JPH08108120A - ダイコータの色替装置 - Google Patents

ダイコータの色替装置

Info

Publication number
JPH08108120A
JPH08108120A JP24391894A JP24391894A JPH08108120A JP H08108120 A JPH08108120 A JP H08108120A JP 24391894 A JP24391894 A JP 24391894A JP 24391894 A JP24391894 A JP 24391894A JP H08108120 A JPH08108120 A JP H08108120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
paint
cleaning liquid
die
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24391894A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2524490B2 (ja
Inventor
Shinji Fujino
眞司 藤野
Ichiro Marui
一郎 丸井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugai Ro Co Ltd
Original Assignee
Chugai Ro Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugai Ro Co Ltd filed Critical Chugai Ro Co Ltd
Priority to JP6243918A priority Critical patent/JP2524490B2/ja
Publication of JPH08108120A publication Critical patent/JPH08108120A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2524490B2 publication Critical patent/JP2524490B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、短時間で確実にダイへの色替
を行なうダイコータの色替装置を提供する。 【構成】 塗料供給ポンプ(P1,P2)を備えるととも
に塗料タンク(T1,T2)と廃洗浄液タンク(11)と
に切替弁(V1,V2)を介して接続するようにした第
1,第2塗料供給配管(A1,A2)と、洗浄液タンク
(T3)および洗浄液供給ポンプ(P3)を備えた洗浄液
供給配管(A3)と、ダイ(1)への塗料供給配管
(A4)とを四方弁(V)の各ポートに、前記第1,第
2塗料供給配管が連通しないように接続し、かつ、洗浄
液供給配管に切替弁(V3)を介して廃塗料タンク(1
2)を接続し、切替弁の切替えによりいずれかの塗料供
給配管からの塗料で塗装中に、他の塗料供給配管を洗浄
するとともに該配管内に別の塗料を供給し、四方弁、切
替弁の切替えにより色替を行なうようにしたダイコータ
の色替装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイコータの色替装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイコータにより帯状材を塗装す
る場合において、塗料を変更して色替えするに当たって
は、配管内を洗浄するとともにダイを分解してマニホー
ルドおよびスロット内を洗浄する方法、あるいは特開平
6−47334号公報で提案されているように、異なる
塗料をダイのマニホールドの両端から供給する形式を採
用してマニホールド内に流動遮断治具を摺動させて色替
えを行なう方法等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
方法においては、塗料配管の洗浄に多大の時間を要する
とともに、ダイ内部の洗浄も手作業で行なうため作業効
率が悪い。一方、後者の方法においては、塗料タンクを
交換することにより多くの色に対応できるが、流動遮断
治具を引き紐によりマニホールド内で移動させるため、
その駆動機構が複雑となり、かつ、引き紐が劣化しやす
く、切断すればその修理に時間がかかり作業性が悪くな
るという課題を有する。また、塗料をダイの片側より供
給するため、マニホールド内での圧力損失の相違からダ
イ巾方向での塗料流出むらが発生し易いという欠点があ
