JPH08107041A - 3端子コンデンサー - Google Patents

3端子コンデンサー

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Publication number
JPH08107041A
JPH08107041A JP1113095A JP1113095A JPH08107041A JP H08107041 A JPH08107041 A JP H08107041A JP 1113095 A JP1113095 A JP 1113095A JP 1113095 A JP1113095 A JP 1113095A JP H08107041 A JPH08107041 A JP H08107041A
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JP
Japan
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metal plate
ceramic capacitor
monolithic ceramic
capacitor
external electrode
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Pending
Application number
JP1113095A
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English (en)
Inventor
Jinsaku Kaneda
甚作 金田
Kazunori Yamate
万典 山手
Masahiro Takatori
正博 高鳥
Tsutomu Watanabe
力 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】自己共振周波数以上のノイズ吸収性に優れた積
層セラミックコンデンサーを提供することを目的とす
る。 【構成】第1の積層セラミックコンデンサー21は、内
部電極層27と誘電体層28とで構成され、第2の積層
セラミックコンデンサー22は、内部電極層29と誘電
体層30とで構成される。金属板23は並設された前記
第1の積層セラミックコンデンサー21、第2の積層セ
ラミックコンデンサー22の外側に平行に配置されてい
る。前記第1、第2の積層セラミックコンデンサー2
1、22と金属板23との間にできる空間部分に絶縁体
31を挿入する。そして、金属板23の一端と第1の積
層セラミックコンデンサー21を接続し、金属板23の
他端と第2の積層セラミックコンデンサー22とを接続
することにより、高周波数領域において、一種のπ型L
Cフィルターを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノイズ吸収性に優れ、
小型化された3端子コンデンサーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スイッチング電源の小型化、軽量
化、高効率化のためのスイッチング周波数の高周波化が
進み、さらにディジタル回路におけるクロック周波数の
高周波化も進み、この高周波化はますます加速される傾
向にある。
【0003】積層セラミックコンデンサーは、小型、無
極性、高絶縁、低損失、高信頼であるという特徴を有す
ることから、この高周波化に伴ってスイッング電源の出
力側の平滑コンデンサーとして、あるいはディジタル回
路の電源ラインのノイズ吸収用として注目されている。
【0004】しかし、前記積層セラミックコンデンサー
の一般構造は、図11および図12に示すように、表面
に一辺を外周辺まで延ばして内部電極120を設けたセ
ラミックグリーンシート121を用い、前記内部電極1
20の外周辺まで延びた一辺が交互に反対になるように
前記セラミックグリーンシートー121を複数枚積層し
て焼成し、前記内部電極120が露出した両面側に外部
電極122を形成したものからなっている。
【0005】しかしながら、このような積層セラミック
コンデンサーは、その形状に起因して自己共振周波数を
有しており、その周波数より高い成分を有するノイズに
対しては効果がなく、ノイズ除去ができないことにな
る。すなわち、コンデンサーは一般に、L、C、Rが直
列に接続された等価回路で表現され、そのインピーダン
スの絶対値|Z|は、
【0006】
【数1】
【0007】となり、自己共振周波数より高い周波数に
対しては ωL、すなわちインダクタンス成分Lが無視
できなくなり、高周波ノイズに対するインピーダンスが
増大する。このインピーダンス成分Lの大きさを決定す
る要因は、コンデンサーのリード長さと電極端子間の長
さである。この要因のリード線長さに対しては、コンデ
ンサーの端子部からリード線をそれぞれ2本ずつ引き出
し、リード線部に起因するインダクタンス成分をキャン
セルでき、また、リードレス化してチップ構造とするこ
とによっても同様の効果を得ることができる。
【0008】しかし、このような電極端子間の長さに起
因するインダクタンス成分は、高周波化になるほど無視
できなくなり、前述のようなスイッチング電源の高周波
化傾向下の中で、前記構成の積層セラミックコンデンサ
ーは、自己共振周波数以上のノイズ吸収が難しくなるこ
とより、その回路に用いるコンデンサーとして問題をか
かえる結果となっていた。
【0009】そのため従来は、LCフィルターを構成し
たり、コンデンサーを複数並列接続したりしてノイズ吸
