JPH08108288A - レーザー加工装置及び微細加工品の製造方法 - Google Patents

レーザー加工装置及び微細加工品の製造方法

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JPH08108288A
JPH08108288A JP7228591A JP22859195A JPH08108288A JP H08108288 A JPH08108288 A JP H08108288A JP 7228591 A JP7228591 A JP 7228591A JP 22859195 A JP22859195 A JP 22859195A JP H08108288 A JPH08108288 A JP H08108288A
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JP
Japan
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laser
nozzle
workpiece
laser beam
processing apparatus
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JP7228591A
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English (en)
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Yoshio Koyama
芳男 小山
Toshiaki Yoshida
利昭 吉田
Takaaki Furuta
隆昭 古田
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REITETSUKU KK
Original Assignee
REITETSUKU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザーを利用し、品質性能に優れた微細加
工品を提供することができるレーザー加工装置ならびに
微細加工品の包装方法を提供する。 【解決手段】 厚み0.3mm以下のシート状の被加工
物11を加工するためのレーザー加工装置であって、レ
ーザー発振機構1と、該レーザー発振機構1からのレー
ザービームを被加工物上に集光させる集光機構4と、レ
ーザーノズルとアシストガス供給手段を有し、該集光機
構4と被加工物11との間の間隔を一定にする間隔保持
手段を備えたレーザーノズル機構9を具備することを特
徴とするレーザー加工装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は高精度・微細化に
対応しうるスクリーン印刷用もしくは蒸着用のメタルマ
スク、リードフレーム等を製造するレーザー加工装置な
らびにこれら微細金属加工品の製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】昨今、プリント回路基板上の配線は、よ
り一層の高密度化が要求され、それに伴い、導体幅の微
細化が図られていることにより、スクリーン印刷用メタ
ルマスク、リードフレーム等についても線幅の微細加工
の要求が高まっている。例えば、プリント回路基板上に
部品を表面実装を行なう過程において、導体のパッド部
にハンダペーストをスクリーン印刷する際にハンダペー
スト印刷用メタルマスクが使用されるが、このメタルマ
スクは、線幅0.25mm以下の微細パターンをプリン
ト基板に印刷するときは、パターンの断面寸法の精度が
高く、断面形状ができるだけ平滑であることが要求され
る。もしメタルマスクの断面に凹凸が顕著にあれば、ス
クリーン印刷後の版離れに際し、ハンダパターンの形状
が崩れ、ハンダボールの発生を招いてしまう。
【0003】このため、断面形状の平滑なメタルマスク
を得るために、従来、厚膜ニッケル電解メッキ法(アデ
ィティブ法)が利用されていた。この技術によれば、導
電体上に形成されたフォトレジスト層の壁面が電解メッ
キで得られたメタルマスクのパターンの断面に転写形成
されるため、比較的良好な断面形状のメタルマスクを得
ることができる。
【0004】ところが、厚膜ニッケル電解メッキを利用
する方法は、長時間のメッキ時間が必要であること、メ
ッキ中に発生する応力によってパターンの位置精度のコ
ントロールが難しいこと、フォトレジストの性能上高ア
スペクト比のパターン形成が困難であることなど幾つか
の問題点を有している。
【0005】これらの問題点を解決するために、金属シ
ートにレーザー光を照射することによりスクリーン印刷
用メタルマスクを製造する方法が提案されている(特開
昭62−90241号公報、特開平6−39988号公
報、「表面実装技術」(第3巻,第7号,p76,19
93年、等)。
