JPH081008Y2 - 空気清浄装置 - Google Patents
空気清浄装置Info
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- JPH081008Y2 JPH081008Y2 JP1990023043U JP2304390U JPH081008Y2 JP H081008 Y2 JPH081008 Y2 JP H081008Y2 JP 1990023043 U JP1990023043 U JP 1990023043U JP 2304390 U JP2304390 U JP 2304390U JP H081008 Y2 JPH081008 Y2 JP H081008Y2
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- discharge electrode
- counter electrode
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、電気集塵形の空気清浄装置に関する。
［従来の技術］ 従来、この種のものは放電電極板と対向電極板が本体
ケースに一体に固定されたり、また放電電極板と対向電
極板とが一体にユニットされて本体ケースに着脱できる
ようになっていたが、このような場合においては対向電
極に付着した塵埃の除去が困難であるとともに清掃時に
針状などの放電電極板を変形させるなどの問題があっ
た。
ケースに一体に固定されたり、また放電電極板と対向電
極板とが一体にユニットされて本体ケースに着脱できる
ようになっていたが、このような場合においては対向電
極に付着した塵埃の除去が困難であるとともに清掃時に
針状などの放電電極板を変形させるなどの問題があっ
た。
このような問題点を解決する一手段として、実開昭64
-17355号公報には、カバーを着脱可能に設けて構成され
吸気口と排気口を有した本体ケースに、本体ケース外の
空気を前記吸気口から吸入した後排気口から排気する送
風機と、前記吸気口から吸入された空気に含まれる塵埃
を電気的にイオン化する放電線及びこれと対を成す着脱
可能な対向電極板からなるイオン化装置と、前記放電線
を囲ってその保護をするガードと、前記イオン化装置に
よりイオン化された塵埃を付着させるフィルタとを内設
した空気清浄器が提案されている。
-17355号公報には、カバーを着脱可能に設けて構成され
吸気口と排気口を有した本体ケースに、本体ケース外の
空気を前記吸気口から吸入した後排気口から排気する送
風機と、前記吸気口から吸入された空気に含まれる塵埃
を電気的にイオン化する放電線及びこれと対を成す着脱
可能な対向電極板からなるイオン化装置と、前記放電線
を囲ってその保護をするガードと、前記イオン化装置に
よりイオン化された塵埃を付着させるフィルタとを内設
した空気清浄器が提案されている。
［考案が解決しようとする課題］ 前記従来技術においては、対向電極板がセットされな
い状態であっても運転スイッチをオンすると放電線に高
電圧が印加されてしまい感電などの虞れがあった。
い状態であっても運転スイッチをオンすると放電線に高
電圧が印加されてしまい感電などの虞れがあった。
また従来技術においては、空気通路の排気口側に放電
線が位置し、また吸気口側に対向電極板を設けたもので
あるため、放電線から対向電極板へ流れるイオン風によ
って、対向電極板に付着した塵埃が逆流して外部へ放出
される虞れがあった。
線が位置し、また吸気口側に対向電極板を設けたもので
あるため、放電線から対向電極板へ流れるイオン風によ
って、対向電極板に付着した塵埃が逆流して外部へ放出
される虞れがあった。
本考案は前記問題点を解決して、対向電極板、放電電
極板を正しくセットした場合のみ放電電極板に高電圧が
印加するようにしたことにより安全性に優れ、またイオ
ン風によって対向電極板に付着した塵埃が外部へ放出さ
れることがない空気清浄装置を提供することを目的とす
る。
極板を正しくセットした場合のみ放電電極板に高電圧が
印加するようにしたことにより安全性に優れ、またイオ
ン風によって対向電極板に付着した塵埃が外部へ放出さ
れることがない空気清浄装置を提供することを目的とす
る。
［課題を解決するための手段］ 本考案は、蓋カバーを開閉自在に設けた本体ケース
と、この本体ケース内に設けられ該本体ケースに形成し
た吸気口と排気口を接続するとともに送風機を備えた空
気通路と、この空気通路の途中に設けられた放電電極板
およびこの放電電極板に対向する対向電極板とを備えた
