JPH08105375A - 油圧モータ - Google Patents
油圧モータInfo
- Publication number
- JPH08105375A JPH08105375A JP6242936A JP24293694A JPH08105375A JP H08105375 A JPH08105375 A JP H08105375A JP 6242936 A JP6242936 A JP 6242936A JP 24293694 A JP24293694 A JP 24293694A JP H08105375 A JPH08105375 A JP H08105375A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain line
- hydraulic
- motor
- pressure
- motor casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Hydraulic Motors (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 セルフシールカップリングを備えたドレンラ
インと本体油圧源側のドレンラインとの接続を忘れても
モータケーシング内が異常高圧にならない油圧モータを
提供する。 【構成】 油圧モータ２のドレンライン２ｃにリリーフ
バルブ２ｇを設け、そのクラッキング圧力をモータケー
シングの許容圧力以下に設定する。
インと本体油圧源側のドレンラインとの接続を忘れても
モータケーシング内が異常高圧にならない油圧モータを
提供する。 【構成】 油圧モータ２のドレンライン２ｃにリリーフ
バルブ２ｇを設け、そのクラッキング圧力をモータケー
シングの許容圧力以下に設定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械等に用いられ
る油圧モータに関する。
る油圧モータに関する。
【０００２】
【従来の技術】杭打機、クレーン等の建設機械は、走行
駆動用やアタッチメント駆動用の油圧モータを搭載して
おり、これらの油圧モータは、輸送時等に本体油圧源と
分離されることが多いので、油圧モータの駆動ラインと
ドレンラインには、セルフシールカップリングが備えら
れている。
駆動用やアタッチメント駆動用の油圧モータを搭載して
おり、これらの油圧モータは、輸送時等に本体油圧源と
分離されることが多いので、油圧モータの駆動ラインと
ドレンラインには、セルフシールカップリングが備えら
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、油圧モータ
と本体油圧源とを接続する際に、駆動ラインの接続を忘
れた場合は、油圧モータが駆動しないので直ぐに気が付
くが、ドレンラインの接続を忘れた場合は、モータ駆動
時にモータケーシング内の圧力が異常に高くなってモー
タの破損を招く虞がある。
と本体油圧源とを接続する際に、駆動ラインの接続を忘
れた場合は、油圧モータが駆動しないので直ぐに気が付
くが、ドレンラインの接続を忘れた場合は、モータ駆動
時にモータケーシング内の圧力が異常に高くなってモー
タの破損を招く虞がある。
【０００４】そこで本発明は、ドレンラインの接続を忘
れてもモータケーシング内が異常高圧にならない油圧モ
ータを提供することを目的としている。
れてもモータケーシング内が異常高圧にならない油圧モ
ータを提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため本発明は、セルフシールカップリングを備えたドレ
ンラインを有する油圧モータにおいて、前記ドレンライ
ンにリリーフバルブを設けたことを特徴としている。
ため本発明は、セルフシールカップリングを備えたドレ
ンラインを有する油圧モータにおいて、前記ドレンライ
ンにリリーフバルブを設けたことを特徴としている。
【０００６】
【作 用】上記構成によれば、リリーフバルブのクラッ
キング圧力をモータケーシングの許容圧力以下に設定す
ることにより、ドレンラインの接続を忘れた状態でモー
タを駆動して、モータケーシング内の圧力が高くなって
も、リリーフバルブが開いて圧力を下げるから、モータ
ケーシング内の異常高圧を防止できる。
キング圧力をモータケーシングの許容圧力以下に設定す
ることにより、ドレンラインの接続を忘れた状態でモー
タを駆動して、モータケーシング内の圧力が高くなって
も、リリーフバルブが開いて圧力を下げるから、モータ
ケーシング内の異常高圧を防止できる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を杭打機の油圧モータに適用し
た実施例を図面に基づいて説明する。
た実施例を図面に基づいて説明する。
【０００８】杭打機の油圧回路１は、２台の走行用油圧
モータ２，３と、１台のオーガ駆動用油圧モータ４と、
