JP6145180B1 - 包装容器 - Google Patents

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【課題】 2枚の蓋板が接着されても、包装容器をスムーズに開封することができる技術を開示する。【解決手段】 包装容器では、蓋板18の重複部分20が蓋板16の上方に重複して、シール50によって、蓋板16に接着されている。シール50は、重複部分20の切離部24に接着されている。切離部24は、スリット部24aによって、蓋板18の他の部分と区別されている。蓋板18の他の部分には、スリット部24aを介して切離部24に隣接して配置される変形部22が設けられている。変形部22は、包装容器の外側から指F等で押圧すると、周囲に位置する蓋板18に対して包装容器の内側に変形する。蓋板16は、変形部22に重複する位置を避けて配置されている。【選択図】 図3

Description

本明細書は、2枚の蓋板を有する包装容器に関する。
特許文献1に、直方体形状の包装容器が開示されている。包装容器は、互いに対向する一対の側板から延びる2枚の蓋板によって閉じられている。この包装容器では、2枚の蓋板は、上記の一対の側板の間に配置される他の一対の側板から延びる2枚のフラップのそれぞれに内側で接着される。2枚の蓋板が閉じられている状態では、2枚の蓋板の端縁が近接して対向している。2枚の蓋板の端縁の中央部には、包装容器の内側に変形可能な指掛け罫線部が配置されている。使用者は、開封時に、指掛け罫線部の間に指を挿入して、指掛け罫線部を包装容器の内側に変形させる。そして、使用者は、包装容器の内側からフラップに指を掛けてフラップを包装容器の外側に引っ張り上げることによって、フラップを移動させ、包装容器を開封する。
特開2015−137133号公報
2枚の蓋板の端縁が互いに重複して配置される種類の包装容器がある。このような包装容器では、重複部分で2枚の蓋板を接着することによって、包装容器が開かないように閉じる場合がある。この場合、開封時には、2枚の蓋板の接着部分を剥がすことによって、開封する。しかしながら、接着部分がスムーズに剥がれずに、無理に包装容器を破断させて開封しなければならない状況が起こり得る。
本明細書では、2枚の蓋板が接着されても、包装容器をスムーズに開封することができる技術を開示する。
本明細書で開示される技術は、第1側板に連結される第1蓋板と、第1側板に間隔を有して対向する第2側板に連結される第2蓋板と、を備える包装容器に関する。包装容器では、第1蓋板は、その一部に第1側板と第2側板との間隔の中間位置において、第2蓋板の外側に重複する重複部分を有している。重複部分には、少なくとも一部に第1蓋板の他の部分とスリットが断続的に配置されているスリット部によって区切られている切離部が配置されている。第1蓋板の他の部分には、スリット部を介して切離部に隣接して配置されており、包装容器の外側から押圧すると、周囲に位置する第1蓋板に対して包装容器の内側に変形可能な変形部が配置されている。第2蓋板は、変形部に重複する位置を避けて配置されている。
上記の構成では、第1蓋板の切離部と第2蓋板とを接着することによって、包装容器が開かないように第1蓋板と第2蓋板とを閉じる。開封時には、使用者の指等で変形部を包装容器の内側に変形させて、切離部の変形部側の端縁に指等を引掛けて、包装容器の外側に引っ張ることによって、切離部を第1蓋板の他の部分から切り離すことができる。切離部は、第1蓋板の他の部分とスリット部によって区切られており、容易に切り離すことができる。また、第2蓋板は、変形部に重複していないため、変形部の変形を妨げない。この結果、切離部が第2蓋板に接着された状態で第1蓋板の他の部分と切り離されるため、包装容器を容易に開封することができる。この構成によれば、2枚の蓋板が接着されても、包装容器をスムーズに開封することができる。
実施例の包装容器の斜視図を示す。 実施例の包装容器の展開図を示す。 実施例の包装容器を開封する途中の状態を示す拡大斜視図を示す。 図3のIV-IV断面の断面図を示す。 実施例の包装容器の切離部を切り離した状態を示す斜視図を示す。 変形例の包装容器の斜視図を示す。 変形例の包装容器の斜視図を示す。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。
