JPH08106817A - 配線機構 - Google Patents

配線機構

Info

Publication number
JPH08106817A
JPH08106817A JP6268259A JP26825994A JPH08106817A JP H08106817 A JPH08106817 A JP H08106817A JP 6268259 A JP6268259 A JP 6268259A JP 26825994 A JP26825994 A JP 26825994A JP H08106817 A JPH08106817 A JP H08106817A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
main harness
connector
distributor
connectors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6268259A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Kamio
国彦 神尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP6268259A priority Critical patent/JPH08106817A/ja
Publication of JPH08106817A publication Critical patent/JPH08106817A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造の配線機構を提供する。 【構成】 複数本の配線を含み、電気機器16と、操作
・表示部3と、電源2とを接続するメインハーネス4
と、このメインハーネス4に含まれた配線同志を接続す
る分配器5,6とを有し、この分配器5,6と前記メイ
ンハーネス4の配線とを連結する第1コネクタ7,8が
設けられている配線機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてエンジンを備
えた小型滑走艇等に用いられて、電源と操作・表示部と
を接続する配線機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型滑走艇等における電源と操作・表示
部とを接続する配線機構においては、電源のプラス側お
よびマイナス側の配線がそれぞれ分配器にて分配され、
操作・表示部中の複数のメータ等のプラス側およびマイ
ナス側のそれぞれに接続されている。ここで従来は、分
配器と、電源および操作・表示部中の複数のメータ等と
は、分配器から配線を介したコネクタを、電源および操
作・表示部中の複数のメータ等から配線を介したコネク
タに連結することにより接続されている。また、関連技
術として実開平−161192号がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術による
配線機構は、配線付きの分配器を用いているので、構造
が複雑で、部品点数や組立工程数も多い。
【0004】本発明は前記状況に鑑み、簡単な構造の配
線機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、複数本の配線を含み、電気機器と、操作
・表示部と、電源とを接続するメインハーネスと、この
メインハーネスに含まれた配線同志を接続する分配器と
を有し、この分配器と前記メインハーネスの配線とを連
結する第1コネクタが設けられている配線機構である。
【0006】本発明の好ましい実施態様においては、前
記メインハーネスにおける前記操作・表示部に接続され
る第2コネクタに近い側に、前記分配器および前記第1
コネクタが設けられている。
【0007】また、さらに前記メインハーネスがシール
チューブに収納され、前記操作・表示部に接続されるコ
ネクタがこのシールチューブから外部へ引き出され、こ
の引き出し部が船体に取り付けられたグロメットを通し
て船体の外方に引き出されていることが好ましい。
【0008】
【作用および効果】本発明によれば、分配器が、メイン
ハーネスの配線に接続された第1コネクタと、配線やコ
ネクタを介さず直接連結されるので、配線機構の構造が
簡単になり、部品点数や組立工程数が減少し、コストが
削減される。
【0009】本発明の好ましい実施態様によれば、メイ
ンハーネスにおける操作・表示部に接続される第2コネ
クタに近い側に、分配器および前記第1コネクタを設け
るので、配線が集中してメインハーネスが太くなる前記
両コネクタ間の部分が短くなり、配線機構がコンパクト
になる。
【0010】また、本発明のさらに好ましい実施態様に
よれば、メインハーネスがシールチューブに収納され、
操作・表示部に接続されるコネクタがこのシールチュー
ブから船体に取り付けられたグロメットを通して船体の
外方へ引き出されるので、メインハーネスが防水され
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。図1に示すように、本実施例の配線機構は、小
型滑走艇等の船体1に設置されている。船体1内の下部
