JPH08100959A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH08100959A
JPH08100959A JP6261396A JP26139694A JPH08100959A JP H08100959 A JPH08100959 A JP H08100959A JP 6261396 A JP6261396 A JP 6261396A JP 26139694 A JP26139694 A JP 26139694A JP H08100959 A JPH08100959 A JP H08100959A
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JP
Japan
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heat
heat storage
air conditioner
storage tank
indoor
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Application number
JP6261396A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Yamagishi
勝明 山岸
Akihiro Noguchi
明裕 野口
Toshihiko Saito
俊彦 斎藤
Masaki Imamura
正樹 今村
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/62Absorption based systems

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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸収式冷凍機の稼働率を上げつつ、蓄熱槽に
蓄熱した冷熱または温熱を冷房または暖房に利用できる
ようにする。 【構成】 室内熱交換器45を備えた室内機の空調負荷
および、蓄熱槽79内の蓄熱量に基づき、室内ファン4
7の風量、二次熱媒体ポンプ77、ガスバーナ67への
ガス供給量を調整する燃料調整弁69、各室内熱交換器
45への二次熱媒体流量を調整する流量調整弁75、各
流路中の二方弁87を、それぞれ制御し、通常運転、蓄
熱運転、蓄熱利用運転を選択して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、吸収式冷凍機により
得られる熱量を蓄熱槽に蓄熱することが可能な空気調和
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の吸収式冷凍機を熱源とした空気調
和装置すなわち吸収式空調機に、蓄熱槽を設けたものと
しては、例えば図13に示すようなものがある(特開昭
53−128044号公報より引用)。この吸収式空調
機は、ガスバーナなどの燃焼器により加熱される吸収液
の稀液から冷媒を加熱分離する高温発生器(再生器とも
いう)1、高温発生器1から送出された冷媒蒸気を熱源
として再熱し、中間液の冷媒をさらに加熱分離する低温
発生器3、冷却器5によって発生器1,3から流入する
冷媒を凝縮し、かつ冷却する凝縮器7、凝縮器7からの
液冷媒を散布し気化させる際の潜熱を利用して冷水器9
a,9bから冷房用の冷水を得る蒸発器11、低温発生
器3で冷媒が分離された吸収液の濃液を散布して器内の
冷媒蒸気を吸収することにより蒸発器11の内部を低圧
に維持して冷水の生成を行う吸収器13などを備えてい
る。高温発生器1に付設された温水器19a,19b
は、暖房負荷15および温水槽17にそれぞれ接続さ
れ、蒸発器11に収納された冷水器9a,9bは、冷房
負荷21および冷水槽23にそれぞれ接続されている。
【0003】一般に、吸収式冷凍機は、運転を一旦停止
すると、吸収液の温度が低下するため、再起動時には高
温再生器1中の吸収液を再加熱する必要があり、熱損失
が大きく立ち上がり特性が遅い欠点がある。そこで、上
記した吸収式空調機では、蓄熱槽である温水槽17およ