(特徴1)本明細書で開示される包装容器では、変形部は、第1側板側の第1端辺において、第1蓋板の他の部分に連結されており、第2側板側の第2端辺において、切離部とスリット部を介して隣接しており、第1端辺の一端と第2端辺の一端とを連結する側辺及び第1端辺の他端と第2端辺の他端とを連結する側辺には、スリットが設けられていてもよい。この構成によれば、変形部を包装容器の内側に向けて押圧すれば、スリットが配置された位置で第1蓋板の他の部分と切り離され、容易に変形することができる。
(特徴2)本明細書で開示される包装容器では、スリット部は、それぞれが重複部分の第2側板側の端辺から第1側板側に延びる一対の第1スリット部と、一対の第1スリット部の第1側板側の端を連結する第2スリット部と、を有していてもよい。この構成によれば、切離部を第1蓋板の他の部分から容易に切り離すことができる。
(特徴3)本明細書で開示される包装容器では、第1蓋板の第2側板側の端辺と第2蓋板の第1側板側の端辺とが、第1側板と第2側板との間隔の中間位置で近接して配置されていてもよい。重複部分は、第1蓋板の第2側板側の端辺の中央部において第1蓋板の第2側板側の端辺よりも第2側板側に突出して、第2蓋板の第1側板側を越えて第2蓋板に重複してもよい。
(特徴4)本明細書で開示される包装容器では、切離部は、重複部分の第1側板側の端辺から第2側板側の端辺まで延びていてもよい。変形部は、第2蓋板の第1側板側の端辺よりも第1側板側に配置されていてもよい。第2蓋板の第1側板側の端辺は、切離部に重複する部分において、変形部から離間するように、第2側板側に位置していてもよい。この構成によれば、第1蓋板の第2側板側の端辺と第2蓋板の第1側板側の端辺とを、第1側板と第2側板との間隔の中間位置で近接して配置する一方で、第2蓋板を切離部の変形部側の端縁に重複する位置を避けて配置することができる。
(特徴5)本明細書で開示される包装容器では、第1蓋板の第2側板側の端辺には、第1蓋板から包装容器の外側に突出する第1把持部が連結されていてもよい。第2蓋板の第1側板側の端辺には、第1把持部と重なって第2蓋板から包装容器の外側に突出する第2把持部が連結されていてもよい。第1側板と第2側板の間に配置される第3側板と第4側板のそれぞれには、第1把持部と第2把持部の端部に係合する係合部が配置されていてもよい。この構成によれば、第1把持部と第2把持部とを利用して、包装容器を傾けずに持ち上げることができる。
(特徴6)本明細書で開示される包装容器では、第2蓋板は、切離部の変形部側の端縁に重複する位置を避けて配置されていてもよい。この構成によれば、変形部から挿入した指等を切離部に引掛ける際に、第2蓋板に指が引っ掛かってしまう事態を抑制することができる。これにより、切離部に指等を適切に引掛けて切離すことができる。
図1は、包装容器10の斜視図を示す。包装容器10は、例えばケーキ等のお菓子を店舗から持ち帰るために用いられる。図2は、包装容器10が展開されたブランク100を示す。包装容器10は、1枚のブランク100を組み立てることによって、作製される。包装容器10は、厚紙等の丈夫な紙で作製されている。なお、包装容器10の材料は、紙に限定されず、樹脂等の紙以外の材料であってもよい。なお、本明細書では、便宜上、図1に示す方向で前後左右上下方向を規定している。なお、高さ方向は、上下方向と平行である。
図1及び図2に示すように、包装容器10は、4枚の側板12,13,14,15と、4枚の底板40,42,44,46と、2枚の蓋板16,18と、2枚の把持板34,36と、2枚の係合板30,32と、を備える。なお、図2において、包装容器10に組み立てられる際に接着剤が塗布される領域は、斜線で表されている。
4枚の側板12,13,14,15は、それぞれ矩形状を有しており、四角形の筒状に配置されている。図2に示すように、側板12、側板15、側板13、側板14の順に連結されている。側板12と側板14とは、側板12の一端に連結された接着片12aに側板14の内面を接着させることによって、4枚の側板12,13,14,15が筒状に連結される。
