JPH0810746Y2 - 給湯機用燃焼制御装置 - Google Patents

給湯機用燃焼制御装置

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JPH0810746Y2
JPH0810746Y2 JP12629590U JP12629590U JPH0810746Y2 JP H0810746 Y2 JPH0810746 Y2 JP H0810746Y2 JP 12629590 U JP12629590 U JP 12629590U JP 12629590 U JP12629590 U JP 12629590U JP H0810746 Y2 JPH0810746 Y2 JP H0810746Y2
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JP
Japan
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constant
circuit
combustion
combustion control
water heater
Prior art date
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JP12629590U
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JPH0492136U (ja
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久浩 小林
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Showa Denko Materials Co Ltd
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Hitachi Chemical Co Ltd
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は給湯機用燃焼制御装置に関し、特に給湯機に
おける燃焼定数の作成方法およびガス質転換時の切り換
え方法に改良の加えられた給湯機用燃焼制御装置に関す
る。
〈従来の技術〉 従来における給湯機の燃焼制御装置としては、第2図
〜第4図に示すものが知られている。
このうち、第2図に示すものでは、燃焼制御回路基板
10上に定数作成回路11を形成し、燃焼定数Cは抵抗器12
の分圧値として作成してマイコン13のポートAにアナロ
グ出力で入力するとともに、ガス転換時の切り換えは、
定数作成回路11に設けた切り換え端子14によって行って
いた。
また、第3図に示すものでは、同じく燃焼制御回路基
板10上に定数作成回路11を形成し、燃焼定数Cは抵抗器
12の分圧値として作成してマイコン13のポートAにアナ
ログ出力で入力するとともに、ガス転換時の切り換え
は、定数作成回路11に設けた切り換えスイッチ15によっ
て行っていた。
また、第4図に示すものでは、親基板となる燃焼制御
回路基板17とは別個にガス質,製品仕様に応じた個別子
基板16を設け、燃焼定数Cは抵抗器12の分圧値として作
成して基板17上のマイコン13のポートAにアナログ出力
で入力するとともに、ガス点火時の切り換えは、個別子
基板16を差し換えることによって行っていた。
なお、上記第2図〜第4図は、いずれの場合もただ1
つの定数値を切り換えるための回路図を例示したもので
ある。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記の如き従来装置にあっては、以下
に示す如き不具合があった。
(1)燃焼定数の最適値を見い出だすまでには、何度と
なく燃焼定数を変えながら検討していくが、実装部品を
差し換えて抵抗値等の回路定数を変更しなければならな
いため、非常に手間がかかり開発期間が長くかかる。
(2)定数としての精度は、使用する部品の精度に依存
するため、安定した精度の実現が困難である。
(3)抵抗器等の部品の組み合わせにより燃焼定数を作
成するため、部品数,部品処理とも多くなり、回路規模
が大きくなって、コスト高および信頼性の低下を招来す
る。
(4)燃焼定数量に応じて回路規模が大きくなるので、
少数の定数しか作り込めない。
この考案は、上記の如き従来の課題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、開発期間が短く、精
度および安定度に優れ、しかも回路規模を小さくでき、
かつ多数の定数を作り込むことのできる給湯機用燃焼制
御装置を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 この考案は、上記目的を達成するために燃焼制御のた
めの制御回路を実装した回路基板に、燃焼制御上必要な
定数を提供するための定数回路を実装した回路基板を接
続してなる給湯機用燃焼制御装置において、上記定数回
路には書き換え可能なEEPROMを使用し、ガス質、製品仕
