JPH0810825Y2 - データ転送装置 - Google Patents

データ転送装置

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JPH0810825Y2
JPH0810825Y2 JP1989110194U JP11019489U JPH0810825Y2 JP H0810825 Y2 JPH0810825 Y2 JP H0810825Y2 JP 1989110194 U JP1989110194 U JP 1989110194U JP 11019489 U JP11019489 U JP 11019489U JP H0810825 Y2 JPH0810825 Y2 JP H0810825Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、例えばデータ入力保持可能な本体装置から
メモリを有する外部装置に対してデータ転送を行なう際
に使用されるデータ転送装置に関する。
[従来技術とその問題点] 例えば、電子手帳等のデータの入力,保存が可能な情
報機器から、小型プリンタ等のメモリを有する外部装置
に対してデータの転送を行なうのに、外部装置のメモリ
容量を越えてデータ転送を行なった場合には、転送エラ
ーになるか、あるいはメモリ容量相当分のデータのみが
転送される。
しかしながら、上記転送エラーになる場合、あるいは
メモリ容量相当分のデータのみが転送される場合の何れ
の場合においても、該メモリ容量に対応して、データの
どの部分までが転送可能であるかをオペレータが知るこ
とはできないため、例えば任意のデータのみ確実に転送
して印字を行なうことができない。
[考案の目的] 本考案は上記のような問題点に鑑みなされたもので、
外部装置のメモリ容量に応じた転送可能データを知るこ
とが可能になるデータ転送装置を提供することを目的と
する。
[考案の要点] すなわち本考案に係わるデータ転送装置は、データ記
憶手段と、このデータ記憶手段に記憶されたデータをメ
モリを有する外部装置に転送するデータ転送手段と、上
記データ記憶手段に記憶されたデータの量と上記外部装
置のメモリ容量とを比較する比較手段と、この比較手段
において上記データの量がメモリ容量より多いと判断さ
れた場合には上記外部装置に転送可能なデータ範囲を表
示する転送可データ表示手段とを備えて構成したもので
ある。
[考案の実施例] 以下図面により本考案の一実施例について説明する。
第1図はデータ転送装置の外観構成を示すもので、同
図において、1は電子手帳であり、この電子手帳1の全
面には、ひらがな,カタカナ,英記号,英数字等の文字
入力キーを備えたキー入力部2、及び液晶により構成さ
れる表示部3が設けられる。この電子手帳1は、例えば
人名,住所,行動予定等のデータを作成して整理記憶
し、適宜呼出し表示して使用するもので、この電子手帳
に記憶されたデータの印字を行なう場合に、本実施例で
は、データ転送ライン4を介してハンディコピー5を接
続する。
ここで、上記電子手帳1により複数種類の文字列デー
タを入力する場合には、そのそれぞれの文字列データ入
力毎に上記キー入力部2における「停」キー2aを操作し
て停止コードを入力し、異なる文字列データ間を区切る
ようにする。
このハンディコピー5は、そのハウジングの一端に光
学像を読取る読取り幅8mmの読取り部6と、他端に内部
メモリに記憶されたイメージデータを印字出力する印字
部7とを備えるもので、ハウジングの側面には、読取り
・通信モード(INPUT)と印字モード(PRINT)とを切換
えるモード切換えスイッチ8が設けられ、またハウジン
グの前側面には、読取りあるいは印字動作を開始させる
ための動作キー9が設けられる。
すなわち、上記ハンディコピー5のモード切換えスイ
ッチ8を読取り・通信モード(INPUT)にセットし、読
取り部6を原稿の被読取り面に当接させて動作キー9を
押しながらハウジング自体を所定の方向へ移動させる
と、ハウジングの移動軌跡に対応する被読取り面の画像
情報がイメージデータとして光学的に読取られ、内部メ
モリに記憶される。
また、上記読取り・通信モードのセット状態におい
て、電子手帳1からデータ転送ライン4を介してデータ
転送が行なわれると、この転送データはイメージデータ
として内部メモリに記憶される。
この場合、ハンディコピー5における内部メモリのメ
モリ容量に対し、上記停止コードにより区切られた個々
の文字列データの量が少ない場合には、該メモリ容量の
範囲内で転送可能な文字列データが順次転送され、ま
た、上記内部メモリのメモリ容量に対し、停止コードに
