JPH0810715A - 配達物仕分けシステム - Google Patents

配達物仕分けシステム

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JPH0810715A
JPH0810715A JP17608794A JP17608794A JPH0810715A JP H0810715 A JPH0810715 A JP H0810715A JP 17608794 A JP17608794 A JP 17608794A JP 17608794 A JP17608794 A JP 17608794A JP H0810715 A JPH0810715 A JP H0810715A
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JP17608794A
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Inventor
Katsunori Ishibashi
勝典 石橋
Masatoshi Hino
匡利 樋野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】配達物を配達依頼元から配達先に配達する際
に、配達物の引受局および配達先局における配達物の仕
分けを効率良く行ない、より配達効率を高めることので
きる配達物仕分けシステムを提供することを目的とす
る。 【構成】配達物102dにIDバーコード401を印刷
し、配達物102dの配達先局情報を入力し、IDと配
達先局の組情報115を生成する。組情報115を基に
配達物102dを区分機106で仕分けし、仕分けおよ
び配達先局104への配送中に、配達物102dの配達
先情報を入力し、IDと配達先情報の組情報116を生
成し、配達先局104に電送する。配達先局104で
は、電送された情報を基に配達物102dを区分機11
9で区分し、配達先に配達する。 【効果】配達先局別の区分が自動化でき、配達先情報を
迅速に入力でき、全体の配達効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、郵便物・宅配便などの
配達物を、配達のために仕分けするシステムに関し、特
に大量の配達物を迅速に仕分けするシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】郵便あるいは宅急便等の配達システムで
は、配達可能地域内にいくつかの局を設け、各局がある
決まった地域を担当し、その地域内での配達物の受付、
および配達を行なう。配達物の配達先が他地域の場合、
配達物を引受た局(引受局)から直接配達先に配達せ
ず、いったん配達先の地域を担当する局に配送し、配送
を受けた局が配達先への配達を行なう。
【0003】また、配達先に配達物を配達する場合、配
達の順路に従って配達物を仕分け、順路を行き来せずに
効率的に配達を行なう。このため、各局では、受け取っ
た配達物を、配達先が他地域の場合はその相手局別に仕
分け、配達先が自地域の場合は配達順路順に仕分ける必
要がある。このような仕分けは、配達物に付加されてい
る配達先情報(配達先の郵便番号、住所、氏名等)を基
に行なう。
【0004】この仕分け作業の省力化を目的として、郵
便番号のような比較的機械によって読み取りやすい情報
に基づいて、機械的に配達物の仕分けを行なうシステム
がある。近年では、米国郵便システムのように、配達先
情報をバーコード化して配達物に付加し、バーコード読
み取り装置と仕分け装置を連動して、仕分けの自動化を
進めている例もある。
【0005】このようなシステムでバーコードを付加す
る方法としては、以下の3つの方法が考えられる。第1
の方法は、配達依頼者があらかじめ付加する方法であ
る。第2の方法は、配達物に記述されている郵便番号、
住所等を機械で認識して付加する方法である。第3の方
法は、配達物に記述されている郵便番号、住所等の配達
先情報を人間が入力して、その結果を付加する方法であ
る。
【0006】通常、第2の方法が、第3の方法よりも処
理速度が速い。そこで、第2と第3の方法を組み合わせ
て、第2の方法で自動的にバーコードが付加できなかっ
た配達物について、第3の方法で人手で配達情報を入力
してバーコードを付加するという方法が効率的である。
【0007】また、第3の方法の効率を上げるために、
配達物を別局に配送している間に、配達先情報を人間が
入力するという方法も考えられている。すなわち、別局
に配送する前に配達物の画像データをスキャナ等で取得
