JPH08105172A - 吸排ガラリ、これを用いた棟換気構造、小屋裏構造及び建物構造 - Google Patents

吸排ガラリ、これを用いた棟換気構造、小屋裏構造及び建物構造

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JPH08105172A
JPH08105172A JP29683194A JP29683194A JPH08105172A JP H08105172 A JPH08105172 A JP H08105172A JP 29683194 A JP29683194 A JP 29683194A JP 29683194 A JP29683194 A JP 29683194A JP H08105172 A JPH08105172 A JP H08105172A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 換気能力に優れ、雨水等が侵入せず、しかも
小屋裏のみならず躯体の乾燥をも図ることができる吸排
ガラリ、棟換気構造、小屋裏構造及び建物構造を提供す
る。 【構成】 吸排ガラリは、頂面10と底面12との間に
柱体14を備えており、この柱体14により貫通孔16
が規定されている。これら貫通孔16は相互に連通して
おり、柱体14により直線状に伸びるのが不可能に構成
されている。棟換気構造は、断面形状が台形をなす2枚
の吸排ガラリ7を備える。この台形の上底部分を構成す
る面が屋根面と当接する。小屋裏及び建物構造30は、
外壁33と内壁34との間に通気層35を備え、この通
気層35は小屋裏31と連通している。棟32、通気層
35、及び鼻隠と軒天井との間の通気口には、吸排ガラ
リ7が設置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸排ガラリ、これを用
いた棟換気構造、小屋裏構造及び建物構造に係り、更に
詳細には、小屋裏及び躯体の換気・乾燥を図ることので
きる吸排ガラリ、棟換気構造、小屋裏構造及び建物構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多くの建物においては、壁を通し
て浸透してくる室内からの湿った空気を室外に排出する
ために、外壁と内壁との間に通気層、軒下に有孔板を備
える構造が採用されている。この通気層及び軒下有孔板
を介して建物に流入した空気は、小屋裏を通って外部に
流出する。このため、従来から、小屋裏には種々の形状
を有する換気口又は換気装置が設けられている。
【0003】本発明者らも、特開平5−171759号
公報において図7に示すような棟換気装置を提案してお
り、この棟換気装置は、換気孔1aを備えるカバー1内
に、端面2aと2bとを連通する多数の直線状貫通孔を
有する板状部材2を収容して構成されており、屋根面5
の棟部分に設置されている。このような構成の棟換気装
置では、好天時には建物内の湿った空気は通気孔3を通
り、カバー1を介して換気口1aから外部に排出され
る。一方、暴風雨等の際には、外気流は屋根面5に沿っ
て図示矢印Pのように吹き上げる。従って、換気孔1a
の近傍には負圧領域が形成され、建物内の空気は図示矢
印Qのように排出され、良好な換気が行えることを開示
した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者らが更に研究を重ねた結果、以下に示す改善の余地が
存在することが判明した。即ち、建物の換気能力に最も
影響を及ぼすのは、外部から建物に流入する気流の風圧
であり、上述のような棟換気装置では、外部気流の取り
込み口を考慮しておらず、換気能力が未だ十分とは言い
難い。また、上述のように外部気流の取り込み口を考慮
していない結果、掃気の動力(空気を移動させる動力)
をファンや温度差圧力に依存しており、前者ではコスト
高であり、後者では狭い隙間を掃気する能力に乏しい。
【0005】更に、上記棟換気装置では、換気孔1aか
らの雨水等の侵入に対して改善がなされているものの未
だ十分とは言えなかった。本発明は、このような従来技
術の有する課題に鑑みてなされたものであり、その目的
とするところは、換気能力に優れ、雪や雨水等が侵入せ
ず、しかも小屋裏のみならず躯体の乾燥をも図ることが
できる吸排ガラリ、棟換気構造、小屋裏構造及び建物構
造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意研究した結果、特定構造の吸排ガラリ
を用い、外部気流を積極的に建物内に流入させることに
より、上記目的が達成できることを見出し、本発明を完
成するに至った。従って、本発明の吸排ガラリは、躯体
