JPH08106453A - ソート処理装置 - Google Patents

ソート処理装置

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JPH08106453A
JPH08106453A JP6260936A JP26093694A JPH08106453A JP H08106453 A JPH08106453 A JP H08106453A JP 6260936 A JP6260936 A JP 6260936A JP 26093694 A JP26093694 A JP 26093694A JP H08106453 A JPH08106453 A JP H08106453A
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JP
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names
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Application number
JP6260936A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Kawabata
和彦 川畑
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファイル名をその共通性に基づいて排他或い
は後方ソーティングすることにより、互いの関連性を反
映させてファイル名を出力し、ファイル検索作業を容易
化する。 【構成】 保存されたファイルの名称を読み取る読取手
段(2)と、語を指定する指定手段(4)と、指定手段
(4)で指定された語をマスクして読取手段(2)で読
み取ったファイル名をソートする排他ソート手段(3)
と、排他ソート手段(3)によるソート結果を読取手段
(2)で読み取った元のファイル名で出力する出力処理
手段(6、7)とを備え、指定された単語や語句等の語
を排除してファイル名を比較することによりソーティン
グを行い、このソート結果を元のファイル名で出力す
る。また、後方ソーティングでは読取手段(2)で読み
取ったファイル名を語順の末尾から比較してソートす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記憶手段に保存された
ファイルの名前を並び換えて出力するソート処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】文書作成システムや電子メールシステム
に付設される電子ファイリングシステムでは、記憶手段
(ファイル手段)に多数の文書ファイルが保存される。
このような電子ファイリングシステムには、文書ファイ
ルの検索作業を容易化するために、ファイル手段に保存
された多数の文書ファイルの名前を必要に応じて並べ換
えるソーティング機能を備えたのもがある。すなわち、
ファイル手段に保存されている多数の文書ファイルの名
前を、”あいうえお”順や時系列順に並べ換えて表示画
面に表示し、ユーザが必要な文書ファイルを容易に捜し
出せるようにしている。
【0003】例えば、特開昭61−62163号公報に
は、漢字データにそのカナ読みコードを付属させて記憶
し、多数の漢字データを”あいうえお”順にソーティン
グできるようにした日本語ワードプロセッサ装置が提案
されている。また、特公平6−12544号公報には、
ファイル手段に保存した文書ファイルの名前に当該文書
ファイルを保存した時期の情報を付属させておき、文書
ファイルを表示、印刷、他の媒体へ転送する場合にはこ
れら時期情報に基づいて文書ファイルの名前を最新に保
存したものから表示し、文書ファイルを消去する場合に
はこれら時期情報に基づいて文書ファイルの名前を最古
に保存したものから表示するようにした文書カタログ表
示装置が提案されている。
【0004】ここで、ファイル手段に保存される多数の
文書ファイルは互いに関連を有しないものばかりではな
く、内容等において互いに深い関連を有するものもあ
る。このような関連性を有する各文書ファイルには、拡
張子で区別した同一の名前を付したり、或いは、同じキ
ーワードを含む名前を付したりして、ファイル名によっ
て文書ファイル間の関連性を表示できるようにし、この
点からも文書ファイルの検索作業を容易化ている。例え
ば、電子メールシステムでは、メールファイルの返信や
転送を行うと、図2に示すように各メールファイルのフ
ァイル名は文頭に「返信」や「転送」といった拡張子が
