JP2002121833A - パッシブ換気式家屋 - Google Patents

パッシブ換気式家屋

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JP2002121833A
JP2002121833A JP2000318311A JP2000318311A JP2002121833A JP 2002121833 A JP2002121833 A JP 2002121833A JP 2000318311 A JP2000318311 A JP 2000318311A JP 2000318311 A JP2000318311 A JP 2000318311A JP 2002121833 A JP2002121833 A JP 2002121833A
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Noboru Takasugi
昇 高杉
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MIYAZAWA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家屋内外の温度差を利用して家屋内の換気を
行なうパッシブ換気式の家屋に、外気の流れを利用して
換気効率を高めることができ、しかも雨水、雪、鳥類、
虫、枯葉等の異物の侵入を確実に防止できる排気筒を設
置する。 【解決手段】 家屋本体から上方に突設する排気筒15
は、上端開口が排気口16Aになり、下端開口が吸込み
口になった筒本体16と、筒本体16の下側に挿装した
2本の排気管19、19と、筒本体16の上端側に排気
口16Aを覆うように設けた排気口カバー30とから構
成してある。筒本体16には高さと横方向に180度異
なった位置に側面開口22、23、各々の上方にルーバ
ー28、29が形成してあり、筒本体16内には上端側
がオーバーラップし、下端が側面開口22、23に連設
した傾斜ガイド板24、25が離間して設置してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高気密、高断熱仕
様の家屋において家屋内外の温度差を利用することによ
り家屋内の自然換気を行うようにした所謂パッシブ換気
式家屋に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、寒冷地の住宅は高断熱及び高気密
化の技術の進歩に伴って冬期間も暖かい快適な居住生活
を送ることができるようになったが、問題となるのが家
屋内の換気である。そこで建物内の容積に基づいて電動
ファンを設けた換気装置により換気を行なう計画換気が
次第に行なわれるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した換気装置によ
る計画換気には、以下の問題点がある。第1は、建物の
気密性能及び各部屋に連通して設けた排気ダクトの排気
能力に対する換気装置の換気能力についての設計が設置
業者によって異なるため、家屋本体内の換気が十分に行
われないことがある点である。第2は、建物の経年劣化
による気密性の低下、排気ダクト内の汚れ等による排気
能力の低下及び換気装置の能力低下等により換気能力が
低下する点である。第3に、二階建の建物の場合、排気
口は一階と二階の間の外壁に設けるのが通常であるが、
建物の経年劣化により一階と二階の空気圧分布が変化し
て外気吸入口から排気される現象も起きるのであり、計
画換気が損なわれることがある点である。
【0004】本発明は上述した換気装置による計画換気
の問題点に鑑みなされたもので、家屋内外の温度差を主
に利用する自然換気の原理により家屋内を換気するパッ
シブ換気式家屋に関し、特に家屋内の換気効率に影響す
る換気性能に優れており、しかも雨水、雪、鳥、虫等の
異物が家屋内に侵入するのを確実に防止して居住生活を
快適に送ることができるようにした排気筒を設けたパッ
シブ換気式家屋を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために構成された本発明の手段は、家屋内外の温度差に
より、該家屋内に導入した外気を熱源により加温し、得
られた暖気を家屋本体内に流動させた後屋外に排出させ
ることにより該家屋本体内の換気を行うパッシブ換気式
家屋において、上端が排気口になり、下端の吸込み口が
前記家屋本体内に連通した状態で該家屋本体から上方に
突設された筒本体と、該筒本体に高さ及び横方向位置を
異にして設けられた少なくとも一対の側面開口と、該各
側面開口に下端が連接し、上端側をオーバーラップした
状態で前記筒本体内に上下に離間して設けられた傾斜ガ
イド板と、前記排気口を覆った状態で前記筒本体に設け
られ、該筒本体との間に通気流路を形成する排気口カバ
ーとから構成してなる排気筒を設けたものからなる。
【0006】そして、前記筒本体には前記側面開口の上
方に位置して外気流入口を設ける構成にするとよい。
