JP3005689B2 - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JP3005689B2
JP3005689B2 JP1195651A JP19565189A JP3005689B2 JP 3005689 B2 JP3005689 B2 JP 3005689B2 JP 1195651 A JP1195651 A JP 1195651A JP 19565189 A JP19565189 A JP 19565189A JP 3005689 B2 JP3005689 B2 JP 3005689B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、例えばキャラクタパターンによるイメージ
データを受信し、プリンタ等により出力を行なうデータ
通信装置に関する。
[従来技術とその問題点] 例えばワードプロセッサにより作成された文字列デー
タを、一旦、メモリを有するプリンタに転送してプリン
トする際に、キャラクタジェネレータを備えたプリンタ
を用いた場合には、上記文字列データは、その個々の文
字データをキャラクタコードにして転送されメモリに記
憶される。そして、プリンタ側のキャラクタジェネレー
タにより順次文字パターンに変換されプリント出力され
る。
この場合、文字列データはプリンタ側にキャラクタコ
ードで転送されるため、プンリンタにおけるメモリ容量
が少なくて済むが、プリントに際しキャラクタジェネレ
ータを通した文字データのパターン化が必要であるた
め、制御が複雑になり高価になるばかりか、イメージデ
ータの転送プリントが容易に行なえない欠点がある。
そこで、キャラクタジェネレータを備えないプリンタ
を使用し、外部装置からのデータをイメージデータのま
ま受信してメモリに記憶することで、多少大きなメモリ
容量が必要になるものの、メモリ内容をそのまま出力し
てプリントできるので、制御が簡単で安価になるばかり
か、イメージデータをプリントさせるのが極めて容易に
なる利点が得られる。
しかしながら、特に、文字列データ転送プリントの際
に、データ送信側における文字倍率に倍角設定が成され
ていると、その文字倍率に応じたキャラクタパターンが
イメージデータとして転送されるため、膨大なメモリ容
量が消費されることになる。この場合、メモリ容量の倍
増から高価格化を招くという問題が生じる。
[発明の目的] 本発明は上記のような問題点に鑑みなされたもので、
例えば倍角設定された文字情報をその設定文字倍率に応
じたイメージデータとして転送する必要なく、データ転
送先メモリ容量の消費量を軽減することが可能になり、
また外部装置からの指示に応じて、外部装置から転送さ
れる前記イメージデータのみを設定された倍率でプリン
トしたり、データ受信側に記憶されている他のイメージ
データを前記イメージデータとともに設定された倍率で
プリントできるデータ通信装置を提供することを目的と
する。
[発明の要点] すなわち本発明に係わるデータ通信装置は、イメージ
データ、該イメージデータの繰り返し回数データ、該イ
メージデータの倍率データ及び該イメージデータを単独
で印刷するか他のイメージデータとともに印刷するかを
指示する指示データを外部装置から受信するデータ受信
手段と、前記他のイメージデータを記憶している記憶手
段と、前記受信手段によって受信したイメージデータを
前記繰り返しデータの分だけ繰り返して前記他のイメー
ジデータが記憶されている前記記憶手段に書き込む書込
み手段と、前記指示データが指示する内容を判断する判
断手段と、前記判断手段によって前記受信したイメージ
データを単独で印刷することが指示されたと判断された
場合には、前記記憶手段に記憶された前記受信したイメ
ージデータのみを前記データ受信手段によって受信され
た前記倍率データによって指定される倍率に拡大して印
刷し、前記判断手段によって前記受信したイメージデー
タを前記他のイメージデータとともに印刷することが指
示されたと判断された場合には、前記記憶手段に記憶さ
れた前記受信したイメージデータ及び前記他のイメージ
データをともに前記データ受信手段によって受信された
