JPH0810113B2 - 断熱パネルの柱状部材 - Google Patents

断熱パネルの柱状部材

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JPH0810113B2
JPH0810113B2 JP25314487A JP25314487A JPH0810113B2 JP H0810113 B2 JPH0810113 B2 JP H0810113B2 JP 25314487 A JP25314487 A JP 25314487A JP 25314487 A JP25314487 A JP 25314487A JP H0810113 B2 JPH0810113 B2 JP H0810113B2
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徳太郎 間瀬
光 大月
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は、所定間隔を存して配設される内外面板の間
に発泡断熱材を充填する断熱パネルに係わり、記述する
と内外面板の端部に配設され一部を表出させるパネル用
の柱状部材の改良に関する。
従来の技術 プレハブ冷蔵庫や冷凍庫を構成するため通常複数枚の
断熱パネルを組み合わせて天壁、側壁、底壁を有する箱
体状に形成しており、この組み合わせにあたっては、特
開昭62−91779号公報にも開示されるように例えば1畳
分の大きさの断熱パネルの他のパネルとの接続端部に凹
部或いは凸部を形成し、凸部を凹部と組み合わせるよう
にした状態においてロータリー式のロックによりパネル
同士を連結接続させるようにしている。
発明が解決しようとする問題点 断熱パネルを組み合わせて箱体状に形成するにあたり
箱体としての角部を構成する場合には、パネルの板厚方
向端部だけに凸部或いは凹部を形設するだけでは構成不
可能であるため、角部に配設されるパネルの一方には、
板厚方向端面をフラット面とし、内面材の端部に凹溝を
形成させるようにして、他方のパネル端面に設けた凸部
を組み合わせることができるものとなしている。そし
て、これにより断熱箱体の形成が可能となるが、箱体に
は箱体内部に貯蔵物を収納したり内部より取り出したり
するための扉を設けるのが通常であり、この扉部分と側
壁を構成するパネルとが同一面になるように扉を取り付
けるにあたり扉のまわりを囲むようにフレームを設けこ
のフレームを取り付けるがその取り付け面にはフラット
面が必要となる(このフラット面の形成には柱状の木材
を使用していた)。特に、扉の取り付け位置が箱体の角
部となる場合には、角部に凹溝を配設させられなくなる
ことから、扉の取り付けはできるものの、扉の上部及下
部にパネルを設けるときは、例えば断面視L字状をなす
特別な連結部材を必要としていた。このため、連結部材
がパネル面より突出するかたちとなり、この連結部分の
みがフラット化できないという問題があった。また、扉
取り付けの角度に凹溝を配設させられないことから、ロ
ータリー式ロックと称されるパネルの結合装置も配設さ
せられず、パネルの取り付け作業が面倒なものとなり、
かつ、パネル同士の強固な固定ができないという問題も
あった。
このため本発明は、箱体の角部構成に対して凹溝並び
にフラット面の形成を同一部材にて行なえるようにした
断熱パネル用の柱状部材を提供するものである。
〔発明の構成〕
問題点を解決するための手段 本発明は、断面視略方形状体をなす断熱パネル用の柱
状部材を提供するもので、一方の対角に対称的に設けら
れ断熱パネルを構成する外面材のフランジ部内面に当接
し凸所形成した第1及び第2の係合凸部と、他方の対角
に対称的に設けられ断熱パネルを構成する内面材のフラ
ンジ部外面に当接し凹所形成した第1及び第2の受け凹
部と、第1の係合凸部の先端と第1の受け凹部の先端と
が両端に位置する面に一様に凹所形成した凹溝と、第2
の係合凸部と第2の受け凹部とが両端に位置する面を平
坦となしたフラット面と、凹溝の底面からさらに内方へ
溝形成した案内溝とを備え、第1の受け凹部の先端より
第1の凸部の先端の方が内方に位置するとともに発泡樹
脂により形成したものである。
作用 断面視略方形状をなす柱状部材(18)の向かい合う面
に凹溝(17)とフラット面(16)を配設して、柱状部材
(18)を180゜回転させることにより、凹溝(17)とし
ての使用とフラット面(16)としての使用とを使い分け
られるようにしている。また一方の対角に対称的に第1
及び第2の係合凸部(20)(21)を設け、他方の対角に
対称的に第1及び第2の受け凹部(22)(23)を設け
て、一枚のパネルの内外面材(13)(15)のフランジ部
(12)(14)に対して凹溝(17)部分とフラット面(1
6)部分との両者を配設させられるようにしている。さ
らに、第1の受け凹部(22)の先端の面(28)より第1
の凸部(20)の先端の方が内方になるように形成し、フ
ラット面(16)としての使用に際し、外面材(13)と第
1の凸部(20)との間に隙間が構成されるようにしてい
る。