しておき、配送中にこの画像データを見ながら人間が配
達先情報(コード情報)を入力して、入力した配達先情
報を配達物を配送した別局に電送し、その配達物が配送
された局では受け取った配達情報を基に配達順に配達物
を仕分ける、という方法である。この方法では、第3の
方法で人間がコード情報を生成し終わる前に配達物を配
送できるので、全体として効率が上がる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の、配達先情報を
配達物の配送中に生成して配送先局に電送するシステム
によれば、第2の方法で配達先情報を機械で認識できな
かった配達物についても、配達先情報を人手で入力する
前に配送作業が行なえる。しかし、配達元局におけるそ
の配送作業は、配達物の画像データを取得した後、配達
物に記述されている配達先情報を人間が見て配送先局別
に仕分ける必要がある。
【0009】また、第3の方法で入力する配達先情報
は、その配達システムの全配達範囲(全国、全世界)に
渡るものとなり、効率的に入力できない。さらに、配達
先の局にバーコード読み取り装置付きの仕分け装置が配
備されていない場合は、第3の方法で入力された配達先
情報は使用されず、その入力作業や入力時間は無駄とな
る。
【0010】本発明は、配達物を配達依頼元から配達先
に配達する際に、配達物の引受局および配達先局におけ
る配達物の仕分けを効率良く行ない、より配達効率を高
めることのできる配達物仕分けシステムを提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る配達物仕分
けシステムでは、配達先情報を表すコード情報の付加
を、配達先局が特定できるまでの情報と、それ以降の配
達先局が仕分けに必要な情報との2つに分けて付加す
る。すなわち、引受局側の装置では、まず配達物にその
配達物を一意に特定できる識別子を表すコード情報(例
えば、配達物を特定するIDバーコード)を付すととも
に、その配達物の配達先局情報を入力する。そして、配
達物を機械的に仕分けする。この仕分けにおいては、配
達物に付された識別子を読み取り、その識別子に対応す
る配達先局情報を検索し、その配達先局への配達物とし
て配送する。仕分けや配送と並行して、引受局側の装置
で、配達物の配達先まで特定できるコード情報を入力
し、その情報(配達先情報)を配達先局に電送する。配
達先局では、配送されてきた配達物を、電送された配達
先情報に基づいて配達先別に仕分けし、配達する。
【0012】引受局では、引受けた配達物すべてを以上
のように仕分けしてもよいが、前処理として、配達物上
に記述された配達先情報を読み取り、該配達先情報を表
すコード情報を付す処理を行ってから、上記の仕分けを
行うようにするとよい。これにより、配達先情報の読み
取りに失敗した配達物について、上記の仕分けを行うこ
とになり、効率的な仕分けが可能となる。配達先情報の
読み取りに成功したものについては、その配達先情報を
表すコード情報が配達物に付されるから、引受局および
配達先局では、その配達先情報を表すコード情報に基づ
いて仕分けすることができる。
【0013】電送する情報は、引受局で入力した配達先
情報でもよいし、配達物上に記述された配達先情報を画
像情報として取り込み、該画像情報を引受局から配達先
局へと電送し、配達先局で配達物が届くまでの時間を利
用して該画像情報から配達先情報を入力するようにして
もよい。
【0014】
【作用】引受局で配達物を配達先局別に仕分ける際に、
自動的にバーコードなどのコード情報が付加できなかっ
た配達物に関しても、機械的に仕分けができ、人間の手
作業で仕分けを行なう必要がないので、効率的に仕分け
作業を行なえる。また、配達先局情報を入力した後に配
達先情報を入力するため、配達先情報は配達先局毎にま
とめて入力することができ、効率的に入力できる。
【0015】さらに、配達先の局にバーコード読み取り
装置付きの仕分け装置が配備されていない場合は、配達
先局情報を入力した時点で、配達先情報の入力をしなく
てもよいという判定が可能となる。
【0016】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0017】図1は、本実施例における配達物仕分けシ
ステムの全体構成である。配達依頼元101からの配達
物102を、配達引受局103が引受る。配達引受局1
03は、配達物102を配達先局104毎に仕分けして
配送する。配達先局104は、配達引受局103から配
送された配達物102と、その他の配達引受局103b