前記倍率データによって指定される倍率に拡大して印刷
する印刷手段とを備えて構成したものである。
[発明の実施例] 以下図面により本発明の一実施例を説明する。
第1図はデータ通信装置の外観構成を示すもので、同
図において、1は電子手帳であり、この電子手帳1の前
面には、ひらがな,カタカナ,英記号,英数字等の文字
入力キーを備えたキー入力部2、及び液晶により構成さ
れる表示部3が設けられる。この電子手帳1は、例えば
人名,住所,行動予定等のデータを作成して整理記憶
し、適宜呼出し表示して使用するもので、この電子手帳
に記憶されたデータのプリントを行なう場合に、本実施
例では、データ転送ライン4を介してハンディコピー5
を接続する。
このハンディコピー5は、そのハウジングの一端に光
学像を読取る読取り幅8mm、読取り長さ200mmの読取り部
6と、他端に内部メモリに記憶されたイメージデータを
プリント出力するプリント部7とを備えるもので、ハウ
ジングの側面には、読取り・通信モード(INPUT)とプ
リントモード(PRINT)とを切換えるモード切換えスイ
ッチ8が設けられ、またハウジングの前側面には、読取
りあるいはプリント動作を開始させるための動作キー9
が設けられる。
すなわち、上記ハンディコピー5のモード切換えスイ
ッチ8を読取り・通信モード(INPUT)にセットし、読
取り部6を原稿の被読取り面に当接させて動作キー9を
押しながらハウジング自体を所定の方向へ移動させる
と、ハウジングの移動軌跡に対応する被読取り面の画像
情報がイメージデータとして光学的に読取られ、内部メ
モリに記憶される。
また、上記読取り・通信モードのセット状態におい
て、電子手帳1からデータ転送ライン4を介してデータ
転送が行なわれると、この転送データはイメージデータ
として内部メモリに記憶される。この場合、転送データ
と共に、メモリに対する書込み制御データ及びプリント
に対する出力制御データが共に転送される。
そして、ハンディコピー5のモード切換えスイッチ8
をプリントモード(PRINT)にセットし、プリント部7
を記録紙面に当接させて動作キー9を押しながらハウジ
ング自体を所定の方向へ移動させると、ハウジングの移
動軌跡に対応する記録紙面に、上記内部メモリに記憶さ
れたイメージデータが順次プリント出力される。
第2図は上記ハンディコピー5の電子回路の構成を示
すもので、画像読取り部6には、コピー機本体の原稿A
面上での移動量を検出する読取りエンコーダ11と、この
エンコーダ11からの移動量検出信号(エンコーダパル
ス)に同期して、LED12により照明される原稿A面の画
像データを光学的に読取るCCDイメージセンサ13とが設
けられる。ここで、イメージセンサ13の解像度は8dots/
mmであり、その読取り幅8mmに対応する64dotsのライン
型CCDが用いられる。また、プリント部7には、上記同
様コピー機本体の記録紙面上での移動量を検出するプリ
ントエンコーダ14と、このエンコーダ14からの移動量検
出信号(エンコーダパルス)に同期して、上記読取り部
6で読取った画像データを記録紙に熱転写プリントする
印字ヘッド15とが設けられる。
そして、コピー機本体側面のモード切換えスイッチ8
及び動作キー9はキー及びスイッチ16とし、制御部17は
そのキー操作信号に応じて回路各部の動作を制御する。
イメージセンサ13は、上記読取りエンコーダ11からの
エンコーダパルスに応じて制御部17から制御信号が与え
られるイメージセンサ駆動部18により駆動され、原稿A
面の画像データを光学像として読取るもので、このイメ
ージセンサ13により電気信号に変換された画像信号は、
2値化部19を介して光学像の明暗に応じた白黒2値のデ
ィジタル信号に変換され、セレクタ20を通して制御部17
に与えられイメージデータ記憶部21に順次記憶される。
セレクタ20にはシリアル送受信部22が接続される。
シリアル送受信部22は、電子手帳等の外部装置と接続
されるTX(送信)端子,RX(受信)端子,GND(接地)端
子を備え、外部装置から送信されたデータを受信するも
ので、その受信データはセレクタ20を通して制御部17に
与えられイメージデータ記憶部21,印字制御データ記憶
