JPH08107425A - 信号切換装置 - Google Patents
信号切換装置Info
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- JPH08107425A JPH08107425A JP6243633A JP24363394A JPH08107425A JP H08107425 A JPH08107425 A JP H08107425A JP 6243633 A JP6243633 A JP 6243633A JP 24363394 A JP24363394 A JP 24363394A JP H08107425 A JPH08107425 A JP H08107425A
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Abstract
ョンスイッチに要する時間を大幅に短縮し得る信号切換
装置を提供することを目的とする。 【構成】 モニタ部13は全く同じDS1信号を含んだ
時計回り信号と反時計回り信号とが、多重/分離部11
によりそれぞれ独立に分離されて供給されて、それぞれ
の信号の有効性を監視する。モニタ部13は入力信号の
うち現用で用いている信号に障害を検出した時にセレク
タ14を切り換える。セレクタ14の選択出力信号DS
1は、セレクタ17を介して出力される。時計回り信号
中のDS1信号と反時計回り信号中のDS1信号とは全
く同一の信号であるので、このセレクタ14の切り換え
によって、通信が確保される。セレクタ14は2入力1
出力の単純なスイッチ回路であり、そのスイッチング制
御をモニタ部13というハードウェアでダイナミックに
行っているので、高速スイッチを実現できる。
Description
に複数の端局をループ状に回線接続し、同一の信号を順
逆両方向に伝送するシステムの端局に設けられた、パス
プロテクションスイッチを実現する信号切換装置に関す
る。
接続し、同一の信号を順逆両方向に伝送するシステムが
知られている(TA−NWT−001400 Issu
e 1Apr.1993 SONET PPS Sel
f−healing Ring)。このシステムは、例
えば図2に示すように、端局A、B、C及びDがループ
状に双方向の回線oc−3により接続されている。い
ま、端局Aから端局Cに対して信号を伝送するものとす
ると、端局Aは入力された信号DS1を全く同じ信号に
2分岐してそれぞれ隣接する端局B及びDに出力する。
隣接する端局Cへ伝送する。従って、端局Aにおいて2
分岐された信号の一方は、順方向(図中、例えば時計回
り方向とする)に伝送されて端局Cに供給され、他方の
信号は逆方向(図中、反時計回り方向)に伝送されて端
局Cに供給される。
号を受信し、常時監視している。端局Cが、時計回り方
向で伝送されて入力された信号(以下、時計回り信号と
いう)を現用で用いている時に、端局Cは時計回り信号
入力に障害発生を検出すると、パスプロテクションイッ
チ(PPS)を動作させて反時計回り方向で伝送されて
入力された信号(以下、反時計回り信号という)の方に
切り換える。時計回り信号と反時計回り信号とは、全く
同一の信号であるので、これにより通信が確保される。
案もいくつかなされている(例えば、特開昭58−11
7746号、特開昭62−86941号、特開平4−1
67843号各公報)。
通信システムにおいて、正しい信号を選択するために各
端局において用いる信号切換装置としては、クロスコネ
クタ(X/C)制御に代表される「タイムスイッチ」か
「スペーススイッチ」という半導体スイッチによりパス
プロテクションスイッチ(PPS)制御を実現してい
る。このため、従来はパスプロテクションスイッチの本
来の目的である「高速スイッチ」(可能な限り、速くプ
ロテクションを行い、救済する)にとって、最適な方法
ではなかった。つまり、従来はスイッチのための回路が
非常に複雑になるか、又はスイッチするためにある程度
の時間が必要になるという欠点がある。
のパスプロテクションスイッチにより集中的に切り換え
て出力するようにしているため、パスプロテクションス
イッチの信頼性が極めて低いという問題もある。
ては従来、その故障によりシステムダウンにつながる場
合があるということから、パスプロテクションスイッチ
として光スターカプラによる受動素子を使用し、この受
動素子に対して優先順位をつけた複数のインタフェース
装置を択一的に動作させて正しいデータを出力すること
により、極力パスプロテクションスイッチ自体での故障
発生を少なくするようにした提案も知られている(特開
平4−160845号公報:発明の名称「通信ネットワ
ークシステムおよび通信局装置」)。しかし、この提案
になるシステムは、前記した高速スイッチの実現はでき
なかった。
簡単な構成によりパスプロテクションスイッチに要する
時間を大幅に短縮し得る信号切換装置を提供することを
目的とする。
ションスイッチの信頼性を向上し得る信号切換装置を提
供することにある。
成するため、複数の端局をループ状に回線接続し、同一
の信号を順逆両方向に伝送するシステムの各端局に設け
られる信号切換装置において、順方向伝送信号と逆方向
伝送信号とがそれぞれ同時に入力され、それぞれ別々に
その入力信号に障害があるかどうかを監視する監視手段
と、順方向伝送信号と逆方向伝送信号中の所望の信号が
第1及び第2の端子にそれぞれ入力されて一方の信号を
選択出力すると共に、監視手段により現在選択出力して
いる一方の信号に障害発生有りと検出されたときには、