空気清浄装置において、前記空気通路途中の下流側に前
記対向電極板を着脱自在に載置する取付板が設けられ、
前記対向電極板には前記空気通路の上流側に向けて対向
電極部を突設し、前記取付板における前記空気通路の上
流側に絶縁体からなるホルダーがヒンジを介して回動自
在に前記本体ケースに枢設されるとともに、前記ホルダ
ーの前記対向電極板と対向する側に前記放電電極板が装
着され、かつ前記放電電極板には放電電極部を前記空気
通路の下流側に向けて前記対向電極部と対向するように
突設したことを特徴とする空気清浄装置である。
と、この本体ケース内に設けられ該本体ケースに形成し
た吸気口と排気口を接続するとともに送風機を備えた空
気通路と、この空気通路の途中に設けられた放電電極板
およびこの放電電極板に対向する対向電極板とを備えた
空気清浄装置において、前記空気通路途中の下流側に前
記対向電極板を着脱自在に載置する取付板が設けられ、
前記対向電極板には前記空気通路の上流側に向けて対向
電極部を突設し、前記取付板における前記空気通路の上
流側に絶縁体からなるホルダーがヒンジを介して回動自
在に前記本体ケースに枢設されるとともに、前記ホルダ
ーの前記対向電極板と対向する側に前記放電電極板が装
着され、かつ前記放電電極板には放電電極部を前記空気
通路の下流側に向けて前記対向電極部と対向するように
突設したことを特徴とする空気清浄装置である。
また本考案は、前記ホルダーに前記空気通路の下流側
と上流側を連通する連通孔を形成し、前記放電電極部に
添設する保護片を前記ホルダーと一体に設けたことを特
徴とする空気清浄装置である。
と上流側を連通する連通孔を形成し、前記放電電極部に
添設する保護片を前記ホルダーと一体に設けたことを特
徴とする空気清浄装置である。
さらに本考案は、前記対向電極板の端部に絶縁性の当
接受け部を設け、前記当接受け部に当接して前記放電電
極板が係止するストッパーを前記取付板と一体に設ける
とともに前記係止時にのみ応動して前記放電電極板に接
続可能な接片を設けたことを特徴とする空気清浄装置で
ある。
接受け部を設け、前記当接受け部に当接して前記放電電
極板が係止するストッパーを前記取付板と一体に設ける
とともに前記係止時にのみ応動して前記放電電極板に接
続可能な接片を設けたことを特徴とする空気清浄装置で
ある。
［作用］ 前記構成によって、蓋カバー、放電電極板を開いて掃
除のために対向電極板を取り出すことができるととも
に、作動中においてはイオン風は上流側から下流側へ流
れることができる。
除のために対向電極板を取り出すことができるととも
に、作動中においてはイオン風は上流側から下流側へ流
れることができる。
また保護片によって外部から針金などが挿入されても
針金などが放電電極板に触れることはない。さらに取付
板上に対向電極板が正しくセットされた場合のみ当接受
け部を介して放電電極板をストッパーによりセットして
接触片を接続できる。
針金などが放電電極板に触れることはない。さらに取付
板上に対向電極板が正しくセットされた場合のみ当接受
け部を介して放電電極板をストッパーによりセットして
接触片を接続できる。
［実施例］ 次に本考案の一実施例を添付図面を参照して説明す
る。
る。
１は箱形状の本体ケースであり、この本体ケース１内
の一側には取付板２が横設している。尚、この取付板２
は後述する空気通路途中の下流側に配置されている。ま
た本体ケース１内の他側には開口部３が形成されるとと
もにこの開口部３にはアースされた金網４が設けられて
いる。そしてこの金網４上にはフィルター５がフィルタ
ー押え６によって保持されている。７は前記本体ケース
１の前面開口にヒンジ８を介して開閉かつ着脱自在に設
けられる蓋カバーたる前面パネルであり、そして前記前
面パネル７の一側と本体ケース１の一側面に吸気口9,10
が各々形成され、また本体ケース１の他側面に排気口11
が形成されて、前記吸気口9,10から取付板２の前方およ
び開口部３を通って排気口11へ至る空気通路12が形成さ
れている。13は前記空気通路12に沿って送風するため前
記金網４の後方に配設されたファン14をモータ15で駆動
する送風機である。16は前記取付板２に載置して後述す
る放電電極板に対向する対向電極板であり、これは対向
電極部17を複数切り起して空気通路12の上流側に向けて
突出形成されている。尚、この対向電極板16は空気通路
12の排気口11側、すなわち下流側に設けられている。前
記対向電極板16の取り付けは、取付板２の長手方向の一
端に鉤型をなした係止受け部18が設けられ、この係止受