部23あるいはアドレス記憶部26に順次記憶される。
ここで、読取り・通信モードの設定状態において、外
部装置からデータが受信されない場合には、制御部17
は、セレクタ20を2値化部19側に切換えるセレクト信号
を出力し、イメージセンサ13により読取られる画像信号
をイメージデータ記憶部21に書込ませる。
また、読取り・通信モードの設定状態において、外部
装置からデータが受信された場合には、制御部17は、セ
レクタ20をシリアル送受信部22側に切換えるセレクト信
号を出力し、外部装置から受信されるデータをイメージ
データ記憶部21,印字制御データ記憶部23あるいはアド
レス記憶部26に書込ませる。この場合、LED12は消灯さ
れ、また、イメージセンサ駆動部18には制御信号が与え
られなくなり、イメージセンサ13による画像データの読
取り動作は停止される。
第3図は上記シリアル送受信部22により受信される外
部装置からのデータ内容を示すもので、外部装置からの
データは、制御コードに1バイト、コマンドに1バイ
ト、データ数に2バイト、データにnバイト、チェック
サムに1バイトが割り付けられる。まず、制御コード
は、受信相手の状態確認を行なうためのコードであり、
この場合、制御コードには、外部装置からの送信開始を
示すテキスト開始コード、状態問合わせコード(EN
Q)、伝送終了コード(EOT)、肯定応答コード(AC
K)、否定応答コード(NAK)が与えられる。また、コマ
ンドは、後に続いて送られるデータの属性を示すコー
ド、あるいはデータ書込み、データ出力のためのコント
ロールコードである。すなわち、コマンドには、後に続
いて送られるデータが転送キャラクタデータの印字倍率
を指示する倍角コードであることを示すコード、イメー
ジデータ記憶部21の書込み領域を指示するアドレスデー
タであることを示すコード、又は、転送キャラクタデー
タの区切りを指示する改行コード、あるいは後に続くデ
ータに同一データが連続する場合の、単位データとその
単位データの連続回数を示すデータであることを示すコ
ード、更に、後に続くデータが通常のキャラクタパター
ンデータであることを示すデコータコード等が与えられ
る。そして、データ数では、これに続いて送られるデー
タが何バイトあるかが示される。ここで、データには、
上記コマンドが倍角コードである場合その縦倍率,横倍
率の倍角データが、領域設定コードである場合その領域
のアドレスデータが、繰返しコードである場合その繰返
しデータ及び繰返し回数データが、データコードである
場合そのデータが与えられ、外部装置にて予め入力され
たキャラクタデータはパターン化されたイメージデータ
として与えられる。さらに、チェックサムは、上記コマ
ンドからデータまでの総送信データの照合を行なうため
の所定のデータが与えられる。
一方、制御部17には、イメージデータ記憶部21に並列
にして印字制御データ記憶部23及び汎用データ記憶部24
が接続される。このイメージデータ記憶部21、印字制御
データ記憶部23、汎用データ記憶部24に対するメモリア
ドレスの指定制御は、制御部17からアドレス制御部25を
通して行なわれる。
第4図はイメージデータ記憶部21のメモリ構成を示す
もので、このイメージデータ記憶部21は、上記CCDイメ
ージセンサ13による画像データの読取り幅8mm及び読取
り長さ200mmに対応して、縦8byte(64bits)×横1600bi
tsのメモリ領域を有し、外部装置から転送されるキャラ
クタパターンは、1文字24×24dotsのイメージデータと
して送られるので、通常6〜8byte間の3byte領域に書込
みが行なわれる。この場合、外部装置から転送されるキ
ャラクタパターンの3byte幅の書込み領域は、前期コマ
ンドデータとして送られる領域設定コードに基づき、上
記通常書込み領域(6〜8byte)以外の3byte領域に任意
に設定される。
第5図は印字制御データ記憶部23のメモリ内容を示す
もので、この印字制御データ記憶部23には、外部装置か
らのデータ転送時において、その改行コマンドコードに
基きアドレス制御部25から得られるイメージデータ記憶
