JPH0450445Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0450445Y2
JPH0450445Y2 JP18615286U JP18615286U JPH0450445Y2 JP H0450445 Y2 JPH0450445 Y2 JP H0450445Y2 JP 18615286 U JP18615286 U JP 18615286U JP 18615286 U JP18615286 U JP 18615286U JP H0450445 Y2 JPH0450445 Y2 JP H0450445Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solenoid valve
hydraulic
circuit
key switch
construction machinery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18615286U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6391538U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18615286U priority Critical patent/JPH0450445Y2/ja
Publication of JPS6391538U publication Critical patent/JPS6391538U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0450445Y2 publication Critical patent/JPH0450445Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は建設機械用の油圧駆動装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
建設機械たとえば油圧シヨベルでは、掘削中に
大きな岩などを除去するために、油圧シリンダの
推力を一時的に増大することができるようになつ
ているものがある。これは油圧駆動装置に定格リ
リーフ弁と高圧リリーフ弁を具備させ、常態にお
いては定格リリーフ弁によつて回路圧力を設定
し、必要に応じ高圧リリーフ弁を電磁弁によつて
選択し、供給圧力を変更することでなされてい
る。
第3図はそのような油圧駆動装置の油圧回路を
示している。図において、符号1は油圧ポンプ、
2は油圧シリンダ、3は方向切換弁、4は低圧
(定格)リリーフ弁、5は高圧リリーフ弁、6は
低圧リリーフ弁のスプリング室側に接続された電
磁弁、14は低圧リリーフ弁を高圧リリーフ弁に
切り換える油圧ポンプをそれぞれ示している。こ
の回路では通常電磁弁6が働いていないため、低
圧リリーフ弁4が回路の供給圧力を設定してい
る。が、電磁弁6が動作して油圧ポンプ14から
低圧リリーフ弁4に圧油が供給されると、低圧リ
リーフ弁はロツクされ、高圧リリーフ弁5が働い
て、油圧シリンダ2を高い圧力で作動させること
ができる。
前記電磁弁6は、スイツチを作業者が操作する
ことによつて作動するようになつている。第2図
は装置の電気回路を示していて、電磁弁6は油圧
ポンプ1を駆動するエンジンの起動回路7ととも
に、キースイツチ8を介して電源9に接続され、
電磁弁6とキースイツチ8との間に手動スイツチ
10が接続されている。エンジンの始動は、キー
スイツチ8を回転し、端子aと端子bと端子cと
を接続して、エンジン起動回路7を電源9に接続
することによつてなされ、また電磁弁6の作動
は、キースイツチ8を回転して、端子aと端子c
とを接続した状態にして、手動スイツチ10を閉
じることによつてなされる。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような装置においては、電磁弁は使用頻度
がかなり少なく、長時間にわたつて作動されるこ
とがないため、電磁弁がステイツクしやすいとい
う問題がある。電磁弁がステイツクした場合に
は、操作者が電磁弁を手で作動させ、ごみなどを
排出することによつて回復させているのが現状で
ある。
本考案は、このような電磁弁のステイツクを防
止することができる、改良された建設機械用油圧
駆動装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の装置は、キースイツチによつてエンジ
ン起動回路を電源に接続したときに、手動スイツ
チを開いていても、電磁弁を電源に接続させる手
段を具備させたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案の建設機械用油圧駆動装置は、前記の如
く構成されているから、キースイツチによつてエ
ンジン起動回路を電源に接続したとき、つまり、
油圧ポンプ駆動用のエンジンを起動するごとに電
磁弁が作動するので、電磁弁がステイツクするお
それをなくすことができる。
〔実施例〕
本考案の建設機械用油圧駆動装置の実施例を第
1図について説明する。
この装置は、従来の装置と同様に、高圧リリー
フ弁を選択する電磁弁6とエンジン起動回路7と
がキースイツチ8を介して電源9に接続され、手
動スイツチ10が電磁弁6とキースイツチ8との
間に接続されていて、キースイツチ8を操作し、
端子aと端子bと端子cとが接続された第二の接
続状態にすると、エンジン起動回路7を電源9に
接続することができるようになつている。また、
端子aと端子cとが接続するようにキースイツチ
8を操作した第一の接続状態において手動スイツ
チ10を閉じること、電磁弁6のみを作動させる
ことができるようになつている。
本考案による装置では、キースイツチ8によつ
て、エンジン起動回路7を電源9に接続したとき
に、手動スイツチ10にかかわりなく、電磁弁6
も電源9に接続されるようにしている。リレー1
1はこのためのもので、リレー接点12が手動ス
イツチ10に対して並列に接続されると共に、こ
のリレー接点を開閉させるリレーコイル13がエ
ンジン起動回路7に対して並列に接続されてい
る。
本考案の油圧駆動装置は、前記の如く構成され
ているから、エンジン起動回路7がキースイツチ
8によつて電源9に接続されると、電流がリレー
コイル13に流れ、リレー接点12が閉じて、電