【0006】具体的には、例えば特開平6−39988
号公報及び「表面実装技術」第3巻,第7号,p76,1
993年においてはYAGレーザーによりメタルマスク
を製造する方法が提案されており、特に後者ではYAG
レーザーによるメタルマスクの加工法がメタルマスクの
微細加工に適しているとの報告がある。YAGレーザー
は波長が1.06μmであり炭酸ガスレーザーの10分
の1と小さく、レンズにより集光されるレーザー光の回
折によるビームスポット径は波長に比例するため、炭酸
ガスレーザーに比較して容易に微小ビームスポット径を
得ることができるので微細加工に適していると考えられ
る。
【0007】しかしながら、YAGレーザーを用いた場
合においても、厚みが0.3mm以下の薄い金属シート
を加工するときには、シートのたわみ等により切断パタ
ーンの乱れが生ずる等の不具合があった。また、YAG
レーザーではクリプトンランプ、キセノンランプ等の光
照射によりYAGロッドに必要エネルギーが注入される
が、フラッシュランプの寿命が約200時間以下と短
く、またフラッシュランプのパルス点灯に大きな電力が
消費されるので、これらランプ交換のコストと電力のラ
ンニングコストが高い問題点がある。さらに、レーザー
発振器の価格が同一平均出力の炭酸ガスレーザーの発振
器に比較してYAGレーザーは約3倍に近い価格であ
り、設備費が高くならざるを得ない。
【0008】一方、コストの安い炭酸ガスレーザーを用
いる場合、例えば厚みが約0.2mmのステンレススチ
ールを所定のパターンに切断加工する際には、平均出力
が100W〜1KWの低速軸流型又は高速軸流型で高エ
ネルギー密度が得られやすいシングルモードの高繰返パ
ルス化出力を有する炭酸ガスレーザー発振器を備えたレ
ーザー加工装置を使用することが一般的である。しかし
この場合、レーザービーム径は5〜20mmで、集光レ
ンズとして焦点距離2.0インチのメニスカス形状のジ
ングセレンレンズを使用したとき、ビームスポット径は
184〜87μmの範囲となる。このためこれらの装置
で特にSUS304などのステンレススチールを0.3
mm以下の線幅で切断加工したときは、熱歪みで切断面
がそり、開口形状の凹凸も著しく、微細加工ができない
問題がある。
【0009】そこで炭酸ガスレーザーを利用して前記の
ような厚さの金属シートに微細加工を行なうためには、
ビームスポット径を前記よりさらに小さくすることが考
えられる。そのため焦点距離が小さな非球面レンズを使
用することで、レンズの球面収差の増加を抑制し、ビー
ムスポット径を小さくすることができるが、このように
すると集光レンズの焦点深度が減少し、集光レンズから
金属シート間の最適加工位置の範囲をコントロールする
ことが困難となってくる。
【0010】また、従来の炭酸ガスレーザー加工装置は
高出力エネルギーを利用し厚みが約1mm以上の厚い金
属板を切断、溶接するために広く利用されている。そし
てレーザー光はレーザーノズルを介して金属板に照射さ
れるが、レーザーノズルと金属板が接近していると、加
工の際に発生する金属蒸気やスパッタによって集光レン
ズが汚染されるため、被加工物である金属板をレーザー
ノズルから離した状態で加工するのが一般的である。そ
して、金属板を切断する場合、金属板を銅製の剣山の上
に載置してレーザー光を照射することが広く行われてい
るが、この方法では、厚み0.2mm程度の金属シート
を切断加工しようとすると、剣山の山と山の間で金属シ
ートは0.3mm程度は容易にたわむことになり、切断
加工できない箇所が発生したり、金属シートの厚み方向
で斜めに切断される箇所が発生したり、あるいは所定の
パターンが銅製の剣山に掛った際にレーザー光が銅によ
って反射され、その反射レーザー光の影響で、切断され
たパターンの形状が乱れを起こす等の問題点がある。
【0011】さらに、特開昭59−64191号公報に
は被加工物を挟んで上側にレーザーノズルを設けるとと
もにその側方に不活性ガス噴出部を設け、下側に吸引ノ
ズルを設けたレーザー加工装置が提案されており、この
装置では、レーザーノズルと被加工物の間の距離をあけ
た状態でレーザー加工を行ない、それによって生じた溶
融物、生成物、補助ガス等を吸引ノズルで吸引排出する
ようになっている。しかし、このような装置で、0.3
mm以下の厚さの金属シートを加工しようとした場合、
レーザーノズルと金属シートが離れているため、高圧の
アシストガスを使用しても、微細な開口部(加工部)に
アシストガスを噴出させることができず、微細なパター
ンを安定して切断することが困難となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のごとき従来技術の問題点を解消し、品質性能に優れた
微細金属加工品を提供することができるレーザー加工装
置及び方法を提供することにある。本発明の別の目的
は、装置コスト、ランニングコストの安い炭酸ガスレー
