電圧出力手
段と、前記基準電圧出力手段から出力された前記基準電
圧の大きさを時間積分する第2の積分手段と、加工電源
の電流制御のための内部スイッチング素子の動作に基づ
き所定時間だけ前記第1の積分手段及び前記第2の積分
手段における積分を停止する積分停止手段と、前記第1
の積分手段及び前記第2の積分手段における積分の開始
及び終了を制御する制御手段と、前記制御手段で制御さ
れた前記第1の積分手段による積分値と前記第2の積分
手段による積分値とを比較する比較手段とを具備するも
のである。
【0019】請求項4にかかる放電加工機の放電状態検
出装置は、電極と被加工物との加工間隙における放電電
圧または放電電流に重畳する高周波成分を検出する高周
波成分検出手段と、前記高周波成分検出手段で検出され
た前記高周波成分を整流した整流分を出力する整流手段
と、基準電圧を出力する基準電圧出力手段と、前記整流
手段から出力された前記整流分と前記基準電圧出力手段
から出力された前記基準電圧との差分を出力する差分出
力手段と、前記差分出力手段から出力された前記差分を
時間積分する積分手段と、加工電源の電流制御のための
内部スイッチング素子の動作に基づき所定時間だけ前記
積分手段における積分を停止する積分停止手段と、前記
積分手段における積分の開始及び終了を制御する制御手
段と、前記制御手段で制御された前記積分手段による積
分値と所定の基準値とを比較する比較手段とを具備する
ものである。
【0020】請求項5にかかる放電加工機の放電状態検
出装置は、電極と被加工物との加工間隙における放電電
圧または放電電流に重畳する高周波成分を検出する高周
波成分検出手段と、前記高周波成分検出手段で検出され
た前記高周波成分を整流した整流分を出力する整流手段
と、前記整流手段から出力された前記整流分の大きさを
時間積分する第1の積分手段と、基準電圧を出力する基
準電圧出力手段と、前記基準電圧出力手段から出力され
た前記基準電圧の大きさを時間積分する第2の積分手段
と、加工電源の電流制御のための内部スイッチング素子
の動作に基づき所定時間だけ前記第1の積分手段及び前
記第2の積分手段における積分を停止する積分停止手段
と、前記積分停止手段で積分を停止する前記所定時間の
長さを加工電流値の大きさに応じて変更する時間変更手
段と、前記第1の積分手段及び前記第2の積分手段にお
ける積分の開始及び終了を制御する制御手段と、前記制
御手段で制御された前記第1の積分手段による積分値と
前記第2の積分手段による積分値とを比較する比較手段
とを具備するものである。
【0021】請求項6にかかる放電加工機の放電状態検
出装置は、電極と被加工物との加工間隙における放電電
圧または放電電流に重畳する高周波成分を検出する高周
波成分検出手段と、前記高周波成分検出手段で検出され
た前記高周波成分を整流した整流分を出力する整流手段
と、連続する複数の放電パルス数をカウントするカウン
ト手段と、前記整流手段から出力された前記整流分の大
きさを時間積分し、前記カウント手段でカウントされた
放電パルス数だけ加算する第1の積分手段と、基準電圧
を出力する基準電圧出力手段と、前記基準電圧出力手段
から出力された前記基準電圧の大きさを時間積分し、前
記カウント手段でカウントされた放電パルス数だけ加算
する第2の積分手段と、前記第1の積分手段及び前記第
2の積分手段における積分の開始及び終了を制御する制
御手段と、前記制御手段で制御された前記第1の積分手
段による積分値と前記第2の積分手段による積分値とを
比較する比較手段とを具備するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的な実施の形
態に基づいて説明する。 実施の形態1.図1は本発明の第一の実施の形態にかか
る放電加工機の放電状態検出装置の構成を示す回路図で
ある。なお、前述の従来装置と同様の構成または相当部
分からなるものについては同一符号及び同一記号を付し
て示す。図1において、2は放電加工機の電極、3は被
加工物であり、電極2と被加工物3とにより加工間隙が
形成される。1は放電加工機の加工電源であり、この加
工電源1から電極2と被加工物3との加工間隙にパルス
状の放電電圧が供給される。4は放電電圧の高周波成分
を検出するハイパスフィルタ、5はハイパスフィルタ4
からの高周波成分を整流する整流回路であり、整流回路
5からは整流された出力信号vrec が出力される。ま
た、6は電極2と被加工物3との加工間隙の放電発生検
出回路であり、放電発生検出回路6は電極2と被加工物
3との加工間隙の放電電圧を検出する放電電圧検出回路
60及び電極2と被加工物3との加工間隙の放電電流を
検出する放電電流検出回路61からなる。
【0023】放電発生検出回路6の放電電圧検出回路6
0及び放電電流検出回路61の出力信号はロジック回路
62に入力される。7は遅延回路であり、遅延回路7は
ハイパスフィルタ4の時定数tH を計測する時定数回路
70とロジック回路72とからなる。ロジック回路62
からの出力信号63は遅延回路7の時定数回路70及び
ロジック回路72に入力され、また、時定数回路70か
らの出力信号71はロジック回路72に入力される。8
は積分回路であり、積分回路8は演算増幅器80、その
演算増幅器80の反転(−)入力側と出力側との間に接
続されるコンデンサC1 及び整流回路5の出力側と演算
増幅器80の反転(−)入力側との間に直列接続された
抵抗R1 からなる。なお、演算増幅器80の非反転
(+)入力側はアースされている。
【0024】9はリセット回路であり、リセット回路9
はコンデンサC1 の両端子間にコレクタ−エミッタが接
続されたトランジスタからなる。遅延回路7のロジック
回路72からの出力信号73はリセット回路9のトラン
ジスタのベースに入力される。10は比較器であり、積
分回路8の演算増幅器80からの出力信号である積分出
力値Vint は比較器10の反転(−)入力側に入力され
る。
【0025】40は基準電圧出力回路、8Bは積分回路
であり、この積分回路8Bは積分回路8と同様の構成で
演算増幅器80B、その演算増幅器80Bの反転(−)
入力側と出力側との間に接続されるコンデンサC1B及び
基準電圧出力回路40の出力側と演算増幅器80Bの反
転(−)入力側との間に直列接続された抵抗R1Bからな
る。基準電圧出力回路40からの基準電圧vref は積分
回路8Bの抵抗R1Bに入力される。また、9Bはリセッ
