JPH10235221A - 空気清浄器 - Google Patents

空気清浄器

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JPH10235221A
JPH10235221A JP16834497A JP16834497A JPH10235221A JP H10235221 A JPH10235221 A JP H10235221A JP 16834497 A JP16834497 A JP 16834497A JP 16834497 A JP16834497 A JP 16834497A JP H10235221 A JPH10235221 A JP H10235221A
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JP
Japan
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ionization
dust collecting
air
air purifier
electrode
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Application number
JP16834497A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Araki
一弘 荒木
Takehiro Uehara
健裕 上原
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気的集塵手段を備えたイオン風誘起タイプ
の空気清浄器であっても、イオン風の風速低下を防い
で、送風量を増加させて室内空気の清浄効果を向上させ
る。 【解決手段】 空気中の粉塵Bを帯電させてイオン風を
誘起する粉塵荷電手段及びイオン風誘起手段5と、イオ
ン風の流れ方向Aと略平行に配置された略平板状の集塵
部6aを有する電気的集塵手段6と、マイナスイオンを
放出するイオン化部60とを備えた空気清浄器である。
電気的集塵手段6よりも空気の吸い込み口11側に粉塵
荷電手段及びイオン風誘起手段5を構成する放電部3と
対極部4とを配設すると共に、電気的集塵手段6よりも
空気の吹き出し口12側に風の速度を加速する起風手段
19を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室内の空気の清
浄化を行なう空気清浄器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、室内の空気を吸い込んで電気
的集塵手段などで清浄化する空気清浄器においては、空
気を吹き出させるための送風手段を設ける必要がある
が、この送風手段としてはファンを回転させるタイプの
ものと、イオン風を誘起するタイプのものとがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ファンを回
転させるタイプのものは、送風量が多くとれるが、その
反面、騒音が大きくなるという問題があり、寝室などの
騒音が問題になり易い場所で使用する場合には、イオン
風誘起タイプのものが使用されている。しかしながら、
従来の電気的集塵手段を備えたイオン風誘起タイプの空
気清浄器にあっては、電気的集塵手段がイオン風誘起手
段の下流側に配置されており、しかもイオン風の流れと
垂直に集塵部が配置されるのが一般的であるため、集塵
部の圧力損失によってイオン風の風速が低下して、室内
空気の清浄効果を向上させることができないという問題
があった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、電気的集塵手段を備えたイオン風誘起タイプのもの
であっても、イオン風の風速低下を防止でき、送風量を
増加させて室内空気の清浄効果の向上を図ることができ
る空気清浄器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、空気中の粉塵Bを帯電させてイオン風を
誘起する粉塵荷電手段及びイオン風誘起手段5と、イオ
ン風の流れ方向Aと略平行に配置された略平板状の集塵
部6aを有する電気的集塵手段6と、マイナスイオンを
放出するイオン化部60とが本体2内部に収納されて成
る空気清浄器であって、電気的集塵手段6よりも空気の
吸い込み口11側に粉塵荷電手段及びイオン風誘起手段
5を構成する放電部3と対極部4とを配設すると共に、
電気的集塵手段6よりも空気の吹き出し口12側に風の
速度を加速する起風手段19を配設して成ることを特徴
としており、このように構成することで、電気的集塵手
段6を備えたイオン風誘起タイプの空気清浄器であって
も、イオン風の風速を起風手段19によって速くして、
送風量を増加させることができる。
【0006】また上記起風手段19は、放電部3と対極
