JPH081074Y2 - ベルト式ラミネート装置 - Google Patents

ベルト式ラミネート装置

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JPH081074Y2
JPH081074Y2 JP1990075468U JP7546890U JPH081074Y2 JP H081074 Y2 JPH081074 Y2 JP H081074Y2 JP 1990075468 U JP1990075468 U JP 1990075468U JP 7546890 U JP7546890 U JP 7546890U JP H081074 Y2 JPH081074 Y2 JP H081074Y2
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JP
Japan
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endless belt
belt
lateral deviation
roller
type laminating
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990075468U
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English (en)
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JPH0433529U (ja
Inventor
幸雄 萩原
Original Assignee
株式会社明光商会
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、身分証明書、免許証等のカード類の表面に
透明フィルム等をラミネートするベルト式ラミネート装
置に係り、特に無端ベルトの横ずれ防止構造の改良に関
する。
(従来の技術) 従来から、ラミネート加工品を加圧する上下一対の前
部ローラと、ラミネート加工品を排出する上下一対の後
部ローラと、少なくとも下側の前部ローラと後部ローラ
との間に巻掛けられた無端ベルトとを備えたベルト式ラ
ミネート装置は一般に知られている。
ところで、無端ベルトを用いたこの種のラミネート装
置においては、運転中に無端ベルトが横ずれするおそれ
があるため、無端ベルトの横ずれを防止する必要があ
る。
第4図は、従来のベルト式ラミネート装置における無
端ベルトの横ずれ防止構造を示すもので、図中、符号1
は外周面にゴム材2が配されたローラであり、このロー
ラ1の両端部は、メタルケース3内のベアリング4を介
して左右のフレーム5に回転自在に支持されている。そ
して、このローラ1に巻掛けられる無端ベルト6は、左
右のフレーム5の内側に取付けたベルトガイド7に端縁
を当接させることにより、横ずれが防止されるようにな
っている。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来のベルト式ラミネート装置においては、ベル
トガイド7により無端ベルト6の横ずれを防止する方法
を採っているが、無端ベルト6の端縁を押圧して横ずれ
を防止する構造であるため、横ずれが激しい場合には、
ベルトガイド7に当接した無端ベルト6の端縁が、内周
側あるいは外周側に座屈してしまい、充分な横ずれ防止
効果が得られないという問題がある。
本考案は、このような点を考慮してなされたもので、
無端ベルトの横ずれを完全に防止することができるベル
ト式ラミネート装置を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、前記目的を達成する手段として、ラミネー
ト加工品を加圧する上下一対の前部ローラと、ラミネー
ト加工品を排出する上下一対の後部ローラと、少なくと
も下側の前部ローラと後部ローラとの間に巻掛けられた
無端ベルトとを備え、前記無端ベルトの両側端内周面
に、前記各ローラの軸方向端面に接触可能な横ずれ防止
帯をそれぞれ設けたことを特徴とする。
(作用) 本考案に係るベルト式ラミネート装置において、無端
ベルトが横ずれし始めると、横ずれ側とは逆の側の横ず
れ防止帯がローラの軸方向一端面に接触し、無端ベルト
のそれ以上の横ずれが阻止される。
ところで、この際、無端ベルトに作用する力は、従来
とは逆に引張り力であるので、無端ベルトが座屈するこ
とがなく、安定した横ずれ防止効果が得られる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図および第2図を参照
して説明する。
第2図は、本考案に係るベルト式ラミネート装置の一
例を示すもので、図中、符号11a,11bはラミネート加工
品12を加圧する上下一対の前部ローラであり、これら各
前部ローラ11a,11bは、ハロゲンランプ13a,13bにより加
熱されるようになっている。
各前部ローラ11a,11bの後方位置には、第2図に示す
ように、ラミネート加工品12を排出する上下一対の後部
ローラ14a,14bがそれぞれ配設されており、上側の前部
ローラ11aと後部ローラ12aとの間、および下側の前部ロ
ーラ11bと後部ローラ14bとの間には、無端ベルト15a,15
bがそれぞれ巻掛けられている。
各ローラ11a,11b,14a,14bは、第1図に示すように、
その両端部が、メタルケース16内のベアリング17を介し
て左右のフレーム18に回転自在に支持されており、各フ
レーム18の内側には、ベルトガイド19がそれぞれ配置さ
れている。
また、各ローラ11a,11b,14a,14bの外周面には、第1
図に示すように、所定厚のゴム材20が取付けられてお
り、各無端ベルト15a,15bは、このゴム材20の外周面に
巻掛けられるようになっている。
これら各無端ベルト15a,15bの両側縁には、第1図お
よび第2図に示すように、二つ折りになって無端ベルト
15a,15bの側縁を包持する横ずれ防止帯21がそれぞれ縫
合されており、これら各横ずれ防止帯21の内周側の内端
縁は、ゴム材20の軸方向端面に近接している。そして、
各無端ベルト15a,15bが横ずれし始めると、各横ずれ防
止帯21の内周側の内端縁が、ゴム材20の軸方向端面に接
触し、それ以上の横ずれが防止されるようになってい
る。
次に、本実施例の作用について説明する。
各無端ベルト15a,15bが、例えば第1図において左方
に横ずれし始めると、各無端ベルト15a,15bの右端側の
横ずれ防止帯の内端縁が、ゴム材20の軸方向右端側の端
面に接触し、それ以上の横ずれが阻止される。各無端ベ
ルト15a,15bが、第1図において右方に横ずれし始めた
場合も、逆側の横ずれ防止帯21により一定以上の横ずれ
が阻止される。
ところで、第4図に示す従来のベルト式ラミネート装
置においては、例えば無端ベルト6が、図中左方に横ず
れし始めた場合には、図中左方のベルトガイド7に当接
させてそれ以上の横ずれを阻止する構造であるため、無
端ベルト6には押圧力が作用し、無端ベルト6がこれに
耐えるだけの剛性を有していない場合には、座屈して横
ずれを防止できないことがある。
これに対して本実施例においては、前述のように、無
端ベルト15a,15bが第1図において左方に横ずれし始め
た場合には、図中右方の横ずれ防止帯21がゴム材20の軸
方向端面に接触して横ずれが阻止される構造であるた
め、各無端ベルト15a,15bには、従来とは異なり引張り
力が作用することになる。このため、各無端ベルト15a,
15bが充分な剛性を有していない場合であっても、座屈
することはなく、横ずれを完全に防止することができ
る。
第3図は、本考案の他の実施例を示すもので、前記実
施例における横ずれ防止帯21に代え、横ずれ防止帯31を
用いるようにしたものである。
すなわち、この横ずれ防止帯31は、第3図に示すよう
に、各無端ベルト15a,15bの両側縁を内周側に折曲げて
縫合することにより形成されており、これら各横ずれ防
止帯31の内端縁は、前記実施例における横ずれ防止帯21
と同様、ゴム材20の軸方向端面に近接している。
なお、その他の点については、前記実施例と同一構成
となっており、作用も同一である。
しかして、このように構成しても、前記実施例と同様
の効果が期待できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、無端ベルトの両側端内
周面に、この無端ベルトが巻掛けられるローラの軸方向
端面に接触可能な横ずれ防止帯をそれぞれ設けるように
しているので、無端ベルトの剛性が低い場合であって
も、横ずれを完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例に係るベルト式ラミネート装
置を示す要部構成図、第2図は同様の全体構成を示す斜
視図、第3図は本考案の他の実施例を示す要部構成図、
第4図は従来のベルト式ラミネート装置を示す要部構成
図である。 11a,11b……前部ローラ、12……ラミネート加工品、14
a,14b……後部ローラ、15a,15b……無端ベルト、20……
ゴム材、21,31……横ずれ防止帯。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 9:00