の乾燥又は小屋裏の換気に用いられる吸排ガラリであっ
て、相互に連通する貫通孔を備え、この貫通孔の形状が
少なくとも1箇所の変曲点を有する線状であることを特
徴とする。また、本発明の他の吸排ガラリは、躯体の乾
燥又は小屋裏の乾燥に用いられる吸排ガラリであって、
直線状の貫通孔を備え、この貫通孔の開口率が75〜2
5%であることを特徴とする。
【0007】更に、本発明の棟換気構造は、上記吸排ガ
ラリを備えた棟換気構造であって、板状をなす2枚の該
吸排ガラリが棟方向に延在して取り付けられ、上記板状
吸排ガラリの断面形状は2底角が90°以下の台形であ
り、この台形の上底を構成する面が屋根面と当接し、2
底角のうちのいずれか1つを構成する部分同士が当接し
ていることを特徴とする。また、本発明の小屋裏構造
は、上述の吸排ガラリを、棟及び鼻隠と軒天井との間に
設置して成ることを特徴とする。更に、本発明の建物構
造は、外壁と断熱材層との間に通気層を備える建物構造
であって、上述の吸排ガラリを、棟と、上記通気層及び
/又は鼻隠と軒天井との間と、に備えることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明の吸排ガラリにおいては、貫通孔の孔形
状を少なくとも1箇所の変曲点を有する線状にし、これ
ら貫通孔を相互に連通させる構造とした。このように、
貫通孔の孔形状を直線以外の形状とすることにより、貫
通孔に侵入した雨水、風雪等はその貫通孔に存在する変
曲点によって更なる侵入を抑制される。一方、貫通孔を
相互に連通させたことにより、本発明の吸排ガラリはほ
ぼ全方向について吸排気が可能であり、代表的に、吸排
ガラリが6面体構造をなす場合には頂面及び底面以外の
4個の面において吸排気が可能であり、好ましくは6個
の面の全てにおいて吸排気が可能である。
【0009】また、本発明の他の吸排ガラリにおいて
は、貫通孔は直線状をなすものの、その開口率を75〜
25%に制御した。従って、雨水等の侵入が効果的に抑
制される。更に、上記双方の吸排ガラリにおける貫通孔
の出口又は入口に網状体を設置することにより、雨水の
侵入抑制効果を更に向上させることができる。
【0010】また、本発明の小屋裏構造においては、
棟、鼻隠と軒天井との間に通気口を設け、これら通気口
又はその近傍に上述のような吸排ガラリを設置した。従
って、風のある日などにおいて、外気流は鼻隠と軒天井
との間に設置された吸排ガラリを介して小屋裏に流入
し、その一部は棟に設置した吸排ガラリから室外に流出
し、残部は上記鼻隠と軒天井との間の吸排ガラリとほぼ
反対側(風下側)の吸排ガラリから外部に流出する。こ
の結果、小屋裏の換気を効果的に行うことができる。
【0011】また、本発明の建物構造は、棟と、外壁と
断熱材層との間の通気層と、鼻隠と軒天井との間、又は
棟と、この通気層若しくは鼻隠と軒天井との間に上述の
ような吸排ガラリ備える。この通気層は外気及び小屋裏
と連通しているため、この通気層に設置された吸排ガラ
リを介して壁体内に流入した外気は小屋裏に流入し、鼻
隠と軒天井との間にも吸排ガラリが設置されている場合
には、ここから流入した外気と合流して、その一部は棟
に設置された吸排ガラリを介して外部に流出し、残部は
風下側の鼻隠と軒天井との間及び/又は通気層に設置さ
れた吸排ガラリを介して外部に流出する。この結果、小
屋裏の換気が図れるのみならず、躯体の乾燥を図ること
もできる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を、図面を参照して実施例によ
り詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定され
るものではない。 (実施例1)図1は、本発明の吸排ガラリの一実施例を
示す略示的斜視図である。同図において、この吸排ガラ
リは、頂面10と底面12との間に柱体14を備えてお
り、この柱体14により貫通孔16が規定されている。
これら貫通孔16は相互に連通しており、また、柱体1
4により直線状に伸びるのが不可能に構成されており、
貫通孔16の孔形状は、図示矢印Xで示すように少なく
とも1箇所の変曲点を有するものである。従って、貫通
孔16から吸排ガラリに侵入した雨水、風雪等は柱体1
4により遮られ、吸排ガラリの更に奥の部分には侵入で
きなくなる。
【0013】なお、本実施例の吸排ガラリでは、図示矢
印A〜Dの方向に吸排気が可能であり、頂面10及び底
面12側では吸排気ができない構成となっているが、こ
れに限定されるものではなく、頂面10及び底面12に
図示しない貫通孔を穿設し、頂面10及び底面12側か
らも吸排気可能にしてもよい。また、本実施例に示す吸
