JPH08106766A - ディスク用編集装置 - Google Patents

ディスク用編集装置

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JPH08106766A
JPH08106766A JP26110894A JP26110894A JPH08106766A JP H08106766 A JPH08106766 A JP H08106766A JP 26110894 A JP26110894 A JP 26110894A JP 26110894 A JP26110894 A JP 26110894A JP H08106766 A JPH08106766 A JP H08106766A
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JP26110894A
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Hidetaka Kaburagi
秀孝 鏑木
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Nippon Columbia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミニディスク等の編集装置に於いて、曲間を
視覚的に認識可能とし、編集作業を簡単にする。 【構成】 録音、再生時に音楽信号のレベルを一定時間
間隔で採取し、記憶回路9又は21に格納し、表示器1
9に録音、再生レベルの全てを表示し、指標23を最低
レベル位置に持ち来して分割等の編集操作によって曲番
付加を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク用編集装置に係
わり、特に録音した曲の頭位置に簡単に曲番付与が行な
える様になしたミニディスク(MD)レコーダの編集装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ディスク担体に記録、再生可
能な光磁気ディスクはMD(ミニディスク)等として広
く利用されている。このMDの記録、再生方式はオーバ
ライトが可能な磁界変調方式がとられ、磁界を変調して
記録する様に成されている。ディスクの仕様は直径64
mm、トラックピッチ1.6μmでオーディオデータを
最大74分記録、再生可能であり、プリグルーブを蛇行
させた13.3ms毎のアドレス(ディスク番地)が記
録されている。ディスクの線速度は1.2〜1.4m/
秒である。又、オーディオ信号の性能はチャンネル数は
ステレオの2チャンネル、周波数帯域は5〜20KH
z、ダイナミックレンジ105dBであり、信号フォー
マットは標準化周波数44.1KHz、変調方式はCD
と同様のEFM(Eight to Fourteen
Modulation)であり誤り訂正方式はACI
RC(Advanced Cross Interle
aveReed−Solomon Code)である。
【0003】更に記憶回路と組合せたデータの圧縮及び
伸張技術を用いてショックプルーフ機能やバラバラに記
録したデータを連続再生させる機能や各種の編集機能を
行なうことが出来る構成がとられている。このための高
性能符号化方式はATRAC(daptive
ansform coustic oding)と
呼ばれるものであり、アナログ−デジタル変換したオー
ディオデータを最大11.6ミリ秒の時間の枠で区分
し、MDCT(Modified Discrete
Cosine Transform:変形離散コサイン
変換)演算で複数の周波数帯域に分離し、MDCTで周
波数軸に変換した後、人間の聴覚特性を利用してデータ
の間引きを行い、約5分の1データ量まで圧縮する。従
って、MD上の記録密度はCDと同様でありながら、同
一時間を記録再生するのに必要なディスクの直径は、C
Dよりもはるかに小さい直径64mmとすることが出来
る。
【0004】上述のMDは68mm×72mm×5mm
サイズのカートリッジ内に回動自在に配設されている。
このMDを記録、再生するためのディスク編集装置の従
来の系統図を図5に示す。
【0005】図で1は光磁気ディスクとしてのMDを示
し、MD1はカートリッジ1A内で回動自在と成され、
カートリッジ1Aをディスク編集装置内にローディング