ト回路であり、リセット回路9Bは、リセット回路9と
同様の構成でコンデンサC1Bの両端子間にコレクタ−エ
ミッタが接続されたトランジスタからなる。遅延回路7
のロジック回路72からの出力信号73はリセット回路
9Bのトランジスタのベースに入力される。積分回路8
Bの演算増幅器80Bからの出力信号である積分出力値
VintBは比較器10の非反転(+)入力側に入力され
る。
【0026】前述の従来装置における図11及び図12
の基準電圧Vref と本実施の形態装置である図1の基準
電圧出力回路40から出力される基準電圧vref には次
式(2)に示す関係がある。 Vref =vref ×Ton/(R1B×C1B) ・・・(2) したがって、積分回路8Bにて基準電圧vref が時間積
分された積分出力値VintBは、式(2)に示す基準電圧
Vref の値となる。比較回路10では高周波成分の積分
出力値Vint と基準電圧vref の積分出力値VintBとが
比較され、積分出力値Vint が積分出力値VintBよりも
大きい場合には出力信号が“0”で正常放電パルス、逆
の場合には出力信号が“1”でアーク放電パルス等の異
常放電パルスと判定される。
【0027】次に、上述の比較回路10からの出力信号
に基づくフィードバック制御について説明する。図1に
おいて、110は加工間隙の不良等から生じるアーク放
電パルス等の異常放電パルスを判別する異常放電判別回
路であり、異常放電判別回路110で所定のタイミング
における比較回路10からの出力信号が“1”であり異
常放電パルスと判別されると、その回数がICによって
構成されたカウンタCT1によってカウントされる。12
0は正常放電パルスを判別する正常放電判別回路であ
り、正常放電判別回路120で所定のタイミングにおけ
る比較回路10からの出力信号が“0”であり正常放電
パルスと判別されると、その回数がICによって構成さ
れたカウンタCT2によってカウントされる。
【0028】カウンタCT1からは異常放電パルスを例え
ば、4個カウントすると信号が出力され、その信号が例
えば、0〜9の10段のアップダウンカウンタCT4のア
ップ(UP)端子に入力される。また、カウンタCT2か
らは正常放電パルスを例えば、8個カウントすると信号
が出力され、その信号がカウンタCT1のクリア信号入力
端子及びカウンタCT3に入力される。カウンタCT3はカ
ウンタCT2からの出力信号が例えば、8個または16個
に達すると信号を出力し、その信号がアップダウンカウ
ンタCT4のダウン(DOWN)端子に入力される。更
に、カウンタCT1の出力信号はカウンタCT3のクリア信
号入力端子に入力されている。
【0029】なお、カウンタCT1,CT2,CT3は各々の
カウント数が各設定カウント数に達するとそれぞれ自己
のカウント数をクリアするように構成されている。即
ち、カウンタCT2で正常放電パルスが8個カウントされ
る前にカウンタCT1で異常放電パルスが4個カウントさ
れるとアップダウンカウンタCT4のカウント数が1つア
ップされ、カウンタCT3のカウント数がクリアされる。
ここで、カウンタCT2が8個のカウントを8回または1
6回カウントされる間にカウンタCT1が一度もカウンタ
CT2の各8個カウントの間に4個カウントされることが
なければカウンタCT3に出力を生じ、アップダウンカウ
ンタCT4のカウント数が1つダウンされる。
【0030】130はアップダウンカウンタCT4のクリ
ア信号入力端子、DSはアップダウンカウンタCT4に0
または9以外の任意のカウント数を手動設定するディジ
タルスイッチ、DはアップダウンカウンタCT4のカウン
ト数に対応する0〜9の1つの出力端子に信号を出力す
るデコーダ、140は往復運動の離隔距離、往復移動の
周期(または近接時の加工時間)が0〜9の10段に設
定された加工条件設定部である。加工条件設定部140
ではデコーダDからの出力に対応して選択されたN段目
の加工条件が作動され、予め設定されている所定の周期
で所定の離隔距離を確保するためのパルス幅の電極上昇
パルス信号が端子150aからサーボ制御部150に入
力され、電極2が被加工物3に対してサーボ送り制御さ
れる。
【0031】そして、カウンタCT1またはカウンタCT3
から信号が出力されアップダウンカウンタCT4のカウン
ト数がアップまたはダウンされ変化しない限り、加工条
件設定部140の動作段も変化されず、その動作段に予
め設定されている周期で予定された開離距離の開離作動
をサーボ制御部150に行わせるための設定パルス幅の
信号が繰返し出力される。
【0032】このように構成されることで、往復運動の
開離距離が2段階以上の長短に選択することのできる加
工条件設定部140は、異常放電判別回路110が所定
期間内、即ち、カウンタCT2が正常放電パルスを8個カ
ウントする期間内に、カウンタCT1によって異常放電パ
ルスが4個異常カウントされればアップダウンカウンタ
CT4のカウント数を1個マスクして加工条件設定部14
0を開離距離が大きくまたは長くなるように切換える。
【0033】逆に、開離距離が短くなるように加工条件
設定部140を切換える場合には、カウンタCT3のクリ
ア後、即ち、カウンタCT1の出力があって一旦、加工条
件設定部140が開離距離を長くするよう切換えられた
のち、異常放電判別回路110が所定期間よりも長い期
間の間、即ち、カウンタCT2が正常放電パルスを8個カ
ウントするのを1回以上の8回または16回カウンタC
T3がカウントする間カウンタCT1が一度も異常放電パル
スを4個以上カウントすることがなければ、アップダウ
ンカウンタCT4にダウン信号が入力され、そのカウント
数が1つダウンされるように作動されるため、常に異常
放電パルスが発生せず、正常放電パルスによる安定加工
できる側に往復移動の開離距離が切換えられ、維持され
るのである。
【0034】このように、本実施の形態の放電加工機の
放電状態検出装置は、電極2と被加工物3との加工間隙
における放電電圧または放電電流に重畳する高周波成分
を検出するハイパスフィルタ4からなる高周波成分検出
手段と、前記高周波成分検出手段で検出された前記高周
波成分の大きさを時間積分する積分回路8からなる第1
の積分手段と、基準電圧vref を出力する基準電圧出力
回路40からなる基準電圧出力手段と、前記基準電圧出
力手段から出力された基準電圧vref の大きさを時間積
分する積分回路8Bからなる第2の積分手段と、前記第