る。したがって、本発明は、塗装中に他の塗料供給系を
洗浄し、色替えにあたってダイを分解することなく自動
的に、短時間で確実に行なえ、しかも処理材全巾への塗
料の流出が均一になるようマニホールドへの塗料供給を
ダイ中央部から行なえるようにしたダイコータの色替装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、請求項1においては、塗料供給ポンプを
備えるとともに塗料タンクと廃洗浄液タンクとに切替弁
を介して接続するようにした第1,第2塗料供給配管
と、洗浄液タンクおよび洗浄液供給ポンプを備えた洗浄
液供給配管と、ダイへの塗料供給配管とを四方弁の各ポ
ートに、前記第1,第2塗料供給配管が連通しないよう
に接続し、かつ、洗浄液供給配管に切替弁を介して廃塗
料タンクを接続したものである。また、請求項2におい
ては、前記洗浄液供給配管の洗浄液ポンプと切替弁との
間に他の切替弁を設け、前記ダイへの塗料供給配管に洗
浄液配管を接続したものである。
【0005】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を図にしたがって説
明する。図1は、本発明にかかるダイコータの色替装置
を示し、大略、ダイ1、第1塗料供給系10、第2塗料
供給系20、洗浄液供給系30と四方弁Vとからなる。
前記ダイ1は、第1、第2金型2a,2bと、塗装巾調
整板8とからなり、第1金型2aには切削部3を設け、
第2金型2bにはダイ1のほぼ全巾に亙るマニホールド
5およびこのマニホールド5に連通する複数の連通孔6
と下記する塗料供給配管A4と接続する塗料供給口7が
設けてあり、両金型2a,2bを一体化することにより
スロット4を形成する。なお、前記塗料供給口7はダイ
全巾のほぼ中央部に位置している。また、前記塗装巾調
整板8は、ダイ1の両側からスロット4内に、手動ある
いは電動(図示せず)により進退して塗装巾を調整する
ものである。
【0006】前記第1塗料供給系10は、第1塗料タン
クT1、切替弁V1、第1塗料供給ポンプP1とを備えた
第1塗料供給配管A1により構成され、前記切替弁V1
介して廃洗浄液タンク11に接続される。前記第2塗料
供給系20は、前記第1塗料供給系10と同様、第2塗
料タンクT2、切替弁V2、第2塗料供給ポンプP2とを
備えた第2塗料供給配管A2により構成され、前記切替
弁V2を介して廃洗浄液タンク11に接続される。図で
は廃洗浄液タンクを第1塗料供給系10に接続するもの
と兼用したが、別に設けてもよい。
【0007】前記洗浄液供給系30は、たとえば、シン
ナーからなる洗浄液を貯留する洗浄液タンクT3、洗浄
液供給ポンプP3、切替弁V3とを備えた洗浄液供給配管
3により構成され、前記切替弁V3を介して廃塗料タン
ク12に接続する。そして、前記各配管A1,A2
3,A4の一端は、四方弁Vの4つのポートa,b,
c,dに接続されている。ただし、弁体eが駆動して
も、配管A1,A2は連通しないようになっている。な
お、ここでいう四方弁とは、複数個の三方弁を組合せて
四方弁の役目をさせたもの、あるいは五方以上の多方弁
のうち不使用のポートを設けて四方弁の役目をさせたも
のをも含む。
【0008】つぎに、前記構成からなるダイコータの色
替装置による色替操作を説明する。いま、図3に示すよ
うに、四方弁Vはポートaとd、bとcが接続し、第1
塗料供給ポンプP1により第1塗料タンクT1の塗料が第
1塗料供給配管A1から配管A4を通ってダイ1に供給さ
れストリップSの表面を塗装している。この間に、洗浄
液供給ポンプP3の駆動により切替弁V3、四方弁Vを通
って第2塗料供給配管A2に洗浄液が供給され、切替弁
2から廃洗浄液タンク11に排出され、先の工程で使
用された第2塗料供給配管A2内の塗料を洗浄する。
【0009】前記洗浄が終了すると、洗浄液ポンプP3
を停止し、切替弁V2,V3を切り替え、第2塗料供給ポ
ンプP2を駆動して、第2塗料供給配管A2内の洗浄液を
塗料とともに廃塗料タンク12へ排出する(図4)。洗
浄液が排出されると、第2塗料供給ポンプP2を停止し
て次工程の始動まで待機する。そして、第1塗料タンク
1内の塗料による塗装が終了すると、四方弁Vを切り
替えてポートaとc、bとdを連通させ、第2塗料供給
配管A2をダイ1への配管A4に連通し、ダイ1に先とは
異なる色の塗料を供給し、前記配管A4とダイ1内の残
留塗料を供給塗料で排出して色替えを完了する(図
5)。
【0010】一方、前記四方弁Vの切替えと同時に切替
弁V1,V3を切り替えるとともに洗浄液ポンプP3を駆
動して、第1塗料供給配管A1内を洗浄する。その後、