け部18に対向電極板16の一端が係止されている。また前
記対向電極板16の他端には絶縁性の合成樹脂からなる当
接受け部19が一体に設けられている。この当接受け部19
はＬ形をなして立設しており、取付板２に立設した係止
壁20に係合するようになっている。21は前記取付板２上
に突設して前記セット状態の対向電極板16に当接可能な
アース側の接片である。22は前記対向電極板16に対向す
る放電電極板であり、これは先端を鋭利とした先尖状の
放電電極部22Aを前記対向電極部17に対向して空気通路1
2の下流側に向けて複数切り起して形成されている。
尚、この放電電極板22は空気通路12における対向電極板
16よりも吸気口9,10、すなわち上流側に設けられてい
る。23はホルダーであり、このホルダー23は前記取付板
２と対向するように空気通路12の上流側に設けられ、前
記放電電極板22の外側、すなわち空気通路12の上流側を
覆うように該放電電極板22と一体的に設けられている。
このホルダー23は絶縁性部材、例えば絶縁性プラスチッ
クからなり、適所には内外、すなわち空気通路12の上流
側と下流側を連通する連通孔23Aが形成されている。さ
らにこのホルダー23の両側および外面には合成樹脂から
なるカバー24が一体的に設けられるとともに、このカバ
ー24に形成した窓孔には合成樹脂製の網25が設けられて
いる。また前記ホルダー23には前記放電電極部22Aに沿
うように保護片26が設けられており、前記放電電極部22
Aの先端が前記保護片26の先端よりやや突設している。
この放電電極板22の取り付けは、ホルダー23の長手方向
の一端が前記取付板２に設けたヒンジ27を介して枢設さ
れて前記対向電極板16を覆うカバー状に設けられてい
る。またホルダー23の長手方向の他端に略Ｕ状部28を介
して形成した摘み29が形成されるとともに、前記Ｕ状部
28に外側に形成した突起30が前記取付板２に立設したス
トッパー31の凹部32に係止するようになっている。さら
に前記放電電極板22が所定状態にある当接受け部19の上
部に当接した際に前記突起30が凹部32にＵ状部28の弾性
力によって係止できるようになっている。すなわち、対
向電極板16を取付板２上に正しくセットした場合のみ放
電電極板22が当接受け部19に当接して位置決めされてス
トッパー31にセットできるようになり、この際このセッ
トに応動して放電電極板22が印加用の接片33に接触でき
るようになっている。
の一側には取付板２が横設している。尚、この取付板２
は後述する空気通路途中の下流側に配置されている。ま
た本体ケース１内の他側には開口部３が形成されるとと
もにこの開口部３にはアースされた金網４が設けられて
いる。そしてこの金網４上にはフィルター５がフィルタ
ー押え６によって保持されている。７は前記本体ケース
１の前面開口にヒンジ８を介して開閉かつ着脱自在に設
けられる蓋カバーたる前面パネルであり、そして前記前
面パネル７の一側と本体ケース１の一側面に吸気口9,10
が各々形成され、また本体ケース１の他側面に排気口11
が形成されて、前記吸気口9,10から取付板２の前方およ
び開口部３を通って排気口11へ至る空気通路12が形成さ
れている。13は前記空気通路12に沿って送風するため前
記金網４の後方に配設されたファン14をモータ15で駆動
する送風機である。16は前記取付板２に載置して後述す
る放電電極板に対向する対向電極板であり、これは対向
電極部17を複数切り起して空気通路12の上流側に向けて
突出形成されている。尚、この対向電極板16は空気通路
12の排気口11側、すなわち下流側に設けられている。前
記対向電極板16の取り付けは、取付板２の長手方向の一
端に鉤型をなした係止受け部18が設けられ、この係止受
け部18に対向電極板16の一端が係止されている。また前
記対向電極板16の他端には絶縁性の合成樹脂からなる当
接受け部19が一体に設けられている。この当接受け部19
はＬ形をなして立設しており、取付板２に立設した係止
壁20に係合するようになっている。21は前記取付板２上
に突設して前記セット状態の対向電極板16に当接可能な
アース側の接片である。22は前記対向電極板16に対向す
る放電電極板であり、これは先端を鋭利とした先尖状の
放電電極部22Aを前記対向電極部17に対向して空気通路1
2の下流側に向けて複数切り起して形成されている。
尚、この放電電極板22は空気通路12における対向電極板
16よりも吸気口9,10、すなわち上流側に設けられてい