1の積分手段及び前記第2の積分手段における積分の開
始及び終了を制御する放電発生検出回路6、ロジック回
路62、遅延回路7及びリセット回路9,9Bからなる
制御手段と、前記制御手段で制御された前記第1の積分
手段による積分値Vint と前記第2の積分手段による積
分値VintBとを比較する比較器10からなる比較手段と
を具備する実施の形態とすることができる。
【0035】したがって、ハイパスフィルタ4では電極
2と被加工物3との加工間隙における放電電圧または放
電電流に重畳する高周波成分が検出される。この高周波
成分の大きさが積分回路8で時間積分される。また、積
分回路8Bで基準電圧出力回路40から出力される基準
電圧vref の大きさが時間積分される。ここで、放電発
生検出回路6、ロジック回路62、遅延回路7及びリセ
ット回路9,9Bにて積分回路8及び積分回路8Bにお
ける積分の開始及び終了が制御される。そして、比較器
10により積分回路8による積分値Vint と積分回路8
Bによる積分値VintBとが比較される。
【0036】故に、放電加工機の放電状態が正常放電パ
ルスかアーク放電パルス等の異常放電パルスかを判定す
るための比較値として、積分回路8Bで基準電圧vref
が時間積分され、その積分値VintBが採用されること
で、きめ細かな基準値設定を行うことができる。
【0037】また、本実施の形態の放電加工機の放電状
態検出装置における積分回路8からなる第1の積分手段
は、時間積分する高周波成分の大きさを高周波成分を整
流回路5にて整流した整流分vrec の大きさとする実施
の形態とすることができる。
【0038】このように、高周波成分が整流された整流
分vrec の大きさが時間積分された積分値はその変動量
を小さくすることができる。このため、正常放電パルス
かアーク放電パルス等の異常放電パルスかの判定が正確
となる。
【0039】実施の形態2.図2は本発明の第二の実施
の形態にかかる放電加工機の放電状態検出装置の構成を
示す回路図である。なお、上述の実施の形態と同様の構
成または相当部分からなるものについては同一符号また
は同一記号を付して、その詳細な説明を省略する。ま
た、比較回路10からの出力信号に基づくフィードバッ
ク制御における回路構成については上述の実施の形態と
同様であり省略する。図2において、スイッチ30は整
流回路5と積分回路8との間に配設され、整流回路5で
整流された出力信号vrec の積分回路8への入力を制御
する。また、スイッチ30Bは基準電圧出力回路40と
積分回路8Bとの間に配設され、基準電圧出力回路40
からの基準電圧vref の積分回路8Bへの入力を制御す
る。スイッチ30,30Bは積分回路8,8Bの積分動
作を停止する機能を有し、この動作を以下、マスクとい
う。S1 は図16におけるS1 と同一のもので、放電電
源1の電流制御のための内部スイッチング素子のオン/
オフ状態を示す信号、50は電流制御スイッチング素子
のオン立上がり時にマスク時間幅m1 を出力するマスク
時限出力回路、50s はその出力信号、51は電流制御
スイッチング素子のオフ立下がり時にマスク時間幅m2
を出力するマスク時限出力回路、51s はその出力信号
である。52はロジック回路でありマスク時限出力回路
50からの出力信号50s とマスク時限出力回路51か
らの出力信号51s の論理ORで反転された出力信号5
3を出力する。54はロジック回路でありロジック回路
62からの出力信号63とロジック回路52からの出力
信号53との論理ANDの出力信号55を出力する。こ
のロジック回路54からの出力信号55はスイッチ3
0,30Bを駆動する。出力信号55がHレベルのとき
スイッチ30,30Bはオフ、Lレベルのときスイッチ
30,30Bはオンする。
【0040】図2に示すマスク時限出力回路50,51
は、例えば、図3に示すようなワンショットマルチバイ
ブレータ(単安定マルチバイブレータ)500,510
にて構成される。ワンショットマルチバイブレータ50
0からは信号S1 のオン立上がり時に抵抗R500 及びコ
ンデンサC500 の回路定数で設定される所定のマスク時
間幅m1が出力される。また、ワンショットマルチバイ
ブレータ510からは信号S2 のオフ立下がり時に抵抗
R510 及びコンデンサC510 の回路定数で設定される所
定のマスク時間幅m2 が出力される。
【0041】次に、その動作について図4を用いて説明
する。図4は図2の要部における入出力信号波形を示す
タイムチャートである。従来装置の入出力信号波形を示
す図17と同一または相当部分には同一符号または同一
記号を付して示して、その説明を省略する。図4のAは
放電電圧波形、図4のBはハイパスフィルタ4の出力信
号波形、図4のIはロジック回路72の出力信号波形、
図4のS1 は加工電源1の放電電流制御のための内部ス
イッチング素子の出力信号波形、図4のM1 はマスク時
限出力回路50の出力信号波形を示し、放電電流制御の
ための内部スイッチング素子のオン立上がり時にマスク
時間幅m1 のマスク信号を出力する。図4のM2 はマス
ク時限出力回路51の出力信号波形を示し、マスク時限
出力回路51は加工電源1の電流制御のための内部スイ
ッチング素子のオフ立下がり時にマスク時間幅m2 のマ
スク信号を出力する。マスク時間幅m1 はスパイク電圧
24の時間幅b1 よりも大きな値に設定し、マスク時間
幅m2 はスパイク電圧24の時間幅b2よりも大きな値
に設定する。図4のFは整流回路5の出力信号vrec を
積分回路8で時間積分した出力波形を示す。図4のGは
基準電圧出力回路40からの基準信号vref を積分回路
8Bで時間積分した出力波形を示す。マスク時間幅m1
,m2 の間は積分回路8,8Bの積分動作は停止し、
積分波形はその間値を保持する。図4のFから分かるよ
うに、スパイク電圧24の影響は完全に排除され、図1
7のFのVint2で示すような誤検出はない。整流出力の
積分動作が停止している間、基準電圧の積分動作も停止
しており、比較器10で判定する段階で正常放電パルス
またはアーク放電パルス等の異常放電パルスを誤判定す
ることはない。
【0042】このように、本実施の形態の放電加工機の
放電状態検出装置は、電極2と被加工物3との加工間隙
における放電電圧または放電電流に重畳する高周波成分
を検出するハイパスフィルタ4からなる高周波成分検出
手段と、前記高周波成分検出手段で検出された前記高周
波成分を整流した整流分vrec を出力する整流回路5か