び冷水槽23に蓄熱することにより、吸収式冷凍機の運
転停止を極力減少させ、運転効率を向上させて熱源機容
量の小型化を図っている。
【0004】一方、蓄熱槽を備えた従来の吸収式空調機
の他の例としては、図14に示すようなものがある(特
開平2−52962号公報より引用)。この空調機は、
蓄熱槽に氷蓄熱を行って冷熱の高密度蓄熱を行えるよう
にしたもので、再生器25、凝縮器27、蒸発器29、
吸収器31、蓄熱槽33、熱交換器35および放熱器3
7などにより構成されている。
【0005】冷媒として凝固温度が氷点より低いものを
使用して蒸発器29で発生した氷点以下の冷熱をポンプ
39で搬送し、蓄熱槽33内に設けられる熱交換器の周
辺の水を凍結させて氷の形で蓄冷する。蓄熱槽33の氷
による冷熱を利用して冷房を行う、いわゆる蓄冷利用冷
房運転では、室内機として機能する放熱器37に冷熱を
ポンプ41で搬送して冷房を行う。熱源機である吸収式
冷凍機を稼働させる通常の冷房運転では、熱交換器35
を介して放熱器37に冷熱を搬送して冷房を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の空気調和装置は、以下に示すような問題
がある。 (1) 図13の吸収式空調機 冷房と暖房とを同時に行うことができ、冷房負荷および
暖房負荷が小さい場合には、同時に冷水槽および温水槽
に冷水および温水をそれぞれ貯溜して吸収式冷凍機の稼
働率を上げることができるものの、冷水および温水を冷
房および暖房にそれぞれ利用しておらず、効率よい空調
機とは言えない。 (2) 図14の吸収式空調機 蓄熱槽の冷熱を利用して冷房運転が行え、また、再生器
の熱源としてボイラ排熱、ガスタービン排熱、太陽熱な
どが使用可能であるが、複数の熱源を選択的に使用でき
ず、熱源を有効利用した効率的な運転ができない。
【0007】そこで、この発明は、吸収式冷凍機の稼働
率を上げつつ、蓄熱槽に蓄熱した冷熱または温熱を冷房
または暖房に利用できるようにし、また吸収式冷凍機に
おける複数の熱源を選択的に利用できるようにすること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、吸収器、再生器、蒸発器、凝縮器など
からなる吸収式冷凍機を室外機として備え、前記蒸発器
と室内機における室内熱交換器とを二次熱媒体配管で連
結するとともに、この二次熱媒体配管の途中に蓄熱槽を
設けた空気調和装置において、前記二次熱媒体配管は、
前記蒸発器で熱交換した二次熱媒体が蓄熱槽を経て蒸発
器に戻る蓄熱運転と、蒸発器で熱交換した二次熱媒体が
室内熱交換器を経て蒸発器に戻る通常運転と、前記蓄熱
運転によって蓄熱槽に蓄熱された冷熱または温熱を利用
する蓄熱利用運転との三つの運転モードに切り替え可能
なように配管接続され、前記室内機にかかる室内空調負
荷を検出する空調負荷検出手段および、この空調負荷検
出手段の検出値に基づき、前記三つの運転モードを選択
して室温を制御する運転制御手段を設けた構成としてあ
る。
【0009】また、上記再生器の加熱器として燃焼器お
よび電気ヒータを設置し、電力料金が昼間に比べて安い
夜間は、電気ヒータを用いて蓄熱運転を行い、昼間は、
前記蓄熱運転により蓄熱された冷熱を利用する蓄熱利用
冷房運転と、燃焼器を用いた燃焼熱での通常冷房運転と
を選択的に行う構成としてもよい。
【0010】
【作用】このような構成の空気調和装置によれば、室内
の空調負荷を検出し、この検出値に応じて蓄熱運転、通
常運転、蓄熱利用運転を選択し、これらの運転によって
蓄熱槽内に蓄熱された冷熱または温熱が操作され、吸収
式冷凍機の負荷変動が吸収される。
【0011】また、吸収式冷凍機の熱源として電気とガ
スの双方を選択的に用いることで、電力料金が昼間電力
に比べて安い夜間電力を使った蓄熱運転、昼間電力を使
った蓄熱利用冷房運転および、ガスを使った通常冷房運
転が可能となる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき説明
する。
【0013】図1は、この発明の一実施例を示す空気調
和装置の全体構成図である。この空気調和装置は、室外