部21のY(横)方向アドレスがエンドアドレス、そし
て、エンドアドレス+1が次のデータのスタートアドレ
スとして記憶され、また、倍角コードに基づく縦倍率,
横倍率の倍角データ、及び制御フラグ“0"または“1"が
記憶される。
ここで、上記印字制御データ記憶部23に倍角データが
書込まれた場合には、そのスタート→エンドアドレスに
対応してイメージデータ記憶部21に記憶されたイメージ
データが、該倍角データが示す文字倍率に応じて拡大プ
リントされる。
また、上記印字制御データ記憶部23に書込まれた制御
フラグが“0"の場合には、そのスタート→エンドアドレ
スに対応してイメージデータ記憶部21に記憶されたイメ
ージデータが、他のメモリ領域に予め記憶されたイメー
ジデータと共にプリント出力され、該制御フラグが“1"
の場合には、そのスタート→エンドアドレスに対応して
イメージデータ記憶部21に記憶されたイメージデータの
みがプリント出力される。
上記、汎用データ記憶部24には、外部装置からのデー
タ転送時において、その繰返しコマンドコードに基く繰
返しデータ及び繰返し回数データが記憶される。
ここで、汎用データ記憶部24に対し上記繰返しコマン
ドに基づく繰返しデータ及び繰返し回数が記憶された場
合には、該繰返しデータがその繰返し回数分だけ繰返さ
れてイメージデータ記憶部21に書込まれる。
また、制御部17には、アドレス記憶部26、演算部27、
制御コードコマンド判断部28が接続される。アドレス記
憶部26には、上記外部装置からのデータ転送時におい
て、その領域設定コマンドコードに基くアドレスデータ
が、イメージデータ記憶部21に対するX(縦)方向のス
タート及びエンドアドレスとして記憶される。一方、演
算部27では、上記汎用データ記憶部24に記憶された繰返
しデータ書込みの際に、その繰返し回数の減算処理が行
なわれ、また、制御コードコマンド判断部28では、外部
装置から転送され受信されるデータの、制御コード内容
及びコマンドコード内容の判断処理が行なわれる。
そして、制御部17のプリントデータラインには、縦倍
変換部29及び印字バッファ30を介して印字制御部31が接
続され、この印字制御部31を通して印字バッファ30に格
納されたイメージデータが印字ヘッド15に送られて記録
紙に対しプリント出力される。
次に、上記構成のデータ通信装置の動作について説明
する。
まず、ハンディコピー5のモード切換えキー8の操作
により、制御部17が読取り・通信モード(INPUT)に設
定されると、制御部17はイメージセンサ駆動部18に制御
信号を送りイメージセンサ13を作動させる。ここで、画
像データの読取りを行なうのに、コピー機本体をその読
取り部6を原稿A面に当接させて置き、動作キー9を押
しながら移動させると、読取りエンコーダ11からのエン
コーダパルスが制御部17に与えられる。すると、制御部
17は、LED12を点灯させ原稿A面の被読取り領域を照明
させると共に、イメージセンサ13から2値化部19及びセ
レクタ20を介して読取られる画像データを、上記エンコ
ーダパルスに同期して順次イメージデータ記憶部21に記
憶させる。この場合、読取り部6のCCDイメージセンサ1
3により読取られた画像イメージデータは、その読取り
幅8mmに対応して、イメージデータ記憶部21のメモリ領
域の縦アドレスいっぱいに書込まれる。
一方、上記制御部17が読取り・通信モードに設定さ
れ、イメージセンサ13がイメージセンサ駆動部18により
作動された状態、電子手帳1側から送信される文字列デ
ータを受信するのに、該電子手帳1をデータ転送ライン
4を介してシリアル送受信部22に接続しデータ送信を開
始させると、このシリアル送受信部22にて受信されるデ
ータは、セレクタ20を介して制御部17に送られる。
第6図は上記電子手帳1及びハンディコピー5間にお
けるデータ通信処理を示すフローチャートであり、ま
ず、制御部17に入力されるデータがシリアル送受信部22
からの受信データとして判断されると、この受信データ
は制御コードコマンド判断部28に与えられる(ステップ
S1,S2)。ここで、制御コードとして「状態問合わせコ
ード(ENQ)」が受信されると、制御部17はその肯定応
