JPH08102385A - 放電灯点灯装置及びこれを用いた照明装置 - Google Patents

放電灯点灯装置及びこれを用いた照明装置

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JPH08102385A
JPH08102385A JP6236515A JP23651594A JPH08102385A JP H08102385 A JPH08102385 A JP H08102385A JP 6236515 A JP6236515 A JP 6236515A JP 23651594 A JP23651594 A JP 23651594A JP H08102385 A JPH08102385 A JP H08102385A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放電によって流れる本来の電流成分の検出を
簡単かつ確実に行なえ、例えば、深調光レベルでの始動
をオンピカ現象等の支障のない状態で可能にすること。 【構成】 放電灯4を点灯させるインバータ回路3と、
このインバータ回路3の出力を制御する駆動制御回路5
と、放電灯4の電圧を検出して参照位相信号を出力する
電圧検出手段23と、放電灯4に流れる電流成分中から
参照位相信号と同相の電流成分を検出し、電流成分に応
じて駆動制御回路5を介してインバータ回路3の出力を
一定化する電流検出手段22とを備えた構成とし、同期
検波方式により本来の電流成分を示す同相分を検出して
フィードバック制御を行なわせるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ回路を用い
て放電灯を点灯させる放電灯点灯装置及びこれを用いた
照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の放電灯点灯装置として
は、図6に示すようなものがある。まず、交流電源1に
対して全波整流回路2が接続されている。この全波整流
回路2の直流出力端子間にはコンデンサC0 が接続され
ているとともに、インバータ回路3を介して放電灯4が
接続されている。ここに、インバータ回路3は、直列接
続した2個のスイッチングトランジスタQ1 ,Q2 (例
えば、電界効果型トランジスタが用いられる)と、これ
らのスイッチングトランジスタQ1 ,Q2 の接続中点と
放電灯4との間に接続した直流カット用のコンデンサC
1 とバラストL1 とを主要部として構成されている。ま
た、前記スイッチングトランジスタQ1 ,Q2 を交互に
オン・オフ駆動させる駆動制御回路5が設けられてい
る。この駆動制御回路5は、後述するフィードバック制
御系による制御電圧を動作周波数なる信号に変換する電
圧・周波数変換器(V/f変換器)6と、このV/f変
換器6により決定された動作周波数で前記インバータ回
路3を実際に駆動させる駆動回路7とよりなる。
【0003】この駆動制御回路5によりスイッチングト
ランジスタQ1 ,Q2 を交互にオン・オフ駆動させてイ
ンバータ回路3に発振動作を行なわせ、放電灯4の両端
に高周波電圧を印加して点灯させるものである。
【0004】ここに、負荷である放電灯4の状態に変動
が生じても、所望の点灯レベルで常に安定して放電灯4
を点灯させることができるように制御するフィードバッ
ク制御系が駆動制御回路5に対して設けられている。ま
ず、放電灯4に流れる電流を検出する電流検出手段8と
放電灯4の両端間電圧を検出する電圧検出手段9とが設
けられている。電流検出手段8は、検出巻線10と検波
回路11とにより形成されている。また、電圧検出手段
9は、放電灯4の両端間電圧を分圧する分圧回路12と
検波回路13とにより形成されている。さらに、検波回
路11により検出された電流検出信号を基準値VREF1
比較する誤差増幅器14と、検波回路13により検出さ
れた電圧検出信号を基準値VREF2と比較する誤差増幅器
15とが設けられている。また、この放電灯点灯装置は
調光制御を考慮しており、誤差増幅器14に与えられる
基準値VREF1は調光レベルに応じて可変される値であ
る。これらの誤差増幅器14,15から得られる誤差出
力は両者の内の高い方を出力させるORゲート構成の高
値優先回路16を介して前記V/f変換器6にフィード
バックされている。これにより、放電灯4における電流
又は電圧の変動を誤差増幅器14,15で検出し、V/
F変換器6にフィードバックさせてインバータ回路3の
