JPH08100994A - 熱交換器の温度検出装置 - Google Patents

熱交換器の温度検出装置

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JPH08100994A
JPH08100994A JP26126594A JP26126594A JPH08100994A JP H08100994 A JPH08100994 A JP H08100994A JP 26126594 A JP26126594 A JP 26126594A JP 26126594 A JP26126594 A JP 26126594A JP H08100994 A JPH08100994 A JP H08100994A
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Hiroshige Hayashi
林  広茂
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修司 樫出
Kozo Maki
功三 牧
Toyosaku Hamada
豊作 濱田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却器などの熱交換器の温度を的確に検出す
ることができる温度検出装置を提供する。 【構成】 複数枚の熱交換フィン54に蛇行状の冷媒配
管56を貫通して成る冷却器17に用いられ、冷却器1
7の温度を検知する除霜復帰センサSと、このセンサS
を熱良導性のセンサ取付具81とから成り、このセンサ
取付具81は、一面にてセンサSを保持し、他面が熱交
換フィン54間に位置する冷媒配管56に当接する保持
部82と、この保持部82の一端に連続し、保持部82
の一面側に位置する冷媒配管56に係合する第1の係合
部84と、保持部82の他端に連続し、保持部82の他
面側に位置する冷却器17の隅角部に係合する第2の係
合部86とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低温ショーケース等に
設けられる熱交換器の温度検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば低温ショーケースは、特
公平2−28782号公報(F25D11/00)に示
されるように、冷却器(熱交換器)と熱交換した冷気を
送風機にて庫内に循環させることにより収納陳列した商
品を冷却しているが、この冷却器には着霜が成長するた
め、所定時刻に、或いは所定時間毎等に除霜ヒータにて
加熱し、除霜している。そして、この除霜を終了させる
ための除霜復帰センサは従来では図7に示す如く冷却器
に取り付けられていた。
【0003】即ち、図7において8は図示しない断熱箱
体の内側にダクト12を構成するダクト板であり、この
ダクト12内には横長のプレートフィン型冷却器17が
配設されている。この冷却器17のダクト8側に設けた
ファンケース18内には吸込型のプロペラファンから成
る送風機19が取り付けられている。
【0004】冷却器17は複数枚の熱交換フィン54・
・に蛇行状の冷媒配管56を貫通して構成されており、
熱交換フィン54の両側には図示しない管板が設けら
れ、冷媒配管56は管板に保持されている。この管板の
外側に位置する冷媒配管56はU字状に屈曲してベンド
部57とされており、このベンド部57には冷却器17
の除霜終了温度を検出するための除霜復帰センサSが取
り付けられている。この場合、ベンド部57には予め銅
パイプから成る感温筒100が溶接固定され、この感温
筒100内に前記除霜復帰センサSは挿入保持されてい
る。
【0005】この冷却器17の下側には除霜ヒータ53
が左右に渡って設けられると共に、前記管板の外側とな
るダクト12内は、冷却器17の冷気吹出側に位置する
仕切板54にて閉鎖されている。これによって、前記送
風機19の運転により送風機19から吹き出された空気
は冷却器17の熱交換フィン54・・部分を通過し、熱
交換して吹き出されるようになる。また、冷却器17は
例えば所定時刻に図示しない除霜ヒータにより加熱さ
れ、除霜されるが、前記送風機19はこの除霜中にも連
続して運転される。更に、この除霜は前記除霜復帰セン
サSの検出する温度が例えば+12℃に上昇した場合に
終了するよう構成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如く従来では冷却器17の冷媒配管56のベンド部57