自動的に付けられ、ファイル手段に保存された多数のメ
ールファイルの内で一連のメールファイルが名称的に関
連付けられるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電子ファイリングシス
テムでは文書ファイルの名前を判断することなく、一般
的に、受信した文書ファイルを時系列的にファイル手段
に順次保存するようにしている。したがって、ファイル
手段に保存された文書ファイルの名前も、関連性のある
ファイル名が隣接して表示されるとは限らず、表示順が
散在した状態で表示される場合が多い。例えば、図2に
示した例では、「ABC調査の依頼」という電子メール
ファイルの返信メールファイルとして「返信:ABC調
査の依頼」と「返信:返信:ABC調査の依頼」という
名前の電子メールファイルが存在するが、これらメール
ファイルの名前は受信或いは送信した時期に応た順序で
互いに散在して表示されることとなる。
【0006】このように互いに関連性を有した文書ファ
イルの名前が散在して表示されると、特に多数の文書フ
ァイルが保存されている場合には、画面表示をスクロー
ルさせたり、キーワード検索機能を用いて必要なファイ
ル名を捜し出さなければならなず、ファイル検索作業が
煩雑であった。
【0007】ここで、上記の特開昭61−62163号
公報で提案された手法を適用したとしても、ファイル名
をその文頭からカナ読みして”あいうえお”順にソーテ
ィングするだけであるので、ファイル名の文頭に拡張子
が付けられるような場合には関連性を有する一連のファ
イル名を纏めるようにソーティングがなされるものでは
なく、上記の課題を解決する有効な手段とはならない。
また、上記の特公平6−12544号公報で提案された
手法を適用したとしても、ファイル名を時系列順にソー
ティングするだけであるので、上記の課題を解決する有
効な手段とはならない。
【0008】本発明は、上記従来の事情に鑑みなされた
もので、ファイル名をその共通性に基づいてソーティン
グすることにより、互いの関連性を反映させてファイル
名を出力することができ、延いては、ファイル検索作業
を容易化することができるソート処理装置を提供するこ
とを目的とする。特に、請求項1に記載したソート処理
装置は、特定の語を排除してファイル名を比較すること
により、ファイル名の共通性に基づいたソーティングを
行い、上記課題を解決することを目的とする。また、請
求項2に記載したソート処理装置は、ファイル名を語順
の末尾から比較してファイル名の共通性に基づいたソー
ティングを行い、上記課題を解決することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明(第1の発明)のソート処
理装置は、保存されたファイルの名称を読み取る読取手
段(2)と、語を指定する指定手段(4)と、指定手段
(4)で指定された語をマスクして読取手段(2)で読
み取ったファイル名をソートする排他ソート手段(3)
と、排他ソート手段(3)によるソート結果を読取手段
(2)で読み取った元のファイル名で出力する出力処理
手段(6、7)とを備えたことを特徴とする。
【0010】また、請求項2に記載した発明(第2の発
明)のソート処理装置は、保存されたファイルの名称を
読み取る読取手段(2)と、読取手段(2)で読み取っ
たファイル名を語順の末尾から比較してソートする後方
ソート手段(13)と、後方ソート手段(13)による
ソート結果を読取手段(2)で読み取った元のファイル
名で出力する出力処理手段(6、7)とを備えたことを
特徴とする。
【0011】
【作用】第1の発明のソート処理装置によると、排他ソ
ート手段が指定手段によって指定された単語や語句等の
語を排除してファイル名を比較することによりソーティ
ングを行い、出力処理手段がこのソート結果を読取手段
が読み取った元のファイル名で出力する。すなわち、内
部的なソート処理は指定された語を排除したファイル名
で行い、ユーザに対しては当該語を排除する前の元のフ
ァイル名を当該ソート結果を反映させた並びで出力す
る。
【0012】また、第2の発明のソート処理装置による
と、後方ソート手段がファイル名を語順の末尾から比較
してソーティングを行い、出力処理手段がこのソート結
果を読取手段が読み取った元のファイル名で出力する。
すなわち、内部的なソート処理はファイル名を語順の末
尾から並べ換えたファイル名で行い、ユーザに対しては
このように並べ換える前の元のファイル名を当該ソート
結果を反映させた並びで出力する。
【0013】したがって、ファイル名の文頭や途中、或