動作周波数を制御する。
【0005】つまり、放電灯4の点灯状態において、そ
の電流値、電圧値を各々の電流、電圧制御系の検波回路
11,13により常時検出し、誤差増幅器14,15で
各々基準値VREF1,VREF2と比較することにより、負荷
変動が生じたかをチェックし、変動が生じていればその
変動による影響を減ずる方向にインバータ回路3の動作
周波数をシフトさせるように駆動制御回路5が動作す
る。
【0006】これにより、図7に示す電流‐電圧特性の
ような定電流・定電圧駆動状態となるように放電灯4の
始動点灯状態を制御する。通常は、定電圧制御から定電
流制御に移行する制御となる。ここに、定電流制御の電
流値は、調光レベルに応じて可変されるものであり、調
光レベルが低くなる(深調光になる)ほど、図7中に矢
印で示す方向にシフトされる。例えば、数値例を挙げれ
ば、100%点灯時に300mAとした場合、20%調
光時には50mA、2%調光時には5mAといった定電
流制御となる。
【0007】ところが、図6に示すような放電灯点灯装
置の構成の場合、例えば、深調光レベルで始動させよう
とするときに、始動できないことがある。例えば、2%
調光といった数%オーダの深調光レベルでの始動を考え
た場合、2%調光は5mAなる定電流制御に相当する
が、始動時には放電灯4の管壁を伝って逃げる容量性電
流成分があり、始動に必要な電圧V0 が得られる前に制
御対象となる規定の電流値5mAに達してしまい、始動
できない。従って、図6は例えば25〜100%の範囲
での調光用として用いられているに過ぎない。
【0008】そこで、0〜100%の範囲での調光、即
ち、深調光レベルでの始動を可能にしたものとして図8
に示すようなものがある。基本構成は図6に示したもの
と同様であるが、点灯検出回路17と、高値優先回路1
6に代わる切換え回路18とが設けられている。この切
換え回路18は当初は電圧制御系、即ち、誤差増幅器1
5側を選択するように設定されている。これにより、電
源投入直後には電圧制御系を活かしてインバータ回路3
の動作を制御させることにより、深調光レベルでの始動
時でも必要な電圧が確保される。このような始動動作に
おいて、放電灯4が点灯して検波回路13により検出さ
れる電圧が急激に低下したことを点灯検出回路17が検
出すると、この点灯検出回路17の出力により切換え回
路18が切り換えられる。これにより、電流制御系によ
る制御に移行する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図8に示すような放電
灯点灯装置によれば、深調光レベルからの始動が可能と
なる。しかし、そのためには、放電灯4の点灯を検出す
る点灯検出回路17と、この点灯検出回路17による点
灯検出により制御系を切換える切換え回路18とが必要
で、回路構成が複雑化してしまう。また、点灯検出回路
17と切換え回路18とによる制御系切換えの場合、応
答時間の遅れ分を含むので、深調光レベルでの始動時で
あっても点灯直後に一瞬明るく点灯してしまう、いわゆ
る「オンピカ現象」が生じやすい。深調光は元々舞台演
出用などの用途で用いられることが多く、深調光レベル
での始動時に一瞬でも明るく点灯してしまうと演出効果
が損なわれ、好ましくない。
【0010】一方、調光制御に限らず、放電灯4の始動
時の一般的な動作制御を考えた場合において、ランプ電
流を検出してフィードバック制御する場合、その検出系
が複雑になるケースがある。例えば、図9に示すように
放電灯4のフィラメントの予熱を放電灯4に並列接続し
たコンデンサC2 により行なう回路構成の場合において
は、放電灯4に流れるランプ電流を検出するためには、
コンデンサC2 に流れる予熱電流分を相殺するための3
巻線構造のカレントトランス19を用いる必要があり、
構造が複雑となってしまう。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の放電灯点
灯装置では、放電灯を点灯させるインバータ回路と、こ
のインバータ回路の出力を制御する駆動制御回路と、前
記放電灯の電圧を検出して参照位相信号を出力する電圧
検出手段と、前記放電灯に流れる電流成分中から参照位
相信号と同相の電流成分を検出し、電流成分に応じて前
記駆動制御回路を介して前記インバータ回路の出力を一
定化する電流検出手段とを備えた構成とした。
【0012】請求項2記載の放電灯点灯装置では、請求
項1記載の放電灯点灯装置の構成に加えて、誤差検出回