に除霜復帰センサSを取り付けていたため、冷却器17
の温度を的確に検出できず、種々の問題を生起させてい
た。即ち、従来では仕切板54の存在により、除霜中こ
の除霜復帰センサS周囲に送風機19からの風(冷気)
が流れない。そのため、除霜復帰センサSの検出する温
度は上昇し易く、熱交換フィン間に霜が残存しているに
も係わらず除霜を終了させてしまう。特に、外気が侵入
して着霜が一時的に増加したときなどには係る霜残りは
顕著に発生していた。
【0007】これを解決するために上記除霜終了温度
(+12℃)を更に高く設定すると、今度は除霜時間が
徒に延長され、商品の温度が異常に上昇してアイスクリ
ームなどは融解してしまう問題が生じる。
【0008】そこで、例えば実開平3−127188号
公報(F25D29/00)では、両端が湾曲してそれ
ぞれ冷媒配管(隣接する冷媒配管)に係合する取付装置
を用いて熱交換フィン間にセンサを取り付けようにして
いるが、係る取付装置の場合センサは最も外側の冷媒配
管の間に位置してそれらより外方に配置されることにな
るため、依然熱交換器の温度を感知し難く、霜残りの発
生を有効に解消することができない問題があった。
【0009】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ために成されたものであり、冷却器などの熱交換器の温
度を的確に検出することができる温度検出装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の温度検出装置
は、複数枚の熱交換フィンに蛇行状の冷媒配管を貫通し
て成る熱交換器に用いられ、熱交換器の温度を検知する
センサと、このセンサを熱交換器に取り付ける熱良導性
のセンサ取付具とから成り、このセンサ取付具は、一面
にてセンサを保持し、他面が熱交換フィン間に位置する
冷媒配管に当接する保持部と、この保持部の一端に連続
し、保持部の一面側に位置する冷媒配管に係合する第1
の係合部と、保持部の他端に連続し、保持部の他面側に
位置する熱交換器の隅角部に係合する第2の係合部とを
備えているものである。
【0011】
【作用】本発明の熱交換器の温度検出装置によれば、他
面が熱交換フィン間の冷媒配管に当接するセンサ取付具
の保持部の一面にセンサを保持するようにしたので、セ
ンサは熱良導性の保持部を伝達して来る直ぐ裏側の冷媒
配管の温度を検出することができるようになる。従っ
て、熱交換器の温度を的確に検出し、それに基づく制御
などを円滑、且つ、精度良く実行することが可能とな
り、冷却器に適用した場合には霜残りの発生や除霜時間
の無用な延長による品温の上昇を未然に回避することが
できるようになるものである。
【0012】特に、保持部の一端に連続する第1の係合
部を保持部の一面側に位置する冷媒配管に係合させ、保
持部の他端に連続する第2の係合部を保持部の他面側に
位置する熱交換器の隅角部に係合させることによりセン
サ取付具を熱交換器に取り付けるようにしたので、最も
外側に位置する冷媒配管よりも内方にセンサを取り付け
ることが可能となり、温度検出性能が一層向上すると共
に、容易、且つ、確実にセンサを熱交換器に取り付ける
ことができるようになるので、信頼性と組立作業性を著
しく向上させることが可能となるものである。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明を適用する実施例としての低温ショー
ケース1の斜視図、図2は低温ショーケース1の縦断側
面図、図3は低温ショーケース1の冷却器17部分の俯
瞰斜視図、図4は低温ショーケース1の冷却器17部分
の拡大縦断側面図をそれぞれ示している。尚、各図にお
いて図7と同一符号で示すものは同一とする。
【0014】低温ショーケース1は例えばコンビニエン
スストア等において、アイスクリーム等を陳列保存する
ために用いられるものであり、上方に開放した横長矩形
状の断熱箱体2から構成されている。この断熱箱体2
は、金属製の外箱3と、この外箱3内に間隔を存して組
み込まれた金属製の内箱6と、両箱3、6間に現場発泡
方式にて充填された発泡ポリウレタン等の断熱材7とか
ら構成されている。
【0015】前記内箱6の前後面内側には間隔を存して
ダクト板8、9が取り付けられており、ダクト板8、9
の下端間にはデッキパンと称される底板11が着脱可能
に架設され、これによって、内箱6の内側には底面から