部4とを有する放電極ブロック16で構成されているの
が好ましく、この場合、放電部3と対極部4とでイオン
風の風速低下を防止できるようになる。上記起風手段1
9は、ファン80から成るのが好ましく、この場合、フ
ァン80を回転させて下方から上方への風の流れを発生
させることができる。
【0007】上記起風手段19は、上昇気流を発生させ
るヒータ82から成るのが好ましく、この場合、ヒータ
82の発熱によって温度差を発生させることにより、上
昇気流を発生させることができる。上記起風手段19
は、空気を振動させる振動手段83から成るのが好まし
く、この場合、振動手段83にて空気を振動させること
によって上方に向かう風を発生させることができる。
【0008】上記イオン化部60の周囲をイオン化針カ
バー86で被覆して成るのが好ましく、この場合、イオ
ン化部60のイオン化針61の先端で手を怪我する恐れ
がなくなる。上記イオン化針カバー86を起風手段19
の対極部4により支持するのが好ましく、この場合、イ
オン化針カバー86の上方への突出高さをできるだけ低
くして、空気清浄器のコンパクト化に寄与できると共
に、イオン化針61と対極板35を同電位とすること
で、両者35,61の高圧配線の共通化が可能となる。
【0009】上記イオン化針カバー86をイオン化部6
0側の面よりも突出した支持部87により支持するのが
好ましく、この場合、イオン化部60を利用してイオン
化針カバー86を容易に支持できると同時に、イオン化
針カバー86の小型化を図ることができる。上記イオン
化部60を、複数のイオン化針61と、イオン化針61
と所定の距離をあけて配置されたイオン化針対極板62
とで構成し、イオン化針61相互間の距離を互いに等し
く、且つ、イオン化針対極板62との距離よりも長く設
定するのが好ましく、この場合、イオン化針61同志の
干渉を防いで、マイナスイオンの数を増やすことができ
る。
【0010】上記吹き出し口12の成形材料が非帯電材
料から成るのが好ましく、この場合、成形材料の帯電を
減少させることができ、吹き出し口12側から放出され
るマイナスイオンの数を増やすことができる。上記電気
的集塵手段6は、本体2側に支持される集塵電極40を
備えると共に、集塵電極40の本体2に接触する部分4
0aには絶縁フィルム101が被覆されているのが好ま
しく、この場合、絶縁フィルム101によって集塵電極
40の導電部が本体2に直接接触するのを防止できるの
で、集塵電極40のマイナス電位が本体2に直接移行す
ることがなく、本体2が高い電位を帯びる可能性がなく
なる。
【0011】上記電気的集塵手段6は、本体2側に支持
される集塵電極40を備えると共に、集塵電極40の表
面には絶縁材に導電性物質が混入されてなる被覆材が貼
着されているのが好ましく、この場合、絶縁材に導電性
物質が混入されてなる被覆材を集塵電極40の表面に貼
ることによって、集塵電極40の導電部が本体2に直接
接触しなくなるので、集塵電極40のマイナス電位が本
体2に直接移行するのを出来る限り防止でき、安全であ
ると同時に、被覆材は導電性を有するので集塵電極40
の導電部の表面が電気的に遮断されることがなく、集塵
機能を十分に発揮できるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明する。図4〜図8はイオン風誘起タイプの空気清浄
器1の構造を示している。本体2の下面には吸い込み口
11が設けられ、本体2の上面には吹き出し口12が設
けられている。本体2の前後両面には、本体カバー1
3,13が夫々装着されており、本体2の側面に設けた
カバー着脱ボタン95を押すことにより本体カバー13
が本体2から外れるようになっている。尚図5は本体2
の本体カバー13を外した状態を示しており、図6は第
1及び第2の放電極ブロック15,16を取り出した状
態を示している。
【0013】本体2内には、図1に示すように、下方か
ら上方に向かって、プレフィルター20と、放電部3と
対極部4とを備えた第1の放電極ブロック15と、電気
的集塵手段6と、放電部3と対極部4とを備えた第2の
放電極ブロック16とがこの順に配置されており、電気
的集塵手段6の両側には一対の消臭部7が対向配置され
ている。
【0014】先ずプレフィルター20は、比較的大きな
粉塵を捕集するためのものであり、図9に示すように、
枠21とこの枠21によって保持されている例えば合成
樹脂製のネット22とから成る。このプレフィルター2
0は、本体2に対して着脱自在に装着されている。図9
中の23は着脱の際のための把手である。第1の放電極
ブロック15は、粉塵荷電手段及びイオン風誘起手段5
を構成しており、図10〜図12に示すように、上下に
開口する矩形状の電極枠30と、この電極枠30内の下
部に配置された放電線31と、電極枠30内の上部側に
平行に並べて配置された複数枚の導電性薄鋼板から成る
対極板35とで構成されている。放電線31は、その両
