JPH08103342A - 理美容椅子 - Google Patents

理美容椅子

Info

Publication number
JPH08103342A
JPH08103342A JP24034794A JP24034794A JPH08103342A JP H08103342 A JPH08103342 A JP H08103342A JP 24034794 A JP24034794 A JP 24034794A JP 24034794 A JP24034794 A JP 24034794A JP H08103342 A JPH08103342 A JP H08103342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hairdressing
chair
shampoo bowl
shampoo
wall portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24034794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2875167B2 (ja
Inventor
Masamitsu Kamioka
岡 正 光 上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP24034794A priority Critical patent/JP2875167B2/ja
Publication of JPH08103342A publication Critical patent/JPH08103342A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2875167B2 publication Critical patent/JP2875167B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 掃き掃除を必要とすることなく床を常に綺麗
に保つことができ、洗髪やパーマネント時に客にかける
負担を軽減することができると共にこれらの作業を短時
間で終わらせることが可能であり、加えて、個室化にも
簡単に対応できる理美容椅子を提供する。 【構成】 脚2と、この脚2に支持されかつリクライニ
ング可能な背もたれ部3を有した椅子本体5と、この椅
子本体5における背もたれ部3の背後に設けたシャンプ
ーボウル10と、倒した背もたれ部3における上端部分
3aに隣接してシャンプーボウル10を位置させると共
に起こした背もたれ部3の背後にシャンプーボウル10
を戻すシャンプーボウル駆動機構20を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として美容院や理髪
店で利用される理美容椅子に係わり、とくに、美容院で
利用するのに適した理美容椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した理美容椅子としては、例
えば、図13に示すものがある。
【0003】この理美容椅子101は、脚102と、こ
の脚102に昇降・回動可能に支持されかつリクライニ
ング可能な背もたれ部103および足載せ部104を有
した椅子本体105を備えており、髪をカットしたり髪
にパーマネントをかけたりする場合には、図13(a)
に示すように、椅子本体105の背もたれ部103を起
立させると共に足載せ部104を下げて行い、洗髪する
場合には、シャンプーボウル近傍に配置した理美容椅子
101において、図13(b)に示すように、上昇させ
た椅子本体105の背もたれ部103を倒すと共に足載
せ部104を上げて行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の理美容椅子101では、カッティングを行うに際し
て、カットした髪を床に落すようにしているため、その
都度、床の掃き掃除を行う必要があるばかりでなく、カ
ッティングを行い易くするために髪を濡らすようにして
いることから、床を掃除してもカットされた髪が床にへ
ばりついて取りきれないことが多く、この床に残された
髪が乾くとわずかな風で舞い上がってしまい、衛生上好
ましくないという問題があった。
【0005】また、パーマネントを行うに際して、髪か
ら垂れたパーマネント液が床に落ちるため、床に跡が残
ったり臭いが残ったりして、客に不快感を与えてしまう
可能性があるという問題を有していた。
【0006】さらに、洗髪を行うに際しては、シャンプ
ーボウル近傍に配置した理美容椅子101に客を移動さ
せる必要があり、加えてパーマネントを行う際には、一
旦元の理美容椅子101に戻って薬液処理を行った後、
もう一度、シャンプーボウル近傍の理美容椅子101に
客を移動させて髪を洗う必要があることから、その分、
客に負担をかけることになると共に、移動させる毎にク
ロスを替えるため、床に髪や薬液を撒き散らしてしまう
うえ、クロスを折り畳むのに時間を費やしてしまうとい
う問題があり、これらの問題を解決することが従来の課
題であった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、上記した従来の課題に着目し
てなされたもので、スペースの有効利用を図ったうえ
で、床の掃除をほとんど必要とすることなく床を常に綺
麗に保つことができ、洗髪やパーマネント時に客にかけ
る負担を軽減することができると共にこれらの作業を短
時間で終わらせることが可能であり、加えて、個室化に
も簡単に対応できる理美容椅子を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る理美容椅子は、脚と、この脚に支持されかつリクライ