前後に立ち上がる一連のダクト12が構成されると共
に、これらダクト板8、9と底板11の内側に貯蔵室2
2が画成される(図3では底板11を取り外して示して
いる)。一方、前記断熱箱体2の底壁13は前部に低位
部13Aと、後部に高位部13Bを有した段差形状とさ
れており、前記底板11は前記高位部13Bより上方に
位置する。
【0016】そして、前記低位部13Aの上面にはドレ
ンパン14が形成され、このドレンパン14の最も低い
位置には断熱箱体2外下方に連通した排水孔16が形成
されている。このドレンパン14上には前記ダクト12
内に位置して熱交換器としての横長のプレートフィン型
冷却器17が配設され、この冷却器17の前側に設けた
ファンケース18内には吸込型のプロペラファンから成
る送風機19が取り付けられている。
【0017】前記冷却器17の後側となる高位部13B
と低位部13Aの段差部分は上部が冷却器17から離間
するように傾斜面13Cとされている。また、前記ダク
ト板9の上端は吐出口9A、ダクト板8の上端は吸込口
8Aとされると共に、吐出口9Aには内側に湾曲した風
向板21、21が所定間隔で取り付けられている。
【0018】一方、前記断熱箱体2の開口両側には透明
アクリル樹脂の厚板から成る側板41、41が立設され
ている。この側板41、41は前後辺41A、41Bの
上部が近接するように傾斜した略山型を呈しており、そ
れらの上端部間にはステンレス製の天板42がこれもス
テンレス製の飾り43、43を介して側方からネジ止め
されている。
【0019】この天板42は側板41、41上部の形状
に沿った断面山型形状を呈しており、その下面には前後
のステンレス製上部支持板44、44を介してこれもス
テンレス製の反射板46が取り付けられている。この上
部支持板44、44は天板42下面と所定の間隔を存し
ており、その先端は側板41の前後辺41A、41Bの
傾斜に略沿ってそれぞれ下方に低く傾斜している。そし
て、反射板46の下面には横長の蛍光灯51が収納配設
されると共に、上面には蛍光灯51を点灯させるための
安定器52が配設されている。
【0020】他方、断熱箱体2の前後開口縁にはレール
63、63が左右に渡って取り付けられており、これら
レール63、63と前記天板42間において低温ショー
ケース1の貯蔵室22は前後方向に開放(開口64、6
4)する。係る構成により低温ショーケース1の貯蔵室
22の前後開口64、64上縁は下縁よりも奥方に位置
して斜め上方に開放しており、前記レール63、63は
これら開口64、64の下縁に位置し、前記上部支持板
44、44及び反射板46の前後側面は開口64、64
の上縁に位置することになる。
【0021】そして、このレール63上には例えば透明
アクリル樹脂板、或いは透明ガラスから成る複数枚の引
き戸式扉73・・が摺動自在に載置支持される。この場
合、実施例では内外に2枚ずつ前後合わせて8枚の扉7
3が支持されると共に、内側に支持された扉73の上部
は前記反射板46の前後側面に支持され、外側に支持さ
れた扉73の上部は前記上部支持板44に支持される。
【0022】前記断熱箱体2の下端前後には多数の透孔
24・・が穿設されたキックプレート26、26が取り
付けられ、このキックプレート26、26間に位置して
断熱箱体2の下方には機械室27が構成されている。そ
して、前記高位部13B下方に位置する機械室27内に
は、前記冷却器17と共に周知の冷凍サイクルを構成す
る圧縮機(図示せず)、凝縮器29及び凝縮器用送風機
31等が配設されると共に、この機械室27の後面は複
数枚のパネル36〜38にて開閉自在に閉塞され、圧縮
機はパネル38に、凝縮器29はパネル37後側に位置
している。また、前記パネル37、38にはスリット3
9・・が複数形成されている。
【0023】ここで、冷却器17は複数枚の熱交換フィ
ン54・・に蛇行状の冷媒配管56を貫通して構成され
ており、熱交換フィン54の両側には管板61が設けら
れ、冷媒配管56は管板61に保持され、管板61の外
側に位置する冷媒配管56はU字状に屈曲してベンド部
57とされている。また、冷却器17の傾斜面13C側
の下隅角部には下金具62が取り付けられている。
【0024】この冷却器17の下側には除霜ヒータ53
が左右に渡って設けられると共に、前記管板61の外側
となるダクト12内は、冷却器17の傾斜面13C側に
位置する仕切板54にて閉鎖されている。これによっ