ザーを利用し、品質に優れた微細加工品を低コストで提
供することができるレーザー加工装置及び方法を提供す
ることにある。本発明のさらに別の目的は、炭酸ガスレ
ーザー以外のより短波長のレーザー、例えばYAGレー
ザーを利用し、さらに微細なパターンの微細加工品を安
定して加工できるレーザー加工装置および方法を提供す
ることにある。本発明のさらに別の目的は、上記の目的
に加え、レーザー加工により金属シートに切断加工を行
なった微細な加工部の切断形状をさらに改良する微細加
工品の製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、厚み0.3mm以下のシート状の
被加工物を加工するためのレーザー加工装置であって、
レーザー発振機構と、該レーザー発振機構からのレーザ
ービームを被加工物上に集光させる集光機構と、レーザ
ーノズルとアシストガス供給手段を有し、該集光機構と
被加工物との間の間隔を一定にする間隔保持手段を備え
たレーザーノズル機構を具備することを特徴とするレー
ザー加工装置が提供される。また、本発明によれば、上
記構成において、該間隔保持手段が、該レーザーノズル
機構から噴射されるアシストガスにより形成される膜流
を介して被加工物を該レーザーノズル機構に吸着せしめ
るものであることを特徴とするレーザー加工装置が提供
される。また、本発明によれば、上記構成において、該
間隔保持手段が、該レーザーノズル機構から噴射される
アシストガスと、該レーザーノズル機構の先端側方に設
けられた補助ガス噴射ノズルから噴射される補助ガスに
より形成される膜流を介して被加工物を該レーザーノズ
ル機構に吸着せしめるものであることを特徴とするレー
ザー加工装置が提供される。また、本発明によれば、上
記構成において、該間隔保持手段が、該レーザーノズル
機構の先端側方に設けられた真空吸着ノズルからなるこ
とを特徴とするレーザー加工装置が提供される。また、
本発明によれば、上記構成において、被加工物の保持
を、被加工物を挟んで該レーザーノズル機構と反対側に
設けられた加圧手段で行なうことを特徴とするレーザー
加工装置が提供される。また、本発明によれば、上記構
成において、該加圧手段が加圧ガス噴出ノズルであるこ
とを特徴とするレーザー加工装置が提供される。また、
本発明によれば、上記構成において、該レーザー発振機
構が炭酸ガスレーザー発振機構又はYAGレーザー発振
機構であることを特徴とするレーザー加工装置が提供さ
れる。また、本発明によれば、レーザー光をレーザーノ
ズルを介して被加工物上に集光することにより厚み0.
3mm以下のシート状の被加工物を加工する方法であっ
て、アシストガスにより形成される膜流を介して被加工
物をレーザーノズル機構に吸着させた状態でレーザー加
工を行なうことを特徴とする微細加工品の製造方法が提
供される。さらに、本発明によれば、上記構成におい
て、前記レーザー加工後に、被加工物を電解研磨する工
程、又は被加工物を電解研磨した後さらに弗素含有化合
物粒子が分散された複合メッキ皮膜を形成する工程を設
けたことを特徴とする微細加工品の製造方法が提供され
る。
【0014】本発明において使用するレーザー発振機構
としては、コストの面から炭酸ガスレーザー発振機構が
好ましいが、より微細な加工を安定して行なうことを目
的とする場合には、YAGレーザーなどのより短波長の
レーザーを発することができるレーザー発振機構を用い
ることができる。レーザー発振機構はレーザー発振器
と、より微細な加工を行なうために設けられるレーザー
ビーム加工手段とから構成される。レーザービーム発振
器として炭酸ガスレーザー発振器を用いる場合のレーザ
ービーム加工手段としては、発振器から出たレーザービ
ームを円偏光ビーム化して真円の状態にするため、偏光
ミラーを用いることが望ましい。また、YAGレーザー
発振器を用いる場合のレーザービーム加工手段として
は、不要なレーザービームモードの発振を押さえるた
め、発振器から出たレーザービームを通過させる、真円
の形状のアパーチャーであるモードセレクターを用いる
ことが望ましい。
【0015】レーザー加工において、被加工物の切断面
の形状、平滑性はアシストガスが有効に切断部分に供給
されるか否かによって大きく左右される。このアシスト
ガスはレーザーノズルを通って加工面に供給されるた
め、レーザーノズルと被加工物の間隔が狭ければ狭いほ
ど好ましい。狭くすることによって良好な形状を持つ切
断面が得られると共に、アシストガスの圧力を低下させ
ることができることによる効果も得られるからである。
【0016】本発明において、厚み0.3mm以下のシ
ート状の被加工物を加工する場合、被加工物とレーザー
ノズル機構との間隔を1cm以下、好ましくは2mm〜
数μmに保持すると良好な形状を持った切断加工面が得
られる共に必要とするアシストガスの圧力を小さくでき
る。
【0017】本発明では、間隔保持手段により厚み0.