収性を高めていたが、回路基板に実装する部品点数が多
くなり、機器の小型化ならびに軽量化指向に逆行し、か
つ低価格化を阻害することになり、改善が望まれてい
た。さらに特開平3−20709号公報、特開平4−5
6207号公報に記載のコンデンサーでは、4端子構造
で電極間の長さに起因するインダクタンス成分を打ち消
す構造となっているが、自己共振周波数以上になったと
きには、やはり電極構成に起因するインダクタンス成分
が無視できなくなり、高周波での減衰特性が確保できな
くなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来一
般化している積層セラミックコンデンサーは、自己共振
周波数以上のノイズ吸収性に劣るため、これらのコンデ
ンサーを用いるにはLCフィルターを構成したり、複数
のコンデンサーを並列接続化するなどの手段を講じなけ
ればならず、それだけ機器の大型化ならびに高価格化と
なり、昨今の機器の小型化並びに軽量化の要請に応える
上で解決すべき問題を有する結果となっていた。
【0011】本発明は前記従来の問題点を解決するもの
で、単一素子で、より広いノイズ吸収が可能な3端子コ
ンデンサーを提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の3端子コンデンサーは、上下に金属板を有
する第1の積層セラミックコンデンサーと、上下に金属
板を有する第2の積層セラミックコンデンサーと、第1
の積層セラミックコンデンサーの上部金属板と第2の積
層セラミックコンデンサーの上部金属板とを接続する手
段と、第1の積層セラミックコンデンサーの下部金属板
と第2の積層セラミックコンデンサーの下部金属板を接
続する手段と、前記第1、第2の積層セラミックコンデ
ンサーの間に形成される空間に挿入する絶縁体と、第1
の積層セラミックコンデンサーの上部金属板に接続する
外部電極であるA電極と、第2の積層セラミックコンデ
ンサー2の上部金属板とに接続する外部電極であるB電
極と、第1の積層セラミックコンデンサーの下部金属板
または第2の積層セラミックコンデンサーの下部金属板
または前記それらを接続する手段に接続する外部電極で
あるC電極とを備えた構成とする。
【0013】また、本発明の3端子コンデンサーは、上
下に金属板を有する第1の積層セラミックコンデンサー
と、上下に金属板を有する第2の積層セラミックコンデ
ンサーと、これら並設された第1、第2の積層セラミッ
クコンデンサーの外側に位置する金属板と、第1の積層
セラミックコンデンサーの下部金属板と第2の積層セラ
ミックコンデンサーの下部金属板とを接続する手段と、
前記第1、第2の積層セラミックコンデンサーと前記金
属板との間に形成される空間に挿入する絶縁体と、第1
の積層セラミックコンデンサーの上部金属板と前記金属
板の一部分とに接続する外部電極であるA電極と、第2
の積層セラミックコンデンサーの上部金属板と前記金属
板の前記と異なる一部分とに接続する外部電極であるB
電極と、第1の積層セラミックコンデンサーの下部金属
板または第2の積層セラミックコンデンサーの下部金属
板または前記それらを接続する手段に接続する外部電極
であるC電極とを備えた構成とする。
【0014】また、本発明の3端子コンデンサーは上下
に金属板を有する積層セラミックコンデンサーと、前記
積層セラミックコンデンサーの外側に位置する金属板
と、前記積層セラミックコンデンサーの上部金属板と前
記金属板とを接続する手段と、前記積層セラミックコン
デンサーと前記金属板との間に形成される空間に挿入す
る絶縁体と、前記金属板の前記と異なる一部分とに接続
する外部電極であるA電極と、前記金属板の前記2つの
接続点と異なる一部分とに接続する外部電極であるB電
極と、前記積層セラミックコンデンサーの下部金属板と
に接続する外部電極であるC電極とを備えた構成とす
る。
【0015】また、本発明の3端子コンデンサーは上下
に金属板を有する第1の積層セラミックコンデンサーと
上下に金属板を有する第2の積層セラミックコンデンサ
ーと、第1の積層セラミックコンデンサーの上部金属板
と第2の積層セラミックコンデンサーの上部金属板とを
接続する手段と、第1の積層セラミックコンデンサーの
下部金属板と第2の積層セラミックコンデンサーの下部
金属板とを接続する手段と、第1の積層セラミックコン
デンサーの上部金属板の一端部に接続する屈曲させた第
1の金属板と、第2の積層セラミックコンデンサーの上
部金属板の一端部に接続する屈曲させた第2の金属板
と、前記第1、第2の積層セラミックコンデンサーと前
記第1、第2の金属板との間に形成される空間に挿入す
る絶縁体と、第1の金属板に接続する外部電極であるA
電極と、第2の金属板に接続する外部電極であるB電極
と、第1の積層セラミックコンデンサーの下部金属板ま
たは第2の積層セラミックコンデンサーの下部金属板ま
たは前記それらを接続する手段に接続する外部電極であ
るC電極とを備えた構成とする。
【0016】また、本発明の3端子コンデンサーは上下
に金属板を有する第1の積層セラミックコンデンサー
と、上下に金属板を有する第2の積層セラミックコンデ
ンサーと、並設した前記第1、第2の積層セラミックコ
ンデンサーの外側に位置するとともに両端を湾曲させた
金属板と、第1の積層セラミックコンデンサーの下部金
属板と第2の積層セラミックコンデンサーの下部金属板
とを接続する手段と、第1の積層セラミックコンデンサ
ーの上部金属板と前記金属板とを接続する手段と、第2