より区切られた文字列データの量が多い場合には、該メ
モリ容量に対応させた文字列データの転送可能後尾部が
表示されると共に、これに続く転送不可能なデータ先頭
部がカーソルにより示される。
そして、ハンディコピー5のモード切換えスイッチ8
を印字モード(PRINT)にセットし、印字部7を記録紙
面に当接させて動作キー9を押しながらハウジング自体
を所定の方向へ移動させると、ハウジングの移動軌跡に
対応する記録紙面に、上記内部メモリに転送記憶された
イメージデータが順次印字出力される。
ここで、上記印字部7における内部メモリのメモリ容
量に対応させた最大印字長さ(Max)は180mmであり、ま
た、文字列データの文字数N,1文字ドット数(基準ドッ
ト数×指定倍角)S,文字間ドット数K,印字分解能8ドッ
ト/mmとすると、その印字長さLCは次式1により求めら
れる。
LC={S×N+K×(N−1)}/8(mm) ……式1 つまり、最大印字長さMax=180mmでの印字可能文字
数、すなわち、ハンディコピー5の内部メモリでの記憶
可能文字数Jは次式2により求められる。
J={(180×8−K)/(S+K)} ……式2 第2図は上記構成のデータ転送装置における電子回路
の構成を示すもので、同図において、11は電子手帳1の
制御部であり、この制御部11は、キー入力部2からのキ
ー入力操作信号に応じて回路各部の動作制御を行なう。
上記制御部11には、キー入力部2におけるキー入力操
作に応じた演算処理、及び前期式1,式2に基づく演算処
理を行なうための演算部12を始めとして、キー入力作成
された文字列データをその区切り停止コードと共に記憶
する文字列データ記憶部13、上記停止コードの制御部11
による読出しを判断するコード判断部14、キー入力され
た文字列データやその転送データ等をカーソルと共に表
示部3に表示させる表示制御部15が接続される。
一方、上記制御部11と文字列データ記憶部13との間の
アドレス及びデータバスには、並列にしてレジスタ16が
接続される。このレジスタ16は、電子手帳1からハンデ
ィコピー5にデータ転送するための文字列データ記憶部
13における範囲指定先頭アドレスn及び最終アドレスm
を格納するレジスタ、転送開始一時ポインタTPS及び終
了一時ポインタTPEとしてのレジスタ、転送印字指定範
囲のエンドフラグEFを格納するレジスタ、前期文字列デ
ータの印字長さLCを格納するレジスタ、前期最大印字長
さMaxを格納するレジスタ、そして、文字列データの文
字数Nをカウント格納する文字カウンタとしてのレジス
タがそれぞれ備えられる。
また、制御部11には、ハンディコピー5に対するデー
タ転送出力端子との間に、データ送受信部17が介在され
る。
さらに、第2図において、21はハンディコピー5の制
御部であり、この制御部21には、印字部7を始め、前記
電子手帳1から転送される文字列データを記憶するメモ
リ22、該電子手帳1からの転送データを受信するデータ
送受信部23、このハンディコピー5の記録紙上における
走査移動量を検知するエンコーダ24が接続される。
つまり、ハンディコピー5のモード切換えスイッチ8
を印字モード(PRINT)にセットし、印字部7を記録紙
面に当接させて動作キー9を押しながらハウジング自体
を所定の方向へ移動させると、ハウジングの移動軌跡に
対する記録紙面に、エンコーダ24により検知される走査
移動量に応じて、上記メモリ22に転送記憶された文字列
データ等のイメージデータが順次読出されて印字出力さ
れる。
次に、上記構成のデータ転送装置の動作について説明
する。
はじめに、電子手帳1のキー入力部2を使用して複数
種類の文字列データを作成すると、その個々の文字列デ
ータは順次文字列データ記憶部13に書込まれて記憶され
る。
ここで、文字列データ記憶部13に記憶された各文字列
データを、ハンディコピー5を使用して印字するには、
まず、印字したい所望の文字列データを電子手帳1から
ハンディコピー5に送り、メモリ22に対して記憶させ
る。
第3図は電子手帳1における文字列データの印字送信
処理を示すフローチャートであり、まず、文字列データ
記憶部13に予め記憶される文字列データを、制御部11か
ら表示制御部15を通して表示部3に表示させ、該文字列
データの所望の印字範囲を指定する。すると、この印字
指定範囲に対応する文字列データ記憶部13における文字
列データの先頭アドレスnと最終アドレスmとが、それ
ぞれレジスタ16に格納される(ステップS1)。ここで、
レジスタ16におけるn及びm領域を除く他のレジスタ領
域が初期化される(ステップS2)。そして、レジスタ16