から配送された配達物102bを受け取り、受け取った
配達物102,102bを配達順路順に仕分け、配達先
105に配達する。
【0018】配達引受局103は、引受た配達物102
を配達先局104別に仕分けする機能を持つ区分機10
6、配達物102に付されたバーコードを読み取るため
のバーコード読取装置107、配達物102にバーコー
ドを印刷するためのバーコード印刷装置108、スキャ
ナなどにより配達物102のイメージ(画像)を読み取
るイメージ読取装置109、配達先局104を示す配達
先局情報を人手で入力するための配達先局情報入力装置
110、配達先105を示す配達先情報を人手で入力す
るための配達先情報入力装置111、各種の情報を格納
する記憶装置112、および電送路125を通して配達
先局104と相互に情報交換するための電送装置117
を備えている。
【0019】記憶装置112には、配達物102のイメ
ージ情報113、配達物102に付けられた識別子(I
D)とイメージ情報113とを対応付けるID−イメー
ジ情報114、配達物102に付けられたIDと配達先
局情報とを対応付けるID−配達先局情報115、およ
び配達物102に付けられたIDと配達先情報とを対応
付けるID−配達先情報116が格納される。上記の各
装置は、バス118を通して、相互に情報が交換でき
る。
【0020】配達先局104は、配送されてきた配達物
102,102bを配達順路順に仕分けする機能を持つ
区分機119、配達物に付されたバーコードを読み取る
ためのバーコード読取装置120、電送路125を通し
て配達引受局103,103bと相互に情報交換するた
めの電送装置121、および各種の情報を格納する記憶
装置122を備えている。
【0021】記憶装置122には、ID−配達先情報1
23が格納される。上記の各装置は、バス124を通し
て、相互に情報が交換できる。
【0022】図2は、本実施例における配達物の例であ
る。配達物102cには、配達先局を示す情報201お
よび配達先を示す情報202が記述され、配達先局を示
す情報201と配達先を示す情報202の情報を持つバ
ーコード203が印刷されている。配達物102cを郵
便物に例えると、配達先局を示す情報201は郵便番号
に相当し、配達先を示す情報202は宛先(住所+氏
名)に相当する。もう一つの配達物102dには、配達
先局を示す情報204および配達先を示す情報205が
記述されており、203のようなバーコードは印刷され
ていない。
【0023】本実施例では、102cのようにバーコー
ドが印刷されている配達物と、102dのようにバーコ
ードが印刷されていない配達物が配達システム中に混在
しているものと仮定する。バーコードの印刷は、従来技
術の欄で説明した第1の方法や第2の方法を用いて行な
えばよい。第2の方法を用いた場合は、配達物102c
は機械的に配達先情報201,202を認識して自動的
にバーコードが印刷されたもの、配達物102dは配達
先情報204,205を機械で認識できなかったためバ
ーコードが印刷されなかったもの、ということになる。
【0024】本実施例では、機械処理しやすい情報とし
てバーコードを使用しているが、バーコードの代わり
に、クレジットカード等に使われる磁気テープや、改良
型バーコードであるカルラコード等を使用してもよい。
また、用いるインクについては、黒インクや米国等で使
用されている蛍光インクや人間の目に見えないインク
等、様々なものが使用可能である。
【0025】これ以降の実施例では、配達物102dを
配達する場合について、特に着目して説明する。
【0026】図3は、配達引受局103内での処理の流
れを示すフローチャートである。各処理について説明す
る。
【0027】処理301:配達物にバーコードが印刷さ
れているかどうかを判定する。この判定は、バーコード
読取装置107で行なう。印刷されていない場合は処理
302に、印刷されている場合は処理307に、それぞ
れ進む。配達物102dにはバーコードが記述されてい
ないので、処理302を実行する。
【0028】処理302:配達物に対して、バーコード
印刷装置108によって、IDバーコードを印刷する。
IDバーコードは、配達システム全体に流通している全
配達物の中で、配達物を一意に特定できる情報(ID)
をバーコード化したものである。このIDとしては、例
えば、「配達引受局番号+通し番号」などを用いればよ
い。
【0029】図4に、処理302による配達物102d
の変化を示す。配達物102dの左下に、IDバーコー
ド401が印刷される。ここでは、配達物102dに印