4枚の側板12,13,14,15のそれぞれの下端には、4枚の底板40,44,42,46のそれぞれが連結されている。包装容器10の底部は、4枚の底板40,44,42,46によって構成されている。底板40は、接着部分40aにおいて、底板42の下面に接着されている。接着部分40aと底板42とは、接着領域42aに塗布された接着剤によって接着されている。同様に、底板44は、接着部分44aにおいて、底板46の下面の接着領域46aに塗布された接着剤によって、底板46と接着されている。そして、底板40の係合部分40cと底板44の係合部分44cとが互いに係合する。
4枚の側板12,13,14,15のうち、互いに対向する側板12,13のそれぞれの上端には、蓋板16,18のそれぞれが連結されている。蓋板16,18は、矩形状を有する。蓋板16は、側板12の上端辺から後方に向かって、側板14,15の前後方向の略中央位置まで延びている。蓋板16の左右方向の長さは、側板12の左右方向の長さと一致する。同様に、蓋板18は、側板13の上端辺から前方に向かって、側板14,15の前後方向の略中央位置まで延びている。蓋板18の左右方向の長さは、側板13の左右方向の長さと一致する。
蓋板16の後端辺16aは、包装容器10の前後方向の中央位置において、蓋板18の前端辺18aに近接して配置されている。詳細には、後端辺16aと前端辺18aとの間には、若干の隙間(例えば設計値で1.0mm程度)が設けられている。なお、後端辺16aと前端辺18aとが接触してもよく、この場合も、後端辺16aと前端辺18aとが近接して配置されていると言うことができる。
蓋板18は、前端辺18aの左右方向の中央部に、重複部分20を有している。重複部分20は、前端辺18aから前方に向かって突出している。重複部分20は、左右方向に長辺が延びる略長方形状を有しており、前側の両角が丸められている。重複部分20の前端には、切離部24が配置されている。切離部24は、略台形形状を有しており、後方に向かって左右方向の幅が狭くなっている。切離部24の前端辺は、重複部分20の前端辺と一致し、切離部24の後端辺は、前端辺18aよりも前方に位置する。切離部24は、前端辺を除く各辺に沿って、スリット部24aによって、蓋板18の他の部分と区切られている。スリット部24aでは、断続的に蓋板18を貫通するスリットが設けられている。スリット部24aは、それぞれが重複部分20の側板12側の端辺から側板13側に延びる一対の第1スリット部24bと、一対の第1スリット部24bの側板13側の端を連結する第2スリット部24cと、を備える。
重複部分20には、切離部24の後端には、変形部22が配置されている。変形部22は、切離部24とスリット部24a介して隣接する。変形部22は、長方形状を有しており、前端辺はスリット部24aを介して切離部24に接しており、左右両端辺は、それぞれ、スリット22aを介して重複部分20の他の部分と区切られている。スリット22aは、蓋板18を貫通している。スリット22aは、前後方向において切離部24の後端と前端辺18aとの間に配置されている。
重複部分20の下方に位置する蓋板16の後端辺16aには、逃げ形状16bが形成されている。逃げ形状16bは、後端辺16aの中央位置に配置されており、後端辺16aの他の部分から前方に湾曲するように形成されている。逃げ形状16bは、重複部分20の下方に位置しており、外側からは見えない。図3では、逃げ形状16b及び逃げ形状16bに連なる後端辺16aが一点鎖線で示されている。逃げ形状16bは、上方に重複される変形部22の前端辺よりも前方に位置する。なお、図3は、包装容器10を開封する途中の段階を示す図であり、使用者の指Fが変形部22に挿入されている様子が表されている。さらに、逃げ形状16bは、上方に重複される切離部24の後端辺よりも前方に位置する。