各油圧モータ２，３，４を駆動する油圧ポンプ５と、各
油圧モータ２，３，４と油圧ポンプ５との間に介設され
て、各油圧モータ２，３，４の回転を切換える切換弁
６，７，８と、タンク９とで構成されている。
モータ２，３と、１台のオーガ駆動用油圧モータ４と、
各油圧モータ２，３，４を駆動する油圧ポンプ５と、各
油圧モータ２，３，４と油圧ポンプ５との間に介設され
て、各油圧モータ２，３，４の回転を切換える切換弁
６，７，８と、タンク９とで構成されている。
【０００９】走行用油圧モータ２は、駆動ライン２ａ，
２ｂとドレンライン２ｃとを有し、駆動ライン２ａ，２
ｂはセルフシールカップリング２ｄ，２ｅを備え、切換
弁６に分離可能に接続され、また、ドレンライン２ｃは
セルフシールカップリング２ｆを備え、タンク９へのド
レンライン９ａに分離可能に接続されている。
２ｂとドレンライン２ｃとを有し、駆動ライン２ａ，２
ｂはセルフシールカップリング２ｄ，２ｅを備え、切換
弁６に分離可能に接続され、また、ドレンライン２ｃは
セルフシールカップリング２ｆを備え、タンク９へのド
レンライン９ａに分離可能に接続されている。
【００１０】走行用油圧モータ３も同様に駆動ライン３
ａ，３ｂとドレンライン３ｃとを有し、駆動ライン３
ａ，３ｂのセルフシールカップリング３ｄ，３ｅを切換
弁７に、ドレンライン３ｃのセルフシールカップリング
３ｆをタンク９へのドレンライン９ｂにそれぞれ分離可
能に接続されており、オーガ駆動用油圧モータ４も駆動
ライン４ａ，４ｂとドレンライン４ｃとを有し、駆動ラ
イン４ａ，４ｂのセルフシールカップリング４ｄ，４ｅ
を切換弁８に、ドレンライン４ｃのセルフシールカップ
リング４ｆをタンク９へのドレンライン９ｃにそれぞれ
分離可能に接続されている また、各油圧モータ２，３，４は、それぞれドレンライ
ン２ｃ，３ｃ，４ｃの途中にリリーフバルブ２ｇ，３
ｇ，４ｇを設けている。このリリーフバルブ２ｇ，３
ｇ，４ｇはチェックバルブで、そのクラッキング圧力を
モータケーシングの許容圧力以下に設定されている。
ａ，３ｂとドレンライン３ｃとを有し、駆動ライン３
ａ，３ｂのセルフシールカップリング３ｄ，３ｅを切換
弁７に、ドレンライン３ｃのセルフシールカップリング
３ｆをタンク９へのドレンライン９ｂにそれぞれ分離可
能に接続されており、オーガ駆動用油圧モータ４も駆動
ライン４ａ，４ｂとドレンライン４ｃとを有し、駆動ラ
イン４ａ，４ｂのセルフシールカップリング４ｄ，４ｅ
を切換弁８に、ドレンライン４ｃのセルフシールカップ
リング４ｆをタンク９へのドレンライン９ｃにそれぞれ
分離可能に接続されている また、各油圧モータ２，３，４は、それぞれドレンライ
ン２ｃ，３ｃ，４ｃの途中にリリーフバルブ２ｇ，３
ｇ，４ｇを設けている。このリリーフバルブ２ｇ，３
ｇ，４ｇはチェックバルブで、そのクラッキング圧力を
モータケーシングの許容圧力以下に設定されている。
【００１１】このように構成することにより、ドレンラ
イン２ｃ，３ｃ，４ｃの接続を忘れた状態で各油圧モー
タ２，３，４を駆動して、モータケーシング内の圧力が
高くなっても、リリーフバルブ２ｇ，３ｇ，４ｇが開い
て圧力を下げるから、モータケーシング内の異常高圧を
防止できる。
イン２ｃ，３ｃ，４ｃの接続を忘れた状態で各油圧モー
タ２，３，４を駆動して、モータケーシング内の圧力が
高くなっても、リリーフバルブ２ｇ，３ｇ，４ｇが開い
て圧力を下げるから、モータケーシング内の異常高圧を
防止できる。
【００１２】図３は、リリーフバルブにパイロット切換
弁１０を用いた第２実施例を示し、また、図４は、セル
フシールカップリングのソケット１１内にチェックバル
ブ１２を設けた第３実施例を示し、図５はセルフシール
カップリングのプラグ１３内にチェックバルブ１４を設
けた第４実施例を示すもので、各実施例とも前記第１実
施例と同様に、モータケーシング内の圧力が高くなって
も、リリーフバルブが開いて圧力を下げるから、モータ
ケーシング内の異常高圧を防止できる。
弁１０を用いた第２実施例を示し、また、図４は、セル
フシールカップリングのソケット１１内にチェックバル
ブ１２を設けた第３実施例を示し、図５はセルフシール
カップリングのプラグ１３内にチェックバルブ１４を設
けた第４実施例を示すもので、各実施例とも前記第１実
施例と同様に、モータケーシング内の圧力が高くなって
も、リリーフバルブが開いて圧力を下げるから、モータ
ケーシング内の異常高圧を防止できる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の油圧モー
タは、セルフシールカップリングを備えたドレンライン
にリリーフバルブを設け、リリーフバルブのクラッキン
グ圧力をモータケーシングの許容圧力以下に設定するこ
とにより、ドレンラインの接続を忘れた状態でモータを
駆動して、モータケーシング内の圧力が高くなっても、
リリーフバルブが開いて圧力を下げるから、モータケー