することでプレーヤ2のターンテーブル2B上に持ち来
され、カートリッジ1A内でMD1はターンテーブル2
B上の中心部で固着されて、スピンドルモータ2Aによ
って回動自在と成される。カートリッジ1Aの下側には
光ピックアップ4が配設され、上側には磁気ヘッド16
が配され、カートリッジ1Aに設けたシャッタを開蓋す
ることで光ピックアップ4からのレーザ光はMD1の径
方向にスライドモータ18によって移動可能と成され
る。磁気ヘッド16は後述するも記録信号に対応したN
S極の磁界をMD1に与えるための磁界発生部である。
【0006】サーボ制御回路3はスピンドルモータ2A
のスピンドル制御、スライドモータ18のスライド制
御、光ピックアップ4のフォーカス制御及びトラッキン
グ制御、光ピックアップ4内の半導体レーザのレーザ制
御等を行なうものでスピンドルモータ2Aはサーボ制御
回路3内のスピンドルモータ制御回路によってCLV
(Constant Linear Velocit
y)制御されて必要な回転数が与えられる。
【0007】又、スライドモータ18はサーボ制御回路
3内のスライドモータ制御回路によって光ピックアップ
4をMD1の径方向に摺動動作させる制御を行ない、更
に、光ピックアップ4もサーボ制御回路3内のフォーカ
ス制御回路、トラッキング制御回路並びにレーザ制御回
路によって、フォーカス、トラッキング並びに半導体レ
ーザオン/オフ等の制御が行なわれる。
【0008】先ず、図5の構成で再生の経路を説明す
る。MD1の記録情報は光ピックアップ4によって読み
取られ、ヘッドアンプ5を通って、アドレスデコーダ6
に加えられ、このアドレスデコーダ6の出力は、EFM
/ACIRC変調復調回路7に加えられる。アドレスデ
コーダ6は、MD1に予め成型されている案内溝をわず
かな量だけ蛇行させているCLV制御用正弦波信号に重
畳されたアドレス情報を検出しデコードする。この出力
をEFM/ACIRC変調復調回路7に加える。EFM
/ACIRC変調復調回路7では、EFMとACIRC
の復調を行ない、その出力は、メモリコントローラ8へ
入力される。
【0009】耐振用のメモリコントローラ8は、再生の
ために入力したEFM/ACIRC変調復調回路7から
のデータをバッファメモリ等の記憶回路9へ蓄積する機
能、及び、圧縮データを復調する為に、ATRAC変調
復調回路10へ送り出す為の読み出し機能をもってい
る。ATRAC変調復調回路10では、圧縮されたデー
タを復調し、復調したデータをDAC(デジタル−アナ
ログ変換器)12へ送り、音声出力を再生出力端子13
に出力させる。
【0010】次に、記録信号の系路を同様に図5に基づ
いて説明する。音声等のアナログ記録入力信号は入力端
子14から、入力され、ADC(アナログ−デジタル変
換器)11でデジタルデータに変換される。デジタルデ
ータは、ATRAC変調復調回路10で、前記の圧縮デ
ータに変換し、メモリコントローラ8を介して、記憶回
路9へ記録圧縮データを格納する。記憶回路9への格納
量が所定の量に達した時、記録データをMD1へ記録す
る。即ち、記憶回路9からの格納データをメモリコント
ローラ8が読み出し、EFM/ACIRC変調復調回路
7へ出力する。
【0011】EFM/ACIRC変調復調回路7では、
EFMとACIRCの変調を行ないその出力を磁気ヘッ
ド駆動回路17へ出力し、磁気ヘッド駆動回路17で
は、記録EFM信号に対応したN,S極の磁界を発生
し、磁気ヘッド16を介し、MD1に磁界を加える。一
方、MD1に対し反対に配置した光ピックアップ4から
は、コンピュータ(CPU)等から成るシステムコント
ローラ15からの指令でサーボ制御回路3を介して出力
された記録レーザパワー(ハイパワー)が、MD1に照
射される。MD1を挾んだ磁気ヘッド16からの磁界
と、光ピックアップ4からのレーザ光によりMD1に記
録信号が記録される。
【0012】一方、光ピックアップ4の移動の為に、シ
ステムコントローラ15からのスライド制御信号は、サ
ーボ制御回路3を介してスライドモータ18に加えられ
光ピックアップ4の移動を行なう。尚、システムコント
ローラ15は、記録、再生、光ピックアップ4のサーチ
動作等の全てのコントロールの指令信号と、MD1のア
ドレス情報等の検出信号を、サーボ制御回路3、EFM
/ACIRC変調復調回路7、耐振用メモリコントロー
ラ8の各部とバスを介し接続され制御データの授受を行
