JPH08107864A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH08107864A
JPH08107864A JP24568294A JP24568294A JPH08107864A JP H08107864 A JPH08107864 A JP H08107864A JP 24568294 A JP24568294 A JP 24568294A JP 24568294 A JP24568294 A JP 24568294A JP H08107864 A JPH08107864 A JP H08107864A
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JP
Japan
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hose
vacuum cleaner
electric
connecting means
winding drum
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JP24568294A
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English (en)
Inventor
Ritsuo Takemoto
律雄 竹本
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ホース8のホース体28を巻回する略円筒状の
巻取ドラムを、本体ケース内に軸方向を上下方向に電動
モータにて正逆回転自在に配設する。巻取ドラム内に、
下部に電動送風機を収容する電動送風機室、負圧側の上
部に集塵室を区画形成する。ホース体28を1〜2mの長
さごとに可撓性を有する接続手段30を設けて6mの長さ
に形成する。接続手段30は、ホース体28,28の端部に嵌
合した端部管31の係止爪部35をジョイント管32の両端に
設けた係合溝部37にそれぞれ係合し、分離可能に回転自
在に接続する。 【効果】 ホース8の巻き取りや吐き出しおよび掃除中
に生ずるホース8の捩れを防止できる。ホース8の巻き
取りや吐き出しを円滑にでき、掃除中にホース8を容易
に取扱いできる。ホース8の折れ曲りを防止でき、ホー
ス8の損傷を防止できる。ホース8に閉塞した塵埃を容
易に除去できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホースを巻回する巻取
ドラムを設けた電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホースを巻回する巻取ドラムを設
けた電気掃除機としては、例えば実開昭53−1141
62号公報および特開平5−337063号公報に記載
の構成が知られている。
【0003】実開昭53−114162号公報に記載の
電気掃除機は、ホースを巻回する筒状の巻取ドラムと電
源コードを巻回する筒状のコードリールとを同軸上に形
成し、巻取ドラムは、中心軸に集塵室を区画形成し、外
周面に吸込口を開口形成してこの吸込口にホース体を接
続して集塵室に連通させている。
【0004】また、特開平5−337063号公報に記
載の電気掃除機は、電動モータの駆動によりホースを巻
回する筒状の巻取ドラムを回転自在に軸支している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開昭53−114162号公報および特開平5−337
063号公報に記載の電気掃除機は、巻取ドラムを回転
させて長いホースの巻き取りや吐き出しを行う際、ホー
スに捩れが発生する場合があり、ホースの捩れを生じな
いように巻き取りや吐き出しを行うのは困難であり、ま
た、ホースの先端を持って各所を掃除する際に、ホース
に捩れが発生した場合には、一旦掃除を中断し、ホース
の先端に接続管や吸込口体を取り外してから捩れを取ら
なければならない。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、ホースの捩れを防止できる電気掃除機を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機は、