ニング可能な背もたれ部を有した椅子本体と、この椅子
本体における背もたれ部の背後に設けたシャンプーボウ
ルと、倒した背もたれ部の上端部分にシャンプーボウル
を隣接させると共に起こした背もたれ部の背後にシャン
プーボウルを戻すシャンプーボウル駆動機構を備えた構
成としたことを特徴としており、この理美容椅子の構成
を前述した従来の課題を解決するための手段としてい
る。
【0009】また、本発明の請求項2に係わる理美容椅
子において、シャンプーボウルは、椅子本体の両側に位
置する袖部を備えている構成とし、請求項3に係わる理
美容椅子では、シャンプーボウルにおける受け口の面積
が可変としてある構成としている。
【0010】さらに、本発明の請求項4に係わる理美容
椅子において、シャンプーボウルは、椅子本体の左右方
向に沿う略矩形状をなす内中間壁部およびこの内中間壁
部の両側縁から椅子本体の前方にそれぞれ延出する略三
角形状をなす内袖壁部からなる内側壁と、この内側壁の
内中間壁部よりも椅子本体の後方に位置する略矩形状を
なす外中間壁部およびこの外中間壁部の両側縁から椅子
本体の前方でかつ内袖壁部の外側にそれぞれ延出する外
袖壁部からなる外側壁を備え、両壁における各中間壁部
の底辺同士を互いに回動可能に連結すると共に、両壁に
おける各袖壁部の下向き斜辺同士を双方に回動可能とし
た三角壁を介して連結したものとしてある構成とし、請
求項5として、シャンプーボウルは、椅子本体の左右方
向に沿う略矩形状をなす内中間壁部およびこの内中間壁
部の両側縁から椅子本体の前方にそれぞれ延出する略三
角形状をなす内袖壁部からなる内側壁と、この内側壁の
内中間壁部よりも椅子本体の後方に位置する略矩形状を
なす外中間壁部およびこの外中間壁部の両側縁から椅子
本体の前方でかつ内袖壁部の外側にそれぞれ延出する外
袖壁部からなる外側壁を備え、両壁における各中間壁部
の底辺同士を互いに回動可能に連結すると共に、両壁に
おける各袖壁部の下向き斜辺同士を連結し、内側壁の内
袖壁部を椅子本体前後方向に伸縮可能に形成した構成と
している。
【0011】さらにまた、本発明の請求項6に係わる理
美容椅子において、シャンプーボウルの内側壁に防水ク
ロスの裾辺を装着し、この防水クロスをシャンプーボウ
ル内に収納可能とした構成とし、請求項7として、防水
クロスの裾辺および上辺の両端部間に可撓性部材を設け
た構成としている。
【0012】さらにまた、本発明の請求項8に係わる理
美容椅子では、椅子本体における背もたれ部の動作にシ
ャンプーボウルが連動する構成としている。
【0013】さらにまた、本発明の請求項9に係わる理
美容椅子では、シャンプーボウルにシャワーユニットが
設けてある構成とし、請求項10として、シャンプーボ
ウルに接続する排水管およびシャワーユニットに接続す
る給水・給湯管を椅子本体の下方に配設すると共に、排
水管および給水・給湯管を覆うカバーを設けた構成と
し、請求項11として、給水・給湯管および排水管がい
ずれもホースである構成としている。
【0014】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わる理美容椅子で
は、上記した構成としていることから、カッティングや
パーマネントを行うに際して、カットした髪やパーマネ
ント液は床に落ちずにシャンプーボウルで受け止められ
るので、掃き掃除が不要なものとなるうえ、カットされ
た髪が床にへばりつくこともなくなって、床は常に綺麗
に保たれることとなり、洗髪やパーマネントを行うに際
して、客は座ったままでよいことから、クロスの交換も
少なくて済み、洗髪やパーマネント時に客にかかる負担
が軽減すると共にこれらの作業が短時間で終わることと
なる。
【0015】また、本発明の請求項2に係わる理美容椅
子では、シャンプーボウルの袖部が椅子本体の両側にま
で張り出しているので、カッティングやパーマネントを
行うに際して、カットした髪や髪から垂れるパーマネン
ト液はその大半が床に落ちずにシャンプーボウルで受け
止められることとなる。
【0016】さらに、本発明の請求項3〜5に係わる理
美容椅子では、シャンプーボウルの受け口が、大きくな
ったり元の大きさに戻ったりするので、背もたれ部を倒
して行う洗髪の際に受け口を大きくすれば、シャンプー
液やゆすぎ水はもれなくシャンプーボウルで受けられる
こととなり、一方、背もたれ部を起こして行うカッティ
ングやパーマネントの際に受け口を元に戻せば、シャン
プーボウルが邪魔になることなく作業が行われることと
なる。
【0017】さらにまた、本発明の請求項6に係わる理
美容椅子では、使用後の防水クロスを折り畳んでしまう
必要がないことから、床に髪を撒き散らすことがなくな
ると共に防水クロスの取扱いが簡単なものとなり、本発
明の請求項7に係わる理美容椅子では、防水クロスが張
った状態で客の首の下を覆うこととなり、本発明の請求
項8に係わる理美容椅子では、シャンプーボウルを椅子
本体における背もたれ部とは別に操作しなくても背もた
れ部の動作に追従することとなる。
【0018】さらにまた、本発明の請求項9に係わる理
美容椅子では、他の場所からシャワーをのばすことな
く、洗髪が行われることとなり、請求項10に係わる理
美容椅子では、上記した構成としているので、足元がす
っきりして給水・給湯管や排水管に足を取られて転倒す
るなどといった事故は防止され、この場合、好ましい実
施態様では、シャンプーボウルは椅子本体の背もたれ部
の動きに円滑に追従して動作することとなる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0020】<第1実施例>図1および図2は本発明の
