JP2002052610A - ラミネート装置 - Google Patents

ラミネート装置

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JP2002052610A
JP2002052610A JP2000312201A JP2000312201A JP2002052610A JP 2002052610 A JP2002052610 A JP 2002052610A JP 2000312201 A JP2000312201 A JP 2000312201A JP 2000312201 A JP2000312201 A JP 2000312201A JP 2002052610 A JP2002052610 A JP 2002052610A
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JP
Japan
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film
laminating apparatus
vacuum chamber
storage
roller
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Application number
JP2000312201A
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English (en)
Inventor
Minoru Hagiwara
實 萩原
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Taisei Laminator Co Ltd JP
Original Assignee
Taisei Laminator Co Ltd JP
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  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】1タクトタイムで得られる接合フィルムの長さ
を長くし、生産性を高めるようにしたラミネート装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】真空チャンバ15内にベースフィルム20
とラミネートフィルム21、22と接合フィルムのスト
レージ手段34、53、66、39をそれぞれ設けるよ
うにし、ベースフィルム20とラミネートフィルム2
1、22とをそれぞれストレージ手段34、53、66
に蓄えた状態で真空チャンバ15を閉じて減圧し、加圧
ローラ17、18によって連続的に加圧するとともに、
加圧された接合フィルムをストレージ手段39に蓄える
ようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラミネート装置に係
り、とくに真空チャンバ内において減圧下でベースフィ
ルムまたは基板上にラミネートフィルムを積層して接合
するラミネート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドライフィルムから成るレジストフィル
ムとプリント基板を構成する合成樹脂基板との圧着装置
は、例えば特公昭55−13341号公報に記載されて
いるように、可撓性重合体フィルム状支持体上のフォト
レジスト膜と基板とを減圧下で接触せしめ、支持体の反
フォトレジスト層側からフィルム状支持体とフォトレジ
スト層とをともにフレキシブル基板上に加圧しながら加
熱して圧着するようにしている。
【0003】特公昭55−13341号公報の装置によ
れば、フォトレジスト層を有するフィルム状支持体に大
気圧をかけて加圧する方法、または重合体シートを介し
て大気圧をかけて加圧する方法が採用されているが、フ
ィルム状支持体への加圧は大気圧によっているために、
フォトレジスト層と基板との圧着が数個所で瞬間的にか
つ統制のとれない状態で始まり、フィルム状支持体に皺
が発生する欠点があった。
【0004】そこで特公平6−22199号公報によっ
て改良された薄膜圧着方法が提案されている。この方法
はフィルムを減圧された環境の下で、基板に圧着して積
層体を形成するフィルム圧着方法において、減圧された
環境を形成可能な真空室の中でラミネートフィルムとベ
ースフィルムとの圧着を基板の中央部から基板の周縁部
へと圧着面積を次第に広げて行くような湾曲面から成る
押圧面を有する圧力板を用いるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特公平6−22199
号公報の装置は、搬送フィルムによって支持された基板
とラミネートフィルムとを開かれた真空チャンバの内部
に導入し、この後に真空チャンバを閉じて減圧した後に
押圧板でラミネートフィルムを基板に圧着するようにし
ており、間欠的なバッチ処理によって圧着が行なわれ
る。
【0006】すなわち圧着を終った後に真空チャンバを
開き、基板およびフィルムを送った後また真空吸引をし
て減圧し、圧着を行なう動作を繰返すことになる。ここ
で圧着を行なう度に真空容器を開いて基板とフィルムを
送った後に再び真空吸引による減圧動作を行なわなけれ
ばならず、このような減圧動作によって生産性が著しく
阻害される問題がある。
【0007】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、ベースフィルムにラミネートフィルム
を真空チャンバ内で効率的に積層するようにしたラミネ
ート装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の一発明は、真空チ
ャンバ内において減圧下でベースフィルム上にラミネー
トフィルムを積層して接合するラミネート装置におい
て、前記ベースフィルムと前記ラミネートフィルムとを
積層した状態で加圧する加圧手段と、前記ベースフィル
ムを前記真空チャンバの外から引込んで真空チャンバ内
でストレージするベースフィルムのストレージ手段と、
前記ラミネートフィルムを前記真空チャンバの外から引