路の出力を調光レベルに応じて可変させる可変手段を設
けた構成とした。
【0013】請求項3記載の放電灯点灯装置では、放電
灯を点灯させるインバータ回路と、このインバータ回路
の出力を制御する駆動制御回路と、前記放電灯の電圧を
検出して電圧信号とともに参照位相信号を出力する電圧
検出手段と、前記放電灯に流れる電流成分中から参照位
相信号と同相の電流成分を検出する電流検出手段と、こ
れらの電圧検出手段と電流検出手段との誤差出力の高い
方を前記駆動制御回路に出力する高値優先回路とを備え
た構成とした。
【0014】請求項4記載の放電灯点灯装置では、請求
項3記載の放電灯点灯装置の構成に、電圧検出手段によ
り検出された電圧信号を基準値と比較する電圧誤差検出
回路と、電流検出手段により検出された電流成分を基準
値と比較する電流誤差検出回路とを付加し、これらの電
圧誤差検出回路と電流誤差検出回路との誤差出力の高い
方を駆動制御回路に出力する高値優先回路とした。
【0015】請求項5記載の放電灯点灯装置では、これ
らの請求項1ないし4の何れか一に記載の放電灯点灯装
置に関して、電圧検出手段が、放電灯の両端電圧を分圧
して検出する分圧回路と、この分圧回路の出力に基づき
スイッチング用の2種類の参照位相信号を生成する参照
信号生成回路とを備え、電流検出手段が、放電灯に流れ
る電流成分に基づき180°位相の異なる電圧信号を得
る電流電圧変換回路と、これらの電圧信号を参照位相信
号に同期させて交互に出力させるスイッチング検波回路
と、このスイッチング検波回路の出力を平均化する低域
通過フィルタとを備えたものとした。
【0016】請求項6記載の放電灯点灯装置では、請求
項1ないし5の何れか一に記載の放電灯点灯装置に関し
て、電流検出手段により検出する電流成分を、参照位相
信号と完全に同相の電流成分とした。
【0017】請求項7記載の照明装置では、器具本体
と、この器具本体に装着された放電灯と、この放電灯を
点灯させる請求項1ないし6の何れか一に記載の放電灯
点灯装置とにより構成した。
【0018】
【作用】放電灯の始動時に着目した場合、放電灯の両端
間電圧は電源電圧と同相を示し、放電灯に流れる始動時
の電流は、管壁を伝って逃げる漏れ電流成分やフィラメ
ント予熱電流等を加味すると、容量性を示す特性があ
る。そこで、請求項1記載の放電灯点灯装置において
は、電圧検出手段による放電灯の電圧検出に基づき参照
位相信号を得る一方、電流検出手段では放電灯に流れる
電流成分中からこの参照位相信号と同相の電流成分のみ
を検出するので、ランプ電圧を参照した同期検波による
ランプ電流検出となり、同相性を示さない漏れ電流成分
等は検出されず、本来の放電によって放電灯に流れる電
流成分のみが検出される。よって、放電灯にいわゆるオ
ンピカ現象を生じない。このような本来の電流成分を検
出する上でも、3巻線カレントトランス等を用いる必要
がない。
【0019】特に、請求項2記載の放電灯点灯装置にお
いては、誤差検出回路の出力を調光レベルに応じて可変
させる可変手段を付加しており、深調光可能であるが、
上記のようにオンピカ現象を生じないので、深調光によ
る演出効果が損なわれない。
【0020】また、請求項3,4記載の放電灯点灯装置
においては、請求項1又は2記載の放電灯点灯装置の電
流制御系の構成に加えて、電圧検出手段と電圧誤差検出
回路とによる電圧制御系を設け、これらの制御系を高値
優先回路を介して駆動制御回路にフィードバックさせて
いるので、放電灯の点灯前の始動時に管端に印加される
電圧が確実に制御されるので、始動点灯が確実となる。
この際、電流制御系と電圧制御系とによる制御の切換え
に、点灯検出回路や切換え回路といった複雑な回路を要
せず、単に、高値優先回路を介在させるだけでよく、切
換え動作に時間的な遅れ要素を含まない。よって、深調
光レベルでの始動時でもオンピカ現象を生ずるような不
都合はない。
【0021】請求項5記載の放電灯点灯装置において
は、電圧検出手段や電流検出手段の回路構成が明示され
ているので、これらの請求項1ないし4の何れか一に記
載の放電灯点灯装置を構成する場合、容易に実現でき
る。
【0022】また、これらの請求項1ないし5の何れか
一に記載の放電灯点灯装置に関して、電流検出手段によ
り検出する電流成分は、参照位相信号の位相と完全に一
致している同相の電流成分に限らず、同相性を示す範囲
の同相でよいが、請求項6記載の放電灯点灯装置におい
ては、完全に同相の電流成分を検出するようにしている