後方よりには、エンジン50が備えられ、シャフト51
を介して、船体1の後部のダクト52内に設けられた水
ジェット推進器53を回転駆動させることで、船体1が
推進される。船体1上部前方よりには、操作・表示部3
およびハンドル54が設けられており、その後方のシー
ト55にまたがった操作者が操作・表示部3およびハン
ドル54を操作することにより、船体1の姿勢や速度が
制御される。
【0012】本実施例の配線機構は、複数本の配線を含
み、電気機器(各種センサ、スタータリレー、スタータ
モータ等)と、操作・表示部3と、電源2とを接続する
メインハーネス4と、このメインハーネス4に含まれた
配線同志を接続する分配器5,6とを有し、この分配器
5,6と前記メインハーネス4の配線とを連結する第1
コネクタ7,8が設けられている。ここで、操作・表示
部3には、フュエルメータ9、スタータボタン10等が
取り付けられており、フュエルメータ9およびスタータ
ボタン10とメインハーネス4の配線とは、フュエルメ
ータ9およびスタータボタン10から配線を介した第3
コネクタ11,12と、メインハーネス4から操作・表
示部3へ向かう配線に接続された第2コネクタ13,1
4とをそれぞれ連結することにより接続されている。
【0013】一方、船体1内の前方下部に搭載された燃
料タンク15には燃料の残量を検知するフュエルセンサ
16が取り付けられており、フュエルセンサ16とメイ
ンハーネス4の配線とは、フュエルセンサ16から配線
を介したコネクタ17と、メインハーネス4からフュエ
ルセンサ16へ向かう配線に接続されたコネクタ18と
を連結することにより接続されている。また、船体1後
方下部には電源2が設置されており、メインハーネス4
から電源2へ向かう配線が直流電源2のプラス側および
マイナス側の端子に接続されている。
【0014】本実施例の配線機構の回路図を図2に示
す。電源2のプラス側およびマイナス側の配線が、それ
ぞれ、メインハーネス4から第1コネクタ7,8を経
て、分配器5,6によって分配されている。その分配さ
れたプラス側およびマイナス側の配線は、それぞれ、第
1コネクタ7,8からメインハーネス4を経て、フュエ
ルメータ9、フュエルセンサ16およびスタータリレー
19のプラス側およびマイナス側に接続されている。ま
た、フュエルセンサ16の出力は、メインハーネス4中
の信号伝達線60を経て、操作・表示部3中のフュエル
メータ9の入力端子に接続されている。これにより、フ
ュエルセンサ16は動作して、必要な信号をフュエルメ
ータ9に送り、フュエルメータ9は動作して必要な表示
を行う。
【0015】さらに、スタータリレー19の他方のプラ
ス側およびマイナス側は、操作・表示部3中のスタータ
ボタン10のプラス側およびマイナス側にそれぞれ接続
されている。これにより、スタータボタン10を押す
と、スタータリレー19が動作して、図示しないスター
タモータが回転し、エンジン50(図1)が始動され
る。なお、操作・表示部3には、これら以外にも、エン
ジン50(図1)の油量を示すオイルレベルメータ、船
体1(図1)の速度を示すスピードメータ、エンジン5
0(図1)の回転数を示すタコメータ、エンジン50
(図1)の冷却水温度を示す水温計、船体1(図1)の
傾きを示すトリムメータ、電気系全体をオンオフするメ
インスイッチ等を取り付け、メインハーネス4を介して
電源2および対応するセンサまたは駆動回路と接続する
ことができる。
【0016】本実施例の分配器5,6、およびこの分配
器5,6とメインハーネス4の配線とを連結する第1コ
ネクタ7,8においては、それぞれプラス側6,8とマ
イナス側5,7とがあるが、分配器5,6同志、第1コ
ネクタ7,8同志の構造は同一であるので、一方の分配
器5および第1コネクタ7の連結していない状態での斜
視図を、代表として、図3に示す。分配器5本体は樹脂
のような絶縁材料からなり、一面を開放した箱状で、内
部に多数の接点をもつ櫛形の金属端子25が設けられて
いる。また、分配器5の上面中央には突起部26が設け
られ、その左右に一対のガイドレール29が設けられて
いる。
【0017】一方、第1コネクタ7の本体70も絶縁材
料からなり、一面を開放した箱状で、内部に、メインハ
ーネス4の配線28が接続された多数のクリップ状の金
属端子33、および金属端子33がずれ動くのを防止す
るための仕切り板38が設けられている。第1コネクタ
本体70の上面には前記ガイドレール29が進入する溝
30が形成され、その溝30の間にレバー42が形成さ
れている。レバー42には、前記突起部26が嵌まり込
む長穴42d、後端の押圧部42b、および押圧部42
bの両側に位置する切り溝42eが設けられている。こ
れにより、レバー42は第1支持部42fで第1コネク
タ本体70に支持されている。さらに、レバー42は、
第1コネクタ本体70の上面に設けられたカバー31で
覆われている。
【0018】分配器5と前記第1コネクタ7との連結し
ていない状態での縦断面図を図4に示す。この状態から
分配器5を第1コネクタ7に挿入すると、図5の縦断面
図に示すように、分配器5の金属端子25の接点が、第
1コネクタ7の金属端子33に挟み込まれて、その結果
