JPH08106961A - 2重シールドコネクタ - Google Patents

2重シールドコネクタ

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JPH08106961A
JPH08106961A JP6239931A JP23993194A JPH08106961A JP H08106961 A JPH08106961 A JP H08106961A JP 6239931 A JP6239931 A JP 6239931A JP 23993194 A JP23993194 A JP 23993194A JP H08106961 A JPH08106961 A JP H08106961A
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housing
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inner shield
connector housing
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Seiichi Suzuki
誠一 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】多数の接続端子を持つ二重シールドコネクタの
シールドを完全にした、部品製作、組み立てが簡単で、
低コストな構造を提供する。 【構成】ソケットは、絶縁体の矩形筒状のメーンハウジ
ングと、このメーンハウジングの後方から収納された絶
縁体の矩形箱状のコネクタハウジングと、このコネクタ
ハウジングの前方から収納された導電筒状の内シールド
ケースと、この内シールドケースに囲まれたプラグ挿入
用空間の真ん中に後方から突き出た平板状のプラグコン
タクト部と、メーンハウジング全体を覆うように導電板
で形成された外シールドケースとから構成され、内シー
ルドケースを信号線等を導く開口部を中心にして回りか
ら窄めて形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接続端子数が多い角型
コネクタのシールドを完全にした2重シールドコネクタ
に関し、特に、この2重シールドコネクタの内シールド
ケースの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種電子機器において、コネクタ
の接続部分に誘導されるノイズに対する対策として、コ
ネクタの周囲をシールドケースで覆ったシールドコネク
タが使用されている。1重シールドコネクタの代表的な
例が実開平3−79175号公報「コネクタ」に開示さ
れている。
【0003】一方、最近において高い周波数を使用する
電子機器が多くなり、1重シールドでは充分なシールド
効果が得られないようになってきた。そこで、シールド
効果を確実にするため、2重のシールドを施した2重シ
ールドコネクタが開発されている。
【0004】図5、図6及び図7は、二重シールドコネ
クタ31を示したものであり、実開昭61ー20128
4号公報に開示されているものが代表的なものである。
【0005】即ち、その構造は、丸形形状をしたソケッ
トと接続するコネクタソケットであり、四角形状をした
中心軸に円筒形状に形成したコンタクト収納孔32を備
えた絶縁ボデイ33と、絶縁ボデイ33の四角形状をし
た外側周囲を覆うようにして係合する外シールドケース
34と、円柱形状に形成してコンタクト収納孔32に略
収まる大きさからなる円柱部35と、円柱部35とコン
タクト収納孔32の間に係合する略円柱形状をした内シ
ールドケース36とから構成されている。
【0006】外シールドケース34は、四角形状をした
絶縁ボデイ33を略覆うような下側を開口とした四角形
状に形成され、その開口側の端部にアース端子37を突
出形成した構造となっている。
【0007】円柱部35は、雌接続孔38と、この雌接
続孔38に配設した図示していない複数の雌コンタクト
とから構成されている。雌接続孔38は図示していない
プラグ側の雄コンタクトを係合できる複数の孔から構成
されている。複数の雌コンタクトの一端は筒状に形成
し、その他端は棒状の接続端子39に形成され、筒状に
形成した一端を雌接続孔38内に挿入して係合係止し、
他端の接続端子39を絶縁ボデイ33の外部に突出でき
る構造となっている。
【0008】内シールドケース36は、円柱部35を覆
うように先端が拡径な形状に形成され、その後端部に第
1のアース端子40が突出形成し、下側に第2のアース
端子41が突出形成された構造となっている。
【0009】このような構造をした内シールドケース3
6及び外シールドケース34を配設した構造にすること
により、コネクタの接続端子におけるシールド効果の向