の積層セラミックコンデンサーの上部金属板と前記金属
板の前記と異なる部分とを接続する手段と、前記第1、
第2の積層セラミックコンデンサーと前記金属板との間
に形成される空間に挿入する絶縁体と、前記金属板の一
端部に接続する外部電極であるA電極と、前記金属板の
前記と異なる他端部に接続する外部電極であるB電極
と、第1の積層セラミックコンデンサーの下部金属板ま
たは第2の積層セラミックコンデンサーの下部金属板ま
たは前記それらを接続する手段に接続する外部電極であ
るC電極とを備えた構成とする。
【0017】また、本発明の3端子コンデンサーは上下
に金属板を有する第1の積層セラミックコンデンサー
と、上下に金属板を有する第2の積層セラミックコンデ
ンサーと、上下に金属板を有する第3の積層セラミック
コンデンサーと、並設した前記第1、第2、第3の積層
セラミックコンデンサーの外側に位置する金属板と、第
1の積層セラミックコンデンサーの下部金属板と第2の
積層セラミックコンデンサーの下部金属板とを接続する
第1の手段と、第2の積層セラミックコンデンサーの下
部金属板と第3の積層セラミックコンデンサーの下部金
属板とを接続する第2の手段と、第2の積層セラミック
コンデンサーの上部金属板と前記金属板とを接続する手
段と、前記第1、第2、第3の積層セラミックコンデン
サーと前記金属板との間に形成される空間に挿入する絶
縁体と、第1の積層セラミックコンデンサーの上部金属
板と前記金属板の一端部に接続する外部電極であるA電
極と、第3の積層セラミックコンデンサーの上部金属板
と前記金属板の前記と異なる他端部に接続する外部電極
であるB電極と、第1の積層セラミックコンデンサーの
下部金属板または第2の積層セラミックコンデンサーの
下部金属板または第3の積層セラミックコンデンサーの
下部金属板または前記第1の手段または前記第2の手段
に接続する外部電極であるC電極とを備えた構成とす
る。
【0018】
【作用】前記構成によって、高周波数領域で、金属板の
持つインダクタンス成分が無視できなくなるから、積層
セラミックコンデンサー2個と金属板の持つインダクタ
ンス成分とで一種のπ型LCフィルターまたは2段T型
LCフィルターを形成できる。そして、1つの積層セラ
ミックコンデンサーと金属板の持つインダクタンス成分
とで一種のT型LCフィルターを形成できる。さらに、
積層セラミックコンデンサー3個と金属板の持つインダ
クタンス成分とで一種の2段π型LCフィルターを形成
できる。これにより、積層セラミックコンデンサーの自
己共振周波数以上においてもノイズ吸収が可能である3
端子コンデンサーを実現できる。
【0019】
【実施例】
(実施例1)以下に、本発明の第1の実施例について図
面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施例1の
3端子コンデンサーの構成図、図2は高周波数領域にお
ける等価回路図である。
【0020】図1において、1は第1の積層セラミック
コンデンサーで、金属板3と金属板4の間に、特定の間
隔で垂直かつ、交互に金属板3と金属板4とに接続する
内部電極層5と、内部電極層5のそれぞれの間に挿入す
る誘電体層6とで構成される。2は第2の積層セラミッ
クコンデンサーで、金属板3と金属板4の間に、特定の
間隔で垂直かつ、交互に金属板3と金属板4とに接続す
る内部電極層7と、内部電極層7のそれぞれの間に挿入
する誘電体層8とで構成される。前記第1の積層セラミ
ックコンデンサー1と第2の積層セラミックコンデンサ
ー2は左右に特定の間隔をおいて形成する。9は絶縁体
で、前記2つの積層セラミックコンデンサー1,2の間
に形成される空間に挿入する。10は外部電極であるA
電極で、金属板3の一端部に接続する手段である。11
は外部電極であるB電極で、金属板3の前記と異なる他
端部分に接続する手段である。12は外部電極であるC
電極で、金属板4の一部分に接続する手段である。
【0021】上記構成において、第1の積層セラミック
コンデンサ1と第2の積層セラミックコンデンサ2の間
の空間部分に絶縁体9を挿入したのは、高周波数領域に
おいて、第1の積層セラミックコンデンサー1と第2の
積層セラミックコンデンサー2の間隔にあたる金属板3
の一部分がインダクタンス成分をもち、このインダクタ
ンス成分を十分に利用するためである。
【0022】そして、外部電極であるC電極12を設け
たのは、基板上の銅箔パターンに直接に接続することに
より、残留インダクタンス(抵抗成分とインダクタンス
成分)を低減し、高周波特性を改善するためである。
【0023】以上の構成により、高周波数領域におい
て、金属板3のインダクタンス成分と第1の積層セラミ
ックコンデンサー1と第2の積層セラミックコンデンサ
ー2とで、一種のπ型LCフィルターを構成することが
できる。この等価回路は図2に示す。すなわち図13に
示す従来の等価回路は高周波数領域において、図2に示
す等価回路となる。この周波数特性は図14のようにな
り、高周波特性が従来の積層セラミックコンデンサーよ
りも自己共振周波数以上で改善されている。
【0024】したがって、従来の積層セラミックコンデ
ンサーに比べ、自己共振周波数以上のノイズ吸収性に優
れた3端子コンデンサーを簡潔な構成によって実現でき
るものである。 (実施例2)以下に、本発明の第2の実施例について図
面を参照しながら説明する。図3は本発明の実施例2の
3端子コンデンサーの構成図である。
【0025】図3において、21は第1の積層セラミッ