端がコイルバネ32により張力が加えられた状態で電極
枠30に取付けられている。また放電線31の中間部の
電極枠30との接触部には、絶縁保護用のチューブ33
が被せられている。放電線31は、例えば線径の細いタ
ングステン線或いはピアノ線で形成されており、放電線
用端子部34に電気的に接続されている。
【0015】放電線31の上方に配置される複数枚の対
極板35は、両端の絶縁被覆が施された絶縁被覆部36
において電極枠30に固定されており、絶縁被覆部36
から一体に延びて電極枠30の端面に至る部分に対極板
端子部37が設けられている。このように形成された第
1の放電極ブロック15は、本体カバー13を外すこと
によって本体2に対して着脱可能となっている。本体2
に装着した時には、本体2の内部の両側に配置された支
持部材(図示せず)によって本体2に支持されるもので
あり、両支持部材には接点バネ39a,39bが夫々設
けられており、接点バネ39a,39bの一方に放電線
用端子部34が接触し、他方に対極板端子部37が接触
しており、接点バネ39a,39bを通じて放電線31
には例えば+6.5kVの電圧が印加され、対極板35
には例えば−6.5kVの電圧が印加されるようになっ
ている。
【0016】上記集塵部6aは、図13に示すように、
導電性の薄鋼板からなり、イオン風の流れ方向A(図
1)と略平行な略平板状に形成されている。この集塵部
6aは、本体2内の前後方向の中央部に配置される集塵
電極40と、集塵電極40の前後両面に配置される集塵
紙41と、集塵紙41を集塵電極40に固定するために
集塵電極40の下端部にヒンジ部43aを介して上下に
回動自在に配置された押さえ部43とで構成され、押さ
え部43は集塵電極40に磁気吸着する永久磁石49が
設けられている。なお、上記永久磁石49に代えて、例
えば図14に示すように、集塵電極40の下端部のヒン
ジ部43aにねじりコイルバネ102を装着し、ねじり
コイルバネ102の一端部102aを押さえ部43に係
止し、他端部102bを本体2側に係止することによっ
て押さえ部43を矢印Gで示す方向にバネ付勢するよう
にしてもよいものである。また集塵電極40において本
体2に支持される部分、つまり、図14の斜線で示すU
字状部分40aの表面に絶縁フィルム101(例えばポ
リエステルフィルム)を貼り、この絶縁フィルム101
によって集塵電極40の導電部が本体2に直接接触しな
いようにしてもよい。ここで、集塵電極40の導電部が
本体2に直接接触していると、本体2に埃が付着し、湿
度が高くなった時に、集塵電極40のマイナス電位が本
体2に直接移行し、本体2が高い電位を帯びる可能性が
あるが、集塵電極40の本体2との接触部分40aに絶
縁フィルム101を被覆することによって、集塵電極4
0の導電部と本体2とが直接接触することがなく、集塵
電極40のマイナス電位が本体2に直接移行するのを防
止できるので、安全性を高めることができる。
【0017】さらに、上記のように集塵電極40に部分
的に絶縁フィルム101を貼る代わりに、集塵電極40
の表面の略全面にわたって導電性物質を絶縁材に混入し
て構成される被覆材を貼るようにしてもよい。この被覆
材としては例えば導電ポリマーを混入したポリエステル
フィルムや、ポリエステルフィルムの表面に酸化インジ
ウムを蒸着したもの等が用いられる。この場合、被覆材
を集塵電極40の表面に貼り易くなり、しかも上記被覆
材で集塵電極40の表面を覆うことによって、集塵電極
40の導電部が本体2に直接接触しなくなるので、集塵
電極40のマイナス電位が本体2に直接移行するのを極
力防止でき、安全性を確保できると同時に、被覆材は導
電性を有しているので、集塵電極40の導電部の表面が
電気的に遮断されることがなく、集塵機能を十分に発揮
できるものである。
【0018】また、集塵紙41は、集塵電極40の上部
に載せた後、両端を下方に折り曲げ、次いで押さえ部4
3を回動させると、永久磁石49(図13)又はねじり
コイルバネ102(図14)によって押さえ部43が閉
じた状態で保持され、押さえ部43によって集塵紙41
の両端を押さえて止めることができ、集塵紙41を集塵
電極40に装着できる。そして、電源が投入された時、
集塵電極40には例えば−6.5kVの電圧が印加され
る。なお、集塵紙41には、一般家庭で使用されている
キッチンペーパー等を用いることができる。
【0019】集塵部6aの両側には、イオン風の流れ方
向Aと略平行な平面状に一対の消臭部7が配置されてい
る。各消臭部7は、図2に示すように、導電性を有する
枠体9の中央に隔壁部7aが設けられ、この隔壁部7a
の両側面に例えば活性炭のような消臭剤7bを収納する
収納部が設けられており、さらに枠体9の両側面には、
消臭剤7bを枠体9に固定するためのはネット状の消臭
カバー50が夫々設けられている。さらに各消臭カバー
50の外側は外気遮断カバー8で夫々覆われており、各