上を図ることが出来る構造となっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記説
明した従来のコネクタにおいては、とくに内シールドケ
ースの構造が両側が開口した円筒形状、又は四角形状等
に形成されているために、コネクタの差し込み方向の先
端側は、相手側のコネクタにより塞がれてシールド効果
を維持することができるが、コネクタの後端側の接続端
子孔に接続されている信号ケーブル等の接続部分に対し
てはむきだしか内側のシールドがなされていない構造と
なっており、近代における高い周波数に対応できないと
云う問題点が指摘されている。
【0011】又、信号ケーブル等に接続箇所をシールド
するためには、その分の工程及び複雑な内シールドケー
スの構造にならざるを得ず、極めて用途が限定された2
重シールド構造のコネクタにしか施すことができないと
云う問題も指摘されている。
【0012】従って、本発明は、2重シールド構造のコ
ネクタであり、特に内シールドケースの構造が、製造、
加工、組み立て等が容易で、且つ低コストで実現可能に
することに解決しなければならない課題を有している。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る2重シールドコネクタは、絶縁体の矩
形筒状に形成されたハウジングと、該ハウジングの内面
を覆うようにして収納された導電体の内シールドケース
と、該内シールドケースに囲まれたプラグ挿入用空間に
導電接片を配設したプラグコンタクト部と、前記ハウジ
ングの外面を覆うように導電体で形成された外シールド
ケースとからなるコネクタであり、前記内シールドケー
スは、前記プラグコンタクト部を通す開口部分を基準に
窄めて成形したことである。
【0014】又、上記ハウジングは、前方にプラグ挿入
孔を設け且つ後方を開口したメーンハウジングと、該メ
ーンハウジングの内面に隙間無く接するように絶縁体の
矩形箱状に形成され且つ前記メーンハウジングの後方か
ら収納されたコネクタハウジングとから構成し、上記内
シールドケースは、前記コネクタハウジングの内面を覆
うように導電板で矩形筒状に形成され且つ前記コネクタ
ハウジングの前方から収納し、上記プラグコンタクト部
は、前記内シールドケースに囲まれたプラグ挿入用空間
に前記コネクタハウジングの後方から突き出した絶縁平
面板の表面に複数の導電接片を互いに平行に配列して形
成し、上記外シールドケースは、前記メーンハウジング
全体を覆うように導電板で形成したこと;上記内シール
ドケースの前部には、外方向に直角に開いた鍔部を設
け、この鍔部は前記コネクタハウジングの前縁と前記メ
ーンハウジングの口部の後端との間に挟まり固定される
こと;上記内シールドケースの左右下部に爪部を設け、
前記コネクタハウジングの左右下部に前記各爪部を案内
するスリットを設けた2重シールドコネクタである。
【0015】
【作用】上記基本構成による2重シールドコネクタのソ
ケットの内部に配設した内シールドケースによって囲ま
れたプラグコンタクト部は、内側の内シールドケースと
外側の外シールドケースとで2重にシールドされる。そ
の結果、電界および磁界から完全に遮断され、従って、
シールド効果が大きくなる。
【0016】又、上記ソケットにおいて、内シールドケ
ースの後部を、プラグコンタクト部を通す穴を除いて上
下左右から窄めて一体成形したものでは、シールドされ
る面積が増加するためシールド効果が高くなる。なお、
この成形は、一体成形であるから製造工程は簡単で早
い。
【0017】又、内シールドケースの前部に鍔部を設け
ると、この鍔部はコネクタハウジングの前縁と上記メー
ンハウジングのプラグ挿入部の後端との間に挟まり、そ
の結果、内シールドケースに容易に固定できるようにな
る。
【0018】更に、ソケットの組み立ては、各部品に設
けた爪部とスリットとの係合により確実、簡単に行うこ
とができるから、容易かつ短時間で実行することができ
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る2重シールドコネクタの
実施例について説明する。本発明に係る2重シールドコ
ネクタは、そのソケットの構成に特徴があるので以下主
としてソケットについて説明する。
【0020】本ソケットは、図1、図2及び図3に示す
ように、絶縁体の空洞からなるハウジングであるメーン
ハウジング1と、メーンハウジング1の中に収容された
絶縁体からなるコネクタハウジング2と、コネクタハウ
ジング2の中に収容された導電板からなる内シールドケ
ース3と、メーンハウジング1を覆うように導電板で形
成された外シールドケース5とから概略構成されてい
る。以下夫々の構成について、[1]メーンハウジング
1、[2]コネクタハウジング2、[3]内シールドケ
ース3、[4]外シールドケース5、[5]ソケットの
組立て、の順に項目毎に説明する。