込んで前記真空チャンバ内でストレージするラミネート
フィルムのストレージ手段と、前記ベースフィルムと前
記ラミネートフィルムとが接合された接合フィルムを真
空チャンバ内でストレージする接合フィルムのストレー
ジ手段と、を具備し、前記真空チャンバを閉じて前記ベ
ースフィルムのストレージ手段から引出される前記ベー
スフィルムと前記ラミネートフィルムのストレージ手段
から引出される前記ラミネートフィルムとを連続的に前
記加圧手段によって加圧するとともに、該加圧によって
接合された接合フィルムを前記接合フィルムのストレー
ジ手段に順次ストレージすることを特徴とするラミネー
ト装置に関するものである。
【0009】ここで前記ベースフィルムのストレージ手
段、前記ラミネートフィルムのストレージ手段、および
前記接合フィルムのストレージ手段の内の少なくとも1
つが中心位置が移動するストレージローラから構成さ
れ、ストレージローラの中心位置の移動に伴う経路長の
変化によって前記ベースフィルム、前記ラミネートフィ
ルム、または前記接合フィルムのストレージが行なわれ
てよい。また前記ベースフィルムのストレージ手段、前
記ラミネートフィルムのストレージ手段、および前記接
合フィルムのストレージ手段の内の少なくとも1つが前
記ベースフィルム、前記ラミネートフィルム、または前
記接合フィルムをジグザグに屈曲させてストレージする
ストレージボックスから構成されてよい。
【0010】また前記真空チャンバがそれぞれ側壁を有
する上側チャンバと下側チャンバとから構成され、前記
上側チャンバの接合部と前記下側チャンバの接合部の内
の少なくとも一方にシール手段が設けられ、該シール手
段によって上側チャンバと下側チャンバとを接合シール
して真空チャンバ内を減圧することにより真空雰囲気を
形成するようにしてよい。また前記加圧手段が上下一対
の加圧ローラから構成され、上側の加圧ローラの両端が
前記上側チャンバの側壁に回転可能に支持され、下側の
加圧ローラの両端が前記下側チャンバの側壁に回転可能
に支持され、前記真空チャンバを減圧すると前記シール
手段が変形して前記上下一対の加圧ローラが互いに圧接
されてよい。また前記加圧手段が上下一対の加圧ローラ
から構成され、少なくとも一方の加圧ローラはその内部
に加熱手段と冷却手段とを有するものであってよい。ま
た前記加熱手段がコイルとコアとから構成され、コイル
に交流電圧を印加すると前記コアが電磁誘導により発熱
してよい。また前記冷却手段が内部に設けられている冷
却用媒体の循環用空洞であって、軸の一端に形成されて
いる導入口から冷却用媒体が前記循環用空洞に導入さ
れ、軸の他端に形成されている排出口から排出されてよ
い。
【0011】また前記ラミネートフィルムに接合されて
いる離型紙を剥離する剥離手段を前記真空チャンバ内に
備え、前記ラミネートフィルムのストレージ手段の下流
側であって前記加圧手段の上流側で剥離紙を剥離するよ
うにしてよい。また前記ベースフィルムが回路基板を構
成するフレキシブルフィルムであって、前記ラミネート
フィルムがレジストフィルムであってよい。
【0012】本願の別の発明は、真空チャンバ内におい
て減圧下で基板上にラミネートフィルムを積層して接合
するラミネート装置において、前記基板と前記ラミネー
トフィルムとを積層した状態で加圧する加圧手段と、前
記ラミネートフィルムを前記真空チャンバの外から引込
んで前記真空チャンバ内でストレージするラミネートフ
ィルムのストレージ手段と、を具備し、前記ラミネート
フィルムのストレージ手段から引出される前記ラミネー
トフィルムを前記基板に対して連続的に前記加圧手段に
よって加圧しながら積層して接合することを特徴とする
ラミネート装置に関するものである。
【0013】ここで前記ラミネートフィルムのストレー
ジ手段が中心位置が移動するストレージローラから構成
され、ストレージローラの中心位置の移動に伴う経路長
の変化によって前記ラミネートフィルムのストレージが
行なわれてよい。また前記ラミネートフィルムが接合さ
れた基板が前記ラミネートフィルムによって連結された
状態で折畳まれて前記チャンバ内にストレージされるよ
うにしてよい。
【0014】本願のさらに別の発明は、ベースフィルム
または基板にラミネートフィルムを積層して接合するラ
ミネート装置において、前記ラミネートフィルムを前記
ベースフィルムまたは前記基板に対して圧着する加圧手
段がベルトから構成されることを特徴とするラミネート
装置に関するものである。ここで加圧手段を構成するベ
ルトが基材の表面に弾性層を形成した帯状材から成り、
該帯状材をエンドレスに連結したものであってよい。ま
た前記ベルトが一対の加圧ローラ間に掛渡されるように
張設されるとともに、前記一対のベルト間において補助
ローラで前記ベルトを押えるようにすることが好まし
い。
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に
よって説明する。
【0015】図1〜図6は本発明の第1の実施の形態の
ラミネート装置を示すものであって、このラミネート装
置はベース10を備えている。そしてベース10は支持
脚11を介して下側チャンバ13と上側チャンバ14と
から成る真空チャンバ15を支持している。ここで上側
チャンバ14は下側チャンバ13に対して昇降自在に構
成されており、これによって真空チャンバ15を開閉可
能にしている。
【0016】真空チャンバ15内には上下一対の加圧ロ
ーラ17、18が設けられており、これらの加圧ローラ
17、18によって加熱および加圧を行ないながら、ベ
ースフィルム20と上下のレジストフィルム21、22
とを積層し、3層の接合フィルムを製造するようになっ
ている。
【0017】ベースフィルム20は供給ローラ25から
繰出され、ガイドローラ26、28、29を通して真空
チャンバ15内に導入される。ここでガイドローラ26
の斜め上方に位置する剥離ローラ27によってベースフ
ィルム20上の離型紙30を剥離するようにしている。
【0018】真空チャンバ15を構成する下側チャンバ
13と上側チャンバ14の接合部にはそれぞれシール部
材32が取付けられている。これらのシール部材32は