実施例 以下本発明の実施例を第1図〜第6図を参照して説明
する。
(1)は複数枚の断熱パネル(2)及び透明扉(3)
を連結接続して箱体状に構成した組立式断熱箱体で、断
熱パネルは天井用パネル(4)、側壁用パネル(5)、
床用パネル(6)とから成り、特に透明扉(3)の配設
される断熱箱体(1)の前面においては、透明扉(3)
の上部に位置する前面上側壁パネル(7)と透明扉
(3)の下部に位置する前面下側壁パネル(8)とを備
えている。尚、各パネルは、通常方形状の一定形をなし
所定間隔を存して配設される一対の内・外面材と、この
面材の間に充填される例えば発泡ポリウレタン等の発泡
断熱材(30)とを備え、内外両面材の周端部にはパネル
同士の連結接続にあたり接続部分となる凹部或いは凸部
を設けている。この凹部及び凸部は発泡断熱材により形
成してもよいし、特別に例えば発泡塩化ビニル等の発泡
樹脂の押し出し成型にて形成した枠材を配設させるよう
にしてもよい。そして、凸部を凹部に組み合わせて凸部
及び凹部に配設させたロータリー式ロックと称される結
合装置(これはフックを有したフック体とピンを有した
ピン体とで対をなしている)により簡単な作業でパネル
同士が強固に連結固定される。そこでその一例を説明す
ると、凸部内方にフック体を配設し、凹部内方にピン体
を配設し、ピン体におけるピンにフック体のフックを回
動させてひっかけることで両者は強固に保持固定される
ものである。
一方、パネル同士の連結が同一平面上でなされる部分
にあっては、パネルの板厚方向の端面に凸部或いは凹部
を形成し、連結が垂直となる部分にあっては、隣り合う
パネルの一方の板厚方向端面に凸部を他方の内面材側の
端部に凹溝を夫々形成し、いずれも凸部を凹部に組み合
わせるようにしてパネル同士を組み合わせる。
他方、透明扉(3)を配設する箱体の前面に位置する
前面上側壁パネル(7)と前面下側壁パネル(8)を第
3図に示すように、前面角部を構成する左右の側壁パネ
ルに組み付ける場合には、透明扉(3)の取り付け部分
にフラット面が必要なことから、従来のままのパネル構
成では、取り付け部分がすべて一様にフラット面である
ため凹凸部による組み付けが不可能である。そこで、こ
の前面上側壁パネル(7)及び前面下側壁パネル(8)
の夫々の端部に設けた凸部(7A)(8A)との組み付けが
行なえるようにするため、左右最前面に位置する側壁パ
ネル(9)(10)について説明する。ただし、本例では
左側の側壁パネル(9)のみを取り上げるものとする。
また、この側壁パネル(9)の構造としては箱体(1)
の角部を構成するパネル(角部構成パネルと称する)の
構造と略一致するためまず角部構成パネルの構造を説明
する。
パネルの板厚方向の四端面のうち箱体(1)の角部に
配設されたときその角部に位置することとなる一端面を
フラット面となすため、パネルの板厚分だけ折り曲げた
折曲面(11)を有するとともに、その端部に断面L字状
のフランジ部(12)を形成せる外面材(13)と、この外
面材(13)のフランジ部(12)と一定の間隙(P)を存
して対峙されるフランジ部(14)を有した内面材(15)
とを所定間隔(Q)を存して配設させ、両面材(13)
(15)間に発泡断熱材(30)を充填して角部構成パネル
とするわけだが、この角部構成パネルの折曲面(11)の
位置する一端面側内部でフランジ部(12)(14)同士に
て形成された間隙(P)にフラット面(16)或いは凹溝
(17)を表出させるように、柱状部材(18)を配設す
る。この柱状部材(18)は発泡ポリスチレン等の発泡樹
脂にて成形され、パネルの一端面側内部に配設される関
係上外接面にて囲まれる図形が方形状となるように構成
されており、四つのコーナー部は対角的に対称となすと
ともに、外面材(13)のフランジ部(12)内面に当接し
そのフランジ部(12)を係合すべく凸所形成した第1及
び第2の係合凸部(20)(21)と、内面材(15)のフラ
ンジ部(14)の外面に当接しそのフランジ部(14)を受
けるべく凹所形成した第1及び第2の受け凹部(22)
(23)とから成る。そして第1の係合凸部(20)と第1
の受け凹部(22)とを両端とする面に一様に凹所形成し
た凹溝(17)を設けるとともに、第2の係合凸部(21)
と第2の受け凹部(23)とが両端に位置する面を平坦と
なしてフラット面(16)を形成し、両面(16)(17)が
向かい合うようにしている。また凹溝(17)底部にはロ
ータリー式ロックのフック体のフックを回動させたとき
のフックの案内路となる案内溝(24)がフラット面(1
6)へ向けて深く形成されており、この案内溝(24)内
にフックと対をなすピンを架設させるための位置決め用
のピン溝(25)が他面適所に形成されている。
尚、第1の受け凹部(22)の先端の面(28)に対し第
1の係合凸部(20)の先端が内方となるように例えば2
〜3mm程度低くなるように形成しており、このため柱状
部材(18)のフラット面(16)を表出すように配置した
場合に、外面材(13)と第1の係合凸部(20)とで形成
される隙間(R)より発泡原液が凹溝(17)並びに案内
溝(24)へ流れ込めるようにして、断熱材との接触面積
