JPH0810716A - 粒状農産物供給機 - Google Patents

粒状農産物供給機

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JPH0810716A
JPH0810716A JP15183894A JP15183894A JPH0810716A JP H0810716 A JPH0810716 A JP H0810716A JP 15183894 A JP15183894 A JP 15183894A JP 15183894 A JP15183894 A JP 15183894A JP H0810716 A JPH0810716 A JP H0810716A
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JP
Japan
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conveyor
granular
trough
granular material
rapid
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JP15183894A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Tajima
秀俊 田島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は収穫した多量の粒状農産物を供給コ
ンベヤ2に一度に投入し、自動的に計量コンベヤ8の計
量選別容器7に1個宛収容させることを目的とする。 【構成】 機枠1に農産粒状物の供給コンベヤ2を傾斜
させて設け、その上端部に引続いて小粒選別コンベヤ3
を設け、該コンベヤ3の上端部に引続いてV字形振動搬
送トラフ4を設け、該トラフ4に引続いて、上記トラフ
4の搬送速度よりも速い粒状物側面支持緩速コンベヤ5
を設け、その終端部に粒状物側面支持急速コンベヤ6を
設けてなり、該急速コンベヤ6の終端部に上記粒状物の
計量選別容器7を架設した計量コンベヤ8の始端部を臨
ませてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大きさ又は形状の不定な
芋類、果実類、野菜類等の粒状農産物を、計量選別機に
供給する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、収穫した多量の粒状農産物を1個
宛計量選別することは多くの時間と労力を要した。その
ため一旦ホッパー状のコンベヤに投入し、コンベヤから
1個宛計量容器に投入することが考えられたが、どうし
ても計量容器内に2個又は複数個投入され、正確に1個
宛の重量を計量することは困難であった。収穫した多量
の粒状農産物はホッパーの下にあるコンベヤで移動する
ためホッパーの側面に擦れて損傷し易い。上記多量の粒
状農産物を一列に並べる際、案内板上に一度に重なり、
それ以後は一列にならず重なった状態で搬送された。又
計量容器に入る直前において粒状物の間隔がくっついて
一度に2個計量容器に入る場合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は計量選別機の
計量容器内にホッパー内に投入した多量の粒状農産物が
自動的に1個宛投入されること。計量容器に入る直前の
粒状物の間隔がくっついている場合に一度に2個計量容
器に入ることがないこと。一列に並べるためのV字形ト
ラフへの供給案内板の直上に一度に重なっても、その後
一列に並べられること。投入した多量の収穫粒状農産物
が投入ホッパーの側面と擦れることがない。という課題
を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は 機枠に農産粒状物の供給コンベヤを傾斜させて設け、そ
の上端部に引続いて小粒選別コンベヤを設け、該コンベ
ヤの上端部に引続いてV字形振動搬送トラフを設け、該
トラフに引続いて、上記トラフの搬送速度よりも速い粒
状物側面支持緩速コンベヤを設け、その終端部に粒状物
側面支持急速コンベヤを設けてなり、該急速コンベヤの
終端部に上記粒状物の計量選別容器を架設した計量コン
ベヤの始端部を臨ませてなる粒状農産物供給機 粒状物側面支持急速コンベヤの終端部に粒状物センサー
を設け、粒状物感知信号による上記急速コンベヤの一時
停止装置を設けた上記発明記載の粒状農産物供給機 V字形振動搬送トラフの始端部直上に供給案内板を設
け、該案内板の直上に粒状物センサーを設け、粒状物感
知信号による上記小粒選別コンベヤ及び供給コンベヤの
一時停止装置を設けてなる上記第1又は第2発明記載の
粒状農産物供給機供給コンベヤが無端回動チエンに横杆
を架設し、該横杆の両端を斜外側上方に延長し、かつ該
横杆及び延長部にクッション材を被覆した上記第1〜第
3発明にそれぞれ記載の粒状農産物供給機 によって構成される。
【0005】
【作用】本発明では収穫した多量の粒状農産物(以下粒
状物という)を収穫かごから供給コンベヤ上に一度に投
入する。これらの粒状物は供給コンベヤによって搬送量
が均されて適量宛供給コンベヤの上端部から次の小粒選
別コンベヤに移送される。
【0006】この小粒選別コンベヤ上では横杆の間の小
粒落下間隔より小さいものは落下しシュートから機外に
排出され、大きいものは該コンベヤの上端部から次のV
字形振動搬送トラフに供給される。
【0007】上記トラフ上に移送された粒状物はトラフ
の振動によって先端に向って移送される。トラフはV字
形であるため(図6参照)、底部の粒状物は一列に移動
するが、その上部に重なっている粒状物はV字形側面に
沿って底部まで下降し、又は垂直に底部まで下降する時
間だけ先端に向う移送が遅れるため先端部ではほぼ底部
に一列に並んで次の粒状物側面支持緩速コンベヤ上に移
送される。
【0008】上記緩速コンベヤの速度は上記トラフによ
る移送速度より速いため一列に並べられた粒状物の間隔
は開くが、移送時の転動による前方粒状物と近接する場
合がある。
【0009】上記緩速コンベヤから次の急速コンベヤに
移行すると速度差によって上記近接は開かれ終端部から
次の計量コンベヤの移動中の計量選別容器内に1個宛投
入される。
【0010】上記急速コンベヤの終端部においては粒状
物センサーが粒状物を感知し、感知信号を発する。この
感知信号を受信した後タイマーにより寸時回動した後一
時停止装置が動作して急速コンベヤを寸時停止させるか
ら、上記粒状物は先のものが上記寸時回動中に急速コン
ベヤの終端から計量容器中に落下し、その間次の粒状物
は急速コンベヤの一時停止と共に寸時止まる。一時停止
は別のタイマーによって解除される。上記タイマーによ
る寸時の回動なく停止し、慣性により落下させることも
できる。
【0011】又V字形振動搬送トラフの始端部直上にあ
る供給案内板上に粒状物が積重すると直上の粒状物セン
サーがこれを感知し、感知信号を発して手前の小粒選別
コンベヤ及び供給コンベヤが一時停止装置によって停止
し、停止中に上記供給案内板上の粒状物の積重は解消さ
れ、V字形振動搬送トラフの始端部の運転は正常化され
る。
【0012】収穫された多量の粒状物が供給コンベヤに
供給されると無端回動チエンの回動によって横杆及びそ
の両端も上昇移動するが被覆されたクッション材によっ
て山盛りとなった粒状物は擦れることなく移動する。
【0013】
【実施例】機枠1に農産物粒状物例えば男しゃく、メー
クイン等の芋、果実類、野菜類等の大小、長短粒状物を
投入する方形傾斜枠11を設け、その内部に供給コンベ
ヤ2の上側移行部を配置する。
【0014】上記供給コンベヤ2は上記傾斜枠11内を
回動する無端チエン又はベルト2’、2’に多数の横杆
11’を架設し、該横杆11’の両端を上記チエン又は
ベルト2’、2’の斜外側上方に延長11”し、かつ該
横杆11’及び延長部11”、11”にゴム管、可撓合
成樹脂管で被覆してクッション材12とする。
【0015】上記供給コンベヤ2の上端部に引続いて小
粒落下間隔毎に横杆13を架設した傾斜コンベヤによる
小粒選別コンベヤ3を設け、該コンベヤ3の上側移行部
と下側移行部との間に小粒機外搬出樋13’を設ける
(図3)。
【0016】又、上記小粒選別コンベヤ3の上端部に引
続いてV字形振動搬送トラフ4を水平方向に設け(図6
にその断面を示す)、始端部直上に供給案内板4’を設
け、該案内板4’の直上に小粒選別コンベヤ3の上端部
(終端部)を臨ませる。
【0017】供給案内板4’の直上には図4に示すよう
に粒状物センサー9が設けられ、粒状物感知信号による
上記小粒選別コンベヤ3及び供給コンベヤ2の一時停止
装置10が設けられる。
【0018】粒状物センサー9は図1に示すように発光
管と受光管によるものであり、受光管の受光遮断によっ
て粒状物を確認し、確認信号によって図2に示す原動機
14の常閉電磁クラッチ15を約2秒開くようb接点、
タイマー及びリレー等が設けられ小粒選別コンベヤ3及
び供給コンベヤ2の一時停止装置10を形成する。上記
受光遮断が解除され、受光が再開されると常閉電磁クラ
ッチ15は閉じて上記コンベヤ2、3は動作を開始す
る。
【0019】粒状物側面支持緩急速コンベヤ5、6は図
1に示すように共通駆動軸16に複数の駆動調車17と
複数の遊動調車18とを交互に設け、駆動調車17に掛
回された緩速無端ベルト5’により緩速コンベヤ5を形
成し、遊動調車18に掛回された急速無端ベルト6’に
よって急速コンベヤ6を形成する。急速コンベヤ6は終
端側に設けた駆動調車6”によって急速回動し、緩速コ
ンベヤ5のベルト5’は上記トラフ4の終端直下に設け
た遊動調車に掛回され、緩速コンベヤ5のベルトスピー
ドは上記トラフ4の移送速度より速く設定されている。
【0020】上記緩速及び急速コンベヤ5、6には図6
に示すようにそれぞれの無端ベルト5’、6’に可撓合
成樹脂製の粒状物側面支持杆5”、6aが立設され、粒
状物側面支持緩速及び急速コンベヤ5、6が形成され
る。
【0021】上記急速コンベヤ6の終端部には落下部分
に上記粒状物センサー9と同様の粒状物センサー9’を
設け、終端部に来た粒状物を上記センサー9’の受光管
による受光遮断によって確認し、確認信号によってb接
点を導通し上記緩速及び急速コンベヤ5、6の原動機2
1の電磁ブレーキをタイマーによって寸時経過後ONし
て該原動機21を停止することによって上記終端部にあ
る粒状物のみ下方の計量選別容器7内に落下収容するよ
うにし、落下粒状物の後ろに近接する粒状物を停止中の
急速コンベヤ6の終端部上にとどまらせるものであっ
て、それによって計量選別容器7内に粒状物を2個収容
することを防止することができる。上記タイマーによる
寸時経過後ONに代り直ちに上記コンベヤ5、6を停止
し慣性によって最終粒状物のみ落下させることができ
る。
【0022】その後計量コンベヤ8によって回動するカ
ム19によってリミットスイッチ20が入り再び上記電
磁ブレーキが解除され原動機21を動作し、これにより
上記急速コンベヤ6の一時停止装置10’とする。上記
電磁ブレーキに代え電磁クラッチを用いかつ原動機21
にブレーキモータを用いることができる。
【0023】計量コンベヤ8は2条の平行無端チエン
8’、8’に架設した遊動軸8”に計量選別容器7を設
け、計量選別容器7に設けた横腕を水平案内杆22に摺
動自在に支持して該容器7を上向に保持し、水平案内杆
22に分割部22’を設け、該分割部22’に外向天秤
を設け、天秤の先端に重錘を設けることによって、重錘
よりも計量選別容器7内の粒状物が重い場合は該容器7
が遊動軸8”を中心に反転して粒状物は落下し、図7に
示す横動コンベヤ23からシュート24を介して機外に
設けた収容函25内に収容される。重錘による容器転動
機構は実公平5−19783号等に記載され周知技術で
ある。尚図1中26で示すものは横動コンベヤ23の駆
動用傘歯車である。
【0024】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので収穫
された多量の農産粒状物を一度に供給コンベヤに供給す
るだけで、1個宛計量選別機の計量容器内に収容し得る
効果がある。又2個接触して最終の急速コンベヤに来た
粒状物が2個一度に計量容器に入るおそれがなく一時停
止装置により必ず1個宛供給されるものである。傾斜コ
ンベヤからV字形振動搬送トラフに入る供給案内板上の
粒状物が該案内板に沿って積重なった場合には直上の粒
状物センサーが感知し、それに応じて上記供給コンベヤ
及び傾斜コンベヤを停止するから上記トラフ上の積重停
滞粒状物を解消し、該トラフによってほぼ一列に移送さ
せることができる。さらに収穫した粒状物は供給コンベ
ヤの側面の延長部と共に移動し、かつクッション材と共
に移動して擦れることなく擦過損傷等による品質低下を
防止し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粒状農産物供給機を示す平面図であ
る。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図2の供給コンベヤ及び傾斜コンベヤ部拡大図
である。
【図4】図2のV字形振動搬送トラフ、緩速及び急速コ
ンベヤの拡大図である。
【図5】供給コンベヤに架設した横杆であって図3A−
A線による一部切欠側面図である。
【図6】図4B−B線による側面図である。
【図7】選別粒状物搬出用横向コンベヤの正面図であ
る。
【符号の説明】
1 機枠 2 供給コンベヤ 3 小粒選別コンベヤ 4 V字形振動搬送トラフ 5 粒状物側面支持緩速コンベヤ 6 粒状物側面支持急速コンベヤ 7 計量選別容器 8 計量コンベヤ 9、9’ 粒状物センサー 10、10’ 一時停止装置 11 供給案内板 12 クッション材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠に農産粒状物の供給コンベヤを傾斜
    させて設け、その上端部に引続いて小粒選別コンベヤを
    設け、該コンベヤの上端部に引続いてV字形振動搬送ト
    ラフを設け、該トラフに引続いて、上記トラフの搬送速
    度よりも速い粒状物側面支持緩速コンベヤを設け、その
    終端部に粒状物側面支持急速コンベヤを設けてなり、該
    急速コンベヤの終端部に上記粒状物の計量選別容器を架
    設した計量コンベヤの始端部を臨ませてなる粒状農産物
    供給機。
  2. 【請求項2】 粒状物側面支持急速コンベヤの終端部に
    粒状物センサーを設け、粒状物感知信号による上記急速
    コンベヤの一時停止装置を設けた請求項(1)記載の粒状
    農産物供給機。
  3. 【請求項3】 V字形振動搬送トラフの始端部直上に供
    給案内板を設け、該案内板の直上に粒状物センサーを設
    け、粒状物感知信号による上記小粒選別コンベヤ及び供
    給コンベヤの一時停止装置を設けてなる請求項(1) 又は
    (2) 記載の粒状農産物供給機。
  4. 【請求項4】 供給コンベヤが無端回動チエンに横杆を
    架設し、該横杆の両端を斜外側上方に延長し、かつ該横
    杆及び延長部にクッション材を被覆した請求項(1) 〜
    (3) にそれぞれ記載の粒状農産物供給機。
JP15183894A 1994-07-04 1994-07-04 粒状農産物供給機 Pending JPH0810716A (ja)

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