電気掃除機本体と、この電気掃除機本体内に回転自在に
設けられた筒状の巻取ドラムと、可撓性を有する複数の
ホース体を連通して接続し前記巻取ドラムに巻回される
ホースと、前記ホース体を軸方向を回転軸として互いに
回転自在に接続する可撓性を有した接続手段とを具備し
たものである。
【0008】
【作用】本発明の電気掃除機は、巻取ドラムに巻回され
るホース体を可撓性を有した接続手段で接続してホース
を形成し、この接続手段によりホース体同士を回転自在
に連通して接続したため、接続手段は可撓性を有するの
で巻取ドラムに容易に巻回可能でホースの巻き取りや吐
き出しおよび掃除中などに生ずるホースの捩れが防止さ
れる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の電気掃除機の一実施例の構成
を図面を参照して説明する。
【0010】図3ないし図7において、1は電気掃除機
本体で、この電気掃除機本体1は、上面を開口し下面を
閉塞した有底四角筒状の下部本体ケース2と、下面を開
口した四角筒状で下部本体ケース2の上端に接合されて
下部本体ケース2の上面の開口を閉塞する上部本体ケー
ス3と、上部本体ケース3の上面開口部3aを開閉自在に
閉塞する蓋体4とからなる中空箱状に構成された本体ケ
ース5を有している。
【0011】そして、電気掃除機本体1には、上部本体
ケース3の前面に長手方向が上下方向に沿った長方形状
のホース口7が開口形成されているとともに、ホース8
の把持部9を着脱自在に係止する図示しない係止手段が
設けられている。さらに、上部本体ケース3のホース口
7が開口する側の反対側である後面には、上方に開口す
る箱状の付属品収納部11が設けられている。そして、こ
の付属品収納部11内には、取付フランジ12が設けられ、
この取付フランジ12は鶴口13や家具ブラシ、吸込口体1
4、延長管15などの付属品を保持するようになってい
る。なお、この付属品収納部11には、塵埃などの侵入を
防止すべく上面の開口を開閉自在に閉塞する蓋などを設
けてもよい。
【0012】また、電気掃除機本体1には、下部本体ケ
ース2のホース口7が開口する側である前面の下部に
は、ゴムや軟質ウレタンなどの緩衝部材16が設けられ、
上部本体ケース3のホース口7が開口する側の反対側で
ある後面側の側面下部に、ホース口7の開口方向と直交
する方向に沿って回転自在に軸支された従動輪17が設け
られている。
【0013】さらに、上部本体ケース3の上面には、側
面の縁近傍の略中央に、上下方向に細長いハンドル穴部
18が設けられ、このハンドル穴部18にハンドル部19が摺
動自在に挿入されている。そして、このハンドル部19
は、把持される略細長棒状の握り部20と、この握り部20
の長手方向の両端が同方向に折曲形成された脚部21とに
て略コ字状に形成され、脚部21がハンドル穴部18に上下
方向に摺動可能に挿入されて、ハンドル部19が上部本体
ケース3の上下方向に沿って進退自在に設けられてい
る。なお、このハンドル部19は、ストッパなどによりハ
ンドル部19を上方に引き出した状態が維持されるように
なっている。
【0014】そして、電気掃除機本体1は、緩衝部材16
および従動輪17により床面Fに載置された通常時では、
緩衝部材16と床面Fとの摩擦により停止した状態で、電
気掃除機本体1を移動する場合には、図12に示すよう
に、ハンドル部19を上方に引き出し、緩衝部材16を床面
Fから離間した状態でハンドル部19を押動または引動な
どの操作により従動輪17を走行させる。
【0015】また、上部本体ケース3の内面側には、図
3に示すように、内周面が略円筒状となるドラム室23を
形成するガイド部24が設けられている。そして、このガ
イド部24の一部が切り欠かれてホース口7の周縁に連続
され、内周側のドラム室23がホース口7を介して外部に
連通されるようになっている。
【0016】さらに、このガイド部24には、図6および
図7に示すように、ホース口7の上下方向の両端縁の近
傍に位置して壁状に内方に向けて突出するローラ保持部
25が対向して形成され、これら対向するローラ保持部2