ので、より動作が安定したものとなる。
【0023】請求項7記載の照明装置においては、請求
項1ないし6の何れか一に記載の放電灯点灯装置を含む
ので、簡単な構成で確実な始動性を示す照明装置とな
る。
【0024】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図5に基づい
て説明する。図6ないし図9に示した部分と同一部分は
同一符号を用い、その詳細は省略する。本実施例の基本
的構成の概要を図1により説明する。図6に示した25
〜100%調光対応の放電灯点灯装置に準ずるが、電流
検出手段8に代えて、同期検波回路21を含む電流検出
手段22が設けられ、かつ、この電流検出手段22は電
圧検出手段9に代えた電圧検出手段23側と参照位相信
号により関連付けられている。
【0025】電圧検出手段23は図6に示した電圧検出
手段9と同様に、分圧回路12と検波回路13とを有す
るものであるが、分圧回路12により検出された電圧信
号に基づきそのゼロクロス点を基準とする参照位相信号
を前記同期検波回路21に出力する機能を備えている。
また、前記電流検出手段22は放電灯4に流れる電流成
分を検出する検出巻線24と同期検波回路21とにより
形成されている。同期検波回路21には、例えば、公知
のアナログマルチプレクサ、ダブルバランスド・モジュ
レータ等を用いればよい。
【0026】このような構成において、検出巻線24に
より検出された電流は同期検波回路21に与えられる。
ここに、同期検波回路21には分圧回路12を介して放
電灯4のランプ電圧対応の参照位相信号が与えられてお
り、検出巻線24から得られる電流成分中、ランプ電圧
と同相分の電流成分のみが同期検波回路21から出力さ
れる。即ち、ランプ漏れ電流等の容量性成分は、ランプ
電圧の位相に対して進相性を示し、同期検波回路21に
よっては検出されない。この結果、同期検波回路21か
ら得られる電流成分は、放電灯4の放電によって流れる
本来の制御対象となる電流成分となる。このように同期
検波回路21で検出された電流成分が誤差増幅器14に
入力されて基準値VREF1と比較され、その出力が高値優
先回路16を経て駆動制御回路5に与えられ、インバー
タ回路3の動作制御に供される。
【0027】よって、例えば、基準値VREF1を深調光レ
ベルに対応させた値に変更して、深調光レベルで始動さ
せようとする場合、同期検波回路21により検出される
本来の放電によって流れる電流成分のみを制御対象とし
て、電流制御系によりフィードバック制御しながら始動
させるので、始動時に管壁に流れる容量性の漏れ電流成
分の影響を受けない制御となる。これにより、数%オー
ダーの深調光レベルの始動時であっても、始動に必要な
電圧が得られる前に規定の電流値に達してしまうことは
なく、確実に始動する。放電灯4の始動後は、図6で説
明した場合と同様に、電流制御系と電圧制御系とが高値
優先回路16によって高値優先により切り換えられなが
ら、駆動制御回路5に対するフィードバック制御が継続
される。即ち、制御系の切換えは単なる高値優先であ
り、点灯検出回路17及び切換え回路18の場合のよう
な遅れ要素を含まないものとなる。よって、深調光レベ
ルからの始動後に制御系が切り換えられても、その切換
え時に一瞬明るく点灯するオンピカ現象を生ずるような
不都合も生じない。この結果、複雑な点灯検出回路17
や切換え回路18を用いることなく、かつ、オンピカ現
象を生ずることのない0〜100%対応の放電灯点灯装
置25となる。
【0028】ところで、前述した電流検出手段22及び
電圧検出手段23の一部の詳細な構成及び動作を図2な
いし図4により説明する。まず、放電灯4の両端間には
分圧回路12を形成する分圧抵抗R1 ,R2 が接続さ
れ、その接続中点から出力が取り出されている。この分
圧回路12には参照信号生成回路26が接続されてい
る。この参照信号生成回路26は分圧回路12より得ら
れる正弦波状の電圧信号を矩形波状の電圧信号に整形変
換する波形整形器27と、この波形整形器27の分岐出
力の一方に介在された反転器28とにより形成されてい
る。これにより、参照信号生成回路26からは放電灯4
の両端間電圧の位相に同期した位相特性を持つスイッチ
ング用の180°位相が異なる2種類の参照位相信号が
得られる。
【0029】一方、電流検出手段22にあっては検出巻
線24を1次巻線として有するとともに中点が接地され
た2次巻線29を有するカレントトランス30と、前記