機が吸収式冷凍機43で構成され、室内機が室内熱交換
器45および室内ファン47からなるファンコイルユニ
ットで構成されている。これら吸収式冷凍機43とファ
ンコイルユニットとは、水や不凍液(ブランイン:エチ
レングリコール水溶液など)などの二次熱媒体が循環す
る二次熱媒体配管49で接続されている。
【0014】吸収式冷凍機43は、高温再生器51、低
温再生器53、凝縮器55、蒸発器57、吸収器59、
高温熱交換器61、低温熱交換器63、吸収器59と凝
縮器55とを接続する配管途中に設けられる冷却塔6
5、高温再生器51に設けられるガスバーナ67、ガス
バーナ67へのガス流量を調整するガス流量制御弁6
9、吸収器59内の吸収液を高温再生器51に送る吸収
液ポンプ71、蒸発器57内にて二次熱媒体との間で熱
交換される冷媒を循環させる冷媒ポンプ73、などで構
成されており、再生器が2個ある、いわゆるガス焚の二
重効用吸収式冷凍機である。
【0015】吸収式冷凍機43の冷媒は水、吸収剤は臭
化リチウムである。もし、吸収式冷凍機が、再生器1個
の単効用吸収式冷凍機の場合は、冷媒にアンモニア、吸
収剤に水を用いることもできる。吸収式冷凍機43の熱
源は、ガス燃焼の場合を示したが、石油燃焼、水蒸気、
温水であっても構わない。
【0016】室内機における複数の室内熱交換器45
は、相互に並列に配管接続されており、各室内熱交換器
45に接続された配管には、二次熱媒体の流量を制御す
る流量制御弁75がそれぞれ設けられている。二次熱媒
体配管49は、吸収式冷凍機43から室内機に向けて二
次熱媒体が流れる第1配管49aと、室内機から吸収式
冷凍機43に向けて二次熱媒体が流れる第2配管49b
とからなり、第1配管49aには、二次熱媒体ポンプ7
7が設けられるとともに、冷熱または温熱を蓄熱可能な
蓄熱槽79が配管81によって接続されている。
【0017】第1配管49aと第2配管49bとは、二
本のバイパス配管83,85で接続され、各バイパス配
管83,85には、それぞれ一つの二方弁87が、第
1,第2の各配管49a,49bおよび配管81には、
それぞれ二つの二方弁87が設けれられている。
【0018】各室内熱交換器45および吸収式冷凍機4
3には空調負荷検出用のサーミスタ89,98が、蓄熱
槽79には蓄冷熱量検出用のサーミスタ91がそれぞれ
設置されている。サーミスタ89は室内温度を、サーミ
スタ98は外気温度を、サーミスタ91は蓄熱槽79内
の温度をそれぞれ検出し、各サーミスタ89,91,9
8の検出値はコントローラ93に入力される。コントロ
ーラ93は、この入力値に基づいて、空調負荷を予測
し、本空気調和装置が適切な運転を行うよう、室内ファ
ン47、二次熱媒体ポンプ77、燃料調整弁69、流量
調整弁75および、各配管中における二方弁87を駆動
制御する。
【0019】図2は、冷房運転時において、蓄熱槽を持
たない従来の一般的な吸収式空調機の運転例を(a)、
上記図1の構成の空気調和装置の運転例を(b)として
示したタイムチャートである。
【0020】図2(a)の従来例では、冷凍機の運転開
始後、室温が設定温度となった時点(時間t1 )で、運
転を継続すると、室温が設定温度を下回るため、ブライ
ンなどの二次熱媒体の流量を減少させて冷房能力を制御
する。このとき冷房能力は低下するが、燃料消費量など
の入力は一定であるので、成績係数(COP)は定格運
転時よりも低下する。その後、二次熱媒体の温度の低下
による冷媒や二次熱媒体の氷結防止のため、空調機本体
が能力制御を行うが、特に小型の吸収式空調機は能力の
細かい制御はできず、オン・オフを繰り返す。吸収式冷
凍機は、一旦停止すると運転を再開するときに立ち上が
り動作を必要とするため、燃料の無駄が生じ、効率が低
下してしまう。
【0021】これに対し、図2(b)の本空気調和装置
では、制御動作をフローチャートとして図3に示すよう
に、吸収式冷凍機43から流出した二次熱媒体を室内熱
交換器45に流し、吸収式冷凍機43を熱源とした通常
冷房運転を行っている状態で(ステップS1)、室温が
設定温度に達し、室内空調負荷が減少したときには(時
間t1 ,ステップS2)、二次熱媒体を蓄熱槽79を経
て室内熱交換器45に流れるよう二方弁87を制御し、