3mm以下のシート状の被加工物とレーザーノズル機構
との間隔を1cm以下、好ましくは2mm〜数μmに保
持することにより、被加工物と集光機構(集光レンズ)
との間の距離を一定に保持したまま、たわみのない状態
で切断加工を行なうため、非常に薄い被加工物にもかか
わらず、熱歪みにより切断面が反ることなく、また微細
な開口部の形状も良好な切断面を有する微細加工品を安
定して得ることができるようになる。また、被加工物の
厚みが薄いこととあいまって、レーザーノズル機構から
アシストガスを噴出させた状態で、切断加工を行なって
いることから、蒸気、スパッタによって集光機構が汚染
される危険が少なくなる。
【0018】
【発明の実施の形態及び実施例】以下、本発明を更に詳
細に説明する。ここでは炭酸ガスレーザーを用いて金属
シートを微細加工する例で本発明を説明するが、本発明
で使用できるレーザーは炭酸ガスレーザーに限定される
ものではない。
【0019】図1は本発明の一実施例に係るレーザー加
工装置の構造を模式的に示す断面図である。図1におい
て、1は炭酸ガスレーザー発振機構、1’は炭酸ガスレ
ーザー発振器、2は4分の1波長位相差反射ミラー、3
は直線偏光ビーム、3’は円偏光ビーム、4は集光レン
ズ、5はビーム径、6はノズルホルダー、7はビームス
ポット径、8はアシストガス導入口、9はレーザーノズ
ル、10はノズル先端開口、11は被加工物である金属
シート、12はXYテーブル、13はクランプである。
【0020】炭酸ガスレーザー発振器1’は、シングル
モードの高繰返パルス化出力を備えた低速軸型又は高速
軸流型のレーザー発振器で、直線偏光ビーム3を発生す
る。反射ミラー2は、炭酸ガスレーザー発振器1’が発
した直線偏光ビームに4分の1波長の位相差を起こさ
せ、円偏光ビーム3’に変換する。ここで円偏光ビーム
3’を使用するのは、加工の際に金属シート11をXY
デーブル12により移動するが、その移動方向により切
断幅にバラツキが生じることを防止するためである。集
光レンズ4は入射する円偏光ビーム3’を集光し、ビー
ムスポットを金属シート11に照射させる。ここで、金
属シート11の表面に照射するビームスポット径7は、
切断線幅の1/2〜1/4、好ましくは1/3程度に設
定する。例えば、0.15mmの線幅を切断するために
は、ビームスポット径7は35〜75μm、好ましくは
50μm程度に設定される。ビームスポット径7が上記
範囲より小さいと必要なテーパーが断面部に形成しにく
いこととなり、上記範囲より大きいと熱歪みのため反り
の欠陥が発生する。集光レンズ4としては、ジンクセレ
ン(ZnSe)又はゲルマニュウム(Ge)又はガリュ
ムひ素(GaAs)を出発原料として作られた非球面レ
ンズの集点距離1.5〜2.5インチ(38.1〜6
3.5mm)のレンズが好ましく使用できる。前記ビー
ムスポット径7は集光レンズ4に入射するビーム径5に
より決定され、例えば焦点距離2インチ(50.8m
m)の非球面ジンクセレン(ZnAs)のレンズを使用
するとき、ビームスポット径は回折によるスポット径に
等しいと仮定すると、入射ビーム径5は計算上14〜7
mmとなるが、実用上は18〜8mmの範囲に入る。ビ
ーム径5を上記範囲に設定するために、必要に応じて反
射ミラー2とレンズ4の間に光路延長もしくはビームエ
キスパンダ等の手段を設けて、レーザー光のビーム径の
拡大を行なってもよい。
【0021】金属シート11とレーザーノズル9との間
隔を一定に保持する方法の一例としてアシストガスを用
いる方法がある。ノズルホルダー6の側方にはアシスト
ガス導入口8が形成され、またノズルホルダー6の下方
の比較的大きな開口にはレーザーノズル9が設置されて
いる。レーザーノズル9はレンズの保護のため及びアシ
ストガスを金属シート11へ噴出するために設けられ
る。アシストガスは金属シート11のレーザービーム照
射による溶融を促進するため及び集光レンズ4と金属シ
ート11との間の距離を一定に保持するため使用され
る。すなわち、本実施例においては、アシストガスはレ
ーザーノズル9のノズル先端開口10から金属シート1