らなる整流手段と、前記整流手段から出力された整流分
vrec の大きさを時間積分する積分回路8からなる第1
の積分手段と、基準電圧vref を出力する基準電圧出力
回路40からなる基準電圧出力手段と、前記基準電圧出
力手段から出力された基準電圧vref の大きさを時間積
分する積分回路8Bからなる第2の積分手段と、加工電
源1の電流制御のための内部スイッチング素子のオン時
及びオフ時に基づき所定時間m1,m2 だけ前記第1の積
分手段及び前記第2の積分手段における積分を停止する
マスク時限出力回路50,51、論理回路52,54及
びスイッチ30,30Bからなる積分停止手段と、前記
第1の積分手段及び前記第2の積分手段における積分の
開始及び終了を制御する放電発生検出回路6、ロジック
回路62、遅延回路7及びリセット回路9,9Bからな
る制御手段と、前記制御手段で制御された前記第1の積
分手段による積分値Vint と前記第2の積分手段による
積分値VintBとを比較する比較器10からなる比較手段
とを具備する実施の形態とすることができる。
【0043】したがって、ハイパスフィルタ4では電極
2と被加工物3との加工間隙における放電電圧または放
電電流に重畳する高周波成分が検出される。この高周波
成分が整流回路5で整流され出力される整流分vrec の
大きさが積分回路8で時間積分される。また、積分回路
8Bで基準電圧出力回路40から出力される基準電圧v
ref の大きさが時間積分される。マスク時限出力回路5
0,51、論理回路52,54及びスイッチ30,30
Bでは加工電源1の電流制御のための内部スイッチング
素子のオン時及びオフ時の動作に基づき所定時間m1 ,
m2 だけ積分回路8及び積分回路8Bにおける積分が停
止される。ここで、放電発生検出回路6、ロジック回路
62、遅延回路7及びリセット回路9,9Bにて積分回
路8及び積分回路8Bにおける積分の開始及び終了が制
御される。そして、比較器10により積分回路8による
積分値Vint と積分回路8Bによる積分値VintBとが比
較される。
【0044】故に、加工電源1の電流制御のための内部
スイッチング素子の動作に同期して所定時間m1 ,m2
だけ積分動作が停止されることで、外乱の影響を排除し
正確に放電状態を検出することができる。
【0045】実施の形態3.図5は本発明の第三の実施
の形態にかかる放電加工機の放電状態検出装置の構成を
示す回路図である。なお、上述の実施の形態と同様の構
成または相当部分からなるものについては同一符号また
は同一記号を付してその詳細な説明を省略する。また、
比較回路10からの出力信号に基づくフィードバック制
御における回路構成については上述の実施の形態と同様
であり省略する。図5において、35は差分回路であ
り、整流回路5からの出力信号vrec と基準電圧出力回
路40からの基準電圧vref の差分である出力信号37
を出力する。この差分回路35からの出力信号37は上
述の第二の実施の形態の場合と同様に、スイッチ30が
マスク時間幅m1 ,m2 の間だけ動作され積分回路8と
切離されることで積分回路8の積分動作は停止する。
【0046】ここで、第二の実施の形態では整流回路5
からの出力信号vrec の大きさを時間積分した値Vint
と基準電圧出力回路40からの基準電圧vref の大きさ
を時間積分した値VintBを比較器10で比較して正常放
電パルスまたはアーク放電パルス等の異常放電パルスで
あるかを判定しており、スイッチ30,30Bと積分回
路8,8B、リセット回路9,9Bがそれぞれ2個ずつ
必要である。これに対して、本実施の形態では整流回路
5からの出力信号vrec と基準電圧出力回路40からの
基準電圧vref の差分を時間積分し、最後に比較器10
で値0と比較して正常放電パルスまたはアーク放電パル
ス等の異常放電パルスであるかを判定している。即ち、
本実施の形態では第二の実施の形態と同様の判定が、ス
イッチ30、積分回路8、リセット回路9をそれぞれ1
つずつにて達成できるのである。
【0047】このように、本実施の形態の放電加工機の
放電状態検出装置は、電極2と被加工物3との加工間隙
における放電電圧または放電電流に重畳する高周波成分
を検出するハイパスフィルタ4からなる高周波成分検出
手段と、前記高周波成分検出手段で検出された前記高周
波成分を整流した整流分vrec を出力する整流回路5か
らなる整流手段と、基準電圧vref を出力する基準電圧
出力回路40からなる基準電圧出力手段と、前記整流手
段から出力された整流分vrec と前記基準電圧出力手段
から出力された基準電圧vref との差分を出力する差分
回路35からなる差分出力手段と、前記差分出力手段か
ら出力された差分を時間積分する積分回路8からなる積
分手段と、加工電源1の電流制御のための内部スイッチ
ング素子のオン時及びオフ時に基づき所定時間m1 ,m
2 だけ前記積分手段における積分を停止するマスク時限
出力回路50,51、論理回路52,54及びスイッチ
30からなる積分停止手段と、前記積分手段における積
分の開始及び終了を制御する放電発生検出回路6、ロジ
ック回路62、遅延回路7及びリセット回路9からなる
制御手段と、前記制御手段で制御された前記積分手段に
よる積分値Vint と基準値0(ゼロ)とを比較する比較
器10からなる比較手段とを具備する実施の形態とする
ことができる。
【0048】したがって、ハイパスフィルタ4では電極
2と被加工物3との加工間隙における放電電圧または放
電電流に重畳する高周波成分が検出される。この高周波
成分が整流回路5で整流され出力される整流分vrec と
基準電圧出力回路40から出力される基準電圧vref と
の差分が積分回路8にて時間積分される。マスク時限出
力回路50,51、論理回路52,54及びスイッチ3
0では加工電源1の電流制御のための内部スイッチング
素子のオン時及びオフ時に基づき所定時間m1,m2 だ
け積分回路8における積分が停止される。ここで、放電
発生検出回路6、ロジック回路62、遅延回路7及びリ
セット回路9にて積分回路8の積分の開始及び終了が制
御される。そして、比較器10により積分回路8による
積分値Vint と基準値0とが比較される。
【0049】故に、高周波成分の整流分vrec と基準電
圧vref との差分が時間積分されることで、積分回路8
及び所定時間m1 ,m2 だけ積分を停止するスイッチ3
0の個数が削減され、回路構成の簡略化が可能である。