【0007】また、前記筒本体に側縁を接続した状態
で、異物侵入防止網を前記一対の傾斜ガイド板の間に縦
方向に張設するとよい。
【0008】更に、前記排気口カバーを前記筒本体より
も大枠に形成し、該排気口カバーの下端と筒本体の上端
を同一面に位置させることにより、該筒本体と排気口カ
バーとの間に隙間からなる通気流路が全周に渡って形成
するとよい。
【0009】また、前記一対の傾斜排出板は180度変
位した位置に配設するとよい。
【0010】また、前記筒本体には、内部の結露防止と
排気の温度低下防止のための断熱材を設けた構成にする
とよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。図1はパッシブ換気式家屋の概略
構成を示す。図において、1は家屋、2は該家屋1を構
成し、地盤Aに設けたコンクリート製の布基礎で、該布
基礎2の両面には断熱パネル3、3、・・が貼着してあ
る。なお、断熱パネル3は布基礎2の外側面にのみ貼着
してもよい。4は地盤A上にコンクリートを打設して形
成した土間で、該土間4には後述する外気導入管13を
挿通するための管挿通穴が形成してあり、土間4上には
プラスチック調整束のような高さ調整が可能な補強支持
材5、5、5が配置してある。
【0012】6は布基礎2と補強支持材5、5、5の上
に設けた家屋本体で、該家屋本体6は布基礎2及び土間
4によって囲繞した気密の床下空間7を形成する床部
8、二重窓9Aが設けてある外壁部9、天井部10及び
梁11A、つか11B、合掌11C等からなる屋根部1
1から構成してある。そして、外壁部9に断熱材を貼着
した上に気密シートを張設することにより、家屋本体6
は高断熱、高気密仕様に建造してある。他方、床部8に
設けた通気口12、12、12により家屋本体6内は床
下空間7と連通し、また図示しない仕切り壁部によって
家屋本体6内に画成されている複数の部屋や廊下等も通
気口によって連通することにより、家屋本体6内には換
気経路が形成されている。
【0013】13、13は床下空間7に新鮮な外気を導
入するための外気導入管で、該各外気導入管13の吸引
口13A側は積雪の高さを考慮して立ちあげて位置させ
てあると共に、吸引口13Aは雨水、雪、塵埃の侵入防
止のために下向きにし、かつ図示しない防虫網が設けて
ある。他方、外気導入管13の放出口13B側はスラブ
4の管挿通穴4Aに挿通されて床下空間7に開口してい
る。14、14、14はスラブ4上に設置した電熱ヒー
タで、該電熱ヒータ14は外気温が低下した場合に導入
外気を加温するためのものである。
【0014】次に、15は前記外気導入管13を介して
家屋本体6内に導入され、流動した暖気を屋外に排出す
るために屋根部11に立設した排気筒を示す。16は該
排気筒15を構成する筒本体、17は該筒本体16を構
成する上部筒体で、該上部筒体17は4枚の金属製側板
17A、17B、17C、17Dによって四角形の中空
筒体に構成してあり、該各側板17A乃至17Dの上端
から略く字状に支持片17E、17Eが突出形成してあ
る。18は上部筒体17の下端側に接続された下部筒体
で、該下部筒体18も4枚の金属製側板18A、18
B、18C、18Dにより四角形の中空筒体に構成して
ある。
【0015】19、19は前記下部筒体18内にスペー
サー20、20、・・を介して挿設された金属製又は合
成樹脂製の一対の排気管を示し、該各排気管19の下部
側19Aは下方に突出して下端は天井部10に挿嵌され
て家屋本体6内に開口している。かくして、筒本体16
は上部筒体17、下部筒体18及び一対の排気管19、
19から構成され、上端は排気口16Aに下端は吸込み
口16Bになっている。そして、各排気管19の外周は
断熱材21で覆うことにより管内面の結露防止と排気の
温度低下の防止を図っている。
【0016】22、23は筒本体16に設けた一対の側
面開口を示す。一側側面開口22は上部筒体17の側板
17Aのやや上部寄りの位置に横長に形成してあり、他
側側面開口23は側板17Aに対向する側板17Cに一
側側面開口22よりも下方に位置して横長に形成するこ
とにより、該一側及び他側側方開口22、23は高さ及
び横方向位置を異にしている。24、25は筒本体16
内に排気口16Aから侵入した雨水、鳥、虫、枯葉等の
異物を前記側面開口22、23から排出し、また側面開
口22、23から流入する外気を上方に誘導するための
傾斜ガイド板で、該傾斜ガイド板24、25は下端24
A、25Aを側面開口22、23の下縁22A、23A
に連接し、上端24B、25B側をオーバーラップさせ
た状態で約45度の傾斜角度で設置してあり、上方の傾
斜排出板24の上端には三角形の筒体からなるガイド筒
体26が設けてある。
【0017】27は家屋本体1内に異物が侵入するのを
防止するために前記上側傾斜ガイド24と下側傾斜ガイ
ド板25との間に張設した異物侵入防止網を示し、該異
物侵入防止網27の幅方向両端は側板17B、17Dの
内面に取着してあり、小さな虫等の侵入も防止できるよ
うにしてある。28、29は外気を導入するために一対