【0021】[1]メーンハウジング1 メーンハウジング1は、図1に示すように、他のコネク
タのハウジングと共に纏めて絶縁体で一体成形したコネ
クタアセンブリの中に形成され、前から、プラグが挿入
されるプラグ挿入部6と、外シールドケース5を係止す
るための枠部7と矩形筒状の筒部8とから構成されてい
る。
【0022】プラグ挿入部6は、プラグ挿入孔であり、
その内面は、コネクタハウジング2内に収納されている
内シールドケース3の内面と共にプラグ挿入空間を形成
している。
【0023】枠部7は、筒部8の外側に被せられる外シ
ールドケース5の前縁を係止する係止部7a、7bを設
けた構造になっている。
【0024】筒部8は、矩形筒状に形成され、その大き
さは内シールドケース3を収容したコネクタハウジング
2を後方から円滑にスライドして収納するようになって
いる。筒部8には左右の適宜位置に前後方向に延びる溝
10a、10bが設けられている。この溝10a、10
bは、筒部8にある程度の可撓性を与えると共に後述す
るコネクタハウジング2の突起19と係合することによ
りコネクタハウジング2を固定する役割を持っている。
【0025】又、図2に示すように、筒部8を形成する
下部板8aの後縁には、後述するターミナル12、13
の位置規制を行うために自由端部側が切り込みを有する
複数のスリットを持つ端子規制部11が設けられてい
る。
【0026】更に、図2に示すように、筒部8の内側の
左右両側には、内シールドケース3の爪18a、18b
をガイドするためのスリット18b、18cが設けられ
ている。
【0027】主として図1に示すように、メーンハウジ
ング1の筒部8の左右外面に接する部分には、外シール
ドケース5のアース端子26a、26bをガイドするた
めのスリット8d、8eが設けられている。
【0028】[2]コネクタハウジング2 コネクタハウジング2は、図1及び図2に示すように、
絶縁体の箱状ハウジングに形成されており、その大きさ
はメーンハウジング1の筒部8の内面にスライドして嵌
め込むことができる寸法に成形されている。
【0029】このコネクタハウジング2にはプラグコン
タクト部4を背面から一体に形成した構造となってい
る。
【0030】プラグコンタクト部4は、平板形状に形成
され、コンタクトハウジング2内に、内シールドケース
3を収容した際に、内シールドケース3に囲まれたプラ
グ挿入用空間の真中にプラグと接触するように設けた構
造となっている。
【0031】平板形状に形成されたプラグコンタクト部
4は、図1に示すように、背中合わせに、夫々、細長い
導電性接片である上部ターミナル12及び下部ターミナ
ル13を平面上に複数個互いに平行に配列する接続部4
aを備えた平板絶縁板24を設けた構造となっている。
このような構造からなるプラグコンタクト部4は、プラ
グを接片の長さ方向(前後方向)にソケットに挿入する
ことによって夫々対応する接片同士が接触するようにな
っている。
【0032】又、図1に示すように、コネクタハウジン
グ2の下部板15の両端と左右側板16との間には、前
後方向に所定の長さのスリット17a、17bを設けた
構造となっている。このスリット17は、組み立て時に
内シールドケース3のアース端子18a、18bをガイ
ドするためのものである。
【0033】更に、コネクタハウジング2の上面(およ
び下面)に突起19a、19bを設けた構造となってい
る。この突起19a、19bは、コネクタハウジング2
をメーンハウジング1の筒部8に挿入する時、筒部8の
後部を押し広げ、コネクタハウジング2がメーンハウジ
ング1に完全に収容された後はメーンハウジング1の溝
10a、10bと係合することになる。
【0034】[3]内シールドケース3 内シールドケース3は、金属板により図1及び図3に示
すように、矩形筒状に一体成形される。内シールドケー
ス3の大きさは、コネクタハウジング2の内面にスライ
ドさせて挿入することができるような寸法に成形され
る。
【0035】内シールドケース3は、左右側板の後部下
端に突出したアース端子18a、18bを有している。
内シールドケース3をコネクタハウジング2に挿入する
時には、このアース端子18a、18bをコネクタハウ
ジング2のスリット17a、17bの入口から差し込
み、内シールドケース3を後方へ押すと、アース端子1
8a、18bがスリット17にガイドされて後方へ滑
り、内シールドケース3はコネクタハウジング2内に円
滑かつ容易に収容されることになる。
【0036】又、内シールドケース3の上部板および下
部板の前端を夫々コネクタハウジング2の上部板および
下部板の厚さ分に相当する幅だけ外方向に直角に折り曲
げることにより鍔部20、21を形成する。この鍔部2
0、21は、内シールドケース3を収納したコネクタハ
ウジング2をメーンハウジング1に挿入した時、メーン
ハウジング1のプラグ挿入部6の後端とコネクタハウジ