【0050】実施の形態4.図6は本発明の第四の実施
の形態にかかる放電加工機の放電状態検出装置の構成を
示す回路図である。なお、図6は第二の実施の形態の図
2にマスク時限変更回路56を追加したもので、その
他、上述の実施の形態と同様の構成または相当部分から
なるものについては同一符号または同一記号を付してそ
の詳細な説明を省略する。また、比較回路10からの出
力信号に基づくフィードバック制御における回路構成に
ついては上述の実施の形態と同様であり省略する。図6
において、図4のBのスパイク電圧24の時間幅b1 ,
b2 は加工電流値に依存することが知られている。加工
電流値を取込んだマスク時限変更回路56は出力信号5
7,58を出力する。これら出力信号57,58はそれ
ぞれマスク時限出力回路50,51に入力される。例え
ば、加工電流値が大きいときには、マスク時限変更回路
56からの出力信号57でマスク時限出力回路50のマ
スク時間幅m1 が大きくされる。一方、加工電流値が小
さいときには、マスク時限変更回路56からの出力信号
58でマスク時限出力回路51のマスク時間幅m2 が小
さくされる。
【0051】次に、マスク時限変更回路56及びマスク
時限出力回路50,51について図7及び図8を参照し
て詳述する。なお、図7はマスク時限出力回路による加
工電流値及びマスク時間幅に対応する時間幅変更信号を
示すデータテーブル、図8はマスク時限出力回路の構成
を示す回路図である。マスク時限変更回路56からは、
図7に示すようなデータテーブルを用い、そのときの加
工電流値に対応するマスク時間幅m1,m2 により図6に
示す出力信号57,58としての時間幅変更信号a1,a
2 が出力される。例えば、加工電流値1〜20(A)に
対応して時間幅変更信号a1 が出力され、加工電流値2
1〜80(A)に対応して時間幅変更信号a2 が出力さ
れる。
【0052】これら時間変更信号a1,a2 は、図8に示
すように、マスク時限出力回路50,51に出力され
る。マスク時限出力回路50はワンショットマルチバイ
ブレータ500,501、マスク時限出力回路51はワ
ンショットマルチバイブレータ510,511からそれ
ぞれ構成される。ワンショットマルチバイブレータ50
0からは抵抗R500 及びコンデンサC500 にて回路定数
であるマスク時間幅m1として2μsec が設定され、信
号S1 のオン立上がり時にマスク時間幅2μsecが出力
され、ワンショットマルチバイブレータ501からは抵
抗R501 及びコンデンサC501 にて回路定数であるマス
ク時間幅m1 として8μsec が設定され、信号S1 のオ
ン立上がり時にマスク時間幅8μsec が出力される。ま
た、ワンショットマルチバイブレータ510からは抵抗
R510 及びコンデンサC510 にて回路定数であるマスク
時間幅m2 として4μsec が設定され、信号S1 のオフ
立下がり時にマスク時間幅4μsec が出力され、ワンシ
ョットマルチバイブレータ511からは抵抗R511 及び
コンデンサC511 にて回路定数であるマスク時間幅m2
として10μsec が設定され、信号S1 のオフ立下がり
時にマスク時間幅10μsec が出力される。
【0053】このように、本実施の形態の放電加工機の
放電状態検出装置は、電極2と被加工物3との加工間隙
における放電電圧または放電電流に重畳する高周波成分
を検出するハイパスフィルタ4からなる高周波成分検出
手段と、前記高周波成分検出手段で検出された前記高周
波成分を整流した整流分vrec を出力する整流回路5か
らなる整流手段と、前記整流手段から出力された整流分
vrec の大きさを時間積分する積分回路8からなる第1
の積分手段と、基準電圧vref を出力する基準電圧出力
回路40からなる基準電圧出力手段と、前記基準電圧出
力手段から出力された基準電圧vref の大きさを時間積
分する積分回路8Bからなる第2の積分手段と、加工電
源1の電流制御のための内部スイッチング素子のオン時
及びオフ時に基づき所定時間m1 ,m2 だけ前記第1の
積分手段及び前記第2の積分手段における積分を停止す
るマスク時限出力回路50,51、論理回路52,5
4、スイッチ30,30Bからなる積分停止手段と、前
記積分停止手段で積分を停止する所定時間m1 ,m2 の
長さを加工電流値の大きさに応じて変更するマスク時限
変更回路56からなる時間変更手段と、前記第1の積分
手段及び前記第2の積分手段における積分の開始及び終
了を制御する放電発生検出回路6、ロジック回路62、
遅延回路7及びリセット回路9,9Bからなる制御手段
と、前記制御手段で制御された前記第1の積分手段によ
る積分値Vint と前記第2の積分手段による積分値Vin
tBとを比較する比較器10からなる比較手段とを具備す
る実施の形態とすることができる。
【0054】したがって、ハイパスフィルタ4では電極
2と被加工物3との加工間隙における放電電圧または放
電電流に重畳する高周波成分が検出される。この高周波
成分が整流回路5で整流され出力される整流分vrec の
大きさが積分回路8で時間積分される。また、積分回路
8Bで基準電圧出力回路40から出力される基準電圧v
ref の大きさが時間積分される。マスク時限出力回路5
0,51、論理回路52,54及びスイッチ30,30
Bでは加工電源1の電流制御のための内部スイッチング
素子のオン時及びオフ時に基づき所定時間m1 ,m2 だ
け積分回路8及び積分回路8Bにおける積分が停止され
る。マスク時限変更回路56ではマスク時限出力回路5
0,51、論理回路52,54及びスイッチ30,30
Bで積分が停止される所定時間m1 ,m2 の長さが加工
電流値の大きさに応じて変更される。ここで、放電発生
検出回路6、ロジック回路62、遅延回路7及びリセッ
ト回路9,9Bにて積分回路8及び積分回路8Bにおけ
る積分の開始及び終了が制御される。そして、比較器1
0により積分回路8による積分値Vint と積分回路8B
による積分値VintBとが比較される。
【0055】故に、加工電流の大きさに応じてマスク時
間幅である所定時間m1 ,m2 の長さを変更すること
で、外乱の影響を確実に排除でき正確に放電状態を検出
することができる。
【0056】実施の形態5.図9は本発明の第五の実施
の形態にかかる放電加工機の放電状態検出装置の構成を
示す回路図であり、図10は図9の要部における入出力
信号波形を示すタイムチャートである。なお、上述の実