いは末尾に拡張子が付けられるような場合にあっても、
ファイル名の共通性に基づいて、関連性を有する一連の
ファイル名が纏められるソーティングがなされ、このソ
ート結果が元のファイル名によって出力される。
【0014】
【実施例】排他ソーティングを行う本発明のソート処理
装置を電子メールシステムに適用した一実施例を図面を
参照して説明する。図1に示すように、本実施例のソー
ト処理装置は、文書ファイルを保存するファイル手段1
と、ファイル手段1に保存された文書ファイルの名前を
読み出す読取手段2と、読取手段2で読み出した文書フ
ァイル名を指定された語をマスクしてソーティングする
排他ソート手段3と、マスクするためにユーザが指定し
た語を入力する語指定手段4と、排他ソート手段3によ
って排他ソーティングされた文書ファイル名を元の文書
ファイル名とともに格納する1次ファイル手段5と、1
次ファイル手段5に格納された排他ソーティングの結果
に応じた並びで元の文書ファイル名を出力する出力制御
手段6と、出力制御手段6からの出力に応じて排他ソー
ト処理がなされた元の文書ファイル名の並びを表示する
表示手段7を備えている。
【0015】ファイル手段1は、比較的大容量のメモリ
装置等から構成されており、他の端末装置へ電子メール
として送信した文書ファイルや端末装置から電子メール
として受信した文書ファイルを多数保存する。例えば、
図2に示すように、ファイル手段1は「ABC調査の依
頼」、「XYZ」・・・・・等といった名前の文書ファ
イルを多数保存しており、これら文書ファイル名は読取
手段2によってリストの初めから降順で或いはリストの
最後から昇順で順次読み出される。
【0016】排他ソート手段3は、読取手段2で読み出
した文書ファイル名について語指定手段4によって指定
された語を排除する排他処理手段8と、排他処理された
文書ファイル名のソーティングを行うソート手段9とを
有している。排他処理手段8は、キーボード等から成る
語指定手段4によって指定された単語や語句等の語を登
録しておき、文書ファイル名中に当該語がある場合には
これを排除するものである。例えば、「返信」という語
が指定されていた場合には、「返信:ABC調査の依
頼」や「返信:返信:ABC調査の依頼」という文書フ
ァイル名は「ABC調査の依頼」というファイル名に変
更される。ソート手段9は、排他処理手段8から出力さ
れた文書ファイル名について共通するものを纏めるソー
ティングを行うものであり、上記の例では、「ABC調
査の依頼」、「返信:ABC調査の依頼」、「返信:返
信:ABC調査の依頼」という文書ファイル名にそれぞ
れ対応する「ABC調査の依頼」という文書ファイル名
はリスト中で一纏めになるように並び換える処理を行
う。
【0017】1次ファイル手段5は、比較的小容量のメ
モリ装置等から構成されており、排他ソート手段3によ
って排他ソーティングされた文書ファイル名と読取手段
2によって読み出された元の文書ファイル名とを互いに
対応させて格納する。例えば、図3に示すように、1次
ファイル手段5は「返信」という語の排除によって排他
ソーティングされた「ABC調査の依頼」、「返信:A
BC調査の依頼」、「返信:返信:ABC調査の依頼」
という文書ファイル名や、「社内文書配布の件」、「返
信:社内文書配布の件」、「返信:返信:社内文書配布
の件」という文書ファイル名をリスト中で一纏めにして
格納し、且つ、これら元の文書ファイル名に対応させて
指定された語が排除された文書ファイル名「ABC調査
の依頼」、「社内文書配布の件」を格納する。
【0018】出力制御手段6は、1次ファイル手段5に
格納された排他ソーティングの結果を読み出し、当該結
果を元の文書ファイル名によって表示手段7へ出力す
る。表示手段7は、文書ファイル名のリストを画面に表
示するディスプレイ装置、或いは、文書ファイル名のリ
ストを紙面に印刷する印刷装置から構成されており、出
力制御手段6から受け取った元の文書ファイル名のリス
トを画面或いは紙面に表示出力する。上記の例では、図
4に示すように、1次ファイル手段5に格納された文書
ファイル名の並び通りに元の文書ファイル名を用いたリ
ストが表示される。
【0019】上記した排他ソーティングの処理手順を図
5に示すフローチャートを参照して説明する。まず、読
取手段2がファイル手段1に格納されている文書ファイ
ルの名前を1つずつ読み出し(ステップS1)、語指定
手段4によって指定されて登録されている語がこの文書
ファイル名中に含まれているかを排他処理手段8が判断
する(ステップS2)。