変形可能なゴムから構成されている。そして真空チャン
バ15に導入されたベースフィルム20を案内するため
のガイドローラ33、ストレージローラ34、およびガ
イドローラ35が下側チャンバ13に設けられている。
また加圧ローラ17、18の下流側において接合された
接合フィルムを案内するためにガイドローラ38、スト
レージローラ39、ガイドローラ40、41が配されて
いる。また真空チャンバ15の図1において右側から接
合フィルムが引出されるようになっており、その位置に
上下一対の排出ローラ43、44が設けられている。
【0019】次に上側に接合されるレジストフィルム2
1は供給ローラ47から繰出される。このレジストフィ
ルム21はガイドローラ48で案内され、上側チャンバ
14の導入口49を通して上側チャンバ14内に導入さ
れる。なお導入口49には開閉自在にシャッタ50が設
けられている。また導入口49の内側には一対のガイド
ローラ51、52とストレージローラ53とガイドロー
ラ54、55とが配されている。
【0020】レジストフィルム21には離型紙59が接
合されており、この離型紙59が図2、図3、および図
6に示すように、一対のガイドローラ54、55間にお
いて斜め45度の折曲げ線の部分で折曲げられて剥離さ
れ、側方に巻取られるようになっている。すなわち上側
のチャンバ14にはサイドチャンバ57が連通するよう
に設けられるとともに、このサイドチャンバ57に離型
紙巻取りローラ58が配され、この巻取りローラ58に
よって離型紙59が巻取られるようになっている。
【0021】次に下側のレジストフィルム22の供給は
供給ローラ61から繰出されることによって行なわれ
る。そしてレジストフィルム22を案内するためのガイ
ドローラ62が下側チャンバ13の導入口63の外側に
設けられている。なお導入口63はシャッタ64によっ
て開閉自在になっている。
【0022】下側チャンバ13の内側にはガイドローラ
65、ストレージローラ66、ガイドローラ67、68
がレジストフィルム22の走行方向に沿って配されてい
る。
【0023】下側のレジストフィルム21の下面には離
型紙73が接合されており、この離型紙73がガイドロ
ーラ67、68間において斜め45度の折曲げ線の部分
で折曲げて剥離され、側方に巻取られるようになってい
る。すなわち下側チャンバ13には図3に示すようにこ
のチャンバ13と連通するようにサイドチャンバ71が
設けられ、このサイドチャンバ71内に離型紙巻取りロ
ーラ72が配されている。この離型紙巻取りローラ72
によって下側のレジストフィルム22から剥離された離
型紙73が巻取られるようになっている。
【0024】上下一対のチャンバ14、13から成る真
空チャンバ15を真空吸引するために下側のチャンバ1
3には吸引パイプ75が接続され、この吸引パイプ75
の先端に真空ポンプ76が接続されている。また下側チ
ャンバ13には接続パイプ77を介して給気弁78が接
続され、この給気弁78によって真空チャンバ15内に
大気を導入するようにしている。
【0025】ベース10上にはギヤードモータ81が設
けられており、その出力軸にプーリ82が取付けられて
いる。プーリ82は下側の加圧ローラ18の軸に取付け
られているプーリ83とタイミングベルト84によって
連動されるようになっている。
【0026】一対の加圧ローラ17、18の両端の軸の
部分は図4に示すように、上側チャンバ14および下側
チャンバ13の側壁にそれぞれ形成されている貫通穴8
7、88を貫通しており、しかも上側チャンバ14およ
び下側チャンバ13の外側において軸受89、90によ
って回動自在に支持されている。
【0027】上側の加圧ローラ17に対して振動を与え
るためのシリンダ91が設けられており、このシリンダ
91のピストンロッド92に取付けられている押圧板9
3が軸受89に植設されているロッド94の回りに介装
されている圧縮コイルばね95を介して軸受89に振動
を伝達し、これによって上側の加圧ローラ17に対して
振動数が100〜500回/分の上下方向の振動を与え
るようにしている。
【0028】次に加圧ローラ17の加熱および冷却の構
造について図5により説明する。加圧ローラ17の支軸
99には一対のフランジ100が形成されるとともに、
フランジ100間において支軸99の外周側にはコア1
01が取付けられ、さらにコア101上にコイル102
が巻装されている。またコイル102の外周側は循環用
空洞103になっている。
【0029】軸99は貫通する中心孔105を有すると
ともに、この中心孔105は一対の栓106によってそ
の中間部分が閉塞されている。そして中心孔105の左
端が導入口107を構成するとともに、中心孔105の
右端が排出口108を構成している。上記導入口107
は通路109を介して循環用空洞103に連通してい
る。また排出口108は通路110を介して循環用空洞
103に連通している。これらの導入口107、排出口
108、通路109、110および循環用空洞103に
よって冷却用オイルが加圧ローラ17の内部を循環する
ようになっている。
【0030】上記冷却用空洞103の外周側は金属ロー
ル部113になっており、その上にビーズ層114が形
成されている。ビーズ層114は、耐熱性ガラス、セラ
ミックス等の耐熱性および剛性を有する直径が1mm前
後あるいはそれ以下のビーズを多数密接して均等に配し
たものである。そしてその外側に表面ゴム層115が形
成されている。
【0031】次に以上のような構成に係るラミネート装
置のラミネートの動作を説明する。図1および図6にお
いて、ベースフィルム20は供給ローラ25から繰出さ
れ、剥離ローラ27によって剥離紙30が剥離された後
に、上下一対のチャンバ14、13が開かれた真空チャ
ンバ15内に導入され、ストレージローラ34によって
所定の長さがストレージされる。すなわちストレージロ
ーラ34はその中心が図1において上下に移動可能にな
っており、ストレージする際には下方に移動するように
し、経路長の増加によってベースフィルム20をストレ
ージしている。
【0032】上側のレジストフィルム21は供給ローラ