5,25間には、軸方向がホース口7の上下方向の両側縁
に沿ったホースローラ26,26が回転自在に1対軸支され
ている。
【0017】なお、ホース8は、図6に示すように、可
撓性を有するホース体28と、このホース体28の一端側に
回転管28a を介して回転自在に嵌合された把持部9とか
らなり、この把持部9はホース口7を挿通不可能に形成
されている。
【0018】さらに、ホース8のホース体28は、図1お
よび図2に示すように、例えば1〜2mの長さごとに接
続手段30が設けられて、例えば6mの長さに形成されて
いる。そして、このホース8の接続手段30は、接続され
るホース体28,28の端部にそれぞれ設けられた端部管31
と、この端部管31に係合されてホース体28,28を接続す
るジョイント管32とから構成されている。
【0019】また、端部管31は軟質塩化ビニルなどの軟
質合成樹脂にて略円筒状に形成され、外周面には軸方向
の略中央にフランジ状の鍔部34が形成されているととも
に、この鍔部34より軸方向の一端側である先端側には鍔
部34と同様にフランジ状に係止爪部35が形成されてい
る。さらに、この係止爪部35には、一部が右ねじ方向に
円弧状に切り欠かれた呼込み部36が形成されている。
【0020】一方、ジョイント管32は、端部管31と同様
に軟質塩化ビニルなどの軟質合成樹脂にて略円筒状に形
成され、軸方向の両端側の内周面には、端部管31の係止
爪部35に係止される係合溝部37が環状の溝状に形成され
ている。
【0021】そして、端部管31が、係止爪部35が設けら
れていない側である基端側がホース体28に鍔部34がホー
ス体28の端部縁に当接するまで嵌合固定されている。さ
らに、係合溝部37の先端側の縁が係止爪部35の呼込み部
36から基端側に嵌挿されて、ジョイント管32の両端が、
端部管31の鍔部34に軸方向の両端縁が当接するまで係合
溝部37が係止爪部35に係合されて、ジョイント管32が端
部管31に回転自在に嵌挿して、ホース体28,28が連通し
て回転自在に接続されている。
【0022】一方、図3ないし図5および図7におい
て、39は巻取ドラムで、この巻取ドラム39は、一端に集
塵開口部39a を開口し他端に排気開口部39b を開口する
略円筒状の胴体部40の軸方向の両端周縁に外周方向に突
出するフランジ部41が設けられ、ボビン状に形成されて
いる。また、胴体部40の外周面には、この外周面から直
交方向に突出してスパイラル状に案内壁部42が設けら
れ、この案内壁部42にてホース8が案内されて胴体部40
の外周面にスパイラル状に巻回され、ホース8が案内壁
部42,42間に位置するようになっている。
【0023】さらに、巻取ドラム39のフランジ部41の外
周縁には、図3、図4および図7に示すように、外周に
向けて溝状に形成されたレール部43が設けられている。
【0024】また、巻取ドラム39には、軸方向の下端の
内周縁に排気開口部39b を覆うように下方に向けて略円
筒状に突出するドーム部44が形成され、このドーム部44
の先端には、胴体部40と同軸の略円筒状のドラムプーリ
45が設けられている。さらに、ドラムプーリ45の中心軸
には、円筒状の筒体46が嵌合されている。なお、このド
ーム部44およびドラムプーリ45には、胴体部40の中心軸
に連通する通風口47が複数形成されている。
【0025】さらに、下部本体ケース2の上面略中央
に、中心軸にベアリング48を設け上方に円筒状に突出す
る軸受部49が形成されている。また、上部本体ケース3
の上下部内面側の角部分に内方に略三角形壁状に突出す
る保持部50がそれぞれ設けられ、これら保持部50の先端
近傍には、外周面が巻取ドラム39のレール部43に当接保
持する保持プーリ51がそれぞれ回転自在に設けられてい
る。
【0026】そして、巻取ドラム39は、ドラムプーリ45
の筒体46が下部本体ケース2の軸受部49のベアリング48
に嵌合され、フランジ部41のレール部43に保持プーリ51
が係合されて、本体ケース5内のドラム室23内に回転自
在に軸支されている。なお、この巻取ドラム39の胴体部
40の周面とガイド部24の内周面との間の距離は、巻取ド
ラム39に巻取られるホース8の外径より若干広い距離、