る。23はホルダーであり、このホルダー23は前記取付板
２と対向するように空気通路12の上流側に設けられ、前
記放電電極板22の外側、すなわち空気通路12の上流側を
覆うように該放電電極板22と一体的に設けられている。
このホルダー23は絶縁性部材、例えば絶縁性プラスチッ
クからなり、適所には内外、すなわち空気通路12の上流
側と下流側を連通する連通孔23Aが形成されている。さ
らにこのホルダー23の両側および外面には合成樹脂から
なるカバー24が一体的に設けられるとともに、このカバ
ー24に形成した窓孔には合成樹脂製の網25が設けられて
いる。また前記ホルダー23には前記放電電極部22Aに沿
うように保護片26が設けられており、前記放電電極部22
Aの先端が前記保護片26の先端よりやや突設している。
この放電電極板22の取り付けは、ホルダー23の長手方向
の一端が前記取付板２に設けたヒンジ27を介して枢設さ
れて前記対向電極板16を覆うカバー状に設けられてい
る。またホルダー23の長手方向の他端に略Ｕ状部28を介
して形成した摘み29が形成されるとともに、前記Ｕ状部
28に外側に形成した突起30が前記取付板２に立設したス
トッパー31の凹部32に係止するようになっている。さら
に前記放電電極板22が所定状態にある当接受け部19の上
部に当接した際に前記突起30が凹部32にＵ状部28の弾性
力によって係止できるようになっている。すなわち、対
向電極板16を取付板２上に正しくセットした場合のみ放
電電極板22が当接受け部19に当接して位置決めされてス
トッパー31にセットできるようになり、この際このセッ
トに応動して放電電極板22が印加用の接片33に接触でき
るようになっている。
尚、34は後述する受信部を覆うように前面パネル７に
設けた透明なカバー部、35は本体ケース１の前面他側に
設けられ前面パネル７を閉じたときに作動する安全スイ
ッチ、36はリモコン操作器であり、該リモコン操作器36
の信号を受信部37を介して制御回路（図示せず）に伝達
して、ON-OFF、あるいはタイマー設定を行うことができ
るようになっている。38は運転スイッチである。
設けた透明なカバー部、35は本体ケース１の前面他側に
設けられ前面パネル７を閉じたときに作動する安全スイ
ッチ、36はリモコン操作器であり、該リモコン操作器36
の信号を受信部37を介して制御回路（図示せず）に伝達
して、ON-OFF、あるいはタイマー設定を行うことができ
るようになっている。38は運転スイッチである。
次に前記構成につきその作用を説明する。
リモコン操作器36により空気清浄装置を作動すると、
放電電極板22は接片33を介して高圧ユニット（図示せ
ず）によって高圧が印加され、またモータ15の回転によ
りファン14が回転することによって室内の含塵空気は吸
気口9,10から吸い込まれ、網25によって比較的大きな塵
が除去される。さらに連通孔23Aを通り抜けた微粒子を
含む空気は、放電電極部22Aと対向電極部17間の高圧が
印加されることによるコロナ放電により微粒子が荷電さ
れ、この荷電された微粒子は対向電極板16に吸着され、
浄化された空気のみがフィルター５を通過して除塵され
て排気口11から再び室内へ排気されるようになってい
る。この際高圧側の放電電極部22Aから対向電極部17へ
イオン風が発生する。
放電電極板22は接片33を介して高圧ユニット（図示せ
ず）によって高圧が印加され、またモータ15の回転によ
りファン14が回転することによって室内の含塵空気は吸
気口9,10から吸い込まれ、網25によって比較的大きな塵
が除去される。さらに連通孔23Aを通り抜けた微粒子を
含む空気は、放電電極部22Aと対向電極部17間の高圧が
印加されることによるコロナ放電により微粒子が荷電さ
れ、この荷電された微粒子は対向電極板16に吸着され、
浄化された空気のみがフィルター５を通過して除塵され
て排気口11から再び室内へ排気されるようになってい
る。この際高圧側の放電電極部22Aから対向電極部17へ
イオン風が発生する。
このようにして対向電極板16に集塵された塵埃を掃除
する場合には、まず前面パネル７をヒンジ８を回転中心
として開く。この際、安全スイッチ35が作動して高圧が
放電電極板22に印加されることを防止する。次に摘み29
をややＵ状部28に抗して押すことにより、突起30と凹部
32との係止状態がはずれ、そして持ち上げるとヒンジ27
を回転中心として放電電極板22をホルダー23とともに回
動した後、対向電極板16を引き出して、該対向電極板16
に付着した塵埃を除去する。この後清掃した対向電極板