請求項1〜4,9〜11に係わる理美容椅子の一実施例
を示しており、図1に示す理美容椅子1は、脚2と、こ
の脚2に昇降・回動可能に支持されかつリクライニング
可能な背もたれ部3および足載せ部4を有した椅子本体
5と、この椅子本体5における背もたれ部3の背後に設
けたシャンプーボウル10と、シャンプーボウル駆動機
構20を備えている。
【0021】シャンプーボウル10は、平面略コ字形を
なす内側壁11およびこの内側壁11よりも大きい平面
略コ字形をなす外側壁12を備え、内側壁11および外
側壁12をそれぞれ同じ方向に向けて重ね合わせて各中
間壁部11a,12aの底辺同士を連結すると共に、両
壁11,12の互いに隣り合う袖壁部11b,12bの
傾斜端辺同士を三角壁13により連結してなるものであ
り、この実施例では、両壁11,12の互いに隣り合う
袖壁部11b,12bおよび三角壁13により形成され
る部分を袖部10a,10aとしてあって、これらの袖
部10a,10aは、背もたれ部3を起こした状態(図
1に示す状態)において椅子本体5の両側に備えた肘置
き部6,6に沿って位置するようになっている。
【0022】シャンプーボウル駆動機構20は、脚2と
ともに回動する脚支持台7に基端を回動可能に取り付け
た互いに平行をなす2本のリンク21,21と、これら
のリンク21,21の各先端に回動可能に取り付けた水
平バー22と、この水平バー22に固定した垂直バー2
3とからなる平行リンク部を脚2の両側に配置してなる
ものであって、シャンプーボウル10における内側壁1
1の底辺を水平バー22,22の各後端で支持すると共
に内側壁11における傾斜端辺の上端を垂直バー23,
23の各上端で支持するようにしており、このシャンプ
ーボウル駆動機構20では、シャンプーボウル10を任
意の位置で停止可能としている。
【0023】この場合、内側壁11および外側壁12を
各々の中間壁部11a,12aにおける底辺同士を連結
させた部分において互いに回動可能とすると共に、三角
壁13を内側壁11および外側壁12における内袖壁部
11bおよび外袖壁部12bの各傾斜端辺に対してそれ
ぞれ回動可能とすることにより、内側壁11に対して外
側壁12を背後側および正面側の範囲で移動させてシャ
ンプーボウル10の受け口14の面積を変えることがで
きるようにしてある。
【0024】つまり、図2に示すように、背もたれ部3
を倒した際にシャンプーボウル駆動機構20によりシャ
ンプーボウル10を背もたれ部3の上端部分3aに隣接
して位置させると共に、内側壁11に対して外側壁12
を背後側に移動させてシャンプーボウル10の受け口1
4の面積を大きくし、背もたれ部3を起した際に、図1
に示すように、シャンプーボウル駆動機構20によりシ
ャンプーボウル10を背もたれ部3の背後に戻すと共
に、内側壁11に対して外側壁12を正面側に移動させ
て受け口14の面積を元の大きさに戻すことができるよ
うにしてある。
【0025】また、この理美容椅子1は、シャンプーボ
ウル10の外側壁12に設置したシャワーユニット31
と、椅子本体5の下方に配設されてシャワーユニット3
1に接続する給水・給湯ホース32と、同じく椅子本体
5の下方に配設されてシャンプーボウル10に接続する
排水ホース33と、給水・給湯ホース32および排水ホ
ース33を覆うカバー34を備えており、給水・給湯ホ
ース32は給水・給湯源に接続させてあると共に、排水
ホース33は下水管に接続させてある。
【0026】さらに、この理美容椅子1は、シャンプー
ボウル10の外側壁12に、パーマネント用品収納ケー
ス15(図1にのみ示す)を設けている。このパーマネ
ント用品収納ケース15は外側壁12に着脱自在として
あり、これにより、作業性の向上および作業時間の短縮
を図っている。
【0027】この理美容椅子1では、背もたれ部3を起
こした状態でカッティングやパーマネントを行うに際し
て、シャンプーボウル10が椅子本体5における背もた
れ部3の背後に位置しているうえ、シャンプーボウル1
0の袖部10a,10aが肘置き部6,6に沿って位置
していることから、カットした髪やパーマネント液は床
に落ちずにシャンプーボウル10でほとんど受け止めら
れることとなり、カットした髪の掃き掃除が不要となっ
て、床が常に綺麗に保たれることとなる。
【0028】このとき、シャンプーボウル10における
受け口14の面積が拡がらないようにしておけば、シャ
ンプーボウル10が邪魔になることなくカッティングや
パーマネントの作業が行われることとなる。
【0029】一方、背もたれ部3を倒しながら、シャン
プーボウル駆動機構20によりシャンプーボウル10を
移動させ、その内側壁11を背もたれ部3の上端部分3
aに隣接させて客の体格や床の凹凸に合わせて停止させ
ると、そのまま洗髪やパーマネントを行うことができる
ので、客は移動しなくてもよいこととなり、加えて、ク
ロスの交換も少なくて済み、したがって、洗髪やパーマ
ネントは、客に負担をかけることなく短時間で終わるこ
ととなり、この際、シャンプーボウル10において外側
壁12を内側壁11に対して背後側に移動させて受け口
14の面積を大きくすれば、シャンプー液やゆすぎ水は
もれなくシャンプーボウル10で受けられることとな
り、この場合も床が常に綺麗に保たれることとなる。
【0030】また、この理美容椅子1では、シャワーユ
ニット31がシャンプーボウル10の外側壁12に設置
してあるので、他の場所からシャワーをのばしたりする
ことなく洗髪が行われることとなり、シャワーユニット
31に接続する給水・給湯ホース32およびシャンプー
ボウル10に接続する排水ホース33が、カバー34に
覆われた状態で椅子本体5の下方に配設されていること