【0020】この判断の結果、指定登録された語が文書
ファイル名中に含まれていない場合には、当該文書ファ
イル名をそのままソート手段9へ送る一方(ステップS
3)、指定登録された語が文書ファイル名中に含まれて
いる場合には、当該文書ファイル名中から指定登録され
た語を削除した文書ファイル名をソート手段9へ送る
(ステップS4)。なお、この場合、排他処理を行った
文書ファイル名とともに処理前の元の文書ファイル名も
ソート手段9へ送られる。また、ソート手段9には送ら
れてきた全ての文書ファイル名を1次ファイル手段5に
格納するまで保持する記憶手段が備えられている。
【0021】例えば、「返信」という単語が排他処理に
対象として指定登録されていた場合、図2に示した例で
は、「返信:ABC調査の依頼」、「返信:返信:社内
文書配布の件」等は排他処理された名前「ABC調査の
依頼」、「社内文書配布の件」として排他処理前の元の
名前「返信:ABC調査の依頼」、「返信:返信:社内
文書配布の件」等とともにソート手段9に送られる。一
方、「ABC調査の依頼」、「XYZ」等は元の名前
「ABC調査の依頼」、「XYZ」とともにそのままソ
ート手段9に送られる。
【0022】上記の処理は読取手段2が読み出した全て
の文書ファイル名について繰り返し行われ(ステップS
5)、全ての文書ファイル名について排他処理が終了し
た後に、これら排他処理がなされた文書ファイル名を対
象としてソート手段9がソーティングを行う(ステップ
S6)。すなわち、上記の例では、排他処理によって共
通することとなった文書ファイル名「ABC調査の依
頼」、「社内文書配布の件」はリスト中で一纏めとなる
ようにその並びが変更される。次いで、図3に示したよ
うに、このソーティング処理によって得られた並びに従
って排他処理された文書ファイル名と排他処理前の元の
文書ファイル名とを対応させて1次ファイル手段5に格
納し(ステップS7)、排他ソーティング処理を終了す
る。
【0023】なお、この後、出力制御手段6が1次ファ
イル手段5に格納された文書ファイル名リストを昇順或
いは降順に読み取り、元の文書ファイル名をもって表示
手段7へ順次出力することにより、図4に示したよう
に、例えば「ABC調査の依頼」、「返信:ABC調査
の依頼」「返信:返信:ABC調査の依頼」のように関
連性を有する文書ファイル名が一纏めになるように並べ
換えられたファイル名リストが出力される。
【0024】したがって、本実施例によれば、文書ファ
イル名の文頭に「返信」等の拡張子が付けられるような
場合にあっても、関連性を有する一連のファイル名が元
のファイル名によって纏められて出力され、これを用い
たファイル検索作業において容易に所望の文書ファイル
名(すなわち、文書ファイル)を捜し出すことができ
る。
【0025】図6には後方ソーティングを行う本発明の
ソート処理装置を電子メールシステムに適用した一実施
例を示してある。なお、前述した実施例と同一部分には
同一符号を付して重複する説明は省略する。本実施例の
ソート処理装置には、前述した排他ソート手段3に代え
て後方ソート手段13を備えており、また、これに伴っ
て、語指定手段4は備えられていない。
【0026】後方ソート手段13は、読取手段2で読み
出した文書ファイル名を語順の末尾から比較してソート
するものであり、文書ファイル名を語順の末尾から逆転
させて並び換える逆転処理手段18と、逆転処理された
文書ファイル名のソーティングを行うソート手段19と
を有している。逆転処理手段18による逆転処理による
と、例えば、「返信:返信:ABC調査の依頼」という
文書ファイル名は「頼依の査調CBA:信返:信返」と
いう語順を逆にした文書ファイル名に変更される。ソー
ト手段19は、逆転処理手段18から出力された語順が
逆の文書ファイル名について拡張子を除く部分を比較し
て、共通するものを纏めるソーティングを行うものであ
り、上記の例では、「頼依の査調CBA:信返:信
返」、「頼依の査調CBA:信返」、「頼依の査調CB
A」という文書ファイル名はリスト中で一纏めになるよ
うに並び換える処理を行う。
【0027】1次ファイル手段5には、後方ソート手段
13によって後方ソーティングされた文書ファイル名と
読取手段2によって読み出された元の文書ファイル名と
を互いに対応させて格納される。例えば、図7に示すよ
うに、1次ファイル手段5は語順を逆転されて後方ソー
ティングされた「頼依の査調CBA:信返:信返」、
「頼依の査調CBA:信返」、「頼依の査調CBA」と
いう文書ファイル名や、「件の布配書文内社:信返:信