外気遮断カバー8によって消臭部7の未使用時に消臭剤
7bの劣化防止が図られる。さらに、各消臭部7は、図
3に示すように、外気遮断カバー8側を本体カバー13
の裏面に夫々密着させた状態で、本体カバー13に設け
た支承部51によって本体カバー13に固定されると共
に、導電性を有する枠体9が導電材(例えば銅線等)に
より回路の接地側に接続されている。
【0020】この消臭部7の下流側には、第2の放電極
ブロック16が配置される。この第2の放電極ブロック
16は、前記第1の放電極ブロック15と同様、イオン
風を誘起する機能を有しており、対応する箇所には同一
の符号を付してその説明を省略する。第2の放電極ブロ
ック16の下流側には、マイナスイオンを放出するため
のイオン化部60が配置されている。このイオン化部6
0は、図7及び図8に示すように、上方を向いた3本の
イオン化針61と、その上方に所定の間隔で配置された
イオン化針対極板62とで構成されている。イオン化針
61には例えば−6.5kVの電圧が印加され、イオン
化針対極板62は回路の接地側に接続されている。な
お、イオン化針61は1本であってもよい。
【0021】次に動作を説明する。上記構成の空気清浄
器1の電源スイッチを投入すれば、第1の放電極ブロッ
ク15(第2の放電極ブロック16も同様)の各放電線
31と対極板35、及び集塵電極40に上記のような電
圧が印加される。このとき、放電線31の近傍の空気が
電離されてプラスイオンが発生し、このプラスイオンは
マイナス電位となっている対極板35に向かって移動す
る。そして、移動の途中でプラスイオンが空気中の分子
に衝突し、プラスイオンの運動エネルギーが空気中の分
子に与えられ、空気が移動する。これがイオン風と呼ば
れる風であり、分子の移動により上方に向かうイオン風
が発生する。
【0022】このようにして生じるイオン風により、図
1に示す矢印Aの方向に本体2の下面の吸い込み口11
から上面の吹き出し口12へと向かう風の流れが生じ、
室内の汚れた空気は本体の下面より吸い込まれ、プレフ
ィルター20を通過する際に大きな粉塵が捕集され、そ
の後第1の放電極ブロック15において、空気中の粉塵
Bは上記プラスイオンと衝突してプラスに帯電される。
このプラスに帯電された粉塵Bは、イオン風により上方
に移動して、マイナス電位となっている集塵部6aの集
塵電極40に静電気力により引き寄せられ、集塵電極4
0を覆っている集塵紙41に付着する。また、空気に含
まれる臭気分子は、消臭部7を通過する際に消臭剤7b
で物理吸着又は化学分解されることにより消臭、脱臭さ
れる。
【0023】その後、第2の放電極ブロック16におい
て、第1の放電極ブロックと同様な原理でイオン風が加
速され、さらに吹き出し口12近傍に設けられているイ
オン化部60のイオン化針61によってマイナスイオン
が添加される。このイオン化部60においては、イオン
化針61の先端付近の空気が電離されてマイナスイオン
が発生し、イオン化針61と接地されたイオン化針対極
板62との間に発生した電気力線に沿って吹き出し口1
2へイオン風が導かれ、更に吹き出し側ルーバー70か
ら室内に放出される。
【0024】このように、室内の汚れた空気を吸い込み
口11から本体2内に吸い込んで消臭及び集塵を行な
い、さらにイオン化部60によって、人間の体に良いと
されているマイナスイオンを添加することで、清浄な空
気を室内に充満させることができる。ここで、集塵部6
aの下流側には、起風手段19として放電部3と対極部
4とから成る第2の放電極ブロック16が配置されてい
るので、本体2の下面の吸い込み口11から上面の吹き
出し口12へと向かうイオン風の速度が集塵部6aで弱
められても、第2の放電極ブロック16で増速されるこ
とによって、風速の低下を抑えて送風量を増加させるこ
とができる。しかも第2の放電極ブロック16の下流側
には圧力損失を招く抵抗物が存在していないため、吹き
出し口12から吹き出す風量が増加し、室内空気の清浄
効果を大幅に向上させることができる。さらに、消臭部
7の表面は、イオン風の流れ方向Aと平行や平面状に形
成されているので、風の流れにより消臭部7において臭
気の分子を消臭剤7bに捕捉することができると同時
に、イオン風の流れが消臭部7によって妨げられるよう
なことがなく、イオン風の風速の低下を抑えることがで
きると同時に、板状の集塵電極40もまた、上記消臭部
7と同様、イオン風の流れ方向Aと平行に配置されてい
るので、風の圧力損失が小さくなり、送風量を一層増加
させることができるという利点がある。
【0025】また本実施形態では、図7に示すように、
イオン化部60のイオン化針61間の間隔Dを互いに等
しく、且つ、イオン化針対極板62との距離Lよりも長
く設定してある。ちなみに、イオン風誘起タイプのもの
にあっては、人間の体に良いとされているマイナスイオ
ンを放出する手段として、イオン化針61を吹き出し口