すなわち、ホース8の内周側が胴体部40に接触して巻取
ドラム39に巻き取られた状態では、ホース8はガイド部
24の内周面に当接しないようになっている。
【0027】また、下部本体ケース2の上面には、図
3、図5および図7に示すように、ギアボックス52が設
けられ、このギアボックス52には、電動モータMaが取り
付けられている。さらに、ギアボックス52には、小径プ
ーリ53と大径プーリ54とが同軸に形成された減速プーリ
55が回転自在に設けられている。そして、電動モータMa
の出力軸56には、出力プーリ57が軸支され、この出力プ
ーリ57と減速プーリ55の大径プーリ54とに無端の出力ベ
ルト58が掛け渡されているとともに、減速プーリ55の小
径プーリ53と巻取ドラム39のドラムプーリ45とに無端の
減速ベルト59が掛け渡され、電動モータMaの駆動により
巻取ドラム39が正逆自在に回転されるようになってい
る。
【0028】さらに、巻取ドラム39の胴体部40の一端側
である上端内周側には、図3に示すように、胴体部40の
軸方向の上端側に連通孔61を開口するダクト部62が区画
形成され、このダクト部62内には、図8に示すように、
接続ダクト63が収容されている。そして、接続ダクト63
は、屈曲する管状に形成され、一端がパッキング64を介
して連通孔61に気密に接続され、他端が巻取ドラム39の
胴体部40の外周面側に接線方向に向けて開口するように
配設され、この他端側にはホース8のホース体28が嵌合
固定されている。
【0029】一方、蓋体4は、外蓋部66と内蓋部67とか
らなり、外蓋部66は円盤状に形成され、上面には取手部
68が形成され、下面略中央には連結部69が設けられてい
る。また、内蓋部67は、下面を開口する略円盤状の上内
蓋部70と上面を開口する略円盤状の下内蓋部71とから中
空に形成されている。そして、内蓋部67の上内蓋部70の
略中央には、図3および図9に示すように、外蓋部66の
連結部69が係合される略円形の連結孔72が穿設されてい
る。
【0030】また、連結部69は、外蓋部66の軸方向に沿
って外蓋部66の下面から下方に突出する内蓋部67の上内
蓋部70の連結孔72の径と略同径の円柱状の可撓性を有す
るジョイント部74を有し、このジョイント部74の先端
は、径大に係合部75が形成され、この係合部75の先端に
は軸方向に沿って切溝76が形成され、この切溝76により
係合部75が縮径可能になっている。
【0031】さらに、ジョイント部74には、環状の2枚
の座板77,77が内蓋部67の上内蓋部70を挟持するように
回転自在に嵌挿され、さらに係合部75側の座板77と上内
蓋部70との間に位置して気密性を維持するOリング78が
嵌挿されている。そして、連結部69の係合部75が上内蓋
部70の連結孔72に係合され、外蓋部66と内蓋部67とが相
対して回転自在に連結されて、蓋体4が形成されてい
る。
【0032】また、内蓋部67の下内蓋部71の略中央に
は、図3に示すように、下方に管状に突出し吸込口79a
を開口するパイプ部79が形成されている。さらに、下内
蓋部71には、図4に示すように、巻取ドラム39のダクト
部62の連通孔61に対向して開口しホース8が接続される
接続ダクト63に連通する風路孔80が形成されている。そ
して、上内蓋部70の下面および下内蓋部71の上面には、
対向して壁状に突出する風路リブ81,81がそれぞれ形成
され、上内蓋部70および下内蓋部71との接合により、内
蓋部67内には、風路リブ81,81にて底部にパイプ部79の
吸込口79a およびホース8に連通する風路孔80を開口す
る内部風路82を形成している。
【0033】そして、蓋体4は、外蓋部66が上部本体ケ
ース3の上面開口部3aに係合され、内蓋部67が巻取ドラ
ム39の上端の集塵開口部39a に気密に係合され、外蓋部
66は回転せず内蓋部67が巻取ドラム39とともに回転可能
に本体ケース5に取り付けられている。
【0034】一方、巻取ドラム39の内周面には、図3に
示すように、軸方向の略中央に位置して中心軸に向けて
壁状に突出し略中央に略円形の通気孔84が開口形成され
た環状の集塵リブ85が設けられ、この集塵リブ85と上端