様に応じて異なる最大最小時ファン電圧、最大最小点火
時比例弁電流、最大最小号数等の機種固有の燃焼定数の
うち少なくとも一つをデータとして記憶させると共に、
この定数回路は、前記燃焼制御のための制御回路とシリ
アル通信インターフェイスで接続され、かつこの定数回
路を容易に着脱可能としたことを特徴とする。
〈作用〉 この考案では、定数回路に書き換え可能なEEPROM(不
揮発生記憶装置)を使用し、このEEPROMにガス質,製品
仕様に応じて異なる最大最少点火時ファン電圧、最大最
少点火時比例弁電流、最大最少号数等の機種固有の燃焼
定数の内、少なくとも1つをデータとして記憶し、しか
も定数回路は個別子基板に形成されてガス点火時は差し
換え可能とされているので、EEPROM内のデータ書き換え
だけで簡単に燃焼定数の変更ができ、しかも回路はEEPR
OMとシリアルインターフェイス接続端子だけで構成され
るので、回路規模も小さくすることができ、かつ、接続
端子がシリアルインターフェイスなので、接続箇所が少
なく、回路の接続信頼性も高くできる。
〈実施例〉 以下、この考案の実施例を第1図に基いて説明する。
この実施例では、燃焼制御回路基板(親基板)17とは
別個に個別子基板16が設けられ、個別子基板16上にはEE
PROM20を中心にして定数作成回路11が形成されている。
そして、子基板16上のEEPROM20と親基板たる燃焼制御
回路基板17上のマイコン13とは電源線を除いた4本の情
報線路11〜14で接続されて、EEPROM20とマイコン13はSC
I(シリアル通信インターフェイス)接続されている。
なお、EEPROM20には、ガス質,製品仕様に応じて異な
る最大最少点火時ファン電圧、最大最少点火時比例弁電
流、最大最少号数等の機種固有の燃焼定数のうちの少な
くとも一つが記憶されている。
以上が本実施例の構成であり、次にその作用を説明す
ると、本実施例では親基板17のマイコン13とEEPROM20間
はSCI接続されているので、両者間の通信で簡単にEEPRO
M20内の燃焼定数データをマイコン13内に取り込むこと
ができる。
そして、今EEPROM20として、代表的な1kbitEEPROMを
使用した場合、1bitで1定数とすれば、最大1024の燃焼
定数情報を取り込め、8bit(1バイト)で1定数とすれ
ば、最大128の燃焼定数情報を取り込むことができるこ
とになる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、この考案では、燃焼定数の最適
値を見い出だす際、従来のように面倒な抵抗器等の実装
部品の差し換えをする必要はなく、EEPROM内のデータの
書き換えだけで簡単に燃焼定数の変更ができるので、作
業効率向上により開発期間の短縮ができる。
また、定数そのものがデジタル値であるため、招来に
わたって安定した精度を実現できる。
さらに、定数作成回路は基本的にEEPROMと接続端子だ
けで構成できるため、出来上がり個別子基板サイズも小
さくすることができ、低コスト、高信頼性を実現でき
る。
また、EEPROMデータそのものが燃焼定数であるため、
回路規模とは無関係に多くの定数を作り込むことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用された実施例装置の回路図、第2
図〜第4図は従来例の回路図である。 10…燃焼制御回路基板 11…定数作成回路 12…抵抗器 13…マイコン 14…切り換え端子 15…切り換えスイッチ 16…個別子基板 17…燃焼制御回路基板(親基板) 20…EEPROM

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼制御のための制御回路を実装した回路
    基板に、燃焼制御上必要な定数を提供するための定数回
    路を実装した回路基板を接続してなる給湯機用燃焼制御
    装置において、上記定数回路には書き換え可能なEEPROM
    を使用し、ガス質、製品仕様に応じて異なる最大最小時
    ファン電圧、最大最小点火時比例弁電流、最大最小号数
    等の機種固有の燃焼定数のうち少なくとも一つをデータ
    として記憶させると共に、この定数回路は、前記燃焼制
    御のための制御回路とシリアル通信インターフェイスで
    接続され、かつこの定数回路を容易に着脱可能としたこ
    とを特徴とする給湯機用燃焼制御装置。
JP12629590U 1990-11-30 1990-11-30 給湯機用燃焼制御装置 Expired - Lifetime JPH0810746Y2 (ja)

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JPH0492136U JPH0492136U (ja) 1992-08-11
JPH0810746Y2 true JPH0810746Y2 (ja) 1996-03-29

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