メインハーネス4の多数の配線28は電気的に導通す
る。
【0019】第1コネクタ7の図4におけるVI−VI断面
図(部分断面図)を図6に示す。この図に示すように、
レバー42は、長穴42dと切り溝42eの間に位置し
て第1コネクタ本体70に突設された第2支持部42c
においても第1コネクタ本体70に支持されている。す
なわち、レバー42は第1および第2支持部42c,4
2f(図3)で第1コネクタ本体70に支持されて、上
下に柔軟に変形するから、図5のように、分配器5を第
1コネクタ7に挿入すると、分配器5の突起部26が、
レバー42の先端部42aを押し上げて、長穴42dに
嵌合し、抜け止めされる。分配器5を第1コネクタ7か
ら外す際は、レバー42後端の押圧部42bを上側から
指で押すと、支持部42cを支点として、先端部42a
が上側へ開き、分配器5を第1コネクタ7から引き抜く
ことができる。このように、分配器5,6と、第1コネ
クタ7,8とは、脱着可能である。
【0020】本実施例によれば、図1に示すように、分
配器5,6が、メインハーネス4の配線に接続された第
1コネクタ7,8と、配線やコネクタを介さず直接連結
されるので、配線機構の構造が簡単になり、部品点数や
組立工程数が減少し、コストが削減される。
【0021】また、本実施例においては、メインハーネ
ス4の上部、つまり操作・表示部3に接続される第2コ
ネクタ13,14に近い側に、分配器5,6および分配
器5,6とメインハーネス4の配線とを連結する第1コ
ネクタ7,8が設けられている。これにより、配線が集
中してメインハーネス4が太くなる前記第1と第2コネ
クタ間の部分が短くなり、配線機構がコンパクトにな
る。ここで、電源2のプラス側からマイナス側へ配線を
必要とする機器が多い程各機器の配線の本数が増加する
が、本発明はそのような場合に特に有効であり、前記分
配器5,6を利用することによって、配線の本数を最小
限にでき、配線の簡略化に特に効果がある。
【0022】さらに、本実施例においては、メインハー
ネス4が防水性のシールチューブ22に収納され、操作
・表示部3に接続される第2コネクタ13,14につな
がる配線が、このシールチューブ22から外部へ引き出
されている。一方、船体1において操作・表示部3の下
方に取付け板23が設けられており、この取付け板23
には、ゴムからなるほぼドーナツ形のグロメット24が
取り付けられ、前記引き出された配線が、このグロメッ
ト24の穴を通すことによりシールされ、船体1の外方
に引き出されているので、メインハーネス4に水等が侵
入することがない。
【0023】なお、本実施例では、分配器5,6および
第1コネクタ7,8において、それぞれプラス側とマイ
ナス側とに分けて設けたが、ぞれぞれプラス側とマイナ
ス側を一体化させてもよい。また、本実施例では、分配
器5,6と、第1コネクタ7,8とは脱着可能である
が、必ずしもそうする必要はなく、連結したままでもよ
い。また、本発明は小形滑走艇に限らず、自動2輪車等
にも利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配線機構の側面図である。
【図2】本発明による配線機構の回路図である。
【図3】本発明による配線機構の分配器および第1コネ
クタの連結していない状態での斜視図である。
【図4】本発明による配線機構の分配器および第1コネ
クタの連結していない状態での縦断面図である。
【図5】本発明による配線機構の分配器および第1コネ
クタの連結した状態での縦断面図である。
【図6】本発明による第1コネクタの図4におけるVI−
VI断面図(部分断面図)である。
【符号の説明】
1…船体、2…電源、3…操作・表示部、4…メインハ
ーネス、5,6…分配器、7,8…第1コネクタ、1
3,14…第2コネクタ、22…シールチューブ、24
…グロメット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B63B 35/73 H 8408−3D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の配線を含み、電気機器と、操作
    ・表示部と、電源とを接続するメインハーネスと、 このメインハーネスに含まれた配線同志を接続する分配
    器とを有し、 この分配器と前記メインハーネスの配線とを連結する第
    1コネクタが設けられている配線機構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記メインハーネス
    における前記操作・表示部に接続される第2コネクタに
    近い側に、前記分配器および前記第1コネクタを設けた
    配線機構。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記メイン
    ハーネスがシールチューブに収納され、前記操作・表示
    部に接続されるコネクタがこのシールチューブから外部
    へ引き出され、この引き出し部が船体に取り付けられた
    グロメットを通して船体の外方に引き出されている配線
    機構。