2次巻線29の両端間に接続された終端抵抗R3 とによ
る電流電圧変換回路31が設けられている。これによ
り、電流電圧変換回路31の出力端(終端抵抗R3 の両
端)からは、放電灯4に流れる電流成分が180°位相
の異なった電圧信号に変換されて出力される。これらの
出力ライン上には各々アナログスイッチ32a,32b
が介在されている。これらのアナログスイッチ32a,
32bは前記参照信号生成回路26から得られる2種類
の参照位相信号により交互にスイッチングされるもので
あり、スイッチング検波回路33を形成する。これらの
アナログスイッチ32a,32bの他端側は合成接続さ
れ、LPF(低域通過フィルタ)34に接続されてい
る。このLPF34から電流検出手段22としての最終
出力が得られる。
【0030】このような構成において、カレントトラン
ス30により検出される電流成分中、ランプ電圧(従っ
て、電源電圧)と同相の電流成分は、図3に示すように
検出される。まず、アナログスイッチ32a,32bは
図3(b)(d)に示すようにランプ電圧対応の参照位
相信号に応じて交互にオン・オフを繰返す。一方、放電
灯4に流れる電流成分は電流電圧変換回路31によって
180°位相の異なる電圧信号に変換されてこれらのア
ナログスイッチ32a,32bに入力されるが、その
内、放電灯4の放電によって流れる本来の電流成分は同
相成分として図3(a)(c)に示すような波形を示
す。よって、アナログスイッチ32a,32bが検波用
ダイオードとして作用するのと等価となり、スイッチン
グ検波回路33からは図3(e)に示すように全波整流
状態の出力が得られる。このスイッチング検波回路33
の全波整流状態の出力がLPF34によって平均化され
て最終的に図3(f)に示すような検出信号が得られ、
誤差増幅器14に与えられ、電流制御系の制御に供され
る。即ち、図3(f)に示す検出信号のレベルが所定値
となるようにフィードバック制御される。
【0031】一方、放電灯4に流れる電流成分の内、そ
の始動時などに管壁等に流れる漏れ電流のような容量性
電流成分(進相性電流成分)は、ランプ電圧の位相より
も90°進んでいるので、図4(a)(c)に示すよう
な波形を示す。このような位相差があるため、スイッチ
ング検波回路33におけるスイッチングを経た出力は図
4(e)に示すような波形となる。よって、このスイッ
チング検波回路33の出力をLPF34で平均化する
と、+成分と−成分とが相殺され、図4(f)に示すよ
うに0となる。つまり、電流検出手段22の検出出力か
らは漏れ電流成分が相殺除去される。
【0032】このように構成された本実施例の放電灯点
灯装置25は、例えば、図5に示すような放電灯4を有
する器具本体35中の制御板に実装されて照明装置とな
る。
【0033】なお、本実施例では、電流検出手段22が
検出する電流成分を、ランプ電圧の位相(参照位相信
号)と完全に同相の電流成分としたが、必ずしも完全に
一致する同相の成分に限らず、例えば、90%といった
同相性を示す範囲で同相の電流成分を検出するようにし
てもよい。
【0034】さらに、本実施例では、参照位相信号と同
相の電流成分を検出し、この電流成分を誤差検出回路を
通してインバータ回路3の動作を制御するようにした
が、この他、検出された電流成分に基づき直接制御させ
る制御方法(例えば、検出された電流成分を電圧信号に
変換し、電圧‐周波数変換器で制御する方法)などであ
ってもよい。
【0035】また、調光制御に関して、本実施例では調
光レベルに応じて基準値VREF1を可変させる方式で説明
したが、この他、電流成分に調光信号を加算又は減算す
るような調光制御方式であってもよい。
【0036】また、本実施例では、調光機能を持つ放電
灯点灯装置への適用例として説明したが、調光機能を持
たない放電灯点灯装置にも効果的に適用できる。即ち、
基準値VREF1が固定的なケースであるが、この場合でも
放電によって流れる本来の電流成分の検出に基づくフィ
ードバック制御として、放電灯4を安定した状態で点灯
させることができる。
【0037】さらには、本実施例に示した同期検波方式
の電流検出手段22は、例えば、図9に示したようなコ
ンデンサ予熱方式の放電灯点灯装置に対しても効果的に
適用できる。即ち、予熱時にコンデンサC2 に流れる容
量性の予熱電流成分を相殺除去し、放電灯4の放電によ
って流れる本来の電流成分のみを検出して、フィードバ
ック制御に供することができるものとなり、このため
に、3巻線カレントトランス19を要しないことにな
