JPH08104607A - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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- JPH08104607A JPH08104607A JP27823094A JP27823094A JPH08104607A JP H08104607 A JPH08104607 A JP H08104607A JP 27823094 A JP27823094 A JP 27823094A JP 27823094 A JP27823094 A JP 27823094A JP H08104607 A JPH08104607 A JP H08104607A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 死海(DeadSea)から得られる海水又
はその塩を配合することを特徴とする化粧料。 【効果】 本発明による化粧料を使用することにより皮
膚の老化を防止し、美肌にし、皮膚のきめ、色、艶等の
状態を著しく改善することができる。微生物に対して肌
を清浄に保つことができる。
はその塩を配合することを特徴とする化粧料。 【効果】 本発明による化粧料を使用することにより皮
膚の老化を防止し、美肌にし、皮膚のきめ、色、艶等の
状態を著しく改善することができる。微生物に対して肌
を清浄に保つことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は死海の海水(以下D.S
と略記する)及びその塩(以下D.S−Sと略記する)
を用いてなる皮膚老化防止効果(荒肌改善効果、角質改
善効果、角質層のターンオーバーを速くする効果等)及
び美肌効果に優れた化粧料に関する。
と略記する)及びその塩(以下D.S−Sと略記する)
を用いてなる皮膚老化防止効果(荒肌改善効果、角質改
善効果、角質層のターンオーバーを速くする効果等)及
び美肌効果に優れた化粧料に関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】老化皮膚
とは乾燥して滑らかさのない荒れ肌で、角質細胞の剥離
現象が認められ、結合組織はコラーゲン/エラスチン比
が高く、しわが多い。また老化皮膚は細胞代謝の低下に
より角質層のターンオーバーが遅い。従って皮膚に老化
防止効果が付与発現するとターンオーバーが速くなると
言われ種々の皮膚組織賦活成分や賦活方法が研究されて
いる。しかし従来は、実用上において皮膚の組織機能を
回復して皮膚の老化防止効果に著効を示す程度に改良さ
れた皮膚化粧料を得ることは困難であった。
とは乾燥して滑らかさのない荒れ肌で、角質細胞の剥離
現象が認められ、結合組織はコラーゲン/エラスチン比
が高く、しわが多い。また老化皮膚は細胞代謝の低下に
より角質層のターンオーバーが遅い。従って皮膚に老化
防止効果が付与発現するとターンオーバーが速くなると
言われ種々の皮膚組織賦活成分や賦活方法が研究されて
いる。しかし従来は、実用上において皮膚の組織機能を
回復して皮膚の老化防止効果に著効を示す程度に改良さ
れた皮膚化粧料を得ることは困難であった。
【0003】そこで本発明者は、上記の事情に鑑み鋭意
研究した結果、D.SやD.S−Sが皮膚機能亢進作用
に優れていることを見出し、更にはD.SやD.S−S
を配合してなる皮膚化粧料は老化皮膚のターンオーバー
を速め荒肌改善効果、角質改善効果に著効を呈すると共
に皮膚に湿潤性(しっとり感)、柔軟性(滑らか感)、
弾力性(張り)及び艶を付与し得る美肌効果発現、更に
皮膚常在菌に対する抗菌作用による皮膚清浄作用をも有
することを確認して本発明を完成するに至った。
研究した結果、D.SやD.S−Sが皮膚機能亢進作用
に優れていることを見出し、更にはD.SやD.S−S
を配合してなる皮膚化粧料は老化皮膚のターンオーバー
を速め荒肌改善効果、角質改善効果に著効を呈すると共
に皮膚に湿潤性(しっとり感)、柔軟性(滑らか感)、
弾力性(張り)及び艶を付与し得る美肌効果発現、更に
皮膚常在菌に対する抗菌作用による皮膚清浄作用をも有
することを確認して本発明を完成するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、皮膚老
化防止効果(荒肌改善効果、角質改善効果、角質層のタ
ーンオーバーを速くする効果)及び皮膚清浄美肌効果に
優れた皮膚化粧料を提供することである。
化防止効果(荒肌改善効果、角質改善効果、角質層のタ
ーンオーバーを速くする効果)及び皮膚清浄美肌効果に
優れた皮膚化粧料を提供することである。
【0005】本発明は死海の海水又はその塩を配合して