から、足元がすっきりして給水・給湯ホース32や排水
ホース33に足を取られて転倒するなどといった事故が
防がれることとなり、加えて、給水・給湯管および排水
管をホースとしているため、シャンプーボウル駆動機構
20によるシャンプーボウル10の動作は、椅子本体5
の背もたれ部3の動きに円滑に追従することとなる。
【0031】<第2実施例>図3は本発明の請求項1〜
4,8〜11に係わる理美容椅子の一実施例を示してお
り、図3に示す理美容椅子41が第1実施例の理美容椅
子1と相違するところは、シャンプーボウル駆動機構4
2が、椅子本体5のブロック5aに基端を回動自在に取
り付けたアーム43の先端に垂直リンク44を回動自在
に取り付け、この垂直リンク44の上端部に設けた長孔
44aと背もたれ部3に設けたピン45とを係合させる
と共に、垂直リンク44をシャンプーボウル10の内側
壁11に固定した構成をなしている点にあり、他の構成
は先の実施例と同じである。
【0032】つまり、この実施例における理美容椅子4
1では、背もたれ部3の傾斜角度に応じて、シャンプー
ボウル10が自動的に移動することとなる。
【0033】また、この実施例の理美容椅子41では、
垂直リンク44の上端部に設けた長孔44aと背もたれ
部3に設けたピン45とを係合させているので、先の実
施例と同様に、客の体格や床の凹凸に合った位置にシャ
ンプーボウル10を停止させることができることとな
る。
【0034】なお、図3において、シャンプーボウル1
0は仮想線で示してあり、シャワーユニット31、給水
・給湯ホース32、排水ホース33およびカバー34は
省略してある。
【0035】<第3実施例>図4ないし図6は本発明の
請求項1〜4,6,7,9〜11に係わる理美容椅子の
一実施例を示しており、この実施例における理美容椅子
51は、第1実施例における理美容椅子1のシャンプー
ボウル10にシャンプークロス(防水クロス)52を設
けた構成としている。
【0036】このシャンプークロス52は、図6に示す
ように、上辺52aにゴム53を縫い付けていると共
に、上辺52aの右側部分に首巻き用折り返し部52c
を備えており、シャンプーボウル10における内側壁1
1の内側上部に裾辺52bを装着してシャンプーボウル
10に取付けるようにしてあり、使用しない場合には、
図4に実線で示すように、シャンプーボウル10内に収
納可能となっている。
【0037】この場合、シャンプークロス52の上辺5
2aの両端部および裾辺52bの両端部には、リング5
4,54がそれぞれ設けてあり、シャンプークロス52
の両端において上辺52a側のリング54と裾辺52b
側のリング54との間に、コイルばね(可撓性部材)5
5を掛け渡すようにしてある。なお、図6における符号
52dはばね覆い部、符号56は簡易ファスナー(いわ
ゆるマジックテープ)である。
【0038】つまり、この理美容椅子51では、図4に
実線で示すように、シャンプークロス52をシャンプー
ボウル10内に収納した状態で客を座らせる。
【0039】そして、カッティング,パーマネントおよ
び毛染めを行う場合には、シャンプーボウル10内に収
納したシャンプークロス52の上辺52aを引っ張り出
し、図4に仮想線で示すように、この上辺52aを客の
前面で合わせると共に上辺52aの端部同士をつなぎ、
首巻き用折り返し部52cにより上辺52aの合せ目を
塞いだのち、作業を行う。
【0040】このとき、シャンプークロス52の両端に
設けたコイルばね55がしなることから、上辺52aの
端部同士のつなぎ目部分が客の前方に延出して、シャン
プークロス52の両端が垂れ下がることがなく、その結
果、髪の毛や薬液はシャンプーボウル10内に導かれる
こととなり、加えて、コイルばね55のしなりにより、
シャンプークロス52は客の襟首Nにフィットするの
で、髪の毛や薬液がこの襟首Nから入り込むことがな
い。
【0041】次いで、背もたれ部3を倒しながら、シャ
ンプーボウル駆動機構20によりシャンプーボウル10
を移動させ、その内側壁11を背もたれ部3の上端部分
3aに隣接させて客の体格や床の凹凸に合わせて停止さ
せると、図5に示すように、シャンプークロス52にお
ける上辺52aの端部同士のつなぎ目部分がコイルばね
55の弾性力により上昇することから、この状態におい
ても、シャンプークロス52の両端が垂れ下がることが
なく、シャンプー液やゆすぎ水はもれなくシャンプーボ
ウル10で受けられることとなり、したがって、床が常
に綺麗に保たれることとなる。
【0042】なお、図4および図5において、シャワー
ユニット31は省略してある。
【0043】<第4実施例>図7は本発明の請求項1〜
3,5,8に係わる理美容椅子の一実施例を示してお
り、この理美容椅子61は、脚62と、この脚62に昇
降・回動可能に支持されかつリクライニング可能な背も
たれ部63を有した椅子本体65と、この椅子本体65
における背もたれ部63の背後に設けたシャンプーボウ
ル70と、シャンプーボウル駆動機構80を備えてい
る。
【0044】シャンプーボウル70は、椅子本体65の
左右方向に沿う略矩形状をなす内中間壁部71aおよび
この内中間壁部71aの両側縁から椅子本体65の前方
にそれぞれ延出する略三角形状をなす内袖壁部71bか
らなる内側壁71と、この内側壁71の内中間壁部71
aよりも椅子本体65の後方に位置する略矩形状をなす
外中間壁部72aおよびこの外中間壁部72aの両側縁
から椅子本体65の前方でかつ内袖壁部71bの外側に
それぞれ延出する外袖壁部72bからなる外側壁72を
備え、両壁71,72における各中間壁部71a,72
aの底辺同士を互いに回動可能に連結すると共に、両壁
71,72における各袖壁部71b,72bの下向き斜