47から繰出され、シャッタ50を開いて導入口49か
ら導入し、ストレージローラ53でストレージされる。
ここでストレージローラ53は横方向に中心位置が移動
するようになっており、図1において左方へ移動すると
レジストフィルム21のストレージが行なわれる。
【0033】下側のレジストフィルム22は供給ローラ
61から繰出され、シャッタ64が開かれて導入口63
から下側チャンバ13内に導入される。そしてストレー
ジローラ66によってストレージされる。ストレージロ
ーラ66は図1において左右に移動可能になっており、
図1において左方へ移動するとその経路長の増加によっ
てレジストフィルム22のストレージを行なうようにな
っている。
【0034】このようにベースフィルム20とレジスト
フィルム21、22とをそれぞれ真空チャンバ15内に
引込んでストレージしたならば、上側のチャンバ14を
その自重によって下降させ、シール部材32を下側チャ
ンバ13のシール部材32と軽く接触させる。そしてこ
のような状態で給気弁78を閉塞し、真空ポンプ76を
駆動する。すると真空チャンバ15内の空気が真空ポン
プ76によって排気されて負圧になる。
【0035】このように真空吸引によって真空チャンバ
15の内部を減圧すると、大気圧によって上下のチャン
バ14、13がそれぞれ下向きの力および上向きの力を
受け、接合部のシール部材32がぺっちゃんこに圧縮さ
れる。これによって上下の加圧ローラ17、18が互い
に接触するようになる。
【0036】従ってこの状態でギヤードモータ81によ
って加圧ローラ17、18を回転駆動すると、レジスト
フィルム21、22が加圧ローラ17、18間でベース
フィルム20に接合され、接合フィルムが得られる。上
側のレジストフィルム21はストレージローラ53の右
方への移動によって繰出され、ガイドローラ54、55
間においてその上面に接合されている離型紙59が剥離
されて図3に示すサイドチャンバ57内の離型紙巻取り
ローラ58に巻取られる。同様に下側のレジストフィル
ム22の下面に接合されている離型紙73はこのレジス
トフィルム22から剥離され、下側のサイドチャンバ7
1内の離型紙巻取りローラ72によって巻取られる。
【0037】このように離型紙59、73がそれぞれ剥
離された上下のレジストフィルム21、22が加圧ロー
ラ17、18間で加圧および加熱され、これによってベ
ースフィルム20の上面と下面とにそれぞれレジストフ
ィルム21、22が接合される。このような加圧ローラ
17、18による加圧は連続的に行なわれ、上下のレジ
ストフィルム21、22がストレージローラ53、66
の移動によって連続的に繰出される。またベースフィル
ム20はストレージローラ34の上方への移動によって
連続的に繰出される。そして加圧ローラ17、18によ
って接合された接合フィルムはガイドローラ38を通し
てストレージローラ39に案内され、このストレージロ
ーラ39が図1において左方へ移動してストレージを行
なう。
【0038】このようにストレージローラ53、66に
よって繰出されたレジストフィルム21、22とストレ
ージローラ34から繰出されたベースフィルム20とが
完全に繰出されるとともに、接合フィルムが完全にスト
レージローラ39によってストレージされると、それ以
上接合を行なうことができないために、ここで一旦ギヤ
ードモータ81を停止して加圧ローラ17、18を停止
させる。そして給気弁78を開き、真空チャンバ15内
に大気を導入して大気圧にする。このような状態で上下
のチャンバ14、13を開く。そして接合フィルムを排
出ローラ43、44によって図1において真空チャンバ
15の右端から引出す。これによってストレージローラ
39から接合フィルムが完全に繰出される。
【0039】このとき同時にベースフィルム20を開か
れた真空チャンバ15内に導入し、ストレージローラ3
4によってストレージする。また上下のレジストフィル
ム21、22をそれぞれ供給ローラ47、61から繰出
してストレージローラ53、66にストレージする。そ
してベースフィルム20および上下のレジストフィルム
21、22のストレージを終った後に、上下のチャンバ
14、13を閉じて真空チャンバ15を真空ポンプ76
によって真空吸引して一定の圧力に減圧する。そしてこ
のような状態で再び上記と同様に加圧ローラ17、18
における加圧および接合を繰返して行なう。
【0040】このようなラミネート装置の特徴は、真空
チャンバ15を開いてストレージローラ34、53、6
6によってそれぞれベースフィルム20とレジストフィ
ルム21、22とをストレージする点にある。すなわち
所定長のベースフィルム20とレジストフィルム21、
22とをともに真空チャンバ15内にストレージした状
態で真空チャンバ15を閉じて減圧する。そして加圧ロ
ーラ17、18をギヤードモータ81によって回転して
連続的に接合動作を行なうようにしている。しかも接合
されたフィルムをストレージローラ39によってストレ
ージするようにしている。従ってバッチ処理で接合を行
なう従来の真空ラミネート装置に比べて格段に生産性が
向上する。
【0041】またここで上下一対の加圧ローラ17、1
8の加圧を大気圧によって行なうようにしている。すな
わちベースフィルム20とレジストフィルム21、22
とを真空チャンバ15内に導入したならば、上側チャン
バ14を下降させて上下のチャンバ14、13のシール
部材32を互いに接触させた状態で真空ポンプ76を作
動させて真空吸引を行なうようにしている。
【0042】真空チャンバ15の内部を減圧すると、上
側のチャンバ14の上面に加わる下向きの圧力と下側の
チャンバ13の下面に加わる上向きの圧力とによって、
上下のチャンバ14、13の接合面が互いに圧着するよ
うな力を大気圧によって受ける。このような大気圧によ
る力によって、接合部のシール部材32が変形して上側
のチャンバ14の接合部と下側のチャンバ13の接合部
とが密着するとともに、加圧ローラ17、18が上下の
チャンバ14、13が受ける大気の圧力によって互いに
圧着される。このことから、加圧ローラ17、18の加
圧力を真空チャンバ15内の減圧度に応じて調整するこ
とが可能になる。