う。又28はシステムコントローラ15の入力装置部で
各種指令信号やテンキー等を有する操作部であり、19
はシステムコントローラ15からの各種データを表示す
るためのドットマトリックス等の表示装置である。
【0013】上述の構成に於けるディスク用編集装置に
用いられるMD1の記録面のトラックに記録されるフォ
ーマットは図6の様に構成されている。即ち、MDの最
内周1Bからリードイン1D、UTOC(User T
able of Contents)エリア1E、音響
等を記録するためのユーザ記録領域1F、リードアウト
1Hより成り、MD1の最外周1Cに到っている。ユー
ザ記録領域1Fには例えば曲番1〜6毎に右表に示す様
なアドレスA〜Lが設けられ、UTOCエリア1Eには
ユーザ記録領域1Fに記録されたトラック(曲)のアド
レスである目次情報データを記録している。
【0014】即ち、UTOC1Eは各トラックの先頭ア
ドレスA,C,E,G,I,K及び終端アドレスB,
D,F,H,J,Lや記録データの最初のトラック番
号、最後のトラック番号が記録される。
【0015】従って上記システムコントローラ15の操
作部28では各種編集作業はUTOCを書き換えるだけ
で容易に行なうことが出来る。編集機能は機種によって
種々のものが提案されているが、標準的メニューとして
は下記のものがある。 (1)消去(指定した曲を消去する。一曲だけでなく部
分的な消去や全曲消去も出来て、残った曲の曲番は自動
的に変わる。) (2)分割(指定した場所から2つを分割する。楽章の
間だけでなく、曲の途中も分割出来て、残った曲の曲番
は自動的に変わる。) (3)結合(連続した2つの曲をつなげて1曲にまとめ
る。つないだ曲の後の曲は、自動的に曲番を1ずつ減ら
す。NG部分を消去して、結合することも可能) (4)移動(指定した曲を指定した場所に移動して曲順
を変える。移動した後の曲番は自動的に変わる。)等を
有している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述の様にMDで各種
編集(記録ディスクのネーミング、全曲消去、曲のネー
ミング、分割、統合、移動、消去等)を行う際に、アナ
ログ記録された音楽の場合、通常は全体を1つの曲とし
て記録するがこの場合、曲番が自動的に付かないのでデ
ィスク名、曲名、曲の分割等は録音後の編集作業で行わ
れる。
【0017】この様な編集作業を行なう場合、特に録音
された音楽に記録順に曲番を付加するときは連続記録さ
れた曲間で音楽信号のレベルを検知して、曲間を認識し
て、トラック番号の付加を行なう必要がある。そのた
め、記録したすべての曲の先頭部を1曲毎に再生しなが
ら確認し、分割(曲番設定)作業を行わなければならな
い。
【0018】即ち、記録時間等を手掛りに、手作業で再
生動作を繰り返し、音楽信号のレベル差を聴き分けて、
曲間を見出し、曲順を設定する煩雑で繰り返しの多い作
業を必要としていた。この為に編集機能があっても聴感
での多くの判別作業と成り、作業時間が長くなり、簡単
な編集が出来ない問題があった。
【0019】本発明は叙上の問題を解消したディスク用
編集装置を提供するもので、その目的とするところは録
音レベルを聴感で聴き分けるのではなく、視覚で認識出
来る様に表示手段で録音レベルを確認出来る様にして曲
番を簡単に付加出来るディスク用編集装置を得るにあ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク用編集
装置はその例が図1に示されている様に、ディスクトラ
ックに記録したデータ或いは再生データを分割、統合、
移動或いは消去の様に編集する編集機能を有するディス
ク用編集装置に於いて、記録又は再生データを一定時間
間隔で抽出し、該抽出した記録又は再生データのレベル
を記憶する記憶手段9又は21と、記録又は再生データ
のレベルを時系列的に表示する表示手段19と、この表
示手段22の表示画面上の適宜位置に指標を設定・表示
させる指標設定・表示手段28A,28E,28Fとを
具備し、上記、指標設定・表示手段28A,28E,2
8Fに対応したディスクトラックのアドレス点の編集情
報を該ディスクに記録して成るものである。
【0021】
【作用】本発明のディスク用編集装置は先ず記録された
録音レベルの時系列データの全体像を表示手段上に表示
することにより、録音信号の概要と未録音部の確認を行