1へ3〜6kg/cm2の圧力で噴射され、これにより膜
流が形成され、該膜流を介して金属シート11がレーザ
ーノズル9に吸着されるようになる。より詳しくは、レ
ーザーノズル9のノズル先端開口10からは一定量のア
シストガスが噴出しているので、実際には金属シート1
1はほんのわずかな間隔(数μm程度)をもってレーザ
ーノズル9にほぼ吸着された状態となる。このように、
アシストガス膜流を介して金属シート11がレーザーノ
ズル9に吸着される理由は、上記のような加圧ガスを金
属シート11に噴射することにより、該金属シート11
の上下両側で圧力差が生じ、金属シート11を上向きに
付勢する力(浮力)が働くためと考えられる。このよう
な膜流を形成して、金属シート11をレーザーノズル9
に吸着せしめる機構とするためには、アシストガスを上
記の範囲の圧力で噴射させる必要がある。アシストガス
の圧力が6kg/cm2より大きくなると金属シート11
に振動を与えたり、吸着しなくなるので好ましくなく、
またアシストガスの圧力が3kg/cm2未満であると吸
着しなくなるので好ましくない。加工時に金属シート1
1がレーザーノズル9から約0.4mm以内の距離に静
置されていれば、上記条件のもとで吸着が可能となる。
また、吸着をより確実にするためには、レーザーノズル
9の先端をフラット化し、金属シート11との接触面積
を広くすることが望ましい。また、レーザーノズル9の
口径は、0.5〜1.5mm、好ましくは0.8〜1.
2mmとするのが望ましい。
【0022】本実施例で加工の対象とする金属シート1
1は厚み0.3mm以下、好ましくは0.05〜0.3
mmの範囲の各種の金属、合金材料のものであるが、ア
クリル樹脂などのプラスチックシート・フィルム等にも
応用が可能である。これらの金属シート11は、スクリ
ーン印刷用メタルマスク、リードフレーム等の微細金属
加工品に加工される。金属シート11はXYテーブル1
2の所定位置にクランプ13等によって固定する。加工
の際の金属シート11の移動速度は、50〜600mm
/分程度が望ましい。
【0023】次に本実施例の動作について説明する。加
工の際には、金属シート11をXYテーブル12に設置
されたクランプ13にて固定し、静置させる。このとき
金属シート11とレーザーノズル9の間隔は約0.4m
m以内とする。この状態で、炭酸ガスレーザー発振器
1’をオンにするとともに、アシストガスを導入口8か
ら所定の圧力で導入し、レーザーノズル9のノズル先端
開口10から3〜6kg/cm2の圧力で噴出させる。こ
れにより、金属シート11の上側にはアシストガス膜流
が形成され、金属シート11に浮力が働き、金属シート
11がレーザーノズル9に吸着され、集光レンズ4と金
属シート11との間の間隔は0.1mm以下の一定値に
保持される。
【0024】炭酸ガスレーザー発振器1’から発せられ
た直線偏光ビーム3は、反射ミラー2により円偏光ビー
ム3’に変換され、8mm以下のビーム径5で集光レン
ズ4に入射する。集光レンズ4により円偏光ビーム3’
は75μm以下のビームスポット径に絞られ、レーザー
ノズル9に吸着された金属シート11に照射される。レ
ーザー照射を行ないながら、XYテーブル12を例えば
300mm/分の移動速度で移動させることにより、金
属シート11が所望のパターンに加工される。
【0025】実際に下記の条件で0.15mmの線幅が
主体のQFP(クワッド・フラット・パッケージ)のパ
ターンを50個切断加工し、スクリーン印刷用メタルマ
スクを作成した。 ・金属シート:36ニッケル合金(36%ニッケル−鉄)
の厚さ0.2mm、幅600mm、縦500mmのシー
ト ・炭酸ガスレーザー発振器:低速軸流型 最大出力15
0W(最大平均出力15Wのパルス状シングルモード使
用) ・ビーム径:17mm ・ビームスポット径:50μm ・集光レンズ:ジンクセレン(ZnSe)の集点距離
2.0インチ(50.8mm)の非球面レンズ ・アシストガス:酸素 ・アシストガス噴射圧力:5kg/cm2 ・金属シート静置時の金属シートとレーザーノズルとの
距離:0.4mm ・金属シート移動速度:300mm/分 その結果、熱歪みによる反りの欠陥がなく、開口形状が