監視手段よりの制御信号により他方の信号を選択するよ
う切り換わる第1の切換手段と、少なくとも第1の切換
手段により選択出力された信号若しくはアラーム信号を
選択する第2の切換手段とを有する構成としたものであ
る。
ぞれの第1の端子に入力され、端局内の多重/分離部に
より取り出された前記順方向伝送信号と逆方向伝送信号
中の所望の信号がそれぞれの第2の端子に入力され、第
1及び第2の端子の入力信号の一方を選択して多重/分
離部を介して順方向伝送信号と逆方向伝送信号として出
力させる第3及び第4の切換手段を更に有する構成とし
たものである。
いる一方の信号に障害発生有りと検出されたときには、
監視手段よりの制御信号により第1の切換手段を制御し
て他方の信号を選択するよう切り換えるようにしたた
め、所謂パスプロテクションスイッチを2入力1出力の
第1の切換手段により単純化し、かつ、その制御をハー
ドウェアで行える。
手段により選択出力された信号若しくはアラーム信号を
選択する第2の切換手段や、更には端局の送信する信号
と、順方向伝送信号及び逆方向伝送信号中の所望の信号
の一方を選択して多重/分離部を介して順方向伝送信号
と逆方向伝送信号として出力させる第3及び第4の切換
手段を上記の第1の切換手段とを独立に設け、クロスコ
ネクト制御を行うようにしているため、全伝送系のデー
タを従来のように1個のパスプロテクションスイッチに
より集中的に切り換えるのではなく、分担して切り換え
ることができる。
1は本発明の一実施例の構成図を示す。同図中、端局1
0は図2に示した通信システムの一の端局で、多重/分
離(MUX/DMUX)部11と、信号処理ユニット1
2とからなる。信号処理ユニット12はモニタ部13と
第1乃至第4のセレクタ14〜17とコントローラ19
とからなる。セレクタ14、15及び16はパスセレク
ト部18を構成している。
によりダイナミックなスイッチ制御される。第2及び第
3のセレクタ15及び16はそれぞれコントローラ19
の出力により連動してスタティックなスイッチ制御され
る。第4のセレクタ17は、第1のセレクタ14の出力
信号、アイドル(IDLE)信号及びアラーム表示(A
IS)信号のいずれか一の信号を選択して出力する。セ
レクタ14〜16はそれぞれセレクト端子1及び2を有
し、セレクタ17は3つのセレクト端子1、2及び3を
有している。
受信を例にとって説明する。端局10は回線oc−3を
介して順方向の時計回り信号が第1の端子EASTから
多重/分離部11に入力され、ここでDS1信号が分離
されてモニタ部13と第1のセレクタ14の端子2にそ
れぞれ供給される。一方、逆方向の反時計回り信号が第
2の端子WESTから多重/分離部11に入力され、こ
こでDS1信号が分離されてモニタ部13と第1のセレ
クタ14の端子1にそれぞれ供給される。
計回り信号と反時計回り信号とが、それぞれ反対方向か
ら入力されて、多重/分離部11によりそれぞれ独立に
分離されて信号処理ユニット12内のモニタ部13に供
給されて、それぞれの信号の有効性が監視される。
ている信号に障害が検出された時にセレクタ14を切り
換えるスイッチング信号を出力する。従って、例えば時
計回り信号を現用で用いている場合において、時計回り
信号中のDS1信号に障害が発生していることをモニタ
部13が検出した時に、モニタ部13はセレクタ14を
端子2から端子1側に切り換えて、反時計回り信号中の
DS1信号を選択させる。セレクタ14の選択出力信号
DS1は、端子1に接続されているセレクタ17を介し
て出力される。
計回り信号中のDS1信号とは全く同一の信号であるの
で、このセレクタ14の切り換えによって、通信が確保
される(パスプロテクションスイッチが実現される)。
ここで、セレクタ14は2入力1出力の単純なスイッチ
回路であり、そのスイッチング制御をモニタ部13とい
うハードウェアでダイナミック(動的)に行っているの
で、高速スイッチを実現することができる。
ティック(静的)な制御により、スイッチング制御され
る。すなわち、セレクタ15は、端子1に送信しようと
するDS1信号が入力され、端子2には多重/分離部1
1により分離された時計回り信号中のDS1信号が入力
され、一方、セレクタ16も、端子1に送信しようとす
るDS1信号が入力され、端子2には多重/分離部11
により分離された反時計回り信号中のDS1信号が入力
され、コントローラ19によりそれぞれ端子1側に接続
された時には、多重/分離部11で他の信号と多重され
た後それぞれ2分岐されて時計回り信号及び反時計回り
信号として回線oc−3へ出力される。
5及び16がそれぞれ端子2側に接続されたときにセレ
クタ17が端子2に接続されているときには、多重/分
離部11により分離された時計回り信号中のDS1信号
がセレクタ15を通して多重/分離部11に入力されて
他の信号に多重されて時計回り信号とされた後回線oc
−3へ出力され、また、多重/分離部11により分離さ
れた反時計回り信号中のDS1信号がセレクタ16を通
して多重/分離部11に入力されて他の信号に多重され
て反時計回り信号とされた後回線oc−3へ出力され
る。すなわち、この場合は時計回り信号がスルーで出力
され、かつ、反時計回り信号がスルーで出力される。
5及び16がそれぞれ端子2側に接続されたときにセレ
クタ17が端子1に接続されているときには、上記の時
計回り信号及び反時計回り信号のそれぞれのスルー出力
と共に、セレクタ14が端子1に接続されているときに
は反時計回り信号中のDS1信号が出力され、セレクタ