施の形態と同様の構成または相当部分からなるものにつ
いては同一符号または同一記号を付してその詳細な説明
を省略する。また、比較回路10からの出力信号に基づ
くフィードバック制御における回路構成については上述
の実施の形態と同様であり省略する。従来装置では、図
10のAに示すような、電極2と被加工物3との加工間
隙の放電電圧波形における放電パルス幅Tonが小さいと
きには、放電パルス1個当りの積分期間が当然のことな
がら短くなるため高周波成分の積分出力も小さくなり、
高周波成分の検出に際して充分精度の高い検出が困難に
なる。そこで、本実施の形態の放電加工機の放電状態検
出装置を図9に示すような構成とする。30は整流回路
5と積分回路8とを切離すスイッチ、30Bは基準電圧
出力回路40と積分回路8Bとを切離すスイッチ、75
はロジック回路72からの出力信号73の出力信号波形
である図10のIのパルス数をカウントするカウンタで
あり、カウンタ75からの出力信号はリセット回路9,
9Bに入力される。そして、例えば、図10のカウンタ
75からの出力信号76に示すようにロジック回路72
からの出力信号73のパルス数を4個カウントすると出
力信号76がHレベルとなる。ロジック回路72からの
出力信号73がHレベルの期間中、スイッチ30,30
Bはオフとされ、積分回路8,8Bは整流回路5、基準
電圧出力回路40から切離されるため積分回路8,8B
の積分動作は停止し、その積分出力値は保持される。カ
ウンタ75が放電パルス4個分のロジック回路72から
の出力信号73をカウントし、カウンタ75からの出力
信号76がHレベルになるとリセット回路9,9Bが積
分回路8,8Bの積分出力値をリセットする。即ち、図
9及び図10では、放電パルス4個分の高周波成分を時
間積分し、比較器10は放電パルス4個目のパルスの終
了時点で積分出力Vint と基準電圧出力回路40からの
基準電圧vref を同じ時間だけ積分回路8Bで積分した
積分出力VintBとを比較する。このような構成によれ
ば、図11の従来装置にスイッチ30,30B、カウン
タ75及び積分回路8Bを追加するだけでよい。
【0057】このように、本実施の形態の放電加工機の
放電状態検出装置は、電極2と被加工物3との加工間隙
における放電電圧または放電電流に重畳する高周波成分
を検出するハイパスフィルタ4からなる高周波成分検出
手段と、前記高周波成分検出手段で検出された前記高周
波成分を整流した整流分vrec を出力する整流回路5か
らなる整流手段と、連続する複数の放電パルス数をカウ
ントするカウンタ75からなるカウント手段と、前記整
流手段から出力された整流分vrec の大きさを時間積分
し、前記カウント手段でカウントされた放電パルス数だ
け加算する積分回路8からなる第1の積分手段と、基準
電圧vref を出力する基準電圧出力回路40からなる基
準電圧出力手段と、前記基準電圧出力手段から出力され
た基準電圧vref の大きさを時間積分し、前記カウント
手段でカウントされた放電パルス数だけ加算する積分回
路8Bからなる第2の積分手段と、前記第1の積分手段
及び前記第2の積分手段における積分の開始及び終了を
制御する放電発生検出回路6、ロジック回路62、遅延
回路7及びリセット回路9,9Bからなる制御手段と、
前記制御手段で制御された前記第1の積分手段による積
分値Vint と前記第2の積分手段による積分値VintBと
を比較する比較器10からなる比較手段とを具備する実
施の形態とすることができる。
【0058】したがって、ハイパスフィルタ4では電極
2と被加工物3との加工間隙における放電電圧または放
電電流に重畳する高周波成分が検出される。この高周波
成分が整流回路5で整流され出力される整流分vrec の
大きさが積分回路8で時間積分され、カウンタ75でカ
ウントされた連続する複数の放電パルス数だけ加算され
る。また、基準電圧出力回路40から出力される基準電
圧vref の大きさが積分回路8Bで時間積分され、カウ
ンタ75でカウントされた連続する複数の放電パルス数
だけ加算される。ここで、放電発生検出回路6、ロジッ
ク回路62、遅延回路7及びリセット回路9,9Bにて
積分回路8及び積分回路8Bにおける積分の開始及び終
了が制御される。そして、比較器10により積分回路8
による積分値Vint と積分回路8Bによる積分値VintB
とが比較される。
【0059】故に、連続する複数の放電パルスの高周波
成分を時間積分することで、放電パルス幅Tonが小さい
ときにも正確に放電状態を検出することができる。
【0060】ところで、上記各実施の形態の高周波成分
検出手段は、ハイパスフィルタとしたが、本発明を実施
する場合には、これに限定されるものではなく、電極と
被加工物との加工間隙における放電電圧または放電電流
に重畳する高周波成分を検出するものであればよい。例
えば、高周波成分を検出するためのハイパス(高域通
過)特性を持たせると共に、それより更に高周波の領域
をカットした帯域通過フィルタ(バンドパスフィルタ)
を用いても同様の効果が得られる。
【0061】また、上記各実施の形態では放電電圧波形
の高周波成分の検出について述べたが、放電電流波形や
加工間隙のインピーダンス波形の高周波成分に関しても
適用できることは明らかである。
【0062】更に、上記各実施の形態では、ハードウエ
ア構成の実施の形態で説明したが、ソフトウエア構成で
も実施できることは勿論である。
【0063】更にまた、上記各実施の形態では放電加工
機として形彫放電加工機を一例としているが、本発明を
実施する場合には、これに限定されるものではなく、ワ
イヤカット放電加工機にも適用できることは明らかであ
る。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の放電加
工機の放電状態検出装置によれば、高周波成分検出手段
では電極と被加工物との加工間隙における放電電圧また
は放電電流に重畳する高周波成分が検出され、この高周
波成分の大きさが第1の積分手段で時間積分され、第2
の積分手段で基準電圧出力手段から出力された基準電圧
の大きさが時間積分され、制御手段にて第1の積分手段
及び第2の積分手段における積分の開始及び終了が制御
され、比較手段により第1の積分手段による積分値と第
2の積分手段による積分値とが比較される。これによ
り、放電加工機の放電状態が正常放電パルスかアーク放
電パルス等の異常放電パルスかを判定するための比較値