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラミネート加工品を加圧する上下一対の前
    部ローラと、ラミネート加工品を排出する上下一対の後
    部ローラと、少なくとも下側の前部ローラと後部ローラ
    との間に巻掛けられた無端ベルトとを備え、前記無端ベ
    ルトの両側端内周面に、前記各ローラの軸方向端面に接
    触可能な表面が平滑な単一部材で構成された横ずれ防止
    帯をそれぞれ設けたことを特徴とするベルト式ラミネー
    ト装置。
JP1990075468U 1990-07-16 1990-07-16 ベルト式ラミネート装置 Expired - Lifetime JPH081074Y2 (ja)

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JP1990075468U JPH081074Y2 (ja) 1990-07-16 1990-07-16 ベルト式ラミネート装置

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JP1990075468U JPH081074Y2 (ja) 1990-07-16 1990-07-16 ベルト式ラミネート装置

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Publication Number Publication Date
JPH0433529U JPH0433529U (ja) 1992-03-18
JPH081074Y2 true JPH081074Y2 (ja) 1996-01-17

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ID=31616072

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JPS4856284A (ja) * 1971-11-18 1973-08-07
JPS57121446U (ja) * 1981-01-24 1982-07-28
JPS57177209A (en) * 1981-04-24 1982-10-30 Nippon Telegraph & Telephone Cable inserting belt

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