なる皮膚化粧料である。
なる皮膚化粧料である。
【0006】本発明に用いる成分は死海の海水又はその
塩である。死海(Dead Sea)は西アジアの地中
海岸から約100kmの内陸にある塩湖。ヨルダン断層
谷の最も低い部分を占め、湖面は地中海水面より397
m低く、地球上で最も低い。長さ約81.6km、幅約
17.6km、最大深度399m平均深度146m、表
面積1020km2の湖で塩分の含有量が高く海水の約
5倍の濃度がある。死海の海水(D.S)の塩分は、死
海が大洋のように広く、深くないので季節・降雨の状態
によって変動するがその組成は、おおむね次の通りであ
る。死海の塩の組成は、下記の通りである。 マグネシウム (Mg++) 33.00〜 41.00g/l ナトリウム (Na+ ) 32.00〜 40.00g/l カルシウム (Ca++) 14.00〜 17.00g/l カリウム (K + ) 6.00〜 7.50g/l 塩素 (Cl− ) 173.00〜212.50g/l 臭素 (Bp− ) 4.00〜 5.00g/l 二酸化イオウ (So2 ) 0.65〜 0.80g/l 合計 262.65〜323.80g/l 又、ここに用いる死海の塩の組成は、下記の通りであ
る。(D.S−S)。 Mgcl2 30.0〜34.0% Kcl 22.0〜28.0% Nacl 12.0〜18.0% Cacl2 0.3〜 0.7% H2O 26.0〜30.0% 死海の塩は、不均一な結晶と白い粉末 無臭 水に殆ど可溶 おおよその溶解度=100mlの水(20℃)に60g
で不溶解物がわずかに残る。溶液のPH=9.0である
塩である。死海(Dead Sea)は西アジアの地中
海岸から約100kmの内陸にある塩湖。ヨルダン断層
谷の最も低い部分を占め、湖面は地中海水面より397
m低く、地球上で最も低い。長さ約81.6km、幅約
17.6km、最大深度399m平均深度146m、表
面積1020km2の湖で塩分の含有量が高く海水の約
5倍の濃度がある。死海の海水(D.S)の塩分は、死
海が大洋のように広く、深くないので季節・降雨の状態
によって変動するがその組成は、おおむね次の通りであ
る。死海の塩の組成は、下記の通りである。 マグネシウム (Mg++) 33.00〜 41.00g/l ナトリウム (Na+ ) 32.00〜 40.00g/l カルシウム (Ca++) 14.00〜 17.00g/l カリウム (K + ) 6.00〜 7.50g/l 塩素 (Cl− ) 173.00〜212.50g/l 臭素 (Bp− ) 4.00〜 5.00g/l 二酸化イオウ (So2 ) 0.65〜 0.80g/l 合計 262.65〜323.80g/l 又、ここに用いる死海の塩の組成は、下記の通りであ
る。(D.S−S)。 Mgcl2 30.0〜34.0% Kcl 22.0〜28.0% Nacl 12.0〜18.0% Cacl2 0.3〜 0.7% H2O 26.0〜30.0% 死海の塩は、不均一な結晶と白い粉末 無臭 水に殆ど可溶 おおよその溶解度=100mlの水(20℃)に60g
で不溶解物がわずかに残る。溶液のPH=9.0である
【0007】本発明の皮膚化粧料中に配合するD.Sや
D.S−Sは皮膚角質層を美化し皮膚機能を亢進し、皮
膚が本来備えている機能を修復或いは改善して皮膚を健
常な状態に保持し、特に老化した皮膚に適用する場合、
顕著な効果が表れる。前記のD.Sの配合量は任意でよ
いが化粧料の総量を基準として0.1〜20重量%(以
下、Wt%と略記する)であるが、一定時間塗布後除去
するタイプのパック料や多量の温水に溶解して使用する
入浴料などでは10%〜99%用いることがのぞまし
い。
D.S−Sは皮膚角質層を美化し皮膚機能を亢進し、皮
膚が本来備えている機能を修復或いは改善して皮膚を健
常な状態に保持し、特に老化した皮膚に適用する場合、
顕著な効果が表れる。前記のD.Sの配合量は任意でよ
いが化粧料の総量を基準として0.1〜20重量%(以
下、Wt%と略記する)であるが、一定時間塗布後除去
するタイプのパック料や多量の温水に溶解して使用する
入浴料などでは10%〜99%用いることがのぞまし
い。
【0008】又、D.S−Sを化粧料として用いる場合
も任意の配合量でよいが化粧料に用いる場合、例えば
0.02〜10Wt%で用い、好ましくは0.1%〜5
Wt%である。但し一定時間塗布後除去するタイプのパ
ック料やエッセンス料又は多量の温水に溶解して用いる
入浴料などは10Wt%〜99Wt%配合される。
も任意の配合量でよいが化粧料に用いる場合、例えば
0.02〜10Wt%で用い、好ましくは0.1%〜5
Wt%である。但し一定時間塗布後除去するタイプのパ
ック料やエッセンス料又は多量の温水に溶解して用いる