ング2の前端との間に挟まり、内シールドケース3を固
定する機能を果たす。
【0037】又、内シールドケース3の上部板、下部板
及び左右側板には、挿入されたプラグのアース部分に接
触する接触片22a、22b、22c、22d及びハー
フロック部22e、22fを設けた構造になっており、
上部板、下部板、左右側板の接合面はストッパー部22
gにより係合された構造となっている。上部板及び下部
板に設けられた接触片22a、22b、22c、22d
は、3辺を切り込み舌片形状にして内側に切り起こした
形状になっている。左右側板に設けたハーフロック部2
2e、22fは所定間隔をおいて所定方向に切り目を設
け、この切り目で囲まれた部分を内側に突出変形させて
弾性形状に形成した形状になっている。
【0038】更に、内シールドケース3に特徴的なこと
は、図3に示すように、その後部は、プラグコンタクト
部4を通すための最小限の大きさの開口23を残して上
下左右から窄めてあることである。これによって、シー
ルド効果は格段に向上する。この開口23の窄め作業
は、内シールドケース3の一体成形時において金型を用
いて一挙動で遂行される。以下詳細に説明する。
【0039】製造工程を複雑にせずにシールド効果を向
上させるためには、導電性材料からなるシールドケース
を一体成型できる構造であることが必要である。
【0040】即ち、図4に示すように、内シールドケー
ス3を製作するには、1枚平板を蓋のない箱を分解した
ようにして、開口23を中心にして略十字形状に形成す
る。この時には、必要とするアース端子18a、18
b、、接触片22a、22b、22c、22d、ハーフ
ロック部22e、22f、ストッパー部22g等は予め
作成しておく。
【0041】このようにして、作成された略十字形状の
1枚平板を開口23の周囲の所定位置(図4において、
四角形の破線)から図4の紙面で上部方向に窄めるよう
にすれば、矩形の筒型形状に形成し、ストッパー部22
gを折り曲げて係合係止して組立は完成する。
【0042】このような構造にしたことにより、後部に
あたる開口23の広さは用途に応じて、最小限の広さに
できるため、極めてシールド効果のよい構造に形成でき
る。
【0043】[4]外シールドケース5 外シールドケース5は、メーンハウジング1の筒部8の
上面と左右両面と、ターミナル12、13の後部とを覆
うように金属板で図1に示すような形状に一体成形され
る。外シールドケース5の上部板の前部にはメーンハウ
ジング1の穴と係合する突起9a、9bを設ける。
【0044】又、外シールドケース5の左右側板には、
下端にアース端子26a、26b、中央に切り起こしの
接触片27a、27bが夫々設けられる。アース端子2
6a、26bは、外シールドケース5をメーンハウジン
グ1に取り付ける時、メーンハウジング1の下部板に設
けられたスリット8d、8e(図1及び図2参照)に案
内されてスライドし、外シールドケース5の左右方向の
位置決めを容易にする。
【0045】又、ストッパ27a、27bは、外シール
ドケース5をメーンハウジング1に取り付けた後、外シ
ールドケース5が前後方向に動かないように固定する機
能を有する。
【0046】[5]ソケットの組み立て 上記、メーンハウジング1と、プラグコンタクト部4を
組み込んだコネクタハウジング2と、内シールドケース
3と、外シールドケース5とにより下記のようにソケッ
トを組み立てる。
【0047】上記組み立て済みコネクタハウジング2の
前方から、内シールドケース3をアース端子18a、1
8bをスリット17a、17bでガイドすることにより
挿入する。内シールドケース3をコネクタハウジング2
に完全に収容した時、内シールドケース3の鍔部20、
21は、コネクタハウジング2の前縁に当接することに
なる。この時、内シールドケース23の開口3は、プラ
グコンタクト部4の周囲を囲むようにできる。
【0048】次に、内シールドケース3を収容したコネ
クタハウジング2をメーンハウジング1の筒部8の後方
から、アース端子18a、18bをメーンハウジング1
に設けたスリットでガイドすることにより挿入する。
【0049】この場合、コネクタハウジング2の上下面
に設けられた突起19a、19bによりメーンハウジン
グ1の後部を押し開くことになりそのための抵抗力を受
けるが、この抵抗力に逆らってコネクタハウジング2を
押すと突起19a、19bはメーンハウジング1の溝1
0a、10bに嵌まり込み、メーンハウジング1は復元
し、その結果、コネクタハウジング2は固定される。
【0050】次に、外シールドケース5を、アース端子
26a、26bとメーンハウジング1のスリットとを係
合させスライドさせることにより、メーンハウジング1
の外側に取り付ける。外シールドケース5の前上部の突
起9a、9bがメーンハウジング1の枠部7に設けられ
た穴7a、7bと係合した時、外シールドケース5の取