【0043】加圧ローラ17には図5に示すように、そ
の内部にコア101とコイル102とが埋設されてお
り、コイル102に交番電圧を印加すると誘導コイル1
02が交番磁界を発生する。そして誘導コイル102と
同心状に位置するコア101は1巻回の電磁誘導線輪を
形成することになり、コア101の厚さ方向に円周方向
の短絡電流を誘起し、コア101全体が発熱源となって
自己発熱する。これによってローラ17の加熱が行なわ
れる。なお下側の加圧ローラ18についても同様の加熱
機構が設けられる。
【0044】さらに冷却用オイルが軸の一端側の導入口
107から通路109を通してローラ内部の循環用空洞
103に還流し、この後通路110から排出口108を
通して排出される。このような冷却用オイルの制御を行
なうことによって、加圧ローラ17の表面の温度を適正
な値に維持することが可能になる。しかも上記の加熱お
よび冷却を真空チャンバ15の外側から任意に行なうこ
とが可能になり、これによって真空チャンバ15内で適
正な温度でベースフィルム20とレジストフィルム2
1、22との接合が行なわれる。
【0045】しかもこの加圧ローラ17は図5に示すよ
うに、とくにその表面ゴム115の内側にビーズ層11
4を備えており、しかも軸受89の部分に図4に示すシ
リンダ91によって振動を加えるようにしている。従っ
てこのような振動によって、ベースフィルム20とレジ
ストフィルム21、22とのより完全な接合を可能にし
ている。とくにベースフィルム20の表面に銅箔等によ
る凹凸が形成されている場合には、この銅箔のエッジの
段差の部分にも確実にレジストフィルム21、22を接
合させることが可能になる。
【0046】またこの真空ラミネート装置は、とくに図
2、図3、および図6に示すように、真空チャンバ15
内において上下のレジストフィルム21、22の表面か
ら剥離紙59、73をそれぞれ剥離するようにしてお
り、真空チャンバ15と連通するサイドチャンバ57、
71の離型紙巻取りローラ58、72によって巻取るよ
うにしている。すなわち真空雰囲気中で離型紙59、7
3の巻取りを行なうようにしているために、離型紙5
9、73の剥離の際に静電気が発生することがない。
【0047】またこの真空ラミネート装置は、とくに図
1から明らかなように、上下のレジストフィルム21、
22の供給ローラ47、61をそれぞれ真空チャンバ1
5の外側に配置している。すなわち真空チャンバ15内
にはストレージローラ53、66によってストレージさ
れる長さだけしかレジストフィルム21、22が導入さ
れるにすぎない。このようにレジストフィルム21、2
2を巻装した供給ローラ47、61をそれぞれ真空チャ
ンバ15の外側に配置するようにしているために、レジ
ストフィルム21、22が真空チャンバ15内の熱で劣
化することが防止される。
【0048】またこのラミネート装置は、ベースフィル
ム20およびレジストフィルム21、22が何れも静止
する部材との間で摩擦を起して擦られることがないよう
にしている。従ってベースフィルム20やレジストフィ
ルム21、22が擦れてゴミを発生する問題がない。
【0049】次に別の実施の形態を図7によって説明す
る。この実施の形態はベースフィルム20のストレージ
手段としてストレージローラ34に代えてストレージボ
ックス118を用いるようにし、上側のレジストフィル
ム21のストレージ手段としてストレージローラ53に
代えてストレージボックス126を用いるようにし、下
側のレジストフィルム22のストレージ手段としてスト
レージローラ66に代えてストレージボックス130を
用いるようにしている。また接合フィルムのストレージ
手段としてストレージローラ39に代えてストレージボ
ックス122を用いるようにしている。
【0050】ここでストレージボックス118はその入
口側の部分に一対の押込みローラ119を備えるととも
に、出口側がスリット120になっている。またストレ
ージボックス122はその入口部分に一対の押込みロー
ラ123を備え、出口がスリット124から構成されて
いる。同様にストレージボックス126はその入口部分
に一対の押込みローラ127を備え、また出口がスリッ
ト128から構成されている。さらにストレージボック
ス130はその入口に一対の押込みローラ131を備
え、出口がスリット132になっている。
【0051】従ってこのような実施の形態によれば、真
空チャンバ15が開かれて大気開放になった状態におい
てベースフィルム20がストレージボックス118に蓄
えられる。また上下のレジストフィルム21、22がそ
れぞれストレージボックス126、130に蓄えられ
る。そしてこの状態で真空チャンバ15が閉じられ、真
空ポンプ76によって減圧される。
【0052】そして所定の減圧下においてギヤードモー
タ81によって加圧ローラ17、18を駆動し、ベース
フィルム20の上下面にそれぞれレジストフィルム2
1、22を接合する。そして接合された接合フィルムを
ストレージボックス122に蓄える。そして所定の長さ
の接合動作を終了したならば、ここで真空チャンバ15
を開き、接合フィルムをストレージボックス122から
取出すとともに、新たなベースフィルム20とレジスト
フィルム21、22とをストレージボックス118、1
26、130に蓄え、次のサイクルの動作を行なう。
【0053】この実施の形態によれば、ストレージロー
ラ34、53、66、39によるストレージに比べて、
フィルムのストレージ量が増加するために、1タクトタ
イムの接合フィルムの生産量がさらに増加し、生産性が
さらに向上する。
【0054】次にさらに別の実施の形態を図8〜図11
によって説明する。なおこの実施の形態において、上記
第1の実施の形態と同一の構成の部分については同一の
符号を付すとともに、その説明を省略する。この実施の
形態の特徴は、プリント基板50の上面と下面とにそれ
ぞれラミネートフィルム21、22を接合するようにし
たものである。
【0055】ここでプリント基板150は図8に示すチ
ャンバ15の左側に配されている受け台157によって
供給される。これに対して上下のラミネートフィルム2
1、22はそれぞれ供給ローラ47、61から供給され