蓄熱槽79内に冷熱を蓄熱しつつ、蓄熱によった余った
冷熱で冷房運転を行う(ステップS3)。さらに、空調
負荷が下がり、無負荷になった場合には(ステップS
4)、二次熱媒体を室内熱交換器45へ流さず、蓄熱槽
79を通して循環させるよう二方弁87を制御し、蓄熱
槽79への冷熱の蓄熱を推進させる(ステップS5)。
【0022】そして、蓄熱槽79の温度が下がって所定
値以下となり(ステップS6)、冷熱の蓄熱が飽和状態
に近くなったときに、吸収式冷凍機43の運転を停止し
(時間t2 )、二次熱媒体がバイパス配管83を通って
吸収式冷凍機43をバイパスし、蓄熱槽79と室内熱交
換器45とを直列に流れるように、二方弁87によって
流路を切り替え、蓄熱槽91内の冷熱を利用した、いわ
ゆる蓄熱利用冷房運転を行う(ステップS7)。
【0023】蓄熱利用冷房運転が継続されると、蓄熱槽
79内の冷熱量が少なくなり、冷房能力が徐々に低下す
る。このとき、室温が設定温度からあまり離れないよう
に、つまり室温と設定温度との差が所定値以上となった
ときには(ステップS8)、蓄熱量のフェードアウト
と、冷凍機能力のフェードインとが同調するように、蓄
熱槽79の蓄熱量がすべてなくなる前に、前もって吸収
式冷凍機43の運転を開始し(時間t3 )、二次熱媒体
の流路が蓄熱槽79経由から吸収式冷凍機43経由とな
るように二方弁87を制御する。
【0024】上記したような運転を行うことによって、
能力制御が円滑に行われない従来の小型吸収式冷凍機で
も、空調負荷に対して適切な能力を発揮し、室温を設定
温度に保つことができる。さらに、二次熱媒体流量は、
常に一定値をとるので、吸収式冷凍機43は効率よく運
転することができる。これにより、運転のオン・オフの
周期も、図2に示したように、従来のTa に対してTb
と長くとれるので、吸収式冷凍機43の立ち上がりにお
ける無駄な燃料消費も極力抑えることが可能となる。
【0025】なお、上記実施例では冷房運転の場合を説
明したが、暖房運転においても、蓄熱槽79に吸収式冷
凍機を熱源とした温熱を蓄熱するようにすることで、上
記と同様の効果が得られる。
【0026】図4は、前記図1の空気調和装置における
他の制御例を示す制御ブロック図である。これは、外乱
Dとして各室の温度変化(空調負荷変動)があった場合
に、フィードフォワード制御装置94により、操作量で
ある、各室内機の室内ファン47による風量,流量調整
弁75および二次熱媒体ポンプ77による二次熱媒体の
流量,サーミスタ91による二次熱媒体の温度および図
示しない流量センサによる二次熱媒体の流出量に基づく
蓄熱槽79の熱量をそれぞれ操作し、制御対象95であ
る吸収式冷凍機43に働きかけて制御量PVである各室
の温度を制御する。
【0027】つまり、空調負荷変動に対する吸収式空調
機の挙動を予測し、先回りをして吸収式空調機の前記操
作量を操作するため、各室の温度を初期の値にほぼ時間
遅れなく制御することができる。仮に、目標値SVであ
る各室の設定温度と各室の温度との偏差eが、かなり大
きい場合には、フィードバック制御装置97により制御
対象95に対する操作量を修正する。フィードフォワー
ド制御では、フィードバック制御と組み合わることが普
通であり、これを単にフィードフォワード制御と呼ぶ場
合がある。上記フィードフォワード制御を用いることに
より、吸収式冷凍機特有の熱遅れを打ち消すことが可能
になる。
【0028】図5は、前記図1の空気調和装置における
冷房立ち上がり時の制御例を示している。冷房負荷がス
テップ状に入力されたとして、上記図4のフィードフォ
ワード制御を用いた場合および、従来のフィードバック
制御を用いた場合の、室温変化をそれぞれ実線FFおよ
び破線FBで示している。従来のフィードバック制御
が、運転開始から室温が設定温度に対して下回る量(温
度)である行き過ぎ量A、運転開始から行き過ぎ量Aに
達するまでの時間である行き過ぎ時間B、運転開始から
設定温度に対する室温の偏差が所定値以内となるまでの
時間である整定時間Cの、いずれについても、実線FF
で示すフィードフォワード制御に比べて大きく、制御成
績が悪いことがわかる。