答コード(ACK)をシリアル送受信部22を介して電子手
帳1側へ送信する(ステップS2,S3)。続いて、電子手
帳1側から制御コードとして「テキスト開始コード」が
受信されると、この制御コードに続いて受信されるコマ
ンドに応じたデータ処理が開始される(ステップS1,S2
→S4)。
つまり、コマンドコードとして倍角設定コードが受信
され、その倍角データとして例えば縦2倍角,横2倍角
が与えられると、この倍角データは、制御部17から印字
制御データ記憶部23に転送され、対応する横倍及び縦倍
のメモリエリアにそれぞれ「2,2」として記憶される
(ステップS5)。また、上記倍角コードに続いて制御フ
ラグ“0"または“1"が受信されると、このフラグデータ
もまた印字制御データ記憶部23における制御フラグエリ
アに記憶される(ステップS5)。
一方、コマンドデータとして領域設定コードが受信さ
れ、その領域設定データとして例えばイメージデータ記
憶部21の1〜3dyte目に対応する縦(X)方向アドレス
が与えられると、その先頭アドレス及び後尾アドレスが
それぞれ受信データ書込み領域のスタート,エンドアド
レスとしてアドレス記憶部26に対し記憶される(ステッ
プS6)。
また、コマンドデータとして改行コードが受信される
と、その時点においてアドレス制御部25により示される
アドレスデータが、エンドアドレスとして、また+1エ
ンドアドレスが次の受信データのスタートアドレスとし
て印字制御データ記憶部23におけるスタート及びエンド
アドレスエリアに記憶される(ステップS7)。
さらに、コマンドデータとして繰返しコードが受信さ
れ、その繰返しデータ及び繰返し回数データが与えられ
ると、該繰返しデータと回数データとは、何れも汎用デ
ータ記憶部24に格納される(ステップS8,S9)。そし
て、予めアドレス記憶部26に記憶された、転送データの
書込み領域を示すイメージデータ記憶部21の縦(X)方
向に対するウタート及びエンドアドレスがアドレス制御
部25に送られる(ステップS10)。すると、上記汎用デ
ータ記憶部24に格納された繰返しデータが読出され、イ
メージデータ記憶部21の指定メモリアドレスに対して書
込まれる(ステップS11)。この時、汎用データ記憶部2
4に予め格納された繰返し回数データは、演算部17にお
いて順次(−1)の減算処理が成され、回数データが
「0」になるまで繰返しデータの連続的書込みが行なわ
れる(ステップS11〜S13)。つまり、例えばキャラクタ
データ間の空白を5mmとして設定した場合には、縦
(X)方向3byte(24bits)で1bit幅の「0」データを
繰返しデータとし、横(Y)方向5mmに対応する「5mm×
8bots(/mm)=40」をその繰返し回数データとすれば、
イメージデータ記憶部21の3byte分の書込み指定領域に
は、「0」データ部分が40bits分、つまり5mm分連続し
て書込まれることになる。また、転送キャラクタデータ
が「−」(マイナス)である場合には、縦(X)方向3b
yteの中心部に黒データを置き、これを1文字キャラク
タ分、つまり24dots分繰返せばよいので、縦3byteの中
心bit(この場合、12,13ビット目)のみ「1」とした繰
返しデータと、3mm×8dots(/mm)=24」として繰返し
回数データを得ればよい。
そして、コマンドデータとしてデータコードが受信さ
れると、予めアドレス記憶部26に記憶された、転送デー
タの書込み領域を示すイメージデータ記憶部21の縦
(X)方向に対するスタート及びエンドアドレスがアド
レス制御部25に送られ、順次転送されるイメージデータ
が、イメージデータ記憶部21の指定メモリアドレスに対
して書込まれる(ステップS14,S15)。
この場合、上記1コマンドデータの処理毎に、チェッ
クサムが受信され、送信データと受信データとの照合が
正常に行なわれると、制御部17はその肯定応答コード
(ACK)をシリアル送受信部22を介して電子手帳1側へ
送信する(ステップS16,S17)。また、上記チェックサ
ム受信時において、送信データと受信データとの照合が
正常に行なわれないと、制御部17はその否定応答コード