の側面開口22、23の上方に位置して側板17A、1
7Cに形成したルーバーを示し、該各ルーバー28、2
9は側板17A、17Cにプレス加工により成形してあ
る。
【0018】30は筒本体16の排気口16Aを覆う排
気口カバーを示す。該排気口カバー30は四角錐状のカ
バー部30Aと、該カバー部30Aの下端に連設した枠
状のスカート部30Bとによって上部筒体17よりも大
枠に構成してある。そして、該排気口ガバー30は、下
端30Cが筒本体16の上端16Cと同一面に位置させ
た状態で支持片17Eを介して上部筒体17上に設ける
ことにより、スカート部30Bと筒本体16との間には
一定の幅からなる四角枠状の通気流路31が全周に渡っ
て形成してある。
【0019】本実施の形態は上述の構成からなり、家屋
内外の温度差によって家屋本体6内の暖かい空気は上昇
し、排気筒15に作用する風によって生じる負圧の吸引
力により屋外に排出される。これに伴い、気密に構成し
てある床下空間7も負圧になり外気導入管13を介して
新鮮で冷たい外気が吸引される。吸引された外気は電熱
ヒータ14によって加温され、暖かい空気となって床下
空間7から通気口12、12、・を介して家屋本体6内
に流入し、流動しながら上昇し、排気筒15から屋外に
排出される。このように本実施の形態によるパッシブ換
気式家屋は家屋内外の温度差のみならず風力を利用して
家屋内の自然換気を行うものであって、排気筒15の高
い排気能力によって家屋本体6内の換気を円滑に行わせ
るものである。
【0020】そこで、排気筒15の排気作用について説
明する。家屋本体6から上方に突出する排気筒15に例
えば図3中右方向から風が当たると、外気は図3中一点
鎖線で示すように一側側面開口22及び一側ルーバー2
8から上部筒体17内に流入し、上側傾斜ガイド板24
に誘導されて上昇し、排気口16Aから通気流路31を
介して大気中に流出する。この外気の流れにより排気筒
15内は負圧になるため、同図中実線で示すように家屋
本体6内の暖気は吸込み口16Bから排気管19、19
内に吸引され、排気口16Aから屋外に排出される。
【0021】また、筒本体16の上端16Cと排気口カ
バー30の下端30Cは同一面に位置させてあり、排気
口カバー30に当たった風は同図中鎖線で示すように通
気流路31の一側から排気口カバー30の内側に侵入
し、筒本体16の上端を流れて通気流路31の他側から
大気中に流出するようにしたから、この大気の流れによ
って排気筒15内の空気は吸引されて屋外に排出され
る。
【0022】このように、筒本体16の上端側を大気が
流動し、かつ側面開口22(23)とルーバー28(2
9)から外気が筒本体16内に流入して上昇する現象が
生じることにより、家屋本体6内の暖気は排気筒15に
より屋外に円滑に排出することができる。また、風とそ
れに伴う雨水や雪等が筒本体16内に吹込むのを防止す
ることができる。また、仮に雨水や雪が筒本体16内に
風と共に雨水や雪が浸入した場合でも、筒本体16内に
は上端24B、25B側をオーバーラップさせた状態で
一対の傾斜ガイド板24、25を設けてあるから、浸入
した雨水や雪は各傾斜ガイド板24、25によって側面
開口22、23から外部に排出することができ、家屋本
体6内にまで浸入するのを確実に防止することができ
る。
【0023】また、排気筒15は効率良く排気できる構
成にすることが重要であるが、他方鳥、虫、枯葉、雨水
等の異物が侵入しないような構造で、万一侵入した異物
は外部に排出できる構造にする必要がある。本実施の形
態では、筒本体16内に一対の傾斜ガイド板24、25
を設け、該傾斜ガイド板24、25の先端間に異物侵入
防止網27を垂直に張設した構成にしたから、排気口1
6Aから侵入した異物が家屋本体6内に侵入するのを阻
止し、下側傾斜ガイド板25により誘導して他側側面開
口23から外部に排出することができる。しかも、異物
侵入防止網27は垂直に設けてあり、かつ上端にはガイ
ド筒体26を張り出した状態で設けてあるから、異物侵
入防止網27上に異物が滞留することがないし、付着し
た場合でも異物は乾燥することによって離脱し自然落下
するので通気性が損なわれることがない。また、異物侵
入防止網27は上方にガイド筒体26が張り出ているの
で、雨水に濡れることもなく耐久性に優れている。
【0024】なお、異物侵入防止網27は垂直に設ける
ものとして説明したが、外側面即ち図3中左側面を斜め
下向きに傾斜させた状態で張設してもよく、こうするこ
とにより付着した異物の離脱を促進することができる。
【0025】なお、本実施の形態では外気導入管13は
中間部分を地中に埋設して床下空間7に突出させたが、
地中を通さずに外部から布基礎2に挿通して床下空間7
に突出させてもよい。
【0026】また、本実施の形態では排気筒15の筒本
体16を四角形の筒体に構成したが、円筒体に構成して
もよい。
【0027】更に、屋根部11に立設した排気筒15は
天井部10に開口させたが、小屋裏に開口させた構成に
