JPH0810559Y2 - 包装用紙箱 - Google Patents

包装用紙箱

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JPH0810559Y2
JPH0810559Y2 JP10261190U JP10261190U JPH0810559Y2 JP H0810559 Y2 JPH0810559 Y2 JP H0810559Y2 JP 10261190 U JP10261190 U JP 10261190U JP 10261190 U JP10261190 U JP 10261190U JP H0810559 Y2 JPH0810559 Y2 JP H0810559Y2
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JP
Japan
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opening
paper box
pull
outside
peripheral wall
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JP10261190U
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康次 永原
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 請求項1に記載の考案(以下「第1考案」という)、
請求項2に記載の考案(以下「第2考案」という)は、
いずれも包装用紙箱に関し、特に蓋部の開封を容易にす
るものに関する。
[従来の技術] 蓋部の開封を容易にした包装用紙箱として、従来で
は、実開平2-40029号公報に開示されたものがある(第
6図(A)参照)。
これは、開口部前周壁50の中央部に切除片51を周囲か
ら取り出し可能に形成し、切除片51に封緘用粘着テープ
52を介して蓋部53を封緘固定し、切除片51の下側で、こ
れと隣接する箇所に押圧片54を設けるとともに、その下
部に折り曲げ線55を設け、押圧片54を紙箱内に押し倒し
可能に形成したものである。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来技術では、次の問題・がある。
第6図(B)に示すように、押圧片54を押し倒した跡
にできる指先挿入孔56に指先を挿入し、切除片51の下端
縁部57をつまみ、この切除片51を剥がすことにより封緘
用粘着テープ52を紙箱から容易に取り外すことができる
が、紙箱内に内容物が充満している場合には、押圧片54
の押し倒し操作が内容物で邪魔されるため、無理な押し
倒し操作によって内容物を破損する場合が多い。
紙箱内に押し倒された押圧片54は、開封後も折り曲げ
線55を介して紙箱に繋がったまま紙箱内に突出している
ので、一旦取り出した内容物を再収容する場合には、こ
の押圧片54が邪魔となり、再収容が行い難い。
本考案は、上記従来の問題に鑑み、内容物の損傷なく
開封を行えるようにすること、内容物の再収容を容易に
行えるようにすること、をその課題とする。
[課題を解決するための手段] (第1考案) 第1考案は、上記課題を解決するため、例えば第1図
(A)に示すように、紙箱胴部1の上端側に開口部2を
設け、開口部後周壁3から蓋部4を導出させ、開口部前
周壁5に開封用取外部8を設け、開封用取外部8に封緘
手段9を介して蓋部4を封緘固定した、包装用紙箱にお
いて、開封用取外部8の左右両横外側の少なくとも一側
方に、開口部前周壁5の上端縁7から下向きの舌片状に
引出可能の引出式取外部11を形成したものである。
(第2考案) 第2考案は、例えば第5図に示すように、上記第1考
案において、前記引出式取外部11に代えて、開封用取外
部8の左右両横内側部の少なくとも一方部で、開封用取
外部8の上端縁29から下向きの引起し部26を形成させた
ものである。
[作用] (第1考案) 第1図(C)に示すように、引出式取外部11で下向き
に引き下ろし、引出式取外部11を開封用取外部8の横側
から取外すことにより、開封用取外部8の横側に指先挿
入隙間10を形成する。
この指先挿入隙間10に挿入した指先で、開封用取外部
8の横側縁部25をつまみ、開封用取外部8の取り外しで
封緘手段9を紙箱から取外し、開封を行う。
(第2考案) 第5図(B)に示すように、引起し部26の上端縁部27
をつまんで、これを前方に引き起こし、引起し部26を開
封用取外部8の外周に沿って引っ張りながら開封用取外
部8全体を取り外し、封緘手段9の取り外しで開封を行
う。
[実施例] 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図(A)・(B)において、符号15は薬品の包装
用紙箱を示している。
第1図(B)に示すように、この包装用紙箱15は、矩
形筒状の紙箱胴部1の上端側に開口部2を設け、開口部
後周壁3から蓋部4を導出させ、蓋部4の先端に差し込
みフラップ14を折り曲げ形成し、開口部前周壁5に開封
用取外部8を設け、差し込みフラップ14を開口部前周壁
5に沿って開口部2内に差し込むことにより蓋部4を閉
じるとともに、開封用取外部8前面と蓋部4上面とにわ
たって封緘用粘着テープ17(封緘手段9)を貼着するこ
とにより蓋部4を封緘固定するようにしてある。
開封用取外部8は次のようにして形成してある。
すなわち、第1図(A)に示すように、開口部前周壁
5にミシン目からなる開封用切り離し線6を設け、開封
用切り離し線6は開口部前周壁5の上端縁7から下凸の
枠状に形成し、開封用切り離し線6内に位置する開口部
前周壁5の肉部で、開封用取外部8をその周囲から取り
外し可能に形成してある。
開口部前周壁5には、開封用取外部8の右横外側に指
先挿入隙間10(第1図(C)参照)を形成するための引
出式取外部11を次のようにして設けている。
すなわち、第1図(A)に示すように、開封用取外部
8の右外側にミシン目からなる引出式取外部形成用切り
離し線12を開封用切り離し線6の横側部分13と並べて設