良好な切断面のスクリーン印刷用メタルマスクを得るこ
とができた。また、このメタルマスクを用い、プリント
回路基板上のパッド部にハンドペーストをスクリーン印
刷したところ、各パッドのハンダ量は安定しており、ハ
ンダリフロー時にハンダブリッジ、ハンダボールは発生
せず、良好な印刷結果が得られた。
【0026】また、金属シートとしてSUS304の厚
さ0.2mm、幅600mm、縦500mmのシートを
用い、上記と同じ条件でスクリーン印刷用メタルマスク
を製造した結果、上記と同様、熱歪みによる反りの欠陥
がなく、開口形状が良好な切断面のスクリーン印刷用メ
タルマスクを得ることができた。なお、この場合、Z軸
方向において加工可能範囲は集光レンズの焦点距離±
0.150mm程度であり、この範囲を外れた位置では
規定寸法に正確に切防加工はできなかった。
【0027】また、0.125mmの線幅が主体のQF
PのパターンをSUS304の厚さ0.2mm、幅60
0mm、縦500mmのシートを用い、上記と同じ条件
でスクリーン印刷用メタルマスクを製造した結果、問題
にはならないが断面形状に若干の凹凸がみられた。ハン
ダペーストをスクリーン印刷したところ、やはり問題に
はならないが、各パッドのハンダ量が部分的に不安定な
ところがあり、ハンダペーストのにじみも多少みられ
た。
【0028】そこで断面形状の凹凸をより平滑するた
め、上記スクリーン印刷用メタルマスク電解研磨槽に3
0分浸漬し下記の条件で電解研磨を行なった。 ・電解研磨液 リン酸70%、硫酸15%の混合液 ・電圧 5V ・電流 2.5A/dm2 ・温度 25℃ その結果、断面形状はかなり平滑になった。さらに、ハ
ンダペーストのにじみをより効果的に防止するため、ス
トライクニッケルメッキとして、塩化ニッケル200g
/lの塩酸水溶液中で1A/dm2の電流で3分間メッ
キ後、引き続き、ポリテトラフルオロエチレン粒子が分
散された無電解ニッケル−リン−フッ素樹脂複合メッキ
液(上村工業(株)社製ニムフロン)を使用し、90℃
30分の無電解メッキを行ない、断面周辺を含む全面に
メッキ層4μmを形成し、メタルマスクを作成した。こ
のメタルマスクを用いてプリント回路にハンダペースト
をスクリーン印刷したところ、各パッドのハンダ量は、
きわめて安定であり、200回程度の繰り返し印刷性も
ハンダペーストのカスレの発生もなくきわめて安定であ
った。従来、0.25mmピッチ(線幅0.125m
m)のような微細パターンのメタルマスクは、安定して
ハンダペーストをスクリーン印刷することはできなかっ
たが、本発明によれば、電解研磨工程又は電解研磨工程
と複合メッキ皮膜形成工程を加えることで、安定した印
刷が可能となった。
【0029】図2は本発明による別の実施例の要部を模
式的に示す断面図である。図2において図1と同様な要
素に同じ符号を付してある。本実施例は、レーザーノズ
ル9の側方に空気等の補助ガスを導入口15から噴出さ
せる補助ガス噴射ノズル14を設けたものである。この
場合、レーザーノズル9のノズル先端開口10から噴射
されるアシストガスと補助ガス噴射ノズル14から噴射
される補助ガスとが模流を形成し、該模流を介して金属
シートがレーザーノズル9に吸着されるようになってい
る。その動作原理は図1の場合と同様である。このよう
な構成によっても、図1の場合と同様な優れた効果を得
ることができる。また、この場合、アシストガスが切断
加工部に集中することができるため、切断効率が向上す
るという利点や、補助ガス流によってレーザーノズル9
や被加工物11の加工物を冷却できる利点もある。
【0030】レーザーノズル9のノズル先端開口10の
端部と補助ガスノズル14の端部の位置関係は、必ずし
も同一水準にある必要はなく、最適の切断効果が得られ
るよう使用時に設定すればよいが、一般にはレーザーノ
ズル9の位置を基準とし補助ガスノズル14がレーザー
ノズル9より被加工物11に近寄った状態を(+)とし
た場合、+2mmから−20mm、好ましくは−0.4
mmから−10mmの範囲にあることが望ましい。
【0031】レーザーノズル9のノズル先端開口部10