における印字開始一時ポインタTPSに対し上記文字列デ
ータ記憶部13の範囲指定先頭アドレスnが格納され、ま
た、印字終了一時ポインタTPEに対しては、上記n−1
アドレスが格納される(ステップS3,S4)。
ここで、ステップS5に進み、レジスタnに記憶される
アドレス値とレジスタmに記憶される印字指定範囲の最
終アドレス値とが比較判断されるもので、このステップ
S5において「No」、つまり、レジスタnに記憶されるア
ドレス値は印字指定範囲の最終アドレス値mに到達して
ないと判断されると、文字列データ記憶部13から範囲指
定された文字列データが1文字分読出される。(ステッ
プS6)。この時、コード判断部14において、文字列デー
タ記憶部13から読出されたデータが停止コードであるか
否かが判断される(ステップS7)。このステップS7にお
いて「No」、つまり、文字列データ記憶部13から読出さ
れたデータは停止コードではなく、1区切り分の文字列
データの最終データには到達していないと判断される
と、上記レジスタnに格納されるアドレス値が+1され
る(ステップS8)。
この後、上記ステップS5〜S8における判断,処理を繰
返し、文字列データ記憶部13から順次印字指定範囲内の
文字列データが1文字ずつ読出され、例えば1区切り分
の文字列データが読出されて、コード判断部14において
停止コードの読出しが判断されると、ステップS7で「Ye
s」と判断され、上記1区切り分を1行とする文字列デ
ータの印字長さLCが、演算部12において前期式1に基づ
き算出され、レジスタ16に格納される(ステップS10,S1
1)。
すると、ステップS12に進み、上記レジスタLCに格納
された文字列データの1行印字長さが、ハンディコピー
5の内部メモリ容量に相当する最大印字長さMaxより長
いか否かが判断されるもので、このステップS12におい
て「No」、つまり、ハンディコピー5のメモリ容量に
は、まだ、余裕があると判断されると、印字終了一時ポ
インタTPEに対し上記で読出された1区切り分文字列デ
ータの最終アドレスnが与えられ、エンドフラグEFが
“1"であるか否かが判断される(ステップS12〜S14)。
この場合、上記文字列データの読出し処理は、印字指
定範囲の最終アドレス値mまで到達していないので、エ
ンドフラグEFは“0"であり、ステップS14において「N
o」と判断され、上記ステップS5〜S8における判断,処
理に戻る。
ここで、次の文字列データが読出され、ステップS7に
おいて「Yes」と判断された後、ステップS10においてそ
の1行印字長さが算出され、ステップS11において前回
算出の1行印字長さLCに加算した総印字長さLCがレジス
タ16に格納される。この時、ステップS12において「Ye
s」、つまり、上記レジスタLCに格納された文字列デー
タの総印字長さは、ハンディコピー5の内部メモリ容量
に相当する最大印字長さMaxより長く、メモリ22には前
回読出された1区切り分の文字列データまでの転送書込
みしかできないと判断されると、ステップS15に進み、
印字開始一時ポインタTPSが印字終了一時ポインタTPEよ
り大きいか否かが判断される。この場合、印字開始一時
ポインタTPSは、前期ステップS3での処理により、文字
列データ記憶部13における印字指定範囲の先頭アドレス
nに相当し、また、印字終了一時ポインタTPEは、前期
ステップS13での処理により、前回読出された1区切り
分の文字列データの最終アドレスnに相当するので、上
記ステップS15では「No」と判断され、上記TPS〜TPEま
での印字開始〜終了ポインタに基づく文字列データが印
字データとしてイメージ変換され、制御部11からデータ
送受信部17を介し、ハンディコピー5側に送信転送され
る(ステップS16,S17)。これにより、ハンディコピー
5のメモリ22には、上記電子手帳1の文字列データ記憶
部13にて記憶された区切り単位の文字列データが、その
メモリ容量を越えない範囲で転送され書込まれたことに
なり、印字部7を通しての印字出力可能な状態になる。
こうして、電子手帳1側からハンディコピー5に対す
るデータ転送処理が行なわれた後に、ハンディコピー5
による上記文字列データの印字を行なうには、まず、モ
ード切換えスイッチ8により印字モード(PRINT)を設
定し、コピー機本体をその動作キー9を押しながら印字
部7を記録紙に当接させて移動させる。すると、エンコ
ーダ24から出力されるエンコーダパルスに基づき、メモ
リ22からの文字列データの読出し処理及びその記録紙に
対する印字処理が実行される。
この後、ステップS18に進み、エンドフラグEFが“1"