16の一端を係止受け部18に係止するとともに他端を係合
壁20に係止せしめた後、当接受け部19を介在し放電電極
板22を回転して突起30を凹部32に係止してセットするこ
とにより、高圧側の接片33は放電電極板22に圧接する一
方、アース側の接片21は対向電極板16に圧接する。この
際対向電極板16が正しくセットされないと、すなわち係
合壁20に対向電極板16の他端が係合されずにやや浮き上
ったような状態になると、摘み29の突起30がストッパー
31の凹部32に係止されず、この結果高圧側の接片33が放
電電極板22に触れず、したがって誤って空気清浄装置を
作動しようとしても放電電極板22に高圧が印加されるこ
とはない。
する場合には、まず前面パネル７をヒンジ８を回転中心
として開く。この際、安全スイッチ35が作動して高圧が
放電電極板22に印加されることを防止する。次に摘み29
をややＵ状部28に抗して押すことにより、突起30と凹部
32との係止状態がはずれ、そして持ち上げるとヒンジ27
を回転中心として放電電極板22をホルダー23とともに回
動した後、対向電極板16を引き出して、該対向電極板16
に付着した塵埃を除去する。この後清掃した対向電極板
16の一端を係止受け部18に係止するとともに他端を係合
壁20に係止せしめた後、当接受け部19を介在し放電電極
板22を回転して突起30を凹部32に係止してセットするこ
とにより、高圧側の接片33は放電電極板22に圧接する一
方、アース側の接片21は対向電極板16に圧接する。この
際対向電極板16が正しくセットされないと、すなわち係
合壁20に対向電極板16の他端が係合されずにやや浮き上
ったような状態になると、摘み29の突起30がストッパー
31の凹部32に係止されず、この結果高圧側の接片33が放
電電極板22に触れず、したがって誤って空気清浄装置を
作動しようとしても放電電極板22に高圧が印加されるこ
とはない。
以上のように前記実施例においては、放電電極板22に
対向して設けられる対向電極板16は着脱自在に設けられ
るために、対向電極板16を単独に取り扱うことができ、
したがって該対向電極板16を掃除する際、放電電極板22
を変形させるようなことはなく安心して清掃することが
できる。
対向して設けられる対向電極板16は着脱自在に設けられ
るために、対向電極板16を単独に取り扱うことができ、
したがって該対向電極板16を掃除する際、放電電極板22
を変形させるようなことはなく安心して清掃することが
できる。
さらに取付板２上に対向電極板16を設けるとともに、
この対向電極板16が当接受け部19を介在して正しくセッ
トされたときのみ放電電極板22がストッパー31に係止さ
れてセットできるようにしたため、対向電極板16が正し
くセットされていない場合には、放電電極板22に高圧の
接片33が触れず、高圧が印加されないため安全性を向上
することができる。
この対向電極板16が当接受け部19を介在して正しくセッ
トされたときのみ放電電極板22がストッパー31に係止さ
れてセットできるようにしたため、対向電極板16が正し
くセットされていない場合には、放電電極板22に高圧の
接片33が触れず、高圧が印加されないため安全性を向上
することができる。
さらに空気通路12における吸気口9,10側、すなわち上
流側に放電電極板22を設け、また排気口11側すなわち下
流側に対向電極板16を設けたことによって両者間に生ず
るイオン風の流れを吸気口9,10側から排気口11側へ向け
ることにより、対向電極板16に付着した塵埃が吸気口9,
10から外部へ放出されることはない。
流側に放電電極板22を設け、また排気口11側すなわち下
流側に対向電極板16を設けたことによって両者間に生ず
るイオン風の流れを吸気口9,10側から排気口11側へ向け
ることにより、対向電極板16に付着した塵埃が吸気口9,
10から外部へ放出されることはない。
しかも吸気口9,10は本体ケース１の一側および前面パ
ネル７に各々形成されているため、室内の空気を前方お
よび側方から取り入れでき、したがって室内の空気を万
遍なく清浄することができる。
ネル７に各々形成されているため、室内の空気を前方お
よび側方から取り入れでき、したがって室内の空気を万
遍なく清浄することができる。
また先尖な放電電極部22Aの先端が該放電電極部22Aに
沿って設けられるホルダー23の保護片26の先端よりやや
突出させたことにより、外側から針金などが差し込まれ
ても電極部22Aに触れることを防止できる。
沿って設けられるホルダー23の保護片26の先端よりやや