JP6268259A 1994-10-05 1994-10-05 配線機構 Pending JPH08106817A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6268259A JPH08106817A (ja) 1994-10-05 1994-10-05 配線機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6268259A JPH08106817A (ja) 1994-10-05 1994-10-05 配線機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08106817A true JPH08106817A (ja) 1996-04-23

Family

ID=17456095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6268259A Pending JPH08106817A (ja) 1994-10-05 1994-10-05 配線機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08106817A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523966A (en) * 1978-08-11 1980-02-20 Nippon Kayaku Co Ltd Production of cephalosporin compound
JPS60167671A (ja) * 1984-02-08 1985-08-31 Kiyoshi Hajikano レ−ル用スケ−ル
JPS6234553A (ja) * 1985-07-31 1987-02-14 シ−・ア−ル・バ−ド・インコ−ポレ−テツド 生体組織の外科的除去装置及び方法
JPH0222399U (ja) * 1988-07-27 1990-02-14
JPH06227483A (ja) * 1993-01-29 1994-08-16 Kawasaki Heavy Ind Ltd 小型滑走艇のメーター取付け構造

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523966A (en) * 1978-08-11 1980-02-20 Nippon Kayaku Co Ltd Production of cephalosporin compound
JPS60167671A (ja) * 1984-02-08 1985-08-31 Kiyoshi Hajikano レ−ル用スケ−ル
JPS6234553A (ja) * 1985-07-31 1987-02-14 シ−・ア−ル・バ−ド・インコ−ポレ−テツド 生体組織の外科的除去装置及び方法
JPH0222399U (ja) * 1988-07-27 1990-02-14
JPH06227483A (ja) * 1993-01-29 1994-08-16 Kawasaki Heavy Ind Ltd 小型滑走艇のメーター取付け構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5062516A (en) Single lever control
JP4868389B2 (ja) 制御パネル装置
JP2989457B2 (ja) メータモジュール
US20010023379A1 (en) Compulsory drive unit for electrical equipment in a vehicle
JP3476983B2 (ja) メータモジュールおよびその組付け構造
US5944534A (en) Functional module
US20050028635A1 (en) Steering column module
US5502615A (en) Meter module assembly
JP3483308B2 (ja) エンジン操作部のスイッチ類組込ユニット
US20170253199A1 (en) Electrical equipment module
JPH07257232A (ja) メータモジュール組立体
JPH08106817A (ja) 配線機構
JP3097800B2 (ja) メータモジュールおよびその組立体
JP2004066982A (ja) ステアリング組立体のモータ接続固定構造
JPH0665533B2 (ja) 自動車用電気配線装置
JP2000507527A (ja) 自動車内の制御装置を備えた制御システムの結合装置
JPH08318795A (ja) コックピットモジュールにおけるワイヤハーネス構造
JP4379667B2 (ja) インストルメントパネル
JPS551203A (en) Wiring system of automobile
JP3006659B2 (ja) クラスタモジュール
JP4217600B2 (ja) 電気接続箱
JP4142565B2 (ja) 電気接続箱
JPH0537718Y2 (ja)
JPH0528737U (ja) モジユールボツクス
JP2005170313A (ja) 電気接続箱