【0029】図6は、室内機を構成するファンコイルユ
ニット99に蓄熱槽101を付加した構成を示してい
る。このファンコイルユニット99は、上記蓄熱槽10
1のほか、室内熱交換器103および室内ファン105
を有し、蓄熱槽101と室内熱交換器103とが内部配
管107により相互に接続され、内部配管107には五
つの二方弁109が設置されている。内部配管107に
は、図示しない吸収式冷凍機と接続される二次熱媒体配
管111が接続され、二次熱媒体が、蓄熱槽101をバ
イパスして室内熱交換器103のみを通る場合、蓄熱槽
101を経て室内熱交換器103を通る場合、蓄熱槽1
01のみを通る場合、にそれぞれ切り替えられるよう
に、上記内部配管107および二方弁109が配置され
ている。
【0030】室内熱交換器103には、室内温度検出用
のサーミスタ115が、蓄熱槽101には蓄熱槽101
の温度を検出するサーミスタ117がそれぞれ設置され
ている。これら各サーミスタ115,117の検出値は
インタフェース装置119から図1に示すコントローラ
93に入力され、この検出値に基づきコントローラ93
はインタフェース装置119を通して、室内ファン10
5および二方弁109に駆動制御信号を出力する。イン
タフェース装置119には室内の空調条件を設定するリ
モートコントローラ121が接続されている。
【0031】上記図6の例では、蓄熱槽101をファン
コイルユニット99に組み込むことで、各ファンコイル
ユニット99毎について、室温と設定温度との差およ
び、その時間変化から空調負荷を決定し、空調負荷に応
じて、通常運転、蓄熱利用運転、蓄熱運転、を切り替え
ることにより、冷凍機本体に負荷変動の影響を与えるこ
となく、室温を細かく制御することができる。
【0032】図7は、上記図6のように室内熱交換器1
23に蓄熱槽125を付加してファンコイルユニット1
27を構成するものに加え、前記図1の例のように、フ
ァンコイルユニット127と吸収式冷凍機129とを接
続する二次熱媒体配管131に、メインの蓄熱槽133
を配置する構成としてある。
【0033】ファンコイルユニット127には、室内フ
ァン135、ポンプ137および四つの二方弁139が
それぞれ設けられ、メイン蓄熱槽133の周辺にはポン
プ141および二方弁143がそれぞれ設けられてい
る。吸収式冷凍機129には、二次熱媒体を循環させる
メインポンプが内蔵されている。二方弁139,143
を切り替えることで、空調負荷に応じて通常運転、蓄熱
利用運転および、蓄熱運転がそれぞれ行えるが、この例
では、蓄熱利用運転において、各ファンコイルユニット
127の蓄熱槽125の熱を使い切った後に、メインの
蓄熱槽133の熱を利用するという制御ができるなどの
利点があり、吸収式冷凍機129に負荷変動の影響を与
えることなく、室温をより細かく制御することができ
る。
【0034】図8は、前記図1の空気調和装置におい
て、吸収式冷凍機43と室内機であるファンコイルユニ
ットとを接続する二次熱媒体配管49に対し、その外側
に蓄熱材145を設け、さらに蓄熱材145の外側に断
熱材147を設けている。これにより、吸収式冷凍機4
3が空調負荷変動により、オン・オフ制御あるいは、能
力段階制御を行った場合でも、二次熱媒体の熱容量およ
び蓄熱材145によって冷熱または温熱を蓄えられ、蓄
えられた熱は断熱材147によって外部へ逃げにくくな
り、ファンコイルユニットによる冷房能力の変化を滑ら
かにさせることが可能となる。
【0035】図9は、前記図1の空気調和装置における
高温再生器51における熱源として、ガスバーナ67と
電気ヒータ149とを、切り替えて使用できるようにし
たものである。図10は、(a)として電気入力により
駆動する圧縮式冷凍機を用いた空調機の冷房運転パター
ンを、(b)として上記図9の空気調和装置の冷房運転
パターンを、1日について示したものである。
【0036】圧縮式冷凍機を用いた空調機は、朝7時か
ら夜23時までの16時間を通常冷房運転すると想定す
る。一方、吸収式冷凍機43を用いた本空気調和装置
は、夜23時から朝7時までの8時間を電気ヒータ14
9の加熱による蓄熱運転(蓄熱槽79に冷熱を蓄熱し、