クコンデンサーで、金属板24と金属板25の間に、特
定の間隔で垂直かつ、交互に金属板24と金属板25に
接続する内部電極層27と、内部電極層27のそれぞれ
の間に挿入する誘電体層28とで構成される。22は第
2の積層セラミックコンデンサーで、金属板24と金属
板26の間に、特定の間隔で垂直かつ、交互に金属板2
4と金属板26に接続する内部電極層29と、内部電極
層29のそれぞれの間に挿入する誘電体層30とで構成
される。23は金属板で、左右に配設される前記第1の
積層セラミックコンデンサ21と第2の積層セラミック
コンデンサー22の外側に平行に配置されている。31
は絶縁体で、第1の積層セラミックコンデンサー21と
第2の積層セラミックコンデンサー22と金属板23と
の間に形成される空間に挿入する。32は外部電極であ
るA電極で、金属板23と第1の積層セラミックコンデ
ンサー21の金属板25の各一端に接続する手段であ
る。33は外部電極であるB電極で、金属板23の前記
と異なる他端部分と第2の積層セラミックコンデンサー
22の金属板26の一端に接続する手段である。34は
外部電極であるC電極で、金属板24の一部分とに接続
する手段である。
【0026】なお、第1の積層セラミックコンデンサー
21と第2の積層セラミックコンデンサー22と金属板
23との空間部分に絶縁体31を挿入したのは、高周波
数領域において、金属板23のインダクタンス成分が増
加するので、このインダクタンス成分を十分に利用する
ためである。
【0027】そして、外部電極であるC電極34を設け
たのは、基板上の銅箔パターンに直接に接続することに
より残留インダクタンス(抵抗成分とインダクタンス成
分)を低減し、高周波特性を改善するためである。
【0028】以上の構成により、高周波数領域におい
て、金属板23のインダクタンス成分と第1の積層セラ
ミックコンデンサー21と第2の積層セラミックコンデ
ンサー22とで、一種のπ型LCフィルターを構成する
ことができる。この等価回路は図2と同様である。
【0029】したがって、従来の積層セラミックコンデ
ンサーに比べ、自己共振周波数以上のノイズ吸収性に優
れた3端子コンデンサーを簡潔な構成によって実現でき
るものである。さらに、特徴として実施例1記載の3端
子コンデンサーよりも高周波数領域において、金属板の
持つインダクタンス成分をより広い範囲で利用すること
ができる。 (実施例3)以下に本発明の第3の実施例を図面を参照
しながら説明する。図4は本発明の実施例3の3端子コ
ンデンサーの構成図、図5はその高周波数領域における
等価回路図である。
【0030】図4において、41は積層セラミックコン
デンサーで、金属板42と金属板43の間に、特定の間
隔で垂直かつ、交互に金属板42と金属板43に接続す
る内部電極層45と、内部電極層45のそれぞれの間に
挿入する誘電体層46とで構成される。44は金属板
で、積層セラミックコンデンサー41の外側に平行に配
置されている。47は絶縁体で、積層セラミックコンデ
ンサー41と金属板44との間に形成される空間に挿入
する。48は外部電極であるA電極で、金属板44の一
端部に接続する手段である。49は外部電極であるB電
極で、金属板44の前記と異なる他端部分に接続する手
段である。50は外部電極であるC電極で、積層セラミ
ックコンデンサー41の金属板43とに接続する手段で
ある。51は積層セラミックコンデンサー41の金属板
42と金属板44の前記2つの接続点と異なる部分とに
接続する手段である。前記接続する手段51により、高
周波数領域において、外部電極であるA電極48と前記
接続する手段51との間にある金属板44のインダクタ
ンス成分と前記接続する手段51と外部電極であるB電
極49との間にある金属板44のインダクタンス成分と
を直列接続した構成になる。
【0031】なお、積層セラミックコンデンサー41の
金属板42と金属板44との空間部分に絶縁体47を挿
入したのは、高周波数領域において、金属板44のイン
ダクタンス成分が増加するので、このインダクタンス成
分を十分に利用するためである。
【0032】そして、外部電極であるC電極50を設け
たのは、基板上の銅箔パターンに直接に接続することに
より残留インダクタンス(抵抗成分とインダクタンス成
分)を低減し、高周波特性を改善するためである。
【0033】以上の構成により、高周波数領域おいて、
金属板44のインダクタンス成分と積層セラミックコン
デンサー41とで、一種のT型LCフィルターを構成す
ることができる。この等価回路は図5に示す。この周波
数特性は図16のようになり、高周波特性が図15の等
価回路で示す従来の積層セラミックコンデンサーよりも
自己共振周波数以上で改善されている。
【0034】したがって、従来の積層セラミックコンデ
ンサーに比べ、自己共振周波数以上のノイズ吸収性に優
れた3端子コンデンサーを簡潔な構成によって実現でき
るものである。 (実施例4)以下に本発明の第4の実施例を図面を参照
しながら説明する。図6は本発明の実施例4の3端子コ
ンデンサーの構成図、図7はその高周波数領域における
等価回路図である。
【0035】図6において、61は第1の積層セラミッ
クコンデンサーで、金属板63と金属板64の間に、特
定の間隔で垂直かつ、交互に金属板63と金属板64に
接続する内部電極層65と、内部電極層65のそれぞれ
の間に挿入する誘電体層66とで構成される。62は第
2の積層セラミックコンデンサーで、金属板63と金属
板64の間に、特定の間隔で垂直かつ、交互に金属板6