として、基準電圧が同じ時間だけ積分され、その積分値
が採用されることで、きめ細かな基準値設定を行うこと
ができる。
【0065】請求項2の放電加工機の放電状態検出装置
によれば、請求項1の第1の積分手段で時間積分される
高周波成分の大きさが高周波成分を整流した整流分の大
きさとされる。このように、高周波成分を整流した整流
分の大きさが時間積分されたときの積分値は変動量を小
さくできる。このため、正常放電パルスかアーク放電パ
ルス等の異常放電パルスかの判定を正確に行うことがで
きる。
【0066】請求項3の放電加工機の放電状態検出装置
によれば、高周波成分検出手段では電極と被加工物との
加工間隙における放電電圧または放電電流に重畳する高
周波成分が検出され、この高周波成分が整流手段で整流
され出力された整流分の大きさが第1の積分手段で時間
積分され、第2の積分手段で基準電圧出力手段から出力
された基準電圧の大きさが時間積分され、積分停止手段
では加工電源の電流制御のための内部スイッチング素子
の動作に基づき所定時間だけ第1の積分手段及び第2の
積分手段における積分が停止され、制御手段にて第1の
積分手段及び第2の積分手段における積分の開始及び終
了が制御され、比較手段により第1の積分手段による積
分値と第2の積分手段による積分値とが比較される。こ
れにより、加工電源の電流制御のための内部スイッチン
グ素子の動作に同期して所定時間だけ積分動作が停止さ
れることで、外乱の影響を排除でき正確に放電状態を検
出することができる。
【0067】請求項4の放電加工機の放電状態検出装置
によれば、高周波成分検出手段では電極と被加工物との
加工間隙における放電電圧または放電電流に重畳する高
周波成分が検出され、この高周波成分が整流手段で整流
され出力された整流分と基準電圧出力手段から出力され
た基準電圧との差分が積分手段にて時間積分され、積分
停止手段では加工電源の電流制御のための内部スイッチ
ング素子の動作に基づき所定時間だけ積分手段における
積分が停止され、制御手段にて第1の積分手段及び第2
の積分手段における積分の開始及び終了が制御され、比
較手段により積分手段による積分値と基準値0とが比較
される。これにより、高周波成分の整流分と基準電圧と
の差分が時間積分され基準値と比較されることで、積分
手段及び所定時間だけ積分を停止する積分停止手段の個
数を削減でき、回路構成を簡略化することができる。
【0068】請求項5の放電加工機の放電状態検出装置
によれば、高周波成分検出手段では電極と被加工物との
加工間隙における放電電圧または放電電流に重畳する高
周波成分が検出され、この高周波成分が整流手段で整流
され出力された整流分の大きさが第1の積分手段で時間
積分され、第2の積分手段で基準電圧出力手段から出力
された基準電圧の大きさが時間積分され、積分停止手段
では加工電源の電流制御のための内部スイッチング素子
の動作に基づき所定時間だけ第1の積分手段及び第2の
積分手段における積分が停止され、時間変更手段では積
分停止手段で積分が停止される所定時間の長さが加工電
流値の大きさに応じて変更され、制御手段にて第1の積
分手段及び第2の積分手段における積分の開始及び終了
が制御され、比較手段により第1の積分手段による積分
値と第2の積分手段による積分値とが比較される。これ
により、加工電流の大きさに応じてマスク時間幅が変更
され、外乱の影響を確実に排除でき正確に放電状態を検
出することができる。
【0069】請求項6の放電加工機の放電状態検出装置
によれば、高周波成分検出手段では電極と被加工物との
加工間隙における放電電圧または放電電流に重畳する高
周波成分が検出され、この高周波成分が整流手段で整流
され出力された整流分の大きさが第1の積分手段で時間
積分されカウント手段でカウントされた連続する複数の
放電パルス数だけ加算され、基準電圧出力手段から出力
された基準電圧の大きさが第2の積分手段で時間積分さ
れカウント手段でカウントされた連続する複数の放電パ
ルス数だけ加算され、制御手段にて第1の積分手段及び
第2の積分手段における積分の開始及び終了が制御さ
れ、比較手段により第1の積分手段による積分値と第2
の積分手段による積分値とが比較される。これにより、
連続する複数の放電パルスの高周波成分が時間積分さ
れ、放電パルス幅が小さいときにも正確に放電状態を検
出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の第一の実施の形態にかかる放
電加工機の放電状態検出装置の構成を示す回路図であ
る。
【図2】 図2は本発明の第二の実施の形態にかかる放
電加工機の放電状態検出装置の構成を示す回路図であ
る。
【図3】 図3は本発明の第二の実施の形態にかかる放
電加工機の放電状態検出装置におけるマスク時限出力回
路の構成を示す回路図である。
【図4】 図4は図2の要部における入出力信号波形を
示すタイムチャートである。
【図5】 図5は本発明の第三の実施の形態にかかる放
電加工機の放電状態検出装置の構成を示す回路図であ
る。
【図6】 図6は本発明の第四の実施の形態にかかる放
電加工機の放電状態検出装置の構成を示す回路図であ
る。
【図7】 図7は本発明の第四の実施の形態にかかる放
電加工機の放電状態検出装置におけるマスク時限変更回
路による時間幅変更信号を示すデータテーブルである。
【図8】 図8は本発明の第四の実施の形態にかかる放
電加工機の放電状態検出装置におけるマスク時限出力回
路の構成を示す回路図である。
【図9】 図9は本発明の第五の実施の形態にかかる放
電加工機の放電状態検出装置の構成を示す回路図であ
る。
【図10】 図10は図9の要部における入出力信号波
形を示すタイムチャートである。
【図11】 図11は従来の放電加工機の放電状態検出
装置の構成を示す回路図である。
【図12】 図12は図11の要部における入出力信号
波形を示すタイムチャートである。
【図13】 図13は従来の放電加工機の放電状態検出
装置で同一加工電流値を選択した場合の放電電圧波形と
積分出力値との関係を示すタイムチャートである。
【図14】 図14は従来の放電加工機の放電状態検出
装置のパルス幅Tonと基準電圧Vref との関係を示すデ
ータテーブルである。
【図15】 図15は従来の放電加工機の放電状態検出
装置の加工電源の詳細を示す回路図である。
【図16】 図16は図15の要部における入出力信号
波形を示すタイムチャートである。