15が端子2に接続されているときには時計回り信号中
のDS1信号が出力される。
状態と用途との関係をまとめると表1に示すようにな
る。
ク制御により高速でスイッチングされるのに対し、セレ
クタ15〜17はそれぞれその用途からすると高速なス
イッチングが不要であるため、低速なスタティックなス
イッチングが行われる。これらのセレクタ14と15〜
17の制御は、全く分離され、独立に制御されている。
スタティックな制御で良いクロスコネクト制御とダイナ
ミックな制御が必要である所謂パスプロテクションスイ
ッチ制御をプロセスから分離し、パスプロテクションス
イッチを2入力1出力の第1の切換手段により単純化
し、かつ、その制御をハードウェアで行えるようにした
ため、従来に比し大幅に簡略化した回路構成によりパス
プロテクションスイッチに要する時間を大幅に短縮で
き、パスプロテクションスイッチ制御の目的である高速
スイッチを最適な方法で実現できる。
切換手段により選択出力された信号若しくはアラーム信
号を選択する第2の切換手段や、更には端局の送信する
信号と、順方向伝送信号及び逆方向伝送信号中の所望の
信号の一方を選択して多重/分離部を介して順方向伝送
信号と逆方向伝送信号として出力させる第3及び第4の
切換手段を上記の第1の切換手段とを独立に設け、クロ
スコネクト制御を行うことにより、全伝送系のデータを
従来のように1個のパスプロテクションスイッチにより
集中的に切り換えるのではなく、分担して切り換えるよ
うにしたため、パスプロテクションスイッチの信頼性を
向上することができる。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の端局をループ状に回線接続し、同
一の信号を順逆両方向に伝送するシステムの各端局に設
けられる信号切換装置において、 順方向伝送信号と逆方向伝送信号とがそれぞれ同時に入
力され、それぞれ別々にその入力信号に障害があるかど
うかを監視する監視手段と、 前記順方向伝送信号と逆方向伝送信号中の所望の信号が
第1及び第2の端子にそれぞれ入力されて一方の信号を
選択出力すると共に、該監視手段により現在選択出力し
ている一方の信号に障害発生有りと検出されたときに
は、該監視手段よりの制御信号により他方の信号を選択
するよう切り換わる第1の切換手段と、 少なくとも該第1の切換手段により選択出力された信号
若しくはアラーム信号を選択する第2の切換手段とを有
することを特徴とする信号切換装置。 - 【請求項2】 前記端局の送信する信号がそれぞれの第
1の端子に入力され、該端局内の多重/分離部により取
り出された前記順方向伝送信号と逆方向伝送信号中の所
望の信号がそれぞれの第2の端子に入力され、第1及び
第2の端子の入力信号の一方を選択して前記多重/分離
部を介して前記順方向伝送信号と逆方向伝送信号として
出力させる第3及び第4の切換手段を更に有することを
特徴とする請求項1記載の信号切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6243633A JP2570197B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 信号切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6243633A JP2570197B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 信号切換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08107425A true JPH08107425A (ja) | 1996-04-23 |
JP2570197B2 JP2570197B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=17106727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6243633A Expired - Fee Related JP2570197B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 信号切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570197B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012222555A (ja) * | 2011-04-07 | 2012-11-12 | Mitsubishi Electric Corp | 光伝送装置 |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP6243633A patent/JP2570197B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012222555A (ja) * | 2011-04-07 | 2012-11-12 | Mitsubishi Electric Corp | 光伝送装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2570197B2 (ja) | 1997-01-08 |
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