の端部は平滑であることが好ましい。一方、レーザーノ
ズル9の先端部は、補助ガス噴射ノズル14のガス若し
くは補助ガスが流出するのを助けるため、あるいは被加
工物11との間隔を保つためのスペーサーの役割を行わ
せるための凹凸を設けたものとしてもよい。
【0032】図3は、本発明によるさらに別の実施例の
要部を示す断面図である。図3において図1と同様な要
素には同じ符号を付してある。本実施例は、図2の実施
例において補助ガス噴射ノズル14の代わりに真空吸着
ノズル16を設け、真空口17から真空吸着することに
よって金属シート11をレーザーノズル9に吸着させる
ようにしたものである。レーザーノズル9先端開口10
の端部と真空吸着ノズル16の端部の位置関係は必ずし
も同一水準にある必要はなく、最適の切断効果が得られ
るよう使用時に設定すればよいが、一般的にはレーザー
ノズル9の位置を基準にして、+10mmから−20m
m、好ましくは+2mmから−2mmの範囲にあること
が望ましい。真空吸着ノズル16の端部は平滑であって
もよいし、又被加工物11との間隔を保つためのスペー
サーの役割を果たすための凹凸をつけたものであっても
よい。
【0033】このような構造によっても、図1及び図2
の場合と同様な優れた効果を得ることができる。また、
この場合、切断加工部から発生する金属蒸着を真空吸着
ノズル16を通じて排除し機械の汚染を防止できるとい
う利点もある。
【0034】金属シートとレーザーノズルの間隔を一定
に保持する別の方法として、金属シートを挟んでレーザ
ーノズルの反対側から金属板をレーザーノズル側に押し
つける方法がある。図4は、その一例の構造を模式的に
示す断面図である。図4において図1と同様な要素には
要じ符所を付してある。本実施例は、金属シート11を
挟んでレーザーノズル9の反対側にリング状ガス吹付け
ノズル18を設け、該ガス吹付けノズル18から加圧空
気導入口19から加圧空気を金属シート11に吹付け、
金属シート11をレーザーノズル9に近接させるように
したものである。このような構成によっても図1〜図3
の場合と同様な優れた効果を得ることができる。また、
この場合、保持しうる範囲は、アシストガスの膜流によ
る吸着方法と比べてかなり広くすることができる。
【0035】アシストガス膜流による吸着方法では、3
kg/cm2以下のガス圧では、金属シート11がレーザ
ーノズル9に吸着されないため使用し難いが、本方法で
は、金属シート11の反対側から押しつけているため、
レーザーノズル9と金属シート11の間隔を一定に保つ
ことができ、またアシストガスの流量を小さくできるた
めランニングコストが安くなるという利点がある。ま
た、アシストガスの圧力を6kg/cm2以上と高くして
も、加圧空気との圧力バランスをとることにより、金属
シート11がレーザーノズル9に近接して切断加工でき
るので切断効率を上げることができるという利点もあ
る。この方法を用いる場合のレーザーノズル9の先端は
フラットである必要はなく、金属シートとの間隔を一定
とするため必要に応じてスペーサーの役割をはたす凹凸
や足、スカート状な物などをつけてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、厚み0.3mm以下のシート状の被加工物を加工
するためのレーザー加工装置において、集光機構と被加
工物との間の間隔を一定にする手段として、レーザーノ
ズル機構の先端と被加工物との間隔を保持する間隔保持
手段を設けたので、微細な開口部のパターンを安定して
切断加工することができるようになる。従って、従来は
困難であった高精度の微細加工品をレーザー法で加工す
ることが達成できるとともに、従来の装置に比べはるか
に低コストで微細加工品を提供することが可能になる。
その結果、プリント配線板やリードフレームなどの高密
度化に対応しうる微細加工品を得ることができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザー加工装置の一実施例の構造を
速式的に示す断面図である。
【図2】本発明の別の実施例の要部を示す断面図であ