であるか否かが判断される。この場合、文字列データの
読出し転送処理は、前期1区切り分の文字列データに対
してのみ実施されただけであり、印字指定範囲の最終ア
ドレス値mまでは到達していないので、上記エンドフラ
グEFは“0"、つまりステップS18では「No」と判断さ
れ、制御部11は表示制御部15を通して表示部3に対し
「残りデータあり」のメッセージ表示を行なわせる(ス
テップS19)。この時、キー入力部2において、送信キ
ー以外のキー入力操作がなされた場合には、制御部11は
そのキー入力操作信号に応じた処理を実行する(ステッ
プS20〜S22)。
一方、前期印字指定範囲における残りの文字列データ
の送信転送を行なうのに、キー入力部2における送信キ
ーが操作されると、上記ステップS21において「Yes」と
判断され、現在の印字終了一時ポインタTPE、つまり前
回送信転送処理された文字列データの最終アドレスに+
1した次の文字列データの先頭アドレスがレジスタnに
格納される(ステップS23)。そして、レジスタ16にお
ける印字開始一時ポインタTPSに対し上記次の文字列デ
ータの先頭アドレスnが格納され、また、印字終了一時
ポインタTPEに対しては、上記n−1アドレスが格納さ
れる(ステップS3,S4)。
この後、ステップS5〜S8における判断,処理を繰返
し、文字列データ記憶部13から次の文字列データが順次
1文字ずつ読出され、レジスタnに記憶されるアドレス
値が印字指定範囲の最終アドレス値mに到達すると、ス
テップS5において「Yes」と判断され、レジスタ16にお
けるエンドフラグEFに“1"が立てられる(ステップS
9)。そして、上記印字指定範囲の最終アドレスmまで
読出された文字列データの印字長さLCが、演算部12にお
いて前期式1に基づき算出され、レジスタ16に格納され
る(ステップS10,S11)。
すると、ステップS12に進み、上記レジスタLCに格納
された文字列データの1行印字長さが、ハンディコピー
5の内部メモリ容量に相当する最大印字長さMaxより長
いか否かが判断されるもので、このステップS12におい
て「No」、つまり、印字長さLCの文字列データは、ハン
ディコピー5のメモリ22に対し、その容量的に充分書込
み可能であると判断されると、印字終了一時ポインタTP
Eに対し上記で読出された文字列データの最終アドレス
nが与えられ、エンドフラグEFが“1"であるか否かが判
断される(ステップS12〜S14)。
この場合、上記文字列データの読出し処理は、印字指
定範囲の最終アドレス値mまで到達したので、エンドフ
ラグEFは上記ステップS9での処理により“1"であり、ス
テップS14において「Yes」と判断される。そして、ステ
ップS15に進み、印字開始一時ポインタTPSが印字終了一
時ポインタTPEより大きいか否かが判断される。この場
合、印字開始一時ポインタTPSは、前期ステップS3での
処理により、転送文字列データの先頭アドレスnに相当
し、また、印字終了一時ポインタTPEは、前期ステップS
13での処理により、今回読出された文字列データの最終
アドレスnに相当するので、上記ステップS15では「N
o」と判断され、上記TPS〜TPEまでの印字開始〜終了ポ
インタに基づく文字列データが印字データとしてイメー
ジ変換され、制御部11からデータ送受信部17を介し、ハ
ンディコピー5側に送信転送される(ステップS16,S1
7)。これにより、ハンディコピー5のメモリ22には、
上記前回転送の文字列データに続く区切り単位の文字列
データの全てが、そのメモリ容量を越えない範囲で転送
され書込まれたことになり、前回同様、印字部7を通し
ての印字出力可能な状態になる。
この後、ステップS18に進み、エンドフラグEFが“1"
であるか否かが判断される。この場合、文字列データの
読出し転送処理は、全文字列データに対して実施され、
印字指定範囲の最終アドレス値mまで到達したので、上
記エンドフラグEFは前期ステップS9での処理により
“1"、つまりステップS18では「Yes」と判断され、上記
一連の文字列データ送信転送処理が終了する。
すなわち、電子手帳1の文字列データ記憶部13にて記
憶された区切り単位の文字列データが、ハンディコピー
5に対し、そのメモリ容量を越えない範囲で転送され、
文字列データの転送残りがある場合には、「残りデータ
あり」のメッセージ表示が成され、送信キーの操作によ
りさらに次の区分からの文字列データの転送が同様にし
て行なえるので、一節の文字列データが転送途中で途切
れたり、メモリ容量が足りないことにより直ちにエラー
状態になることはない。