に係合する蓋体4の内蓋部67とにて集塵室86が区画形成
されている。そして、集塵リブ85には、通気孔84を閉塞
するように、通気性を有するフィルタ87が着脱自在に設
けられている。
【0035】また、蓋体4の内蓋部67の下面に下方に突
出するパイプ部79の基端近傍には、集塵袋89を着脱自在
に取り付けるホルダ90が設けられている。
【0036】さらに、集塵リブ85の下方には、集塵リブ
85と同径状に環状の送風機リブ92が設けられ、集塵リブ
85と対向する送風機リブ92には、略中央に吸気孔93が開
口形成され、この送風機リブ92と巻取ドラム39の下部に
形成されたドーム部44とにて電動送風機室94が区画形成
されている。
【0037】そして、集塵室86と電動送風機室94とは、
集塵リブ85の通気孔84および送風機リブ92の吸気孔93を
介して連通されている。また、集塵室86の上方には、蓋
体4の取り付けにより蓋体4のパイプ部79の吸込口79a
が開口する内部風路82が位置されて、巻取ドラム39の軸
方向である上下方向に沿って風路が形成されている。
【0038】また、電動送風機室94内には、電動送風機
Mbが配設されている。そして、この電動送風機Mbは、図
示しないファンと、このファンを回転駆動する電動機97
と、ファンを覆うファンカバー98とからなっている。ま
た、このファンカバー98の中央部には吸引口99が開口形
成され、電動機97のフレームには図示しない排気口が開
口形成されている。
【0039】さらに、巻取ドラム39の内周面には、電動
送風機室94の内方に壁状に突出する環状の支持リブ101
が形成され、電動送風機Mbは支持リブ101 の内周縁近傍
に取り付けられた例えばゴム製の支持体102 を介して、
吸引口99が送風機リブ92の吸気孔93に対向するように支
持され、電動送風機Mbの吸引口99が集塵室86に、集塵リ
ブ85の通気孔84および送風機リブ92の吸気孔93を介して
気密に連通されて配設されている。
【0040】また、下部本体ケース2の上面には、電気
機器本体104 が設けられ、この電気機器本体104 には、
商用交流電源を供給する図示しないコンセントに接続さ
れるプラグ105 を設けた電源コード106 が接続されてい
る。なお、この電源コード106 は、図示しない巻取手段
にて、下部本体ケース2の下部に開口形成されたコード
口107 から引き出しおよび巻き取り可能になっている。
【0041】さらに、電気機器本体104 には、図13に
示すように、図示しない回路基板や可動鉄心型トランス
108 などの電気機器などが収容され、回路基板には、電
動モータMaの駆動状態を制御する電動モータ制御部109
、電動送風機Mbの駆動状態などを制御する電動送風機
制御部110 、および、これら電動モータ制御部109 およ
び電動送風機制御部110 が接続されたメイン制御部111
からなる制御手段112 が搭載されている。
【0042】そして、電動送風機制御部110 には、電動
送風機Mbの電動機97の近傍に取り付けられた図示しない
温度センサからの信号を検出し、この信号により電動機
97が所定温度T0 以上となったと判断した際に、図15
に示すように、電動送風機Mbの入力状態を低下させる制
御を行う温度検出手段113 が接続されている。また、電
動モータ制御部109 には、電動モータMaの電流値を検出
する図示しない電流検出部および電動モータMaの回転方
向の反転を所定回数行う図示しない自動反転制御部が設
けられている。
【0043】さらに、電動送風機制御部110 には、図3
および図13に示すように、電動送風機Mbに電源を供給
する電線115 が接続され、また、電動モータ制御部109
には、電動モータMaに電源を供給するリード線116 が接
続されている。そして、電線115 は、巻取ドラム39を本
体ケース5に軸支する筒体46の内周を介して配設されて
いる。なお、電線115 は、電動モータMaの駆動により巻
取ドラム39が回転した際に、よじれなどを生じないよう
に、少なくとも一部がコイル状に形成されたカールコー
ドを使用することが好ましい。
【0044】また、メイン制御部111 には、本体ケース
5の上面に設けられ電動モータMaの駆動状態を制御する
