JPH0810153A - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
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- JPH0810153A JPH0810153A JP14631194A JP14631194A JPH0810153A JP H0810153 A JPH0810153 A JP H0810153A JP 14631194 A JP14631194 A JP 14631194A JP 14631194 A JP14631194 A JP 14631194A JP H0810153 A JPH0810153 A JP H0810153A
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Abstract
器を提供することを目的としている。 【構成】 米質選択手段4に米質を設定すると、炊飯シ
ーケンス記憶手段5と追い炊きパターン設定手段6とが
この米質に応じた加熱パターンを炊飯制御手段7に伝達
し、炊飯制御手段7が加熱手段2を駆動するものであ
る。
Description
用される炊飯器に関するものである。
対応するためにマイクロコンピュ−タによって制御する
炊飯器が普及してきている。
いる炊飯プログラムを示しているものである。まず最初
に、米に吸水させる前炊き工程を行う。続いて、フルパ
ワ−で沸騰するまで加熱し、その後は炊飯量に応じて加
熱電力を調節して沸騰維持を行う炊き上げ工程に入る。
最後に、一定時間の間に米に均一に吸水させ糊化させる
蒸らし工程を実行する。この蒸らし工程では、一定時
間、鍋底のご飯が焦げない程度の加熱電力で加熱を行う
追い炊きを複数回実行している。
な従来の炊飯器では、米質についての配慮がなされてい
ないものである。つまり米が新米であっても古米であっ
ても、同一炊飯シ−ケンスで炊飯工程を制御しているも
のである。このため従来の構成の炊飯器は、米質が変わ
るとご飯の硬さや香り等が変わり、一定の品質に炊き上
げることができないという課題を有しているものであ
る。
る課題を解決するもので、米質に応じた炊飯ができる炊
飯器を提供することを第一の目的としている。また前記
第一の目的に関連して、米質と炊飯量の両方に応じた炊
飯ができる炊飯器を提供することを第二の目的としてい
る。更に、特に少量炊飯に対応できる炊飯器を提供する
ことを第三の目的としている。
めの本発明の第一の手段は、米と水を入れる鍋と、前記
鍋を加熱する加熱手段と、前記鍋の温度を検知する温度
検知手段と、前記鍋に入れる米の米質を選択する米質選
択手段と、米質に応じた炊飯シ−ケンスを複数記憶して
いる炊飯シ−ケンス記憶手段と、前記米質選択手段から
の出力に対応して複数の追い炊きパタ−ンから所定のパ
タ−ンを設定する追い炊きパタ−ン設定手段と、前記米
質選択手段の出力と温度検知手段の出力を入力とし、炊
飯シーケンス記憶手段が記憶している炊飯シーケーンス
を使用して加熱手段を制御する炊飯制御手段とを備え、
追い炊き工程の加熱比率を米質に応じて変更した炊飯器
とするものである。
の手段は、特に、追い炊き工程の加熱比率を炊飯量及び
米質に応じて変更した炊飯器とするものである。
第三の手段は、特に、所定の炊飯量以下の場合には米質
に係わらず追い炊き工程を一定の火力とした炊飯器とす
るものである。
に炊飯に使用している米質を設定すると、この米質に適
した炊飯シ−ケンスが選択されて、蒸らし工程での追い
炊き火力を米質に応じたものにする炊飯器として作用す
る。
応じて追い炊き火力を変更した炊飯シ−ケンスによって
加熱手段を制御するもので、蒸らし工程での追い炊き火
力を米質と炊飯量の両方に応じたものとする炊飯器とし
て作用するものである。
合には、こげ・乾燥等の問題の発生を防ぐため、米質に
かかわらず一定の追い炊き火力で炊き上げる炊飯器とし
て作用するものである。
は本実施例の炊飯器を示すブロック図である。1は米と
水を入れる鍋で、ヒータ等の加熱手段2によって加熱さ
れている。鍋1の底面には温度検知手段3を設けてお
り、この温度情報は加熱手段2を制御する炊飯制御手段
7に伝達している。4は使用者が炊飯に使用している米
の質を選択決定する米質選択手段で、米質選択手段4で
設定された米質の情報は炊飯シーケンス記憶手段5と追
い炊きパターン設定手段6に伝達される。
炊飯シ−ケンスを複数記憶しており、前記米質選択手段
4に設定された米質の情報を情報を受けて、これに応じ
た炊飯シーケンスを炊飯制御手段7に伝達している。ま
た追い炊きパターン設定手段6は米質に応じた追い炊き
パターンを複数記憶しており、米質選択手段4に設定さ
れた米質の情報を情報を受けて、これに応じた追い炊き
パターンを炊飯制御手段7に伝達している。前記炊飯制
御手段7は、温度検知手段3と炊飯シーケンス記憶手段
5と追い炊きパターン設定手段6の情報を受けて、加熱
手段2の火力を制御しているものである。
図である。本体27には、着脱自在とした鍋1を設けて
いる。鍋1の底面には、温度に応じた抵抗を示す温度抵
抗素子からなる温度検知手段3を上下動自在に設けてい
る。また鍋1の側部には、炊飯蒸気の影響を避けて回路
基板26を配置している。回路基板26には、炊飯シ−
ケンス記憶手段5・炊飯制御手段7を含むマイクロコン
ピュ−タ等からなる制御装置を登載している。なお図示