返」、「件の布配書文内社:信返」、「件の布配書文内
社」という文書ファイル名をリスト中で一纏めにして格
納し、且つ、これら文書ファイル名に対応させて元の文
書ファイル名「返信:返信:ABC調査の依頼」、「返
信:ABC調査の依頼」、「ABC調査の依頼」、「返
信:返信:社内文書配布の件」、「返信:社内文書配布
の件」、「社内文書配布の件」を格納する。
【0028】出力制御手段6は1次ファイル手段5に格
納された後方ソーティングの結果を読み出して元の文書
ファイル名によって表示手段7へ出力し、表示手段7は
送られてきた元の文書ファイル名のリストを画面等に表
示出力する。上記の例では、図8に示すように、1次フ
ァイル手段5に格納された文書ファイル名の並び通りに
元の文書ファイル名を用いたリストが表示される。
【0029】上記した後方ソーティングの処理手順を図
9に示すフローチャートを参照して説明する。まず、読
取手段2がファイル手段1に格納されている文書ファイ
ルの名前を1つずつ読み出し(ステップS11)、逆転
処理手段18がその文書ファイル名の語順を逆転させて
並び換える(ステップS12)。次いで、逆転処理され
た文書ファイル名をソート手段19へ送り(ステップS
13)、当該文書名を対象としてソーティングを行わせ
る。なお、逆転処理を行った文書ファイル名とともに処
理前の元の文書ファイル名もソート手段19へ送られ
る。
【0030】上記の処理は読取手段2が読み出した全て
の文書ファイル名について繰り返し行われ(ステップS
14)、全ての文書ファイル名について逆転処理が終了
した後に、これら逆転処理がなされた文書ファイル名を
対象としてソート手段9がソーティングを行う(ステッ
プS15)。すなわち、上記の例では、逆転処理によっ
て共通することとなった文書ファイル名「頼依の査調C
BA:信返:信返」、「頼依の査調CBA:信返」、
「頼依の査調CBA」等はリスト中で一纏めとなるよう
にその並びが変更される。次いで、図7に示したよう
に、このソーティング処理によって得られた並びに従っ
て逆転処理された文書ファイル名と逆転処理前の元の文
書ファイル名とを対応させて1次ファイル手段5に格納
し(ステップS16)、後方ソーティング処理を終了す
る。
【0031】本実施例でも、この後、出力制御手段6が
1次ファイル手段5に格納された文書ファイル名リスト
を昇順或いは降順に読み取り、元の文書ファイル名をも
って表示手段7へ順次出力することにより、図8に示し
たように、例えば「ABC調査の依頼」、「返信:AB
C調査の依頼」「返信:返信:ABC調査の依頼」のよ
うに関連性を有する文書ファイル名が一纏めになるよう
に並べ換えられたファイル名リストが出力される。
【0032】したがって、本実施例によれば、文書ファ
イル名の文頭に「返信」等の拡張子が付けられるような
場合にあっても、関連性を有する一連のファイル名が元
のファイル名によって纏められて出力され、これを用い
たファイル検索作業において容易に所望の文書ファイル
名(すなわち、文書ファイル)を捜し出すことができ
る。そして、このような処理は、ユーザが拡張子等の特
定の語を指定せずとも自動的になされる。
【0033】図10には選択ソーティングを行うソート
処理装置の一実施例を示してある。なお、前述した実施
例と同一部分には同一符号を付して重複する説明は省略
する。本実施例のソート処理装置には、前述した排他ソ
ート手段3や後方ソート手段13に代えて選択処理手段
28とソート手段29を備えており、1次ファイル手段
5はこれら選択処理手段28とソート手段29との間に
介在する形式となっている。
【0034】本実施例は指定された語を有する文書ファ
イル名だけをソーティングするものであり、選択処理手
段28は、ファイル手段1から読取手段2で読み出した
文書ファイル名について語指定手段4によって指定され
た語を有するものだけを1次ファイル手段5に格納す
る。また、ソート手段29は1次ファイル手段5に格納
された文書ファイル名について”あいうえお”順、時系
列順等の通常のソーティングを行う。
【0035】例えば、読取手段2で読み出した文書ファ
イル名が図11に示すような場合において、語指定手段
4で「調査」を指定すると、1次ファイル手段5には
「調査」を含む文書ファイル名だけが格納され、ソート
手段29によるソーティングによって同図に示すように
「調査」を含む文書ファイル名だけが一定の基準で並べ
換えられてリスト化される。なお、この例では、”あい
うえお”順を基準としてソーティングを行っている。
【0036】上記した選択ソーティングの処理手順を図