る。
【図3】本発明のさらに別の実施例の要部を示す断面図
である。
【図4】本発明のさらに別の実施例の要部を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 レーザー発振機構 1’ 炭酸ガスレーザー発振器 2 反射ミラー 3 レーザービーム 4 集光レンズ 5 ビーム径 6 ノズルホルダー 7 ビームスポット径 8 アシストガス導入口 9 レーザーノズル 10 ノズル先端開口 11 被加工物である金属シート 12 XYテーブル 13 クランプ 14 補助ガス噴射ノズル 15 補助ガス導入口 16 真空吸着ノズル 17 真空口 18 ガス吹付けノズル 19 加圧空気導入口

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚み0.3mm以下のシート状の被加工
    物を加工するためのレーザー加工装置であって、 レーザー発振機構と、 該レーザー発振機構からのレーザービームを被加工物上
    に集光させる集光機構と、 レーザーノズルとアシストガス供給手段を有し、該集光
    機構と被加工物との間の間隔を一定にする間隔保持手段
    を備えたレーザーノズル機構を具備することを特徴とす
    るレーザー加工装置。
  2. 【請求項2】 該間隔保持手段が、該レーザーノズル機
    構から噴射されるアシストガスにより形成される膜流を
    介して被加工物を該レーザーノズル機構に吸着せしめる
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のレーザー
    加工装置。
  3. 【請求項3】 該間隔保持手段が、該レーザーノズル機
    構から噴射されるアシストガスと、該レーザーノズル機
    構の先端側方に設けられた補助ガス噴射ノズルから噴射
    される補助ガスにより形成される膜流を介して被加工物
    を該レーザーノズル機構に吸着せしめるものであること
    を特徴とする請求項1に記載のレーザー加工装置。
  4. 【請求項4】 該間隔保持手段が、該レーザーノズル機
    構の先端側方に設けられた真空吸着ノズルからなること
    を特徴とする請求項1に記載のレーザー加工装置。
  5. 【請求項5】 被加工物の保持を、被加工物を挟んで該
    レーザーノズル機構と反対側に設けられた加圧手段で行
    なうことを特徴とする請求項1に記載のレーザー加工装
    置。
  6. 【請求項6】 該加圧手段が加圧ガス噴出ノズルである
    ことを特徴とする請求項5に記載のレーザー加工装置。
  7. 【請求項7】 該レーザー発振機構が炭酸ガスレーザー
    発振機構又はYAGレーザー発振機構であることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のレーザー加
    工装置。
  8. 【請求項8】 レーザー光をレーザーノズルを介して被
    加工物上に集光することにより厚み0.3mm以下のシ
    ート状の被加工物を加工する方法であって、アシストガ
    スにより形成される膜流を介して被加工物をレーザーノ
    ズル機構に吸着させた状態でレーザー加工を行なうこと
    を特徴とする微細加工品の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記レーザー加工後に、被加工物を電解
    研磨する工程、又は被加工物を電解研磨した後さらに弗
    素含有化合物粒子が分散された複合メッキ皮膜を形成す
    る工程を設けたことを特徴とする請求項8に記載の微細
    加工品の製造方法。
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JP2007184393A (ja) * 2006-01-06 2007-07-19 Sekisui Chem Co Ltd 基材外周処理装置及び方法
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