3と金属板64に接続する内部電極層67と、内部電極
層67のそれぞれの間に挿入する誘電体層68とで構成
される。前記第1の積層セラミックコンデンサー61と
第2の積層セラミックコンデンサー62は左右に特定の
間隔をおいて形成する。69は屈曲させた第1の金属板
で、金属板63の一端部に接続する。70は屈曲させた
第2の金属板で、金属板63の前記と異なる他端部に接
続する。71は絶縁体で、前記2つの積層セラミックコ
ンデンサー61、62と前記2つの金属板69、70と
の間に形成される空間に挿入する。72は外部電極であ
るA電極で、第1の金属板69の一端部に接続する手段
である。73は外部電極であるB電極で、第2の金属板
70の一端部に接続する手段である。74は外部電極で
あるC電極で、金属板64の一部分に接続する手段であ
る。
【0036】なお、第1の金属板69と第2の金属板7
0を金属板63に接続したのは、高周波数領域におい
て、金属板の持つインダクタンス成分を利用するため
で、実施例1記載の3端子コンデンサーより大きいイン
ダクタンス成分が得られる。
【0037】そして、第1の積層セラミックコンデンサ
ー61と第2の積層セラミックコンデンサー62と第1
の金属板69と第2の金属板70との間に形成される空
間部分に絶縁体71を挿入したのは、高周波数領域にお
いて、第1の積層セラミックコンデンサー61と第2の
積層セラミックコンデンサー62の間隔にあたる金属板
63の一部分の持つインダクタンス成分と金属板69、
70の持つインダクタンス成分が増加するのでこのイン
ダクタンス成分を十分に利用するためである。
【0038】さらに、外部電極であるC電極74を設け
たのは、基板上の銅箔パターンに直接に接続することに
より残留インダクタンス(抵抗成分とインダクタンス成
分)を低減し、高周波特性を改善するためである。
【0039】以上の構成により、高周波数領域におい
て、金属板63のインダクタンス成分と第1の金属板6
9のインダクタンス成分と第2の金属板70のインダク
タンス成分と第1の積層セラミックコンデンサー61と
第2の積層セラミックコンデンサー62とで、一種の2
段T型LCフィルターを構成することができる。この等
価回路は図7に示す。すなわち図13に示す従来の等価
回路は高周波数領域において、図7に示す等価回路とな
る。この周波数特性は図17のようになり、高周波特性
が従来の積層セラミックコンデンサーよりも自己共振周
波数以上で改善されている。
【0040】したがって、従来の積層セラミックコンデ
ンサーに比べ、自己共振周波数以上のノイズ吸収性に優
れた3端子コンデンサーを簡潔な構成によって実現でき
るものである。さらに、特徴として実施例1記載の3端
子コンデンサーよりもより急峻な減衰特性を得ることが
できる。 (実施例5)以下に本発明の第5の実施例を図面を参照
しながら説明する。図8は本発明の実施例5の3端子コ
ンデンサーの構成図である。
【0041】図8において、81は第1の積層セラミッ
クコンデンサーで、金属板84と金属板85の間に、特
定の間隔で垂直かつ、交互に金属板84と金属板85に
接続する内部電極層87と、内部電極層87のそれぞれ
の間に挿入する誘電体層88とで構成される。82は第
2の積層セラミックコンデンサーで、金属板84と金属
板86の間に、特定の間隔で垂直かつ、交互に金属板8
4と金属板86に接続する内部電極層89と、内部電極
層89のそれぞれの間に挿入する誘電体層90とで構成
される。前記第1の積層セラミックコンデンサー81と
第2の積層セラミックコンデンサー82は左右に特定の
間隔をおいて形成する。83は金属板で、両端部が屈曲
した形状になっており、左右に配設される前記第1の積
層セラミックコンデンサー81と第2の積層セラミック
コンデンサー82の外側に平行に配置されている。93
は絶縁体で、前記2つの積層セラミックコンデンサー8
1、82と前記金属板83との間に形成される空間に挿
入する。94は外部電極であるA電極で、金属板83の
一端部に接続する手段である。95は外部電極であるB
電極で、金属板83の前記と異なる他端部分に接続する
手段である。96は外部電極であるC電極で、金属板6
4の一部分に接続する手段である。91は第1の積層セ
ラミックコンデンサー81の金属板85と金属板83の
前記2つの接続点と異なる部分とに接続する手段であ
る。92は第2の積層セラミックコンデンサー82の金
属板86と金属板83の前記3つの接続点と異なる部分
とに接続する手段である。前記接続する手段91、92
により、高周波数領域において、外部電極であるA電極
94と前記接続する手段91との間にある金属板83の
インダクタンス成分と前記接続する手段91と前記接続
する手段92との間にある金属板83のインダクタンス
成分と前記接続する手段92と外部電極であるB電極9
5との間にある金属板83のインダクタンス成分とを直
列接続した構成になる。
【0042】なお、金属板83の両端部を屈曲させた形
状にするのは、高周波数領域において、金属板の持つイ
ンダクタンス成分を利用するためで、より大きいインダ
クタンス成分を持たせるためである。
【0043】そして、第1の積層セラミックコンデンサ
ー81と第2の積層セラミックコンデンサー82と金属
板83との間に形成される空間部分に絶縁体93を挿入
したのは、高周波数領域において、金属板83の持つイ
ンダクタンス成分が増加するので、このインダクタンス
成分を十分に利用するためである。
【0044】さらに、外部電極であるC電極96を設け