12に示すフローチャートを参照して説明する。まず、
読取手段2がファイル手段1に格納されている文書ファ
イルの名前を1つずつ読み出し(ステップS21)、語
指定手段4によって指定されて登録されている語がこの
文書ファイル名中に含まれているかを選択処理手段28
が判断する(ステップS22)。
【0037】この判断の結果、指定登録された語が文書
ファイル名中に含まれていない場合には、当該文書ファ
イル名を無視して次の文書ファイル名の読み出しを行う
一方(ステップS23)、指定登録された語が文書ファ
イル名中に含まれている場合には、当該文書ファイル名
を1次ファイル手段5に格納する(ステップS24)。
例えば、「調査」という単語が指定登録されていた場
合、図11に示した例では、「ABC調査」という文書
ファイル名は1次ファイル手段5に格納されるが、「A
BC分類」という文書ファイル名は1次ファイル手段5
に格納されない。
【0038】上記の処理は読取手段2が読み出した全て
の文書ファイル名について繰り返し行われ(ステップS
25)、全ての文書ファイル名について選択処理が終了
した後に、1次ファイル手段5に格納された文書ファイ
ル名を対象としてソート手段29がソーティングを行う
(ステップS26)。すなわち、上記の例では、選択処
理によって選択された文書ファイル名「ABC調査」、
「地質調査の件」、「返信:ABC調査」がソーティン
グされる。この後、このソーティングの結果を出力制御
手段6が表示手段7へ出力して表示させる。
【0039】したがって、本実施例によれば、語を指定
することにより関連性を有する一連のファイル名だけが
纏められてソーティング出力されるため、これを用いた
ファイル検索作業において容易に所望の文書ファイル名
(すなわち、文書ファイル)を捜し出すことができる。
【0040】上記した排他ソーティング、後方ソーティ
ング及び選択ソーティングは、それぞれ独立した装置を
して実現してもよいが、これらのソーティング方式を1
つの装置に兼備させて構成すれば、その都度の必要に応
じた最適な方式のソーティングを実行できて便利であ
る。図13には、このような場合に便利なユーザインタ
フェースとなる表示画面の一例を示してある。このイン
タフェースには、ソート方式として”通常”、”選
択”、”排他”、”後方”を選択するためのボタン、ソ
ートの向きとして”昇順”と”降順”とを選択するボタ
ンが設けられており、語指定手段4の機能としてキーワ
ードを入力するウインドウが設けられている。なお、同
図は「調査」という語を指定した、降順の選択ソーティ
ング方式が選択されている状態を示している。
【0041】なお、本発明のソート処理装置は、文書作
成システムや電子メールシステムに付設される電子ファ
イリングシステムのみならず、データベースや表計算等
の一般的な電子ファイリングシステムに適用することが
でき、保存された多数の文書ファイルの名前を使い勝手
が良いように分類して、文書ファイル検索を容易化する
ことができる。また、選択ソーティングや後方ソーティ
ングは”逆引き辞書”的に利用することもでき、例え
ば、「モンロー主義」、「実存」、「実存主義」、「社
会学」という名前の文書ファイルが保存されている場合
に、「主義」という語を指定して選択ソーティングを行
うか、或いは、後方ソーティングを行うと、必要とされ
る文書ファイル名「モンロー主義」と「実存主義」が纏
められて出力される。
【0042】なお、上記した実施例では、1次ファイル
手段5にソート結果と、これに対応づけた元の文書ファ
イル名とを格納するようにしたが、読取手段2で読み取
った元の文書ファイル名を読取手段2に付設したメモリ
に格納しておき、1次ファイル手段5にはソート結果と
当該メモリに格納した元の文書ファイル名を示すポイン
タとを格納し、出力制御手段6がソート結果に応じてポ
インタで示された元の文書ファイル名を順次リスト化し
て、表示手段7へ出力するようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のソ
ート処理手段によると、ファイル名をその共通性に基づ
いてソーティングし、その結果を元のファイル名で出力
するようにしたため、多数のファイル名が存在する場合
にあっても互いの関連性を反映させて元のファイル名を
リスト化することができ、延いては、ファイル検索作業
を容易化することができる。特に、請求項1に記載した
ソート処理手段によると、指定された語をマスクしてフ
ァイル名をソーティングし、その結果を元のファイル名
で出力するようにしたため、一連の関連性のあるファイ