て、前記送風機19の運転により送風機19から吹き出
された空気は、管板61、61間の冷却器17の熱交換
フィン54・・部分を通過し、熱交換して吹き出される
ようになる。
【0025】この冷却器17には傾斜面13C側からサ
ーミスタから成る除霜復帰センサSがセンサ取付具81
により取り付けられる。このセンサ取付具81は、アル
ミニウムなどの熱良導性の板材から成り、図5に示す如
く保持部82と、この保持部82の両側より保持部82
の一面(上面)側に起立した押さえ辺83、83と、保
持部82の一端(先端)から連続して斜め上方(保持部
82の一面側)に屈曲形成された第1の係合部84と、
保持部82の他端(基部)から連続して下方(保持部8
2の他面側)に延在して下端が直角に保持部82の延在
方向に折曲された第2の係合部86とから成る。
【0026】除霜復帰センサSは係るセンサ取付具81
の保持部82の一面(上面)に挿入し、図5に矢印で示
す如く両側の押さえ辺83、83を内側(保持部82
側)に折曲させて保持させる。尚、87はセンサSの抜
けを防止するためのシリコンであり、Lはリード線であ
る。このようにセンサSを保持したセンサ取付具81
を、図3、図4に示す如く冷却器17の傾斜面13C側
の中央部分に位置する熱交換フィン54、54間に挿入
する。そして、保持部82の下面(他面)を冷媒配管5
6の上端に当接させると共に、一端の第1の係合部84
を上記冷媒配管56より奥上方(保持部82の上面(一
面)側)に位置する冷媒配管56の下面に当接係合させ
る。更に、熱交換フィン54の外側に位置している第2
の係合部86を下金具62の外面に係合し、センサ取付
具81を冷却器17に取り付ける。
【0027】このように、除霜復帰センサSを保持した
保持部82の一端に連続する第1の係合部84を保持部
82の上面(一面)側に位置する冷媒配管56に係合さ
せ、保持部82の他端に連続する第2の係合部86を保
持部82の下方(他面側)に位置する冷却器17隅角部
の下金具62に係合させることによりセンサ取付具81
を冷却器17に取り付けるようにしたので、容易、且
つ、確実に除霜復帰センサSを冷却器17に取り付ける
ことができるようになり、信頼性と組立作業性を著しく
向上させることが可能となる。
【0028】次に、図6のタイミングチャートを参照し
ながら動作を説明する。前記圧縮機及び送風機19、3
1が運転されると、冷却器17にて冷却された冷気は傾
斜面13Cからダクト12内を後方に吹き上げられ、ダ
クト板9上端の吐出口9Aから貯蔵室22の上部に向か
って吐出される。貯蔵室22内を循環した冷気はダクト
板8上端の吸込口8Aからダクト12内に吸い込まれ、
送風機19に帰還する循環(図2中破線矢印で示す)を
行う。
【0029】図示しない制御装置には設定温度として例
えば−20℃が設定されており、例えば冷却器17の吸
込冷気の温度に基づいて上記−20℃で前記圧縮機を運
転(ON)すると共に、例えば−22℃等の下限温度に
て圧縮機を停止(OFF)させる。また、送風機19及
び凝縮器用送風機31は連続運転する。これによって、
貯蔵室22内は上記−20℃の冷凍温度に冷却される。
【0030】係る冷却運転により冷却器17には着霜が
成長して行くが、例えば12時間毎の午前8時或いは午
後8時になると、前記制御装置は圧縮機を停止して除霜
ヒータ53に通電して発熱させると共に、図示しない霜
ランプを点灯させて冷却器17の除霜を開始する。尚、
前記送風機19及び凝縮器用送風機31はこの除霜中も
連続運転されるので、除霜復帰センサSの周囲には他の
冷却器17部分同様に冷気が循環される。
【0031】係る除霜ヒータ53の発熱により冷却器1
7は加熱され、着霜は徐々に融解されて行く。このとき
冷却器17から滴下した除霜水はドレンパン14上に集
められ、排水孔16から排出される。そして、除霜復帰
センサSの検出する温度が+12℃まで上昇すると、前
記制御装置は除霜ヒータ53及び霜ランプの通電を停止
し、5分間の水切運転に入り、この水切終了後に再び前
記冷却運転に復帰する。
【0032】このとき、本発明では下面(他面)が熱交
換フィン54、54間の冷媒配管56に当接するセンサ
取付具81の保持部82の上面(一面)に除霜復帰セン
サSを保持させているので、除霜復帰センサSを熱交換
フィン54、54間に配置し、且つ、除霜復帰センサS
は熱良導性のセンサ取付具81を伝導して来る冷媒配管
56の温度を検出することができるようになる。従っ