前述の第2塗料供給系と同様、第1塗料供給配管A1
当該塗料を充填してつぎの色替えまで待機する。
【0011】なお、図に示すように、洗浄液供給配管A
3の洗浄液ポンプP3と切替弁V3との間に切替弁V4を設
け、ダイ1への配管A4に洗浄液供給配管A3′を接続
し、切替弁V4を切替えることにより、色替えに先立っ
て、配管A4とダイ1を洗浄液で効果的に洗浄し、色替
え時間を短縮するようにしてもよい。また、第1塗料供
給配管A1または第2塗料供給配管A2に切替弁V5(図
はA2に設けた場合)を設け、第3塗料供給系40を接
続してより多種の色替えを行なうようにすることもでき
る。
【0012】さらに、前記洗浄液ポンプP3としては、
種々な形式のポンプが適用されるが、特にダイヤフラム
ポンプとすれば、ダイヤフラムの作動により脈流が生
じ、洗浄効果を大にすることができる。さらにまた、前
記ダイ1のマニホールド5に、塗装巾調整板8と連動し
て移動するピストン部材を設け、ダイ1内の色替え時に
ピストン部材と塗装巾調整板8を互いに中央部に向って
進退させ、スロット4およびマニホールド5内の塗料を
効率的に押し出してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
の発明によれば、塗料供給ポンプを備えるとともに塗料
タンクと廃洗浄液タンクとに切替弁を介して接続するよ
うにした第1,第2塗料供給配管と、洗浄液タンクおよ
び洗浄液供給ポンプを備えた洗浄液供給配管と、ダイへ
の塗料供給配管とを四方弁の各ポートに、前記第1,第
2塗料供給配管が連通しないように接続し、かつ、洗浄
液供給配管に切替弁を介して廃塗料タンクを接続して構
成としてあるため、ダイへ一方の塗料供給管から塗料を
供給して塗装している間に、他方の塗料供給配管内を洗
浄し、その後、他の塗料を洗浄済の塗料供給配管内に充
填待機し、色替時には四方弁を切換えるだけでよく、し
かも、これら操作は塗料供給ポンプ、洗浄液供給ポンプ
の駆動・停止、四方弁と切替弁の切替えにより自動的に
行なえるため、極めて簡単で確実に、しかも、短時間に
色替えを行なうことができる。また、マニホールドへの
塗料供給をダイ巾のほぼ中央部より行なえるため、処理
材の全巾に亙り塗料を均一に塗布できる。
【0014】請求項2の発明によれば、前記洗浄液供給
配管の洗浄液ポンプと切替弁との間に他の切替弁を設
け、前記ダイの塗料供給配管に洗浄液配管を接続し、色
替えに先立って、ダイおよびダイへの塗料供給配管に洗
浄液を供給して効率的に洗浄するため、色替え時間をよ
り短くすることができる。
【0015】また、本発明において、塗料供給配管は、
塗料の供給に先立って洗浄するため、塗料タンクは特定
色の塗料に固定する必要がなく、種々の色の塗料タンク
に替えることができ、塗料供給配管数より多くの色の塗
装に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るダイコータの色替装置の概略
図。
【図2】 図1のII−II線断面図。
【図3】 ダイコータの色替時の工程を示す図。
【図4】 ダイコータの色替時の工程を示す図。
【図5】 ダイコータの色替時の工程を示す図。
【符号の説明】
1…ダイ、10…第1塗料供給系、11…廃洗浄液タン
ク、12…廃塗料タンク、20…第2塗料供給系、30
…洗浄液供給系、A1…第1塗料供給配管、A2…第2塗
料供給配管、A3…洗浄液供給配管、A4…塗料供給配
管、P1…第1塗料供給ポンプ、P2…第2塗料供給ポン
プ、P3…洗浄液供給ポンプ、T1…第1塗料タンク、T
2…第2塗料タンク、T3…洗浄液タンク、V…四方弁、
1,V2,V3,V4,V5…切替弁。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗料供給ポンプを備えるとともに塗料タ
    ンクと廃洗浄液タンクとに切替弁を介して接続するよう
    にした第1,第2塗料供給配管と、洗浄液タンクおよび
    洗浄液供給ポンプを備えた洗浄液供給配管と、ダイへの
    塗料供給配管とを四方弁の各ポートに、前記第1,第2
    塗料供給配管が連通しないように接続し、かつ、洗浄液
    供給配管に切替弁を介して廃塗料タンクを接続したこと
    を特徴とするダイコータの色替装置。
  2. 【請求項2】 前記洗浄液供給配管の洗浄液ポンプと切
    替弁との間に他の切替弁を設け、前記ダイへの塗料供給
    配管に洗浄液配管を接続したことを特徴とする前記請求
    項1に記載のダイコータの色替装置。