本体側制御スイッチ117 などが配設された本体操作部11
8 、および、電動モータMaおよび電動送風機Mbの駆動状
態や電源供給の有無などを発光ダイオードによる表示や
ブザーなどによる報知を行う表示部119 が接続されてい
る。
【0045】さらに、電気機器である可動鉄心型トラン
ス108 には、本体ケース5の前面に設けられたホース8
の把持部9を係止する図示しない係止手段に設けられた
電源スイッチ121 が接続されている。そして、この電源
スイッチ121 は、把持部9が係止手段に係止されている
状態では開放され、把持部9が係止手段から取り外され
た状態では閉成するようになっている。そして、この電
源スイッチ121 が閉成されることにより、電気機器であ
る可動鉄心型トランス108 の図示しない可動鉄心が移動
して回路を閉成し、商用交流電源がメイン制御部111 に
印加されるようになっている。
【0046】一方、ホース8の把持部9には、図8およ
び図9に示すように、電動送風機Mbの駆動状態を設定す
る入力スイッチ122 や電動モータMaの駆動状態を設定す
る手許側制御スイッチ123 などが配設された手許操作部
124 、音波や電波、赤外線などの無線を発信および受信
する手許無線部125 、電池などの電源部126 、および、
電動送風機および電動モータの駆動状態や異常などを発
光ダイオードなどによる表示やブザーなどによる報知を
行う図示しない手許表示部が配設されている。
【0047】また、上部本体ケース3の上部内側には、
ホース8の把持部9に配設された手許無線部125 から発
信される無線を受信したり、無線を発信する本体無線部
127が設けられ、この本体無線部127 は、電気機器本体1
04 内に収容された回路基板の制御手段112 を構成する
メイン制御部111 に接続されている。
【0048】さらに、ホース8の把持部9の先端には、
延長管15や吸込口体14が接続され、延長管15や吸込口体
14から吸引した塵埃をホース8を介して内部風路82から
集塵室86に集塵される。また、空気は、集塵室86から通
気孔84および吸気孔93を介して電動送風機Mbの吸引口99
から吸引され、電動送風機Mbの図示しない排気口から電
動送風機室94に排気され、さらに、電動送風機室94から
ドーム部44およびドラムプーリ45の通風口47から本体ケ
ース5の下部を通って本体ケース5に設けられた図示し
ない排気口から外気に排気されるようになっている。
【0049】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0050】まず、電源コード106 を引き出してプラグ
105 を図示しないコンセントに接続する。そして、本体
ケース5の前面に設けられた図示しない係止手段からホ
ース8の把持部9を取り外し、係止手段の電源スイッチ
121 を閉成させてメイン制御部111 に商用交流電源から
電力を供給する。
【0051】さらに、ホース8を引っ張る、あるいは、
手許操作部124 の手許側制御スイッチ123 の操作により
手許無線部125 から所定の無線信号を出力し、この信号
を電気掃除機本体1の本体無線部127 にて受信して、メ
イン制御部111 および電動モータ制御部109 により電動
モータMaを所定の方向、すなわち巻取ドラム39がホース
8を吐き出す方向に回転するように低速で回転駆動させ
て、ホース8を所定量引き出す。この際、ホース8に捩
れが生じた場合には、接続手段30のジョイント管32と端
部管31とが回転し、捩れが解除される。この後、ホース
8の把持部9の先端に延長管15および吸込口体14を接続
する。
【0052】そして、把持部9の手許操作部124 を操作
して電動送風機Mbを所定の入力状態で駆動させ、把持部
9を押動および引動して吸込口体14を被掃除面である床
面F上を走行させて、掃除を行う。この電動送風機Mbの
駆動により、吸込口体14から空気とともに塵埃が吸い込
まれ、延長管15、ホース8、ダクト部62の接続ダクト6
3、内部風路82、パイプ部79を介して集塵室86内に装着
された集塵袋89内に流入し、塵埃は集塵袋89内に捕捉さ
れる。
【0053】また、この集塵袋89により濾過された空気