一方、上記ステップS5〜S8の判断,処理において、1
区切り分の文字列データが読出された状態で、その印字
長さLCがハンディコピー5の内部メモリ容量に相当する
最大印字長さMaxより長く、メモリ22にはこの1区切り
分の文字列データの一括した転送書込みができないと判
断されると、ステップS15に進み、印字開始一時ポイン
タTPSが印字終了一時ポインタTPEより大きいか否かが判
断される。この場合、印字開始一時ポインタTPSは、前
期ステップS3での処理により、上記1区切り分の文字列
データの先頭アドレスnに相当し、また、印字終了一時
ポインタTPEは、前期ステップS4での処理により、該先
頭アドレスnの−1に相当するので、上記ステップS15
では「Yes」と判断され、ステップS24〜S26における、
転送可能データ領域と転送不可能データ領域とのカーソ
ル指示による表示処理が実行される。
まず、ステップS24では、ハンディコピー5における
メモリ容量に対応する最大印字長さMax相当の文字列デ
ータ記憶部13におけるメモリアドレスが、前期式2によ
り算出される記憶可能文字数Jに基づき求められ、この
メモリアドレスに+1して転送書込み不可能な文字列デ
ータの先頭アドレスnが算出される。そして、この転送
書込み不可能な文字列データの先頭メモリアドレスnに
対応して表示制御部15におけるカーソルポインタ15aが
セットされる(ステップS25)。すると、表示部3に
は、メモリ22への書込みが途切れてしまう文字列データ
の先頭位置をカーソルが示す状態で、転送可能データ領
域と転送不可能データ領域とが表示出力されるようにな
る(ステップS26)。
したがって、上記構成のデータ転送装置によれば、1
区切り分の文字列データのデータ量が、メモリ22のメモ
リ容量を越えてしまう場合には、予めその書込み不可能
なデータ領域の先頭をカーソルで表示してオペレータに
知らせるので、例えばオペレータは上記メモリ容量を越
えてしまう文字列データを、任意の位置に停止コードを
挿入して分割し、確実にハンディコピー5のメモリ22に
対して順次転送し印字出力することができるようにな
る。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、データ記憶手段と、こ
のデータ記憶手段に記憶されたデータをメモリを有する
外部装置に転送するデータ転送手段と、上記データ記憶
手段に記憶されたデータの量と上記外部装置のメモリ容
量とを比較する比較手段と、この比較手段において上記
データの量がメモリ容量より多いと判断された場合には
上記外部装置に転送可能なデータ範囲を表示する転送可
データ表示手段とを備えて構成したので、外部装置のメ
モリ容量に応じた転送可能データを知ることが可能にな
るデータ転送装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係わるデータ転送装置の電
子手帳とハンディコピーとを示す外観図、第2図は上記
電子手帳及びハンディコピーにおける電子回路の構成を
示すブロック図、第3図は上記電子手帳及びハンディコ
ピー間における印字送信処理を示すフローチャートであ
る。 1……電子手帳、2……キー入力部、2a……停キー、3
……表示部、4……データ転送ライン、5……ハンディ
コピー、6……読取り部、7……プリント部、8……モ
ード切換えキー、9……動作キー、11……電子手帳制御
部、12……演算部、13……文字列データ記憶部、14……
コード判断部、15……表示制御部、15a……カーソルポ
インタ、16……レジスタ、17……電子手帳データ送受信
部、21……ハンディコピー制御部、22……メモリ、23…
…ハンディコピーデータ送受信部、24……エンコーダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ記憶手段と、 このデータ記憶手段に記憶されたデータをメモリを有す
    る外部装置に転送するデータ転送手段と、 上記データ記憶手段に記憶されたデータの量と上記外部
    装置のメモリ容量とを比較する比較手段と、 この比較手段において上記データの量がメモリ容量より
    多いと判断された場合には上記外部装置に転送可能なデ
    ータ範囲を表示する転送可データ表示手段と、 を具備したことを特徴とするデータ転送装置。
JP1989110194U 1989-09-20 1989-09-20 データ転送装置 Expired - Lifetime JPH0810825Y2 (ja)

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