してもよいものである。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上詳述した如く構成したか
ら、下記の諸効果を奏する。 (1)排気筒は側面開口から外気を導入して傾斜ガイド
板により誘導し、上端の排気口から大気中に排出させて
筒本体内が負圧になるようにしたから、家屋本体内の暖
気を吸引して排出する作用を効率よく行うことができ
る。 (2)排気口を覆う排気口カバーにより筒本体の外周に
通気流路を形成し、大気を通気流路に流通させることに
より排気筒内に負圧が発生するようにしたから、家屋本
体内の換気を更に効率よく行わせることができる。 (3)筒本体には側面開口の上方に位置して外気流入口
を設け、筒本体に当った気流を内部に導いて上昇気流を
形成するようにしたから、排気筒内の吸引力は高くなり
排気効率が向上する。 (4)筒本体内に上端側をオーバーラップさせた状態で
一対の傾斜ガイド板を上下に離間して設け、上端間に異
物侵入防止網を張設した構成にしたから、家屋本体内の
暖気は傾斜ガイド板の間を流動して排気口から円滑に排
出することができ、しかも屋外の異物が排気筒を介して
家屋本体内に侵入するのを確実に防止することができ
る。 (5)異物侵入防止網は、一対の傾斜ガイド板の間に縦
方向に張設したから、鳥、虫、枯葉等の異物が付着する
のを可及的に防止できるし、雨水に濡れることがないの
で耐久性に優れている。 (6)排気筒カバーの下端と筒本体の上端は同一面に位
置させ、かつ該下端と上端との間には枠状通気流路が全
周にわたって形成してあるから、雨水や雪が筒本体内に
吹き込むのを可及的に防止することができる。 (7)一対の側面開口と傾斜ガイド板は180度変位し
た対向する位置に配設してあるから、異なる風向きに対
応することができる。 (8)筒本体に断熱材を設けて内部の結露を防止すると
共に、排気の温度低下を防止するようにしたから、筒本
体内に結露水が形成されて家屋本体内に流下するといっ
た事態を防止できると共に排気筒の耐久性を高めること
ができ、また換気効率の維持を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パッシブ換気式家屋の概略構成図である。
【図2】排気筒を一部を破断にして示す外観図である。
【図3】排気筒の全体構成を示す断面図である。
【符号の説明】 1 家屋 6 家屋本体 15 排気筒 16 筒本体 16A 排気口 16B 吸込み口 16C 上端 22、23 側面開口 24、25 傾斜ガイド板 27 異物侵入防止網 29、29 ルーバー(外気流入口) 30 排気口カバー 31 通気流路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家屋内外の温度差により、外気を該家屋
    内に導入して熱源により加温し、得られた暖気を家屋本
    体内に流動させた後屋外に排出させることにより該家屋
    本体内の換気を行うパッシブ換気式家屋において、上端
    が排気口になり、下端の吸込み口が前記家屋本体内に連
    通した状態で該家屋本体から上方に突設された筒本体
    と、該筒本体に高さ及び横方向位置を異にして設けられ
    た少なくとも一対の側面開口と、該各側面開口に下端が
    連接し、上端側をオーバーラップした状態で前記筒本体
    内に上下に離間して設けられた傾斜ガイド板と、前記排
    気口を覆った状態で前記筒本体に設けられ、該筒本体と
    の間に通気流路を形成する排気口カバーとから構成して
    なる排気筒を設けたことを特徴とするパッシブ換気式家
    屋。
  2. 【請求項2】 前記筒本体には、前記側面開口の上方に
    位置して外気流入口を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のパッシブ換気式家屋。
  3. 【請求項3】 前記筒本体に側縁を接続した状態で、異
    物侵入防止網を前記一対の傾斜ガイド板の間に縦方向に
    張設したことを特徴とする請求項1記載のパッシブ換気
    式家屋。
  4. 【請求項4】 前記排気口カバーを前記筒本体よりも大
    枠に形成し、該排気口カバーの下端と筒本体の上端を同
    一面に位置させることにより、該筒本体と排気口カバー
    との間に隙間からなる通気流路が全周に渡って形成して
    あることを特徴とする請求項1記載のパッシブ換気式家
    屋。
  5. 【請求項5】 前記一対の傾斜排出板は180度変位し
    た位置に配設してあることを特徴とする請求項1記載の
    パッシブ換気式家屋。
  6. 【請求項6】 前記筒本体には、内部の結露防止と排気
    の温度低下防止のための断熱材が設けてあることを特徴
    とする請求項1記載のパッシブ換気式家屋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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