図1に示すように、後端辺16aには、把持板34が連結されている。把持板34は、左右方向の中央部分において、後端辺16aから上方に離間しており、蓋板16との間で開口している。開口の左右方向の長さは、重複部分20の左右方向の長さと一致する。後端辺16aの左右両端には、略V字状の係合形状が形成されている。前端辺18aには、把持板36が連結されている。把持板36は、把持板34と同一形状を有しており、把持板34と重ね合わされている。
把持板34,36は、重ね合わされた状態で、係合板30,32と係合する。係合板30,32は、それぞれ側板15,14の上端辺に連結されている。係合板30,32は、略三角形状を有している。係合板30の前後方向の中央には、上下方向に延びる係合孔30aが配置されている。係合孔30aは、係合板30を貫通している。係合板32は、係合孔30aと同様の係合孔32aを有している。
包装容器10は、蓋板16,18が開かれた状態で内部にお菓子等を収容して、蓋板16,18を閉じると、把持板34,36が重ね合わせられる。そして、把持板34,36の左右両端が係合孔30a,32aに挿入されて、係合形状が係合板30,32に係合することによって、把持板34,36が固定される。これにより、使用者は、把持板34,36を把持することによって、包装容器10を運ぶことができる。包装容器10は、誤開封を防止するために、重複部分20にシール50が貼り付けられる。シール50には、例えば、お菓子の賞味期限等が記載されている。
使用者は、包装容器10を開封する際に、シール50を剥がそうとしてもスムーズに剥がれない場合も多い。また、包装容器10の内容物がケーキ等の崩れやすいものである場合には、無理に剥がしたり破いたりしようとして、内容物が倒れて崩れる場合がある。
図3は、包装容器10を開封する方法を説明するための重複部分周辺の拡大斜視図である。包装容器10では、使用者は、開封時に、指で変形部22を下方に押す。変形部22は、後端辺以外の辺は、スリット22aとスリット部24aによって、蓋板18の他の部分と切離しやすくなっている。このため、変形部22は、押圧力によって、後端辺を軸に回動する。また、蓋板16は逃げ形状16bを有しているために、変形部22の下方には、蓋板16が存在しない。このため、使用者は、比較的に弱い力で変形部22を変形させることができる。変形部22は、周囲の蓋板18に対して、収容容器10の内側に変形する。
図4に示すように、変形部22が変形されると、指が包装容器10の内部に挿入される。これにより、使用者は、指を切離部24の後端辺に引っ掛けることができる。蓋板16は逃げ形状16bを有しているために、指が蓋板16に引っ掛かることを抑制することができる。使用者は、切離部24に指を引っ掛けて引き上げることによって、図5に示すように、切離部24が、蓋板18の他の部分から切離される。これにより、使用者は、シール50を剥がしたり破断させたりすることなく、包装容器10を開封することができる。
なお、切離部24は、蓋板18から切離されても、シール50によって蓋板16に貼り付けられているため、切離部24が包装容器10から分離されることを防止することができる。
さらに、変形部22は、使用者の1本の指Fが挿入される程度の大きさを有している。変形部22をできるだけ小さくすることによって、変形部22が意図せずに変形されることを抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(変形例)
(1)実施例の包装容器10は、把持板34,36を備える。しかしながら、「包装容器」は、把持部を備えていなくてもよい。例えば、図6に示すように、包装容器200は、直方体形状を有していてもよい。包装容器200は、側板12,15,13,14と同様の4枚の側板212,214を備えていてもよい。また、シール50と同様のシール250で貼り付けられている。
(2)実施例の包装容器10は、重複部分20は、蓋板18の左右方向の中央の一部に配置されている。しかしながら、「重複部分」の構成はこれに限定されない。例えば、図6に示すように、重複部分220は、蓋板218の左右方向の全長に亘って配置されていてもよい。重複部分220は、蓋板16の左右方向の全長に亘って蓋板16に重複していてもよい。切離部224は、重複部分220の左右方向の中央に位置していてもよい。あるいは、切離部224は、重複部分220の左右方向のいずれかに偏って配置されていてもよい。また、あるいは、重複部分220の左右方向に、複数の切離部224が間隔を有して配置されていてもよい。この場合、変形部22と同様の変形部222は、蓋板216の後端辺216aよりも後方に配置されていてもよい。また、逃げ形状16bと同様の逃げ形状216bは、配置されていなくてもよい。