12近傍に設けているが、1本のイオン化針61ではマ
イナスイオンの放出量に限度がある。そこで、イオン化
針61を複数本設けているが、単にイオン化針61を多
数本設置すればよいというものではなく、マイナスイオ
ンを効率良く発生させるためには、イオン化針61間の
間隔Dをイオン化針61とイオン化針対極板62との間
の距離L(>D)よりも長くすることが重要である。イ
オン化針61間の間隔が短いと、イオン化針61が干渉
し合い、マイナスイオンの数が増えないという問題が生
じるからである。
【0026】ここで図21のグラフは、3本のイオン化
針61を配置し、イオン化針61に−6.5kVの電圧
を印加すると共に、イオン化針対極板62はGNDに接
地した場合の実験結果を示しており、この実験によれ
ば、イオン化針61の間隔が30mm以内の場合には、
マイナスイオンの数は1本のイオン化針61を配置した
場合より多くならず、またイオン化針61間が60mm
以上になると、1本のイオン化針61の場合よりもマイ
ナスイオンの数が増加することが確認された。尚図22
は、イオン化針61が3本になると、マイナスイオン量
が増加することを示している。
【0027】さらに、吹き出し口12を形成する吹き出
し側ルーバー70の成形材料は非帯電材料(制電材料)
で形成するのが好ましい。この非帯電材料としては、例
えば成形材料中に親水性ポリマーを含有したものであ
り、この非帯電材料を用いて吹き出し側ルーバー70を
成形することで、帯電したプラスイオン、マイナスイオ
ンを空気中、或いは導体(例えば消臭部7の導電性を有
する枠体9等)に放電させて、成形材料の帯電を減少さ
せることができる。つまり、成形材料が帯電材料から成
る場合には吹き出し口12の成形材料がマイナスイオン
によりマイナスに帯電され、イオン化針61より発生し
た吹き出し口12より放出されるマイナスイオンが、上
記マイナスに帯電された吹き出し口12の成形材料に反
発して、マイナスイオンが吹き出し口12より出にくく
なる。これに対して本実施形態では、非帯電材料によっ
て成形材料の帯電を減少させることができるので、上記
イオン化針61を長い距離で配置したことと相まって、
人間の体に良いマイナスイオンを効率良く且つ多量に発
生させることが可能となる。
【0028】次に、起風手段19の他の実施形態を説明
する。上記実施形態では、放電部3と対極部4とで起風
手段19を構成したが、これに代えて、例えば図15に
示すように、起風手段19をモータで駆動されるファン
80で構成して、下方から上方への風の流れを発生させ
て、風速を速くできるようにしてもよい。この場合、フ
ァン80は本体2内を上下に仕切る仕切部81の開口部
81aに設けられ、ファン80の周囲を整流カバー81
bにて覆っている。なお、ファン80により大風量を発
生させるためには、ファン80の回転数を増加しなけれ
ばならず、騒音が大きくなることから、騒音が少ない少
風量に設定して、ファン80を静音で動作させることに
よって、寝室などの騒音が問題になり易い場所で問題な
く使用できるようになる。
【0029】更に他の実施形態として、図16に示すよ
うに、起風手段19をニクロム線などのヒータ82と、
このヒータ82を発熱させるヒータ回路(図示せず)と
で構成してもよい。この場合、ヒータ82の発熱によっ
て温度差を発生させると空気の上昇気流が発生すること
を応用して、風速を速くすることができる。尚、発熱量
が大きいと、部屋の温度上昇が問題となるので、問題と
ならない発熱量に設定しておくことが望ましい。
【0030】更に他の実施形態として、図17に示すよ
うに、起風手段19を羽根部84と、この羽根部材84
を振動させる電磁石ブロック85等から成る振動手段8
3で構成し、羽根部材84を振動させることによって上
方に向かう風を発生させるようにしてもよい。つまり、
電磁石ブロック85で往復運動(振動)をする往復運動
部に、羽根部材84の一端を連動させることにより、羽
根部材84を軸84aを中心に往復運動することによっ
て、図17の矢印方向に羽根部材84が振動して風を発
生させることができるものである。
【0031】なお、上記各実施形態では、イオン化部6
0のイオン化針61を第2の放電極ブロック16の下流
側に配置していたが、例えば図18に示すように、イオ
ン化針61を第2の放電極ブロック16の対極板35と
一体化してもよい。この場合、イオン化針61と対極板
35は例えば−6.5kVの同電位なので、両者を一体
化することによって、高圧配線が共通化できるという利
点がある。また、第2の放電極ブロック16は、第1の
放電極ブロック15の場合と同様、本体2に対して着脱
自在に装着されているため、この放電極ブロック16の
汚れに対して容易に洗浄できる構造となっている。さら
に、イオン化部60の周囲はイオン化針カバー86で覆
われており、イオン化針61の先端で手を怪我する恐れ