(NAK)をシリアル送受信部22を介して電子手帳1側へ
送信する(ステップS16→S18)。
この後、電子手帳1側から伝送終了コード(EOT)が
受信されると、制御部17はその肯定応答コード(ACK)
をシリアル送受信部22を介して電子手帳1側へ送信し、
上記一連のデータ通信処理を終了させる(ステップS1,S
2→S19)。
すなわち、電子手帳1により作成された文字列データ
をプリントするのに、まずこの文字列データをハンディ
コピー5に対し送信すると、ハンディコピー5における
受信データは、予め受信された領域設定コードに基づく
イメージデータ記憶部21の縦(X)方向のスタート,エ
ンドアドレス領域に応じた3byte領域に順次書き込まれ
る。この際、ハンディコピー5における受信データが1
データ目である場合には、印字制御データ記憶部23にお
けるスタートアドレスエリアには、上記設定3byte領域
の先頭アドレスが書込まれ、また、受信データとしてキ
ャラクタデータに続く改行コードが受信された場合に
は、この改行コード受信時点でのアドレス制御部25によ
り指示されるアドレスデータが、上記印字制御データ記
憶部23におけるエンドアドレスエリアに書込まれる。
ここで、転送キャラクタデータを例えば4倍角でプリ
ントさせるのに、上記受信データとして縦倍率2,横倍率
2の倍角データが受信された場合には、この倍角データ
(2,2)がそれぞれ印字制御データ記憶部23における縦
倍エリア及び横倍エリアに書込まれる。また、転送キャ
ラクタデータを、予めイメージデータ記憶部21に記憶さ
れた他のイメージデータと共にプリントさせるのではな
く、該転送データのみを出力プリントさせるのに、上記
受信データとして制御フラグ“1"が受信された場合に
は、この制御フラグ“1"が印字制御データ記憶部23にお
ける制御フラグエリアに書込まれる。
一方、上記文字列データ転送の際に、転送データ内に
同一ドットデータを連続させてなる、例えば「−」キャ
ラクタや「=」キャラクタ等が存在する場合には、この
キャラクタデータは、横(Y)方向1ドット分の繰返し
データとその繰返し回数データとして受信される。この
場合には、上記繰返しデータ及びその繰返し回数データ
共に、一旦、汎用データ記憶部24に記憶され、繰返しデ
ータはその繰返し回数分だけイメージデータ記憶部21の
予め指定されたスタート,エンドアドレスの縦(X)3b
yte幅のメモリエリアに対して書込まれる。
こうして、電子手帳1側からハンディコピー5に対す
る通信処理が終了した後に、ハンディコピー5による上
記受信データのプリントを行なうには、まず、モード切
換えスイッチ8によりプリントモード(PRINT)を設定
し、コピー機本体をその動作キー9を押しながらプリン
ト部7を記録紙に当接させて移動させる。すると、プリ
ントエンコーダ14から出力されるエンコーダパルスに基
づき、イメージデータの読出し処理及びそのプリント処
理が開始される。
第7図はハンディコピー5におけるプリント処理を示
すフローチャートであり、まず、印字制御データ記憶部
23に記憶されたスタート,エンドアドレスと、制御フラ
グとが制御部17に読出され、アドレス制御部25に与えら
れる(ステップP1)。また、印字制御データ記憶部23に
記憶された縦倍データが縦倍変換部29に、横倍データが
印字制御部31に送られる(ステップP2,P3)。
ここで、上記印字制御データ記憶部23から読出された
制御フラグが、制御部17において“0"か“1"かが判断さ
れる(ステップP4)。このステップP4において、制御フ
ラグ“0"と判断された場合には、イメージデータ記憶部
21に記憶されたイメージデータは、その先頭アドレスか
ら最終アドレスまで順次読出され印字バッファ30に対し
転送される(ステップP4→P5)。
この場合、予め上記ステップP2,P3において、縦倍変
換部29に縦2倍角、印字制御部31に横2倍角の倍角デー
タがセットされた状態では、上記イメージデータ記憶部
21から読出されるイメージデータは、まず縦倍変換部29
を通ることで縦方向に倍角処理されて印字バッファ30に
送られる。そして、印字バッファ30から印字制御部31に