(3)実施例の包装容器10は、切離部24は、重複部分20の左右方向の中央に配置されている。しかしながら、「切離部」の形状はこれに限らず、半円形状等のであってもよい。あるいは、例えば、図7に示すように、切離部324は、重複部分20の左右方向の全長に亘って配置されていてもよい。この場合、スリット部324aは、左右方向に平行に延びていていもよい。
(4)また、切離部24は、シール50以外の接着剤等で接着されていてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10 :包装容器
12、13、14、15:側板
16、18:蓋板
16b :逃げ形状
20 :重複部分
22 :変形部
22a :スリット
24 :切離部
24a :スリット部
24b :第1スリット部
24c :第2スリット部
30 :係合板
30a :係合孔
32 :係合板
32a :係合孔
34 :把持板
36 :把持板
50 :シール

Claims (6)

  1. 第1側板に連結される第1蓋板と、第1側板に間隔を有して対向する第2側板に連結される第2蓋板と、を備える包装容器であって、
    第1蓋板は、その一部に第1側板と第2側板との間隔の中間位置において、第2蓋板の外側に重複する重複部分を有しており、
    重複部分には、少なくとも一部に第1蓋板の他の部分とスリットが断続的に配置されているスリット部によって区切られている切離部が配置されており、
    第1蓋板の他の部分には、スリット部を介して切離部に隣接して配置されており、包装容器の外側から押圧すると、周囲に位置する第1蓋板に対して包装容器の内側に変形可能な変形部が配置されており、
    第2蓋板は、変形部に重複する位置を避けて配置されており、切離部の変形部側の端縁に重複する位置を避けて配置されている、包装容器。
  2. 変形部は、
    第1側板側の第1端辺において、第1蓋板の他の部分に連結されており、
    第2側板側の第2端辺において、切離部とスリット部を介して隣接しており、
    第1端辺の一端と第2端辺の一端とを連結する側辺及び第1端辺の他端と第2端辺の他端とを連結する側辺には、スリットが設けられている、請求項1に記載の包装容器。
  3. スリット部は、それぞれが重複部分の第2側板側の端辺から第1側板側に延びる一対の第1スリット部と、一対の第1スリット部の第1側板側の端を連結する第2スリット部と、を有する、請求項1又は2に記載の包装容器。
  4. 第1蓋板の第2側板側の端辺と第2蓋板の第1側板側の端辺とが、第1側板と第2側板との間隔の中間位置で近接して配置され、
    重複部分は、第1蓋板の第2側板側の端辺の中央部において第1蓋板の第2側板側の端辺よりも第2側板側に突出して、第2蓋板の第1側板側を越えて第2蓋板に重複する、請求項1から3のいずれか一項に記載の包装容器。
  5. 切離部は、重複部分の第1側板側の端辺から第2側板側の端辺まで延びており、
    変形部は、第2蓋板の第1側板側の端辺よりも第1側板側に配置されており、
    第2蓋板の第1側板側の端辺は、切離部に重複する部分において、変形部から離間するように、第2側板側に位置している、請求項4に記載の包装容器。
  6. 第1蓋板の第2側板側の端辺には、第1蓋板から包装容器の外側に突出する第1把持部が連結されており、
    第2蓋板の第1側板側の端辺には、第1把持部と重なって第2蓋板から包装容器の外側に突出する第2把持部が連結されており、
    第1側板と第2側板の間に配置される第3側板と第4側板のそれぞれには、第1把持部と第2把持部の端部に係合する係合部が配置されている、請求項4又は5に記載の包装容器。
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