室内熱交換器45に二次熱媒体は流さない。)し、朝9
時から夕方17時までの8時間を、蓄熱利用冷房運転
(蓄熱槽79内の冷熱を二次熱媒体ポンプ77で室内熱
交換器45に搬送して冷房運転を行う。吸収式冷凍機4
3は停止する。)し、朝7時から同9時までおよび、1
7時から23時までのトータル8時間を、ガスバーナ6
7の加熱による通常冷房運転をすると想定する。
【0037】圧縮機式冷凍機を用いた空調機の電力料金
は、東京電力の従量料金の約26円/kWhを用いる。
吸収式冷凍機を備えた本空気調和装置の電力料金は、東
京電力の時間帯別料金(TOU料金)の夜間約7円/k
Wh、昼間約34円/kWhを用い、ガス料金は、東京
ガスの空調A契約第3種料金の約45円/m3 (一般家
庭用の従量料金は約108円/m3 であるが、吸収式空
調機は空調用契約ができる)を用いる。ガスの種類を都
市ガス13Aとし、発熱量を約11000kcal/m
3 として、kWh当たりの料金に換算すると、約4円/
kWhとなる。
【0038】圧縮式冷凍機を用いた空調機の冷房能力を
10kW、冷房COP=2.5とし、冷房負荷率を58
%として、1日のランニングコストを計算すると、約9
65円/日となる。
【0039】次に、吸収式冷凍機43を用いた吸収式空
調機の冷房能力を10kW、冷房COP=1、蓄冷CO
P=1、冷房負荷率を約58%、電気ヒータ入力を6k
W、二次熱媒体ポンプ77の入力を100Wとして、1
日のランニングコストを計算する。夜間電力を用いた電
気ヒータ149の加熱による蓄熱運転は約336円、
昼間電力を用いた蓄熱利用冷房運転は約27円、ガス
焚の通常冷房運転は約186円となり、トータルで約
549円/日となる。但し、室内機の電力については、
圧縮式も吸収式も考慮していない。
【0040】図11は、圧縮式冷凍機を用いた空調機
(a)および、吸収式冷凍機43を備えた本空気調和装
置(b)の1日のランニングコストの計算結果を示して
いる。これによれば、夜間電力とガスとを選択的に用い
る本空気調和装置では、圧縮式冷凍機を用いた空調機と
比較して低コスト運転が可能であり、電力の平準化およ
び電力のピークカットが可能となる。
【0041】図12は、図1の空気調和装置に対し、吸
収式冷凍機151を単効用として再生器153を一つと
しているほか、蓄熱槽155内には水を満たして内部に
配管81に接続される熱交換器157を設け、この熱交
換器157の周囲に氷を凍結させるようにしたものであ
る。上記吸収式冷凍機151は、再生器153が一つで
あることから、アンモニアが冷媒、水が吸収剤のアンモ
ニア系吸収冷凍機であり、図1の二重効用に比較して冷
房COPは約1/2の0.5である。
【0042】蓄熱運転時には、蓄熱槽155内の水を熱
交換器157の周囲に凍結させ、蓄熱利用冷房運転時に
は、凍結した氷を融解させて、冷熱を二次熱媒体ポンプ
77で室内熱交換器45に搬送して冷房を行う。この例
においても、前記図9での例と同じ運転パターンを想定
すると、圧縮式冷凍機に比べて低ランニングコストで、
かつ電力の平準化および電力のピークカットに寄与する
ことができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、室内の空調負荷を検出することで、蓄熱運転、通
常運転、蓄熱利用運転を選択し、蓄熱槽内に蓄熱された
冷熱または温熱を用いて吸収式冷凍機の負荷変動を吸収
することで、吸収式冷凍機の稼働率を向上させることが
できる。
【0044】また、吸収式冷凍機の熱源として電気ヒー
タと燃焼器との双方を選択的に用いることで、電力料金
が昼間電力に比べて安い夜間電力を使った蓄熱運転、昼
間電力を使った蓄熱利用冷房運転および、燃焼器を使っ
た通常冷房運転が可能となり、電力の平準化および電力
のピークカットが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す空気調和装置の全体
構成図である。
【図2】冷房運転時において、蓄熱槽を持たない従来の
一般的な吸収式空調機および、本空気調和装置の各運転
例を示したタイムチャートである。
【図3】図1の空気調和装置における冷房運転時での制
御動作を示すフローチャートである。