るようになっている。上側のラミネートフィルム21は
案内ローラ48によって案内されてチャンバ15内に導
入されるとともに、案内ローラ52を経てストレージロ
ーラ53に掛渡され、このストレージローラ53によっ
てストレージが行なわれる。一方下側のラミネートフィ
ルム22は案内ローラ62によって真空チャンバ15内
に導入されるとともに、この真空チャンバ15内におい
て案内ローラ65、67によってストレージローラ66
に掛渡される。
【0056】ストレージローラ53、66によってスト
レージされる段階において、上下のラミネートフィルム
21、22にはそれぞれ離型紙59、73が接合されて
いる。上側のラミネートフィルム21は案内ローラ55
と左側の加圧ローラ17との間において斜め45度の折
曲げ線によって折曲げられ、側方に引出されるととも
に、図9に示すサイドチャンバ57内の離型紙巻取りロ
ーラ58によって巻取られる。これに対して下側のラミ
ネートフィルム22は、ガイドローラ67と左側の加圧
ローラ18との間の区間において、斜め45度の折曲げ
線を介して折曲げて離型紙73が剥離され、図9に示す
下側のサイドチャンバ71内の離型紙巻取りローラ72
によって巻取られる。
【0057】離型紙59、73がそれぞれ剥離された上
下のラミネートフィルム21、22は加圧ゾーンに至
り、この加圧ゾーンにおいて上下のベルト151、15
2によってプリント基板150の上面と下面とにそれぞ
れ加圧されるようになっている。すなわちここではベル
ト式の加圧機構を備えている。上側のベルト151は左
右一対の加圧ローラ17間に掛渡されるとともに、これ
らの加圧ローラ17間において補助ローラ153によっ
て押圧されるようになっている。そしてベルト151を
押えるためのテンションローラ155が上から押圧ベル
ト151を押圧するようにしている。
【0058】これに対して下側のベルト152は左右一
対の加圧ローラ18間に掛渡されるとともに、これらの
ローラ18間において補助ローラ154によってベルト
152が上方へ押されるようになっている。またベルト
152はテンションローラ156によって適正なテンシ
ョンに維持されるようになっている。
【0059】受け台157によって供給されるプリント
基板150はストレージローラ53、66によってそれ
ぞれストレージされる上下のラミネートフィルム21、
22間に挟まれた状態で加圧ゾーンに供給され、上下の
加圧ベルト151、152によって加圧される。なおこ
のときに上下の加圧ローラ17、18によって加圧が行
なわれる。これによってプリント基板150の上下面に
それぞれラミネートフィルム21、22の接合が行なわ
れる。そしてラミネートフィルム21、22が接合され
たプリント基板150は図8に示すように、下流側の加
圧ローラ17、18を出たところでV字状に屈曲した状
態でストレージされる。
【0060】加圧手段を構成する加圧ベルト151、1
52は図10に示すように、ステンレス鋼板160の表
面にシリコンゴム161を接合したものであって、この
ような帯状材をエンドレスに結合したベルトから構成さ
れている。このようなベルト151、152によってプ
リント基板150に対してラミネートフィルム21、2
2を接合すると、ステンレス鋼板160の表面に形成さ
れているシリコンゴム161の層によってプリント基板
150の表面の配線パターン162間の段差の部分に確
実にラミネートフィルム21、22を接合することが可
能になり、極めて品質の高いラミネートが達成される。
【0061】一般にローラによるラミネートを行なう
と、ローラの表面の弾性層の変形によってラミネートフ
ィルム21、22がしごかれるとともに、中心に対して
円周方向にずれるようになり、このためにフィルム2
1、22に対して送り方向の力が作用し、ラミネートフ
ィルム21、22が延伸する。これに対して押圧ベルト
151、152によるラミネートは、これらのベルト1
51、152がプリント基板150に対して圧着方向の
力しか付加しないために、ラミネートフィルム21、2
2が送り方向に延伸されることがない。しかもベルト1
51、152の表面のシリコンゴム層161によってラ
ミネートフィルム21、22がプリント基板150の配
線パターン162から成る凹凸に忠実になじむようにな
る。これによって高品質のラミネート構造を有するプリ
ント基板150が生産される。
【0062】しかも上記のラミネートフィルム21、2
2の接合が、真空チャンバ15を閉じた状態でストレー
ジローラ53、66からラミネートフィルム21、22
を供給しながらプリント基板150の表面に連続的に接
合するとともに、接合されたプリント基板150をチャ
ンバ15内においてラミネートフィルム21、22で連
結された状態でV字状にストレージしているために、生
産性の高いラミネート装置が提供される。
【0063】
【発明の効果】本願の主要な発明は、真空チャンバ内に
おいて減圧下でベースフィルム上にラミネートフィルム
を積層して接合するラミネート装置において、ベースフ
ィルムとラミネートフィルムとを積層した状態で加圧す
る加圧手段と、ベースフィルムを真空チャンバの外から
引込んで真空チャンバ内でストレージするベースフィル
ムのストレージ手段と、ラミネートフィルムを真空チャ
ンバの外から引込んで真空チャンバ内でストレージする
ラミネートフィルムのストレージ手段と、ベースフィル
ムとラミネートフィルムとが接合された接合フィルムを
真空チャンバ内でストレージする接合フィルムのストレ
ージ手段と、を具備し、真空チャンバを閉じてベースフ
ィルムのストレージ手段から引出されるベースフィルム
とラミネートフィルムのストレージ手段から引出される
ラミネートフィルムとを連続的に加圧手段によって加圧
するとともに、該加圧によって接合された接合フィルム
を接合フィルムのストレージ手段に順次ストレージする
ようにしたものである。
【0064】従ってこのようなラミネート装置によれ
ば、真空チャンバを閉じた状態でストレージ手段から引
出されるベースフィルムとラミネートフィルムとを連続
的に加圧手段によって加圧することによって接合フィル
ムを得ることが可能になる。従って1タクトタイムで得