ルを個々に識別するためにファイル名の文頭や途中、或
いは末尾に拡張子等が挿入されるような場合にあって
も、関連性を有する一連のファイル名を元のファイル名
によって纏めてリスト化することができ、また、請求項
2に記載したソート処理手段によると、ファイル名を語
順の末尾から比較してソーティングし、その結果を元の
ファイル名で出力するようにしたため、一連の関連性の
あるファイルを個々に識別するためにファイル名の文頭
や途中に拡張子等が挿入されるような場合にあっても、
関連性を有する一連のファイル名を元のファイル名によ
って纏めてリスト化することができ、延いては、ファイ
ル検索作業を容易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るソート処理装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 ソート処理前のファイル名の並びを示す概念
図である。
【図3】 1次ファイル手段の格納内容を示す概念図で
ある。
【図4】 排他ソーティングの結果を示す概念図であ
る。
【図5】 排他ソーティングの処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図6】 本発明の他の実施例に係るソート処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図7】 1次ファイル手段の格納内容を示す概念図で
ある。
【図8】 後方ソーティングの結果を示す概念図であ
る。
【図9】 後方ソーティングの処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図10】選択ソート処理装置の構成を示すブロック図
である。
【図11】 選択ソーティングの処理を示す概念図であ
る。
【図12】 選択ソーティングの処理手順を示すフロー
チャートである。
【図13】 ユーザインタフェースとなる表示画面を示
す概念図である。
【符号の説明】 1 ファイル手段、2 読取手段、3 排他ソート手
段、4 語指定手段、51次ファイル手段、 6 出力
制御手段、7 表示手段、13 後方ソート手段、 2
3 選択ソート手段、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保存されたファイルの名称を読み取る読
    取手段と、 語を指定する指定手段と、 前記指定手段で指定された語をマスクして前記読取手段
    で読み取ったファイル名をソートする排他ソート手段
    と、 前記排他ソート手段によるソート結果を前記読取手段で
    読み取った元のファイル名で出力する出力処理手段と、 を備えたことを特徴とするソート処理装置。
  2. 【請求項2】 保存されたファイルの名称を読み取る読
    取手段と、 前記読取手段で読み取ったファイル名を語順の末尾から
    比較してソートする後方ソート手段と、 前記後方ソート手段によるソート結果を前記読取手段で
    読み取った元のファイル名で出力する出力処理手段と、 を備えたことを特徴とするソート処理装置。
JP6260936A 1994-10-03 1994-10-03 ソート処理装置 Pending JPH08106453A (ja)

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JP6260936A JPH08106453A (ja) 1994-10-03 1994-10-03 ソート処理装置

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ID=17354835

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009122860A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP2009163561A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Sharp Corp 表示装置、および、それを備えた画像処理装置
US7904463B2 (en) 2006-08-23 2011-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Information display apparatus and method

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