い、この録音信号の全体像が表示手段に表示されている
状態で、編集箇所を指定する指標をかさねて表示させ、
編集を希望する箇所まで、移動用操作釦により移動をお
こない、必要に応じて表示内容の時系列方向の拡大を行
い、詳細な録音レベルの変化を知ることにより曲間部
を、視覚的に認識し、この認識に基づき修正箇所が決定
し、編集内容が設定されたならば、確定用操作釦の入力
により、作業を完了させる様に成したので、曲間部を視
覚的に認識可能で極めて編集の容易なディスク用編集装
置が得られる。
【0022】
【実施例】以下、本発明のディスク用編集装置の一実施
例を詳記する。本例に用いるディスク編集装置の構成は
図5に示した系統図と同一であるのでその詳細な説明は
省略する。
【0023】図1は本例の要部の系統図を示すものであ
り、図2はフローチャート、図3及び図4は表示手段の
表示内容の説明図を示している。
【0024】図1で記録信号の入力端子14に供給され
たMD1に記録しようとするアナログ信号はADC11
に供給され、一定時間間隔にて音楽信号レベルをサンプ
リング(収集)してディジタル量に変換し、ATRAC
変調復調回路10等で圧縮後にメモリコントローラ8を
介して記憶回路9に時系列データとして格納される(S
T1)。
【0025】又、メモリコントローラ8及びシステムコ
ントローラ(CPU)15を介して、CPU15用のR
AM21内に音楽信号レベルの量子化量を格納させる様
に成してもよい。尚20及び21はCPU15が有する
通常のROM及びRAMであり、表示手段19及び操作
部28はCPU15とバスを介して相互に接続されてい
る。
【0026】メモリコントローラ8からの出力データは
EFM/ACIRC変調、復調回路7を介してMD1等
に供給されて所定の記録が成される。又、再生経路は図
1には示していないが、図5で詳述した様にMD1→光
ピックアップ4→ヘッドアンプ5→EFM/ACIRC
変調、復調回路7→メモリコントローラ8→記憶回路→
ATRAC変調復調回路10→DAC12→再生信号出
力端子13の系路で再生される。
【0027】この様な本例に用いる表示手段19の1例
としては図3に示す様にディスク用編集装置が通常有す
る7×5(縦×横)ドットのドットマトリックス表示器
19A〜19Nをディスク編集装置筐体の見易い所定位
置に横方向に14個並べて配設する。
【0028】このドットマトリックス表示器19A〜1
9Nの各々は縦7ドットで図3の様に−16dB以下と
−60dB以上乃至−10dB以上の録音信号レベルを
表し、横方向は横5ドット×14=70ドットとなり、
6秒間隔の時系列データを表示した時には70サンプル
=420秒が表示可能となり、この時が最大の分解能
(最大にデータを拡大した時)となる。
【0029】又、この表示手段は横方向(時系列方向)
の表示には拡大、縮小の機能を有し、拡大、縮小機能は
図3の様に3段階とし、編集開始状態では、10分の1
のサンプリング間隔にて、1サンプル1分相当の表示を
最大で70サンプル表示する。操作釦の入力により、C
PU15に基づき1/10→1/3→1/1をサイクリ
ックに表示可能と成される。従って、例えば1つの表示
器19Lで1倍表示で5分、3倍表示で1分40秒、1
0倍表示で30秒となる。更に、表示器19A〜19N
は、音楽信号レベルの時系列サンプリングデータと共
に、すでに確定している曲番と、編集位置判別用の指標
(マーカ)23が表示される。曲番は、その曲番のつい
た曲の先頭位置を時間情報から計算し、該当部分の音楽
信号レベルのデータに重ねて、数字を挿入し曲番を表示
する。編集用指標23は、縦7ドットを点滅することに
より、その位置を知らせる様に成される。
【0030】又、ADC11では音楽信号のサンプリン
グ間隔は6秒とし、サンプリングデータは1秒間隔に
て、6回サンプリングを行い、採取された6個のデータ
の内、最小値を確定データとして用いる。サンプリング
データの量子化ビット数は表示器19A〜19Nのドッ
ト数に依存し、上述の表示手段では4ビット(表示器の
ドットに換算して16ドット分)あれば充分である。
【0031】サンプリングデータの時系列方向の総数
は、MD1の一枚の最大録音時間分の容量が必要とな
る。例えば80分の記録時間を6秒間隔にてデータをサ
ンプリングする場合、その時系列方向のデータ総数は、
80×60÷6=800〔個〕1つのサンプリング値