排ガラリを適宜積層してもよく、この場合には、積層さ
れた上下の層において、柱体14同士が真下又は真上に
位置しないように配置することにより、頂面10と底面
12との間を貫通する貫通孔16の孔形状が直線状にな
らないようにすることができる。
【0014】(実施例2)本発明の他の吸排ガラリの一
実施例を図2に示す。また、従来の吸排ガラリの一例を
図3に示す。なお、実施例1の場合と実質的に同一の部
材には同一符号を付し、その説明を省略する。図2にお
いて、貫通孔18は直線状に伸びており、この吸排ガラ
リとしては図示矢印A及びCの方向に吸排気が可能であ
る。また、この吸排ガラリの貫通孔18は、図3に示す
従来の吸排ガラリの場合と比較して、開口率が小さく形
成されており、雨水等が侵入し難い構成を採っている。
貫通孔18の開口率としては、75〜25%であり、5
0〜25%とするのが好ましい。開口率が20%以下の
場合には、吸排気性能が低下する傾向がある。
【0015】なお、図4に示すように、実施例1又は実
施例2に示す吸排ガラリの貫通孔の入口又は出口に網2
0を敷設し、これにより雨水等の侵入を更に良好に抑制
することが可能になる。また、上述の吸排ガラリの材質
は特に限定されるものではないが、アルミ、ステンレ
ス、セラミックス及び合成樹脂等を例示でき、低コスト
性の観点からは合成樹脂が好ましい。
【0016】(実施例3)図5は、本発明の小屋裏構造
及び建物構造の一実施例を示す略示的断面図である。同
図において、小屋裏及び建物構造30は、外壁33と内
壁(又は断熱材層)34との間に通気層35を備えてお
り、この通気層35は小屋裏31と連通しており、小屋
裏31は通気孔36を介して棟32と連通している。そ
して、棟32、通気層35、及び鼻隠と軒天井との間の
通気口には、上記実施例1及び/又は実施例2に示した
吸排ガラリ7が設置されている。
【0017】上述のような小屋裏及び建物構造におい
て、外気流が図示矢印Eのように流れている場合、外気
流は矢印f及びgで示すように風上側の吸排ガラリ7を
介して建物・小屋裏に流入し、その一部が棟32の吸排
ガラリ7を介して矢印hのように建物外部に流出すると
ともに、残部は矢印i及びjのように風下側の吸排ガラ
リ7から建物外部に流出する。このように、本発明の小
屋裏及び建物構造においては、自然の風を積極的に建物
内部に流入させ、小屋裏喚起等を行う際の掃気源として
用いることにより、喚起能力を向上させるとともに、小
屋裏のみならず躯体の乾燥を図ることも可能である。
【0018】また、本発明の小屋裏構造及び建物構造に
おいては、上述のような換気機構により外壁や内壁等の
壁体を冷却するので、これら壁体から室内への輻射熱を
小さくすることができ、夏期などでは室内でクーラーが
よく効く。一方、寒冷地などにおいては、暖房による室
内からの輻射熱が壁体を介して屋根に伝わることによ
り、屋根の中間部に積もった雪が溶け、この雪解け水が
流下し軒先で凍結してつららを作る。このように一旦つ
ららが形成されると、雪解け水は、屋根を伝わって軒下
に流下できず行き場を失い、屋根から躯体に侵入して躯
体を朽ちさせる原因となるが、本発明の小屋裏構造及び
建物構造によれば、壁体の冷却と換気を良好に行えるた
め、このような問題を回避できる。
【0019】なお、図5に示す小屋裏及び建物構造にお
いて、小屋裏喚起のみを目的とする場合には、通気層3
5及び通気層に設置した吸排ガラリ7は必須の要素では
ない。一方、躯体の乾燥を図る場合には、鼻隠と軒天井
との間の通気口及び吸排ガラリは必須の要素ではない。
【0020】次に、図6に本発明の吸排ガラリの設置方
法の一例を示す。同図に示すように、吸排ガラリ7は、
外壁33と内壁(又は断熱材層)35との隙間、鼻隠3
7と図示しない軒天井との隙間、棟32に設置される。
なお、外壁33と内壁35との間及び鼻隠37と軒天井
との間に、吸排ガラリ7を設置する際には、建物の任意
の方向が風上側となっても良好な喚起能力を奏するよう
に、吸排ガラリ7を建物の周囲全体に亘って設置するの
が好ましい。
【0021】(実施例4)図8に、本発明の棟換気構造
の一実施例を示す。同図において、この棟換気構造は、
2枚の吸排ガラリ7をカバー40により包囲して構成さ
れている。この棟換気構造において、吸排ガラリ7は、
断面がほぼ台形形状をなす板状に形成されており、棟方
向、即ち紙面に垂直な方向に伸びている。上記台形では
2つの底角α、βが90°以下であり、上底が屋根面4
3と当接している。また、底角αをもって他の吸排ガラ
リと当接している。
【0022】本実施例において、底角βは90°である
が、これに限定されるものではなく、90°未満、例え