辺同士を連結し、内側壁71の内袖壁部71bを蛇腹状
に形成した構成をなしている。
【0045】シャンプーボウル駆動機構80は、脚62
とともに回動する脚支持台67に基端を回動可能に取り
付けた2本のリンク81,81と、これらのリンク8
1,81の各先端に回動可能に取り付けたバー82を具
備したリンク部を脚62の両側に配置してなるものであ
って、シャンプーボウル70における外側壁72の両側
面にバー82,82をそれぞれ固定している。
【0046】この場合、椅子本体65には、その下部に
設けたブロック65aに基端を回動自在に取り付けたア
ーム85と、上端部を背もたれ部63の上端部分63a
に回動自在に連結すると共に下端側をシャンプーボウル
70における内側壁71の隅部分でかつ内中間壁部71
aの下端部分に当接可能としたボウル押圧バー86が設
けてあって、アーム85の先端とボウル押圧バー86の
中間部分とは回動自在に連結してあり、アーム85およ
びボウル押圧バー86は椅子本体65の両側に一組ずつ
設けてある。
【0047】つまり、この理美容椅子61では、椅子本
体65の背もたれ部63を倒した際に、アーム85の反
時計回り方向への回動によりボウル押圧バー86を図7
左方向に移動させてシャンプーボウル70における内側
壁71の内中間壁部71aの下端部分を押圧して、シャ
ンプーボウル70を図7に実線で示す状態から仮想線で
示す状態まで移動させることができるようにしており、
シャンプーボウル70を図7に仮想線で示す状態とした
場合には、内側壁71の蛇腹状とした内袖壁部71bを
適宜押し縮めて客の座高に合わせながらシャンプーボウ
ル70の受け口74の面積を拡げるようにしている。
【0048】また、この理美容椅子61では、シャンプ
ーボウル駆動機構80の2本のリンク81,81に復帰
方向の力(図7右方向の力)を与えるシャンプーボウル
復帰用ばね84を各リンク部に1個ずつ設けており、椅
子本体65の背もたれ部63を起こした際に、軽い力で
シャンプーボウル70を図7に実線で示す元の位置に復
帰させることができるようにしている。
【0049】図中、符号75はボウルスタンドであり、
シャンプーボウル70の左右両側に1個ずつ設けてある
(中央に1個だけ設けても良い)。さらに、符号76は
頭受けである。
【0050】この理美容椅子61では、背もたれ部63
を起こした状態でカッティングやパーマネントを行うに
際して、シャンプーボウル70が椅子本体65における
背もたれ部63の背後に位置しているうえ、シャンプー
ボウル70の袖部70a,70aが肘置き部(図示せ
ず)に沿って位置していることから、カットした髪やパ
ーマネント液は床に落ちずにシャンプーボウル70でほ
とんど受け止められることとなり、床の掃き掃除が不要
なものとなって、床が常に綺麗に保たれることとなる。
【0051】一方、椅子本体65を上昇させたのち背も
たれ部63を倒すと、この背もたれ部63の倒れ動作に
追従してアーム85が反時計回り方向へ回動するので、
これによりボウル押圧バー86が図7左方向に移動して
シャンプーボウル70における内側壁71の内中間壁部
71aの下端部分を押圧することとなり、シャンプーボ
ウル70はシャンプーボウル駆動機構80により図7に
実線で示す状態から仮想線で示す状態まで移動すること
となる。
【0052】そして、この状態において、内側壁71の
内袖壁部71bを押し縮めると、シャンプーボウル70
の受け口74の面積が拡がるので、客に移動してもらう
ことなくそのまま洗髪を行うことができることとなり、
この際、シャンプー液やゆすぎ水はもれなくシャンプー
ボウル70で受けられるので、この場合も床が常に綺麗
に保たれることとなる。
【0053】このとき、内側壁71の内袖壁部71bを
蛇腹状に形成していることから、内側壁71における内
中間壁部71aの前後方向への移動が許容されることと
なり、その結果、客の座高の高低にかかわらず、客に動
いてもらったり姿勢を変えてもらったりすることなく、
客の頭を頭受け76に載せることが可能となる。
【0054】また、シャンプーが終了して背もたれ部6
3を起こすと、これに伴うアーム85の時計回り方向の
回動によりボウル押圧バー86が図7右方向に移動する
ので、シャンプーボウル復帰用ばね84から2本のリン
ク81,81を介して与えられる復帰方向の力により、
シャンプーボウル70は図7に実線で示す状態に復帰す
ることとなる。
【0055】<第5実施例>図8ないし図12は本発明
の請求項1〜3,5〜8に係わる理美容椅子の一実施例
を示しており、第4実施例と同一の構成をなす部位につ
いては、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0056】この実施例の理美容椅子91は、シャンプ
ーボウル70にシャンプークロス92を設けている。
【0057】このシャンプークロス92は、図12に示
すように、その上辺92aおよび裾辺92bにゴム9
3,93をそれぞれ縫い付けていると共に、上辺92a
の右側部分に首巻き用折り返し部92cを備えており、
裾辺92bには、3個の装着用輪ゴム97が設けてあ
る。そして、このシャンプークロス92は、図11に示
すように、シャンプーボウル70における内側壁71の
内側上部に設けた3個のフック71dに装着用輪ゴム9
7をそれぞれ引っ掛けることにより、裾辺92bを内側
壁71に装着してシャンプーボウル70に取り付けるよ
うにしてあり、使用しない場合には、図8に示すよう
に、シャンプーボウル70内に収納可能となっている。
【0058】この場合、シャンプークロス92の上辺9
2aの両端部および裾辺92bの両端部には、ばね用フ
ック94,94がそれぞれ設けてあり、シャンプークロ