送られて横方向に倍角処理され、結果として4倍角のイ
メージデータに拡大される。
一方、上記ステップP4において、制御フラグ“1"と判
断された場合には、予めアドレス記憶部26に記憶された
縦(X)方向のスタート,エンドアドレスに基づき、イ
メージデータ記憶部21の縦3byte幅に記憶された前期電
子手帳1からの転送データのみ順次読出され、印字バッ
ファ30に対して転送される(ステップP4→P6)。そし
て、印字バッファ30における残り5byte分のデータバッ
ファ領域に対しては、制御部17により全て「0」データ
が書込まれる(ステップP7)。
この場合も上記同様にして、予め上記ステップP2,P3
において、縦倍変換部29に縦2倍角、印字制御部31に横
2倍角の倍角データがセットされた状態では、上記イメ
ージデータ記憶部21から読出されるイメージデータは、
まず縦倍変換部29を通ることで縦方向に倍角処理されて
印字バッファ30に送られる。そして、印字バッファ30か
ら印字制御部31に送られて横方向に倍角処理され、結果
として4倍角のイメージデータに拡大される。
そして、上記印字バッファ30から印字制御部31を通し
て出力されるイメージデータは、コピー機本体の移動に
伴うエンコーダパルスに同期して、順次プリント部7の
印字ヘッド15に供給され、アドレス制御部25においてエ
ンドアドレスが示されるまで記録紙面にプリント出力さ
れる(ステップP8〜P10)。
ここで、例えばハンディコピー5における受信データ
「プリント…」が、イメージデータ記憶部21の縦(X)
方向6〜8byte目に対して書込まれたとし、その1〜5by
te目には予め読取り部6において読取られたイメージデ
ータが記憶されていたとすれば、上記ステップP4におい
て、制御フラグ“1"の場合には、第8図(A)に示すよ
うに、受信データ「プンリント…」のみが記録紙Bにプ
リント出力され、また、上記制御フラグ“0"の場合に
は、第8図(B)に示すように、予めイメージセンサ13
により読取られたイメージデータと共に、上記受信デー
タ「プリント…」が記録紙Bにプリント出力される。
したがって、上記構成のデータ通信装置によれば、電
子手帳1にて作成された文字列データを、ハンディコピ
ー5に対してイメージデータとして転送するので、ハン
ディコピー5側においてキャラクタジェネレータを備え
る必要なく、読取り画像データを記憶させるためのイメ
ージデータ記憶部21に対し直接書込み記憶させることが
でき、複雑な制御を行なわずして容易にプリント出力で
きるばかりか、上記キャラクタデータをイメージデータ
として転送する際の倍角設定されたキャラクタデータ
は、その文字倍率に応じた拡大キャラクタパターンとし
て転送せず、予め倍角コードとして転送し、ハンディコ
ピー5側におけるプリント制御時において、該倍角コー
ドを読出してその倍率データに応じて拡大処理しプリン
ト出力するので、倍角設定されたキャラクタデータの転
送時間が短くて済み、また、イメージデータ記憶部21に
おけるメモリ容量の消費量を最小限に抑えることが可能
になる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、イメージデータ、該イ
メージデータの繰り返し回数データ、該イメージデータ
の倍率データ及び該イメージデータを単独で印刷するか
他のイメージデータとともに印刷するかを指示する指示
データを外部装置から受信するデータ受信手段と、前記
他のイメージデータを記憶している記憶手段と、前記受
信手段によって受信したイメージデータを前記繰り返し
データの分だけ繰り返して前記他のイメージデータが記
憶されている前記記憶手段に書き込む書込み手段と、前
記指示データが指示する内容を判断する判断手段と、前
記判断手段によって前記受信したイメージデータを単独
で印刷することが指示されたと判断された場合には、前
記記憶手段に記憶された前記受信したイメージデータの
みを前記データ受信手段によって受信された前記倍率デ
ータによって指定される倍率に拡大して印刷し、前記判
断手段によって前記受信したイメージデータを前記他の
イメージデータとともに印刷することが指示されたと判