り付けは完全に終了し、その時、接触片27a、27b
により外シールドケース5の前後方向も固定されること
になる。このように外シールドケース5は前後左右方向
に固定されるので容易に変形しない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る2重
シールドコネクタによれば、内シールドケースをプラグ
コンタクト部を通す穴を除いて上下左右から窄めて形成
するようにしたことにより、プラグコンタクト部を通す
穴、即ち開口部の大きさを適宜設定変更することができ
る。例えば多数の接続端子を持つ角型コネクタに対応し
た大きさの開口部にして確実に2重シールドを施すこと
ができ、従って、高い周波数の多数の信号を用いる電子
機器のコネクタとして最適である。
【0052】又、本発明に係る2重シールドコネクタ
は、特に内シールドケースは一体成形により製作され、
組み立ても容易であるから、低コストでしかも費用効果
が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る2重シールドコネクタの全体構成
を示す分解斜視図である。
【図2】同メーンハウジングにコネクタハウジングを係
合する様子を示す略示的な斜視図である。
【図3】同内シールドケースの全体を示す斜視図であ
る。
【図4】同内シールドケースを組み立てる前の平面図で
ある。
【図5】従来技術における2重シールドのコネクタの平
面図である。
【図6】同側面図である。
【図7】同内シールドケースの側面図である。
【符号の説明】
1 メーンハウジング 2 コネクタハウジング 3 内シールドケース 4 プラグコンタクト部 5 外シールドケース 6 プラグ挿入部 7 同枠部 8 同筒部 9、14、19 突起 10 溝 11 端子位置規制部 12 上部ターミナル 13 下部ターミナル 14 コネクタハウジング2の後部穴 15 コネクタハウジング2の下部板 16 コネクタハウジング2の側板 17 スリット 18a、18b アース端子 20、21 鍔部 22a、22b、22c、22d 接触片 22e、22f ハーフロック部 22g ストッパー部 23 内シールドケース3の後部開口 24 絶縁板 25 ストッパ 26a、26b アース端子 27 ストッパ 31〜36 接続端子 37 中シールドケース 38 外シールドケース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁体の矩形筒状に形成されたハウジング
    と、該ハウジングの内面を覆うようにして収納された導
    電体の内シールドケースと、該内シールドケースに囲ま
    れたプラグ挿入用空間に導電接片を配設したプラグコン
    タクト部と、前記ハウジングの外面を覆うように導電体
    で形成された外シールドケースとからなるコネクタであ
    り、前記内シールドケースは、前記プラグコンタクト部
    を通す開口部分を基準に窄めて成形したことを特徴とす
    る2重シールドコネクタ。
  2. 【請求項2】上記ハウジングは、前方にプラグ挿入孔を
    設け且つ後方を開口したメーンハウジングと、該メーン
    ハウジングの内面に隙間無く接するように絶縁体の矩形
    箱状に形成され且つ前記メーンハウジングの後方から収
    納されたコネクタハウジングとから構成し、上記内シー
    ルドケースは、前記コネクタハウジングの内面を覆うよ
    うに導電板で矩形筒状に形成され且つ前記コネクタハウ
    ジングの前方から収納し、上記プラグコンタクト部は、
    前記内シールドケースに囲まれたプラグ挿入用空間に前
    記コネクタハウジングの後方から突き出した絶縁平面板
    の表面に複数の導電接片を互いに平行に配列して形成
    し、 上記外シールドケースは、前記メーンハウジング全体を
    覆うように導電板で形成した請求項1に記載の2重シー
    ルドコネクタ。
  3. 【請求項3】上記内シールドケースの前部には、外方向
    に直角に開いた鍔部を設け、この鍔部は前記コネクタハ
    ウジングの前縁と前記メーンハウジングの口部の後端と
    の間に挟まり固定されることを特徴とする請求項2に記
    載の2重シールドコネクタ。
  4. 【請求項4】上記内シールドケースの左右下部に爪部を
    設け、前記コネクタハウジングの左右下部に前記各爪部
    を案内するスリットを設けたことを特徴とする請求項2
    又は3に記載の2重シールドコネクタ。
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Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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