JP6243918A 1994-10-07 1994-10-07 ダイコ―タの色替装置 Expired - Lifetime JP2524490B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6243918A JP2524490B2 (ja) 1994-10-07 1994-10-07 ダイコ―タの色替装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6243918A JP2524490B2 (ja) 1994-10-07 1994-10-07 ダイコ―タの色替装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08108120A true JPH08108120A (ja) 1996-04-30
JP2524490B2 JP2524490B2 (ja) 1996-08-14

Family

ID=17110958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6243918A Expired - Lifetime JP2524490B2 (ja) 1994-10-07 1994-10-07 ダイコ―タの色替装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2524490B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008200663A (ja) * 2007-02-23 2008-09-04 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 塗布装置
JP2011092836A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Toray Eng Co Ltd 塗布装置
CN103008170A (zh) * 2012-12-04 2013-04-03 河南天丰节能板材科技股份有限公司 一种混合头装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008200663A (ja) * 2007-02-23 2008-09-04 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 塗布装置
JP2011092836A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Toray Eng Co Ltd 塗布装置
CN103008170A (zh) * 2012-12-04 2013-04-03 河南天丰节能板材科技股份有限公司 一种混合头装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2524490B2 (ja) 1996-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09187918A (ja) 輪転機の洗浄可能なカラーインキユニットのドクターブレード装置の洗浄方法及び装置
CN211637095U (zh) 一种便于钢制管道外壁油漆涂刷装置
JP2524490B2 (ja) ダイコ―タの色替装置
JP2768811B2 (ja) 塗装方法
JP5683029B1 (ja) フレキソ感光性樹脂版製版装置
JP4386247B2 (ja) 塗布ノズルの洗浄装置
CN214184418U (zh) 一种管道内壁清洗组件
JPH0647334A (ja) ダイコータ
JPH0410423B2 (ja)
JP5085512B2 (ja) 液状材料供給用ホースの洗浄方法及び装置
CN211312010U (zh) 一种造纸机上胶装置
JP2866192B2 (ja) 導電性塗料の静電塗装装置
JP2544853B2 (ja) ダイコ―ティングにおける塗布液の切替方法
JPS592858Y2 (ja) 塗装装置
JPH0574660U (ja) 塗装装置
JP3691610B2 (ja) 光ファイバ着色装置
JPH0238349B2 (ja)
JP2892228B2 (ja) 塗装装置の洗浄機構
JP4056747B2 (ja) 給液機構を用いた給液方法
JPH0564884A (ja) 印刷機の版胴洗浄装置
JP3380619B2 (ja) 印刷物ニス塗り装置
JPH0121186Y2 (ja)
JPH0466149A (ja) 塗装方法
JPH1095104A (ja) 輪転印刷機のローラ洗浄装置
JP2931900B1 (ja) 多色塗料の色替え塗装装置