をなくしている。本実施形態では、指がイオン化針61
に触れないようにするために、イオン化針カバー86を
指が入らないように格子状に形成して、安全性を確保し
ている。またイオン化針カバー86の下端に係合部91
が設けられていると共に、第2の放電極ブロック16の
対極板35に該イオン化針カバー86の係合部91が嵌
合する嵌合穴92が設けられており、イオン化針カバー
86が第2の放電極ブロック16に一体に取付けられて
いる。
【0032】ところで、起風手段19となる第2の放電
極ブロック16等を設けることによって、本体2の全体
高さが高くなるのは避けられないが、本実施形態のよう
に第2の放電極ブロック16の対極板35とイオン化針
61とを一体化することによって、本体2の全体高さを
低くできるという利点がある。尚、図18では1本のイ
オン化針61を設けた構造を例示しているが、イオン化
針61の数は複数本であってもよい。
【0033】図18の変形例を図19及び図20に示
す。この実施形態では、第2の放電極ブロック16の対
極部4において、イオン化針61側の面から支持部87
を突出させ、この支持部87にイオン化針カバー86′
を支持している。このイオン化針カバー86′は、図2
0(a)に示すような円筒状のもの、或いは図20
(b)に示すような逆円錐状のものであってもよく、こ
のようなイオン化針61のみをカバーするイオン化針カ
バー86′を用いることによって、イオン化針カバー8
6′を小型化できるという利点がある。
【0034】図23〜図26は第1の放電極ブロック1
5′の他の実施形態を示している。この第1の放電極ブ
ロック15′以外の他の構成は図1〜図10の実施形態
と同様であり、対応する部分には同一符号を付して、そ
の詳しい説明は省略する。この第1の放電極ブロック1
5′は、図26に示すように、上下に開口する矩形状の
電極枠30と、この電極枠30内の下部に配置された数
本の放電針100と、電極枠30内の上部側に平行に並
べて配置された導電性薄鋼板から成る複数枚の対極板3
5とで構成されている。対極板35は、その両端が電極
枠30に設けた対極板端子部37(図11)に接続され
ている。また、放電針100は、例えば半田付けにより
導電性薄鋼板からなる放電端子部103上に取付けられ
ている。本実施形態では、図26に示すように、2本の
放電端子部103上に3本の放電針100がそれぞれ取
付けられて放電針部102が構成されていると共に、各
放電端子部103の両端部が電極枠30の両端面にそれ
ぞれ取付けられている。そして、本体2に設けた接点バ
ネ39(図6)を通じて放電針100には例えば−6.
5kVの電圧が印加され、対極板35には例えばGND
電位がそれぞれ印加されるようになっている。放電針1
00は例えば先鋭度のあるステンレスで構成されている
が、必ずしもこれに限定されるものではない。また放電
針100及び放電端子部103の数も図26の実施形態
に限定されるものではない。
【0035】しかして、電源スイッチを投入すれば、第
1の放電極ブロック15′の各放電針100と対極板3
5に上記のような電圧が印加される。なお、集塵部にお
ける集塵電極40及び第2の放電極ブロック16にも前
記実施形態と同様な電圧が印加されるが、この点につい
ての説明は省略する。第1の放電極ブロック15の放電
針100にマイナス電圧が印加されると、放電針100
近傍の空気が電離されてマイナスイオンが発生する。こ
のマイナスイオンは、GND電位となっている対極板3
5に向かって移動する。このとき空気の中性分子との衝
突で空気が移動して、イオン風と呼ばれる上方に向かう
イオン風が発生すると共に、空気中の粉塵はマイナスに
帯電される。このようにして生じるイオン風により、本
体下面の吸い込み口11から上面の吹き出し口12へと
向かう流れが生じ、マイナスに帯電している粉塵はプラ
ス電位となっている集塵部6aに引き寄せられて、捕集
されるものである。また、放電針部102が汚れた場合
は、本体カバー13を外すことによって電極枠30を取
り出して歯ブラシ等で放電針100及び放電端子部10
3を容易に洗浄できるものである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、空気中の粉塵を帯電させてイオン風
を誘起する粉塵荷電手段及びイオン風誘起手段と、イオ
ン風の流れ方向と略平行に配置された略平板状の集塵部
を有する電気的集塵手段と、マイナスイオンを放出する
イオン化部とが本体内部に収納されて成る空気清浄器で
あって、電気的集塵手段よりも空気の吸い込み口側に粉
塵荷電手段及びイオン風誘起手段を構成する放電部と対
極部とを配設すると共に、電気的集塵手段よりも空気の
吹き出し口側に風の速度を加速する起風手段を配設した
ことにより、電気的集塵手段を備えたイオン風誘起タイ
プの空気清浄器であっても、イオン風の風速を起風手段
によって速めることができ、送風量が増加して室内空気