していないが本体27の表面には、米質選択手段4を設
けているものである。
米質選択手段4を操作して炊飯に使用している米質を選
択すると、炊飯シ−ケンス記憶手段5は例えば新米・古
米に応じた複数の加熱パターンから、選択された米質に
応じた炊飯シーケンスを決定して、炊飯制御手段7に伝
達する。同様に、追い炊きパターン設定手段6は記憶し
ている追い炊きパターンの中から、選択された米質に応
じた追い炊きパターンを決定して炊飯制御手段7に伝達
する。
記憶手段5と追い炊きパターン設定手段6に設定されて
いる炊飯パターンで加熱手段2を制御した結果を示して
いるものである。前炊き工程は、従来と同様、米に吸水
させるためある温度を一定時間維持する工程である。前
炊き工程に続いて、最高火力で沸騰まで加熱する炊き上
げ工程に入る。この炊き上げ工程では、鍋の温度上昇率
から判定した炊飯量に応じた火力で沸騰維持を行ってい
るものである。炊き上げ工程に続いて、米に均一に吸水
させ糊化させる蒸らし工程を実行する。
じたパターンの追い炊きを実行しているものである。つ
まり図3に実線で示しているように、新米の場合は余分
な水分の蒸発を促進するため、追い炊きを複数回実行し
ているものである。古米の場合は図3の点線に示してい
るように、デンプンの糊化を促進し古米臭を抑制するた
めに、追い炊き1の時間を長くしているものである。こ
のとき加熱手段2に加える電力は、温度検知手段3の検
知温度が図3に示すθとなるようにしているものであ
る。このθは、本実施例では117±3℃としているもので
ある。なお本実施例では、この加熱パターンを実現する
ために新米の場合は加熱手段2に印加する電力のデュー
ティ比つまり加熱比率を6/16に、古米の場合は7/16に設
定しているものである。
した炊飯シ−ケンスで炊飯を行えるので、年間を通じて
ご飯の出来を一定の硬さとしかつ最も食味の良い炊飯が
実行できるものである。
応じたパターンとしているが、もちろん蒸らし工程を米
質と炊飯量の両方に応じたものとすれば、より食味を向
上した炊飯が実行できるものである。つまり前記したよ
うに、炊き上げ工程で鍋の温度上昇率から炊飯量を判定
しているため、この炊飯量の情報を蒸らし工程の追い炊
きパターンの設定に加えることは容易にできるものであ
る。
きの火力が強いと焦げたり、乾燥しすぎたりするもので
ある。このため本実施例では2合以下の小量炊飯の場合
には、米質に係わり無く設定した一定の火力で炊飯する
ようにしているものである。
鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前記鍋の温度を検
知する温度検知手段と、前記鍋に入れる米の米質を選択
する米質選択手段と、米質に応じた炊飯シ−ケンスを複
数記憶している炊飯シ−ケンス記憶手段と、前記米質選
択手段からの出力に対応して複数の追い炊きパタ−ンか
ら所定のパタ−ンを設定する追い炊きパタ−ン設定手段
と、前記米質選択手段の出力と温度検知手段の出力を入
力とし、炊飯シーケンス記憶手段が記憶している炊飯シ
ーケーンスを使用して加熱手段を制御する炊飯制御手段
とを備え、追い炊き工程の加熱比率を米質に応じて変更
した構成として、米質に応じた炊飯ができる炊飯器を実
現するものである。
き工程の加熱比率を炊飯量及び米質に応じて変更した構
成として、更に炊飯量が変わっても食味の良い炊飯がで
きる炊飯器を実現するものである。
炊飯量以下の場合には米質に係わらず追い炊き工程を一
定の火力とした構成として、炊飯量が小量であっても食
味の良い炊飯が実行できる炊飯器を実現するものであ
る。
性図
Claims (3)
- 【請求項1】 米と水を入れる鍋と、前記鍋を加熱する
加熱手段と、前記鍋の温度を検知する温度検知手段と、
前記鍋に入れる米の米質を選択する米質選択手段と、米
質に応じた炊飯シ−ケンスを複数記憶している炊飯シ−
ケンス記憶手段と、前記米質選択手段からの出力に対応
して複数の追い炊きパタ−ンから所定のパタ−ンを設定
する追い炊きパタ−ン設定手段と、前記米質選択手段の
出力と温度検知手段の出力を入力とし、炊飯シーケンス
記憶手段が記憶している炊飯シーケーンスを使用して加
熱手段を制御する炊飯制御手段とを備え、追い炊き工程
の加熱比率を米質に応じて変更した炊飯器。 - 【請求項2】 追い炊き工程の加熱比率を炊飯量及び米
質に応じて変更した請求項1記載の炊飯器。 - 【請求項3】 所定の炊飯量以下の場合には米質に係わ
らず追い炊き工程を一定の火力とした請求項1記載の炊
飯器。
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JP14631194A JP3180565B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 炊飯器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=15404813
Family Applications (1)
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1994
- 1994-06-28 JP JP14631194A patent/JP3180565B2/ja not_active Expired - Fee Related
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