突出させたことにより、外側から針金などが差し込まれ
ても電極部22Aに触れることを防止できる。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく例
えば保護片の先端を電極部より突出させるなど種々の変
形が可能である。
えば保護片の先端を電極部より突出させるなど種々の変
形が可能である。
［考案の効果］ 本考案は、蓋カバーを開閉自在に設けた本体ケース
と、この本体ケース内に設けられ該本体ケースに形成し
た吸気口と排気口を接続するとともに送風機を備えた空
気通路と、この空気通路の途中に設けられた放電電極板
およびこの放電電極板に対向する対向電極板とを備えた
空気清浄装置において、前記空気通路途中の下流側に前
記対向電極板を着脱自在に載置する取付板が設けられ、
前記対向電極板には前記空気通路の上流側に向けて対向
電極部を突設し、前記取付板における前記空気通路の上
流側に絶縁体からなるホルダーがヒンジを介して回動自
在に前記本体ケースに枢設されるとともに、前記ホルダ
ーの前記対向電極板と対向する側に前記放電電極板が装
着され、かつ前記放電電極板には放電電極部を前記空気
通路の下流側に向けて前記対向電極部と対向するように
突設したものであり、蓋カバー、放電電極板の順に開い
て対向電極板を取り出すものであるため、簡単に対向電
極板を掃除でき、また作動時においては、イオン風を上
流側から下流側へ向けるようにしたため、いったん対向
電極板に付着した塵埃が外部へ放出されることはない。
と、この本体ケース内に設けられ該本体ケースに形成し
た吸気口と排気口を接続するとともに送風機を備えた空
気通路と、この空気通路の途中に設けられた放電電極板
およびこの放電電極板に対向する対向電極板とを備えた
空気清浄装置において、前記空気通路途中の下流側に前
記対向電極板を着脱自在に載置する取付板が設けられ、
前記対向電極板には前記空気通路の上流側に向けて対向
電極部を突設し、前記取付板における前記空気通路の上
流側に絶縁体からなるホルダーがヒンジを介して回動自
在に前記本体ケースに枢設されるとともに、前記ホルダ
ーの前記対向電極板と対向する側に前記放電電極板が装
着され、かつ前記放電電極板には放電電極部を前記空気
通路の下流側に向けて前記対向電極部と対向するように
突設したものであり、蓋カバー、放電電極板の順に開い
て対向電極板を取り出すものであるため、簡単に対向電
極板を掃除でき、また作動時においては、イオン風を上
流側から下流側へ向けるようにしたため、いったん対向
電極板に付着した塵埃が外部へ放出されることはない。
さらに本考案は、前記ホルダーに前記空気通路の下流
側と上流側を連通する連通孔を形成し、前記放電電極部
に添設する保護片を前記ホルダーと一体に設けたことを
特徴とする請求項（１）記載の空気清浄装置であり、外
側から針金などが差し込まれてこの針金が放電電極板の
電極部に触れようとしても、保護片によりこれを防止で
きるため安全性を向上できる。
側と上流側を連通する連通孔を形成し、前記放電電極部
に添設する保護片を前記ホルダーと一体に設けたことを
特徴とする請求項（１）記載の空気清浄装置であり、外
側から針金などが差し込まれてこの針金が放電電極板の
電極部に触れようとしても、保護片によりこれを防止で
きるため安全性を向上できる。
また本考案は、前記対向電極板の端部に絶縁性の当接
受け部を設け、前記当接受け部に当接して前記放電電極
板が係止するストッパーを前記取付板と一体に設けると
ともに前記係止時にのみ応動して前記放電電極板に接続
可能な接片を設けたことを特徴とする請求項（１）記載
の空気清浄装置であり、放電電極板および対向電極板が
正しくセットされた場合にのみ、高電圧を印加できるよ
うにしたため安全性を向上することができる。
受け部を設け、前記当接受け部に当接して前記放電電極
板が係止するストッパーを前記取付板と一体に設けると
ともに前記係止時にのみ応動して前記放電電極板に接続
可能な接片を設けたことを特徴とする請求項（１）記載
の空気清浄装置であり、放電電極板および対向電極板が
正しくセットされた場合にのみ、高電圧を印加できるよ
うにしたため安全性を向上することができる。
図面は本考案の一実施例を示しており、第１図は縦断面
図、第２図は第１図のII-II線断面図、第３図は分解斜
視図、第４図は要部の一部切欠き斜視図、第５図は全体