入浴料などは10Wt%〜99Wt%配合される。
【0009】本発明の化粧料は、例えばローション類、
乳液類、クリーム類、パック類、エッセンス類、入浴料
等に適用することができる。尚、本発明の化粧料には上
記の他に色素、香料、防腐剤、界面活性剤、顔料、抗酸
化剤等を本発明を達成する範囲内で適宣配合することが
できる。
乳液類、クリーム類、パック類、エッセンス類、入浴料
等に適用することができる。尚、本発明の化粧料には上
記の他に色素、香料、防腐剤、界面活性剤、顔料、抗酸
化剤等を本発明を達成する範囲内で適宣配合することが
できる。
【0010】
【実施例】以下、実施例及び比較例に基づいて本発明を
詳説する。尚、荒肌改善効果試験、角質改善効果試験、
角質層のターンオーバー測定試験、官能テスト(美肌効
果試験)の方法は下記の通りである。
詳説する。尚、荒肌改善効果試験、角質改善効果試験、
角質層のターンオーバー測定試験、官能テスト(美肌効
果試験)の方法は下記の通りである。
【0011】1.荒肌改善効果試験 下脚に荒れ肌を有する中高年被験者20名を対象として
4週間連続塗布効果を調べた。被験者の左側下脚試験部
位に1日1回約1gの試料を塗布し、試験開始前および
終了後の皮膚の状態を下記の判定基準により判定した。
右側下脚は試料を塗布せず対照とした。 皮膚乾燥度の判定基準 −:正常 ±:軽微乾燥、落屑無し +:乾燥、落屑軽度 ++:乾燥、落屑中等度 +++:乾燥、落屑顕著 試験前後の試験部位と対照部位の判定結果を比較し、皮
膚乾燥度が2段階以上改善された場合(例えば+→−、
++→±)を有効、1段階改善された場合をやや有効、
変化がなかった場合を無効とした。試験結果は有効、や
や有効となった被験者の人数で示した。
4週間連続塗布効果を調べた。被験者の左側下脚試験部
位に1日1回約1gの試料を塗布し、試験開始前および
終了後の皮膚の状態を下記の判定基準により判定した。
右側下脚は試料を塗布せず対照とした。 皮膚乾燥度の判定基準 −:正常 ±:軽微乾燥、落屑無し +:乾燥、落屑軽度 ++:乾燥、落屑中等度 +++:乾燥、落屑顕著 試験前後の試験部位と対照部位の判定結果を比較し、皮
膚乾燥度が2段階以上改善された場合(例えば+→−、
++→±)を有効、1段階改善された場合をやや有効、
変化がなかった場合を無効とした。試験結果は有効、や
や有効となった被験者の人数で示した。
【0012】2.角質改善(角質細胞の抗剥離性増大)
効果試験 前述の荒肌改善効果試験開始前および終了後の被験部皮
膚にスコッチテープ(ニチバンメンデイングテープ)を
接着し、これを剥離した時テープに付着した角質細胞の
状態を走査型電子顕微鏡によって詳細に調べ、下記の基
準によって皮膚角質細胞抗剥離性を解析し、角質改善効
果を求めた。角質改善効果(角質細胞抗剥離性増大)の
判定基準 評価点1 スケールを認めず 2 小スケール点在 3 小〜中スケール顕著 4 大スケール顕著 評価は4週間連続塗布後の試験部位の評価点と対照部位
のそれとの差が2点以上の場合を有効、1点の場合をや
や有効、0点の場合を無効とした。判定結果は有効、や
や有効となった被験者の人数で示した。 3.角質層のターンオーバー測定試験 蛍光色素のダンシルクロライドを白色ワセリン中に5重
量%配合した軟膏を作り、被検者20名の前腕部の皮膚
に24時間閉塞貼布し、角質層にダンシルクロライドを
浸透結合させる。その後同じ部位に1日2回(朝・夕)
被検試料を塗布し、毎日ダンシルクロライドの蛍光を調
べ、その蛍光が消滅するまでの日数を皮膚角質層のター
ンオーバーとした。測定結果は各被検者の日数の平均値
で示した。なお、通常の皮膚角質層のターンオーバーは
14〜16日であるが、老化した皮膚においては18日
前後にのびる。それに対して老化防止効果が現れると1
2日前後にまで短縮される。
効果試験 前述の荒肌改善効果試験開始前および終了後の被験部皮
膚にスコッチテープ(ニチバンメンデイングテープ)を
接着し、これを剥離した時テープに付着した角質細胞の
状態を走査型電子顕微鏡によって詳細に調べ、下記の基
準によって皮膚角質細胞抗剥離性を解析し、角質改善効
果を求めた。角質改善効果(角質細胞抗剥離性増大)の
判定基準 評価点1 スケールを認めず 2 小スケール点在 3 小〜中スケール顕著 4 大スケール顕著 評価は4週間連続塗布後の試験部位の評価点と対照部位
のそれとの差が2点以上の場合を有効、1点の場合をや
や有効、0点の場合を無効とした。判定結果は有効、や
や有効となった被験者の人数で示した。 3.角質層のターンオーバー測定試験 蛍光色素のダンシルクロライドを白色ワセリン中に5重
量%配合した軟膏を作り、被検者20名の前腕部の皮膚