【図17】 図17は図11の放電加工機の放電状態検
出装置でリアクトル方式電源を使用したときの要部の入
出力信号波形を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 加工電源、2 電極、3 被加工物、4 ハイパス
フィルタ、5 整流回路、6 放電発生検出回路、7
遅延回路、8,8B 積分回路、9,9B リセット回
路、10 比較器、30,30B スイッチ、35 差
分回路、40基準電圧出力回路、50,51 マスク時
限出力回路、52,54,62,72ロジック回路、5
6 マスク時限変更回路、60 放電電圧検出回路、6
1放電電流検出回路、70 時定数回路、75 カウン
タ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極と被加工物との加工間隙における放
    電電圧または放電電流に重畳する高周波成分を検出する
    高周波成分検出手段と、 前記高周波成分検出手段で検出された前記高周波成分の
    大きさを時間積分する第1の積分手段と、 基準電圧を出力する基準電圧出力手段と、 前記基準電圧出力手段から出力された前記基準電圧の大
    きさを時間積分する第2の積分手段と、 前記第1の積分手段及び前記第2の積分手段における積
    分の開始及び終了を制御する制御手段と、 前記制御手段で制御された前記第1の積分手段による積
    分値と前記第2の積分手段による積分値とを比較する比
    較手段とを具備することを特徴とする放電加工機の放電
    状態検出装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の積分手段は、 時間積分する前記高周波成分の大きさを前記高周波成分
    を整流した整流分の大きさとすることを特徴とする請求
    項1に記載の放電加工機の放電状態検出装置。
  3. 【請求項3】 電極と被加工物との加工間隙における放
    電電圧または放電電流に重畳する高周波成分を検出する
    高周波成分検出手段と、 前記高周波成分検出手段で検出された前記高周波成分を
    整流した整流分を出力する整流手段と、 前記整流手段から出力された前記整流分の大きさを時間
    積分する第1の積分手段と、 基準電圧を出力する基準電圧出力手段と、 前記基準電圧出力手段から出力された前記基準電圧の大
    きさを時間積分する第2の積分手段と、 加工電源の電流制御のための内部スイッチング素子の動
    作に基づき所定時間だけ前記第1の積分手段及び前記第
    2の積分手段における積分を停止する積分停止手段と、 前記第1の積分手段及び前記第2の積分手段における積
    分の開始及び終了を制御する制御手段と、 前記制御手段で制御された前記第1の積分手段による積
    分値と前記第2の積分手段による積分値とを比較する比
    較手段とを具備することを特徴とする放電加工機の放電
    状態検出装置。
  4. 【請求項4】 電極と被加工物との加工間隙における放
    電電圧または放電電流に重畳する高周波成分を検出する
    高周波成分検出手段と、 前記高周波成分検出手段で検出された前記高周波成分を
    整流した整流分を出力する整流手段と、 基準電圧を出力する基準電圧出力手段と、 前記整流手段から出力された前記整流分と前記基準電圧
    出力手段から出力された前記基準電圧との差分を出力す
    る差分出力手段と、 前記差分出力手段から出力された前記差分を時間積分す
    る積分手段と、 加工電源の電流制御のための内部スイッチング素子の動
    作に基づき所定時間だけ前記積分手段における積分を停
    止する積分停止手段と、 前記積分手段における積分の開始及び終了を制御する制
    御手段と、 前記制御手段で制御された前記積分手段による積分値と
    所定の基準値とを比較する比較手段とを具備することを
    特徴とする放電加工機の放電状態検出装置。
  5. 【請求項5】 電極と被加工物との加工間隙における放
    電電圧または放電電流に重畳する高周波成分を検出する
    高周波成分検出手段と、 前記高周波成分検出手段で検出された前記高周波成分を
    整流した整流分を出力する整流手段と、 前記整流手段から出力された前記整流分の大きさを時間
    積分する第1の積分手段と、 基準電圧を出力する基準電圧出力手段と、 前記基準電圧出力手段から出力された前記基準電圧の大
    きさを時間積分する第2の積分手段と、 加工電源の電流制御のための内部スイッチング素子の動
    作に基づき所定時間だけ前記第1の積分手段及び前記第
    2の積分手段における積分を停止する積分停止手段と、 前記積分停止手段で積分を停止する前記所定時間の長さ
    を加工電流値の大きさに応じて変更する時間変更手段
    と、 前記第1の積分手段及び前記第2の積分手段における積
    分の開始及び終了を制御する制御手段と、 前記制御手段で制御された前記第1の積分手段による積
    分値と前記第2の積分手段による積分値とを比較する比
    較手段とを具備することを特徴とする放電加工機の放電
    状態検出装置。
  6. 【請求項6】 電極と被加工物との加工間隙における放
    電電圧または放電電流に重畳する高周波成分を検出する
    高周波成分検出手段と、 前記高周波成分検出手段で検出された前記高周波成分を
    整流した整流分を出力する整流手段と、 連続する複数の放電パルス数をカウントするカウント手
    段と、 前記整流手段から出力された前記整流分の大きさを時間
    積分し、前記カウント手段でカウントされた放電パルス
    数だけ加算する第1の積分手段と、 基準電圧を出力する基準電圧出力手段と、 前記基準電圧出力手段から出力された前記基準電圧の大
    きさを時間積分し、前記カウント手段でカウントされた
    放電パルス数だけ加算する第2の積分手段と、 前記第1の積分手段及び前記第2の積分手段における積
    分の開始及び終了を制御する制御手段と、 前記制御手段で制御された前記第1の積分手段による積
    分値と前記第2の積分手段による積分値とを比較する比
    較手段とを具備することを特徴とする放電加工機の放電
    状態検出装置。
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