ス92の両端において上辺92a側のフック94と裾辺
92b側のフック94との間に、コイルばね(可撓性部
材)95を掛け渡すようにしてある。なお、図12にお
ける符号92dはばね覆い部、符号96は簡易ファスナ
ー(いわゆるマジックテープ)である。
【0059】この理美容椅子91では、図8および図9
に示すように、シャンプークロス92をシャンプーボウ
ル70内に収納した状態で客を座らせる。
【0060】そして、カッティング,パーマネントおよ
び毛染めを行う場合には、シャンプーボウル70内に収
納したシャンプークロス92の上辺92aを引っ張り出
し、図10に実線で示す(図9では仮想線で示す)よう
に、この上辺92aを客の前面で合わせると共に上辺9
2aの端部同士をつなぎ、首巻き用折り返し部92cに
より上辺92aの合せ目を塞いだのち、作業を行う。
【0061】このとき、シャンプークロス92の両端に
設けたコイルばね95がしなることから、上辺92aの
端部同士のつなぎ目部分が客の前方に延出して、シャン
プークロス92の両端が垂れ下がることがなく、その結
果、髪の毛や薬液はシャンプーボウル70内に導かれる
こととなり、加えて、コイルばね95のしなりにより、
シャンプークロス92は客の襟首Nにフィットするの
で、髪の毛や薬液がこの襟首Nから入り込むことがな
い。
【0062】次いで、図10に仮想線で示すように、椅
子本体65を上昇させたのち背もたれ部63を倒すと、
この背もたれ部63の倒れ動作に追従してアーム85が
反時計回り方向へ回動するので、これによりボウル押圧
バー86が図10左方向に移動してシャンプーボウル7
0における内側壁71の内中間壁部71aの下端部分を
押圧することとなり、シャンプーボウル70はシャンプ
ーボウル駆動機構80により図10に実線で示す状態か
ら仮想線で示す状態まで自動的に移動することとなる。
【0063】この状態において、シャンプークロス92
の裾辺92bに設けたゴム93の引張り力により、内側
壁71の内袖壁部71bが縮められてシャンプーボウル
70の受け口74の面積も自動的に拡がることとなる。
【0064】このとき、内側壁71の内袖壁部71bを
蛇腹状に形成しているので、内側壁71における内中間
壁部71aの前後方向への移動が許容されることとな
り、その結果、客の座高の高低にかかわらず、客に動い
てもらったり姿勢を変えてもらったりすることなく、客
の頭を頭受け76に載せることが可能となる。
【0065】そして、シャンプーボウル70の内側壁7
1を背もたれ部63の上端部分63aに隣接さて停止さ
せると、図11に示すように、シャンプークロス92に
おける上辺92aの端部同士のつなぎ目部分がコイルば
ね95の弾性力により上昇することから、この状態にお
いても、シャンプークロス92の両端が垂れ下がること
がなく、シャンプー液やゆすぎ水はもれなくシャンプー
ボウル70で受けられることとなり、したがって、床が
常に綺麗に保たれることとなる。
【0066】また、シャンプーが終了して背もたれ部6
3を起こすと、これに伴ってアーム85が時計回り方向
に回動することによりボウル押圧バー86が図10右方
向に移動するので、シャンプーボウル復帰用ばね84か
ら2本のリンク81,81を介して与えられる復帰方向
の力により、シャンプーボウル70は図10に実線で示
す状態に復帰することとなる。
【0067】なお、本発明に係わる理美容椅子の詳細な
構成は上記した各実施例に限定されるものではない。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わる理美容椅子では、上記した構成としたため、ス
ペースの有効利用が実現できるうえ、カッティングやパ
ーマネントを行うに際して、カットした髪やパーマネン
ト液を床に落さずにシャンプーボウルで受け止めること
ができるので、掃き掃除を必要とすることなく床を常に
綺麗に保つことができ、洗髪やパーマネントを行うに際
して、客を移動させる必要がないうえ、クロスの交換も
少なくて済むことから、洗髪やパーマネント時に客にか
ける負担を軽減させることができると共にこれらの作業
を短時間で終わらせることが可能になり、その結果、サ
ービスの向上を実現できると共に個室化への対応が簡単
にできるという実用的価値の高い効果がもたらされる。
【0069】また、本発明の請求項2に係わる理美容椅
子では、シャンプーボウルの袖部が椅子本体の両側にま
で張り出しているので、カッティングやパーマネントを
行うに際して、カットした髪や髪から垂れるパーマネン
ト液をほとんどシャンプーボウルで受け止めることがで
き、掃き掃除を必要とすることなく床をより一層綺麗に
保つことができるという非常に優れた効果がもたらされ
る。
【0070】さらに、本発明の請求項3〜5に係わる理
美容椅子では、上記した構成としたため、背もたれ部を
倒して行う洗髪の際に受け口を大きくすれば、シャンプ
ー液やゆすぎ水をもれなくシャンプーボウルで受けるこ
とが可能であり、一方、背もたれ部を起こして行うカッ
ティングやパーマネントの際に受け口を元に戻せば、シ
ャンプーボウルに邪魔されることなく作業を行うことが
できるという非常に優れた効果がもたらされる。
【0071】さらにまた、本発明の請求項6に係わる理
美容椅子では、防水クロスを折り畳んでしまう必要がな
いことから、防水クロスの取扱いを簡単なものとするこ
とができると共に、カットされた髪を床に撒き散らすこ
とがなくなるので、この場合も掃き掃除を不要のものと
することが可能であり、本発明の請求項7に係わる理美
容椅子では、防水クロスが張った状態で客の首から下を
覆うこととなるので、カットした髪やパーマネント液を
より確実にシャンプーボウルで受け止めることができ、