られる接合フィルムの長さが従来の間欠型のバッチ処理
の真空ラミネート装置に比べて大幅に増加し、生産性の
高いラミネート装置が提供される。
【0065】本願の別の発明は、真空チャンバ内におい
て減圧下で基板上にラミネートフィルムを積層して接合
するラミネート装置において、基板とラミネートフィル
ムとを積層した状態で加圧する加圧手段と、ラミネート
フィルムを真空チャンバの外から引込んで真空チャンバ
内でストレージするラミネートフィルムのストレージ手
段と、を具備し、ラミネートフィルムのストレージ手段
から引出されるラミネートフィルムを基板に対して連続
的に加圧手段によって加圧しながら積層して接合するよ
うにしたものである。
【0066】従ってこのようなラミネート装置によれ
ば、真空チャンバを閉じた状態でストレージ手段から引
出されるラミネートフィルムを基板上に連続的に積層し
て接合することが可能になる。従って基板に対するラミ
ネートフィルムの接合を効率的に行なうことが可能な生
産性の高いラミネート装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】真空ラミネート装置の全体の構造を示す縦断面
図である。
【図2】真空ラミネート装置の上側のチャンバの横断面
図である。
【図3】同真空ラミネート装置の出口側から見た縦断面
図である。
【図4】加圧ローラの部分の取付けを示す真空ラミネー
ト装置の縦断面図である。
【図5】加圧ローラの縦断面図である。
【図6】フィルムの接合の状態を示す要部斜視図であ
る。
【図7】別の実施の形態の真空ラミネート装置の要部縦
断面図である。
【図8】別の実施の形態の真空ラミネート装置の全体の
構造を示す縦断面図である。
【図9】同真空ラミネート装置の出口側から見た縦断面
図である。
【図10】加圧ベルトの要部拡大断面図である。
【図11】加圧ベルトによるラミネートフィルムの基板
に対する接合の動作を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
10‥‥ベース、11‥‥支持脚、13‥‥下側チャン
バ、14‥‥上側チャンバ、15‥‥真空チャンバ、1
7‥‥加圧ローラ(上)、18‥‥加圧ローラ(下)、
20‥‥ベースフィルム、21‥‥レジストフィルム
(上)、22‥‥レジストフィルム(下)、25‥‥供
給ローラ、26‥‥ガイドローラ、27‥‥剥離ロー
ラ、28、29‥‥ガイドローラ、30‥‥離型紙、3
2‥‥シール部材、33‥‥ガイドローラ、34‥‥ス
トレージローラ、35‥‥ガイドローラ、38‥‥ガイ
ドローラ、39‥‥ストレージローラ、40、41‥‥
ガイドローラ、43‥‥排出ローラ(上)、44‥‥排
出ローラ(下)、47‥‥供給ローラ、48‥‥ガイド
ローラ、49‥‥導入口、50‥‥シャッタ、51、5
2‥‥ガイドローラ、53‥‥ストレージローラ、5
4、55‥‥ガイドローラ、57‥‥サイドチャンバ
(上)、58‥‥離型紙巻取りローラ、59‥‥離型
紙、61‥‥供給ローラ、62‥‥ガイドローラ、63
‥‥導入口、64‥‥シャッタ、65‥‥ガイドロー
ラ、66‥‥ストレージローラ、67、68‥‥ガイド
ローラ、71‥‥サイドチャンバ(下)、72‥‥離型
紙巻取りローラ、73‥‥離型紙、75‥‥吸引パイ
プ、76‥‥真空ポンプ、77‥‥接続パイプ、78‥
‥給気弁、81‥‥ギヤードモータ、82‥‥プーリ、
83‥‥プーリ、84‥‥タイミングベルト、87、8
8‥‥貫通穴、89、90‥‥軸受、91‥‥シリン
ダ、92‥‥ピストンロッド、93‥‥押圧板、94‥
‥ロッド、95‥‥圧縮コイルばね、99‥‥支軸、1
00‥‥フランジ、101‥‥コア、102‥‥コイ
ル、103‥‥循環用空洞、105‥‥中心孔、106
‥‥栓、107‥‥導入口、108‥‥排出口、10
9、110‥‥通路、113‥‥金属ロール部、114
‥‥ビーズ層、115‥‥表面ゴム、118‥‥ストレ
ージボックス、119‥‥押込みローラ、120‥‥ス
リット、122‥‥ストレージボックス、123‥‥押
込みローラ、124‥‥スリット、126‥‥ストレー
ジボックス、127‥‥押込みローラ、128‥‥スリ
ット、130‥‥ストレージボックス、131‥‥押込
みローラ、132‥‥スリット、150‥‥プリント基
板、151‥‥押圧ベルト(上)、152‥‥押圧ベル
ト(下)、153‥‥補助ローラ(上)、154‥‥補
助ローラ(下)、155‥‥テンションローラ(上)、
156‥‥テンションローラ(下)、157、158‥
‥受け台、160‥‥ステンレス鋼板、161‥‥シリ
コンゴム、162‥‥配線パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 9:00 B29L 9:00 Fターム(参考) 2H025 AB11 AB15 AC01 AD01 BC42 EA08 4F211 AD03 AD05 AD08 AG01 AG03 AH36 AM28 SA07 SC05 SD01 SH06 SH28 SJ01 SJ06 SJ13 SJ15 SJ26 SJ31 SP04 SP06 SP17 SP30 SP36 SP41 5E314 AA26 BB02 BB11 BB12 EE03 FF06 GG24 5E339 AA02 AB02 BC02 CE12 CE16 GG10

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空チャンバ内において減圧下でベースフ
    ィルム上にラミネートフィルムを積層して接合するラミ
    ネート装置において、 前記ベースフィルムと前記ラミネートフィルムとを積層
    した状態で加圧する加圧手段と、 前記ベースフィルムを前記真空チャンバの外から引込ん
    で真空チャンバ内でストレージするベースフィルムのス
    トレージ手段と、 前記ラミネートフィルムを前記真空チャンバの外から引
    込んで前記真空チャンバ内でストレージするラミネート
    フィルムのストレージ手段と、 前記ベースフィルムと前記ラミネートフィルムとが接合
    された接合フィルムを真空チャンバ内でストレージする