に24時間閉塞貼布し、角質層にダンシルクロライドを
浸透結合させる。その後同じ部位に1日2回(朝・夕)
被検試料を塗布し、毎日ダンシルクロライドの蛍光を調
べ、その蛍光が消滅するまでの日数を皮膚角質層のター
ンオーバーとした。測定結果は各被検者の日数の平均値
で示した。なお、通常の皮膚角質層のターンオーバーは
14〜16日であるが、老化した皮膚においては18日
前後にのびる。それに対して老化防止効果が現れると1
2日前後にまで短縮される。
【0013】4.官能テスト(美肌効果試験) 荒れ肌、小じわ、乾燥肌等を訴える女子被検者(35〜
55才)20人に試料を1日2回(朝・夕)連続3ヶ月
塗布して3ヶ月後の効果を評価した。試験結果は、皮膚
の湿潤性、平滑性、弾力性の各項目に対して、皮膚に潤
いが生じた、皮膚が滑らかになった、皮膚に張りが生じ
たと回答した人数で示した。
55才)20人に試料を1日2回(朝・夕)連続3ヶ月
塗布して3ヶ月後の効果を評価した。試験結果は、皮膚
の湿潤性、平滑性、弾力性の各項目に対して、皮膚に潤
いが生じた、皮膚が滑らかになった、皮膚に張りが生じ
たと回答した人数で示した。
【実施例】以下、実施例をあげて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0014】実施例1〜5 比較例1 二層型スキンローション 下記の組成のごとく二層型スキンローション基剤にD.
S及びD.S−Sを第1表に記載の通りに配合して各々
のスキンローションを調製し前記諸試験を実施した。
S及びD.S−Sを第1表に記載の通りに配合して各々
のスキンローションを調製し前記諸試験を実施した。
【表1】 調製法 (C)成分のD.S及びD.S−Sを(B)成分中に溶
解し、(A)(B)成分をそれぞれ均一に溶解した後、
(A)成分と(B)成分を混合各攪拌分散し、次いで容
器に充填する。使用時には内容物を均一に振り分散して
使用する。 評価結果 各二層型スキンローションの諸試験を実施した結果を表
2右欄に記載した。比較例1のD.S及びD.S−Sを
配合していないスキンローションに比較して、本発明化
粧料は諸試験において良好な結果が認められた。
解し、(A)(B)成分をそれぞれ均一に溶解した後、
(A)成分と(B)成分を混合各攪拌分散し、次いで容
器に充填する。使用時には内容物を均一に振り分散して
使用する。 評価結果 各二層型スキンローションの諸試験を実施した結果を表
2右欄に記載した。比較例1のD.S及びD.S−Sを
配合していないスキンローションに比較して、本発明化
粧料は諸試験において良好な結果が認められた。
【表2】
【0015】
スキンクリーム 実施例1と同様に、下記の組成にて各々のスキンクリー
ムを調製し、諸試験を実施した結果を表4右欄に示し
た。
ムを調製し、諸試験を実施した結果を表4右欄に示し
た。
【表3】
【0016】調製法 (C)成分は(B)成分中に配合して、(A)、(B)
成分を各々80℃に加熱溶解した後、混合して攪拌しつ
つ30℃迄冷却して各スキンクリームを調製した。
成分を各々80℃に加熱溶解した後、混合して攪拌しつ
つ30℃迄冷却して各スキンクリームを調製した。
【表4】
【0017】評価結果 表4に示すごとく、本発明の化粧料である実施例6〜1
2のスキンクリームは比較例2と比較して諸特性のすべ
てに亘って優れていることは明らかであり、配合特性に
おいても、異常は認められなかった。
2のスキンクリームは比較例2と比較して諸特性のすべ
てに亘って優れていることは明らかであり、配合特性に
おいても、異常は認められなかった。
【0018】
パック料
【表5】 調整法 (B)成分のD.S又はD.S−Sを、あらかじめ混合
均一に分解された(A)成分中に溶解均一に混合分解す
る。次いで容器に充填する。但し実施例19はハチミツ
とD.S−Sのみ混合する。 使用法 本パック料を身体の各部にガーゼなどを用いて適量塗布
し約20分間後に温水にて洗いおとす。毎日1日1回・
4週間使用後評価を実施する。
均一に分解された(A)成分中に溶解均一に混合分解す
る。次いで容器に充填する。但し実施例19はハチミツ
とD.S−Sのみ混合する。 使用法 本パック料を身体の各部にガーゼなどを用いて適量塗布
し約20分間後に温水にて洗いおとす。毎日1日1回・
4週間使用後評価を実施する。
【0019】評価結果 本パック料使用効果について表6右欄に記載した。比較
例に比べて本発明パック料は諸試験において優れた結果
を示した。
例に比べて本発明パック料は諸試験において優れた結果
を示した。
【表6】
【0020】
【実施例】皮膚清浄作用を有するローション
【表7】 調整法 (A)成分のD.S又はD.S−Sを(B)成分中に溶
解し、均一に混合攪拌後、容器に充填する。