を大きくするとともに固化したときの保持力を強くして
いる。また、柱状部材(18)はその中心軸のまわりに18
0゜回転させることで、フラット面(16)或いは第1の
受け凹部(22)の先端の面(28)を内外面材(15)(1
3)の向かい合うフランジ部(12)(14)の間隙(P)
に表出させるものである。
このように構成された柱状部材(18)を左最前面に位
置する側壁パネル(9)に配設させるにあたっては、透
明扉(3)を回動可能に保持させるためのフレーム(2
6)をビス等の固定部材(27)により固定可能にすべく
フレーム(26)の垂直辺が位置する部分(第3図参照)
に対しては、柱状部材(18)のフラット面(16)が表出
するように柱状部材(18)を配設し、前面上側壁パネル
(7)及び前面下側壁パネル(8)の位置する部分(第
3図参照)に対しては柱状部材(18)の第1の受け凹部
(22)の先端の面(28)が表出するように柱状部材(1
8)を配設して、側壁パネル(9)のフランジ部(12)
(14)同士の間隙(P)に適所にピンを架設した凹溝
(17)とフラット面(16)との両者を設ける。このた
め、フレーム(26)の固定は勿論のこと前面上側壁パネ
ル(7)及び前面下側壁パネル(8)の端面の凸部(7
A)(8A)と凹溝(17)との組み合わせが可能となり、
ロータリー式ロックによる固定も行なえる。一方、柱状
部材(18)は、発泡ポリスチレン等の発泡樹脂により成
形していることから、木材に比べ熱伝導率も低く結露の
防止もできる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、断面視略方形状
体をなす柱状部材の一方の対角に対称的に第1及び第2
の係合凸部を設け、他方の対角に対称的に第1及び第2
の受け凹部を設けると、これらの関係で凹溝及びフラッ
ト面を対向する面に形成させることができる。このため
この柱状部材を断熱パネルを構成する内外面材のフラン
ジ部間に配設させるとき、一つの柱状部材で凹溝として
の使用とフラット面としての使用との2つの使用が自由
に選択でき、断熱パネルの形成にあたり種類の異なるパ
ネルに対応して凹溝或いは及びフラット面を使い分ける
ことができる。特に、凹溝としての使用を選択した場合
には、案内溝が形成してあるため、この案内溝にロータ
リー式ロックと称されるパネルの結合装置のフック体と
対をなすピン体を架設させれば、結合装置による強固な
固定も行なえる。一方、フラット面としての使用を選択
した場合には、第1の凸部と外面材との間に隙間が形成
されるため、内外両面材間に充填される発泡断熱材をこ
の隙間から凹溝並びに案内溝へ流れ込ませることがで
き、断熱材と柱状部材との接触面積が増え、柱状部材の
固定がより強固なものとなる。そして、発泡樹脂による
成形のため発泡断熱材の熱伝導率に近いものを選定する
ことで、柱状部材近傍への集中的な露付きは防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の一実施例を示し、第1図は柱状部材の一
部省略の外観斜視図、第2図は組立式断熱箱体の外観斜
視図、第3図は柱状部材を断熱パネルに配設させた状態
を示す一部省略の斜視図、第4図は第3図のA−A断面
図、第5図は第3図のB−B断面図、第6図は第2図の
C−C断面図である。 (1)……組立式断熱箱体、(2)……断熱パネル、
(3)……透明扉、(7)……前面上側壁パネル、
(8)……前面下側壁パネル、(9)……左側壁パネ
ル、(12),(14)……フランジ部、(13)……外面
材、(15)……内面材、(16)……フラット面、(17)
……凹溝、(18)……柱状部材、(20)……第1の係合
凸部、(21)……第2の係合凸部、(22)……第1の受
け凹部、(23)……第2の受け凹部、(24)……案内
溝、(R)……隙間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面視略方形状体をなす柱状部材におい
    て、一方の対角に対称的に設けられ断熱パネルを構成す
    る外面材のフランジ部内面に当接し凸所形成した第1及
    び第2の係合凸部と、他方の対角に対称的に設けられ断
    熱パネルを構成する内面材のフランジ部外面に当接し凹
    所形成した第1及び第2の受け凹部と、前記第1の係合
    凸部の先端と第1の受け凹部の先端とが両端に位置する
    面に一様に凹所形成した凹溝と、前記第2の係合凸部と
    第2の受け凹部とが両端に位置する面を平坦となしたフ
    ラット面と、前記凹溝の底面からさらに内方へ溝形成し
    た案内溝とを備え、前記第1の受け凹部の先端より第1
    の凸部の先端の方が内方に位置するとともに発泡樹脂に
    より形成したことを特徴とする断熱パネルの柱状部材。
JP25314487A 1987-10-07 1987-10-07 断熱パネルの柱状部材 Expired - Lifetime JPH0810113B2 (ja)

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