け、開封用切り離し線6の横側部分13と上記切り離し線
12とで挟まれた開口部前周壁5の肉部で開口部前周壁の
上端縁7から下向きに舌片状の引出式取外部11をその周
囲から取り外し可能に形成してある。
第1図(D)に示すように、開封用切り離し線6の横
側部分13の下半部は引出式取外部11側に膨出状に湾曲さ
せ、開封用取外部8の横側縁部25に膨出状のつまみ19を
形成してある。
また、引出式取外部11の上端縁部24の両側には下向き
の切込部20を設け、引出式取外部11の取り外しの容易化
を図っている。
第2図に示す第2実施例のものは、封緘用粘着テープ
17に代えて、開封用取外部8の内面と差し込みフラップ
14とを接着する接着剤21(封緘手段9)で蓋部4を封緘
固定したものである。
この実施例のものでは、引出式取外部11の左右両側部
に中央側から斜め下向きの切れ目22を入れ、引出式取外
部11の取り外しの容易化を図っている。
第3図に示す第3実施例のものは、開封用切り離し線
6を形成容易な下向き台形の枠状に形成してある。
第4図に示す第4実施例のものは、引出式取外部11を
開封用取外部8の左右両外側にそれぞれ形成したもので
ある。
上記各実施例では、開封用取外部8は開口部前周壁5
の上端縁7から離れた位置で矩形状に形成してもよい。
第5図に示す第5実施例のものは、引出式取外部11に
代えて、開封用取外部8の左内側部で引起し部26を形成
させたものである。
すなわち、開封用取外部8の左内側にミシン目からな
る引起し部形成用切離し線28を開封用切離し線6の横側
部分13と並べて設け、横側部分13と引起し部形成用切離
し線28とで挟まれた開封用取外部8の肉部で、開封用取
外部8の上端縁29から下向きの引起し部26を形成してあ
る。
[効果] (第1考案) 第1考案は、次の効果・を奏する。
引出式取外部の上端縁部をつまんで紙箱の前側で下向
きに引き下ろし、引出式取外部を開封用取外部の横側か
ら取外すことにより、開封用取外部の横側に指先挿入隙
間を形成することができるので、紙箱内に内容物が充満
している場合でも、指先挿入隙間の形成操作により内容
物を損傷させることがない。
開封用取外部と引出式取外部の両方を紙箱から取り外
すことができるので、一旦取り出した内容物の再収容
は、これらに邪魔されることなく容易に行える。
(第2考案) 第2考案は、次の効果・を奏する。
引起し部の上端縁部をつまんで、これを前方に引き起
こし、引起し部を開封用取外部の外周に沿って引っ張り
ながら開封用取外部全体を取り外して開封を行うことが
できるので、紙箱内に内容物が充満している場合でも、
内容物を損傷させることなく開封が行える。
開封用取外部の取外跡に残留物が形成される余地がな
いので、一旦取り出した内容物の再収容は、残留物に邪
魔されることなく容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係る包装用紙箱を説明す
る図で、第1図(A)は包装用紙箱上側部の斜視図、第
1図(B)は第1図(A)のB−B線断面図、第1図
(C)は開封操作を示す封緘部分の斜視図、第1図
(D)は封緘部分の拡大正面図である。 第2図は第2実施例の第1図(D)相当図、第3図は第
3実施例の第1図(D)相当図、第4図は第4実施例の
第1図(D)相当図である。 第5図は第5実施例の説明図で、第5図(A)は第1図
(D)相当図、第5図(B)は第1図(C)相当図であ
る。 第6図は従来技術説明図で、第6図(A)は包装用紙箱
の斜視図、第6図(B)は開封操作を示す封緘部分の斜
視図である。 1……紙箱胴部、2……開口部、3……開口部後周壁、
4……蓋部、5……開口部前周壁、7……5の上端縁、
8……開封用取外部、9……封緘手段、11……引出式取
外部、26……引起し部、29……8の上端縁。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙箱胴部1の上端側に開口部2を設け、開
    口部後周壁3から蓋部4を導出させ、開口部前周壁5に
    開封用取外部8を設け、開封用取外部8に封緘手段9を
    介して蓋部4を封緘固定した、包装用紙箱において、 開封用取外部8の左右両横外側の少なくとも一側方に、
    開口部前周壁5の上端縁7から下向きの舌片状に引出可
    能の引出式取外部11を形成した ことを特徴とする包装用紙箱。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の包装用紙箱において、前
    記引出式取外部11に代えて、 開封用取外部8の左右両横内側部の少なくとも一方部
    で、開封用取外部8の上端縁29から下向きの引起し部26
    を形成させた ことを特徴とする包装用紙箱。
JP10261190U 1990-09-29 1990-09-29 包装用紙箱 Expired - Lifetime JPH0810559Y2 (ja)

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JP10261190U JPH0810559Y2 (ja) 1990-09-29 1990-09-29 包装用紙箱

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JP10261190U JPH0810559Y2 (ja) 1990-09-29 1990-09-29 包装用紙箱

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JPH0460827U JPH0460827U (ja) 1992-05-25
JPH0810559Y2 true JPH0810559Y2 (ja) 1996-03-29

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JP10261190U Expired - Lifetime JPH0810559Y2 (ja) 1990-09-29 1990-09-29 包装用紙箱

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