の清浄効果を大幅に向上させることができるものであ
る。
【0037】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の起風手段を、放電部と対極部とを有する放電極ブロッ
クで構成したから、請求項1記載の効果に加えて、放電
極ブロックでイオン風が誘起されて、イオン風の速度が
増速されることにより、風速低下を防止でき、送風量を
より増加させることができる。また請求項3記載の発明
は、請求項1記載の起風手段を、ファンで構成したか
ら、請求項1記載の効果に加えて、ファンを回転させて
下方から上方への風の流れを発生させることで、風速が
速くなる。またファンを騒音が少ない少風量に設定する
ことで、ファンを静音で動作させることができ、寝室な
どの騒音が問題になり易い場所で問題なく使用できるよ
うになる。
【0038】また請求項4記載の発明は、請求項1記載
の起風手段を、上昇気流を発生させるヒータで構成した
から、請求項1記載の効果に加えて、ヒータの発熱によ
って温度差を発生させることにより、上昇気流が発生し
て風速を速めることができる。また請求項5記載の発明
は、請求項1記載の起風手段を、空気を振動させる振動
手段で構成したから、請求項1記載の効果に加えて、振
動手段にて空気を振動させることによって上方に向かう
風を発生させることができ、風速を速めることができ
る。
【0039】また請求項6記載の発明は、請求項1記載
のイオン化部の周囲をイオン化針カバーで被覆したか
ら、請求項1記載の効果に加えて、イオン化部のイオン
化針の先端で手を怪我する恐れがなく、メンテナンス時
の安全性を確保できる。また請求項7記載の発明は、請
求項6記載のイオン化針カバーを起風手段の対極部によ
り支持したから、請求項6記載の効果に加えて、イオン
化針カバーの上方への突出高さをできるだけ低くして、
空気清浄器のコンパクト化に寄与できると共に、イオン
化針と対極板を同電位とすることで、両者の高圧配線の
共通化が可能となり、配線構造の簡素化を図ることがで
きる。
【0040】また請求項8記載の発明は、請求項6記載
のイオン化針カバーをイオン化部側の面よりも突出した
支持部により支持したから、請求項6記載の効果に加え
て、イオン化部を利用してイオン化針カバーを容易に支
持できると同時に、イオン化針カバーの小型化を図るこ
とが可能となる。また請求項9記載の発明は、請求項1
又は6又は8記載のイオン化部を、複数のイオン化針
と、イオン化針と所定の距離をあけて配置されたイオン
化針対極板とで構成し、イオン化針相互間の距離を互い
に等しく、且つ、イオン化針対極板との距離よりも長く
設定したから、請求項1又は6又は8記載の効果に加え
て、イオン化針同志の干渉を防いで、マイナスイオンの
数を増やすことができ、イオン化部からのマイナスイオ
ンを効率良く且つ多量に発生させることができる。
【0041】また請求項10記載の発明は、請求項1記
載の吹き出し口の成形材料を非帯電材料で構成したか
ら、請求項1記載の効果に加えて、成形材料の帯電を減
少させることができ、イオン化部からのマイナスイオン
を効率良く且つ多量に発生させることができる。また請
求項11記載の発明は、請求項1記載の電気的集塵手段
は、本体側に支持される集塵電極を備えると共に、集塵
電極の本体に接触する部分には絶縁フィルムが被覆され
ているから、請求項1記載の効果に加えて、絶縁フィル
ムによって集塵電極の導電部が本体に直接接触するのを
防止でき、従って、本体に埃が付着し、湿度が高くなっ
たときに集塵電極のマイナス電位が本体に移行して本体
が高い電位を帯びる可能性がなくなり、安全性が高めら
れる。
【0042】また請求項12記載の発明は、請求項1記
載の電気的集塵手段は、本体側に支持される集塵電極を
備えると共に、集塵電極の表面には絶縁材に導電性物質
が混入されてなる被覆材が貼着されているから、請求項
1記載の効果に加えて、絶縁材に導電性物質が混入され
てなる被覆材を集塵電極の表面に貼ることによって、集
塵電極の導電部が本体に直接接触するのを防止でき、従
って、本体に埃が付着し、湿度が高くなったときに集塵
電極のマイナス電位が本体に移行して本体が高い電位を
帯びる可能性を出来る限りなくすことができ、安全であ
ると同時に、被覆材は導電性を有するので集塵電極の導
電部と集塵紙との間が電気的に遮断されることがなく、
集塵機能を十分に発揮できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す概略断面図であ
る。
【図2】同上の消臭部の一部破断した分解斜視図であ
る。
【図3】同上の消臭部の取付け状態を説明する斜視図で
ある。
【図4】同上の空気清浄器の斜視図である。
【図5】同上の本体カバーを取外した状態の斜視図であ
る。
【図6】同上の第1及び第2の放電極ブロックを取外し
た状態の斜視図である。
【図7】同上の本体の正面断面図である。