本発明の請求項8に係わる理美容椅子では、シャンプー
ボウルを椅子本体における背もたれ部とは別に操作しな
くてもシャンプーボウルを動かすことが可能であるとい
う非常に優れた効果がもたらされる。
【0072】さらにまた、本発明の請求項9に係わる理
美容椅子では、他の場所からシャワーをのばすことな
く、洗髪を行うことができ、請求項10に係わる理美容
椅子では、足元がすっきりするので、給水・給湯管や排
水管に足を取られて転倒するなどといった事故を防ぐこ
とが可能であり、請求項11に係わる理美容椅子では、
シャンプーボウルを椅子本体の背もたれ部の動きに円滑
に追従させて動作させることができるという非常に優れ
た効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の請求項1〜4,9〜11に係わ
る理美容椅子の一実施例を示す背もたれ部を起こした状
態の側面説明図である。 (b)図1(a)に示した理美容椅子の平面説明図であ
る。
【図2】(a)図1(a)に示した理美容椅子の背もた
れ部を倒した状態の側面説明図である。 (b)図2(a)に示した理美容椅子の平面説明図であ
る。
【図3】(a)本発明の請求項1〜4,8〜11に係わ
る理美容椅子の一実施例を示す背もたれ部を起こした状
態の側面説明図である。 (b)図3(a)に示した理美容椅子の背もたれ部を倒
した状態の側面説明図である。
【図4】(a)本発明の請求項1〜4,6,7,9〜1
1に係わる理美容椅子の一実施例を示す背もたれ部を起
こした状態の側面説明図である。 (b)図4(a)に示した理美容椅子の平面説明図であ
る。
【図5】図4(a)に示した理美容椅子の背もたれ部を
倒した状態の側面説明図である。
【図6】図4(a)に示した理美容椅子のシャンプーク
ロスの全体説明図である。
【図7】本発明の請求項1〜3,5,8に係わる理美容
椅子の一実施例を示す側面説明図である。
【図8】本発明の請求項1〜3,5〜8に係わる理美容
椅子の一実施例を示すシャンプークロスをシャンプーボ
ウルに収納した状態の側面説明図である。
【図9】図8に示した理美容椅子の平面説明図である。
【図10】図8に示した理美容椅子においてシャンプー
クロスを引っ張り出した状態の側面説明図である。
【図11】図10に示した理美容椅子において背もたれ
部を倒した状態の部分背面説明図である。
【図12】図8に示した理美容椅子のシャンプークロス
の全体説明図である。
【図13】(a)従来の理美容椅子を示す背もたれ部を
起こした状態の側面説明図である。 (b)図13(a)に示した理美容椅子の背もたれ部を
倒した状態の側面説明図である。
【符号の説明】
1,41,61,91 理美容椅子 2,62 脚 3,63 背もたれ部 3a 上端部分 5,65 椅子本体 10,70 シャンプーボウル 10a,70a 袖部 11 内側壁 11a 内中間壁部 11b 内袖壁部 12 外側壁 12a 外中間壁部 12b 外袖壁部 14,74 受け口 20,42,80 シャンプーボウル駆動機構 31 シャワーユニット 32 給水・給湯ホース 33 排水ホース 34 カバー 52,92 シャンプークロス(防水クロス) 52a,92a 上辺 52b,92b 裾辺 55,95 コイルばね(可撓性部材)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚と、この脚に支持されかつリクライニ
    ング可能な背もたれ部を有した椅子本体と、この椅子本
    体における背もたれ部の背後に設けたシャンプーボウル
    と、倒した背もたれ部の上端部分にシャンプーボウルを
    隣接させると共に起こした背もたれ部の背後にシャンプ
    ーボウルを戻すシャンプーボウル駆動機構を備えたこと
    を特徴とする理美容椅子。
  2. 【請求項2】 シャンプーボウルは、椅子本体の両側に
    位置する袖部を備えている請求項1に記載の理美容椅
    子。
  3. 【請求項3】 シャンプーボウルにおける受け口の面積
    が可変としてある請求項1または請求項2に記載の理美
    容椅子。
  4. 【請求項4】 シャンプーボウルは、椅子本体の左右方
    向に沿う略矩形状をなす内中間壁部およびこの内中間壁
    部の両側縁から椅子本体の前方にそれぞれ延出する略三
    角形状をなす内袖壁部からなる内側壁と、この内側壁の
    内中間壁部よりも椅子本体の後方に位置する略矩形状を
    なす外中間壁部およびこの外中間壁部の両側縁から椅子
    本体の前方でかつ内袖壁部の外側にそれぞれ延出する外
    袖壁部からなる外側壁を備え、両壁における各中間壁部
    の底辺同士を互いに回動可能に連結すると共に、両壁に
    おける各袖壁部の下向き斜辺同士を双方に回動可能とし
    た三角壁を介して連結したものとしてある請求項2また
    は請求項3に記載の理美容椅子。
  5. 【請求項5】 シャンプーボウルは、椅子本体の左右方
    向に沿う略矩形状をなす内中間壁部およびこの内中間壁
    部の両側縁から椅子本体の前方にそれぞれ延出する略三
    角形状をなす内袖壁部からなる内側壁と、この内側壁の
    内中間壁部よりも椅子本体の後方に位置する略矩形状を
    なす外中間壁部およびこの外中間壁部の両側縁から椅子
    本体の前方でかつ内袖壁部の外側にそれぞれ延出する外
    袖壁部からなる外側壁を備え、両壁における各中間壁部
    の底辺同士を互いに回動可能に連結すると共に、両壁に
    おける各袖壁部の下向き斜辺同士を連結し、内側壁の内
    袖壁部を椅子本体前後方向に伸縮可能に形成した請求項
    2または請求項3に記載の理美容椅子。