る。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明の放電灯点灯装置に
よれば、放電灯を点灯させるインバータ回路と、このイ
ンバータ回路の出力を制御する駆動制御回路と、前記放
電灯の電圧を検出して参照位相信号を出力する電圧検出
手段と、前記放電灯に流れる電流成分中から参照位相信
号と同相の電流成分を検出し、電流成分に応じて前記駆
動制御回路を介して前記インバータ回路の出力を一定化
する電流検出手段とを備えた構成としたので、放電灯の
オンピカ現象を防止でき、また、このような本来の電流
成分を検出する上でも、複雑な3巻線カレントトランス
等を用いずに実現できる。
【0039】請求項2記載の発明の放電灯点灯装置によ
れば、請求項1記載の放電灯点灯装置に誤差検出回路の
出力を調光レベルに応じて可変させる可変手段を付加し
ており、深調光可能であるが、上記のようにオンピカ現
象を生じないので、深調光による演出効果が損なわれな
い照明を行なうことができる。
【0040】請求項3記載の発明の放電灯点灯装置によ
れば、発振動作により放電灯を点灯させるインバータ回
路と、このインバータ回路の動作周波数を制御する駆動
制御回路と、前記放電灯の電圧を検出して電圧信号とと
もに参照位相信号を出力する電圧検出手段と、前記放電
灯に流れる電流成分中から参照位相信号と同相の電流成
分を検出する電流検出手段と、これらの電圧検出手段と
電流検出手段との誤差出力の高い方を前記駆動制御回路
に出力する高値優先回路とを備えた構成とし、電流制御
系の構成に加えて、電圧検出手段と電圧誤差検出回路と
による電圧制御系を設け、これらの制御系を高値優先回
路を介して駆動制御回路にフィードバックさせるように
したので、放電灯の点灯前の始動時に管端に印加される
電圧が確実に制御でき、始動点灯を確実なものとするこ
とができ、かつ、この際、電流制御系と電圧制御系とに
よる制御系の切換えに、点灯検出回路や切換え回路とい
った複雑な回路を要せず、単に、高値優先回路を介在さ
せるだけでよく、切換え動作に時間的な遅れ要素を含ま
ないので、例えば、深調光レベルでの始動時でもオンピ
カ現象を生ずるような不都合を回避できる。請求項4記
載の発明の放電灯点灯装置によっても、同様の効果が得
られる。
【0041】請求項5記載の発明の放電灯点灯装置によ
れば、これらの請求項1ないし4の何れか一に記載の放
電灯点灯装置に関して、電圧検出手段が、放電灯の両端
電圧を分圧して検出する分圧回路と、この分圧回路の出
力に基づきスイッチング用の2種類の参照位相信号を生
成する参照信号生成回路とを備え、電流検出手段が、放
電灯に流れる電流成分に基づき180°位相の異なる電
圧信号を得る電流電圧変換回路と、これらの電圧信号を
参照位相信号に同期させて交互に出力させるスイッチン
グ検波回路と、このスイッチング検波回路の出力を平均
化する低域通過フィルタとを備えたものとし、電圧検出
手段や電流検出手段の回路構成を明示したので、これら
の請求項1ないし4の何れか一に記載の放電灯点灯装置
を構成する上で、容易に実現することができる。
【0042】請求項6記載の発明の放電灯点灯装置によ
れば、請求項1ないし5の何れか一に記載の放電灯点灯
装置に関して、電流検出手段により検出する電流成分
を、参照位相信号と完全に同相の電流成分としたので、
より動作を安定させることができる。
【0043】請求項7記載の発明の照明装置によれば、
器具本体と、この器具本体に装着された放電灯と、この
放電灯を点灯させる請求項1ないし6の何れか一に記載
の放電灯点灯装置とにより構成したので、簡単な構成で
確実な始動性を示す照明装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略的な回路構成図で
ある。
【図2】電流検出手段を中心に示す回路構成図である。
【図3】同相成分の検出動作を示すタイムチャートであ
る。
【図4】進相成分の相殺動作を示すタイムチャートであ
る。
【図5】照明装置を示す外観斜視図である。
【図6】25〜100%対応の従来例を示す概略的な回
路構成図である。
【図7】その電流‐電圧特性を示す特性図である。
【図8】0〜100%対応の従来例を示す概略的な回路
構成図である。
【図9】コンデンサ予熱方式の従来例を示す概略的な回
路構成図である。