シング内の異常高圧を防止できる。
タは、セルフシールカップリングを備えたドレンライン
にリリーフバルブを設け、リリーフバルブのクラッキン
グ圧力をモータケーシングの許容圧力以下に設定するこ
とにより、ドレンラインの接続を忘れた状態でモータを
駆動して、モータケーシング内の圧力が高くなっても、
リリーフバルブが開いて圧力を下げるから、モータケー
シング内の異常高圧を防止できる。
【図１】 本発明の第１実施例を示す油圧モータの回路
図である。
図である。
【図２】 同じく杭打機の油圧回路図である。
【図３】 第２実施例を示す油圧モータの回路図であ
る。
る。
【図４】 第３実施例を示すセルフシールカップリング
のソケットの断面図である。
のソケットの断面図である。
【図５】 第４実施例を示すセルフシールカップリング
のプラグの断面図である。
のプラグの断面図である。
１…杭打機の油圧回路、２…走行用油圧モータ、２ｃ…
ドレンライン、２ｄ…ドレンラインのセルフシールカッ
プリング、２ｇ…リリーフバルブ、３…走行用油圧モー
タ、３ｃ…ドレンライン、３ｄ…ドレンラインのセルフ
シールカップリング、３ｇ…リリーフバルブ、４…オー
ガ駆動用油圧モータ４、４ｃ…ドレンライン、４ｄ…ド
レンラインのセルフシールカップリング、４ｇ…リリー
フバルブ、５…油圧ポンプ、６，７，８…切換弁、９…
タンク、１０…パイロット切換弁、１１…セルフシール
カップリングのソケット、１２，１４…チェックバル
ブ、１３…セルフシールカップリングのプラグ
ドレンライン、２ｄ…ドレンラインのセルフシールカッ
プリング、２ｇ…リリーフバルブ、３…走行用油圧モー
タ、３ｃ…ドレンライン、３ｄ…ドレンラインのセルフ
シールカップリング、３ｇ…リリーフバルブ、４…オー
ガ駆動用油圧モータ４、４ｃ…ドレンライン、４ｄ…ド
レンラインのセルフシールカップリング、４ｇ…リリー
フバルブ、５…油圧ポンプ、６，７，８…切換弁、９…
タンク、１０…パイロット切換弁、１１…セルフシール
カップリングのソケット、１２，１４…チェックバル
ブ、１３…セルフシールカップリングのプラグ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ１５Ｂ 11/00 11/028
Claims (1)
- 【請求項１】 セルフシールカップリングを備えたドレ
ンラインを有する油圧モータにおいて、前記ドレンライ
ンにリリーフバルブを設けたことを特徴とする油圧モー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6242936A JPH08105375A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 油圧モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6242936A JPH08105375A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 油圧モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08105375A true JPH08105375A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17096427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6242936A Pending JPH08105375A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 油圧モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08105375A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008075703A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Tadano Ltd | 作業機の油圧シリンダ損傷防止回路 |
-
1994
- 1994-10-06 JP JP6242936A patent/JPH08105375A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008075703A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Tadano Ltd | 作業機の油圧シリンダ損傷防止回路 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040921 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050329 |