が、4ビットであるため、2つのデータを1バイトの記
憶回路9又はRAM21に格納するように、圧縮を行な
うと、800÷2=400〔バイト〕の記憶容量が必要
である。
【0032】又、操作部28内には表示手段22の表示
画面に録音信号レベルを呼び出す編集移行釦28A、指
標位置の録音信号レベルの一部を拡大、縮小するときに
1倍→3倍→10倍にサイクリックに変わる様に成され
たズーム釦28B、指標位置の前後10秒間の音楽を再
生する機能を有するリプレー釦28C、編集位置におけ
る編集位置を確定させる確定釦28D、画面及び編集指
標23を左に移動させる左方向移動釦28E並びに画面
及び編集指標23を右に移動させ右方向移動釦28Fを
具備している。
【0033】上述構成での本例での編集作業を図2乃至
図4によって説明する。本例のディスク編集装置では図
2のフローチャートに示す様に第1ステップST1 では
録音信号入力端子14に供給されるアナログ録音信号を
ADC11に供給してA/D変換し、サンプリングし、
必要に応じて圧縮を行なってメモリコントローラ8或い
はシステムコントローラ15を介して記憶回路9又はR
AM21に一定時間間隔の録音信号レベルを格納する。
【0034】この場合の例えば録音信号のサンプリング
間隔は6秒で量子化ビットは4ビットサンプリングデー
タは1秒間隔で6回サンプリングし、採取した6個のデ
ータの内の最小値を確定データとして記憶回路9に格納
されている。
【0035】上述では録音動作時について説明したが、
再生動作終了後、或いは一時停止状態(ポーズ)でメモ
リに格納されたデータであってもよいことは明らかであ
る。
【0036】次に第2図の第2ステップST2 に示す様
に操作部28の編集移行釦28Aを押圧し編集データを
表示手段19の各表示器19A乃至19N上に表示させ
て編集状態(曲番付加)に移行させる。
【0037】表示器19A乃至19Nには図3に示す様
に表示手段の時系列方向(横方向)にはMD1の1枚の
最大録音時間分の録音信号レベル24が表示されると共
に指標(マーカ)23も破線の様に点滅する。又、設定
済の曲番25があれば、この曲番も表示される。編集作
業は、編集移行釦を操作し、開始指令を入力することに
より編集用データを表示器19に表示して編集状態に移
行することとなる(ST2)。
【0038】次の第3ステップST3 では編集者は信号
レベル24をみて最小レベル位置に右又は左方向移動釦
28E又は28Fを押圧して点滅している縦7ドットの
指標23を左右に移動させる。
【0039】全ての録音情報が14個の表示器19A〜
19Nに表示しきれないときは左右方向移動釦28E及
び28F並びに編集移行釦28Aを2重押しすると表示
像画面が左右に移動する。
【0040】又、指標位置を拡大したいときはズーム釦
28Bを押圧することで1倍、3倍、10倍にサイクリ
ックに変化して、第3ステップST3 の編集位置の検索
が行われて指標23位置か表示器19A〜19Nの最小
レベル位置に持ち来される。
【0041】次の第4ステップST4 では編集位置が定
まった後に音楽の内容を確認したい場合があるので編集
位置(指標23設定位置)を中心にして、前後10秒、
合計20秒間再生を行わすためにリプレー釦28Cを押
圧させる。この押圧操作で編集位置の再生音を確認する
ことが出来る。
【0042】次の第5ステップST5 では編集位置が確
定したので、編集する内容を通常の編集釦(EDIT
釦)を押圧して選択する。この場合の編集する内容には
ディスクのネーミング、全曲消去、曲のネーミング、分
割、移動、消去等を有し、これらはディスク編集装置が
通常有する編集機能である。
【0043】ネーミングの際には、ネーム釦を操作し、
英数字を入力し、ネームを作成した後確定する必要があ
り、また、分割は任意の位置にて編集可能であるが、そ
の他の編集機能は、曲番単位にて実行可能である。
【0044】第5ステップST5 で編集内容として分割
を選択すると図4に示される様に分割位置25に新しい
曲番3が設定される。
【0045】次に第6ステップST6 に示す様に確定釦
28Dを押圧することで編集作業は終了し、表示手段1
9の表示内容を表示した後に元の状態に復元される。
【0046】尚、上述の編集内容のネーミング統合、移
動は任意の場所で行われるのでなく曲番単位で行われ
る。分割は任意の位置で編集可能な様に成されている。