ば図示γのようにすることも可能である。但し、上述の
如く、本発明の吸排ガラリ7では柱体がいわゆる千鳥状
に配設されているため、底角βを90°としても、雨
水、風雪等の吹き込みは良好に回避される。更に、同様
の理由から、吸排ガラリ自体の寸法を小さくしても、雨
水等の吹き込みを回避できるとともに良好な換気性能を
得ることが可能である。代表的に、本発明の吸排ガラリ
は、従来の吸排ガラリに対して50%程度の寸法で十分
である。
【0023】次に、上記棟換気構造の設置方法の一例に
ついて説明すると、棟木48、垂木46、野地板44を
備えた棟部分において、本発明の吸排ガラリ7を上述の
ように設置し、この吸排ガラリ7を、笠木42、吸排ガ
ラリ7及びルーフィング材43を貫通させて野地板43
に釘止めし、釘止めした吸排ガラリ7をカバー40で包
囲すればよい。なお、カバー40の形状は、吸排ガラリ
7が暴露されるのを回避できれば特に限定されるもので
はなく、笠木42と吸排ガラリ7との間に段差を形成し
てもよく(図8左側)、段差を形成せずに幅広に形成す
ることもできる。また、本発明の吸排ガラリは、図7に
示すように設置することも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特定構造の吸排ガラリを用い、外部気流を積極的に建物
内に流入させることとしたため、換気能力に優れ、雨水
等が侵入せず、しかも小屋裏のみならず躯体の乾燥をも
図ることができる吸排ガラリ、棟換気構造、小屋裏構造
及び建物構造を提供することができる。また、本発明に
よれば、躯体の乾燥を良好に行うことができるため、躯
体を長寿命化でき、無用な森林伐採を回避できるので、
本発明は自然環境の保護にも資するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸排ガラリの一実施例を示す略示的斜
視図である。
【図2】本発明の他の吸排ガラリの一実施例を示す略示
的斜視図である。
【図3】従来の吸排ガラリの一例を示す略示的斜視図で
ある。
【図4】貫通孔の出口又は入口に網を敷設した吸排ガラ
リを示す略示的斜視図である。
【図5】本発明の小屋裏及び建物構造の一実施例を示す
略示的断面図である。
【図6】本発明の吸排ガラリの設置例を示す斜視図であ
る。
【図7】従来の棟換気装置の一例を示す断面図である。
【図8】本発明の棟換気構造の一実施例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 頂面 12 底面 14 柱体 16,18,19 貫通孔 20 網 30 小屋裏及び建物構造 31 小屋裏 32 棟 35 通気層 37 鼻隠 40 カバー 42 笠木 43 ルーフィング材 44 野地板 46 垂木 48 棟木

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体の乾燥又は小屋裏の換気に用いられ
    る吸排ガラリであって、相互に連通する貫通孔を備え、
    この貫通孔の形状が少なくとも1箇所の変曲点を有する
    線状であることを特徴とする吸排ガラリ。
  2. 【請求項2】 躯体の乾燥又は小屋裏の乾燥に用いられ
    る吸排ガラリであって、直線状の貫通孔を備え、この貫
    通孔の開口率が75〜25%であることを特徴とする吸
    排ガラリ。
  3. 【請求項3】 上記貫通孔の入口及び/又は出口に網状
    体が設置されていることを特徴とする請求項1又は2記
    載の吸排ガラリ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の吸排ガラリを備えた棟換
    気構造であって、 板状をなす2枚の該吸排ガラリが棟方向に延在して取り
    付けられ、 上記板状吸排ガラリの断面形状は2底角が90°以下の
    台形であり、この台形の上底を構成する面が屋根面と当
    接し、2底角のうちのいずれか1つを構成する部分同士
    が当接している、ことを特徴とする棟換気構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1つの項に記載
    の吸排ガラリを、棟及び鼻隠と軒天井との間に設置して
    成ることを特徴とする小屋裏構造。
  6. 【請求項6】 外壁と断熱材層との間に通気層を備える
    建物構造であって、 請求項1〜3のいずれか1つの項に記載の吸排ガラリ
    を、棟と、上記通気層及び/又は鼻隠と軒天井との間
    と、に備えることを特徴とする建物構造。
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