たのは、基板上の銅箔パターンに直接に接続することに
より残留インダクタンス(抵抗成分とインダクタンス成
分)を低減し、高周波特性を改善するためである。
【0045】以上の構成により、高周波数領域におい
て、金属板83のインダクタンス成分と第1の積層セラ
ミックコンデンサー81と第2の積層セラミックコンデ
ンサー82とで、一種の2段T型LCフィルターを構成
することができる。この等価回路は図7と同様である。
【0046】したがって、従来の積層セラミックコンデ
ンサーに比べ、自己共振周波数以上のノイズ吸収性に優
れた3端子コンデンサーを簡潔な構成によって実現でき
るものである。さらに、特徴として実施例4記載の3端
子コンデンサーよりも高周波数領域において、金属板の
持つインダクタンス成分をより広い範囲で利用すること
ができる。 (実施例6)以下に本発明の第6の実施例を図面を参照
しながら説明する。図9は本発明の実施例6の3端子コ
ンデンサーの構成図、図10は高周波数領域における等
価回路図である。
【0047】図9において、101は第1の積層セラミ
ックコンデンサーで、金属板105と金属板106の間
に、特定の間隔で垂直かつ、交互に金属板105と金属
板106に接続する内部電極層109と、内部電極層1
09のそれぞれの間に挿入する誘電体層110とで構成
される。102は第2の積層セラミックコンデンサー
で、金属板105と金属板107の間に、特定の間隔で
垂直かつ、交互に金属板84と金属板86に接続する内
部電極層111と、内部電極層111のそれぞれの間に
挿入する誘電体層112とで構成される。103は第3
の積層セラミックコンデンサーで、金属板105と金属
板108の間に、特定の間隔で垂直かつ、交互に金属板
105と金属板108に接続する内部電極層113と、
内部電極層113のそれぞれの間に挿入する誘電体層1
14とで構成される。前記第1の積層セラミックコンデ
ンサー101と第2の積層セラミックコンデンサー10
2と第3の積層セラミックコンデンサー103は左右に
特定の間隔をおいて形成する。104は金属板で、左右
に配設される前記第1の積層セラミックコンデンサー1
01と第2の積層セラミックコンデンサー102と第3
の積層セラミックコンデンサー103の外側に平行に配
置されている。116は絶縁体で、前記第1の積層セラ
ミックコンデンサー101と第2の積層セラミックコン
デンサー102と第3の積層セラミックコンデンサー1
03と金属板104との間に形成される空間に挿入す
る。117は外部電極であるA電極で、金属板104と
第1の積層セラミックコンデンサー101の金属板10
6の各一端に接続する手段である。118は外部電極で
あるB電極で、金属板104の前記と異なる部分と積層
セラミックコンデンサー103の金属板108の各一端
に接続する手段である。119は外部電極であるC電極
で、金属板105の一部分とに接続する手段である。1
15は第2の積層セラミックコンデンサー102の金属
板107と金属板104の前記2つの接続点と異なる部
分とに接続する手段である。前記接続する手段115に
より、高周波数領域において、外部電極であるA電極1
17と前記接続する手段115との間にある金属板10
4のインダクタンス成分と前記接続する手段115と外
部電極であるB電極118との間にある金属板104の
インダクタンス成分とを直列接続した構成になる。
【0048】なお、前記第1の積層セラミックコンデン
サー101と第2の積層セラミックコンデンサー102
と第3の積層セラミックコンデンサー103と金属板1
04との間に形成される空間部分に絶縁体を挿入したの
は、、高周波数領域において、金属板104の持つイン
ダクタンス成分が増加するので、このインダクタンス成
分を十分に利用するためである。
【0049】そして、外部電極であるC電極119を設
けたのは、基板上の銅箔パターンに直接に接続すること
により残留インダクタンス(抵抗成分とインダクタンス
成分)を低減し、高周波特性を改善するためである。
【0050】以上の構成により、高周波数領域におい
て、金属板104のインダクタンス成分と第1の積層セ
ラミックコンデンサー101と第2の積層セラミックコ
ンデンサー102と第3の積層セラミックコンデンサー
103とで、一種の2段π型LCフィルターを構成する
ことができる。この等価回路は図10に示す。この周波
数特性は図19のようになり、高周波特性が図18の等
価回路で示す従来の積層セラミックコンデンサー図18
よりも自己共振周波数以上で改善されている。
【0051】したがって、従来の積層セラミックコンデ
ンサーに比べ、自己共振周波数以上のノイズ吸収性に優
れた3端子コンデンサーを簡潔な構成によって実現でき
るものである。さらに、特徴として実施例3記載の3端
子コンデンサーよりもより急峻な減衰特性を得ることが
できる。
【0052】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなよう
に、本発明によれば高周波数領域において、積層セラミ
ックコンデンサー2個とインダクタンス成分を持つ金属
板とで一種のπ型LCフィルター、または一種の2段T
型LCフィルターを形成することができる。そして、1
つの積層セラミックコンデンサーとインダクタンス成分
を持つ金属板とで、一種のT型LCフィルターを形成す
ることができる。さらに、積層セラミックコンデンサー
3個とインダクタンス成分を持つ金属板とで一種の2段
π型LCフィルターを形成できる。したがって、従来の