  6. 【請求項6】 シャンプーボウルの内側壁に防水クロス
    の裾辺を装着し、この防水クロスをシャンプーボウル内
    に収納可能とした請求項4または請求項5に記載の理美
    容椅子。
  7. 【請求項7】 防水クロスの裾辺および上辺の両端部間
    に可撓性部材を設けた請求項6に記載の理美容椅子。
  8. 【請求項8】 椅子本体における背もたれ部の動作にシ
    ャンプーボウルが連動する請求項1ないし請求項7に記
    載の理美容椅子。
  9. 【請求項9】 シャンプーボウルにシャワーユニットが
    設けてある請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の
    理美容椅子。
  10. 【請求項10】 シャンプーボウルに接続する排水管お
    よびシャワーユニットに接続する給水・給湯管を椅子本
    体の下方に配設すると共に、排水管および給水・給湯管
    を覆うカバーを設けた請求項9に記載の理美容椅子。
  11. 【請求項11】 排水管および給水・給湯管がいずれも
    ホースである請求項10に記載の理美容椅子。
JP24034794A 1994-10-04 1994-10-04 理美容椅子 Expired - Fee Related JP2875167B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24034794A JP2875167B2 (ja) 1994-10-04 1994-10-04 理美容椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24034794A JP2875167B2 (ja) 1994-10-04 1994-10-04 理美容椅子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08103342A true JPH08103342A (ja) 1996-04-23
JP2875167B2 JP2875167B2 (ja) 1999-03-24

Family

ID=17058140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24034794A Expired - Fee Related JP2875167B2 (ja) 1994-10-04 1994-10-04 理美容椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2875167B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014027774A1 (ko) * 2012-08-17 2014-02-20 Jang Myung Su 좌식형 샴푸의자

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014027774A1 (ko) * 2012-08-17 2014-02-20 Jang Myung Su 좌식형 샴푸의자
CN104379025A (zh) * 2012-08-17 2015-02-25 张明秀 坐式洗发椅
US9332843B2 (en) 2012-08-17 2016-05-10 Myung Su Jang Sitting type shampoo chair
CN104379025B (zh) * 2012-08-17 2016-08-24 张明秀 坐式洗发椅

Also Published As

Publication number Publication date
JP2875167B2 (ja) 1999-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3066536U (ja) 折畳み椅子
JP4339829B2 (ja) 浴室用折り畳み椅子
KR20030088040A (ko) 침대로 변환될 수 있는 착석가구
JP2875167B2 (ja) 理美容椅子
JPH1075847A (ja) 連結椅子の肘掛け
JPH11239591A (ja) 便器付き療養ベッド
US2831207A (en) Reversible dust mop
US20010037523A1 (en) Hair washing stand
JP4880515B2 (ja) 可搬式洗髪器
JPH0731758Y2 (ja) 折畳み式シャワーチェア
JPH0350815Y2 (ja)
US1346582A (en) Extensible chair-bed
JP3017095U (ja) マッサージ用椅子カバー
JPH08239886A (ja) 便器清掃用ブラシ
US20230240487A1 (en) Portable automated toilet cleaning apparatus
JP3687064B2 (ja) シャワー装置
JP2002153315A (ja) 携帯式シャンプー椅子
JPH0725184Y2 (ja) 洗濯桶及び洗濯桶保持具
JP2866623B2 (ja) 椅 子
JPH0686683U (ja) 背洗い用椅子
JPH077545U (ja) 折り畳み椅子
JP2001120633A (ja) 携帯用シャワー装置
JPH10127511A (ja) 折り畳み式簡易浴槽及び折り畳み式浴用椅子
JP2524656Y2 (ja) 洗面化粧台の収納式スツール
JPH11346865A (ja) 折畳み式長椅子

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees