JPH08103110A - 苗移植機 - Google Patents
苗移植機Info
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- JPH08103110A JPH08103110A JP26630694A JP26630694A JPH08103110A JP H08103110 A JPH08103110 A JP H08103110A JP 26630694 A JP26630694 A JP 26630694A JP 26630694 A JP26630694 A JP 26630694A JP H08103110 A JPH08103110 A JP H08103110A
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- seedlings
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 abstract description 34
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Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 苗取出爪及び苗植付爪を用いた移植作業に
おいて、欠株の発生などを確実に防止した高精度な移植
作業を可能にする。 [構成] 苗供給部(15)の苗(A)を苗取出爪
(17)により取出し苗植付爪(18)に受継いで苗
(A)の移植を行うようにした苗移植機において、苗取
出爪(17)と苗植付爪(18)との苗受継ぎ間(4
0)に、苗取出爪(17)の苗を複数滞留させる中間苗
補給部(42)を設けると共に、該補給部(42)の欠
苗発生時に苗(A1)を補給部(42)に補充する苗補
填部(53)を設ける。
おいて、欠株の発生などを確実に防止した高精度な移植
作業を可能にする。 [構成] 苗供給部(15)の苗(A)を苗取出爪
(17)により取出し苗植付爪(18)に受継いで苗
(A)の移植を行うようにした苗移植機において、苗取
出爪(17)と苗植付爪(18)との苗受継ぎ間(4
0)に、苗取出爪(17)の苗を複数滞留させる中間苗
補給部(42)を設けると共に、該補給部(42)の欠
苗発生時に苗(A1)を補給部(42)に補充する苗補
填部(53)を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば左右或いは前後方
向に往復移動させる苗載台の苗トレイより、苗取出爪に
より取出した苗を苗植付爪に受継いで苗の移植を行う苗
移植機に関する。
向に往復移動させる苗載台の苗トレイより、苗取出爪に
より取出した苗を苗植付爪に受継いで苗の移植を行う苗
移植機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、苗取出爪と苗植付爪とは同期した
一連の動作を行わしめて、苗載台の苗トレイより苗を取
出し畦面に植付けるように設けている。
一連の動作を行わしめて、苗載台の苗トレイより苗を取
出し畦面に植付けるように設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍らこのような
従来手段の場合、苗取出爪において苗の取出しが行われ
なかったときには、欠株となって移植作業終了後にその
部位に補植を行う必要があるなどの手間の煩わしさがあ
った。
従来手段の場合、苗取出爪において苗の取出しが行われ
なかったときには、欠株となって移植作業終了後にその
部位に補植を行う必要があるなどの手間の煩わしさがあ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、苗
供給部の苗を苗取出爪により取出し苗植付爪に受継いで
苗の移植を行うようにした苗移植機において、苗取出爪
と苗植付爪との苗受継ぎ間に、苗取出爪の苗を複数滞留
させる中間苗補給部を設けると共に、該補給部の欠苗発
生時に苗を補給部に補充する苗補填部を設けたもので、
苗補給部における苗の滞留中に苗取出爪によって取出さ
れなかった苗などの欠苗を確実に検出すると共に、欠苗
検出時には苗補填部より苗を補充して、植付爪には苗を
確実に供給させて、欠株のない常に高精度な移植作業を
可能とさせるものである。
供給部の苗を苗取出爪により取出し苗植付爪に受継いで
苗の移植を行うようにした苗移植機において、苗取出爪
と苗植付爪との苗受継ぎ間に、苗取出爪の苗を複数滞留
させる中間苗補給部を設けると共に、該補給部の欠苗発
生時に苗を補給部に補充する苗補填部を設けたもので、
苗補給部における苗の滞留中に苗取出爪によって取出さ
れなかった苗などの欠苗を確実に検出すると共に、欠苗
検出時には苗補填部より苗を補充して、植付爪には苗を
確実に供給させて、欠株のない常に高精度な移植作業を
可能とさせるものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1はターンテーブル部の説明図、図2は移植機
の側面説明図、図3は同平面説明図、図4は同背面説明
図である。図中(1)は作業者が搭乗するトラクタであ
り、走行ミッションケース(2)両側に左右リヤアクス
ルケース(3)(3)を介して左右後輪(4)(4)を
設け、前記ミッションケース(2)上側に運転席(5)
を取付け、運転席(5)下面のミッションケース(2)
上面に油圧昇降シリンダ(6)を配設させ、該シリンダ
(6)によって揺動させる左右リフトアーム(7)
(7)及びミッションケース(2)両側に固定する支点
板(8)(8)後端側の昇降リンク(9)(9)などを
介し野菜苗(A)の移植機(10)をトラクタ(1)後
方に昇降自在に装備させている。
する。図1はターンテーブル部の説明図、図2は移植機
の側面説明図、図3は同平面説明図、図4は同背面説明
図である。図中(1)は作業者が搭乗するトラクタであ
り、走行ミッションケース(2)両側に左右リヤアクス
ルケース(3)(3)を介して左右後輪(4)(4)を
設け、前記ミッションケース(2)上側に運転席(5)
を取付け、運転席(5)下面のミッションケース(2)
上面に油圧昇降シリンダ(6)を配設させ、該シリンダ
(6)によって揺動させる左右リフトアーム(7)
(7)及びミッションケース(2)両側に固定する支点
板(8)(8)後端側の昇降リンク(9)(9)などを
介し野菜苗(A)の移植機(10)をトラクタ(1)後
方に昇降自在に装備させている。
【0006】前記移植機(10)は、左右一対の植付ユ
ニット(11)(11)によって2条植え構造の苗移植
機(10)を構成するもので、植付ユニットフレーム
(12)と、該フレーム(12)に上下苗台レール(1
3)(14)を介して前後方向に往復摺動させる苗供給
部である苗載台(15)と、苗載台(15)上面の苗ト
レイ(16)から1株分のポット苗(A)を取出す箸形
苗取出爪(17)と、該取出爪(17)からポット苗
(A)を受取って圃場面に植付けるホッパ形苗植付爪
(18)と、植付爪(18)の苗植付部前方の圃場面を
鎮圧する均平ローラ(19)と、植付爪(18)の苗植
付箇所に相当する位置のマルチフィルム(移植作業前に
敷設)を切開するマルチカッタ(20)と、植付爪(1
8)によって植付けられたポット苗(A)の覆土を行う
左右一対の培土ローラ(21)と、トラクタ(1)から
の植付駆動力を入力する植付ミッションケース(22)
と、植付爪(18)を駆動する植付爪駆動ケース(2
3)と、取出爪(17)を駆動する取出爪駆動ケース
(24)と、苗載台(15)の横送り及び縦送りを行う
苗載台駆動ケース(25)を、前記各植付ユニット(1
1)に夫々備えている。
ニット(11)(11)によって2条植え構造の苗移植
機(10)を構成するもので、植付ユニットフレーム
(12)と、該フレーム(12)に上下苗台レール(1
3)(14)を介して前後方向に往復摺動させる苗供給
部である苗載台(15)と、苗載台(15)上面の苗ト
レイ(16)から1株分のポット苗(A)を取出す箸形
苗取出爪(17)と、該取出爪(17)からポット苗
(A)を受取って圃場面に植付けるホッパ形苗植付爪
(18)と、植付爪(18)の苗植付部前方の圃場面を
鎮圧する均平ローラ(19)と、植付爪(18)の苗植
付箇所に相当する位置のマルチフィルム(移植作業前に
敷設)を切開するマルチカッタ(20)と、植付爪(1
8)によって植付けられたポット苗(A)の覆土を行う
左右一対の培土ローラ(21)と、トラクタ(1)から
の植付駆動力を入力する植付ミッションケース(22)
と、植付爪(18)を駆動する植付爪駆動ケース(2
3)と、取出爪(17)を駆動する取出爪駆動ケース
(24)と、苗載台(15)の横送り及び縦送りを行う
苗載台駆動ケース(25)を、前記各植付ユニット(1
1)に夫々備えている。
【0007】また、前記植付ミッションケース(22)
から各駆動ケース(23)(24)(25)に駆動力を
伝え、取出爪(17)及び植付爪(18)を所定軌跡上
で苗取出し及び苗植付けの同期した一連の各動作を夫々
行わせると共に、苗載台(15)の前後方向往復移動に
よる苗横送り並びに苗載台(15)傾斜下端側への苗ト
レイ(16)移動による苗縦送りの各動作を夫々行わせ
て、前後方向に横送りする苗載台(15)の苗トレイ
(16)より取出爪(17)により苗を取出してこの下
方の植付爪(18)に苗を受継いで、所定植付け間隔で
苗を圃場面に連続的に植付けるように構成している。
から各駆動ケース(23)(24)(25)に駆動力を
伝え、取出爪(17)及び植付爪(18)を所定軌跡上
で苗取出し及び苗植付けの同期した一連の各動作を夫々
行わせると共に、苗載台(15)の前後方向往復移動に
よる苗横送り並びに苗載台(15)傾斜下端側への苗ト
レイ(16)移動による苗縦送りの各動作を夫々行わせ
て、前後方向に横送りする苗載台(15)の苗トレイ
(16)より取出爪(17)により苗を取出してこの下
方の植付爪(18)に苗を受継いで、所定植付け間隔で
苗を圃場面に連続的に植付けるように構成している。
【0008】図5乃至図6に示す如く前記苗載台(1
5)は、図8に示す如き各セル(16a)に苗(A)を
充填する弾性状苗トレイ(16)を略鉛直状で且つ縦長
手方向に搭載して機体の前後方向に横送りするように設
けたもので、植付ユニット(11)(11)の本体ユニ
ットフレーム(12)の前後側フレーム(12a)(1
2b)に固設する上下苗台レール(13)(14)に、
苗載台(15)背面側の上下略中間及び下部にそれぞれ
設ける複数の上部ローラ(26)及び下部ローラ(27
a)(27b)を摺動自在に支持させると共に、前記駆
動ケース(25)の横送りネジ軸(28)に苗載台(1
5)背面側の冂形の取付枠(29)に固設する台移動子
(30)を結合させて、前記ネジ軸(28)の回転でも
って苗載台(15)の前後往復の横送りを行うように構
成している。
5)は、図8に示す如き各セル(16a)に苗(A)を
充填する弾性状苗トレイ(16)を略鉛直状で且つ縦長
手方向に搭載して機体の前後方向に横送りするように設
けたもので、植付ユニット(11)(11)の本体ユニ
ットフレーム(12)の前後側フレーム(12a)(1
2b)に固設する上下苗台レール(13)(14)に、
苗載台(15)背面側の上下略中間及び下部にそれぞれ
設ける複数の上部ローラ(26)及び下部ローラ(27
a)(27b)を摺動自在に支持させると共に、前記駆
動ケース(25)の横送りネジ軸(28)に苗載台(1
5)背面側の冂形の取付枠(29)に固設する台移動子
(30)を結合させて、前記ネジ軸(28)の回転でも
って苗載台(15)の前後往復の横送りを行うように構
成している。
【0009】そして前記苗載台(15)は、下部枠体
(31)の前側板(31a)と後側板(31b)の上下
間に縦送り駆動及び遊動スプロケット軸(32)(3
3)を介して縦送り駆動及び遊動スプロケット(34)
(35)を設けて、これらスプロケット(34)(3
5)間に苗トレイ(16)の各セル(15a)外底陥没
部に掛合させる縦送りピンを有する縦送りチェン(3
6)を張架させて、苗載台(15)の前後横送り終端時
前記ネジ軸(28)に連動する縦送り駆動軸(37)の
縦送りカム(38)により前側面(31a)或いは後側
板(31b)の外側面に配置する縦送り駆動機構(3
9)を動作させ、スプロケット(34)を一定量回転さ
せて苗トレイ(16)の縦送りを行うように構成してい
る。
(31)の前側板(31a)と後側板(31b)の上下
間に縦送り駆動及び遊動スプロケット軸(32)(3
3)を介して縦送り駆動及び遊動スプロケット(34)
(35)を設けて、これらスプロケット(34)(3
5)間に苗トレイ(16)の各セル(15a)外底陥没
部に掛合させる縦送りピンを有する縦送りチェン(3
6)を張架させて、苗載台(15)の前後横送り終端時
前記ネジ軸(28)に連動する縦送り駆動軸(37)の
縦送りカム(38)により前側面(31a)或いは後側
板(31b)の外側面に配置する縦送り駆動機構(3
9)を動作させ、スプロケット(34)を一定量回転さ
せて苗トレイ(16)の縦送りを行うように構成してい
る。
【0010】また、前記苗載台(15)の縦送り終端
で、送り面の対向位置に前記取出爪(17)を配設して
苗トレイ(16)から苗(A)の取出しを行う一方、該
取出爪(17)とこの下方の植付爪(18)との間の苗
受継ぎ間(40)に、複数のポット(41)を上面に有
する中間苗補給部であるターンテーブル(42)を配設
し、前記取出爪(17)によって取出した苗(A)をポ
ット(41)内に順次投入して滞留させ、植付爪(1
8)上方位置までポット(41)を回転移動させると
き、各ポット(41)底部に設けるポットシャッタ(4
3)をソレノイド(44)操作によって開とさせて、ポ
ット(41)内の苗(A)を植付爪(18)に放出する
ように構成している。なおシャッタ(43)は上下に移
動して開閉する上下回動式或いは水平方向に移動して開
閉する水平回動式など何れでも良い。
で、送り面の対向位置に前記取出爪(17)を配設して
苗トレイ(16)から苗(A)の取出しを行う一方、該
取出爪(17)とこの下方の植付爪(18)との間の苗
受継ぎ間(40)に、複数のポット(41)を上面に有
する中間苗補給部であるターンテーブル(42)を配設
し、前記取出爪(17)によって取出した苗(A)をポ
ット(41)内に順次投入して滞留させ、植付爪(1
8)上方位置までポット(41)を回転移動させると
き、各ポット(41)底部に設けるポットシャッタ(4
3)をソレノイド(44)操作によって開とさせて、ポ
ット(41)内の苗(A)を植付爪(18)に放出する
ように構成している。なおシャッタ(43)は上下に移
動して開閉する上下回動式或いは水平方向に移動して開
閉する水平回動式など何れでも良い。
【0011】そして前記植付爪(18)は植付軌跡上部
への上昇時ポット(41)から受取った苗(A)を、こ
の下降時畦面内に爪(18)先端を突入させ、前後に分
割形成される爪(18)を開いて落下させることによっ
て、畦面に苗(A)の移植を行うように構成している。
への上昇時ポット(41)から受取った苗(A)を、こ
の下降時畦面内に爪(18)先端を突入させ、前後に分
割形成される爪(18)を開いて落下させることによっ
て、畦面に苗(A)の移植を行うように構成している。
【0012】図1及び図7に示す如く、前記ターンテー
ブル(42)は、エンジンからのPTO出力を入力する
移植機(10)の植付駆動部(45)にソレノイド式テ
ーブル回転クラッチ(46)及び一対のウオームギヤ
(47)を介しテーブル軸(48)を駆動連結させると
共に、軸受台(49)に回転自在に支持するテーブル軸
(48)を中心としたテーブル(42)の同一円周上に
等間隔に4つのポット(41)を配置させ、各爪(1
7)(18)による1回毎の苗取り及び苗植付け動作に
同期連動させて、1ピッチ(回転角90°)毎テーブル
(42)を回転するように設け、前記ポット(41)の
取出爪(17)位置より3ピッチ(回転角270°)回
転移動位置に植付爪(18)を配置して該爪(18)の
苗受取り位置(50)に設け、取出爪(17)からポッ
ト(41)内に投入された苗(A)が3ピッチ分回転移
動するとき植付爪(18)に放出するように構成してい
る。ポット(41)の設置数は4以下或いは以上何れで
も良い。
ブル(42)は、エンジンからのPTO出力を入力する
移植機(10)の植付駆動部(45)にソレノイド式テ
ーブル回転クラッチ(46)及び一対のウオームギヤ
(47)を介しテーブル軸(48)を駆動連結させると
共に、軸受台(49)に回転自在に支持するテーブル軸
(48)を中心としたテーブル(42)の同一円周上に
等間隔に4つのポット(41)を配置させ、各爪(1
7)(18)による1回毎の苗取り及び苗植付け動作に
同期連動させて、1ピッチ(回転角90°)毎テーブル
(42)を回転するように設け、前記ポット(41)の
取出爪(17)位置より3ピッチ(回転角270°)回
転移動位置に植付爪(18)を配置して該爪(18)の
苗受取り位置(50)に設け、取出爪(17)からポッ
ト(41)内に投入された苗(A)が3ピッチ分回転移
動するとき植付爪(18)に放出するように構成してい
る。ポット(41)の設置数は4以下或いは以上何れで
も良い。
【0013】また、前記テーブル(42)における取出
爪(17)のポット(41)投入位置より2ピッチ(回
転角180°)回転移動位置に、ポット(41)の苗
(A)にアクチュエータ(51)を接触させるスイッチ
式のテーブル苗センサ(52)を配設して、ポット(4
1)内の欠苗を該センサ(52)によって検出するよう
に構成している。
爪(17)のポット(41)投入位置より2ピッチ(回
転角180°)回転移動位置に、ポット(41)の苗
(A)にアクチュエータ(51)を接触させるスイッチ
式のテーブル苗センサ(52)を配設して、ポット(4
1)内の欠苗を該センサ(52)によって検出するよう
に構成している。
【0014】さらに、前記苗受取り位置(50)のポッ
ト(41)上方に苗補填部である苗ストックコンベア
(53)を配設するもので、該コンベア(53)はエン
ドレス状の搬送ベルト(54)に設ける複数の搬送板
(55)上にストック苗(A1)を載置させて待機さ
せ、前記テーブル(44)の1ピッチに対応するコンベ
ア(53)の1ピッチ毎の回転時にストック苗(A1)
を順次上方より下方に縦送りし、最下端のストック苗
(A1)を欠苗のポット(41)に投入して、植付爪
(18)にストックコンベア(53)からのストック苗
(A1)を補充して欠株の発生を防止するように構成し
ている。
ト(41)上方に苗補填部である苗ストックコンベア
(53)を配設するもので、該コンベア(53)はエン
ドレス状の搬送ベルト(54)に設ける複数の搬送板
(55)上にストック苗(A1)を載置させて待機さ
せ、前記テーブル(44)の1ピッチに対応するコンベ
ア(53)の1ピッチ毎の回転時にストック苗(A1)
を順次上方より下方に縦送りし、最下端のストック苗
(A1)を欠苗のポット(41)に投入して、植付爪
(18)にストックコンベア(53)からのストック苗
(A1)を補充して欠株の発生を防止するように構成し
ている。
【0015】図8に示す如く、前記テーブル苗センサ
(52)と、前記植付爪(18)に設けて該爪(18)
に受取った苗(A)の検出を行う植付爪苗センサ(5
6)と、前記テーブル(42)の回転位置を検出するテ
ーブル回転位置センサ(57)とを入力接続させるコン
トローラ(58)を設けると共に、前記テーブル回転ク
ラッチ(46)と、前記苗ストックコンベア(53)の
駆動を入切するソレノイド式ストックコンベアクラッチ
(59)と、ポットシャッタソレノイド(44)と、警
報ブザー(60)とにコントローラ(58)を出力接続
させて、前記苗センサ(52)(56)の検出に基づい
てテーブル(42)及びコンベア(53)を駆動制御す
るように構成している。
(52)と、前記植付爪(18)に設けて該爪(18)
に受取った苗(A)の検出を行う植付爪苗センサ(5
6)と、前記テーブル(42)の回転位置を検出するテ
ーブル回転位置センサ(57)とを入力接続させるコン
トローラ(58)を設けると共に、前記テーブル回転ク
ラッチ(46)と、前記苗ストックコンベア(53)の
駆動を入切するソレノイド式ストックコンベアクラッチ
(59)と、ポットシャッタソレノイド(44)と、警
報ブザー(60)とにコントローラ(58)を出力接続
させて、前記苗センサ(52)(56)の検出に基づい
てテーブル(42)及びコンベア(53)を駆動制御す
るように構成している。
【0016】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下図1及び図7の説明図、図10のフローチャー
トを参照してこの作用を説明する。
て、以下図1及び図7の説明図、図10のフローチャー
トを参照してこの作用を説明する。
【0017】前記苗トレイ(16)から取出爪(17)
によって取出された苗(A)がターンテーブル(42)
のポット(41)に投入され、該テーブル(42)が図
7矢印方向に1ピッチ毎回転して2ピッチ(回転角18
0°)分回転するとき、前記苗センサ(52)によって
ポット(41)内に苗(A)が有るか無しかの検出が行
われる。
によって取出された苗(A)がターンテーブル(42)
のポット(41)に投入され、該テーブル(42)が図
7矢印方向に1ピッチ毎回転して2ピッチ(回転角18
0°)分回転するとき、前記苗センサ(52)によって
ポット(41)内に苗(A)が有るか無しかの検出が行
われる。
【0018】そしてこの検出後にテーブル(42)が1
ピッチ回転して苗受取り位置(50)にポット(41)
が到達するとき、苗有りポット(41)にあってはシャ
ッタ(43)の一定時間の開動作によって、植付爪(1
8)にポット(41)内の滞留苗(A)の放出が行われ
る一方、苗無しポット(41)にあってはコンベアクラ
ッチ(59)の入動作によって苗ストックコンベア(5
3)が1ピッチ分駆動して、コンベア(53)送り終端
の搬送板(55)上のストック苗(A1)がこのポット
(41)に投入され、植付爪(18)にストック苗(A
1)の放出が行われる。
ピッチ回転して苗受取り位置(50)にポット(41)
が到達するとき、苗有りポット(41)にあってはシャ
ッタ(43)の一定時間の開動作によって、植付爪(1
8)にポット(41)内の滞留苗(A)の放出が行われ
る一方、苗無しポット(41)にあってはコンベアクラ
ッチ(59)の入動作によって苗ストックコンベア(5
3)が1ピッチ分駆動して、コンベア(53)送り終端
の搬送板(55)上のストック苗(A1)がこのポット
(41)に投入され、植付爪(18)にストック苗(A
1)の放出が行われる。
【0019】またこのような植付爪(18)に対する滞
留苗(A)及びストック苗(A1)の放出供給時にあっ
て、前記苗センサ(56)が植付爪(18)の苗有り状
態を検出しないときには、前記ブザー(60)を駆動し
て欠株警報を発令させ作業者に報知するものである。
留苗(A)及びストック苗(A1)の放出供給時にあっ
て、前記苗センサ(56)が植付爪(18)の苗有り状
態を検出しないときには、前記ブザー(60)を駆動し
て欠株警報を発令させ作業者に報知するものである。
【0020】このように苗取出爪(17)によって苗ト
レイ(16)からターンテーブル(42)のポット(4
1)に取出された苗(A)が、ターンテーブル(42)
での滞留中に欠苗(欠株)か否かの判別が行われ、植付
爪(18)に対し欠苗ポット(41)による苗受継ぎ作
業が行われるとき、ストックコンベア(53)からの苗
(A1)を植付爪(18)に補給して欠株の発生を防止
するものである。
レイ(16)からターンテーブル(42)のポット(4
1)に取出された苗(A)が、ターンテーブル(42)
での滞留中に欠苗(欠株)か否かの判別が行われ、植付
爪(18)に対し欠苗ポット(41)による苗受継ぎ作
業が行われるとき、ストックコンベア(53)からの苗
(A1)を植付爪(18)に補給して欠株の発生を防止
するものである。
【0021】なお前述実施例にあっては、欠苗時にター
ンテーブル(42)に苗を補充する苗補填部の構成手段
として、上方から下方に苗(A1)を搬送する上下搬送
式のストックコンベア(53)を用いる構成を示した
が、苗(A1)を横方向に搬送する水平搬送式のストッ
クコンベアを用いる構成でも良く、またターンテーブル
(42)と略同様のストック用ターンテーブルを用いる
手段、或いは上方よりポット(41)内にストック苗を
流下させる流下樋を用いる手段など何れでも良い。
ンテーブル(42)に苗を補充する苗補填部の構成手段
として、上方から下方に苗(A1)を搬送する上下搬送
式のストックコンベア(53)を用いる構成を示した
が、苗(A1)を横方向に搬送する水平搬送式のストッ
クコンベアを用いる構成でも良く、またターンテーブル
(42)と略同様のストック用ターンテーブルを用いる
手段、或いは上方よりポット(41)内にストック苗を
流下させる流下樋を用いる手段など何れでも良い。
【0022】また、ターンテーブル(42)及びストッ
クコンベア(53)は別途設置する電動及び油圧モータ
など駆動装置を用いて駆動する構成でも良い。
クコンベア(53)は別途設置する電動及び油圧モータ
など駆動装置を用いて駆動する構成でも良い。
【0023】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、苗供給部(15)の苗(A)を苗取出爪(17)に
より取出し苗植付爪(18)に受継いで苗(A)の移植
を行うようにした苗移植機において、苗取出爪(17)
と苗植付爪(18)との苗受継ぎ間(40)に、苗取出
爪(17)の苗を複数滞留させる中間苗補給部(42)
を設けると共に、該補給部(42)の欠苗発生時に苗
(A1)を補給部(42)に補充する苗補填部(53)
を設けたものであるから、補給部(42)における苗
(A)の滞留中に苗取出爪(17)によって取出されな
かった苗などの欠苗を確実に検出することができると共
に、この欠苗検出時には苗補填部(53)より苗(A
1)を補充して、植付爪(18)には苗(A)・(A
1)を確実に供給することができて、欠株のない常に高
精度な移植作業を可能とさせることができるなど顕著な
効果を奏するものである。
は、苗供給部(15)の苗(A)を苗取出爪(17)に
より取出し苗植付爪(18)に受継いで苗(A)の移植
を行うようにした苗移植機において、苗取出爪(17)
と苗植付爪(18)との苗受継ぎ間(40)に、苗取出
爪(17)の苗を複数滞留させる中間苗補給部(42)
を設けると共に、該補給部(42)の欠苗発生時に苗
(A1)を補給部(42)に補充する苗補填部(53)
を設けたものであるから、補給部(42)における苗
(A)の滞留中に苗取出爪(17)によって取出されな
かった苗などの欠苗を確実に検出することができると共
に、この欠苗検出時には苗補填部(53)より苗(A
1)を補充して、植付爪(18)には苗(A)・(A
1)を確実に供給することができて、欠株のない常に高
精度な移植作業を可能とさせることができるなど顕著な
効果を奏するものである。
【図1】ターンテーブル部の説明図である。
【図2】移植機の側面説明図である。
【図3】移植機の平面説明図である。
【図4】移植機の背面説明図である。
【図5】苗取り部の正面説明図である。
【図6】苗載部の側面説明図である。
【図7】ターンテーブル部の平面説明図である。
【図8】苗トレイの斜視説明図である。
【図9】植付制御回路図である。
【図10】フローチャートである。
(15) 苗載台(苗供給部) (17) 苗取出爪 (18) 苗植付爪 (40) 苗受継ぎ間 (42) ターンテーブル(苗補給部) (53) 苗ストックコンベア(苗補填部)
Claims (1)
- 【請求項1】 苗供給部の苗を苗取出爪により取出し苗
植付爪に受継いで苗の移植を行うようにした苗移植機に
おいて、苗取出爪と苗植付爪との苗受継ぎ間に、苗取出
爪の苗を複数滞留させる中間苗補給部を設けると共に、
該補給部の欠苗発生時に苗を補給部に補充する苗補填部
を設けたことを特徴とする苗移植機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26630694A JPH08103110A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 苗移植機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26630694A JPH08103110A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 苗移植機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08103110A true JPH08103110A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17429105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26630694A Pending JPH08103110A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 苗移植機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08103110A (ja) |
-
1994
- 1994-10-04 JP JP26630694A patent/JPH08103110A/ja active Pending
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