JPH08105837A - ラベルの貼付状態検査方法および装置 - Google Patents

ラベルの貼付状態検査方法および装置

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JPH08105837A
JPH08105837A JP6241244A JP24124494A JPH08105837A JP H08105837 A JPH08105837 A JP H08105837A JP 6241244 A JP6241244 A JP 6241244A JP 24124494 A JP24124494 A JP 24124494A JP H08105837 A JPH08105837 A JP H08105837A
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container
label
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outer peripheral
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JP6241244A
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English (en)
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Seiichi Numata
精一 沼田
Osamu Fukunaga
修 福永
Atsushi Ohara
篤 尾原
Hiroyuki Saeki
博行 佐伯
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Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Kurabo Industries Ltd
Kurashiki Spinning Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Kurabo Industries Ltd
Kurashiki Spinning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 円筒状容器の外周面に貼付されたラベルの貼
付状態について、そのウキおよびシワを簡単かつ迅速に
検出する。 【構成】 容器1の円筒状外周面に貼付されるラベル2
のウキおよびシワの有無を判定するラベルの貼付状態検
査方法および装置3である。容器1をその円筒状外周面
の軸の周りにスピンローラ20で回転させながら、容器
の接線方向から照明装置16により、第1偏光フィルタ
18を通して該容器に検査光を照射する。検査光の接点
から法線方向の位置で反射光を第2偏光フィルタ19を
通してカメラ17により受光し、該カメラの撮影画像に
おいて前記反射光の乱反射部分の有無を検知することに
より、前記ラベル2のウキおよびシワの有無をカメラチ
ェッカ24で判定する。容器1は円盤状ホイール6に保
持されながら45゜ずつ間欠回転して搬送され、検査位
置で検査され、良品排出位置または不良品排出位置へ案
内され、それぞれ別々に装置外へ排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラベルの貼付状態検査
方法および装置に係り、特に、医薬品等の容器に貼付さ
れるラベルの貼付状態検査方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術・発明の解決課題】注射薬のように規定量
の医薬品が入れられた容器には、その医薬品の内容を明
示するラベルや、ときには医薬品の内容量を表す目盛り
の付されたラベルが貼付される。このラベルの貼付状態
は、商品の信頼度を印象付ける重要な機能があり、特に
目盛り表示のついたラベルは貼付位置が正確でなければ
ならず、ラベルが歪んで貼付されていたりシワ(皺)が
よっていたり、あるいはラベルと容器の間に気泡の入っ
たウキ(浮き)部分が生じていたりすると商品としては
取り扱えず、その貼付状態の検査が必要となっている。
【0003】そのようなラベル貼付状態の検査を自動的
に行っていた従来の方法としては、次々に搬送されてい
く容器のラベルの位置を、CCDカメラ等の撮像手段に
よって撮影してその撮影画像を画像処理装置などに取り
込み、ラベルの有無や傾きをパターンマッチングで検査
する方法が知られている。しかしながら、この方法では
ラベルのウキや細かいシワは検出しきれず、最終的には
人の目視による検査を行わざるを得なかった。
【0004】例えば、非常に解像度の高い高価なカメラ
で撮影した画像により検査すれば、上述のようなウキや
細かいシワを検査することも可能であろうが、容器のラ
ベル貼付領域の全域をスキャニングして画像を精査する
にはかなりの時間を要し、十分な検査能率を得るのは難
しい。
【0005】本発明は上述のごとき従来の技術的課題に
鑑み、これを有効に解決すべく創案されたものである。
したがって本発明の目的は、簡単かつ低コストの構成に
して、高速でラベルのウキや細かいシワを自動検出でき
るラベルの貼付状態検査方法および装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るラベルの貼
付状態検査方法は、上述のごとき従来技術の課題を解決
し、その目的を達成するために以下のような特徴を有し
ている。即ち、容器の円筒状外周面に貼付されるラベル
の貼付状態を検査する方法にして、前記容器をその円筒
状外周面の軸の周りに回転させつつ、該容器の接線方向
から第1偏光フィルタを通して該容器に光を照射し、そ
の接点から法線方向の位置で反射光を第2偏光フィルタ
を通して撮像手段により受光し、該撮像手段の撮影画像
において前記反射光の乱反射部分の有無を検知すること
により、ラベルのウキおよびシワの有無を判定する。
【0007】本発明に係るラベルの貼付状態検査装置
は、円筒状外周面にラベルが貼付された容器を、該円筒
状外周面の軸の周りに回転させる容器回転手段と、回転
する前記容器の外周面の接線方向から該容器に光を照射
する照明手段と、前記照明手段の接線方向に対して直交
する前記容器の外周面の法線方向に配置された撮像手段
と、前記照明手段と前記容器との間に配置された第1の
偏光フィルタと、前記容器と前記撮像手段との間に配置
された第2の偏光フィルタと、前記撮像手段により取り
込まれた画像信号を処理して前記ラベルの貼付状態の良
否を判定する判定手段とを備えている。
【0008】さらに、本願の別の発明に係るラベルの貼
付状態検査装置は、円筒状外周面にラベルが貼付された
容器を保持可能な容器保持部を備え、円筒状外周面にラ
ベルが貼付された容器を受け入れる容器受け入れ位置
と、該容器のラベル貼付状態を検査する検査位置と、ラ
ベル貼付状態良好と判定された容器を排出する良品排出
位置と、ラベル貼付状態不良と判定された容器を排出す
る不良品排出位置とを有して、これら各位置の間を間欠
的に移動する容器搬送手段と、前記容器保持部に保持さ
れた容器を、前記検査位置で、前記円筒状外周面の軸の
周りに回転させる容器回転手段と、回転する前記容器の
外周面の接線方向から該容器に光を照射する照明手段
と、前記照明手段の接線方向に対して直交する前記容器
の外周面の法線方向に配置された撮像手段と、前記照明
手段と前記容器との間に配置された第1の偏光フィルタ
と、前記容器と前記撮像手段との間に配置された第2の
偏光フィルタと、前記撮像手段により取り込まれた画像
信号を処理して前記ラベルの貼付状態の良否を判定する
判定手段と、前記検査位置で良品と判定された容器を、
前記良品排出位置で排出させる良品排出手段と、前記検
査位置で不良品と判定された容器を、前記不良品排出位
置で排出させる不良品排出手段とを備えている。
【0009】
【作用および発明の効果】本発明に係るラベルの貼付状
態検査方法および検査装置によれば、検査位置にある容
器の外周面に対して、照明手段が接線方向から検査光を
照射する。検査光の接点位置において、ラベルのウキや
シワがなければ、法線方向へは光は反射しないので、法
線方向に位置する撮像手段に反射光は到達しない。逆
に、その位置にラベルのウキやシワがあると、その箇所
での反射光は乱反射するので、撮像手段の方向に反射す
る光も現れてこれを撮影することができる。すなわち、
乱反射の有無を検出することでラベルのウキやシワを検
出することができる。この検査は、画像の全域をスキャ
ニングしてパターンマッチングを行う検査に比べて検査
速度が速い。第1および第2の偏光フィルタは、照明手
段と容器と撮像手段との間の検査光の光学系に外乱光が
侵入するを防止し、撮像手段が検査光のみを受光できる
ようにする。撮像手段の解像度はさほど高いものを必要
とせず、また容器回転手段も高い精度を必要としないの
で、比較的廉価な装置を利用できる。
【0010】特に、本願の別の発明に係るラベルの貼付
状態検査装置では、容器搬送手段によって容器が検査位
置へ自動的に搬送され、検査された容器は、その判定に
基づいて、良品排出位置または不良品排出位置からそれ
ぞれ選別されて装置外へ自動的に排出されるので、検査
の自動化が達成される。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係るラベルの貼付状態検査方
法およびその方法に用いられる検査装置の一実施例につ
いて、図1から図4を参照して説明する。
【0012】図1は本発明の方法によりラベルの貼付状
態を検査する装置の概略構成を示す平面図であり、図2
は図1の装置において容器が移動して検査される状況を
示す模式図である。検査対象となる容器1は、注射用の
シリンジとして用いられて中の薬液量が目視できる透明
もしくは半透明なガラスまたはプラスチック製の円筒状
容器1であり、その周面には図3に示すように種々の情
報が書き込まれて目盛りの付けられたラベル2が貼付さ
れる。以下、容器1の搬送経路について説明する。
【0013】ラベル2が貼付された容器1は、検査の前
工程を行う装置から入口コンベア4へ順次排出されて検
査装置3へ送られる。検査装置3は、インデックス装置
(図示せず)によって45°ずつ間欠的に回転する円盤
状ホイール6を、入口コンベア4と出口コンベア5との
間に有している。円盤状ホイール6には、その周縁部に
中心角45゜ずつの位置にU字状の切欠部7が形成され
ており、容器1は、この切欠部内に入り込んだ形で円盤
状ホイール6に保持され、その状態で円盤状ホイール6
が間欠的に回転することによって入口コンベア4と出口
コンベア5との間で順次送られる。入口コンベア4から
の容器受け取り位置から90゜回転した位置が、容器1
のラベル貼付状態の検査位置とされ、さらに90゜回転
して出口コンベア5に面した位置が良品排出位置とされ
ている。以下、容器受け取り位置を0゜の基準位置と
し、図1の反時計方向に回転した位置は、その回転角の
位置で示す。
【0014】良品排出位置からは容器搬送経路が二つに
別れており、ラベル貼付状態が良好と判定された良品は
その位置で出口コンベア5へ排出され、不良と判定され
た不良品は、U字状切欠部7に保持されたままさらに4
5゜回転した不良品排出位置へ搬送され、そこから不良
品排出ガイド8を経て検査装置3の外へ排出される。
【0015】以下、容器搬送経路における具体的な制御
システムについて説明する。ラベルが貼付された容器1
は、入口コンベア4によって円盤状ホイール6の容器受
け取り位置の直前の入口シャッタ9まで送られる。入口
シャッタ9は図の矢印Aの方向に伸縮して容器搬送経路
を遮断開放する。入口コンベア4はU字状切欠部7内に
まで至らず、その直前で終わっているので、容器1が円
盤状ホイール6のU字状切欠部7内に入るためには、後
ろに並んだ容器による押し圧が必要である。この押し圧
を確保するために、入口コンベア4の途中に設けられて
いる入口減少センサ10が作用する。この入口減少セン
サ10は、入口シャッタ9と入口減少センサ10との間
に容器1が満たされている状態を検知して初めて入口シ
ャッタ9に対する開動作指示信号を出力するように構成
されている。すなわち、入口減少センサ10の位置まで
容器1が溜まると該センサ10からの信号で入口シャッ
タ9が開かれ、その状態では既に十分な押し圧が得られ
ているので、容器1が1本ずつ切欠部7内に押し込まれ
る。逆に入口シャッタ9と入口減少センサ10との間の
容器1が減少してくると、入口コンベア4への容器供給
が不足しているか、或いは滞っていることになるので、
新たな容器供給を待つために入口シャッタ9を閉じたま
まに保つ。また、このとき警報を発して操作者に注意を
促してもよい。さらに、入口減少センサ10よりも上流
側には満杯センサ11が設けられており、容器1が満杯
センサ11まで溜まると前工程の装置に待機信号が送ら
れる。待機信号を受けた装置は容器1の排出を停止す
る。
【0016】円盤状ホイール6の45゜位置には、その
外周側からU字状切欠部7に臨む位置に容器検知センサ
12が設けられており、容器1が円盤状ホイール6に確
実に取り込まれたか否かが、検査位置へ搬送される前に
確認される。万一、容器が取り込まれていなかった場合
には、その切欠部7に関しては隣の検査位置での検査が
行われずスキップされ、容器検知センサ12が容器の存
在を確認すると、隣の検査位置へ搬送された後にラベル
貼付状態が検査される。
【0017】検査された容器1は、円盤状ホイール6の
間欠運転に伴って検査位置から順次45゜ずつ搬送さ
れ、180゜位置にある良品排出位置に至る。良品排出
位置には、良品を後工程の装置へ搬送するための出口コ
ンベア5が接続されており、その近傍には出口コンベア
5に沿って良品排出シリンダ13が設けられている。良
品排出シリンダ13は、先端が鉤状に折り曲げられたピ
ストン14を有しており、U字状切欠部7の背後からそ
の中の容器1を外へ押し出すようにピストン14が往復
動するように構成されている。良品排出シリンダ13
は、検査位置での検査結果が良品であった場合に、2回
間欠送りした後の容器を排出すべく作動するが、不良品
であった場合には2回間欠送り後に作動せず、容器をそ
のままU字状切欠部7内に残す。
【0018】225゜位置は不良品排出位置であり、検
査位置での検査結果が不良品であった場合に、3回間欠
送りした後に容器がその位置にあることを確認する不良
品確認センサ15が設けられている。3回前の検査で不
良品の判定がなされたにも拘わらず、この位置に容器が
来ていない場合には、誤って良品排出位置で排出された
虞れがあるので、警報を発して装置の運転を停止する。
この位置まで来た容器はすべて不良品と見なして差し支
えないので、円盤状ホイール6が回転することによって
不良品排出ガイド8の入口内に導かれ、U字状切欠部7
から自動的に装置外へ排出されて不良品排出ガイド8に
整列して並べられる。不良品排出ガイド8の出口近辺に
は不良品満杯センサ22が設けられており、不良品排出
ガイド8が満杯になった場合には警報を発して装置の運
転を停止する。
【0019】次に、ラベル貼付状態の検査機構について
説明する。円盤状ホイール6に保持されて検査位置にあ
る容器1に対して、その周面に対する接線方向の位置に
照明装置16が配置されており、この接線方向に対して
直交する法線方向の位置にCCDカメラ17(以下、単
にカメラと称す)が上下に1台ずつ、合計2台配置(図
2には簡略化のため1台のみ図示)されている。照明装
置16およびカメラ17の前には、それぞれ偏光フィル
タ18,19が配設されており、容器1外周面の接線方
向の光だけがラベル2に照射され、ラベルのウキやシワ
による反射光だけが撮影される。このようにして、検査
光以外の外乱光が侵入するのは排除されている。なお、
カメラ17が2台設けられているのは、容器1に貼付さ
れているラベル2を半分の領域に分けて撮像するためで
あり、それぞれは全く同様の機能を果たすものである。
【0020】検査位置では、円盤状ホイール6のU字状
切欠部7内に保持された容器1に対して、その下端部で
容器1の外周面に接触するようにスピンローラ20が設
けられている。また、U字状切欠部7内に保持された容
器1は、スピンローラ20が当接する部分の背面側を1
対の支持ローラ21で支えられている。なお、この支持
ローラ21は、円盤状ホイール6に固定されて円盤状ホ
イール6と共に移動する。検査位置では、上記照明装置
16およびカメラ17によるラベル貼付状態の検査が行
われると同時に、図示しないラベル有無検知センサによ
ってラベルの有無も確認される。ラベルの有無は、光学
的に印となるマークをラベル2につけておき、このマー
クを検知することでラベルの有無が判定できる。
【0021】ラベル貼付状態の検査は、容器1のラベル
貼付箇所に接線方向から検査光を照射し、その反射光を
カメラ17に取り込み、その取り込んだ画像を増幅、ハ
イカット、ローカット、微分・積分、2値化することに
より、凹凸部分が強調された画像を得ることができる。
光が照射された箇所でラベル2がウキやシワ等の不備な
部分がなく正確に貼付されていれば、光は規則的に反射
する。すなわち、円周面の接線方向から照射された検査
光は、その接点での法線方向には反射せず、カメラ17
にはその反射光が到達しないが、その箇所にウキやシワ
があると反射光は散乱するのでカメラ17の方向に反射
する光も現れる。したがって、画像にはその箇所が強い
反射光のある部分となって現れ、乱反射がない場合の光
量を例えば基準値として設定すれば、その設定値と反射
光の光量とを比較すればウキやシワの有無がはっきりと
検出される。また、パターンマッチングの場合と違っ
て、ウキやシワの有無さえ判定できればよく位置精度が
さほど求められないので、容器を回転させる機構による
位置ズレ等を防止するために高い精度で制御する必要は
なく、光の反射が変わらない程度の精度で回転させれば
よい。
【0022】図4は、カメラ17によって取り込まれる
画像の処理系を示すブロック図である。カメラ17に取
り込まれた生画像は、ビデオエンハンサ23によって増
幅等の処理が行われる。ビデオエンハンサ23で処理さ
れた画像信号はカメラチェッカ24へ送られ、2値化や
設定値との比較などが行われ、良品と不良品の判定が行
われる。この判定信号は、メカ系制御盤25へ送られ、
メカ系制御盤25からの制御信号に基づいて良品は後工
程の装置へ、不良品は排出するように、出口コンベア5
への排出口での容器選別動作が機構的に制御される。カ
メラチェッカ24からはそれぞれのモニタ26へも信号
が送られ、モニタ画像が映し出される。
【0023】以上のように、本発明のラベル貼付状態検
査装置または検査方法によれば、画像のパターンマッチ
ングを行わず、特定の方向からの光の特定の方向への反
射を画像として捕らえて、その画像における反射光の顕
著な光量差(コントラストとして現れる)を検知するこ
とでラベルのウキやシワの有無をリアルタイムで判定で
きるので、その画像処理速度はパターンマッチングに比
してはるかに速く、したがって効率のよい迅速な判定が
行える。また、パターンマッチングを行う場合には、高
解像度のカメラや高精度の回転装置のような高価な装置
を必要としたが、簡単かつ廉価な装置の組み合わせで構
成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法によりラベルの貼付状態を検査
する装置の概略構成を示す平面図である。
【図2】 図1の装置において容器が移動して検査され
る状況を示す模式図である。
【図3】 本実施例において用いられる容器に貼付され
るラベルの一例を示す図である。
【図4】 本実施例の装置においてカメラにより取り込
まれる画像の処理系を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 容器 2 ラベル 3 検査装置 4 入口コンベア 5 出口コンベア 6 円盤状ホイール 7 U字状切欠部 8 不良品排出ガイド 9 入口シャッタ 10 入口減少センサ 11 満杯センサ 12 容器検知センサ 13 良品排出シリンダ 14 ピストン 15 不良品確認センサ 16 照明装置 17 CCDカメラ 18,19 偏光フィルタ 20 スピンローラ 21 支持ローラ 22 不良品満杯センサ 23 ビデオエンハンサ 24 カメラチェッカ 25 メカ系制御盤 26 モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 1/00 (72)発明者 福永 修 静岡県榛原郡金谷町金谷河原588番地 第 一製薬株式会社静岡工場製剤技術センター 内 (72)発明者 尾原 篤 静岡県榛原郡金谷町金谷河原588番地 第 一製薬株式会社静岡工場製剤技術センター 内 (72)発明者 佐伯 博行 静岡県榛原郡金谷町金谷河原588番地 第 一製薬株式会社静岡工場製剤技術センター 内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器(1)の円筒状外周面に貼付される
    ラベルの貼付状態を検査する方法にして、 前記容器(1)をその円筒状外周面の軸の周りに回転さ
    せつつ、該容器(1)の接線方向から第1偏光フィルタ
    (18)を通して該容器に光を照射し、その接点から法
    線方向の位置で反射光を第2偏光フィルタ(19)を通
    して撮像手段(17)により受光し、該撮像手段(1
    7)の撮影画像において前記反射光の乱反射部分の有無
    を検知するラベルの貼付状態検査方法。
  2. 【請求項2】 円筒状外周面にラベル(2)が貼付され
    た容器(1)を、該円筒状外周面の軸の周りに回転させ
    る容器回転手段(20)と、 回転する前記容器(1)の外周面の接線方向から該容器
    に光を照射する照明手段(16)と、 前記照明手段(16)の接線方向に対して直交する前記
    容器(1)の外周面の法線方向に配置された撮像手段
    (17)と、 前記照明手段(16)と前記容器(1)との間に配置さ
    れた第1の偏光フィルタ(18)と、 前記容器(1)と前記撮像手段(17)との間に配置さ
    れた第2の偏光フィルタ(19)と、 前記撮像手段(17)により取り込まれた画像信号を処
    理して前記ラベル(2)の貼付状態の良否を判定する判
    定手段(24)とを備えてなるラベルの貼付状態検査装
    置。
  3. 【請求項3】 円筒状外周面にラベルが貼付された容器
    (1)を保持可能な容器保持部(7)を備え、円筒状外
    周面にラベルが貼付された容器(1)を受け入れる容器
    受け入れ位置と、該容器(1)のラベル貼付状態を検査
    する検査位置と、ラベル貼付状態良好と判定された容器
    (1)を排出する良品排出位置と、ラベル貼付状態不良
    と判定された容器(1)を排出する不良品排出位置とを
    有して、これら各位置の間を間欠的に移動する容器搬送
    手段(6)と、 前記容器保持部(7)に保持された容器(1)を、前記
    検査位置で、前記円筒状外周面の軸の周りに回転させる
    容器回転手段(20)と、 回転する前記容器(1)の外周面の接線方向から該容器
    に光を照射する照明手段(16)と、 前記照明手段(16)の接線方向に対して直交する前記
    容器(1)の外周面の法線方向に配置された撮像手段
    (17)と、 前記照明手段(16)と前記容器(1)との間に配置さ
    れた第1の偏光フィルタ(18)と、 前記容器(1)と前記撮像手段(17)との間に配置さ
    れた第2の偏光フィルタ(19)と、 前記撮像手段(17)により取り込まれた画像信号を処
    理して前記ラベルの貼付状態の良否を判定する判定手段
    (24)と、 前記検査位置で良品と判定された容器(1)を、前記良
    品排出位置で排出させる良品排出手段(13)と、 前記検査位置で不良品と判定された容器(1)を、前記
    不良品排出位置で排出させる不良品排出手段(8)とを
    備えてなるラベルの貼付状態検査装置。
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