斜視図である。 １……本体ケース ２……取付板 ７……前面パネル（蓋カバー） 9,10……吸気口 11……排気口 12……空気通路 13……送風機 16……対向電極板 17……対向電極部 19……当接受け部 22……放電電極板 22A……放電電極部 23……ホルダー 23A……連通孔 26……保護片 31……ストッパー 33……接片
図、第２図は第１図のII-II線断面図、第３図は分解斜
視図、第４図は要部の一部切欠き斜視図、第５図は全体
斜視図である。 １……本体ケース ２……取付板 ７……前面パネル（蓋カバー） 9,10……吸気口 11……排気口 12……空気通路 13……送風機 16……対向電極板 17……対向電極部 19……当接受け部 22……放電電極板 22A……放電電極部 23……ホルダー 23A……連通孔 26……保護片 31……ストッパー 33……接片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ２４Ｆ 7/00 Ｂ
Claims (3)
- 【請求項１】蓋カバーを開閉自在に設けた本体ケース
と、この本体ケース内に設けられ該本体ケースに形成し
た吸気口と排気口を接続するとともに送風機を備えた空
気通路と、この空気通路の途中に設けられた放電電極板
およびこの放電電極板に対向する対向電極板とを備えた
空気清浄装置において、前記空気通路途中の下流側に前
記対向電極板を着脱自在に載置する取付板が設けられ、
前記対向電極板には前記空気通路の上流側に向けて対向
電極部を突設し、前記取付板における前記空気通路の上
流側に絶縁体からなるホルダーがヒンジを介して回動自
在に前記本体ケースに枢設されるとともに、前記ホルダ
ーの前記対向電極板と対向する側に前記放電電極板が装
着され、かつ前記放電電極板には放電電極部を前記空気
通路の下流側に向けて前記対向電極部と対向するように
突設したことを特徴とする空気清浄装置。 - 【請求項２】前記ホルダーに前記空気通路の下流側と上
流側を連通する連通孔を形成し、前記放電電極部に添設
する保護片を前記ホルダーと一体に設けたことを特徴と
する請求項（１）記載の空気清浄装置。 - 【請求項３】前記対向電極板の端部に絶縁性の当接受け
部を設け、前記当接受け部に当接して前記放電電極板が
係止するストッパーを前記取付板と一体に設けるととも
に前記係止時にのみ応動して前記放電電極板に接続可能
な接片を設けたことを特徴とする請求項（１）記載の空
気清浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990023043U JPH081008Y2 (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 空気清浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990023043U JPH081008Y2 (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 空気清浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03115051U JPH03115051U (ja) | 1991-11-27 |
| JPH081008Y2 true JPH081008Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=31526044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990023043U Expired - Lifetime JPH081008Y2 (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 空気清浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081008Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59127753U (ja) * | 1983-02-17 | 1984-08-28 | スタンレー電気株式会社 | 空気清浄器の回路安全装置 |
-
1990
- 1990-03-07 JP JP1990023043U patent/JPH081008Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03115051U (ja) | 1991-11-27 |
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