    接合フィルムのストレージ手段と、 を具備し、前記真空チャンバを閉じて前記ベースフィル
    ムのストレージ手段から引出される前記ベースフィルム
    と前記ラミネートフィルムのストレージ手段から引出さ
    れる前記ラミネートフィルムとを連続的に前記加圧手段
    によって加圧するとともに、該加圧によって接合された
    接合フィルムを前記接合フィルムのストレージ手段に順
    次ストレージすることを特徴とするラミネート装置。
  2. 【請求項2】前記ベースフィルムのストレージ手段、前
    記ラミネートフィルムのストレージ手段、および前記接
    合フィルムのストレージ手段の内の少なくとも1つが中
    心位置が移動するストレージローラから構成され、スト
    レージローラの中心位置の移動に伴う経路長の変化によ
    って前記ベースフィルム、前記ラミネートフィルム、ま
    たは前記接合フィルムのストレージが行なわれることを
    特徴とする請求項1に記載のラミネート装置。
  3. 【請求項3】前記ベースフィルムのストレージ手段、前
    記ラミネートフィルムのストレージ手段、および前記接
    合フィルムのストレージ手段の内の少なくとも1つが前
    記ベースフィルム、前記ラミネートフィルム、または前
    記接合フィルムをジグザグに屈曲させてストレージする
    ストレージボックスから構成されることを特徴とする請
    求項1に記載のラミネート装置。
  4. 【請求項4】前記真空チャンバがそれぞれ側壁を有する
    上側チャンバと下側チャンバとから構成され、前記上側
    チャンバの接合部と前記下側チャンバの接合部の内の少
    なくとも一方にシール手段が設けられ、該シール手段に
    よって上側チャンバと下側チャンバとを接合シールして
    真空チャンバ内を減圧することにより真空雰囲気を形成
    することを特徴とする請求項1に記載のラミネート装
    置。
  5. 【請求項5】前記加圧手段が上下一対の加圧ローラから
    構成され、上側の加圧ローラの両端が前記上側チャンバ
    の側壁に回転可能に支持され、下側の加圧ローラの両端
    が前記下側チャンバの側壁に回転可能に支持され、前記
    真空チャンバを減圧すると前記シール手段が変形して前
    記上下一対の加圧ローラが互いに圧接されることを特徴
    とする請求項1に記載のラミネート装置。
  6. 【請求項6】前記加圧手段が上下一対の加圧ローラから
    構成され、少なくとも一方の加圧ローラはその内部に加
    熱手段と冷却手段とを有することを特徴とする請求項1
    に記載のラミネート装置。
  7. 【請求項7】前記加熱手段がコイルとコアとから構成さ
    れ、コイルに交流電圧を印加すると前記コアが電磁誘導
    により発熱することを特徴とする請求項6に記載のラミ
    ネート装置。
  8. 【請求項8】前記冷却手段が内部に設けられている冷却
    用媒体の循環用空洞であって、軸の一端に形成されてい
    る導入口から冷却用媒体が前記循環用空洞に導入され、
    軸の他端に形成されている排出口から排出されることを
    特徴とする請求項6に記載のラミネート装置。
  9. 【請求項9】前記ラミネートフィルムに接合されている
    離型紙を剥離する剥離手段を前記真空チャンバ内に備
    え、前記ラミネートフィルムのストレージ手段の下流側
    であって前記加圧手段の上流側で剥離紙を剥離すること
    を特徴とする請求項1に記載のラミネート装置。
  10. 【請求項10】前記ベースフィルムが回路基板を構成す
    るフレキシブルフィルムであって、前記ラミネートフィ
    ルムがレジストフィルムであることを特徴とする請求項
    1に記載のラミネート装置。
  11. 【請求項11】真空チャンバ内において減圧下で基板上
    にラミネートフィルムを積層して接合するラミネート装
    置において、前記基板と前記ラミネートフィルムとを積
    層した状態で加圧する加圧手段と、前記ラミネートフィ
    ルムを前記真空チャンバの外から引込んで前記真空チャ
    ンバ内でストレージするラミネートフィルムのストレー
    ジ手段と、を具備し、前記ラミネートフィルムのストレ
    ージ手段から引出される前記ラミネートフィルムを前記
    基板に対して連続的に前記加圧手段によって加圧しなが
    ら積層して接合することを特徴とするラミネート装置。
  12. 【請求項12】前記ラミネートフィルムのストレージ手
    段が中心位置が移動するストレージローラから構成さ
    れ、ストレージローラの中心位置の移動に伴う経路長の
    変化によって前記ラミネートフィルムのストレージが行
    なわれることを特徴とする請求項11に記載のラミネー
    ト装置。
  13. 【請求項13】前記ラミネートフィルムが接合された基
    板が前記ラミネートフィルムによって連結された状態で
    折畳まれて前記チャンバ内にストレージされることを特
    徴とする請求項11に記載のラミネート装置。
  14. 【請求項14】ベースフィルムまたは基板にラミネート
    フィルムを積層して接合するラミネート装置において、
    前記ラミネートフィルムを前記ベースフィルムまたは前
    記基板に対して圧着する加圧手段がベルトから構成され
    ることを特徴とするラミネート装置。
  15. 【請求項15】加圧手段を構成するベルトが基材の表面
    に弾性層を形成した帯状材から成り、該帯状材をエンド
    レスに連結したことを特徴とする請求項14に記載のラ
    ミネート装置。
  16. 【請求項16】前記ベルトが一対の加圧ローラ間に掛渡
    されるように張設されるとともに、前記一対のベルト間
    において補助ローラで前記ベルトを押えるようにしたこ
    とを特徴とする請求項14に記載のラミネート装置。
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