解し、均一に混合攪拌後、容器に充填する。
【0021】微生物抗菌作用の評価 本発明のローションに各パネラーが手指を10分間ひた
し、あらかじめ本ローションにつけてあったガーゼを絞
り、手を拭く。あらかじめ無菌的に調整された肉汁平板
寒天培地上に指先を塗布し、本培地を32℃にて24時
間培養した。微生物の発育が殆ど認められない場合を有
効(+)やや認められる場合をやや有効(±)微生物が
多数認められる場合を無効(−)とした。それぞれ10
名のパネラーにて評価を行った。
し、あらかじめ本ローションにつけてあったガーゼを絞
り、手を拭く。あらかじめ無菌的に調整された肉汁平板
寒天培地上に指先を塗布し、本培地を32℃にて24時
間培養した。微生物の発育が殆ど認められない場合を有
効(+)やや認められる場合をやや有効(±)微生物が
多数認められる場合を無効(−)とした。それぞれ10
名のパネラーにて評価を行った。
【0022】
【表8】 上記表に示した如く本発明による皮膚清浄用ローション
は皮膚上微生物に対する抗菌作用・静菌作用を有する。
は皮膚上微生物に対する抗菌作用・静菌作用を有する。
【0023】
【発明の効果】以上記載の如く、本発明は、従来の化粧
料に比較して皮膚老化防止効果、荒肌改善効果、角質改
善効果、角質層のターンオーバーを促進する効果、美肌
効果、皮膚清浄効果、皮膚上の微生物に対する抗菌作用
を有し有用な化粧料を提供できることは明らかである。
料に比較して皮膚老化防止効果、荒肌改善効果、角質改
善効果、角質層のターンオーバーを促進する効果、美肌
効果、皮膚清浄効果、皮膚上の微生物に対する抗菌作用
を有し有用な化粧料を提供できることは明らかである。
Claims (1)
- 【請求項1】 死海(Dead Sea)から得られる
海水又はその塩を配合することを特徴とする化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27823094A JPH08104607A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27823094A JPH08104607A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08104607A true JPH08104607A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17594439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27823094A Pending JPH08104607A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08104607A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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EP0937453A3 (en) * | 1998-01-26 | 2000-04-19 | Sam Schwartz | Cosmetic and tissue cleansing and moisturizing composition |
FR2794023A1 (fr) * | 1999-05-28 | 2000-12-01 | Codif Internat Sa | Composition cosmetique destinee a renforcer l'efficacite des principes actifs d'autres compositions cosmetiques |
JP2001278767A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-10 | Matsukawa Kagaku:Kk | 化粧料 |
DE10259825A1 (de) * | 2002-12-19 | 2004-07-08 | Elisabeth Fleischmann | Ausleitungsbad |
JP2009023940A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-05 | Kracie Home Products Kk | 皮膚障害予防化粧料 |
-
1994
- 1994-10-05 JP JP27823094A patent/JPH08104607A/ja active Pending
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