磁弁6を作動させることができる。つまりエンジ
ンを起動させるたびに電磁弁6が駆動され、電磁
弁が長時間にわたつて作動されない状態にならな
いため、電磁弁のステイツクを防ぐことができ
る。なお、この装置では、エンジンを始動する
と、電磁弁6も作動することになるが、エンジン
がかかるとキースイツチ8がもとに戻り、電磁弁
6と電源9との接続を断つため、油圧回路を低圧
(定格)リリーフ弁4によつて設定させることが
できる。
〔考案の効果〕
本考案の建設機械用油圧駆動装置は、以上述べ
たように、キースイツチによつてエンジン起動回
路を電源に接続したときに、手動スイツチが開い
ていても、電磁弁を電源に接続して、電磁弁を作
動させるので、電磁弁におけるステイツクの発生
をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の建設機械用油圧駆動装置の一
実施例を示す電気回路図、第2図は従来の電気回
路図、第3図は建設機械用油圧駆動装置の油圧回
路図である。 6……電磁弁、7……エンジン起動回路、8…
…キースイツチ、9……電源、10……手動スイ
ツチ、11……リレー、12……リレー接点、1
3……リレーコイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 エンジンにより駆動される油圧ポンプと、そ
    の油圧ポンプからの圧油により駆動される油圧
    アクチユエータと、前記油圧ポンプから油圧ア
    クチユエータに至る油圧回路の圧力を高くする
    電磁弁と、その電磁弁回路のみを電源に接続さ
    せる第一の接続状態およびエンジン起動回路と
    電磁弁回路とを電源に接続させる第二の接続状
    態をもつキースイツチと、電磁弁とキースイツ
    チとの間に接続された常時接点が開いている手
    動スイツチとを具備している建設機械用油圧駆
    動装置において、前記キースイツチを第二の接
    続状態にすると前記手動スイツチが開いている
    にもかかわらず電磁弁を電流に接続させる手段
    を具備していること、を特徴とする建設機械用
    油圧駆動装置。 2 電磁弁を電源に接続させる手段がリレーから
    なり、リレー接点を手動スイツチと並列に接続
    すると共に、リレーコイルをエンジン起動回路
    と並列に接続した実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載の建設機械用油圧駆動装置。
JP18615286U 1986-12-04 1986-12-04 Expired JPH0450445Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18615286U JPH0450445Y2 (ja) 1986-12-04 1986-12-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18615286U JPH0450445Y2 (ja) 1986-12-04 1986-12-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6391538U JPS6391538U (ja) 1988-06-14
JPH0450445Y2 true JPH0450445Y2 (ja) 1992-11-27

Family

ID=31135446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18615286U Expired JPH0450445Y2 (ja) 1986-12-04 1986-12-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0450445Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6391538U (ja) 1988-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4881371A (en) Auxiliary coupler pressure relief hydraulic system with pump drive ignition switch relief
KR0141982B1 (ko) 유압식 굴삭기의 유압제어장치
JPS57205639A (en) Closing device for oil-pressure circuit for inertia-mass driving
JPH0450445Y2 (ja)
US5419236A (en) Method for controlling a hydraulic drive and configuration for carrying out the method
JPS63138026A (ja) 油圧シヨベルの油圧回路
JPS595163B2 (ja) クレ−ン等の速度制御回路
KR200333340Y1 (ko) 굴삭기의붐비상하강장치
KR920702744A (ko) 유압굴삭기의 주행 및 작업기의 조작장치
JP2541738Y2 (ja) 高所作業車の制御装置
CN215105647U (zh) 风扇反转控制装置、包括该装置的液压系统和作业机械
JP4144310B2 (ja) パイロット切換弁、パイロット回路及び移動式破砕機
JP2744176B2 (ja) 作業機の安全装置
JP2570400Y2 (ja) 高所作業車の制御装置
JP2000240107A (ja) 建設機械の警報装置
JPS5834150Y2 (ja) 伸縮ブ−ムの伸長スピ−ド制御装置
JPH10141307A (ja) 液圧ユニット
SU1643811A1 (ru) Гидропривод экскаватора
JPH07180190A (ja) 背圧保償油圧回路
JP3572100B2 (ja) 油圧アクチュエータ駆動用の油圧制御装置
SU1189955A1 (ru) Гидропривод экскаватора
JPH0361676A (ja) コンクリートポンプのシーケンス駆動装置
JPH0781287B2 (ja) 土木・建設機械の油圧駆動装置
JPH0335858Y2 (ja)
JPH10183693A (ja) 作業機械の油圧回路