て、冷却器17の除霜復帰温度を的確に検出することが
できるようになり、霜残りの発生や除霜時間の無用な延
長による品温の上昇を未然に回避することができるよう
になる。
【0033】尚、実施例では熱交換器として冷却器17
に本発明を適用したが、凝縮器29などに適用して凝縮
器用送風機31の制御などを行っても良い。また、実施
例では低温ショーケースに本発明を適用したが、それに
限らず、冷蔵庫や空調装置、製氷機その他の各種機器に
本発明は有効である。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、他面
が熱交換フィン間の冷媒配管に当接するセンサ取付具の
保持部の一面にセンサを保持するようにしたので、セン
サは熱良導性の保持部を伝達して来る直ぐ裏側の冷媒配
管の温度を検出することができるようになる。従って、
熱交換器の温度を的確に検出し、それに基づく制御など
を円滑、且つ、精度良く実行することが可能となり、冷
却器に適用した場合には霜残りの発生や除霜時間の無用
な延長による品温の上昇を未然に回避することができる
ようになるものである。
【0035】特に、保持部の一端に連続する第1の係合
部を保持部の一面側に位置する冷媒配管に係合させ、保
持部の他端に連続する第2の係合部を保持部の他面側に
位置する熱交換器の隅角部に係合させることによりセン
サ取付具を熱交換器に取り付けるようにしたので、最も
外側に位置する冷媒配管よりも内方にセンサを取り付け
ることが可能となり、温度検出性能が一層向上すると共
に、容易、且つ、確実にセンサを熱交換器に取り付ける
ことができるようになるので、信頼性と組立作業性を著
しく向上させることが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した低温ショーケースの斜視図で
ある。
【図2】本発明を適用した低温ショーケースの縦断側面
図である。
【図3】本発明を適用した低温ショーケースの冷却器部
分の俯瞰斜視図である。
【図4】本発明を適用した低温ショーケースの冷却器部
分の拡大縦断側面図である。
【図5】除霜復帰センサとセンサ取付具の斜視図であ
る。
【図6】本発明を適用した低温ショーケースの動作を説
明するタイミングチャートである。
【図7】従来の低温ショーケースの冷却器部分の俯瞰斜
視図である。
【符号の説明】
1 低温ショーケース 2 断熱箱体 17 冷却器(熱交換器) 19 送風機 54 熱交換フィン 56 冷媒配管 81 センサ取付具 82 保持部 84 第1の係合部 86 第2の係合部 S 除霜復帰センサ(センサ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱田 豊作 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の熱交換フィンに蛇行状の冷媒配
    管を貫通して成る熱交換器において、 前記熱交換器の温度を検知するセンサと、このセンサを
    前記熱交換器に取り付ける熱良導性のセンサ取付具とか
    ら成り、このセンサ取付具は、一面にて前記センサを保
    持し、他面が前記熱交換フィン間に位置する冷媒配管に
    当接する保持部と、この保持部の一端に連続し、保持部
    の前記一面側に位置する前記冷媒配管に係合する第1の
    係合部と、前記保持部の他端に連続し、保持部の前記他
    面側に位置する熱交換器の隅角部に係合する第2の係合
    部とを備えたことを特徴とする熱交換器の温度検出装
    置。
JP6261265A 1994-09-30 1994-09-30 熱交換器の温度検出装置 Expired - Lifetime JP3048856B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006095318A1 (en) * 2005-03-09 2006-09-14 Arcelik Anonim Sirketi A cooling device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006095318A1 (en) * 2005-03-09 2006-09-14 Arcelik Anonim Sirketi A cooling device

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