積層セラミックコンデンサーに比べ、自己共振周波数以
上のノイズ吸収性に優れた3端子コンデンサーを簡潔な
構成によって実現できるものである。
【0053】また、従来ではLCフィルターを構成した
り、容量の大きいコンデンサーと容量の小さいコンデン
サーを基板上に実装し、低周波から高周波のノイズ低減
を図っていたが、本発明では3端子コンデンサー1つで
従来の特性が確保可能となり、実装コストの低減が可能
で、実装面積も小さくでき、基板コストも下げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の3端子コンデンサーの構成
を示す斜視図
【図2】同3端子コンデンサーの等価回路図
【図3】本発明の実施例2の3端子コンデンサーの構成
を示す斜視図
【図4】本発明の実施例3の3端子コンデンサーの構成
を示す斜視図
【図5】同3端子コンデンサーの等価回路図
【図6】本発明の実施例4の3端子コンデンサーの構成
を示す斜視図
【図7】同3端子コンデンサーの等価回路図
【図8】本発明の実施例5の3端子コンデンサーの構成
を示す斜視図
【図9】本発明の実施例6の3端子コンデンサーの構成
を示す斜視図
【図10】同3端子コンデンサーの等価回路図
【図11】従来の積層セラミックコンデンサーの分解斜視
【図12】従来の積層セラミックコンデンサーの斜視図
【図13】従来の3端子コンデンサーの等価回路図
【図14】本発明の実施例1および従来の3端子コンデン
サーの周波数特性図
【図15】従来の3端子コンデンサーの等価回路図
【図16】本発明の実施例3および従来の3端子コンデン
サーの周波数特性図
【図17】本発明の実施例4および従来の3端子コンデン
サーの周波数特性図
【図18】従来の3端子コンデンサーの等価回路図
【図19】本発明の実施例6および従来の3端子コンデン
サーの周波数特性図
【符号の説明】
21 第1の積層セラミックコンデンサー 22 第2の積層セラミックコンデンサー 23 金属板 24 金属板 25 金属板 26 金属板 27 内部電極層 28 誘電体層 29 内部電極層 30 誘電体層 31 絶縁体 32 外部電極A 33 外部電極B 34 外部電極C 61 第1の積層セラミックコンデンサー 62 第2の積層セラミックコンデンサー 63 金属板 64 金属板 65 内部電極層 66 誘電体層 67 内部電極層 68 誘電体層 69 第1の金属板 70 第2の金属板 71 絶縁体 72 外部電極A 73 外部電極B 74 外部電極C 81 第1の積層セラミックコンデンサー 82 第2の積層セラミックコンデンサー 83 金属板 84 金属板 85 金属板 86 金属板 87 内部電極層 88 誘電体層 89 内部電極層 90 誘電体層 91 接続する手段 92 接続する手段 93 絶縁体 94 外部電極A 95 外部電極B 96 外部電極C 101 第1の積層セラミックコンデンサー 102 第2の積層セラミックコンデンサー 103 第3の積層セラミックコンデンサー 104 金属板 105 金属板 106 金属板 107 金属板 108 金属板 109 内部電極層 110 誘電体層 111 内部電極層 112 誘電体層 113 内部電極層 114 誘電体層 115 接続する手段 116 絶縁体 117 外部電極A 118 外部電極B 119 外部電極C
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03H 7/075 A 8321−5J // H01G 4/35 (72)発明者 渡辺 力 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に金属板を有する第1の積層セラミ
    ックコンデンサーと、 上下に金属板を有する第2の積層セラミックコンデンサ
    ーと、 第1の積層セラミックコンデンサーの上部金属板と第2
    の積層セラミックコンデンサーの上部金属板とを接続す
    る手段と、 第1の積層セラミックコンデンサーの下部金属板と第2
    の積層セラミックコンデンサーの下部金属板とを接続す
    る手段と、 前記第1、第2の積層セラミックコンデンサーの間に形
    成される空間に挿入する絶縁体と、 第1の積層セラミックコンデンサーの上部金属板に接続
    する外部電極であるA電極と、 第2の積層セラミックコンデンサーの上部金属板に接続
    する外部電極であるB電極と、 第1の積層セラミックコンデンサーの下部金属板または
    第2の積層セラミックコンデンサーの下部金属板または
    前記それらを接続する手段に接続する外部電極であるC
    電極とを備えた3端子コンデンサー。
  2. 【請求項2】 上下に金属板を有する第1の積層セラミ
    ックコンデンサーと、 上下に金属板を有する第2の積層セラミックコンデンサ
    ーと、 並設した前記第1、第2の積層セラミックコンデンサー
    の外側に位置する金属板と、 第1の積層セラミックコンデンサーの下部金属板と第2
    の積層セラミックコンデンサーの下部金属板とを接続す
    る手段と、 前記第1、第2の積層セラミックコンデンサーと前記金
    属板との間に形成される空間に挿入する絶縁体と、 第1の積層セラミックコンデンサーの上部金属板と金属
    板の一端部に接続する外部電極であるA電極と、 第2の積層セラミックコンデンサーの上部金属板と金属
    板の前記と異なる他端部分に接続する外部電極であるB