【符号の説明】 3 インバータ回路 4 放電灯 5 駆動制御回路 10 分圧回路 14 誤差検出回路、電流誤差検出回路 15 電圧誤差検出回路 16 高値優先回路 22 電流検出手段 23 電圧検出手段 25 放電灯点灯装置 26 参照信号生成回路 31 電流電圧変換回路 33 スイッチング検波回路 34 低域通過フィルタ 35 照明器具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 41/392 G 6908−3K

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電灯を点灯させるインバータ回路と、 このインバータ回路の出力を制御する駆動制御回路と、 前記放電灯の電圧を検出して参照位相信号を出力する電
    圧検出手段と、 前記放電灯に流れる電流成分中から参照位相信号と同相
    の電流成分を検出し、電流成分に応じて前記駆動制御回
    路を介して前記インバータ回路の出力を一定化する電流
    検出手段と、 を備えてなることを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 放電灯を点灯させるインバータ回路と、 このインバータ回路の出力を制御する駆動制御回路と、 前記放電灯の電圧を検出して参照位相信号を出力する電
    圧検出手段と、 前記放電灯に流れる電流成分中から参照位相信号と同相
    の電流成分を検出し、電流成分に応じて前記駆動制御回
    路を介して前記インバータ回路の出力を一定化する電流
    検出手段と、 誤差検出回路の出力を調光レベルに応じて可変させる可
    変手段と、 を備えてなることを特徴とする放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 放電灯を点灯させるインバータ回路と、 このインバータ回路の出力を制御する駆動制御回路と、 前記放電灯の電圧を検出して電圧信号とともに参照位相
    信号を出力する電圧検出手段と、 前記放電灯に流れる電流成分中から参照位相信号と同相
    の電流成分を検出する電流検出手段と、 これらの電圧検出手段と電流検出手段との誤差出力の高
    い方を前記駆動制御回路に出力する高値優先回路と、 を備えてなることを特徴とする放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 放電灯を点灯させるインバータ回路と、 このインバータ回路の出力を制御する駆動制御回路と、 前記放電灯の電圧を検出して電圧信号とともに参照位相
    信号を出力する電圧検出手段と、 前記放電灯に流れる電流成分中から参照位相信号と同相
    の電流成分を検出する電流検出手段と、 前記電圧検出手段により検出された電圧信号を基準値と
    比較する電圧誤差検出回路と、 前記電流検出手段により検出された電流成分を基準値と
    比較する電流誤差検出回路と、 これらの電圧誤差検出回路と電流誤差検出回路との誤差
    出力の高い方を前記駆動制御回路に出力する高値優先回
    路と、 を備えてなることを特徴とする放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 電圧検出手段が、放電灯の両端電圧を分
    圧して検出する分圧回路と、この分圧回路の出力に基づ
    きスイッチング用の2種類の参照位相信号を生成する参
    照信号生成回路とを備え、 電流検出手段が、放電灯に流れる電流成分に基づき18
    0°位相の異なる電圧信号を得る電流電圧変換回路と、
    これらの電圧信号を参照位相信号に同期させて交互に出
    力させるスイッチング検波回路と、このスイッチング検
    波回路の出力を平均化する低域通過フィルタとを備えて
    なることを特徴とする請求項1ないし4の何れか一に記
    載の放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 電流検出手段により検出する電流成分
    を、参照位相信号と完全に同相の電流成分としたことを
    特徴とする請求項1ないし5の何れか一に記載の放電灯
    点灯装置。
  7. 【請求項7】 器具本体と、この器具本体に装着された
    放電灯と、この放電灯を点灯させる請求項1ないし6の
    何れか一に記載の放電灯点灯装置とよりなることを特徴
    とする照明装置。
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