刷されたIDが「0110」であると仮定する。「01
10」が、全配達物の中で本配達物102dを一意に特
定できる値である。処理302の後、処理303を実行
する。
【0030】処理303:イメージ読み取り装置109
を使って、配達物イメージ情報を読み込む。読み込んだ
情報は、イメージ情報113として格納する。この処理
の後、処理304を実行する。
【0031】処理304:ID−イメージ情報114を
更新する。ID−イメージ情報114は、処理302で
印刷されたID(バーコード)と処理303で読み込ま
れたイメージ情報113との組情報の一覧情報である。
【0032】図5に、この処理によるID−イメージ情
報114の変化を示す。114aは、処理304を実行
する前のID−イメージ情報114の状態の一例を示
す。この状態114aでは、ID「0109」とそのI
Dの配達物のイメージ情報image1が登録されてい
る。処理304を実行すると、上述の配達物102dの
ID「0110」が追加され、ID−イメージ情報11
4は114bのように更新される。IDと組で格納され
るイメージ情報501は、処理303で読み込まれたイ
メージ情報113a自身か、ファイル名などイメージ情
報113aを特定するための情報である。処理304の
後、処理305を実行する。
【0033】処理305:配達先局情報入力装置110
を使用して、配達物102dの配達先局情報を人手で入
力する。
【0034】図6に、配達先局情報入力装置110の構
成例を示す。配達先局情報入力装置110は、イメージ
情報の表示が可能な表示装置601と、キーボード等の
入力装置602からなり、配達引受局内のバス118に
接続されている。処理305では、まず表示装置601
に、処理303で読み込まれた配達物102dのイメー
ジ情報113aを表示する。ユーザは、この表示を見
て、入力装置602から配達先局情報である”abc”
を入力する。処理305の後、処理306を実行する。
【0035】処理306:処理305で入力された配達
先局情報に基づいて、ID−配達先局情報115を更新
する。
【0036】図7に、この処理によって更新されたID
−配達先局情報115を示す。ID−配達先局情報11
5は、処理302で印刷されたIDと処理305で入力
した配達先局情報との組情報の一覧情報である。処理3
06の後、処理307以降の処理と処理311以降の処
理を並行して実行する。処理307以降の処理は、配達
物102dの物自体の流れである。処理311以降の処
理は、配達物102dに関する情報の流れである。
【0037】処理307:バーコード読取装置107
で、配達物102dに印刷されているバーコードを読み
取る。この処理の後、処理308を実行する。
【0038】処理308:処理307で読み取ったバー
コードの内容がIDを示しているのか、配達先情報を示
しているのかを判定する。IDの場合は処理309に進
み、配達先情報の場合は処理310に進む。
【0039】処理309:処理307で読み取ったID
をキーとして、ID−配達先局情報115から配達物1
02dの配達先局を特定する。この例では、配達先局
を”abc”であると特定することになる。この処理の
後、処理310を実行する。
【0040】処理310:処理307で読み取った配達
先局情報または処理309で特定した配達先局情報を基
に、配達物102dを配達先局別に仕分けする。仕分け
された配達物102dは、配達先局104に配送され
る。配送の手段としては、トラック、航空便等が考えら
れるが、本発明では特に明記しない。
【0041】処理311:配達先情報入力装置111を
使用して、配達物102dの配達先情報を入力する。配
達先情報入力装置111の基本構成は、図6の配達先局
情報入力装置110と同様である。この処理311で
は、まず表示装置601に、処理303で読み込まれた
イメージ情報113aを表示する。ユーザは、その表示
を見て、入力装置602から配達先情報である”B”も
しくは”B”をコード化した情報を入力する。このと
き、既に処理305で入力された配達先局情報を基に、
配達先局単位にまとめて配達先情報を入力し、効率的に
入力作業を行なうことができる。この処理の後、処理3
12を実行する。
【0042】処理312:処理311で入力された配達
先情報に基づいて、ID−配達先情報116を更新す
る。
【0043】図8に、この処理によって更新されたID
−配達先情報116を示す。ID−配達先情報116
は、処理302で印刷されたIDと処理311で入力し
た配達先情報との組情報の一覧情報である。本例におい
て、処理311で入力した配達先情報は”B”であった
が、ID−配達先情報116には、配達先局情報”ab
c”と合わせて格納している。この処理の後、処理31
3を実行する。
【0044】処理313:処理312で更新したID−
配達先情報116を、電送装置117を使用して、該当
する配達先局104に電送する。配達先局104は、電
送されたID−配達先情報116を、電送装置121を
使用して受け取り、自局内のID−配達先情報123と
して(追加する形で)格納する。
【0045】図9に、配達先局で格納されたID−配達
先情報123を示す。ID−配達先情報123は、複数
の配達引受局(103、103b)から電送されてきた
情報を1つにまとめたものである。図9の例では、配達
引受局103から電送されたID=0110という情報
の他に、ID=0378、2434という情報が格納さ
れている。
【0046】上記処理308〜310と処理311〜3
13は、並行して実行される。即ち、配達物102dが
処理308〜310を経て配達先局へ配送されている間
に、処理311〜313が実行される。処理313は、
配達物102dが配達先局104に到着するまでに実行
できればよい。また、配達先局104に、バーコード読
取装置120を持つ区分機119が設置されていないこ
とが明白な場合、処理311〜313を省略することが
できる。
【0047】図10は、配達先局104内での処理の流
れを示すフローチャートである。各処理について説明す
る。
【0048】処理1001:バーコード読取装置120
で、配達物102dに印刷されているバーコードを読み
取る。この処理の後、処理1002を実行する。
【0049】処理1002:処理1001で読み取った
バーコードの内容が、IDを示しているのか、配達先情
報を示しているのかを判定する。IDの場合は処理10
03に進み、配達先情報の場合は処理1004に進む。
【0050】処理1003:処理1002で読み取った
IDをキーとして、ID−配達先情報123から配達物
102dの配達先を特定する。この例では、配達先を”
abc−B”であると特定することになる。この処理の
後、処理1004を実行する。
【0051】処理1004:処理1001で読み取った
配達先情報または処理103で特定した配達先情報を基
に、配達物102dを配達順路順に仕分けする。仕分け
された郵便物102dは、配達先105に配達される。
配達の手段としては、トラック、航空便等が考えられる
が、本発明では特に明記しない。
【0052】なお、本実施例では、配達先情報の入力を
配達引受局103で行ない、入力した配達先情報を配達
先局104に電送しているが、配達引受局103で取得
した配達物のイメージ情報113を配達先局104に電
送し、配達先情報を配達先局104で入力して利用する
こととしてもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、配達引受局から配達先
局への配送のための配達物仕分けに必要な情報と、配達
先局から配達先への配達のための配達物仕分けに必要な
情報とを分けて入力する。このため、必要な情報(配達
先情報)を全て入力する前に、配達引受局−配達先局間
の配送作業を行なうことができ、全体の配達速度を上げ
ることができる。
【0054】また、配達先情報を入力する時点では、配
達先局は明白であるため、配達先局毎に分けて配達先情
報を入力することができる。これによって、入力する配
達先情報の範囲が狭まり、より効率的に入力できる。
【0055】さらに、バーコード読取装置付きの区分機
が配置されていない配達先局が配達システム内に混在し
ていても、区分機配備状況の情報を保持していれば、配
達先局情報を入力した段階で、その先の配達先情報を入
力するべきかどうかを判定することができる。これによ
って、配達先局に区分機がないのに配達先情報を入力す
るという無駄な入力作業を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の配達システムの全体構成図。
【図2】実施例で使用する配達物の外観図。
【図3】配達引受局側の装置の処理フローチャート図。
【図4】IDバーコード印刷による配達物の変化を示す
図。
【図5】ID−イメージ情報の変化を示す図。
【図6】配達先局情報入力装置の構成図。
【図7】ID−配達先局情報を示す図。
【図8】ID−配達先情報を示す図。
【図9】配達先局内のID−配達先情報を示す図。
【図10】配達先局側の装置の処理フローチャート図。
【符号の説明】