【0047】本発明のディスク用編集装置は上述の様に
構成されているので従来の様に記録されている音楽の信
号レベルを把握するために改めて再生動作を行い、曲と
曲の境界を見いだした後、編集動作を行わなければなら
ない、煩雑な作業を必要としない。特に、アナログ録音
を行った場合、曲番が自動的につかないのが通例であり
録音終了後、全ての曲の先頭部を再生しながら確認し、
分割(曲番設定)作業を行なうことは、利用者に多くの
負担を強いることになる。本発明では、表示器上に録音
信号レベルを表示し、その表示上にて、編集作業が行わ
れることにより、曲間の確認と編集作業が同時にかつ同
一画面上にて実施でき、利用者に対して使用上の大きな
利点をもたらす。
【0048】
【発明の効果】本発明のディスク様編集装置によれば表
示手段を用いて録音レベルを視覚的に表示し、曲間を最
低レベル位置に設定するだけでよいので曲間の確認と編
集作業が同一画面上で同時に出来るものが得られ、ディ
スク編集機能が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク用編集装置の要部の系統図で
ある。
【図2】本発明のディスク用編集装置のフローチャート
である。
【図3】本発明のディスク用編集装置の表示内容説明図
である。
【図4】本発明のディスク用編集装置の編集後の表示内
容説明図である。
【図5】従来のディスク用編集装置の系統図である。
【図6】従来のミニディスクの目次情報の説明図であ
る。
【符号の説明】
9 記憶回路 11 ADC 15 システムコントローラ(CPU) 19 表示手段 21 RAM 28 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 27/34 S 9369−5D 9369−5D G11B 27/10 A 9369−5D 27/34 S

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクトラックに記録したデータ或は
    再生データを分割、統合、移動或いは消去の様に編集す
    る編集機能を有するディスク用編集装置に於いて、 上記記録又は再生データを一定時間間隔で抽出し、該抽
    出した記録又は再生データのレベルを記憶する記憶手段
    と、 上記記録又は再生データのレベルを時系列的に表示する
    表示手段と、 上記表示手段の表示画面上の適宜位置に指標を設定・表
    示させる指標設定・表示手段とを具備し、 上記指標設定・表示手段に対応した上記ディスクトラッ
    クのアドレス点の編集情報を編集し該ディスクに記録し
    て成ることを特徴とするディスク用編集装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段に表示しきれないときに表
    示画面上に表示された記録又は再生レベルを左右にシフ
    トさせるシフト手段を有することを特徴とする請求項1
    記載のディスク用編集装置。
  3. 【請求項3】 上記表示手段に設定した指標位置を拡大
    又は縮小可能な拡大、縮小手段を有することを特徴とす
    る請求項1記載のディスク用編集装置。
  4. 【請求項4】 上記表示手段に設定した指標位置の前後
    の信号データを所定時間再生するリプレー手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のディスク用編集装置。
JP26110894A 1994-09-30 1994-09-30 ディスク用編集装置 Pending JPH08106766A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001291375A (ja) * 2000-04-07 2001-10-19 Promenade:Kk 音楽等の編集装置
US7515814B2 (en) 2004-02-24 2009-04-07 Sony Corporation Reproducing apparatus and reproducing method for video and audio data paired as growth rings

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