【図4】図1の空気調和装置における他の制御例を示す
制御ブロック図である。
【図5】図1の空気調和装置における冷房立ち上がり時
の制御例を示す説明図である。
【図6】ファンコイルユニットに蓄熱槽を付加した室内
機の構成図である。
【図7】図6の室内機を吸収式冷凍機に接続した例を示
す全体構成図である。
【図8】図1の空気調和装置における二次熱媒体配管の
他の例を示す断面図である。
【図9】図1の空気調和装置の他の例を示す全体構成図
である。
【図10】圧縮式冷凍機を備えた空調機および図9の空
気調和装置の1日の運転パターンを示した説明図であ
る。
【図11】圧縮式冷凍機を備えた空調機および図9の空
気調和装置のランニングコストを示した説明図である。
【図12】図1の空気調和装置のさらに他の例を示す全
体構成図である。
【図13】蓄熱槽を備えた従来の吸収式空調機の全体構
成図である。
【図14】蓄熱槽を備えた従来の吸収式空調機の他の例
を示す全体構成図である。
【符号の説明】
43 吸収式冷凍機 45 室内熱交換器 49 二次熱媒体配管 51 高温再生器 53 低温再生器 55 凝縮器 57 蒸発器 59 吸収器 67 ガスバーナ(燃焼器) 79,155 蓄熱槽 89,91,98 サーミスタ(空調負荷検出手段) 93 コントローラ(運転制御手段) 94 フィードフォワード制御装置 145 蓄熱材 149 電気ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 俊彦 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝住空間システム技術研究所内 (72)発明者 今村 正樹 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸収器、再生器、蒸発器、凝縮器などか
    らなる吸収式冷凍機を室外機として備え、前記蒸発器と
    室内機における室内熱交換器とを二次熱媒体配管で連結
    するとともに、この二次熱媒体配管の途中に蓄熱槽を設
    けた空気調和装置において、前記二次熱媒体配管は、前
    記蒸発器で熱交換した二次熱媒体が蓄熱槽を経て蒸発器
    に戻る蓄熱運転と、蒸発器で熱交換した二次熱媒体が室
    内熱交換器を経て蒸発器に戻る通常運転と、前記蓄熱運
    転によって蓄熱槽に蓄熱された冷熱または温熱を利用す
    る蓄熱利用運転との三つの運転モードに切り替え可能な
    ように配管接続され、前記室内機にかかる室内空調負荷
    を検出する空調負荷検出手段および、この空調負荷検出
    手段の検出値に基づき、前記三つの運転モードを選択し
    て室温を制御する運転制御手段を設けたことを特徴とす
    る空気調和装置。
  2. 【請求項2】 運転制御手段は、フィードフォワード制
    御を行うことを特徴とする請求項1記載の空気調和装
    置。
  3. 【請求項3】 室内熱交換器は複数並列に配管接続さ
    れ、各室内熱交換器に対して蓄熱槽がそれぞれ設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
  4. 【請求項4】 二次熱媒体配管の周囲に蓄熱材を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
  5. 【請求項5】 再生器の加熱器として燃焼器および電気
    ヒータを設置し、電力料金が昼間に比べて安い夜間は、
    電気ヒータを用いて蓄熱運転を行い、昼間は、前記蓄熱
    運転により蓄熱された冷熱を利用する蓄熱利用冷房運転
    と、燃焼器を用いた燃焼熱での通常冷房運転とを選択的
    に行うことを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
  6. 【請求項6】 二次熱媒体を不凍液とし、蓄熱槽内の水
    を氷結させて氷蓄熱を行う構成としたことを特徴とする
    請求項5記載の空気調和装置。
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