103:配達引受局、104:配達先局、106:配達
先局別区分機、107:バーコード読取装置、108:
バーコード印刷装置、119:配達先別区分機、12
5:電送路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配達先情報が記述されている複数の配達物
    を引受局側装置により配達先局別に仕分けて配送し、そ
    れらの配達物を受けた配達先局では配達先局側装置によ
    りそれらの配達物を配達先別に仕分ける配達物仕分けシ
    ステムであって、前記引受局側装置は、 引受た複数の配達物のそれぞれに、機械が読み取り容易
    な表現形式で表したコード情報であってその配達物を一
    意に特定する識別子を表すコード情報を付する識別子付
    加手段と、 前記識別子を表すコード情報を付した配達物のそれぞれ
    について、配達先局を表す配達先局情報を入力するため
    の配達先局情報入力手段と、 入力された配達先局情報を、配達物の識別子と対応させ
    て記憶する識別子−配達先局情報記憶手段と、 配達物に付された前記識別子を表すコード情報を読み取
    り、前記識別子−配達先局情報記憶手段に記憶された識
    別子−配達先局情報を参照して、読み取った識別子に対
    応する配達先局情報を取得し、該配達物を該配達先局情
    報が示す配達先局への配達物として仕分けする仕分け手
    段と、 前記仕分け手段による配達物の仕分けと並行して、配達
    物の配達先情報を入力するための配達先情報入力手段
    と、 入力された配達先情報を、配達物の識別子と対応させて
    記憶する識別子−配達先情報記憶手段と、 該識別子−配達先情報を、対応する配達先局に電送する
    電送手段とを備え、前記配達先局側装置は、 前記引受局側装置の電送手段により電送された識別子−
    配達先情報を受け取る電送手段と、 受け取った識別子−配達先情報を記憶する識別子−配達
    先情報記憶手段と、 前記引受局から配送されてきた配達物に対し、該配達物
    に付された前記識別子を表すコード情報を読み取り、前
    記識別子−配達先情報記憶手段に記憶された識別子−配
    達先情報を参照して、読み取った識別子に対応する配達
    先情報を取得し、該配達物を該配達先情報に基づいて仕
    分けする仕分け手段とを備えたことを特徴とする配達物
    仕分けシステム。
  2. 【請求項2】配達先情報が人間に読み取り容易な表現形
    式で記述されている複数の配達物を、引受局側装置によ
    り配達先局別に仕分けて配送し、それらの配達物を受け
    た配達先局では配達先局側装置によりそれらの配達物を
    配達先別に仕分ける配達物仕分けシステムであって、前
    記引受局側装置は、 引受た複数の配達物のそれぞれに、機械が読み取り容易
    な表現形式で表したコード情報であってその配達物を一
    意に特定する識別子を表すコード情報を付する識別子付
    加手段と、 前記識別子を表すコード情報を付した配達物のそれぞれ
    について、配達物上に記述されている人間に読み取り容
    易な表現形式で表された配達先情報を含む配達物画像情
    報を読み取る配達物画像読み取り手段と、 読み取った配達物画像情報を、配達物の識別子と対応さ
    せて記憶する識別子−画像情報記憶手段と、 前記識別子を表すコード情報を付した配達物のそれぞれ
    について、配達先局を表す配達先局情報を入力するため
    の配達先局情報入力手段と、 入力された配達先局情報を、配達物の識別子と対応させ
    て記憶する識別子−配達先局情報記憶手段と、 配達物に付された前記識別子を表すコード情報を読み取
    り、前記識別子−配達先局情報記憶手段に記憶された識
    別子−配達先局情報を参照して、読み取った識別子に対
    応する配達先局情報を取得し、該配達物を該配達先局情
    報が示す配達先局への配達物として仕分けする仕分け手
    段と、 前記仕分け手段による配達物の仕分けと並行して、前記
    識別子−画像情報記憶手段に記憶された画像情報を読み
    出して表示し、その識別子の配達物の配達先情報を入力
    するための配達先情報入力手段と、 入力された配達先情報を、配達物の識別子と対応させて
    記憶する識別子−配達先情報記憶手段と、 該識別子−配達先情報を、対応する配達先局に電送する
    電送手段とを備え、前記配達先局側装置は、 前記引受局側装置の電送手段により電送された識別子−