【図8】同上の本体の側面断面図である。
【図9】(a)は同上のプレフィルターの概略正面図、
(b)は側面図である。
【図10】同上の放電極ブロックを説明する平面図であ
る。
【図11】同上の放電極ブロックの斜視図である。
【図12】(a)は同上の放電極ブロックの側面図、
(b)は平面図である。
【図13】同上の集塵部の斜視図である。
【図14】(a)は同上の集塵部の他例の斜視図、
(b)はねじりコイルバネの斜視図である。
【図15】他の実施形態の断面図である。
【図16】更に他の実施形態の断面図である。
【図17】更に他の実施形態の断面図である。
【図18】更に他の実施形態の斜視図である。
【図19】更に他の実施形態の斜視図である。
【図20】(a)は同上のイオン化針カバーの説明図、
(b)はイオン化針カバーの他の実施形態の説明図であ
る。
【図21】同上のイオン化針の間隔とマイナスイオン数
との関係を示すグラフである。
【図22】同上のイオン化針の本数とマイナスイオン数
との関係を示すグラフである。
【図23】更に他の実施形態を示す断面図である。
【図24】同上の放電針部を説明する正面図である。
【図25】同上の放電針部を説明する側面図である。
【図26】(a)は第1の放電極ブロックの側面図、
(b)は平面図である。
【符号の説明】
3 放電部 4 対極部 5 イオン風誘起手段 6 電気的集塵手段6 11 吸い込み口 12 吹き出し口 19 起風手段 40 集塵電極 60 イオン化部 61 イオン化針 80 ファン 82 ヒータ 83 振動手段 86 イオン化針カバー 87 支持部 101 絶縁フィルム

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気中の粉塵を帯電させてイオン風を誘
    起する粉塵荷電手段及びイオン風誘起手段と、イオン風
    の流れ方向と略平行に配置された略平板状の集塵部を有
    する電気的集塵手段と、マイナスイオンを放出するイオ
    ン化部とが本体内部に収納されて成る空気清浄器であっ
    て、電気的集塵手段よりも空気の吸い込み口側に粉塵荷
    電手段及びイオン風誘起手段を構成する放電部と対極部
    とを配設すると共に、電気的集塵手段よりも空気の吹き
    出し口側に風の速度を加速する起風手段を配設して成る
    ことを特徴とする空気清浄器。
  2. 【請求項2】 起風手段は、放電部と対極部とを有する
    放電極ブロックで構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の空気清浄器。
  3. 【請求項3】 起風手段は、ファンから成ることを特徴
    とする請求項1記載の空気清浄器。
  4. 【請求項4】 起風手段は、上昇気流を発生させるヒー
    タから成ることを特徴とする請求項1記載の空気清浄
    器。
  5. 【請求項5】 起風手段は、空気を振動させる振動手段
    から成ることを特徴とする請求項1記載の空気清浄器。
  6. 【請求項6】 イオン化部の周囲をイオン化針カバーで
    被覆して成ることを特徴とする請求項1記載の空気清浄
    器。
  7. 【請求項7】 イオン化針カバーを起風手段の対極部に
    より支持したことを特徴とする請求項6記載の空気清浄
    器。
  8. 【請求項8】 イオン化針カバーをイオン化部側の面よ
    りも突出した支持部により支持したことを特徴とする請
    求項6記載の空気清浄器。
  9. 【請求項9】 イオン化部を、複数のイオン化針と、イ
    オン化針と所定の距離をあけて配置されたイオン化針対
    極板とで構成し、イオン化針相互間の距離を互いに等し
    く、且つ、イオン化針対極板との距離よりも長く設定し
    たことを特徴とする請求項1又は6又は8記載の空気清
    浄器。
  10. 【請求項10】 吹き出し口の成形材料が非帯電材料か
    ら成ることを特徴とする請求項1記載の空気清浄器。
  11. 【請求項11】 電気的集塵手段は、本体側に支持され
    る集塵電極を備えると共に、集塵電極の本体に接触する
    部分には絶縁フィルムが被覆されていることを特徴とす
    る請求項1記載の空気清浄器。
  12. 【請求項12】 電気的集塵手段は、本体側に支持され
    る集塵電極を備えると共に、集塵電極の表面には絶縁材
    に導電性物質が混入されてなる被覆材が貼着されている
    ことを特徴とする請求項1記載の空気清浄器。
JP16834497A 1996-06-26 1997-06-25 空気清浄器 Pending JPH10235221A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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