断された場合には、前記記憶手段に記憶された前記受信
したイメージデータ及び前記他のイメージデータをとも
に前記データ受信手段によって受信された前記倍率デー
タによって指定される倍率に拡大して印刷する印刷手段
とを備えて構成したので、倍率が設定されたイメージデ
ータをその設定倍率に応じたイメージデータとして転送
する必要がなく転送されるデータを記憶するメモリ容量
の消費量を低減することが可能になり、また外部装置か
らの指示に応じて、外部装置から転送される前記イメー
ジデータのみを設定された倍率で印刷したり、データ受
信側に記憶されている他のイメージデータを前記イメー
ジデータとともに設定された倍率で印刷できることが可
能になるデータ通信装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わるデータ通信装置の電
子手帳とハンディコピーとを示す外観図、第2図は上記
ハンディコピー内部の電子回路の構成を示すブロック
図、第3図は上記ハンディコピーにより受信される外部
装置からのデータ内容を示す図、第4図は上記ハンディ
コピーにおけるイメージデータ記憶部のメモリ構成を示
す図、第5図は上記ハンディコピーにおける印字制御デ
ータ記憶部のメモリ内容を示す図、第6図は上記電子手
帳及びハンディコピー間におけるデータ通信処理を示す
フローチャート、第7図は上記ハンディコピーにおける
プリント処理を示すフローチャート、第8図(A)及び
(B)はそれぞれ上記ハンディコピーによるデータプリ
ント状態を示す図である。 1……電子手帳、2……キー入力部、3……表示部、4
……データ転送ライン、5……ハンディコピー、6……
読取り部、7……プリント部、8……モード切換えキ
ー、9……動作キー、11……読取りエンコーダ、12……
LED、13……CCDイメージセンサ、14……プリントエンコ
ーダ、15……印字ヘッド、16……キー及びスイッチ、17
……制御部、18……イメージセンサ駆動部、19……2値
化部、20……セレクタ、21……イメージデータ記憶部、
22……シリアル送受信部、23……印字制御データ記憶
部、24……汎用データ記憶部、25……アドレス制御部、
26……アドレス記憶部、27……演算部、28……制御コー
ドコマンド判断部、29……縦倍変換部、30……印字バッ
ファ、31……印字制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12 B41J 5/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イメージデータ、該イメージデータの繰り
    返し回数データ、該イメージデータの倍率データ及び該
    イメージデータを単独で印刷するか他のイメージデータ
    とともに印刷するかを指示する指示データを外部装置か
    ら受信するデータ受信手段と、 前記他のイメージデータを記憶している記憶手段と、 前記受信手段によって受信したイメージデータを前記繰
    り返しデータの分だけ繰り返して前記他のイメージデー
    タが記憶されている前記記憶手段に書き込む書込み手段
    と、 前記指示データが指示する内容を判断する判断手段と、 前記判断手段によって前記受信したイメージデータを単
    独で印刷することが指示されたと判断された場合には、
    前記記憶手段に記憶された前記受信したイメージデータ
    のみを前記データ受信手段によって受信された前記倍率
    データによって指定される倍率に拡大して印刷し、前記
    判断手段によって前記受信したイメージデータを前記他
    のイメージデータとともに印刷することが指示されたと
    判断された場合には、前記記憶手段に記憶された前記受
    信したイメージデータ及び前記他のイメージデータをと
    もに前記データ受信手段によって受信された前記倍率デ
    ータによって指定される倍率に拡大して印刷する印刷手
    段と、 を備えたことを特徴とするデータ通信装置。
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