は、フィルタ87、通気孔84、吸気孔93、電動送風機Mbの
吸引口99、電動送風機Mb内、この電動送風機Mbの図示し
ない排気口、電動送風機室94、ドーム部44およびドラム
プーリ45の通風口47を順次通って、本体ケース5に設け
られた図示しない排気口を介して電気掃除機本体1外の
外気へ排気風として排出される。
【0054】なお、この掃除中にホース8が捩れた場合
も、接続手段30が互いに隣り合うホース体28,28間を自
在に回転するので、接続手段30にて捩れが解除される。
【0055】また、集塵袋89が一杯となった場合や塵埃
などがホース体28などに閉塞した場合などには、吸込抵
抗が上昇して電動送風機Mbの負圧側の真空度が上昇する
ため、図示しない真空度検知手段にてこの真空状態を検
知し、把持部9に設けた図示しない手許表示部にて発光
ダイオードなどの表示やブザーなどの報知にてその旨を
報知する。この報知により、手許操作部124 の入力スイ
ッチ122 を操作して電動送風機Mbの駆動を停止し、取手
部68を持って蓋体4を集塵袋89とともに本体ケース5か
ら取り外し、集塵袋89を交換したり、フィルタ87の掃除
を行ったり、閉塞した塵埃を取り除くなどの保守点検を
行う。
【0056】なお、ホース体28が閉塞した場合には、接
続手段30からホース体28,28を分離、すなわち、ホース
体28,28の接続方法と逆に、ジョイント管32もしくは端
部管31側を反時計回りに回転させて、端部管31の係止爪
部35に係止されているジョイント管32の係合溝部37を端
部管31の呼込み部36から外してホース体28,28を分離
し、閉塞した塵埃を吸い取るなどにより取り除く。
【0057】そして、掃除中に電気掃除機本体1から遠
い位置の床面Fを掃除する際に、さらにホース8を引き
出す場合には、ホース8を引っ張るあるいは手許操作部
124の手許側制御スイッチ123 の操作により電動モータM
aを低速で回転駆動させホース8の吐き出し方向に巻取
ドラム39を回転させて、ホース8を所定量引き出す。ま
た、遠い位置から近い位置の床面Fを掃除する際に、余
分に引き出されたホース8を電気掃除機本体1内に巻き
取る場合、把持部9の手許操作部124 の手許側制御スイ
ッチ123 の操作により電動モータMaを中速で回転駆動さ
せホース8の巻き取り方向に巻取ドラム39を回転させ
て、ホース8を所定量巻き取る。
【0058】また、掃除が終了しホース8を巻き取る場
合には、電気掃除機本体1の本体操作部118 の本体側制
御スイッチ117 を操作し、この操作と同時あるいは所定
時間内に手許操作部124 の手許側制御スイッチ123 を操
作する。これら操作により、メイン制御部111 および電
動モータ制御部109 は、電動モータMaを高速で回転駆動
させて巻取ドラム39を高速で回転させ、ホース8を高速
で巻き取る制御を行う。
【0059】なお、例えばホース8の吐き出しの際、ホ
ース8が本体ケース5内で引っ掛かり、メイン制御部11
1 および電動モータ制御部109 が、図14に示すよう
に、電動モータMaに負荷が掛かって所定の設定された入
力状態P0 に達したことを判断した場合、電動モータ制
御部109 の図示しない自動反転制御部により、所定回数
電動モータMaの回転を巻き取り方向である反対方向に反
転させ、通常時の入力状態P1 となった時点でホース8
の吐き出し方向へ電動モータMaを回転駆動させる。ま
た、所定回数反転させても通常時の入力状態P1 となら
ない場合には、異常時と判断して吐き出しのための制御
を停止し、電気掃除機本体1の表示部119 および図示し
ない手許表示部によりその旨を報知する。なお、巻き取
りの場合には、この入力状態の判断が逆転されて制御さ
れる。
【0060】そして、電気掃除機本体1を片付ける時
は、図12に示すように、ハンドル部19を上方に摺動さ
せて引き上げて、このハンドル部19を持って緩衝部材16
および従動輪17により床面Fに載置された電気掃除機本
体1を従動輪17側である後部側に傾け、緩衝部材16を床
面Fから離間した状態でハンドル部19を押動または引動
することにより従動輪17を走行させ、電気掃除機本体1