    配達先情報を受け取る電送手段と、 受け取った識別子−配達先情報を記憶する識別子−配達
    先情報記憶手段と、 前記引受局から配送されてきた配達物に対し、該配達物
    に付された前記識別子を表すコード情報を読み取り、前
    記識別子−配達先情報記憶手段に記憶された識別子−配
    達先情報を参照して、読み取った識別子に対応する配達
    先情報を取得し、該配達物を該配達先情報に基づいて仕
    分けする仕分け手段とを備えたことを特徴とする配達物
    仕分けシステム。
  3. 【請求項3】配達先情報が人間に読み取り容易な表現形
    式で記述されている複数の配達物を、引受局側装置によ
    り配達先局別に仕分けて配送し、それらの配達物を受け
    た配達先局では配達先局側装置によりそれらの配達物を
    配達先別に仕分ける配達物仕分けシステムであって、前
    記引受局側装置は、 引受た複数の配達物のそれぞれに、機械が読み取り容易
    な表現形式で表したコード情報であってその配達物を一
    意に特定する識別子を表すコード情報を付する識別子付
    加手段と、 前記識別子を表すコード情報を付した配達物のそれぞれ
    について、配達物上に記述されている人間に読み取り容
    易な表現形式で表された配達先情報を含む配達物画像情
    報を読み取る配達物画像読み取り手段と、 読み取った配達物画像情報を、配達物の識別子と対応さ
    せて記憶する識別子−画像情報記憶手段と、 前記識別子を表すコード情報を付した配達物のそれぞれ
    について、配達先局を表す配達先局情報を入力するため
    の配達先局情報入力手段と、 入力された配達先局情報を、配達物の識別子と対応させ
    て記憶する識別子−配達先局情報記憶手段と、 配達物に付された前記識別子を表すコード情報を読み取
    り、前記識別子−配達先局情報記憶手段に記憶された識
    別子−配達先局情報を参照して、読み取った識別子に対
    応する配達先局情報を取得し、該配達物を該配達先局情
    報が示す配達先局への配達物として仕分けする仕分け手
    段と、 前記仕分け手段による配達物の仕分けと並行して、前記
    識別子−画像情報記憶手段に記憶された画像情報を対応
    する配達先局に電送する電送手段とを備え、前記配達先
    局側装置は、 前記引受局側装置の電送手段により電送された識別子−
    画像情報を受け取る電送手段と、 該識別子−画像情報の画像情報を表示し、その識別子の
    配達物の配達先情報を入力するための配達先情報入力手
    段と、 入力された配達先情報を、配達物の識別子と対応させて
    記憶する識別子−配達先情報記憶手段と、 前記引受局から配送されてきた配達物に対し、該配達物
    に付された前記識別子を表すコード情報を読み取り、前
    記識別子−配達先情報記憶手段に記憶された識別子−配
    達先情報を参照して、読み取った識別子に対応する配達
    先情報を取得し、該配達物を該配達先情報に基づいて仕
    分けする仕分け手段とを備えたことを特徴とする配達物
    仕分けシステム。
  4. 【請求項4】前記引受局側装置は、引受た複数の配達物
    のそれぞれについて、機械が読み取り容易な表現形式で
    配達先情報を表したコード情報が既に付されているか否
    かを判別する手段をさらに備え、該配達先情報を表すコ
    ード情報が付されている配達物については、前記識別子
    を表すコード情報を付することなく、前記仕分け手段に
    おいて、該配達先情報を表すコード情報を読み取り、該
    配達物を該配達先情報が示す配達先局への配達物として
    仕分けし、 前記配達先局側装置の仕分け手段は、前記引受局から配
    送されてきた配達物に前記配達先情報を表すコード情報
    が付されていた場合は、該配達物を該配達先情報に基づ
    いて仕分けする請求項1から3のいずれか1つに記載の
    配達物仕分けシステム。
  5. 【請求項5】前記引受局側装置の前処理として、人間に
    読み取り容易な表現形式で配達物上に記述されている配
    達先情報の読み取りを実行し、読み取りが成功した場合
    は、読み取った配達先情報を機械が読み取り容易な表現
    形式で表したコード情報を該配達物に付する手段をさら
    に備えた請求項4に記載の配達物仕分けシステム。
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