    電極と、 第1の積層セラミックコンデンサーの下部金属板または
    第2の積層セラミックコンデンサーの下部金属板または
    前記それらを接続する手段に接続する外部電極であるC
    電極とを備えた3端子コンデンサー。
  3. 【請求項3】 上下に金属板を有する積層セラミックコ
    ンデンサーと、 前記積層セラミックコンデンサーの外側に位置する金属
    板と、 前記積層セラミックコンデンサーの上部金属板と金属板
    とを接続する手段と、 前記積層セラミックコンデンサーと金属板との間に形成
    される空間に挿入する絶縁体と、 前記金属板の一部分に接続する外部電極であるA電極
    と、 前記金属板の接続点と異なる一部分に接続する外部電極
    であるB電極と、 前記積層セラミックコンデンサーの下部金属板に接続す
    る外部電極であるC電極とを備えた3端子コンデンサ
    ー。
  4. 【請求項4】 上下に金属板を有する第1の積層セラミ
    ックコンデンサーと、 上下に金属板を有する第2の積層セラミックコンデンサ
    ーと、 第1の積層セラミックコンデンサーの上部金属板と第2
    の積層セラミックコンデンサーの上部金属板とを接続す
    る手段と、 第1の積層セラミックコンデンサーの下部金属板と第2
    の積層セラミックコンデンサーの下部金属板とを接続す
    る手段と、 第1の積層セラミックコンデンサーの上部金属板の一端
    部に接続する屈曲させた第1の金属板と、 第2の積層セラミックコンデンサーの上部金属板の一端
    部に接続する屈曲させた第2の金属板と、 前記第1、第2の積層セラミックコンデンサーと前記第
    1、第2の金属板との間に形成される空間に挿入する絶
    縁体と、 第1の金属板に接続する外部電極であるA電極と、 第2の金属板に接続する外部電極であるB電極と、 第1の積層セラミックコンデンサーの下部金属板または
    第2の積層セラミックコンデンサーの下部金属板または
    前記それらを接続する手段に接続する外部電極であるC
    電極とを備えた3端子コンデンサー。
  5. 【請求項5】 上下に金属板を有する第1の積層セラミ
    ックコンデンサーと、 上下に金属板を有する第2の積層セラミックコンデンサ
    ーと、 並設した前記第1、第2の積層セラミックコンデンサー
    の外側に位置するとともに両端を屈曲させた金属板と、 第1の積層セラミックコンデンサーの下部金属板と第2
    の積層セラミックコンデンサーの下部金属板とを接続す
    る手段と、 第1の積層セラミックコンデンサーの上部金属板と前記
    金属板とを接続する手段と、 第2の積層セラミックコンデンサーの上部金属板と前記
    金属板の前記と異なる部分とを接続する手段と、 前記第1、第2の積層セラミックコンデンサーと前記金
    属板との間に形成される空間に挿入する絶縁体と、 金属板の屈曲させた側の一端部に接続する外部電極であ
    るA電極と、 金属板の屈曲させた側の前記と異なる他端部に接続する
    外部電極であるB電極と、 第1の積層セラミックコンデンサーの下部金属板または
    第2の積層セラミックコンデンサーの下部金属板または
    前記それらを接続する手段に接続する外部電極であるC
    電極とを備えた3端子コンデンサー。
  6. 【請求項6】 上下に金属板を有する第1の積層セラミ
    ックコンデンサーと、 上下に金属板を有する第2の積層セラミックコンデンサ
    ーと、 上下に金属板を有する第3の積層セラミックコンデンサ
    ーと、 並設した前記第1、第2、第3の積層セラミックコンデ
    ンサーの外側に位置する金属板と、 第1の積層セラミックコンデンサーの下部金属板と第2
    の積層セラミックコンデンサーの下部金属板とを接続す
    る第1の手段と、 第2の積層セラミックコンデンサーの下部金属板と第3
    の積層セラミックコンデンサーの下部金属板とを接続す
    る第2の手段と、 第2の積層セラミックコンデンサーの上部金属板と前記
    金属板とを接続する手段と、 前記第1、第2、第3の積層セラミックコンデンサーと
    前記金属板との間に形成される空間に挿入する絶縁体
    と、 第1の積層セラミックコンデンサーの上部金属板と金属
    板の一端部に接続する外部電極であるA電極と、 第3の積層セラミックコンデンサーの上部金属板と金属
    板の前記と異なる他端部に接続する外部電極であるB電
    極と、 第1の積層セラミックコンデンサーの下部金属板または
    第2の積層セラミックコンデンサーの下部金属板または
    第3の積層セラミックコンデンサーの下部金属板または
    前記第1の手段または前記第2の手段に接続する外部電
    極であるC電極とを備えた3端子コンデンサー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8503159B2 (en) 2009-06-03 2013-08-06 Mediatek Inc. Three-terminal metal-oxide-metal capacitor
JP2016040860A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置およびヘッドユニット

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