を所定の収容場所まで移動させる。この後、再び電気掃
除機本体1を緩衝部材16および従動輪17により床面Fに
載置させてハンドル部19を下方に摺動させて片付ける。
【0061】上記実施例は、巻取ドラム39に巻回される
ホース体28を可撓性を有した接続手段30にて連通して接
続してホース8を形成し、この接続手段30によりホース
体28,28同士を回転自在に接続したため、ホース8の巻
き取りや吐き出しおよび掃除中などに生ずるホース8の
捩れが防止でき、ホース8の巻き取りや吐き出しを円滑
にでき、掃除中にホース8を容易に取扱いできる。さら
に、捩れによるホース8の折れ曲りを防止でき、ホース
8の損傷を防止できる。
【0062】また、接続手段30は、端部管31とジョイン
ト管32とが分離可能であるため、ホース体28に塵埃など
が閉塞しても容易に閉塞する塵埃を除去できる。
【0063】さらに、接続手段30のジョイント管32およ
び端部管31は可撓性部材にて形成しているため、巻取ド
ラム39に容易に巻き取ることができる。
【0064】なお、上記実施例において、巻取ドラム39
を電動モータMaを用いて正逆自在に回転させてホース8
の巻き取りおよび吐き出しを行う構成について説明した
が、電動モータMaを用いず、ハンドルなどを設けて手動
式で巻取ドラム39を回転させる構成でも同様の効果が得
られる。
【0065】
【発明の効果】本発明の電気掃除機によれば、巻取ドラ
ムに巻回されるホース体を可撓性を有した接続手段で接
続してホースを形成し、この接続手段によりホース体同
士を回転自在に連通して接続したため、ホースの巻き取
りや吐き出しおよび掃除中などに生ずるホースの捩れが
防止でき、接続手段は可撓性を有するため容易に巻取ド
ラムに巻回できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の一実施例のホース体の接
続手段を示す断面図である。
【図2】同上ホース体の接続状況を示す説明図である。
【図3】同上電気掃除機本体を示す側面断面図である。
【図4】同上平面断面図である。
【図5】同上底面断面図である。
【図6】同上斜視図である。
【図7】同上巻取ドラムを示す一部を切り欠いた正面図
である。
【図8】同上接続ダクトを示す一部を切り欠いた側面図
である。
【図9】同上連結部を示す断面図である。
【図10】同上ホースの把持部近傍を示す平面図であ
る。
【図11】同上側面断面図である。
【図12】同上電気掃除機本体の移動状況を示す説明図
である。
【図13】同上制御手段を示すブロック図である。
【図14】同上電動モータの入力状態を説明するグラフ
である。
【図15】同上電動送風機の入力状態と電動機の温度と
の関係を説明するグラフである。
【符号の説明】
1 電気掃除機本体 8 ホース 28 ホース体 30 接続手段 39 巻取ドラム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気掃除機本体と、 この電気掃除機本体内に回転自在に設けられた筒状の巻
    取ドラムと、 可撓性を有する複数のホース体を連通して接続し前記巻
    取ドラムに巻回されるホースと、 前記ホース体を軸方向を回転軸として互いに回転自在に
    接続する可撓性を有した接続手段とを具備したことを特
    徴とした電気掃除機。
JP24568294A 1994-10-11 1994-10-11 電気掃除機 Pending JPH08107864A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24568294A JPH08107864A (ja) 1994-10-11 1994-10-11 電気掃除機

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JPH08107864A true JPH08107864A (ja) 1996-04-30

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ID=17137250

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